JP5949671B2 - シフトバイワイヤ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフトバイワイヤ制御装置に関する。
車両の制御技術としてシフトバイワイヤシステムがある。シフトのレンジ切替操作に応じてシフトバイワイヤ制御装置によりアクチュエータを駆動してレンジ切替を行うものである。この場合、何らかの異常により意図しないレンジ変化が発生する場合があり、これを防止するために、アクチュエータが動作されてからレンジ抜け位置に達するまでの間に異常状態を判断してアクチュエータを停止させることでフェールセーフ機能をもたせるようにしている。
しかしながら、このアクチュエータの動作がレンジ抜け位置に達するまでの時間は比較的短いので、ノイズなどの一時的な要因で異常が判定される場合でも、安全サイドに働くようにアクチュエータの動作を停止させるフェールセーフ機能をもたせることで対応していた。
特開2006−336691号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、アクチュエータによるレンジ抜けまでの時間内で異常の有無の判定をより正確に行えるようにしたシフトバイワイヤ制御装置を提供することにある。
請求項1に記載のシフトバイワイヤ制御装置は、シフト操作に対応したレンジ情報およびアクチュエータの位置情報に基いて前記アクチュエータの駆動信号を出力する制御部と、前記制御部から出力される前記駆動信号に基いて前記アクチュエータに通電して駆動させる駆動部とを備え、前記駆動部は、前記制御部から前記駆動信号が入力されたときに、前記アクチュエータの位置情報もしくは前記レンジ情報に対応しない場合に前記制御部の動作異常の疑いがあるとして異常状態の仮判定を行って前記アクチュエータに対して通常通電よりも制限して通電し、前記アクチュエータがレンジ抜け位置に達する前に前記異常状態の確定判定を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、制御部は、シフト操作に対応したレンジ情報およびアクチュエータの位置情報に基いて前記アクチュエータの駆動信号を出力する。これに対して、駆動部は、制御部から駆動信号が与えられると、与えられた駆動信号に基いて前記アクチュエータに通電して駆動させる。このとき、駆動部は、駆動信号がアクチュエータの位置情報もしくはレンジ情報に対応していないときに、アクチュエータへの通電を制限して行う。これにより、アクチュエータの動作が低速になり、レンジ抜け位置に達するまでの時間が通常通電の場合よりも長くなる。この間に、異常状態が継続している場合には、駆動部により異常状態を確定する。
通常通電を行う場合に、アクチュエータがレンジ抜け位置に達するまでの時間が短い場合でも、異常状態の仮判定を行うと、アクチュエータへの通電を制限するようになる。これにより、制御部が異常である疑いがある場合には、時間を長くとって異常状態が確定するかどうかを判定でき、ノイズあるいは電源瞬断などの異常ではない状態を異常と判定することを防止する精度の高い判定動作を行いながら、意図しないレンジ変化を防止するフェールセーフ動作を確保することができる。
第1実施形態を示すブロック構成図 (a)第1マイコンの制御ブロックの動作を示すフローチャート、(b)第1マイコンの監視ブロックの動作を示すフローチャート 駆動ICの動作を示すフローチャート 各部の信号状態を示すタイムチャート(その1) 各部の信号状態を示すタイムチャート(その2) 第2実施形態における駆動ICの動作を示すフローチャート 各部の信号状態を示すタイムチャート(その1) 各部の信号状態を示すタイムチャート(その2) 第3実施形態を示す各部の信号状態を示すタイムチャート 第4実施形態を示すブロック構成図 駆動ICの動作を示すフローチャート 各部の信号状態を示すタイムチャート(その1) 各部の信号状態を示すタイムチャート(その2) 各部の信号状態を示すタイムチャート(その3) 第5実施形態を示すブロック構成図 駆動ICの動作を示すフローチャート 各部の信号状態を示すタイムチャート(その1) 各部の信号状態を示すタイムチャート(その2)
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1に示すように、シフトバイワイヤ制御装置としてのECU(electronic control unit)1は、制御部としてのマイコン2、駆動部としての駆動IC(integrated circuit)3および駆動回路4を有する。シフト動作用のアクチュエータ5は例えばシフトレンジの切り替えをモータの回転力により行う構成で、電流制御によりレンジ切り替え動作の速度が可変に構成されている。また、アクチュエータ5には、動作位置をモニタする位置センサが設けられていてアクチュエータの位置情報Spとしてマイコン2に出力する。
