JP4812616B2 - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法に関し、特に装置起動時の自己診断の制御態様に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ、書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。このような画像処理装置の制御部(コントローラ)は、装置起動の際、HDD(Hard Disk Drive)や、DRAM(Dynamic Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶領域や、他の機能構成との接続部であるインターフェースのレジスタ等をチェックする自己診断を実行する(例えば、特許文献1参照)。画像処理装置の起動処理においては、上述した自己診断に加え、装置の制御部を構成するファームウェアをROMから読み出してDRAMに展開する処理や、画像処理装置としての各機能を実現する機能エンジンのチェック等を行う。
特開平10−207669号公報
近年、画像処理装置の起動処理に要する時間が増大しており、それを短縮する要望が高まっている。装置起動の処理時間増大についての主な原因としては、画像処理装置が複合機として構成されることによるファームウェア容量の増大及びチェックすべき機能エンジンの増加並びに自己診断において診断すべき項目及び内容の増加に伴う自己診断時間の増大等が挙げられる。自己診断時間増大の主な原因としては、複合機が一般化してきたことや画像処理装置とホスト装置との接続態様が多様化していることによる装置内部のI/Fの増加、記憶領域の容量の増加等が挙げられる。ここで、ユーザが装置を起動する場合、毎回全ての機能を使用するわけではなく、例えばスキャナのみを使用する目的で装置を起動する場合もある。このような場合に、他の部分、例えばプリンタやファクシミリに該当する部分の診断まで実行することにより、装置起動において無駄に長い時間を要してしまう。
また、他の例としては、ユーザが書類を1枚だけ複写するために装置を起動する場合、その複写動作においては書類1枚分のDRAM容量若しくはHDD容量を要する。このような場合に、記憶領域の不要な部分まで診断を実行することによっても、装置起動において無駄に長い時間を要してしまう。
他方、装置起動時の自己診断により装置に異常が発見された場合、装置の起動が停止し、装置の使用が出来ない場合が一般的である。しかしながら、上記の例と同様に、ユーザがスキャナとして装置を使用したい場合に、プリンタ部分に異常が発見されて装置起動を停止してしまうと、本来スキャナとしての動作に支障がない場合であってもユーザが装置を使用することが出来ない。このように、ユーザが画像処理装置を起動する場合において、装置がクリアすべき条件はユーザの使用目的によって異なる。従って、装置起動に際し、一様に同じ起動条件を適用すると、ユーザの使用目的との間に不整合が生じる。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、ユーザの使用目的と画像処理装置の起動時に装置がクリアすべき条件との不整合を解消することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、起動時に自己診断を実行する画像処理装置であって、起動条件を取得して起動処理を行う起動処理制御部と、前記起動処理制御部の処理に従って装置各部を診断する自己診断部とを有し、前記起動処理制御部は、前記取得した起動条件に応じて前記自己診断部に実行させる診断内容を変更し、前記起動条件は、前記画像処理装置の起動後の状態を指定する情報であり、前記起動処理制御部は、前記指定された前記画像処理装置の起動後の状態において必要な部位の診断を前記自己診断部に実行させることを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、前記起動処理制御部は、前記画像処理装置を制御する制御部と前記画像処理装置内部及び外部の少なくとも一方との接続状態を前記起動条件として検出し、前記検出された接続状態に応じて前記自己診断部に実行させる診断内容のうち、前記制御部と前記画像処理装置内部及び外部の少なくとも一方との接続部の診断要否を指定する請求項1に記載の画像処理装置を特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、ユーザが前記画像処理装置の起動条件を指定する操作部を更に有し、前記起動処理制御部は、前記指定された起動条件に応じて前記画像処理装置の起動処理を実行する請求項1または2に記載の画像処理装置を特徴とする。
