JP4814943B2 - データ送信回路、および送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、LSIの間のデータ送受信、チップ内の複数の素子や回路ブロックの間のデータ送受信、ボード間や筐体間のデータ送受信など、各種のデータ送受信システムにおけるデータ送信回路および送信方法に関する。
一般的に損失が大きい伝送線路や、特性インピーダンスに不連続が存在する伝送線路やケーブルを介してデータ送受信を行う場合には、伝送線路における損失や特性インピーダンスの不連続に起因する信号波形の劣化を補うための等化回路(イコライザ)が用いられる。伝送線路における損失は符号間干渉(インター・シンボル・インターフェァレンス)ISI成分を受信波形に生じさせ、特性インピーダンスの不連続は反射成分を生じさせる。
図1は、バックプレーンを介したデータ送受信システムの従来例である。送信回路の出力波形と受信回路への入力波形とが示されているが、ISI成分と反射成分のために受信回路への入力波形に崩れが生じている。
図2は、データ送受信システムにおける受信回路の従来例の構成ブロック図である。同図において、送信回路(Tx)100から伝送線路101を介して伝送される送信データは、受信回路(Rx)102の内部のデシージョン・フィードバック・イコライザ(DFE)105に対する入力データRX_INとして与えられる。このDFE105は、代表的な等化回路としてのIIR(インフィニット・インパルス・レスポンス)フィルタに相当する等化回路であり、このDFE105の出力データRDTは、デマルチプレクサ106によってシリアルデータからパラレルデータに変換され、出力データRX_OUTとして受信回路102から出力される。DFE105は、入力信号の論理値を判定するデシージョン回路の出力を利用してIIRフィルタを構成するものであるが、その詳細については後述する。
図2の送信回路102の内部のクロック・リカバリー・ユニット107は、出力データの時間的揺らぎを検出し、その検出結果を位相コードとしてクロック位相調整回路108に出力する。クロック位相調整回路108はクロックの位相を調整し、データの時間的中心位置でのサンプリングを可能とするための調整後のクロックをDFE105に与えるものである。分周回路109は、デマルチプレクサ106によって、例えば10GHzのシリアルデータを330MHzのパラレルデータに変換する場合に必要なクロックを生成するものである。
図3は、図2のデシージョン・フィードバック・イコライザ(DFE)105の構成例である。同図においてDFEは、基本的にはフリップ・フロップ(FF)によって構成されるデシージョン回路111、その後段に直列に接続されるn−1個のFF112から112n−1、デシージョン回路111を含むすべてのFFの出力を増幅する増幅器114から114、伝送線路101から入力される入力データRX_INから、すべての増幅器114から114までの出力を減算する減算器115によって構成されている。
図3のDFEの動作について図4、図5を用いて説明する。図4は、伝送線路のパルス応答測定方式の一例の説明図である。同図において送信回路100から、伝送線路101を介して単一のパルス、すなわちユニット・パルスが送られ、受信回路102の入力側に備えられるモニタ120によって応答波形が測定される。ここで送信回路100から出力されるユニット・パルスはデータ“1”に対応する高さを持ち、その幅は1ユニット・インターバルである。このユニット・インターバル(UI)は、データ転送レートに対応するクロックの1周期分の長さであり、例えばクロック周波数が5GHzであるとすると、1ユニット・インターバル(UI)は200psとなる。なおこのようなユニット・パルスを伝送線路101に入力した場合の受信回路102の入力側における応答を、簡単のために以後の説明では“ユニット・パルス応答”と呼ぶことにする。
図5は、このユニット・パルス応答の例である。同図においては、伝送線路101へのユニット・パルス入力時点を時刻0として、ユニット・インターバルUIを単位とする時間に対応してユニット・パルス応答の波形が示されている。最初のピークの高さaは入力ユニット・パルスに対する本来の応答成分であり、この成分aの近くの成分aからaは前述のISI成分であり、またピークaから離れた位置にあるan−1、a、an+1...の成分が反射成分である。
図3においてデシージョン回路111は、このユニット・パルス応答に相当する入力信号データの論理値を判定し、その結果としてH、またはLのデータを出力し、そのデータは後段のFF112から112n−1の間で1クロック毎にシフトされ、すべてのFFの出力に増幅器114から114までの増幅度aからaが乗算され、乗算結果が入力データRX_INから減算器115によって減算される。増幅率aからaはタップ係数と呼ばれ、図5の各成分の値に相当する。すなわちDFE105は、干渉成分に対応する振幅値をタップ係数として持ち、過去の入力信号による干渉成分を現在の入力信号から差し引くものであるが、さらなる詳細については次の文献に記述されている。
N.Krishnapura etal."A 5Gb/s NRZ Transceiver with Adaptive Equalization for Backplane Transmission",IEEE Int.Solid − State Circuits Conf.,pp.60,61,585,Feb.,2005 Jan W.M.Bergmans,"DIGITAL BASEBAND TRANSMISSION AND RECORDING",Chap.6,pp.265−300,Kluwer Academic Publishers,1996.