マイコン2は、CPU、メモリなどを備えた構成であり、シフトバイワイヤ(SBW;Shift By Wire)制御を行うための制御プログラムが記憶されていて、SBW制御部2aにより後述するように制御動作を行うようになっている。また、マイコン2には、内部のCPUの動作を監視するマイコン監視部2bが設けられており、駆動IC3に対してマイコン状態信号Ssを出力する構成とされている。
駆動IC3は、マイコン2からアクチュエータ5の駆動信号Sdおよびマイコン状態信号Ssが入力される。駆動IC3は、電流出力部3a、電流制限部3bおよび異常判定部3cを有する構成である。電流出力部3aは、マイコン2から与えられる駆動信号Sdに応じてアクチュエータ5の駆動をするための出力信号を、電流制限部3bを介して駆動回路4に与えて駆動制御を行う。
電流制限部3bは、異常判定部3cから電流制限信号が与えられると、電流出力部3aによる駆動制御の通電電流を制限するように動作する。異常判定部3cは、マイコン2から入力される駆動信号Sdおよびマイコンの状態信号Ssからマイコン2の状態が正常であるか否かを判断する。この場合、異常判定部3cは、マイコン2の異常があるかどうかを「仮異常状態」、「本異常状態」および「正常状態」の3段階に分けて判定し、その判定結果に応じて電流制限部3bに電流制限信号を出力する。
駆動回路4は、アクチュエータ5に対して、電流出力部3aから与えられる出力信号に応じて通電を行う第1の制御状態と、電流制限部3bによる通電の制限を行う第2の制御状態と、電流制限部3bによる通電停止を行う第3の制御状態とに応じて駆動制御する。
次に、図2(a)、(b)および図3を参照して各部の動作について説明する。まず、マイコン2に設けられたSBW制御ブロック2aの動作を図2(a)のフローチャートに従って説明する。
SBW制御ブロック2aは、制御動作を開始すると、運転席の操作部からレンジ切り替えのレンジ信号Srおよびアクチュエータ5の位置センサから位置情報信号Spを入力する(A1)。SBW制御ブロック2aは、レンジ切り替えがなされたか否かを判断し(A2)、レンジ切り替えがない場合(A2でNO)には、アクチュエータ5に対して駆動信号Sdとして停止信号を出力(A3)してプログラムを終了する。
また、SBW制御ブロック2aは、レンジ切り替えがある場合(A2でYES)には、アクチュエータ5の位置情報信号Spからアクチュエータ5の駆動または停止の判断を行なって(A4)、アクチュエータ5が目標レンジまで移動完了していない場合(A4でYES)には駆動IC3にアクチュエータ駆動信号Sdを出力する(A5)。以下、SBW制御ブロック2aは、アクチュエータ5を駆動した場合には、位置情報Spによりアクチュエータ5が目標レンジまで移動完了したことがわかると、駆動停止の判断をして(A4でNO)アクチュエータ5を停止すべく駆動IC3に停止信号を出力して(A3)、プログラムを終了する。
次に、このようにアクチュエータ5の駆動制御を行なっている状態で、マイコン監視部2bは、図2(b)に示すプログラムにしたがってマイコン2の動作状態を監視する。まず、マイコン監視部2bは、マイコンの状態を各種信号に基づいて算出する(B1)。ここでは、マイコン監視部2bは、インストラクションチェック、ROMRAMチェック、フローチェックなどのチェック事項を実行してマイコン2のCPUの動作状態を判定し、マイコン状態信号Ssとして駆動IC3に出力する。
次に、図3にしたがって駆動IC3の動作について説明する。駆動IC3は、図3に示すプログラムを適宜のタイミングで繰り返し実行している。駆動IC3は、マイコン2のSBW制御部2aからアクチュエータ5の駆動信号Sdを入力すると共に、マイコン監視部2bからマイコン2の状態信号Ssを入力する(C1)。駆動IC3は、入力した駆動信号Sdからアクチュエータ5を駆動する駆動信号Sdがあるか否かを判定し(C2)、駆動信号有りの場合には(C2でYES)マイコン2の状態信号Ssが正常状態を示しているか否かを判定する(C3)。
駆動IC3は、状態信号Ssが正常である場合には(C3でYES)、正常状態であるから(C4でYES)、電流出力部3aによりアクチュエータ5を駆動するための通常電流出力をする駆動出力を、電流制限部3bを介して駆動回路4に出力する(C5)。この通常電流出力の制御状態では、アクチュエータ5は、通常の制限のない通電がなされ、レンジ切り替えの動作が通常の速度で実施される。
