JP4810192B2 - インクジェット記録ヘッドの製造方法、及びインクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの製造方法、及びインクジェット記録ヘッド Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット記録方式に用いるインク液滴を発生するためのインクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法に関する。
インクジェット記録方式は、記録時における騒音の発生が無視し得る程度に極めて小さいという点、また高速記録が可能であり、しかも所謂普通紙に定着可能で、特別な処理を必要とせずに記録が行えるという点で、ここ数年急速に普及しつつある。
またインクジェット記録ヘッドの中で、インク吐出エネルギー発生素子が形成された基体に対して、垂直方向にインク液滴が吐出するものを「サイドシュータ型記録ヘッド」と称し、本発明は、この種のサイドシュータ型記録ヘッドの構造に関するものである。
特許文献1には、発熱抵抗体を加熱することで生成した気泡によりインク液滴を吐出させることを特徴とする、バブルジェット方式のインクジェット記録ヘッドの製造方法が記載されている。該公報における記録ヘッドの製造方法においては、図4a〜4eに示すように発熱抵抗体1が形成された基板2上に、感光性材料層3にてインク流路パターンを形成し、更にこの上に感光性材料層8をソルベントコートし、インク吐出口6を形成する。該公報における感光性材料層3と感光性材料層8は、その感光特性の差異を利用しパターン形成し、フォトリソグラフィー精度にて記録ヘッドを製造可能であるため、近年の高精度記録への要求に答えることが可能である。
上記した従来の方法によって製造されたインクジェット記録ヘッドでは、高精度記録に対する要求から、オリフィスプレートの膜厚を薄く形成することで、非常に小さいインク液滴の吐出を可能とする記録ヘッドを製造可能なものである。しかし、インク吐出口6近傍においては、オリフィスプレートが樹脂(感光性材料層8)にて形成されており、且つ上述のように薄い膜厚にて形成されていることにより、インク液による樹脂膨潤が懸念される。即ち、このインクジェット記録ヘッドの構成においては、インク液滴吐出の瞬間を除き、常にインク流路及びインク吐出口内部はインク液が充填されている。オリフィスプレートとなる樹脂とこのインク液との長時間の接触により、樹脂材料の選択によっては、特にその膜厚が薄い部分は膨潤が発生してしまう。インク吐出口6の形状は、インク液滴の吐出特性に対して大きな影響を与える部分であり、変形してしまったインク吐出口から吐出されるインク液滴は、吐出の方向が所望の方向とずれてしまうばかりでなく、インク吐出量が変化してしまう。そして、このことにより、印字記録に悪影響をもたらす場合がある。
また特許文献2には、インク液滴の吐出特性の向上を目的として、三次元のインク流路構造を有することを特徴とする、インクジェット記録ヘッドの製造方法が記載されている。即ち該公報においては図8a〜8kに示すように、各々異なる感光波長域を有する第一の感光性材料層41及び第二の感光性材料層42を積層した後、各々の感光波長の光によりインク流路パターンを形成する。その後、更に樹脂からなる感光性材料層3をソルベントコートした後、インク吐出口を作製する製造方法が記載されている。しかしながら上記特許文献1と同様、オリフィスプレートが樹脂にて形成されているため、インク液による樹脂膨潤による悪影響の懸念は避けられない。
一方特許文献3には、図5a〜5eに示すようなインクジェット記録ヘッドの製造方法が記載されている。即ち該公報においては、発熱抵抗体1が形成された基板2上に感光性材料層3を形成し、インク流路パターン露光を行うことで、潜像パターン30を形成して、更にこの上に感光性材料層8の形成、インク吐出口6の形成を行うものである。この場合、感光性材料層3の光照射部分は現像せずに、潜像パターン30として残したまま次の工程に進むことで、感光性材料層8の形成を平坦に行うことが可能となる。しかしながら潜像パターン30と感光性材料層8との境界面においては各材料間の相溶層9が発生してしまう(図5c)。この相溶層9はインク吐出口6の一部分(インク流路との境界部分)を構成するものであり、即ちインク吐出口の形状制御が厳密に行えなくなってしまう。つまり上記した通り、インク吐出口の形状はインク液滴の吐出特性に対し大きな影響を与える因子であり、インクジェット記録ヘッドとしての吐出制御自体に悪影響を与えてしまう。
特許文献4は、感光性材料層3及び感光性材料層8として、熱架橋型ポジレジストを用いたものである。感光性材料層3を形成後、熱架橋した上で、感光性材料層8を形成するため、これら二層の相溶を防止する上では有効な手段であるが、潜像パターン30と感光性材料層8との境界面においては、やはり相溶層9が形成され、上記した影響を避けるのは難しい。