以上のようにデシージョン・フィードバック・イコライザを構成するIIRフィルタは、従来においては受信回路側に備えられている。このIIRフィルタは伝送線路やケーブルにおける損失に起因するISI成分や、受信回路の入力側における特性インピーダンスの不連続(終端抵抗のミスマッチ)による反射成分の除去などには有効である。しかしながら伝送線路やケーブルの途中に特性インピーダンスの不連続点が存在するような場合には、その不連続点における反射成分は受信回路側のみではなく、送信回路側にも伝達される。この送信回路側に伝達される反射成分は送信回路側で除去することが有効であるが、従来は送信回路側にIIRフィルタが備えられておらず、送信回路側でこの反射成分を除去することはできないという問題点があった。
また一般的にも、IIRフィルタは受信回路側に備える方が有利と考えられていた。前述のように受信回路は入力シリアルデータをパラレルデータに変換して出力するが、そのためのデマルチプレクサを構成するフリップ・フロップが、現時点における入力データのみならず、その入力データを基準とする過去数ビットのデータを保有している。そこでこれらのフリップ・フロップの出力データを利用してIIRフィルタを構成することによって、追加すべき回路素子の数を最小限に抑えながら、反射成分を抑制することができる等化回路が搭載可能である。
しかしながら近年ユーザのニーズに応じて、様々な形態の伝送線路やケーブルの構成に対応した受信回路が必要となっている。このためIIRフィルタのタップ係数を自動的に決める適応等化回路の開発が盛んに行われている。この適応等化回路に含まれるタップ係数を算出するアルゴリズムを実現する制御回路は一般的に規模が大きく、受信回路内に適応等化のための制御回路を搭載することは非常に困難になっているという問題点があった。これに対して送信回路側は受信回路側に比べて、IIRフィルタを搭載するための回路増大に対してマージンがあると考えられる。
さらに受信回路側では、ビット・エラー・レートが高いデータを受信する場合も存在し、この場合には誤った論理データに基づいてIIRフィルタのタップ係数の計算が行われるために、IIRフィルタを用いることによって入力信号波形がより劣化する可能性があるという問題点があった。これに対して送信回路側が有する論理データは常に正しいと考えられ、送信回路にIIRフィルタを備えることによって、タップ係数の計算が正確となり、常に正しく反射成分の抑制が行われるものと期待される。
本発明の目的は、伝送線路やケーブル上の特性インピーダンスの不連続に起因する反射成分を抑制するためのIIRフィルタをデータ送信回路側に備えることによって、正確な反射抑制を可能とするとともに、データ受信回路側の回路規模増大を防止することである。
本発明のデータ送信回路は、伝送回路を介して受信側にデータを送信する回路であり、少なくとも反射抑制成分生成回路と、データ出力回路とを備える。
反射抑制成分生成回路は、伝送路上に存在する特性インピーダンスの不連続に起因する反射を抑制するための反射抑制成分を生成するものであり、データ出力回路は受信側に現時点で送信すべきデータに加えて、反射抑制成分を増幅して伝送線路に出力するものである。
本発明においては、反射抑制成分生成回路と、データ出力回路の内部の一部の増幅回路と加算回路とがIIRフィルタを構成することによって、伝送線路やケーブル上の特性インピーダンスの不連続に起因する反射成分を正しく抑制することが可能となる。
バックプレーンを介したデータ送受信系の説明図である。 受信回路の従来例の構成を示すブロック図である。 図2のデシージョン・フィードバック・イコライザの構成例の回路図である。 伝送線路のパルス応答測定方式の説明図である。 図4の方式を用いたパルス応答波形の例である。 本発明のデータ送信回路の原理構成ブロック図である。 本発明におけるデータ送受信方式の基本説明図である。 第1の実施例における送信回路の構成ブロック図である。 図8におけるメイン・データ・パス回路の構成ブロック図である。 図9の回路の動作例のタイミングチャートである。 図8のリフレクション・データ・パス回路の構成ブロック図である。 図11の回路の動作例のタイミングチャートである。 図8の出力ドライバの構成回路図である。 第2の実施例における送信回路の構成ブロック図である。 図14におけるメイン・データ・パス回路の構成ブロック図である。 図15の回路の動作例のタイミングチャートである。 図14のリフレクション・データ・パス回路の構成ブロック図である。 図17の回路の動作例のタイミングチャートである。 第3の実施例における送信回路の構成ブロック図である。 受信回路入力側におけるデータアイ波形の例(その1)である。 受信回路入力側におけるデータアイ波形の例(その2)である。