た請求項に記載の発明は、前記起動処理制御部は、ユーザが指定可能な前記起動条件とそれに対応して前記自己診断部が実行する診断内容とが格納された起動条件情報を有し、前記指定された起動条件と前記起動条件情報とを照合して前記自己診断部を制御する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置を特徴とする。
また請求項に記載の発明は、前記起動条件は、前記画像処理装置が実行する画像処理の画像情報量が所定の閾値以下であることを示す情報を含み、前記自己診断部は、前記画像処理の作業領域のチェックにおいて前記画像情報量に対応した範囲の領域をチェックする請求項3または4に記載の画像処理装置を特徴とする。
た請求項に記載の発明は、起動時に自己診断を実行する画像処理装置の制御方法であって、前記画像処理装置の電源投入に応じて、前記画像処理装置の起動後の状態を指定する情報である起動条件を取得し、前記取得した起動条件に基づき、起動時に実行する自己診断の内容として、前記指定された前記画像処理装置の起動後の状態において必要な部位の診断を実行することを決定し、前記決定した内容に基づいて前記自己診断を実行する画像処理装置の制御方法を特徴とする。
本発明によれば、ユーザの使用目的と画像処理装置の起動時に装置がクリアすべき条件との不整合を解消することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明は、画像処理装置の起動時に、装置がクリアすべき条件を可変とすることにより、ユーザの使用目的と装置の起動条件との不整合を解消し、もって画像処理装置の起動に要する時間を最適化する。
[実施例1]
本実施例は、ユーザが画像処理装置を起動する際に使用目的を指定することによって、装置起動時に実行される自己診断の内容を変更し、もって画像処理装置の起動に要する時間を最適化する。
まず、図1を用いて、本実施例に係る画像処理装置の全体構成を説明する。図1は、本実施例に係る画像処理装置100の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像処理装置100は、CPU101、RAM102、HDD103、ROM104、NVRAM105、SDカードスロット106、操作表示部I/F107、ホストI/F108、管理I/F109、エンジンI/F110、操作表示部111、スキャナ112、プリンタ113及びサブCPU114を有する。更に、画像処理装置100に関連する機器として、ホスト装置200及び管理センタサーバ300がある。
RAM102は一般的にDRAM等の揮発性メモリによって構成される。ROM104、NVRAM105、SDカードスロット106に挿入されたSDカードのいずれかに格納されたファームウェア等の制御プログラムがメモリ102にロードされ、CPU101の制御に従って画像形成装置100の動作を制御する制御部が構成される。ROM104、NVRAM105及びSDカードには、上述したファームウェア等の制御プログラムの他、画像形成装置100の運用において使用される各種の情報が格納されている。HDD103は、磁気ディスク記憶媒体を有するディスク記憶装置であり、アドレス帳、追加フォント及び蓄積文書等が格納されている。
操作表示部I/F107は、画像処理装置100の制御部と操作表示部111との情報通信を仲介するインターフェースである。操作表示部111は、画像形成装置100の状態を視覚的に表示するディスプレイモニタであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置100を直接操作する際の入力インターフェースでもある。ホストI/F108は、画像処理装置100に対して印刷ジョブを入力するホスト装置200と画像処理装置100との通信インターフェースであり、USB(Universal Serial Bus)やイーサネット(登録商標)等の通信インターフェースである。外部のホスト装置200が送信した印刷ジョブは、ホストI/F108を介して画像処理装置100の制御部に入力され、制御部の制御に従って印刷処理が実行される。管理I/F109は、画像処理装置100を管理するサービスセンサの管理センタサーバ300と画像処理装置100とが通信するためのインターフェースである。一般的には、ホストI/F108と管理I/F109とはイーサネット(登録商標)I/F等、同じI/Fによって実現される。
エンジンI/F110は、実際に画像を撮像するスキャナ112若しくは画像形成を実行するプリンタ113と画像処理装置100の制御部との情報通信を仲介するインターフェースである。