一方、状態信号Ssがマイコン2の異常状態を示す信号である場合(C3でNO)には、駆動IC3は、マイコン2の異常状態が確定するまでの間(C6でNO)は、異常判定部3cにより、異常の疑いがある状態として仮異常状態を判定し、電流制限部3bに対して電流制限動作を行わせるように指令信号を出力する(C7)。この仮異常状態での電流制限動作では、アクチュエータ5は、通常の通電に比べて電流をたとえば半分に制限した状態で通電される。このため、アクチュエータ5の動作速度は通常の動作の場合の半分程度に低下する。
そして、上記のように仮異常状態が判定されているときには、アクチュエータ5の動作速度が遅くなることで、通常動作に比べてレンジ切り替えの動作に長い時間を要する状態となる。なお、このときアクチュエータ5の位置がレンジ抜け位置に達するまでの時間は、基準位置から所定時間以内に設定されるので、その範囲内でアクチュエータ5の動作を低速にするための通電電流が設定される。そして、この期間中に、駆動IC3により、仮異常状態がさらに継続するか否かを判定する。駆動IC3は、仮異常状態を判定して電流制限出力を行うと(C7)、一旦プログラムを終了する。
この後、アクチュエータ5の駆動制御中において、駆動IC3は、繰り返し図3のプログラムを実行する。この過程で、駆動IC3は、ステップC1、C2を経た後に、ステップC3では仮異常状態であることからここでもNOと判断してステップC6に移行する。駆動IC3は、アクチュエータ5のレンジ位置がレンジ抜け位置に達する前にマイコン2が異常状態であるか否かを判定し、異常状態が確定した場合には(C6でYES)、本異常状態であるとして通電カットをするようにフェールセーフ出力を行う(C8)。
また、駆動IC3は、アクチュエータ5のレンジ位置がレンジ抜け位置に達する前までに、マイコン2が異常状態ではなく、ノイズ等により状態信号Ssが一時的に異常状態となっていた場合には、マイコン2が正常状態であると判断し(C3でYES)、続いてステップC4で正常状態であることを確定する。この場合には、駆動IC3は、電流制限出力から通常電流出力に切り替える(C5)。そして、マイコン2が正常状態であって、アクチュエータ5がレンジ切替位置に達した場合には、マイコン2側からアクチュエータ駆動信号が停止するので、駆動IC3は、ステップC2でNOと判断して出力を停止させる(C9)。また、正常・異常状態いずれも確定しない場合には仮異常状態を継続して電流制限出力を行う(C7)。
このようにして、駆動IC3は、マイコン2の状態信号Ssが異常を示している場合には、仮異常状態を判定してアクチュエータ5の駆動を電流制限状態として通常よりも遅く移動するように駆動制御し、アクチュエータ5がレンジ抜け位置に達するまでの時間を長くするようにした。これにより、仮異常状態を判定してから、マイコン2の本異常状態を正確に判定するまでの時間を確保して正確な判定を行うことができる。
次に、上記の動作について、各部の状態を示す図4および図5のタイムチャートも参照して説明する。
図4は、マイコン2の異常状態が検出されて仮異常状態と判定した後、異常判定期間経過後に本異常状態であることを確定した場合の動作を示している。アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、時刻T0でマイコン2において、SBW制御部2aによりアクチュエータ5に対する駆動信号が出力され、且つマイコン監視部2bにより異常状態を検出した状態信号Ssが出力された場合で説明する。
この場合には、駆動IC3は、時刻T0で入力した駆動信号Sd(図4(c)参照)および状態信号Ss(図4(b)参照)により、C3、C6でNOと判断してC7にて仮異常状態を判定し(図4(d)参照)、電流制限状態に移行する。これにより、アクチュエータ5は、通常の通電では電流Aで駆動されるところ、その半分の電流0.5Aに制限した状態で駆動される(図4(g)参照)。アクチュエータ5の動作速度も、図4(a)に示すように、通常の通電に比べて遅くなり、レンジ抜け位置RNに達する時間が通常の通電では時刻T1であるところ、時刻T2まで延長されるようになる。
駆動IC3は、アクチュエータ5を電流制限状態で通電しながらマイコン2の状態が異常であるか否かを時刻T2までの本異常判定期間内に判定する。駆動IC3は、この本異常判定期間中に正常状態に戻ることがない場合には、仮異常の判定状態から本異常の判定状態に移行する(図4(d)、(e)、(f)参照)。駆動IC3は、駆動回路4からアクチュエータ5への通電を停止させてアクチュエータ5の移動を停止させる(図4(a)参照)。これにより、アクチュエータ5は、レンジ抜け位置RNに達する前に停止されるので、不用意にレンジ切り替えが行われることはない。また、通常通電よりも制限した通電状態で延長された本異常判定期間中に異常状態の確定判定を行うので、確実な判定結果に基づいてフェールセーフ動作を行わせることができる。