図6は、本発明のデータ送信回路の原理構成ブロック図である。同図においてデータ送信回路1は、反射抑制成分生成回路2、データ出力回路3、およびプリエンファシス成分生成回路4を備える。
反射抑制成分生成回路2は、後述する実施例においてはリフレクション・データ・パス回路であり、例えば複数のフリップ・フロップ、およびセレクタによって構成され、過去の送信データを時間的に遅延させて、伝送線路上に存在する特性インピーダンスの不連続に起因する反射を抑制するための反射抑制成分として出力するものである。
データ出力回路3は、例えば出力ドライバであり、受信側に現時点で送信すべきデータを、例えばメイン・ドライバによって増幅し、また反射抑制成分をリフレクション・キャンセレーション用サブ・ドライバによって増幅し、それらの増幅結果を電流的に加算して伝送線路に出力するものである。
さらにプリエンファシス成分生成回路4は、伝送線路などの損失による符号間干渉を抑制するためのプリエンファシス成分を生成する、例えばメイン・データ・パス回路であり、例えば複数のフリップ・フロップによって構成され、現時点で受信側に送信すべきデータに加えて、過去の送信データを時間的に遅延させて出力するものである。この出力に対応して、データ出力回路3は、前述のように、その内部のメイン・ドライバによって現時点の出力データを増幅し、プリエンファシス用サブ・ドライバによって時間的に遅延したデータを増幅し、前述の反射抑制成分の増幅結果と電流的に加算し、伝送線路に出力する。
図7は、本発明の反射成分抑制方式を用いるデータ送受信システムの基本構成図である。同図において、送信回路(Tx)5と受信回路(Rx)6との間に特性インピーダンスの不連続7が存在するが、本発明においては送信側に反射成分を除去するためのリフレクション・キャンセレーション8を備え、送信回路5とリフレクション・キャンセレーション8の出力を加算器9によって加算し、伝送線路に出力することによって、不連続7に起因する反射成分、すなわち伝送線路やケーブルの途中における不連続点からの反射成分を効率よく除去することができる。
これによって受信回路6側における回路規模の増大という問題点が避けられるとともに、受信回路6の設計の自由度が大きくなる。また送信回路5側で送信に用いるデータの論理値は常に正しく、このデータに基づいて行われるリフレクション・キャンセレーション8のためのIIRフィルタ内の計算結果も常に妥当であり、正しい反射抑制を行うことができる。
図8は、本発明の第1の実施例における送信回路の構成ブロック図である。同図において送信回路10は、試験用の擬似信号を発生するPRBS(プシュード・ランダム・ビット・シーケンス)データパターン生成回路11、2つのセレクタ12、13、先入れ先出しメモリ(FIFO)14、マルチプレクサ15、分周回路16、メイン・データ・パス回路17、リフレクション・データ・パス回路18、および出力ドライバ19を備え、分周回路16は、例えば送信回路10の外部のPLL回路20に接続されている。
セレクタ12は、PRBSデータパターン生成回路11の出力、または外部から与えられる送信用のパラレルデータとしてのユーザデータのいずれかを選択して出力する。PRBSデータパターン生成回路11は、PLL回路20によって生成されたクロックの、分周回路16による分周結果としての低速クロックに同期して動作する。
セレクタ13は、セレクタ12に与えられるユーザデータと同期したクロックとしてのユーザクロックと、分周回路16によって出力される低速クロックのいずれかを選択して出力するが、セレクタ12とセレクタ13の選択制御は、外部から与えられるデータ・セレクタ・シグナルによって制御される。
セレクタ12、および13の出力は、先入れ先出しメモリ(FIFO)14に与えられる。このFIFO14は、クロック乗せ換えを目的とするものであり、外部から与えられるユーザデータ、またはPRBSデータパターン生成回路11の出力する試験用データを、分周回路16の出力する低速クロックに同期させてマルチプレクサ15に出力する。マルチプレクサ15によってシリアル化されたデータ(MUXDT)は、メイン・データ・パス回路17と、リフレクション・データ・パス回路18とに与えられる。
メイン・データ・パス回路17は、後述するようにシリアルデータMUXDTを1クロック単位に遅延させる複数のフリップ・フロップによって構成され、出力ドライバとともに等化回路の1つの機能としてのプリエンファシス機能を実現するものである。プリエンファシス機能は、前述の符号間干渉(ISI)成分をキャンセルしてデータに含まれる高周波成分を強調し、図5で説明したデータ振幅aのピークの立ち上がりをより急峻にするものである。
