JP4813186B2 - 蝶番を用いたキャビネット - Google Patents

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本発明は、蝶番を用いたキャビネットに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような蝶番を用いて、ドアを開閉可能に取り付けた構造が存在する。
実開平5−22787号公報
従来の蝶番の構造では、扉の開閉を続けるとキャップが磨耗して外れ、枢軸が脱落し、最後には扉も脱落する虞があるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、リベットが外れることがなく、扉の脱落が生ずることのない蝶番を用いたキャビネットを提供せんとするものであり、その請求項1は、本体と、該本体にリベットで回動可能に連結されたアームとで構成される蝶番において、
前記本体は、キャビネット本体に固定される固定部と、該固定部から略水平に延設されて貫通孔を有する被係合部とを備え、
前記アームは、扉の上端面に固定される固定部と、該固定部から同一平面状に延設されて第1貫通孔を有する第1水平部および該第1水平部から上方へ延設された垂直部および該垂直部の上方側から水平に延設されて前記第1貫通孔よりも小径の第2貫通孔を有する第2水平部とからなる断面略コの字状の係合部とを備え、
前記リベットは、前記第1貫通孔と略同径の軸部と、該軸部の一端側の頭部と、該軸部の他端側の前記第2貫通孔と略同径の凸部とを備え、
前記本体の被係合部を前記アームの係合部に係合させて前記第1貫通孔と本体の貫通孔と第2貫通孔を整合させた状態で、前記第1貫通孔から前記リベットを通し、該リベットの凸部を前記第2貫通孔の外側でかしめるとともに、前記第1貫通孔内に前記リベットの頭部を呑み込ませて、前記本体と前記アームを連結した蝶番
を用いたキャビネットであって、
蝶番の前記本体の固定部をキャビネット本体に固定し、蝶番の前記アームの固定部および第1水平部を扉の上端面に固定し、前記リベットの頭部を前記扉の上端面に当接させて隠蔽させたことである。
蝶番のアームをに固定した際に、アームの固定部および第1水平部とリベットの頭部とが略面一状に扉の上端面に当接して、リベットの頭部が隠され、リベットの凸部のかしめ部分が磨耗してもリベットが外れることがなく、扉の開け閉めを繰り返した場合でもリベットが外れることがなく、扉が外れることのないキャビネットを構成することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、キャビネットの扉を開けた状態の要部斜視構成図であり、図2は、図1の要部を拡大して示す要部拡大構成図である。また図3は、角度を変えて上方側から見た要部拡大構成図である。
キャビネット1は、本体2と、開閉可能な扉3で構成されており、本体2の上前板2aと扉3の上端の扉枠3a間に蝶番4を配設して、この蝶番4により扉3を開閉できるように構成したものである。
この蝶番4は、図4にアームの開いた状態を拡大斜視図で示し、また図5でアームを閉じた状態の斜視図を示し、さらに図6では平面図を、図7では図6のA−A線断面図を、図8では側面図を、さらに図9で、アームが全開状態の平面図で示すような構造となっている。
蝶番4は、本体5と、本体5に対し回動するアーム6と、本体5とアーム6を連結するリベット9およびワッシャー8で構成されている。
本体5は、キャビネットの上前板2aに当接状に固定される固定部5aと、この固定部5aの上端から手前側へ略水平に折り曲げられた水平部5bと、水平部5bの図示右端側でさらに傾斜して手前側へ水平に延びる平面視半円形状の被係合部5cで構成され、この被係合部5cの右端側の水平部5bには、傾斜状に切り欠いてストッパー部5dが形成されている。
一方、アーム6は、扉枠3aの上端面に固定される固定部6aと、この固定部6aから同一平面状に延びる第1水平部6bと、この第1水平部6bの図示右端側で連続して上方へ立ち上がる垂直部6cと、垂直部6cの上端で第1水平部6bと平行状に略水平に折れ曲がった第2水平部6dで構成され、この第1水平部6b,垂直部6c,第2水平部6dで断面コの字状の係合部Kが形成されており、この断面コの字状の係合部K内に前記本体の被係合部5cを上下に平ワッシャー8を介在させて嵌め込むことができるように構成されている。
なお、アームの第1水平部6bには、下面が皿状の凹部となっている第1貫通孔7aが上下に貫通形成されており、また、第2水平部6dには第1貫通孔7aよりも小径の第2貫通孔7bが上下に貫通形成されている。
なお、本例では、この第2貫通孔7bは四角形状の貫通孔で構成されている。
また、前記本体の被係合部5cには、前記第1貫通孔7aおよび第2貫通孔7bと整合する貫通孔7cが形成されており、この本体側の貫通孔7cは第1貫通孔7aと同径に形成されている。
また、固定用のビスを差し込むための皿孔7d,7d,7dが3個、前記本体の固定部5aに貫通形成されており、一方のアーム6の固定部6aには2個の皿孔7e,7eが上下に貫通されており、この皿孔7e,7eは上面が皿状に形成されたものである。
アーム6の係合部K内に本体の被係合部5cをワッシャー8を上下に介在させて嵌め込んだ状態で、第1貫通孔7aの下方よりリベット9を差し込むことができ、リベット9は、他の部材と同様なステンレス製で形成されており、図11の平面図および図7に示すように、貫通孔7cおよび第1貫通孔7aとほぼ同径の軸部9aの下端側に大径の皿状の頭部9bが形成されており、上端側には突出状に四角柱状の凸部9cが形成されている。
第1貫通孔7aは下端が下方向きに拡径した皿状に形成されているため、この第1貫通孔7a内にリベット9の頭部9bが呑み込まれて、第1貫通孔7aの下端と頭部9bの下端が面一状となってリベット9が貫通孔7a,7b,7c内に嵌め込まれ、リベット9の凸部9cはアームの第2貫通孔7bの外側で上方からかしめられて、凸部9cは第2貫通孔7b内に固定状となり、この状態でリベット9は固定されて、リベット9の軸部9aを軸として本体5に対しアーム6が水平面内で回動できるものであり、図9のように、アーム6を全開させた状態では、係合部Kの後端面がストッパー部5dに当接して、これにより、これ以上の角度での回動が抑制されて、破損が防がれるように構成されている。
このようにリベット9を介して本体5とアーム6を回動可能に連結しておき、この状態で図10に示すように、アームの固定部6aを扉枠3aの上端面にビス10で固定すると、リベット9の頭部9bは扉枠3aの上端面に隠されることとなり、この状態で扉枠3aの上面にアームの固定部6aと第1水平部6bが当接状となる。
従って、このように扉枠3aに固定することにより、リベット9が磨耗してもリベット9は下方側へ外れることはなく、従って扉3が脱落することがないものとなる。従って、扉の開け閉めを繰り返しても扉が外れることのないキャビネットを構成することができるものである。
なお、本例では、リベット9の凸部9cとアームの第2貫通孔7bを四角形状としたため、第2貫通孔7b内にリベットの凸部9cが嵌合状態で回り止めされており、アーム6を回動させた場合にもリベット9が同期して回動することがなくなり、リベット9の凸部9cの磨耗が抑制されて、蝶番4の耐久性が向上したものとなる。
蝶番を介してキャビネットの本体に扉を取り付けた状態の斜視構成図である。 図1の蝶番の部分の要部拡大構成図である。 さらに蝶番を上方側から見た、扉の開いた状態の要部拡大構成図である。 アームを開けた状態の蝶番の拡大斜視構成図である。 アームを閉じた状態の蝶番の拡大斜視構成図である。 蝶番のアームを閉じた状態の平面構成図である。 図6のA−A線断面構成図である。 蝶番の側面構成図である。 蝶番のアームの全開状態の平面構成図である。 蝶番の扉枠への取付状態の側面構成図である。 リベットの平面構成図である。
1 キャビネット
2 本体
2a 上前板
3 扉
3a 扉枠
4 蝶番
5 本体
5a 固定部
5b 水平部
5c 被係合部
5d ストッパー部
6 アーム
6a 固定部
6b 第1水平部
6c 垂直部
6d 第2水平部
7a 第1貫通孔
7b 第2貫通孔
7c 貫通孔
7d,7e 皿孔
8 ワッシャー
9 リベット
9a 軸部
9b 頭部
9c 凸部
K 係合部