実際の撮像処理においては、スキャナ112の原稿載置台に載置され若しくはADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送機)にセットされた原稿をスキャナ112に含まれるCCD(Charge Coupled Device)等を用いた光電変換素子によって読み取る。また、実際の画像形成処理においては、プリンタ113に含まれる給紙トレイから用紙が引き出され、プリントエンジンによって用紙上に画像が形成され、排紙トレイに排紙される。サブCPU114は主に省電力稼動時において、CPU101に代わり画像処理装置100の制御部を構成する。図1に示すこれらの要素がバス115を介して接続されている。
尚、図1に示すブロック図は画像処理装置100の一例であり、図1に示す全ての要素が同一のバス115に接続されている必要はない。また、ファクシミリとして動作する際の通信装置等、図1に示す構成要素以外の要素を有しても良い。
次に、図2を用いて本実施例に係る画像処理装置の機能ブロックを説明する。本実施例に係る画像処理装置100の稼動時においては、ROM104に格納されているファームウェアがRAM102にロードされ、CPU101と連動して図2に示すような各種制御部を構成する。RAM102に構成される制御部としては、画像処理装置100全体の動作を制御する主制御部121、操作表示部111の動作を制御する操作表示制御部123、ホストI/F108及び管理I/F109を介して装置外部との通信を制御する通信制御部124、スキャナ112及びプリンタ113の動作を制御する画像処理制御部125、HDD103等の各種記憶媒体を制御する記憶媒体制御部126及び画像処理装置100起動時の動作を制御する起動処理制御部122がある。
また、画像処理制御部125は、画像データを描画データとして生成するための描画領域127を有する。尚、図2においては、起動処理制御部122が主制御部121に含まれる例を示しているが、主制御部121とは別のモジュールとして構成しても良い。
図2に示す各制御部は、起動処理制御部122の指示に従い、画像処理装置100の起動時に夫々の処理対象である部位の診断を実行する自己診断部としても機能する。即ち、操作表示制御部123は、操作表示部I/F107のレジスタや操作表示部111との通信状態を診断する。また、通信制御部124は、管理I/F109及びホストI/F108のレジスタやホスト装置200及び管理センタサーバ300との通信状態を診断する。画像処理制御部125は、エンジンI/F110のレジスタやスキャナ及びプリンタ113との通信状態並びに描画領域127のエラーセルの有無を診断する。記憶媒体制御部126は、接続されている記憶媒体のアクセステストを行う。例えば、記憶媒体制御部126は、HDD103やNVRAM105のような書き込み/読み出し可能な記憶媒体であれば書き込み/読み出しチェックを行い、ROM104のような読み出し専用の記憶媒体であればCRCチェックを行う。また、SDカードスロット106のような外部記憶媒体のスロットであれば、そのスロットのレジスタのチェックや、挿入されている外部記憶媒体の書き込み/読み出しチェックを行う。主制御部121は、CPU101及びサブCPU114の内部キャッシュのチェックや、RAM102の図2に示す各制御部以外の領域におけるエラーセルのチェック等を行う。
図2に示すような機能ブロックにおいて、主制御部121は、通信制御部124がホストI/F108を介してホスト装置200から受信した印刷ジョブを受け取り、画像処理制御部125に転送する。画像処理制御部125は、印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて描画領域127に描画データを生成する。主制御部121は、画像処理制御部125が生成した描画データを、記憶媒体制御部126を介して順次HDD103にスプールすると共に、画像処理制御部125に描画データの印刷実行を指示する。主制御部121から描画データの印刷実行命令を受けた画像処理制御部125は、プリンタ113を制御して画像形成を実行する。また、主制御部121は、画像処理制御部125がエンジンI/F110を介してスキャナ109から受信し、描画領域127に生成した撮像データを受け取ると共に、記憶媒体制御部126若しくは通信制御部124に撮像データを適宜処理させる。記憶媒体制御部126は、主制御部121の指示に従って撮像データをHDD103に保存し、通信制御部124は、主制御部121の指示に従ってホストI/F108を介して撮像データをホスト装置200に送信する。
また、主制御部121は、画像処理装置100の各部において不具合を検知した場合、通信制御部124に対して管理センタサーバ300への不具合報告を指示する。通信制御部124は主制御部121の制御に従い、外部I/F109を制御して管理センタサーバ300に不具合を報告する。これらの動作において、ユーザは操作表示部111を介して画像処理装置100を操作する。操作表示制御部107が、ユーザによって操作表示部111に入力された情報を主制御部121に伝え、主制御部121は操作表示制御部123から受信した情報に従って、各部を制御する。