更に特許文献5は、図6a〜6eのように感光性材料層3及び感光性材料層8としてネガ型レジストを用いたものである。該公報においては、レジストの感度差、感光波長域差などを用いることで、感光性材料層3及び感光性材料層8のパターンを各々形成している。しかしながら図6c〜6eの破線に示すように、感光性材料層3の未露光部と、感光性材料層8との境界面において相溶層9が形成されてしまう。従って、該公報に記載の記録ヘッドにおいても、上記したものと同様、インク吐出周波数特性に対する悪影響を避けるのは困難なものとなる。
更にはまた、特許文献6においては、図7のように、インク流路壁を構成する部材13上に、フレキシブル回路からなるオリフィスプレート部材14を貼り合わせることにより、インクジェット記録ヘッドを提供している。該公報による構成においては、インク吐出口6が形成された後の工程で、オリフィスプレート部材14を貼り合わせるため、この際の位置合わせ精度の点で問題が発生する。即ち図7において、発熱抵抗体1の中心線1aと、インク吐出口6の中心線6aとの間に、ずれδが発生してしまう場合がある。このずれδが発生してしまった場合には、インク液滴の吐出方向が所望の方向とずれてしまうことにより、高精度印字記録を行うことが困難となってしまう。
特開平6−286149号公報 特開2004−42398号公報 特開平4−216951号公報 特開平4−216953号公報 特開平4−216952号公報 特開平11−192722号公報
本発明は上記の諸点に鑑み成されたものである。即ち以下の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。
(1)オリフィスプレートを樹脂にて形成した場合に懸念される、インク液による樹脂膨潤を防止すること。
(2)インク吐出口のパターンをインク流路、発熱抵抗体に対して位置精度良く形成すること。
(3)オリフィスプレートと発熱抵抗体が形成された基板との密着信頼性を向上させること。
そして、上記課題を解決することにより、高精度、高品位な印字記録が可能で、且つ信頼性の高いインクジェット記録ヘッド、及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、インクジェット記録ヘッドの製造方法において
ンク液滴吐出のためのエネルギー発生素子を有する第1の基板上に第1の感光性材料層を形成し、該第1の感光性材料層をパターン露光して、該第1の感光性材料層にインク流路となる潜像パターンを形成する工程と
記エネルギー発生素子の上方に位置する前記第1の感光性材料層上に、犠牲層パターンを形成する工程と
記犠牲層パターンが形成された前記第1の基板上に、シリコンからなる第2の基板を貼り合わせる工程と
記第2の基板をドライエッチングし、その後にウェットエッチングして、前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程と
記潜像パターンを溶出してインク流路を形成する工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程として
記第2の基板上に、第2の感光性材料層を形成する工程と
記第2の感光性材料層を露光及び現像して、前記第2の感光性材料層にインク吐出口開口部パターンを形成する工程と
記第2の基板をドライエッチングして、前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程と、
記インク吐出口が形成された前記第2の基板をウェットエッチングして、該インク吐出口をテーパー形状にする工程と、
を有することを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。特に、前記第1の基板上に位置合わせマークが形成されており、前記第2の感光性材料層にインク吐出口開口部パターンを形成する工程の露光の際に前記位置合わせマークにより位置合わせを行うことを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記犠牲層パターンが、前記ドライエッチングのストップ層及び前記ウェットエッチングの犠牲層の機能を兼ね備えることを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記ウェットエッチングとして、前記第2の基板の結晶異方性エッチングを行うことを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記第2の基板として、結晶方位が<100>であるシリコン基板を用いることを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記第1の感光性材料層が、熱硬化する材料で形成されることを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
また、前記犠牲層パターンが、アルミ層で形成されることを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
更に、本発明は、前記のインクジェット記録ヘッドの製造方法により製造されたインクジェット記録ヘッドである。特に、前記インク吐出口が切頭四角錐形状であることを特徴とする前記のインクジェット記録ヘッドである。
本発明によれば、以下のような効果の少なくとも1つを挙げることができる。