次に、図5は、マイコン2の異常状態が検出されて仮異常状態と判定した後、異常判定期間が経過する前に正常状態であることを確定した場合の動作を示している。上述と同様に、アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、アクチュエータ5に対する駆動信号Sdおよび異常状態を検出した状態信号Ssが出力された場合(図5(b)、(c)参照)について説明する。
この場合には、駆動IC3は、上述同様にC7にて仮異常状態を判定し(図5(d)参照)、電流制限状態に移行する。これにより、アクチュエータ5は、電流0.5Aに制限した状態で駆動され(図5(g)参照)、動作速度も通常の通電に比べて遅くなり、レンジ抜け位置RNに達する時間が時刻T2まで延長される(図5(a)参照)。
駆動IC3は、アクチュエータ5を電流制限状態で通電しながらマイコン2の状態が異常であるか否かを時刻T2までの本異常判定期間内に判定する(図5(f)参照)。駆動IC3は、この本異常判定期間中に正常状態に戻った場合、つまり、マイコン2の状態信号Ssがノイズや電源瞬断などによる信号であったような場合には、仮異常の判定状態から正常の判定状態に移行する(図5(d)、(e)参照)。そして、駆動IC3は、駆動回路4からアクチュエータ5への通電を通常通電に変更させてアクチュエータ5の移動を通常の速度にする(図5(g)参照)。これにより、アクチュエータ5によるレンジ位置がレンジ抜け位置RNを過ぎてレンジ切替完了位置REに達すると(図5(a)参照)、駆動停止の指令を出力する(図5(g)参照)。
このような本実施形態によれば、駆動IC3は、仮異常状態を判定すると、アクチュエータ5への通電を制限するので、レンジ抜け位置RNに達するまでの時間が長くなり、本異常状態であるか否かの判定動作を確実に行うことができる。仮異常状態がノイズなどによる一時的な異常状態の判定であった場合に、駆動IC3は、本異常判定期間中に正常状態に復帰すると通常の制御を行うことでレンジ切り替えを行うことができる。駆動IC3は、異常状態が確定した場合には、確実にアクチュエータ5の動作を停止させることができ、フェールセーフの動作を実施することができる。
なお、上記実施形態では、電流制限の制御について、駆動IC3によりソフト的に実施する構成としているが、これに代えて、ハードウェアで構成することもできる。また、駆動IC3に設けている電流出力部3aは、マイコン2に設ける構成とすることもでき、マイコン2側から駆動回路4を介してアクチュエータ5を駆動制御しても良い。
(第2実施形態)
図6〜図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なるところを説明する。第2実施形態においては、仮異常状態の判定条件を設けて仮異常を判定するようにしたところが第1実施形態と異なる。
すなわち、駆動IC3による仮異常状態の判定に際して、マイコン2のマイコン監視部2bから所定回数あるいは所定時間を超えて異常状態を示す状態信号Ssが入力された時点で仮異常状態を判定する。このため、駆動IC3は、初めて異常を示す状態信号Ssが入力された時点から所定回数あるいは所定期間が経過するまでの間は、仮異常判定は行わず(C10でNO)、この状態では一旦アクチュエータ5に対して通常電流出力を行う(C5)。
この後、駆動IC3は、所定時間間隔でプログラムを繰り返し実行するので、マイコン2の異常を示す状態信号Ssを繰り返し入力している場合には、その回数が所定回数に達するまでに一定時間が経過する。また、状態信号Ssの入力回数ではなく仮異常状態を判定するための期間を一定期間として設定することもできる。そして、駆動IC3は、状態信号Ssが所定回数を超えて入力する場合、あるいは所定期間を超えて入力する場合に、仮異常判定期間が経過したとして仮異常状態を判定し(C10でYES)電流制限出力を行うようになる(C7)。その他の動作については第1実施形態と同様である。
この結果、第1実施形態で示した図4に相当するタイムチャートは、図7に示すようになる。第1実施形態と同様に、アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、時刻T0でマイコン2において、SBW制御部2aによりアクチュエータ5に対する駆動信号が出力され、且つマイコン監視部2bにより異常状態を検出した状態信号Ssが出力された場合(図7(b)、(c)参照)で説明する。