次に、起動処理制御部122について説明する。起動処理制御部122は、画像処理装置100の起動時における動作を制御する。ユーザによって画像処理装置100の電源が投入され、ファームウェアがRAM102にロードされて図2に示す各制御部が構成されると、起動処理制御部122は操作表示制御部123に対して図3に示す起動選択画面の表示を指示する。操作表示制御部123は、操作表示部I/F107を介して操作表示部111を制御し、図3に示す起動選択画面を表示して、画像処理装置100の起動条件となる起動モードの選択をユーザに促す。図3の起動選択画面においてユーザが選択可能な起動モードは、起動モード管理テーブルとして起動処理制御部122が保持している。
図4は画像処理装置100の起動条件情報となる起動モード管理テーブルに含まれる情報の一例を示している。図4に示すように、起動モード管理テーブルは、図3の起動選択画面の選択肢として表示される起動モード名の情報、その起動モードに対応する起動処理内容の情報及びそれらの情報のインデックスとなるID情報を含む。
図4の起動モード管理テーブルに示す起動モードについて説明する。起動モードとは、画像処理装置100が起動した後の状態を示す情報であり、本実施例においては、完全起動モード、プリンタ簡易起動モード、プリンタ完全起動モード、スキャナ簡易起動モード、スキャナ完全起動モード、コピー簡易起動モード及びコピー完全起動モードを有する。
以下に、夫々のモードについて説明する。完全起動モードとは、画像処理装置100に含まれる全ての機能を完全に起動する起動モードである。従って、図3の起動選択画面において完全起動モードが選択された場合、起動処理制御部122は、RAM102に構成された夫々の制御部に対して全ての項目をチェックするように指示する。起動処理制御部122から指示を受けた夫々の制御部は、自身が実行すべき起動時診断を全て実行する。
プリンタ簡易起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、プリンタに係る部分のみを起動するモードであり、特に、プリンタとして出力する予定の枚数が少ない場合(本実施例においては1枚)に選択する起動モードである。
プリンタ簡易起動モードの起動処理内容は、ホストI/F108のチェック、画像処理制御部125の描画領域のうち出力用紙1枚分に相当する領域のチェック、エンジンI/F110のうちプリンタ113に関する部分のチェック及びHDD103の書き込み/読み出しチェックである。これにより、画像処理装置100は簡易プリンタとして起動し、ホスト装置200からの印刷ジョブの受信に応じて出力枚数の少ない画像形成を実行可能な状態となる。
プリンタ簡易起動モードにおいては、プリンタとして使用する部分のみチェックを行うと共に、予定されている出力枚数に応じて描画領域のチェック範囲を縮小しており、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。
プリンタ完全起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、プリンタに係る部分のみを起動するモードであり、上述したプリンタ簡易起動モードのように、出力する予定の枚数が少なくない場合若しくは出力予定の枚数が不明である場合等に選択する起動モードである。従って、プリンタ完全起動モードにおいては、起動時診断においてプリンタ簡易起動モードと同様の項目をチェックすると共に、画像処理制御部125に含まれる描画領域127の全領域をチェックする。これにより、プリンタとして使用する部分のみチェックを行い、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。
スキャナ簡易起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、プリンタに係る部分のみを起動するモードであり、特に、スキャナとして撮像する枚数が少ない場合(本実施例においては1枚)に選択する起動モードである。スキャナ簡易起動モードの起動処理内容は、ホストI/F108のチェック、画像処理制御部125の描画領域のうち撮像用紙1枚分に相当する領域のチェック、エンジンI/F110のうちスキャナ112に関する部分のチェック及びHDD103の書き込み/読み出しチェックである。これにより、画像処理装置100は簡易スキャナとして起動し、ユーザによるスキャナ操作に応じて撮像枚数の少ないスキャンを実行可能な状態となる。スキャナ簡易起動モードにおいては、スキャナとして使用する部分のみチェックを行うと共に、予定されている撮像枚数に応じて描画領域のチェック範囲を縮小しており、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。
