JP4814192B2 - エンジンの電子ガバナ - Google Patents
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Description
《問題》 異常時には故障が回復するまで運転を停止する必要がある。
調量位置検出手段が故障した異常時に制御モードを切り換えることができないため、異常時には故障が回復するまで運転を停止する必要がある。
図1に例示するように、回転数指令手段(1)と回転数検出手段(2)と回転数偏差演算手段(3)とを設け、回転数指令手段(1)で設定した目標回転数と回転数検出手段(2)で検出した実回転数との回転数偏差を回転数偏差演算手段(3)で演算し、
位置偏差演算手段(4)とアクチュエータ(5)と調量位置検出手段(7)とを設け、回転数偏差演算手段(3)で設定した燃料調量部(6)の目標調量位置と調量位置検出手段(7)で検出した実調量位置との調量位置偏差を位置偏差演算手段(4)で演算し、この位置偏差演算手段(4)でアクチュエータ(5)に供給する目標電流値を設定し、アクチュエータ(5)で燃料調量部(6)の調量位置を制御するようにした、エンジンの電子ガバナにおいて、
異常検出手段(8)と電流値検出手段(9)とモード切換指示手段(10)とモード切換手段(11)とを設け、異常検出手段(8)が調量位置検出手段(7)の異常を検出したことに基づいて、モード切換指示手段(10)がモード切換手段(11)に制御モードの切り換えを指示することにより、
調量位置検出手段(7)から位置偏差演算手段(4)に実調量位置信号(7a)を入力する正常時制御モードを、電流値検出手段(9)から位置偏差演算手段(4)にアクチュエータ実電流値信号(9a)を入力する異常時制御モードに切り換え、異常時制御モードではアクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として、位置偏差演算手段(4)で調量位置偏差を演算するようにした、ことを特徴とするエンジンの電子ガバナ。
《効果》 異常時に緊急運転を行うことができる。
図1に例示するように、異常時制御モードではアクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として、位置偏差演算手段(4)で調量位置偏差を演算するようにしたので、調量位置検出手段(7)が故障した異常時に緊急運転を行うことができる。
図1に例示するように、異常時制御モードではアクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として、位置偏差演算手段(4)で調量位置偏差を演算するようにしたので、調量位置情報を用いることなく、回転数偏差のみに基づいて制御を行う場合に比べ、目標調量位置を設定できる分だけ、緊急運転時の回転の整定速度を速くすることができる。
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 運転者に異常時運転と修理の必要性を警告することができる。
図1に例示するように、異常警告指示手段(12)と異常警告表示手段(13)とを設け、異常検出手段(8)が調量位置検出手段(7)の異常を検出したことに基づいて、異常警告指示手段(12)が異常警告表示手段(13)に異常警告表示を指示することにより、異常警告表示手段(13)で異常警告表示を行わせるようにしたので、運転者に異常時運転と修理の必要性を警告することができる。
回転数指令手段(1)と回転数検出手段(2)と回転数偏差演算手段(3)とを設け、回転数指令手段(1)で設定した目標回転数と回転数検出手段(2)で検出した実回転数との回転数偏差を回転数偏差演算手段(3)で演算する。
位置偏差演算手段(4)とアクチュエータ(5)と調量位置検出手段(7)とを設け、回転数偏差演算手段(3)で設定した燃料調量部(6)の目標調量位置と調量位置検出手段(7)で検出した実調量位置との調量位置偏差を位置偏差演算手段(4)で演算し、調量位置偏差に基づいて位置偏差演算手段(4)でアクチュエータ(5)に供給する目標電流値を設定し、アクチュエータ(5)で燃料調量部(6)の調量位置を制御するようにしている。
図1に示すように、異常検出手段(8)と電流値検出手段(9)とモード切換指示手段(10)とモード切換手段(11)とを設け、異常検出手段(8)が調量位置検出手段(7)の異常を検出したことに基づいて、モード切換指示手段(10)がモード切換手段(11) に制御モードの切り換えを指示する。
これにより、調量位置検出手段(7)から位置偏差演算手段(4)に実調量位置信号(7a)を入力する正常時制御モードを、電流値検出手段(9)から位置偏差演算手段(4)にアクチュエータ実電流値信号(9a)を入力する異常時制御モードに切り換え、異常時制御モードではアクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として、位置偏差演算手段(4)で調量位置偏差を演算する。