この場合には、駆動IC3は、入力した駆動信号Sdおよび状態信号Ssにより、ステップC3、C6でNOと判断してステップC10においてもNOと判断し、アクチュエータ5に対して通常通電出力を行う(C5)。この通常通電出力では、アクチュエータ5を駆動するための出力電流Aを通電させ(図7(g)参照)、通常の速度でアクチュエータ5が駆動される(図7(a)参照)。
そして、この後、駆動IC3は、異常状態を示す状態信号Ssの入力が仮異常判定時間(Tj−T0)継続した場合(C10でYES)に、仮異常状態を判定する(図7(d)参照)。この結果、アクチュエータ5は通電電流が制限された状態となるので移動速度が低速になる。これにより、アクチュエータ5は、レンジ抜け位置に達するまでの時間が長くなり(図7(a)参照)、駆動IC3は、時刻T2に達するまでの間に本異常であるか否かを判定することができる(図7(f)参照)。
一方、図8に示すように、駆動IC3により、本異常判定期間中の時刻Tsにおいて正常状態であることが判定された場合には(図8(b)、(d)、(e)参照)、その時点でアクチュエータ5に対する通電を通常通電出力に戻すようになる(図8(g)参照)。これにより、アクチュエータ5によるレンジ位置がレンジ抜け位置RNを過ぎてレンジ切替完了位置REに達すると(図8(a)参照)、駆動停止の指令を出力する(図8(g)参照)。
このような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られると共に、駆動IC3により、仮異常状態の判定処理についても、一定の仮異常判定期間を設けて判断するので、短期間で異常状態がなくなる場合には仮異常状態を判定して本異常状態の判定をすることなく、すぐに通常の通電状態に復帰させることができる。
(第3実施形態)
図9は第3実施形態を示すもので、第2実施形態と異なるところは、駆動IC3により、仮異常状態で電流制限を行う際の出力電流の設定を変えることができるように構成したところである。すなわち、駆動IC3は、図6中ステップC4でアクチュエータ5に対して電流制限を行う場合には、通常電流Aに対して、0.5Aで行なっていた。これに対して、第3実施形態では、例えば0.3Aで通電をする(図9(g)参照)。これにより、アクチュエータ5の移動速度はさらに遅くなり、本異常判定期間をT2からT2aまで延長させることができる(図9(a)参照)。
なお、このように駆動IC3によるアクチュエータ5の電流制限の際の通電の設定については、通常通電の電流Aに対して0.3Aのように固定的に設定することもできるし、仮異常判定期間の長さに応じてAよりも小さい電流値に可変的に設定することもできる。たとえば、仮異常判定期間を長く設定する場合には、アクチュエータ5の移動位置がレンジ抜け位置に近い位置まで来ているので、その位置からレンジ抜け位置までの残りの距離を本異常判定期間に設定するのに、時間を確保できるように低速で駆動させることができる。なお、異常判定を行うために変更設定することができる時間は、アクチュエータによるレンジ切り替えに必要な時間として規格として設定されている所定の時間の範囲内である。
また、仮異常判定期間が可変時間に設定される場合には、その判定期間の終了時点のアクチュエータ5の位置とレンジ抜け位置までの距離を考慮して通電電流を設定することができる。これにより、本異常判定期間を確保しながら確実に異常判定動作を行わせることができるようになる。
(第4実施形態)
図10〜図13は第4実施形態を示している。以下、第2実施形態と異なる部分について説明する。
図10に示すように、状態信号Ssを出力するマイコン監視部2bを省いた構成とし、代わりに、マイコン2に入力していたレンジ情報Srを駆動IC3にも入力する構成としている。駆動IC3は、マイコン監視部2bからの状態信号Ssを用いる代わりに、レンジ情報Srと駆動信号Sdとに基づいて前述と同様の制御を行う。
図11に示すように、駆動IC3は、プログラムを開始すると、まず、マイコン2のSBW制御部2aからアクチュエータ5の駆動信号Sdを入力すると共に、操作部からのレンジ信号Srを入力する(C1a)。駆動IC3は、レンジ切り替え要求が無いときにマイコン2からアクチュエータ5の駆動要求が入力された場合には、異常判定部3cにおいてマイコン2または信号経路が正常状態にないとして(C3aでNO)、仮異常判定期間中に仮異常状態であるか否かを判断する(C6、C10)。この間、駆動IC3は、仮異常判定期間中は前述同様に一旦通常電流出力でアクチュエータ5を駆動する(C5)。
