JP5949671B2 - シフトバイワイヤ制御装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1に示すように、シフトバイワイヤ制御装置としてのECU(electronic control unit)1は、制御部としてのマイコン2、駆動部としての駆動IC(integrated circuit)3および駆動回路4を有する。シフト動作用のアクチュエータ5は例えばシフトレンジの切り替えをモータの回転力により行う構成で、電流制御によりレンジ切り替え動作の速度が可変に構成されている。また、アクチュエータ5には、動作位置をモニタする位置センサが設けられていてアクチュエータの位置情報Spとしてマイコン2に出力する。
SBW制御ブロック2aは、制御動作を開始すると、運転席の操作部からレンジ切り替えのレンジ信号Srおよびアクチュエータ5の位置センサから位置情報信号Spを入力する(A1)。SBW制御ブロック2aは、レンジ切り替えがなされたか否かを判断し(A2)、レンジ切り替えがない場合(A2でNO)には、アクチュエータ5に対して駆動信号Sdとして停止信号を出力(A3)してプログラムを終了する。
図4は、マイコン2の異常状態が検出されて仮異常状態と判定した後、異常判定期間経過後に本異常状態であることを確定した場合の動作を示している。アクチュエータ5のレンジ位置が基準位置RSにある状態で、時刻T0でマイコン2において、SBW制御部2aによりアクチュエータ5に対する駆動信号が出力され、且つマイコン監視部2bにより異常状態を検出した状態信号Ssが出力された場合で説明する。
図6〜図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なるところを説明する。第2実施形態においては、仮異常状態の判定条件を設けて仮異常を判定するようにしたところが第1実施形態と異なる。
図9は第3実施形態を示すもので、第2実施形態と異なるところは、駆動IC3により、仮異常状態で電流制限を行う際の出力電流の設定を変えることができるように構成したところである。すなわち、駆動IC3は、図6中ステップC4でアクチュエータ5に対して電流制限を行う場合には、通常電流Aに対して、0.5Aで行なっていた。これに対して、第3実施形態では、例えば0.3Aで通電をする(図9(g)参照)。これにより、アクチュエータ5の移動速度はさらに遅くなり、本異常判定期間をT2からT2aまで延長させることができる(図9(a)参照)。
図10〜図13は第4実施形態を示している。以下、第2実施形態と異なる部分について説明する。
図10に示すように、状態信号Ssを出力するマイコン監視部2bを省いた構成とし、代わりに、マイコン2に入力していたレンジ情報Srを駆動IC3にも入力する構成としている。駆動IC3は、マイコン監視部2bからの状態信号Ssを用いる代わりに、レンジ情報Srと駆動信号Sdとに基づいて前述と同様の制御を行う。
また、電流制限の制御について、駆動IC3によりソフト的に実施する構成としているが、これに代えて、ハードウェアで構成することもできる。また、駆動IC3に設けている電流出力部3aは、マイコン2に設ける構成とすることもでき、マイコン2側から駆動回路4を介してアクチュエータ5を駆動制御しても良い。
図15〜図18は第5実施形態を示すもので、第4実施形態と異なるところは、駆動回路4の故障時のアクチュエータ5の誤動作に対するフェールセーフ動作にも対応可能としたところである。
図15に示すように、この実施形態では、駆動IC3に入力する信号を、レンジ情報Srに代えて、アクチュエータの位置情報Spとしている。電流制限・停止回路6を別途設けて駆動回路4からアクチュエータ5の駆動経路に制限をかけることができるように構成している。
なお、この実施形態で示した駆動回路4の誤動作に対応する構成は、第1〜第4実施形態のいずれかと組み合わせた構成とすることもできる。
なお、本発明は、上述した一実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
電流制限部3bあるいは電流制限・停止回路6によるアクチュエータ5に対する通電電流は、通常出力電流Aに対して、これよりも少ない適宜の制限を行うことで電流制限を行うことができる。
Claims (6)
- シフト操作に対応したレンジ情報およびアクチュエータ(5)の位置情報に基いて前記アクチュエータの駆動信号を出力する制御部(2)と、
前記制御部から出力される前記駆動信号に基いて前記アクチュエータに通電して駆動させる駆動部(3)とを備え、
前記駆動部は、前記制御部から前記駆動信号が入力されたときに、前記アクチュエータの位置情報もしくは前記レンジ情報に対応しない場合に前記制御部の動作異常の疑いがあるとして異常状態の仮判定を行って前記アクチュエータに対して通常通電よりも制限して通電し、前記アクチュエータがレンジ抜け位置に達する前に前記異常状態の確定判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。 - 請求項1に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
前記駆動部は、前記異常状態の仮判定をした場合に、前記アクチュエータがレンジ抜け位置に達するまでの間の移動速度を前記アクチュエータへの通電量を調整することにより調整可能に構成されていることを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。 - 請求項1または2に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
前記駆動部は、前記異常状態の確定判定をした場合には、前記アクチュエータの駆動を停止させることを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
前記駆動部は、前記異常状態の仮判定をした後に、前記判定期間中に正常状態であることを確定判定すると、前記アクチュエータに対する通電制限の状態を解除することを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
前記駆動部は、前記制御部の動作状態が、前記アクチュエータの位置情報と前記レンジ情報とに対応しているか否かを監視して異常がある場合に前記仮判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のシフトバイワイヤ制御装置において、
前記駆動部は、前記アクチュエータに対する駆動制御に対して、前記アクチュエータの位置情報が前記レンジ情報に対応していない場合に前記仮判定を行うことを特徴とするシフトバイワイヤ制御装置。
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