JP4812448B2 - ラジエタの配置構造 - Google Patents
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Description
このためには、より大面積のラジエタを空間効率よく配置できるようにすること、並びにより効率よく走行風をに導くようにすることが望まれる。しかし上記従来例は前輪とエンジン間の空間を中央部から上方のみしか利用しないため、さらに大型のラジエタを配置して空間の利用効率をより向上させることが望まれる。
本願発明は、このような要請の実現を目的とする。
前記ラジエタを側面視で後方へ凸に湾曲させたことを特徴とする。
前輪とその後方に位置するエンジンとの間にラジエタを配置した自動2輪車において、
前記ラジエタを側面視で後方へ凸に湾曲させ、このラジエタの最後部よりも上方部分を上方延出部とし、下方部分を下方延出部とし、
前記上方延出部は前記ラジエタの最後部より上方側を斜め上がりに前方へ延び、前記下方延出部は、前記ラジエタの最後部より下方側を斜め下がりに前方へ延び、この下方延出部後方に冷却ファンを設けるとともに、
側面視にて、前記エンジンの最前部位置より後方に前記ラジエタの最後部を位置させ、
かつ、このラジエタの最後部をラジエタ全体における上下方向中間点より下方側位置で前輪の最後部の近傍かつ上方に位置させ、
ラジエタの最後部の後方にエンジンが位置し、
前記下方延出部の一部を前輪とエンジンの間に位置させたことを特徴とする。
側面視にて、前記上方延出部が、前記下方延出部よりも長いことを特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項1において、前記エンジンのシリンダヘッドから延出する排気管を前方から見て車体一側へ曲げて配置し、前記冷却ファンを車体他側にオフセット配置させるとともに、この冷却ファンを側面視にて前記排気管に前後方向で重なるように配置したことを特徴とする。
請求項6の発明は上記請求項1において、側面視において、前記ラジエタの最後部を通る垂線をV1、前記エンジンの最前位置を通る垂線をV2としたとき、この垂線V2は前記垂線V1よりも前方に位置し、前記上方延出部及び下方延出部とそれぞれ交差することを特徴とする。
請求項7の発明は上記請求項6において、前記下方延出部の下端部は前記垂線V2よりも前方かつ前輪の最後部よりも前方に位置することを特徴とする。
さらに、前記ラジエタの最後部より下方延出部の後方にも空間が生じるので、この空間を利用して機能部品を配置できる。
また、上部が後方側へ傾く後傾のフロントフォークに略沿って上下動する前輪の動きに合わせて、これを逃げながら最もラジエタを大容量にできる配置が可能になる。そのうえ、エンジンを前方配置可能になり、前輪の分担荷重を高めることができる。
請求項4によれば、フロントフォークの最縮み状態にて、前輪が最も上方へ移動した状態でも、前輪と上方延出部が干渉しないようにすることができる。
請求項5によれば、冷却ファンを排気管の曲がりを利用して、ラジエタの片側へ車体中心からオフセット配置できる。
シートレール31の上方にはシート33が支持される。シート33の前端は燃料タンク23の後端に接している。
エンジン8は左右のエンジンハンガ9a間にほぼ一杯の幅で設けられ、この例では前・後バンクとも3気筒となっている。
ラジエタ15の上端はヘッドパイプ3近傍にてメインフレーム2の下部へ支持され、その一方側(車体右側)の角に注水キャップ57が設けられている。
給水ホース52は、この排気管17を避けながら後方へ延出する。冷却ファン16は排気管17の湾曲部を利用して、ラジエタ15の右側下部へ車体中心からオフセットされて配置される。
したがって、大容量のラジエタ15を空間効率よく配置できることになり、より大きな受風面積を確保できるため、さらに冷却効率を上げることができ、冷却性能を向上させてエンジン8の動力性能を向上させることができる。
Claims (7)
- 前輪とその後方に位置するエンジンとの間にラジエタを配置した自動2輪車において、
前記ラジエタ(15)を側面視で後方へ凸に湾曲させ、このラジエタの最後部(41)よりも上方部分を上方延出部(42)とし、下方部分を下方延出部(43)とし、
前記上方延出部(42)は前記ラジエタの最後部(41)より上方側を斜め上がりに前方へ延び、前記下方延出部(43)は、前記ラジエタの最後部(41)より下方側を斜め下がりに前方へ延び、この下方延出部(43)後方に冷却ファン(16)を設けるとともに、
側面視にて、前記エンジン(8)の最前部位置(P)より後方に前記ラジエタの最後部(41)を位置させ、
かつ、このラジエタの最後部(41)をラジエタ全体における上下方向中間点より下方側位置で前輪(5)の最後部(5a)の近傍かつ上方に位置させ、
ラジエタの最後部(41)の後方にエンジン(8)が位置し、
前記下方延出部(43)の一部を前輪(5)とエンジン(8)の間に位置させたことを特徴とするラジエタの配置構造。 - 側面視にて、前記上方延出部(42)が、前記下方延出部(43)よりも長いことを特徴とする請求項1に記載したラジエタの配置構造。
- 側面視にて、前記エンジンの最前位置(P)を前記冷却ファン(16)の前部上端より前方へ配置したことを特徴とする請求項1に記載したラジエタの配置構造。
- 前記上方延出部は斜め下がりに後方傾斜しており、この傾斜はフロントフォークの最縮み状態にて、前輪が最も上方へ移動した状態で前輪と上方延出部とが干渉しない傾斜であることを特徴とする請求項1に記載したラジエタの配置構造。
- 前記エンジンのシリンダヘッド(10)から延出する排気管(17)を前方から見て車体一側へ曲げて配置し、前記冷却ファン(16)を車体他側にオフセット配置させるとともに、この冷却ファン(16)を側面視にて前記排気管(17)に前後方向で重なるように配置したことを特徴とする請求項1に記載したラジエタの配置構造。
- 側面視において、前記ラジエタの最後部(41)を通る垂線をV1、前記エンジンの最前位置(P)を通る垂線をV2としたとき、この垂線V2は前記垂線V1よりも前方に位置し、前記上方延出部(42)及び下方延出部(43)とそれぞれ交差することを特徴とする請求項1に記載したラジエタの配置構造。
- 前記下方延出部(43)の下端部は前記垂線V2よりも前方かつ前輪の最後部(5a)よりも前方に位置することを特徴とする請求項6に記載したラジエタの配置構造。
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