この後、駆動IC3は、アクチュエータ5の駆動信号Sdが有る状態で、且つレンジ信号Srとしてレンジ切り替え無しの状態(C3aでNO)が続いてマイコン2の仮異常状態を判定すると(C10でYES)、アクチュエータ5に対して電流制限出力の制御を行う(C7)。ここでは、駆動IC3は、アクチュエータ5に対して通常出力電流Aの半分の0.5Aで通電することで低速で駆動させる。
そして、この後、駆動IC3は、アクチュエータ5の駆動信号Sdが無くなって、ステップC2でNOと判断したときには、レンジ切替信号Srが入力されていなければ正常判定の条件が成立した時点で正常状態と判定する。駆動IC3は、正常状態が確定するまでの間は、現在の制御状態を維持し、正常状態が確定すると、通電制御を行なっていた場合には出力を停止する(C9)。
また、アクチュエータ5の駆動信号Sdが入力されている状態で、且つレンジ切替信号Srがレンジ切り替え有りの状態になると(C3aでYES)、駆動IC3は、正常状態が確定した場合(C4でYES)には、アクチュエータ5に対して通常電流出力Aで駆動するようになる(C5)。また、本異常状態が確定した場合(C6でYES)には、フェールセーフ出力としてアクチュエータ5に対して通電カットを行って停止させる(C8)。また、アクチュエータ5がレンジ切り替え位置まで移動完了した場合には、マイコン2から駆動信号Sdが無くなり、駆動IC3は、ステップC2でNOと判断して出力を停止してアクチュエータ5を停止させる(C9)。
図12から図14は上記の動作をタイムチャートで示したもので、以下これらについて説明する。すなわち、ここでは、アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、時刻T0でレンジ切替信号Srが入力されていない状態でマイコン2において、SBW制御部2aによりアクチュエータ5に対する駆動信号が出力されている場合(図12(b)、(c)参照)で説明する。
この場合には、駆動IC3は、レンジ切替信号Srが無い状態で駆動信号Sdが入力されたので、C3a、C5、C6でNOと判断してC10においてもNOと判断し、アクチュエータ5に対して通常通電出力を行わせる(C4)。この通常通電出力では、アクチュエータ5を駆動するための出力電流Aを通電させ(図12(g)参照)、通常の速度でアクチュエータ5が駆動される(図12(a)参照)。
そして、この後、駆動IC3は、レンジ切替信号Srが無い状態が仮異常判定期間(Tj−T0)継続したときにマイコン2または信号経路が異常となっているとして(C10でYES)、仮異常状態を判定する(図12(d)参照)。この結果、アクチュエータ5は通電電流が制限された状態となるので駆動速度が低速になる。これにより、アクチュエータ5は、レンジ抜け位置に達するまでの時間が長くなり(図12(a)参照)、駆動IC3は、時刻T2に達するまでの間に本異常であるか否かを判定することができる(図12(f)参照)。
一方、図13に示すように、駆動IC3により、本異常判定期間中の時刻Tsにおいて正常状態であることが判定された場合で、レンジ切替信号Srも駆動信号Sdも入力されない状態が判定されたときには(図13(b)、(c)、(d)、(e)参照)、その時点でアクチュエータ5に対する通電を停止するようになる(図13(g)参照)。これにより、アクチュエータ5によるレンジ切替は行われることを防止することができる(図13(a)、(g)参照)。
また、図14に示すように、駆動IC3により、本異常判定期間中の時刻Tsにおいて正常状態であることが判定された場合で、レンジ切替信号Srも駆動信号Sdがいずれも入力される状態が判定されたときには(図14(b)、(c)、(d)、(e)参照)、その時点でアクチュエータ5に対する通電を通常通電を行うようになる(図14(g)参照)。これにより、アクチュエータ5によるレンジ切替が通常通り行われる(図14(a)、(g)参照)。
このような第4実施形態によれば、駆動IC3により、レンジ切替信号Srと駆動信号Sdとにより仮異常状態の判定を行うようにした。これにより、レンジ切替信号Srが入力されていないにもかかわらず駆動信号Sdが入力される状態を、駆動IC3により、マイコン2または信号経路が異常状態であることで出力された駆動信号Sdとして異常状態を判定することができる。この結果、マイコン2または信号経路の異常状態に起因して誤動作するのを未然に防止することができる。
本実施形態による構成を第1実施形態のように仮判定期間を設けないで仮異常状態を判定する場合に適用することもできる。
