JP4809281B2 - 紅人蔘特異サポニン高含有人蔘エキスの効率的な製造方法 - Google Patents

紅人蔘特異サポニン高含有人蔘エキスの効率的な製造方法 Download PDF

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Description

本発明は人蔘のサポニンを紅人蔘特異サポニンに転換して抽出する方法に関するものにして、より詳しくは水又は炭素数1乃至6のアルコールを加圧又は加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階及び前記高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを抽出する段階を含む方法及び食用可能な酸処理、又はアルコールと酸とを混合処理して抽出する段階を含む人蔘からサポニンを紅人蔘特異サポニンに転換して抽出する方法に関する。
人蔘(Panax ginseng C.A. Meyer)は五加皮科(Araliceae)人蔘属(Panax)に属する多年生草本類にして、強壮、強精、造血、保温、疲労回復、精神安定、鎮静作用等の効能のあることが知られ、その根を人蔘(Ginseng radix)と称し、食用及び薬用として用いられている。
このような人蔘の効能は主に人蔘サポニン(ginsenoside)によるものにして、これに対する研究が多くなされている。人蔘サポニンはトリテルペン(triterpene)である非糖部(protopanaxadiolとprotopananatriol)のR1、R2、R3のアルコール性OH基にグルコース、ラムノース、ジャイロス、アラビノスのような糖類がエステル結合をして構成され、今まで30種以上の人蔘サポニンが明らかとなった。
このような人蔘サポニンは他の植物とは異なり、毒性が無く、0.001%以下では溶血作用を呈しないものとして知られており、抗癌作用、抗糖尿作用、中枢神経抑制作用、動脈硬化及び高血圧の予防、肝臓機能促進及び二日酔醒め効果、抗疲労及び抗ストレス作用、抗酸化作用、抗炎活性、蛋白質活性促進作用、免疫増強作用等が知られている。
サポニンの中には生人蔘を蒸熟及び乾燥過程を経て製造される紅人蔘にのみ特異に存在するサポニンがあって、このような紅人蔘に少量存在するジンセノサイドRg、Rg、Rh、Rh等のような特異成分が癌予防作用、癌細胞成長抑制作用、血圧降下作用、脳神経細胞保護作用、抗血栓作用、抗酸化作用等に優れた効果のある点が明らかとなり紅人蔘が有する長所として注目されている。
一般的な紅人蔘の製造過程は生人蔘を綺麗に水洗し、一定の容器に入れ加熱された水蒸気を利用し、大きさにより一定時間蒸した後、これを1次的に熱風乾燥し、以降からは太陽熱を利用するか又はその他の方法で水分が12.5乃至13.5%程度になるまで、乾燥することによりなされており、このような蒸蔘及び乾燥過程を通じてマロニルジンセノサイド(malonyl ginsenoside)のマロニル基の除去、グライコシル基の離脱及びヒドロキシ基の異性体化等の反応が起こり、紅人蔘に特異的な種々のサポニン成分が造成される。しかしながら、このような紅人蔘の製造過程は時間及び費用が多く費やされる非効率的な工程にして、紅人蔘の大衆化を阻害する要因となっている。
一方、植物から有用物質を抽出する方法は、一般的に常圧状態の容器で加熱して煎じる方法(つまり、100℃以下)、又はオートクレーブ(autoclave)のような耐圧性容器内で回分(batch)式で抽出する方法が主に利用されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、このような従来の方法等は抽出対象となる植物及び抽出しようとする成分によって抽出能の差が甚だしく生ずる等、その技術的面において限界がある。
このような従来の抽出方法の限界を克服するために抽出溶媒を高温、高圧の液状溶媒を利用して抽出する抽出法が開発されている(特許文献2参照。)。
日本国特許第3,212,278号 大韓民国公開特許公報第2005−103804号
従って、本発明の目的は人蔘のサポニンを紅人蔘特異サポニンに転換して抽出し得る人蔘からサポニンの転換抽出方法を提供することである。
本発明の他の目的はサポニンが転換抽出方法により抽出されたサポニン抽出物を提供することである。
さらに、本発明の目的は回分(batch)式で経済的且つ効率的なサポニン抽出物を提供し、紅人蔘特異サポニンの濃度を自在に調節可能な方法を提供することである。
ここに、本発明者らは有用なサポニン成分等を容易に収得できる方法を開発するために、前記抽出法を適用して研究を重ねていく中で、人蔘に加圧、加熱した抽出溶媒を処理する場合、人蔘に存在していたサポニンが紅人蔘特異サポニンに多量転換され、ここで紅人蔘特異ジンセノサイドRg又はRh等を多量含むサポニン抽出物を製造できることを見出し、これに伴うサポニン抽出方法を開発して本発明を完成した。
前記目的を達成するために、本発明は、
(a)炭素数1乃至6のアルコールを1乃至10MPaで加圧及び100乃至240℃に加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階;及び