リフレクション・データ・パス回路18は、後述するように複数のセレクタと多数のフリップ・フロップによって構成され、出力ドライバ19とともに伝送線路やケーブルの途中におけるインピーダンスの不連続点からの反射成分を除去するためのIIRフィルタを構成するものである。
出力ドライバ19は、伝送線路に送信(Tx)データを出力するものであるが、後述するようにメイン・データ・パス回路17から出力される現在時刻の送信データに対応するメイン・ドライバと、メイン・データ・パス回路17、リフレクション・データ・パス回路18によって出力される複数の遅延信号成分に対応する複数のサブ・ドライバを備えている。
図9は、図8におけるメイン・データ・パス回路17の構成を示す。メイン・データ・パス回路17は、図8のマルチプレクサ15の出力するデータMUXDTが入力される三段のフリップ・フロップ(FF)22から22によって構成されている。これら3個のFF22から22は、PLL回路20の出力する高速クロックの立ち上がりエッジに同期して入力データを取り込むものである。この高速クロックCLKの周波数は、例えば送信回路10の出力データレートに相当するものであり、出力Txデータのレートが5Gb/sであればCLKの周波数は5GHzである。
図9のメイン・データ・パス回路の動作について図10のタイミングチャートを用いて説明する。マルチプレクサ15から出力されるデータMUXDTは、そのまま現在時刻の送信データx[n]として用いられる。FF22から出力されるデータは、現在時刻の送信データを1クロック分遅延(D)させたDx[n]となり、同様にFF22からはDx[n]、FF22からはDx[n]が出力され、メイン・データ・パス回路17からは、現在時刻の送信データx[n]とともに、x[n]を基準とした過去3クロック分、すなわち過去3UI分のデータが出力される。
図11は、図8のリフレクション・データ・パス回路18の構成ブロック図である。同図においてリフレクション・データ・パス回路18は、6個のセレクタ26から26、これらのセレクタの前段に備えられるそれぞれ複数の6個のFF群25から25、セレクタ26の出力が、順次入力される7段のFF28から28によって構成されている。ここで例えばFF群25の2FF、25の4FFはそれぞれ2個のFF、4個のFFが直列接続されていることを示す。他の8FF25などについても同様である。
図11における各セレクタ26から26に対する選択制御信号として、外部からセレクタ・シグナルが与えられるが、このリフレクション・データ・パス回路の動作について図12のタイミングチャートを用いて説明する。図8のマルチプレクサ15から出力されたデータMUXDTは、2FF25によって2クロック分遅延させられた信号DLY2DTとしてセレクタ26に与えられる。セレクタ26から26は、外部から与えられるセレクタ・シグナルに従ってそれぞれ2つの入力の何れかを選択して出力することになり、最終段のセレクタ26の出力信号は、このセレクタ・シグナルの値に対応してマルチプレクサ15の出力データMUXDTとしてのx[n]を、一般的にNクロック分だけ遅延させたDx[n]として表現される。
セレクタ26の出力データは7段のFF28から28に順次入力され、結果としてリフレクション・データ・パス回路18からは、セレクタ26の出力としてのDx[n]から、その信号を1クロック分ずつ遅延させた信号としてのDN+1x[n]からDN+7x[n]までの信号が出力される。すなわちリフレクション・データ・パス回路18からは、現在の送信信号x[n]をNクロック分だけ遅延させたDx[n]と、この信号を基準とした過去7UI分のデータが出力されることになる。
図13は、図8の出力ドライバ19の構成回路図である。同図において出力ドライバ19は、1個のメイン・ドライバ31、3個のプリエンファシス用サブ・ドライバ32、8個のリフレクション・キャンセレーション用サブ・ドライバ33、および2つの抵抗34、35によって構成されている。ここで合計12個のドライバは基本的に同一の差動増幅器によって構成され、各ドライバに対するゲインの制御は、外部から与えられるバイアス・コントロール・シグナルによって、各ドライバのバイアス電流を調整することによって行われる。