また、電流制限の制御について、駆動IC3によりソフト的に実施する構成としているが、これに代えて、ハードウェアで構成することもできる。また、駆動IC3に設けている電流出力部3aは、マイコン2に設ける構成とすることもでき、マイコン2側から駆動回路4を介してアクチュエータ5を駆動制御しても良い。
(第5実施形態)
図15〜図18は第5実施形態を示すもので、第4実施形態と異なるところは、駆動回路4の故障時のアクチュエータ5の誤動作に対するフェールセーフ動作にも対応可能としたところである。
図15に示すように、この実施形態では、駆動IC3に入力する信号を、レンジ情報Srに代えて、アクチュエータの位置情報Spとしている。電流制限・停止回路6を別途設けて駆動回路4からアクチュエータ5の駆動経路に制限をかけることができるように構成している。
これにより、マイコン2からアクチュエータ5の駆動信号Sdが出力されていないにも関わらずアクチュエータ5の位置が変化している場合に、アクチュエータ5を駆動する駆動回路4に故障が生じていることを想定し、駆動回路4によるアクチュエータ5の動作制御を停止あるいは制限するものである。
図16は駆動IC3および電流制限・停止回路6の動作を示すフローチャートである。駆動IC3は、マイコン2から駆動信号Sdを入力するとともに、アクチュエータ5から位置信号Spを入力する(E1)。アクチュエータ5の駆動信号Sdがある場合(E2でYES)には、駆動IC3は、アクチュエータ5に通常電流出力で駆動させる(E3)。また、駆動信号Sdが無い場合(E2でNO)には、駆動IC3は、アクチュエータ5の位置信号Spに変化があるか否かを判断する(E4)。
ここで、アクチュエータ5の位置信号Spに変化が生じている場合(E4でYES)には、アクチュエータ5を駆動する駆動回路4に異常が発生している可能性があるとして、仮異常判定期間が経過する間(E6、E7でNO)、そのままプログラムを終了してアクチュエータ5の位置信号Spが変化する状態のまま待機する。この間、アクチュエータ5の位置は例えば通常通電出力で駆動された状態が保持されている。
この後、アクチュエータ5の位置信号Spの変化がある状態が仮異常判定期間が経過する間継続した場合には、仮異常状態を判定する(E7でYES)。これにより、駆動IC3は、電流制限・停止回路6により、駆動回路4の出力を強制的に制限して電流を少なくしてアクチュエータ5の動作を低速状態に制御する(E8)。さらに、この後アクチュエータ5の位置がレンジ抜け位置に到達する前までの本異常判定期間が経過した時点でも駆動信号Sdが無い状態での位置信号Spの変化が生じている場合に、駆動IC3は、本異常状態を判定して(E6でYES)通電カットを行なってフェールセーフ動作とする(E9)。
一方、駆動IC3は、仮異常状態を判定した後に、例えば時刻Tsでアクチュエータ5の位置信号Spが変化しない状態となる場合(E4でNO)、あるいは正常状態であることが判定された場合(E5でYES)には、アクチュエータ5に対する出力を停止させる(E10)。
図17および図18は上記の動作をタイムチャートで示したものである。ここでは、アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、時刻T0の時点でマイコン2にはレンジ切替信号Srが入力されていない(図17(b)参照)状態で、駆動信号Sdが出力されておらず(図17(c)参照)、且つアクチュエータ5の位置信号Spが変化している場合(図17(a)参照)で説明する。
この場合には、マイコン2はレンジ切替信号Srが無い状態で駆動信号Sdを出力していないので、駆動IC3は、アクチュエータ5を駆動しない状態であるが、アクチュエータ5の位置信号Spが変化している状態である。これは、駆動回路4が誤動作をしていて、例えばアクチュエータ5が通常電流出力で駆動されている状態である(図17(a)参照)。
駆動IC3は、駆動回路4の誤動作状態を疑う状態であるとして、仮異常判定期間が経過すると仮異常状態を判定する(図17(d)参照)。電流制限・停止回路6は、これを受けて駆動回路4によるアクチュエータ5の駆動に対して強制的に電流制限をかけて、例えば電流を半分の0.5Aに制限させるようになる(図17(g)参照)。この結果、アクチュエータ5の位置がレンジ抜け位置に達するまでの時間が延長され、本異常判定期間が長くなる。この間に、アクチュエータ5の位置信号Spの変化が無くならない場合には、駆動IC3は、本異常状態を判定して(図17(f)参照)、電流制限・停止回路6により駆動回路4の出力を強制的にカットし、アクチュエータ5の動作を停止させる(図17(a)参照)。