(1)オリフィスプレートにシリコン基板を用いることにより、インクジェット記録ヘッドの使用中に懸念される、インク液による樹脂膨潤が発生せず、長期間にわたる使用に対しても、信頼性の高い記録ヘッドを提供できる。
(2)インク吐出口の形成を、オリフィスプレート貼り合わせ後にフォトリソグラフィーを用いた位置合わせ精度にて形成可能なため、貼り合わせ前にインク吐出口を形成する方法に比べ、インク吐出性能が飛躍的に向上した記録ヘッドを提供可能である。
(3)インク吐出口を、シリコン基板の結晶異方性エッチングを利用し、頭四角錐形状に形成するため、インク液滴の吐出効率が飛躍的に向上する。更にはインク吐出口壁面が耐アルカリ性の強い面にて形成されるため、インク液種に対する選択性が非常に広い記録ヘッドを提供可能となる。
(4)発熱抵抗体が形成された基板と、オリフィスプレートとなる基板との間に、樹脂(感光性材料)からなるインク流路が構成されるため、この樹脂が前記二つの基板間の接着層を兼ね、ノズル部材内には他に専用の接着剤層を必要としない。従って、インクジェット記録ヘッドの製造コスト低減可能な製造方法を提供できる。
(5)インク流路を樹脂にて構成することにより、無機基板のみで構成する場合に比べ形状設計、製作の自由度が飛躍的に向上するため、インク液滴の吐出性能コントロールが容易に可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る実施態様例を詳細に説明する。
図1a〜1qは、本発明の一実施形態にようインクジェット記録ヘッドの製造方法の各段階を示す模式的断面図である。なお、図1a〜1qは、本発明の製造を適用したインクジェット記録ヘッドの模式的斜視図である図3のA−A’断面を、製造段階毎に模式的に示したものである。
初めに本態様においては、第1の基板2上には発熱抵抗体(電気熱変換素子)等のインク吐出エネルギー発生素子1が所望の個数配置される。そして、その第1の基板2上に、第1の感光性材料層3を形成する。第1の感光性材料層3の形成は、例えばドライフィルムのラミネート、レジストのスピンコート等による塗布などにて形成する(図1a)。
第1の基板としては、シリコン基板を使用することが好ましい。
次に図1bにあるように、前記第1の感光性材料層3に対して、フォトマスク11を用い、紫外線、Deep−UV光などによる露光などにより、インク流路となる潜像パターン30を形成する。図1a〜1qでは、ネガ型の感光性材料を用いて第1の感光性材料層3を形成して、露光されなかった部分を潜像パターン30として後に溶出する実施形態を示す。ポジ型の感光性材料を用いて第1の感光性材料層3を形成し、露光された部分を潜像パターン30として後に溶出する実施形態でも良い。
この第1の感光性材料層3は、熱硬化性を有する材料で形成されていることが好ましい。そうすることで、潜像パターン30を溶出してインク流路を形成した後に加熱により熱硬化することができる。
第1の感光性材料層は、インクジェット記録ヘッドとしてインクを供給する流路として適切に機能させる目的から、厚さが5〜30μmとなるように形成することが好ましい。
続いて図1cに示すように、前記第1の感光性材料層3及び潜像パターン30上に、犠牲層パターンとなるアルミ層61を形成する。そして、前記アルミ層61をフォトリソグラフィーにてパターン形成して犠牲層パターンとする。即ち、図1dに示すように、アルミ層61上に感光性材料層62を塗布、フォトマスク63を介してパターン露光した後、現像を行うことで、図1eに示すような感光性材料層62のパターンを形成する。更にアルミ層61をエッチングなどによりパターン形成し(図1f)、感光性材料層62を剥離することでアルミ層61のパターンを形成する(図1g)。前記アルミ層61のパターンは、発熱抵抗体等のインク吐出エネルギー発生素子1の垂直上方に対応する部分であって、且つ後の工程で作製するインク吐出口の垂直下方に対応する部分に形成する。さらに、この犠牲層パターンを、製造するインク吐出口の開口部よりも大きい面積とすることで、後述するドライエッチングのストップ層及びウェットエッチングの犠牲層の機能を兼ね備えることができる。
犠牲層パターンは、上記のようにアルミ層で形成する方法以外に、ポリシリコンなどで形成することもできる。
ここで、オリフィスプレートとなる薄化加工したシリコンからなる第2の基板4を、第1の感光性材料層3及び潜像パターン30上、且つアルミ層61のパターン上に貼り合わせる(図1h)。この時、該第2の基板4(薄シリコン基板)としては、バックグラインド、CMP、スピンエッチングなど、機械的あるいは化学的研削、研磨などにより所望の厚さに加工したシリコン基板を用いることができる。更に前記第2の基板4は、薄化加工後に熱酸化処理され、該熱酸化膜のうち、第1の感光性材料層3に貼り合わせる側の面のみ剥離されたものを用いるものとすることが好ましい。ここで形成する酸化膜は、後述するウェットエッチング工程時に、耐エッチングマスクとして機能させるものであるため、本目的を満たすものであれば、ポリエーテルアミドなど、耐アルカリ性を有する膜を形成、使用することも可能である。ここでは図1hに示す通り、第2の基板4の上方面側には熱酸化膜64が形成されている。更にはまた、該第2の基板4は、結晶方位が<100>であるシリコン基板を用いることが好ましい。なお、パターン形成されたアルミ層61は、第2の基板4を貼り合わせることで、潜像パターン30の層に埋め込まれる。