図13においてメイン・ドライバ31は、図9のメイン・データ・パス回路17の出力のうちの現在時刻の送信データx[n]に対応するドライバであり、またプリエンファシス用サブ・ドライバ32、すなわち3個のサブ・ドライバ32はFF22から22の出力する、現在時刻の送信データx[n]を基準とした過去3UI分のデータに対応するドライバであり、さらにリフレクション・キャンセレーション用サブ・ドライバ33、すなわち8個のサブ・ドライバ33は図11のリフレクション・データ・パス回路18によって出力されるDx[n]からDN+7x[n]に対応するドライバであり、合計12個のドライバの出力はそれぞれ抵抗34、35に接続され、電流の加算が行われる。なお各ドライバのゲインの制御はIIRフィルタのタップ係数の調整に相当する。
以上のように第1の実施例によれば、メイン・データ・パス回路17の出力のうちで、現在時刻の送信データがメイン・ドライバ31を介して、またプリエンファシス機能を実現するためのデータ成分がプリエンファシス用サブ・ドライバ32を介して、さらに伝送線路やケーブル上の特性インピーダンスの不連続に起因する反射成分を除去するための反射抑制成分がリフレクション・キャンセレーション用サブ・ドライバ33を介して、出力ドライバ19から出力されることになる。
次に本発明の第2の実施例について図14から図18を用いて説明する。この第2の実施例は、実際のインプリメントを比較的容易にするための実施例であり、送信回路における内部信号のデータとクロックの周波数を、実際の送信データのデータレートに対応する周波数より低く抑えることによって、回路規模の増加はあるものの、より実現しやすいものとなる。
図14は、第2の実施例における送信回路の構成ブロック図である。同図を第1の実施例に対する図8と比較すると、図8ではマルチプレクサ15の出力がそのまま同時にメイン・データ・パス回路17とリフレクション・データ・パス回路18とに出力されるのに対して、図14ではマルチプレクサ37が4入力、2出力の動作を行い、一方の出力MUXDT0がメイン・データ・パス回路17とリフレクション・データ・パス回路18とにそのまま与えられるのに対して、他方の出力は新たに追加されたフリップ・フロップ38に与えられている点が基本的に異なっている。
またメイン・データ・パス回路17、リフレクション・データ・パス回路18、フリップ・フロップ38などに与えられるクロックとして、前述のように、第1の実施例における5GHzの半分、すなわち2.5GHzの周波数の2相クロックが用いられる。PLL回路36から出力される2相クロックのうちCLK0を正相クロックとすると、CLK180は逆相、すなわち180度位相のずれたクロックであり、メイン・データ・パス回路17、リフレクション・データ・パス回路18に対してはこれらの2相クロックCLK0/CLK180が与えられるのに対して、フリップ・フロップ38に対してはCLK180だけが与えられる。
さらに図14の送信回路内のメイン・データ・パス回路17、リフレクション・データ・パス回路18の構成要素としてのフリップ・フロップの中には、クロックの立ち上がりエッジに同期して入力データを取り込むフリップ・フロップと、クロックの立下りエッジに同期して入力データを取り込むフリップ・フロップの2種類が用いられ、この点もすべてのフリップ・フロップがクロックの立ち上がりエッジでデータを取り込むものであった第1の実施例との相違となる。その詳細については後述する。
図15は、図14の送信回路の内部のメイン・データ・パス回路17の構成ブロック図である。このメイン・データ・パス回路17に対しては、図14で説明したようにマルチプレクサ37からの出力の1つのMUXDT0と、フリップ・フロップ38の出力としてのMUXDT180とが入力され、またクロック信号として2相クロックCLK0、およびCLK180が与えられる。
メイン・データ・パス回路17は、それぞれ6個のフリップ・フロップによって構成される2つのFF群39、39と、8入力、4出力のセレクタ44によって構成される。FF群39はタイミング調整用の直列に接続された3個のFF40から40、およびその後段の3つのFF41から41によって構成されている。タイミング調整用の3つのFF40から40は、後述するリフレクション・データ・パス回路18の詳細構成において、インプリメント上必要なFFとして挿入される3つのFFに対応するものであり、出力データのタイミングを合わせるためのものである。
後段の3つのFF41から41のうちで、2つのFF41と41はクロックの立下りエッジで入力データを取り込む、すなわち負論理で動作するFFであり、これに対してFF41、タイミング調整用の3つのFF40から40は、すべてクロックの立ち上がりエッジで入力データを取り込むFFである。またクロック信号としては、2相クロックのうち、CLK0がFF群39とセレクタ44に、逆相のCLK180がFF群39に与えられる。