一方、図18に示すように、本異常判定期間中にアクチュエータ5の位置信号Spの変化が無くなった場合(図18(a)参照)には、駆動IC3は、正常状態を判定して(図18(d)、(e)参照)動作を終了する。これにより、駆動回路4による動作が正常に戻ったものとして出力電流が停止される状態となり(図18(g)参照)、アクチュエータ5はその位置で停止状態となる(図18(a)参照)。
これにより、駆動回路4の回路異常が発生している場合でも、電流制限・停止回路6によりアクチュエータ5に対する電流制限を行い、本異常判定を行うための時間を確保して確実にフェールセーフ動作を実施し、且つ本異常状態を判定すると停止させることができる。
また、第1実施形態と同様の考え方で、仮異常判定期間を設定していたステップE7を設けずに、ステップE6でNOと判断した時点でそのまま仮異常状態を判定することもできる。
なお、この実施形態で示した駆動回路4の誤動作に対応する構成は、第1〜第4実施形態のいずれかと組み合わせた構成とすることもできる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した一実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
各実施形態は、単独でも実施できるし、複数の実施形態を組み合わせて実施することもできる。
電流制限部3bあるいは電流制限・停止回路6によるアクチュエータ5に対する通電電流は、通常出力電流Aに対して、これよりも少ない適宜の制限を行うことで電流制限を行うことができる。
駆動部は、駆動IC3により構成したが、マイコン2の異常を判定することができるマイコンや駆動回路を制御する電流出力回路などにより構成とすることもできる。また、駆動部は、駆動IC3に代えて、異常判定の各動作をハードウェア的に実施する回路構成として設けることもできる。
図面中、1はECU、2はマイコン(制御部)、2aはSBW制御部、2bはマイコン監視部、3は駆動IC(駆動部)、3aは電流出力部、3bは電流制限部、3cは異常判定部、4は駆動回路、5はアクチュエータ、6は電流制限・停止回路である。

Claims (6)

  1. シフト操作に対応したレンジ情報およびアクチュエータ(5)の位置情報に基いて前記アクチュエータの駆動信号を出力する制御部(2)と、
    前記制御部から出力される前記駆動信号に基いて前記アクチュエータに通電して駆動させる駆動部(3)とを備え、
    前記駆動部は、前記制御部から前記駆動信号が入力されたときに、前記アクチュエータの位置情報もしくは前記レンジ情報に対応しない場合に前記制御部の動作異常の疑いがあるとして異常状態の仮判定を行って前記アクチュエータに対して通常通電よりも制限して通電し、前記アクチュエータがレンジ抜け位置に達する前に前記異常状態の確定判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
  2. 請求項1に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
    前記駆動部は、前記異常状態の仮判定をした場合に、前記アクチュエータがレンジ抜け位置に達するまでの間の移動速度を前記アクチュエータへの通電量を調整することにより調整可能に構成されていることを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
    前記駆動部は、前記異常状態の確定判定をした場合には、前記アクチュエータの駆動を停止させることを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
    前記駆動部は、前記異常状態の仮判定をした後に、前記判定期間中に正常状態であることを確定判定すると、前記アクチュエータに対する通電制限の状態を解除することを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
    前記駆動部は、前記制御部の動作状態が、前記アクチュエータの位置情報と前記レンジ情報とに対応しているか否かを監視して異常がある場合に前記仮判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
    前記駆動部は、前記アクチュエータに対する駆動制御に対して、前記アクチュエータの位置情報が前記レンジ情報に対応していない場合に前記仮判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
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