Claims (1)

  1. 本体と、該本体にリベットで回動可能に連結されたアームとで構成される蝶番において、
    前記本体は、キャビネット本体に固定される固定部と、該固定部から略水平に延設されて貫通孔を有する被係合部とを備え、
    前記アームは、扉の上端面に固定される固定部と、該固定部から同一平面状に延設されて第1貫通孔を有する第1水平部および該第1水平部から上方へ延設された垂直部および該垂直部の上方側から水平に延設されて前記第1貫通孔よりも小径の第2貫通孔を有する第2水平部とからなる断面略コの字状の係合部とを備え、
    前記リベットは、前記第1貫通孔と略同径の軸部と、該軸部の一端側の頭部と、該軸部の他端側の前記第2貫通孔と略同径の凸部とを備え、
    前記本体の被係合部を前記アームの係合部に係合させて前記第1貫通孔と本体の貫通孔と第2貫通孔を整合させた状態で、前記第1貫通孔から前記リベットを通し、該リベットの凸部を前記第2貫通孔の外側でかしめるとともに、前記第1貫通孔内に前記リベットの頭部を呑み込ませて、前記本体と前記アームを連結した蝶番
    を用いたキャビネットであって、
    蝶番の前記本体の固定部をキャビネット本体に固定し、蝶番の前記アームの固定部および第1水平部を扉の上端面に固定し、前記リベットの頭部を前記扉の上端面に当接させて隠蔽させた
    ことを特徴とする蝶番を用いたキャビネット。
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