第2の基板は、インクジェット記録ヘッドのオリフィスプレートとして適切にインク吐出を機能させる観点から、厚さが5〜80μmのものを使用することが好ましい。
次いで、前記第2の基板4の、インク吐出エネルギー発生素子1の垂直上方の対応する部分に、ドライエッチング及びウェットエッチングによりインク吐出口6を形成する。以下、インク吐出口6の形成の一例を示す。
まず図1iに示すように、第2の基板4上(熱酸化膜64上)に第2の感光性材料層5を形成する。次に図1jのようにフォトマスク12を用い、紫外線などの露光、現像等の工程により、インク吐出口6に対応するインク吐出口開口部パターンを第2の感光性材料層5に形成する。この露光工程の際には、第1の基板2上にあらかじめ形成された位置合わせマーク(アライメントマーク)を利用して位置合わせ(アライメント)を行うことが好ましい。アライメントには、赤外線によるアライメント方式を採用した露光機を用いる方法、あるいは予め第1の基板2上のアライメントマークに対応する部分よりも広い領域に対して、第2の基板4に貫通口を設けておく方法などが可能である。前記アライメントのための貫通口の形成は、第2の基板4の貼り合わせの前に加工しておいても、あるいは貼り合わせ後に、後述するインク吐出口6の形成方法と同様の手段を講じて加工しても構わない。
更に第2の感光性材料層5に形成したインク吐出口開口部パターンをマスクとして、熱酸化膜64をパターニングする。このパターニングにはドライエッチング加工、ウェットエッチング加工のいずれの加工手段を用いても構わない(図1k)。
そして、図1lに示すように、ドライエッチング加工により、第2の基板4にインク吐出口6を形成する。ドライエッチングには、ECR、ICPなどのRIE装置を用いればよい。ここで先に形成したアルミ層61のパターンは、ドライエッチングのストップ層として機能することになる。ここで形成するインク吐出口6は、第2の基板4の表面に対して垂直方向に貫通していれば良く、テーパー形状になっている必要はないが、ドライエッチング加工の条件を調整してテーパー形状としても良い。
ここで、インク供給口7を第1の基板2の裏面に形成するために、図1mにあるように、感光性材料層5を剥離し、保護層53を形成する。保護層53は第1の基板2上であって、インク吐出口6を形成した側の面に形成する。そして図1nに示すようにインク供給口7の形成を行う。インク供給口7の形成手段は、例えば第1の基板2としてシリコン基板を用いた場合には、サンドブラストなどによる機械的加工、あるいは結晶異方性エッチングによる化学的加工などを行えばよい。その後、保護層53を剥離する(図1o)。
引き続き、第2の基板4をウェットエッチングして、インク吐出口6をテーパー形状にする。例えば、結晶方位が<100>であるシリコンからなる第2の基板4を結晶異方性エッチングによる化学的加工を行うことで、インク吐出口6にテーパー形状を形成することができる。即ち、結晶異方性エッチングに使用するTMAHなどのエッチング液に対して、アルミ層61のパターンのエッチングレートは、第2の基板4のエッチングレートに比べ極めて高いため、アルミ層61のパターンの部分がまずエッチングされる。更にアルミ層61のパターンが溶出し、無くなった部分においては、第2の基板4のシリコンの結晶方位<100>面が露出することにより、結晶異方性エッチングの特性により結晶方位<111>面が露出するまでエッチングが進行する。またインク吐出口6の上方面側においては熱酸化膜64が形成されていることにより、この熱酸化膜64が耐エッチングマスク層として機能するため、インク吐出口6の形状は、結晶方位<111>面で維持される。以上のプロセスにより、インク吐出口6は、図1pに示すようなテーパー形状を有するものとなる。
更に先の工程で形成した潜像パターン30を現像、溶出することでインク流路を形成する(図1q)。そして以上の工程によりノズル部が作製された第1の基板2を、ダイシングソーなどにより分離切断、チップ化する。そしてインク吐出エネルギー発生素子1を駆動するための電気的接合(図示せず)を行った後、インク供給のためのチップタンク部材を接続して、インクジェット記録ヘッドが完成する。
上記に説明した工程によれば、オリフィスプレートとなる第2の基板の貼り合わせ後に、インク吐出口を形成することから、アライナーなどを用いて、高精度な位置に、インク吐出口の形成が可能となる。即ち予めインク吐出口を形成した基板を、後から貼り合わせる場合の位置合わせ精度の問題を克服し、高精度に印字記録が可能なインクジェット記録ヘッドを提供できる。
またオリフィスプレートとなる第2の基板にシリコン基板を用いることで、インクによる膨潤、剥がれなどの影響を受けないばかりでなく、インク吐出特性向上に有利なテーパー形状を有するとともに、耐アルカリ性の強い面にてインク吐出口面を形成可能である。このことから、インク種の選択性も非常に広く、幅広い用途のインクジェット記録装置に使用可能な、記録ヘッドを提供可能となる。