図15のメイン・データ・パス回路17の動作について図16のタイミングチャートを用いて説明する。前述のように図15のFF群39に対しては入力データとしてMUXDT0が与えられ、図14のマルチプレクサ37から出力される1個おきのデータD0、D2、D4,...がタイミング調整用の3個のFF40から40の間で順次シフトされ、2相クロックのうちの正相クロックCLK0の4周期目に、最初のデータD0がデータDT0としてセレクタ44に与えられる。
このデータDT0は、2つのFF41と41にも入力されるが、FF41は負論理で動作するものであり、クロックCLK0の立下りエッジでFF41に取り込まれ、データDT0_Aとしてセレクタ44に与えられる。一方FF41に入力されるデータD0は、クロックCLK0の5周期目の立ち上がりエッジでFF41に取り込まれ、データDT0_Bとしてセレクタ44に出力される。さらにこのデータD0は同時にFF41に入力され、CLK0の5周期目の立下りエッジで取り込まれ、データDT0_Cとしてセレクタ44に出力される。以後のデータD2以降のFF間でのシフト、およびセレクタ44への出力動作は同様であり、その説明を省略する。
一方FF群39に入力されるデータMUXDT180は図14で説明したようにFF38の出力であり、FF38はマルチプレクサ37から出力される1個おきのデータD1、D3、D5,..を2相クロックのうちの逆相クロックCLK180の立ち上がりエッジで取り込み、取り込まれたデータはタイミング調整用の3個のFF42から42の間で順次シフトされ、そして最初のデータD1は逆相クロックCLK180の4周期目にDT180としてセレクタ44に出力される。以下の動作はFF群39に対すると同様であり、その説明を省略する。
セレクタ44からのデータの最初の出力タイミングは正相クロックCLK0の6周期目の立ち上がりエッジとなる。この時点から6個のFF41から41、43から43の保持するデータが出力されており、最初の出力タイミングでは現在時点の出力データx[n]としてFF42の出力するデータD3、1クロック周期遅れたデータDx[n]としてFF41の出力するD2、2クロック周期分遅れたデータDx[n]としてFF43の出力するデータD1、3クロック周期分遅れたデータDx[n]としてFF41の出力するデータD0が出力される。これによって現在の出力データx[n]と、x[n]を基準とした過去3UI分のデータが出力される。
図17は、図14のリフレクション・データ・パス回路18の詳細構成回路図である。同図においてリフレクション・データ・パス回路は、図15のメイン・データ・パス回路と同様に、図14のセレクタ37の出力データMUXDT0と正相クロックCLK0が与えられる回路ブロック45、FF38の出力としてのMUXDT180と、逆相クロックCLK180が与えられる回路ブロック45、およびクロック信号として正相クロックCLK0が与えられる16入力、8出力のセレクタ55によって構成されている。
図17において、例えば回路ブロック45の入力側のそれぞれ1つ以上のFFによって構成される6個のFF群46から46、6段のセレクタ47から47を含む部分の構成は第1の実施例に対する図11の入力側の構成と部分的に類似している。また出力側の6個のFF49から49までの構成は、図15のメイン・データ・パス回路17の内部の、例えば3つのFF41から41の構成に類似している。
明らかに異なる構成として、3つのFF48から48がそれぞれ2段接続のセレクタの後に追加されている。これら3つのFFはインプリメントの都合上挿入されているものである。回路ブロック45の内部で、例えば点aから点cまでのデータ転送パスを考え、この転送パスの中の4つのセレクタ47から47がすべて上側のデータパスを選択した場合を考える。この時FF48、および48が存在しない場合には、1クロック周期内で点aから点cまでデータ転送を行う必要がある。ここではこのデータパスは4つのセレクタによって構成され、このデータパスに対して直列に接続される組合せ論理回路を経由して行われる必要があり、そのような組合せ論理回路の数が多くなると、クロック1周期以内で点aから点cまでデータを転送することは不可能となる。そのためこのようなデータパスにおけるデータ転送を確実に行うために、セレクタ2段毎にタイミング調整用のFF48から48が挿入されている。すなわちこれらのFF48から48は、図15の例えばFF群39の内部の3つのFF40から40に対応するものである。なお、ここではセレクタ2段毎にタイミング調整用のFFが挿入されているが、これについては当然インプリメントのテクノロジに依存する。