プリンタ完全起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、スキャナに係る部分のみを起動するモードであり、上述したスキャナ簡易起動モードのように、撮像する予定の枚数が少なくない場合若しくは撮像予定の枚数が不明である場合等に選択する起動モードである。従って、スキャナ完全起動モードにおいては、起動時診断においてスキャナ簡易起動モードと同様の項目をチェックすると共に、画像処理制御部125に含まれる描画領域127の全領域をチェックする。これにより、スキャナとして使用する部分のみチェックを行い、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。
コピー簡易起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、コピー機としての使用に係る部分のみを起動するモードであり、特に、コピー枚数が少ない場合(本実施例においては1枚)に選択する起動モードである。コピー簡易起動モードの起動処理内容は、ホストI/F108のチェック、画像処理制御部125の描画領域のうち撮像用紙1枚分に相当する領域のチェック、エンジンI/F110のチェック及びHDD103の書き込み/読み出しチェックである。コピー機として使用する場合、スキャナ112及びプリンタ113の両方を使用するため、エンジンI/F110の全部をチェックする。これにより、画像処理装置100は簡易コピー機として起動し、ユーザによる操作に応じて枚数の少ないコピーを実行可能な状態となる。コピー簡易起動モードにおいては、コピー機として使用する部分のみチェックを行うと共に、予定されているコピー枚数に応じて描画領域のチェック範囲を縮小しており、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。
コピー完全起動モードとは、画像処理装置100に含まれる機能において、コピーとしての使用に係る部分のみを起動するモードであり、上述したコピー簡易起動モードのように、コピーする予定の枚数が少なくない場合若しくはコピー予定の枚数が不明である場合等に選択する起動モードである。従って、コピー完全起動モードにおいては、起動時診断においてコピー簡易起動モードと同様の項目をチェックすると共に、画像処理制御部125に含まれる描画領域127の全領域をチェックする。これにより、コピー機として使用する部分のみチェックを行い、診断結果の信頼性を保ったまま起動時診断に要する時間を短縮することができる。上記のプリンタ簡易起動モード、スキャナ簡易起動モード及びコピー簡易起動モードの説明においては、画像処理枚数が1枚の場合を例として説明したが、これに限らず、画像処理の画像情報量が所定の閾値以下である場合を示す。従って、夫々の簡易起動モードにおける起動時診断においては、所定の閾値として定められた画像情報量を処理可能な容量の描画領域をチェックする。
起動処理制御部122は、ユーザの操作表示部111の操作による起動モードの選択によって起動条件となる情報を取得し、取得した情報と図4に示す起動モード管理テーブルとを照合して実行すべき起動処理内容を決定する。この他、起動処理制御部122は、ユーザによる操作表示部111の操作以外に、独自に画像処理装置100の状態を確認することによって起動条件を取得する機能を有する。例えば、近年画像処理装置は複合機として構成される一方、夫々の機能を拡張ユニットとして構成することが多く、使用されないインターフェースも存在する。このような、使用されていないインターフェースまでチェックすることは診断時間を無駄に延長する要因となる。従って、起動処理制御部122は、図2に示す各制御部と、画像処理装置100内部若しくは外部との接続状態を確認し、何も接続されていないインターフェースの診断を行わないように、各制御部を制御する。 例えば、画像処理装置100の種類によっては、ホストI/F108若しくは管理I/F109として、USB、イーサネット(登録商標)等、複数のインターフェースを有し、いずれか1つを使用する構成のものがある。このような場合、起動処理制御部122は、通信制御部125に対して、ホストI/F108、管理I/F109のチェックにおいて、ケーブルが接続されているインターフェースのみをチェックするように指示する。これにより、不要な診断による診断時間の増大を防ぐことができる。