本発明はインクジェット記録ヘッドの中でもバブルジェット方式の記録ヘッドにおいて優れた効果をもたらす。また記録紙の全幅に渡り同時に記録ができるフルラインタイプの記録ヘッドとして、更には記録ヘッドを一体的に、あるいは複数個組み合わせたカラー記録ヘッドにも有効である。
以下に本発明を、更に具体的な実施例についてそれぞれ説明する。
本実施例においては、前述の図1a〜1qに示した手順に従ってインクジェット記録ヘッドを作製した。ここでインク吐出エネルギー発生素子1としては窒化タンタルからなる発熱抵抗体を、第1の基板2としてはシリコン基板を用いた。
また第1の感光性材料層3は、次の組成からなる材料を使用し、20μm厚になるようにソルベントコートして作製した。
EHPE(ダイセル化学工業製商品名) 100質量部
1,4HFAB(セントラル硝子製商品名) 20質量部
SP−170(旭電化工業製商品名) 2質量部
A−187(日本ユニカー製商品名) 5質量部
メチルイソブチルケトン 100質量部
ジグライム 100質量部
次にフォトマスク11を用い、キヤノン製MPA−600Super(商品名)にて1000mJ/cm2露光、PEB(PostExposureBake)を90℃にて行うことで、インク流路の一部となる潜像パターン30を形成した。(図1b)。
そして潜像パターン30を含む第1の感光性材料層3上に、アルミ層61を形成した。アルミ層61は、芝浦メカトロニクス製CFS−8EP−LL(商品名)を用い、0.5μm厚に形成した。
続いてアルミ層61上に感光性材料層62として、東京応化工業製OFPR−800(商品名)を1μm厚になるようにスピンコートにより形成した。そして、図1dにあるようにフォトマスク63を用い、上記のMPA−600Super(商品名)にて100mJ/cm2露光、現像工程にて、パターニングした(図1e)。この際図1eに示す感光性材料層62のパターン形状は、一辺が30μmの正方形とした。引き続き東京応化工業製エッチング液C−6(商品名)によって、アルミ層61のパターンを形成し(図1f)、感光性材料層62を剥離した(図1g)。
ここで図1hのように、結晶方位が<100>であるシリコン基板を薄化加工した第2の基板4を第1の感光性材料層3及びアルミ層パターン61上に貼り合わせた。この第2の基板4は、バックグラインド装置により約50μmの厚さに薄加工した後、ケミカルエッチングにて破砕層を除去し、10μm厚に加工している。更に熱酸化処理を行った後、この第2の基板4の片側の面のみ酸化膜除去を行い、一方の面のみに熱酸化膜64を0.3μm形成したものを用いている。
続いて、第1の基板2に対して、第2の基板4上にインク吐出口6を形成する際に必要なアライメントを行うための貫通口23を第2の基板4に設けた。具体的には、図3aに示すように、第1の基板2に形成したアライメントマーク用領域21のアライメントマーク22を観察可能な貫通口(アライメントマーク観察用窓)23を、第2の基板4に設けた。この貫通口23の形成方法は、後述するインク吐出口6の形成方法に準じて行った。即ち第2の基板4上に第2の感光性材料層5(東京応化工業製OFPR−800(商品名))を1μm厚に形成した。そして、キヤノン製MPA−600Super(商品名)にてアライメントマーク観察用の窓となる貫通口パターン23を100mJ/cm2露光、現像工程にて形成した。この貫通口パターンは、第1の基板2にアライメントマーク22が形成されたアライメントマーク用領域21に対して狭くする。且つ、第1の基板2のアライメントマーク22よりも広く開口するパターンにて、且つアライナーのメカプリアライメント精度にて形成すれば十分である。更にアルカテル製ICPドライエッチャーであるAlcatelMicroMaciningSystem200(商品名)を用いて、第2の基板4のドライエッチングを行い、図3bに示すアライメントマーク観察用窓23を形成した。
そして図1iのように、上述の第2の感光性材料層5を形成後、フォトマスク12を用いて、MPA−600Super(商品名)にて露光、現像した。そして、インク吐出口6に相当するインク吐出口開口部パターンを、発熱抵抗体1の垂直上方の対応する部分に形成した(図1j)。このインク吐出口開口部パターンは、一辺が15μmの正方形とした。
そして上記で形成した第2の感光性材料層5のパターンを用い、ダイキン工業製バッファードフッ酸U(商品名)にて熱酸化膜のエッチングを10分間行った(図1k)。
ここで上述のAlcatelMicroMaciningSystem200(商品名)を用いて、図1lに示すように第2の基板4のドライエッチングを行い、インク吐出口6を形成した。この際、アルミ層61のパターンがドライエッチングのストップ層として機能する。
更に、耐エッチングマスクである第2の感光性材料層5を剥離するとともに、図1mに示すように第2の基板4上に耐アルカリ性の保護層53を形成した。その後、図1nのようにアルカリ溶液の結晶異方性エッチングにより、第1の基板2の裏面にインク供給口7を形成した。前記結晶異方性エッチングは、TMAH(テトラメチルアンモニウム酸)の22質量%溶液を80℃に加熱し、16時間行った。