図17においては2つの回路ブロック45、45が図15のメイン・データ・パス回路17と同様に備えられており、このため第1の実施例に対する図11と比較すると、1つ以上のFFによって構成される6個のFF群46から46をそれぞれ構成するFFの数が、図11の6個のFF群25から25の各FF群のFFの数のそれぞれ半分になっている。またここには図示していないが5個のFF群46から46を構成するFFは、それぞれそのFF群のうちの半数のFFが正論理で動作し、半分は負論理で動作するFFによって構成され、図15の2つのFF41と41のように、正論理と負論理のFFが交互に1つずつ接続される形式となっている。
図17のリフレクション・データ・パス回路18の動作について図18のタイミングチャートを用いて説明する。図17において、例えば回路ブロック45に入力されるデータMUXDT0が入力されてからFF48から出力されるまでの遅延時間は、第1の実施例に対する図11におけると同様に、各セレクタ47から47に与えられる選択制御信号、すなわちセレクタ・シグナルによって決定される。ここではこの遅延時間は、例えば第1の実施例に対応する図11と同様に、2つの回路ブロック45、45全体でNクロック周期分とする。
例えば回路ブロック45の内部のFF48に最初に取り込まれたデータD0は、データRFDT0_Aとしてセレクタ55に出力される。このデータは同時にFF49にも入力され、クロックの立下りエッジ、すなわちクロック周期で半周期後に、FF49からRFDT0_Bとしてセレクタ55に出力される。以後の動作は図16に対すると同様であるので、その詳細な説明は省略する。
回路ブロック45側でも同様の動作が行われる。回路ブロック45に対しては、図15のFF群39に対すると同様に、図14のFF38の出力するデータMUXDT180、クロックとして逆相クロックCLK180が与えられ、外部から与えられるセレクタ・シグナルによって決定される遅延時間の後に、最初の入力データD1がFF53からデータRFDT180_Aとしてセレクタ55に出力され、またその半クロック周期後にFF54からデータRFDT180_Bとしてセレクタ55に出力される。
図16におけると同様に、2つの回路ブロック45、45の中からそれぞれ8個のデータがセレクタ55に与えられた時点で、セレクタ55はクロックCLK0の立ち上がりエッジに同期して16個のデータから8個を選択し、後段の出力ドライバ19に出力する。最初に出力される8個のデータはDx[n]に相当するD7、およびDx[n]を基準とした過去7UI分のデータ、D6からD0までである。
メイン・データ・パス回路17、およびリフレクション・データ・パス回路18の後段の出力ドライバ19の構成は第1の実施例に対する図13と同一であり、その説明を省略する。
図19は、第3の実施例における送信回路の構成ブロック図である。この第3の実施例では、例えば第1の実施例よりも伝送線路やケーブル上の特性インピーダンスの不連続点からの反射をより効率的に抑制するために、リフレクション・データ・パス回路から出力される反射抑制成分データの出力タイミングを微調整可能とする目的でフェーズ・インタポレータ(PI)60が、図8の構成に加えて追加されている。
すなわち図5で説明したように、伝送線路101からの反射成分は一般的に本来の出力データ、すなわちピークaの位置から時間的に遅れているが、この遅れは伝送線路やケーブルの長さなどに依存するものである。そこでリフレクション・データ・パス回路18が出力する反射抑制用のデータ成分の出力タイミングを、この反射成分の時間的位置にあわせることによって、反射抑制をより有効に行うことが可能となる。
図19の第3の実施例では、送信回路の外部のPLL回路61は第2の実施例で説明した正相クロック、すなわち0度位相のクロック、および逆位相、すなわち180度位相のクロックに加えて、正相クロックと90度位相のずれた90度位相のクロック、および正相クロックと270度位相がずれた270度位相のクロック、すなわち4相クロックを送信回路に供給するものとする。
送信回路の内部では、供給される4相クロックのうちで0度位相のクロックは第1の実施例に対する図8におけると同様にメイン・データ・パス回路17に与えられるが、リフレクション・データ・パス回路18にはPI60の出力するクロックが供給される。PI60は4相クロックの入力に対応して、補間によって任意の位相のクロックを生成し、そのクロックがリフレクション・データ・パス回路18に供給されることによって、反射抑制用のデータ成分の出力位相、すなわち出力タイミングの微調整が行われ、反射抑制がより高精度に行われる。