図5を参照して、画像処理装置100の起動時の動作について説明する。図5は、画像処理装置100の起動時の動作を示すフローチャートである。図5に示すように、画像処理装置100に電源が投入されると(S501)、図2に示すようにRAM102内に制御部が構成され(S502)、起動処理制御部122の指示によって操作表示部111に図3に示す起動選択画面が表示される(S503)。操作表示部111に表示された起動選択画面に従ってユーザが起動モードを選択すると(S504)、起動処理制御部122は、指定された起動モードに従って起動処理を実行する(S505)。これにより、画像処理装置100が起動し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施例に係る画像処理装置においては、ユーザが指定した起動モードに応じて、起動時診断の診断内容を変更するため、ユーザの使用目的と画像処理装置の起動時に装置がクリアすべき条件との不整合を解消することが可能となり、ユーザの使用目的に応じて起動時診断の診断時間を短縮することができる。
尚、上記の説明においては、画像処理装置100の電源投入時の処理を例として説明したが、例えば省電力状態から通常状態への復帰時に適用することにより、上記と同等の効果を得ることができる。また、上記の説明においては、描画領域127が画像制御部125に含まれる例を説明したが、画像処理制御部125とは別の領域、即ちRAM102における各制御部121〜126とは別の領域を描画領域127として用いても良い。この場合、起動時診断における描画領域のエラーセルのチェックは、画像処理制御部125が行っても主制御部121が行っても良い。
また、上記の説明においては、起動モードの選択方法として、装置に電源を投入した後、操作表示部111に表示される起動選択画面において起動モードを選択する例を説明したが、この他、装置に起動モードを指定するためのレバーやスライド式のスイッチ等の操作部を設けても良い。画像形成装置100の電源を投入する前に、起動モード選択用の操作部を操作して起動モードを指定することにより、電源投入後、起動時診断を実行する前に必要となるソフトウェア処理を低減することができる。
また、上記の説明においては、画像処理装置100の起動時に、RAM102内に図2に示す各制御部が構成された後、起動処理制御部122が図3に示す起動選択画面の表示を指示する例を説明したが、この場合、各制御部121〜126及び描画領域127が構成される前にRAM102におけるエラーセルのチェックを実行することができない。これに対し、例えばNVRAM105に格納されている自己診断プログラムがNVRAM105において動作し、RAM102のエラーセルをチェックすることによって、この問題を解決することができる。また、NVRAM105に格納されているプログラムが、上記説明した起動時診断を全て実行するようにしても良い。
また、上記の説明においては、図3に示すような起動モードを選択する起動選択画面において起動モードを選択し、選択された起動モードに従って起動処理の内容を変更する例を説明した。この他、例えば通常診断、詳細診断、簡易診断等のように、診断レベルを選択し、選択された診断レベルによって診断項目や診断内容を変更するようにしても良い。例えば、RAM102やHDD103等の記憶領域の診断容量については、診断レベルによって変更することができる。従って、上記の起動モードを選択する態様と、診断レベルを選択する態様とを両方用いても良い。更には、起動時に実行する診断内容をユーザが直接設定するようにしても良い。また、図4に示す例以外の起動モードを有しても良い。
[実施例2]
本実施例においては、画像処理装置の起動時において装置がクリアすべき条件の変更について、実施例1とは異なる例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1においては、装置起動時にユーザの使用目的に応じて診断の項目、内容を変更し、装置に含まれる機能のうちユーザが使用しない機能のチェックを低減することによって、装置起動に要する時間を低減する例を説明した。本実施例においては、装置起動の診断結果に対して、装置に異常が発生している場合であっても、異常部分を無効化して装置を起動することにより、装置全体のダウンタイムを低減する例を説明する。
本実施例に係る起動処理制御部122は、画像処理装置100の起動時診断において、図2に示す各制御部から受け取った診断結果に異常がある場合、図6に示す起動判断テーブルを参照する。起動判断テーブルは、起動時診断において検出された異常の内容と、それに対応する処理に関する情報を含む起動判断情報である。図6に示す例について更に詳細に説明する。HDDベリファイエラー、RAMベリファイエラーは、HDD103、RAM102に対する書き込み/読み出しチェックにおけるエラーである。この場合の起動処理内容としては、エラーした領域が全体の記憶領域若しくは空き領域に対して占める割合を確認し、その割合が所定の閾値以下であれば、エラー領域をアクセス禁止領域として無効化することにより、装置を起動する。また、正常な領域が所定の閾値以上存在することをもって、装置の起動を許可しても良い。これにより、ユーザにとっては見かけ上エラーが生じていないように装置を起動することができ、装置のダウタイムを低減することができる。