次に保護部材53の剥離(図1o)後、上記と同条件にて第2の基板4の結晶異方性エッチングを30分間行うことで、インク吐出口6を図1pに示すようなテーパー形状とした。この際のインク吐出口6は、図3の斜視図に示すように、頭四角錐形状を有するものとなる。本形状は、結晶方位<100>のシリコン基板に対する結晶異方性エッチングを行った場合の特徴的な形状である。
続いてメチルイソブチルケトンにて潜像パターン30を現像、溶出することにより、図1qのようなインク流路を形成した。
そして最後に200℃オーブンにて60分間熱硬化し、ノズル部材が形成された基板を作製した。更に以上の工程によりノズル部が作製された基板を、ダイシングソーなどにより分離切断、チップ化した。そして、発熱抵抗体1を駆動するための電気的接合(図示せず)を行った後、インク供給のためのチップタンク部材を接続して、インクジェット記録ヘッドを作製した。
本実施例において作製したインクジェット記録ヘッドにより、インク液滴を吐出し、印字記録を行った結果、非常に高品位な印字が得られた。
更にまた、本実施例の記録ヘッドをA4用紙1枚あたり7.5%duty相当の印字記録を行ったところ、印字枚数が8000枚を越えても吐出特性の悪化は全く見られず、良好な印字記録を得ることができた。
本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第1段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第2段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第3段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第4段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第5段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第6段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第7段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第8段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第9段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第10段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第11段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第12段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第13段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第14段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第15段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第16段階を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェット記録ヘッドの製造方法の第17段階を示す模式的断面図である。 本発明の製造を適用したインクジェット記録ヘッドの模式的斜視図である。 本発明の製法におけるインク吐出口形成時のアライメントを説明するための図である。 本発明の製法におけるインク吐出口形成時のアライメントを説明するための図である。 特許文献1に開示された従来製法の第1段階を示す模式的断面図である。 特許文献1に開示された従来製法の第2段階を示す模式的断面図である。 特許文献1に開示された従来製法の第3段階を示す模式的断面図である。 特許文献1に開示された従来製法の第4段階を示す模式的断面図である。 特許文献1に開示された従来製法の第5段階を示す模式的断面図である。 特許文献3に開示された従来製法の第1段階を示す模式的断面図である。 特許文献3に開示された従来製法の第2段階を示す模式的断面図である。 特許文献3に開示された従来製法の第3段階を示す模式的断面図である。 特許文献3に開示された従来製法の第4段階を示す模式的断面図である。 特許文献3に開示された従来製法の第5段階を示す模式的断面図である。 特許文献5に開示された従来製法の第1段階を示す模式的断面図である。 特許文献5に開示された従来製法の第2段階を示す模式的断面図である。 特許文献5に開示された従来製法の第3段階を示す模式的断面図である。 特許文献5に開示された従来製法の第4段階を示す模式的断面図である。 特許文献5に開示された従来製法の第5段階を示す模式的断面図である。 