最後に本発明の効果について図20、および図21を用いて説明する。これらの図は前述の第2の実施例に対応して得られたものであり、5Gb/sのデータ転送レートを用いて、図4の受信回路(Rx)102の入力側のモニタの位置で得られたデータアイ波形である。そして伝送線路側からの反射成分が送信回路側に到達するように、伝送線路の本来の特性インピーダンス50Ωと異なる終端抵抗を、図4のモニタの位置に接続した場合の波形例である。
図20は終端抵抗の値を22Ωとしたものであり、(a)はメイン・データ・パス回路、すなわちプリエンファシス機能と、リフレクション・データ・パス回路、すなわち反射抑制機能のいずれも使用しない場合の波形であり、(b)はプリエンファシスの機能のみを有効にした場合、(c)はプリエンファシスの機能と反射抑制の機能の両方を有効にした場合の波形である。図21は終端抵抗の値を200Ωとした場合の波形を示し、いずれの終端抵抗を用いても、送信回路側にIIRフィルタを備えることによって、反射抑制が有効に行われることが明らかとなった。

Claims (8)

  1. 伝送線路を介して受信側にデータを送信する送信回路であって、
    該伝送線路上に存在する特性インピーダンスの不連続に起因する反射を抑制するための反射抑制成分を生成する反射抑制成分生成回路と、
    該反射抑制成分と前記受信側に現時点で送信すべきデータとを増幅して、前記伝送線路に出力するデータ出力回路と
    を備え、
    前記反射抑制成分生成回路は、正相クロックで動作する第1回路と逆相クロックで動作する第2回路とを含み、
    前記第1回路および前記第2回路は、
    第1セレクタと複数の第2セレクタとを含み、
    前記第1セレクタは、前記データと前記データを遅延させた遅延データとの何れかを選択し、
    前記複数の第2セレクタは、前記第1セレクタの出力若しくは前段の第2セレクタの出力と前記出力を遅延させた遅延出力との何れかを選択すること
    を特徴とするデータ送信回路。
  2. 前記データ出力回路が、
    前記現時点で送信すべきデータを増幅する第1の増幅回路と、
    前記反射抑制成分を増幅する第2の増幅回路と、
    該第1の増幅回路と第2の増幅回路との出力を加算して前記伝送路に出力する加算回路とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のデータ送信回路。
  3. 前記第1回路および前記第2回路の前記複数の第2セレクタうちの一の第2セレクタは、前記第1セレクタからの出力と前記第1セレクタからの出力をラッチするメモリからの出力の何れかを選択し、前記複数の第2セレクタうちの他の第2セレクタは、前記前段の第2セレクタからの出力と前記前段の第2セレクタからの出力をラッチするメモリからの出力との何れかを選択すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ送信回路。
  4. 前記反射抑制成分生成回路が、前記現時点で送信すべきデータより過去の送信データを時間的に遅延させて、前記反射抑制成分を生成すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ送信回路。
  5. 前記送信回路が、
    前記反射抑制成分生成回路が過去の送信データを時間的に遅延させるためのクロック信号の位相を調整して、該反射抑制成分生成回路に与えるフェーズインタポレータをさらに備えること
    を特徴とする請求項4記載のデータ送信回路。
  6. 前記送信回路が、
    前記伝送線路における損失に起因する符号間干渉を抑制するためのプリエンファシス成分を生成し、前記現時点で受信側に送信すべき送信データとともに、前記データ出力回路に出力するプリエンファシス成分生成回路をさらに備え、
    該データ出力回路が、さらに該プリエンファシス成分を増幅して、前記伝送路に出力すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ送信回路。
  7. データを第1クロックで取り込むとともに第2クロックで出力するFIFOと、
    前記FIFOの出力をシリアルデータとして前記反射抑制成分生成回路に出力するマルチプレクサと
    を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一に記載のデータ送信回路。
  8. ユーザクロックまたは分周クロックの何れかを選択して前記第1クロックとして出力する第3セレクタを含み、
    前記第2クロックは分周クロックであること
    を特徴とする請求項7に記載のデータ送信回路。
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