エンジンI/Fエラーは、エンジンI/F110若しくはスキャナ112、プリンタ113へのアクセスエラーである。この場合の起動処理内容としては、エンジンI/F110のうち、スキャナ112若しくはプリンタ113のいずれか一方のみアクセス可能であり、他方がアクセス不能であれば、アクセス可能である方のみを有効とし、アクセス不能である方を無効化して装置を起動する。これにより、画像処理装置100の機能のうち、少なくともスキャナ若しくはプリンタの機能は使用することができ、装置全体のダウンタイムを低減することができる。尚、エンジンI/F110の全て、即ちスキャナ112及びプリンタ113の両方にアクセス不能である場合は、操作表示部111にエラーを表示し、装置起動を終了する。
管理I/Fエラーは、通信制御部124と管理I/F109若しくは管理センタサーバ300へのアクセスエラーである。この場合の起動処理内容としては、管理I/F109を無効化して装置を起動する。これにより、スキャナ112やプリンタ113等、画像処理装置100の主となる機能は使用することができ、装置全体のダウンタイムを低減することができる。ホストI/Fエラーは、通信制御部124とホストI/F108若しくはホスト装置200へのアクセスエラーである。この場合の起動処理内容としては、ホストI/F200を無効化して装置を起動する。これにより、ホスト装置200との通信を必要としない動作、例えば複写動作や、スキャン画像を画像処理装置100のHDD103に格納する動作は実行可能であり、装置全体のダウンタイムを低減することができる。
操作表示部I/Fエラーは、操作表示制御部123と操作表示部I/F107とのアクセスエラーである。この場合の起動処理内容としては、操作表示部I/F107のうち、操作部としての機能のインターフェースと、表示部としての機能のインターフェースとを夫々確認し、エラーが発生している部分を無効化して起動する。これにより、操作部が無効となった場合であっても、画像処理装置100への直接の操作を必要としない動作、例えばホスト装置200からのプリントアウト動作等は実行可能である。また、表示部が無効となった場合であっても、画像処理装置100の表示部の確認を必要としない動作は実行可能である。従って、画像処理装置100全体のダウンタイムを低減することができる。
CPUキャッシュエラーは、CPU101内部のキャッシュ領域のエラーである。この場合の起動処理内容としては、CPU101とバス115との接続を制御する回路が接続を変更し、CPU101からサブCPU114に接続を切り換えることにより、図2に示す各制御部がサブCPU114の制御によって動作するようにする。これにより、CPU101よりも低速ではあるが、一時的にサブCPU114の制御による起動を許可することにより、装置のダウンタイムを低減することができる。また、CPU101とサブCPU114との電源供給を別系統とすることにより、電源系統のエラーによりCPU101が異常と診断された場合であっても、サブCPU114による制御を実行することができる。
このように、本実施例に係る起動処理制御部122は、起動時診断の結果に異常が発生している場合であっても、即座に装置の起動を停止するのではなく、異常の内容を予め定められた情報と照合することにより、装置起動の可否を判断する。この判断は、図6に示すエラー内容の夫々において個別に判断しても良いし、夫々のエラー内容の組み合わせによって判断しても良い。例えば、操作表示部I/Fエラーにおいて、操作部がエラーとなり表示部のみ有効にして起動する場合において、エンジンI/Fエラーにおいてプリンタに係る部分がエラーとなってスキャナ機能のみ起動する場合、スキャナ機能により原稿をスキャンするためには、装置に対して何らかの命令を与える必要があるが、操作部が無効化されている場合それができないため、実質的に装置のどの機能も動作させることができないこととなる。従って、このような場合には装置の起動を停止するように判断することが好ましい。
起動時診断による異常検知時において、異常部分を無効化した状態で装置を起動した場合、異常部分について更に詳細な診断を実行する。ここでいう詳細な診断とは、例えばハードウェアの故障が原因か、ソフトウェア制御のエラーが原因かの切り分け等を行う。また、操作表示部111、ホスト装置200及び管理センタサーバ300への通知を行う。これにより、異常部を無効化して応急的に装置を起動すると共に、装置の完全復旧を迅速に行うことができる。また、CPU101が異常と診断され、サブCPU114による制御によって装置が起動した場合、サブCPU114は、装置各部に供給されている電源の出力値をA/D変換することによってチェックし、異常が検出された場合は操作表示部111への異常通知及び装置の強制終了等を行う事により、更なる障害の発生を低減することができる。