異常検出手段(8)には、調量位置検出手段(7)からの実調量位置信号(7a)と回転数検出手段(2)からの実回転数信号(2a)が入力される。異常検出手段(8)では、実調量位置信号(7a)と実回転数信号(2a)とに基づいて異常検出がなされ、異常検出時には、異常検出手段(8)からモード切換指示手段(10)と異常警告指示手段(12)に異常検出信号(8a)を発信する。モード切換指示手段(10)は、異常検出信号(8a)を受信すると、モード切換手段(11)に異常時モード切換指示信号(10a)を発信し、モード切換手段(11)は正常時制御モードを異常時制御モードに切り換える。異常警告指示手段(12)は、異常検出信号(8a)を受信すると、異常警告指示手段(13)に異常警告指示信号(12a)を発信する。異常警告指示手段(13)は警告ランプであり、異常警告指示信号(12a)を受信すると、点灯して、異常警告を行う。異常時制御モードでは、アクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として用いるが、アクチュエータ実電流値は、低負荷領域では実調量位置と比例し、相関性が高いものの、高負荷領域では実調量位置との比例関係が崩れ、相関性が低くなるため、異常時制御モードでは、高負荷運転は避ける必要がある。
ステップ(S1)でエンジン回転数が0を越えているかどうかが判断され、判断が肯定である場合には、ステップ(S2)で実調量位置信号がないかどうかが判断され、判断が肯定である場合には、ステップ(S3)で調量位置検出手段(7)が故障であるとの異常検出がなされ、ステップ(S4)で異常時モードに切り換えられ、ステップ(S5)で異常警告表示がなされる。
(2) 回転数検出手段
(3) 回転数偏差演算手段
(4) 位置偏差演算手段
(5) アクチュエータ
(6) 燃料調量部
(7) 調量位置検出手段
(7a) 実調量位置信号
(8) 異常検出手段
(9) 電流値検出手段
(9a) アクチュエータ実電流値信号
(10) モード切換指示手段
(11) モード切換手段
(12) 異常警告指示手段
(13) 異常警告表示手段
Claims (2)
- 回転数指令手段(1)と回転数検出手段(2)と回転数偏差演算手段(3)とを設け、回転数指令手段(1)で設定した目標回転数と回転数検出手段(2)で検出した実回転数との回転数偏差を回転数偏差演算手段(3)で演算し、
位置偏差演算手段(4)とアクチュエータ(5)と調量位置検出手段(7)とを設け、回転数偏差演算手段(3)で設定した燃料調量部(6)の目標調量位置と調量位置検出手段(7)で検出した実調量位置との調量位置偏差を位置偏差演算手段(4)で演算し、調量位置偏差に基づいて位置偏差演算手段(4)でアクチュエータ(5)に供給する目標電流値を設定し、アクチュエータ(5)で燃料調量部(6)の調量位置を制御するようにした、エンジンの電子ガバナにおいて、
異常検出手段(8)と電流値検出手段(9)とモード切換指示手段(10)とモード切換手段(11)とを設け、異常検出手段(8)が調量位置検出手段(7)の異常を検出したことに基づいて、モード切換指示手段(10)がモード切換手段(11)に制御モードの切り換えを指示することにより、
調量位置検出手段(7)から位置偏差演算手段(4)に実調量位置信号(7a)を入力する正常時制御モードを、電流値検出手段(9)から位置偏差演算手段(4)にアクチュエータ実電流値信号(9a)を入力する異常時制御モードに切り換え、異常時制御モードではアクチュエータ実電流値信号(9a)を実調量位置信号(7a)の代替情報として、位置偏差演算手段(4)で調量位置偏差を演算するようにした、ことを特徴とするエンジンの電子ガバナ。 - 請求項1に記載したエンジンの電子ガバナにおいて、
異常警告指示手段(12)と異常警告表示手段(13)とを設け、異常検出手段(8)が調量位置検出手段(7)の異常を検出したことに基づいて、異常警告指示手段(12)が異常警告表示手段(13)に異常警告表示を指示することにより、異常警告表示手段(13)で異常警告表示を行わせるようにした、ことを特徴とするエンジンの電子ガバナ。
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JP2007249376A JP4814192B2 (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | エンジンの電子ガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009079541A JP2009079541A (ja) | 2009-04-16 |
JP4814192B2 true JP4814192B2 (ja) | 2011-11-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007249376A Expired - Fee Related JP4814192B2 (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | エンジンの電子ガバナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4814192B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000104607A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-11 | Kubota Corp | エンジン用電子ガバナ |
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2007
- 2007-09-26 JP JP2007249376A patent/JP4814192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009079541A (ja) | 2009-04-16 |
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