特許文献6に開示された従来製法で発生する問題点を説明するための模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第1段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第2段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第3段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第4段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第5段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第6段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第7段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第8段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第9段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第10段階を示す模式的断面図である。 特許文献2に開示された従来製法の第11段階を示す模式的断面図である。
符号の説明
1 インク吐出エネルギー発生素子(発熱抵抗体)
1a 発熱抵抗体の中心線
2 第1の基板
3 第1の感光性材料層
4 第2の基板
5 第2の感光性材料層
6 インク吐出口
6a インク吐出口の中心線
7 インク供給口
8 感光性材料層
9 相溶層
11 フォトマスク
12 フォトマスク
13 インク流路壁部材
14 オリフィスプレート部材
21 アライメントマーク用領域
22 アライメントマーク
23 アライメントマーク観察用窓(貫通口)
30 潜像パターン
41 感光性材料層
42 感光性材料層
51 フォトマスク
52 フォトマスク
53 保護層
61 アルミ層
62 感光性材料層
63 フォトマスク
64 熱酸化膜

Claims (10)

  1. ンクジェット記録ヘッドの製造方法において
    ンク液滴吐出のためのエネルギー発生素子を有する第1の基板上に第1の感光性材料層を形成し、該第1の感光性材料層をパターン露光して、該第1の感光性材料層にインク流路となる潜像パターンを形成する工程と
    記エネルギー発生素子の上方に位置する前記第1の感光性材料層上に、犠牲層パターンを形成する工程と
    記犠牲層パターンが形成された前記第1の基板上に、シリコンからなる第2の基板を貼り合わせる工程と
    記第2の基板をドライエッチングし、その後にウェットエッチングして、前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程と
    記潜像パターンを溶出してインク流路を形成する工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  2. 前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程として
    記第2の基板上に、第2の感光性材料層を形成する工程と
    記第2の感光性材料層を露光及び現像して、前記第2の感光性材料層にインク吐出口開口部パターンを形成する工程と
    記第2の基板をドライエッチングして、前記第2の基板にインク吐出口を形成する工程と、
    記インク吐出口が形成された前記第2の基板をウェットエッチングして、該インク吐出口をテーパー形状にする工程と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  3. 前記第1の基板上に位置合わせマークが形成されており、前記第2の感光性材料層にインク吐出口開口部パターンを形成する工程の露光の際に前記位置合わせマークにより位置合わせを行うことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  4. 前記犠牲層パターンが、前記ドライエッチングのストップ層及び前記ウェットエッチングの犠牲層の機能を兼ね備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  5. 前記ウェットエッチングとして、前記第2の基板の結晶異方性エッチングを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  6. 前記第2の基板として、結晶方位が<100>であるシリコン基板を用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  7. 前記第1の感光性材料層が、熱硬化性を有する材料で形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  8. 前記犠牲層パターンが、アルミ層で形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法により製造されたインクジェット記録ヘッド。
  10. 前記インク吐出口が切頭四角錐形状であることを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録ヘッド。
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