また、図6に示す起動判断テーブルには、起こり得るすべてのエラーが格納されていても良いが、所定条件によって起動可能なエラーのみ格納されていても良い。即ち、上記の例で説明したように、異常と判断された部分を無効化することによって起動可能なエラー内容について起動判断テーブルに格納されており、起動時診断において発生したエラー内容が起動判断テーブルに見つからなければ、異常を通知して起動を停止する。これにより、起動判断テーブルに格納する情報量を少なくすることができる。
本発明の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の機能ブロックを示すブロック図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の起動選択画面を示す図である。 本発明の実施例に係る起動処理制御部が有する起動モード管理テーブルを示す図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係る起動処理制御部が有する起動判断テーブルを示す図である。
符号の説明
100 画像処理装置、101 CPU、102 RAM、103 HDD、104 ROM、105 NVRAM、106 SDカードスロット、107 操作表示部I/F、108 ホストI/F、109 管理I/F、110 エンジンI/F、111 操作表示部、112 スキャナ、113 プリンタ、114 サブCPU、121 主制御部、122 起動処理制御部、123 操作表示制御部、124 通信制御部、125 画像処理制御部、126 記憶媒体制御部、127 描画領域、200 ホスト装置、300 管理センタサーバ

Claims (6)

  1. 起動時に自己診断を実行する画像処理装置であって、
    起動条件を取得して起動処理を行う起動処理制御部と、
    前記起動処理制御部の処理に従って装置各部を診断する自己診断部とを有し、
    前記起動処理制御部は、前記取得した起動条件に応じて前記自己診断部に実行させる診断内容を変更し、
    前記起動条件は、前記画像処理装置の起動後の状態を指定する情報であり、前記起動処理制御部は、前記指定された前記画像処理装置の起動後の状態において必要な部位の診断を前記自己診断部に実行させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記起動処理制御部は、前記画像処理装置を制御する制御部と前記画像処理装置内部及び外部の少なくとも一方との接続状態を前記起動条件として検出し、前記検出された接続状態に応じて前記自己診断部に実行させる診断内容のうち、前記制御部と前記画像処理装置内部及び外部の少なくとも一方との接続部の診断要否を指定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. ユーザが前記画像処理装置の起動条件を指定する操作部を更に有し、前記起動処理制御部は、前記指定された起動条件に応じて前記画像処理装置の起動処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記起動処理制御部は、ユーザが指定可能な前記起動条件とそれに対応して前記自己診断部が実行する診断内容とが格納された起動条件情報を有し、前記指定された起動条件と前記起動条件情報とを照合して前記自己診断部を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記起動条件は、前記画像処理装置が実行する画像処理の画像情報量が所定の閾値以下であることを示す情報を含み、
    前記自己診断部は、前記画像処理の作業領域のチェックにおいて前記画像情報量に対応した範囲の領域をチェックすることを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 起動時に自己診断を実行する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置の電源投入に応じて、前記画像処理装置の起動後の状態を指定する情報である起動条件を取得し、
    前記取得した起動条件に基づき、起動時に実行する自己診断の内容として、前記指定された前記画像処理装置の起動後の状態において必要な部位の診断を実行することを決定し、
    前記決定した内容に基づいて前記自己診断を実行することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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