(b)前記(a)段階の高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを抽出する段階を含むことを特徴とする、人蔘から紅人蔘特異サポニンへの転換抽出方法を製造する段階を含む紅人蔘特異サポニン及び化合物K、PPD系等を転換して抽出する方法を提供する。
本発明のサポニン転換抽出方法はサポニンを効果的に抽出できるのみならず、紅人蔘特異サポニンのジンセノサイドRg及びRh等が存在しない人蔘において、Rg及びRh、化合物K及びPPDを転換生成して抽出できる効果を有する。従って、本発明の抽出方法は回分(batch)式であり、容易にサポニンを抽出する目的で利用し得るのみならず、より効率的で経済的な紅人蔘特異サポニン抽出物の製造目的で利用することができ、紅人蔘特異サポニンの濃度を自在に調節可能な長所を有する。
以下、本発明の内容をより詳しく説明する。
本発明のサポニンの転換抽出方法は抽出溶媒を加圧及び加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階及び高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを抽出する段階を含むことを特徴とする。
前記サポニンの転換抽出方法を段階別に説明すれば、下記の通りである。
a)段階:抽出溶媒を加圧及び加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階
本発明で抽出溶媒は食用可能な単数又は複数種類の溶媒であることもあり得るものの、好ましくは炭素数1乃至6のアルコールを使用することもできる。前記アルコールは好ましくはエタノール、メタノール、ブタノール、ペンタノール又は酒精の場合もあり得、より好ましくはエタノール又は酒精の場合もあり得る。前記エタノールは好ましくは1%乃至99%の濃度を有することができ、より好ましくは70%又は99%の濃度を有することができる。前記溶媒は本発明者等が実験を通じて特定サポニンの抽出に最も適合した種類を選定したものである。
つまり、本発明らは多様な種類及び濃度の溶媒を用いて、乾人蔘からサポニンを抽出した後その抽出効率を比較した結果、総サポニンの抽出には水とエタノールを使用するのが最も好ましいことと確認できた。唯、紅人蔘特異サポニンへの転換抽出はエタノールを使用する場合、好ましく行うことができ、エタノールは70%乃至99%の時、抽出効率が最高であることが確認できた。
一方、本発明において、溶媒の加圧は所定の温度において溶媒を液状に保持するためのものであって、これにより人蔘のサポニンが紅人蔘特定サポニンとして転換されることが極大化するものと見られる。この際、前記加圧は高圧ポンプ等の当業界に広く知られた通常の方法により行うことができ、1乃至10MPaで行うことが好ましい。
溶媒の加熱は例えば、電気ヒーター等の通常的な加熱手段を利用して行うことができ、加熱は加圧と共に又は順次に行うことができる。この際、加熱温度は100乃至240℃であり、好ましくは140乃至220℃、さらに好ましくは160乃至200℃の範囲を有する。温度が100℃未満の場合、効率的にサポニンを転換して抽出することができず、温度が240℃を越える場合、エネルギーが多量費やされ非経済的である。
このような加圧及び加熱は従来の抽出方法の限界を克服するために、抽出溶媒を高温、高圧の液状溶媒として製造するためであって、さらに詳しく説明すれば水、エタノール等の溶媒は超臨界点のすぐ下の高温、高圧の条件では液体の状態で存在するが、このような場合、常温、常圧における水のイオン積は1×10−14であるに反し、例えば、250℃の液状の水の場合、イオン積が1×10−11に約1,000倍程に増加して酸やアルカリのような機能を有するようになる。唯、超臨界抽出域は超高温であることから機能性成分の化合物が完全燃焼され、抽出が不可能で炭酸ガスを利用した超臨界抽出は超高温域でないので、現在使われているがカフェイン除去等の適用範囲が限定されていて、食品産業で超臨界を適用するには限界がある。それよりは多少緩和された条件の温度及びこのような温度の溶媒を液状に保持させ得る圧力の条件を利用することにより、高度の抽出能を期待できるようになる。
b)段階:高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを抽出する段階
前記(a)段階で加圧及び加熱された高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理して特定のサポニンに転換して抽出する。この際、本発明における「処理」とは、抽出溶媒を原材料の人蔘に加えてサポニンが転換され抽出がなされるようにすることを言い、この時の抽出は当業界に公知された通常の抽出法により行える。
本発明で人蔘は通常用いられる人蔘でもあり、好ましくは人蔘(Panax ginseng C.A. Meyer)、花旗蔘(Panax quinquefolium)、田七蔘(Panax notoginseng)、竹節蔘(Panax japonicum)、三葉蔘(Panax trifolium)又はヒマラヤ人蔘(Panax pseudoginseng)であることもあり得、その部位を問わず全ての部位を利用できる。さらに、好ましくは人蔘であることもあり得、その加工形態により生人蔘又は乾人蔘の場合もあり得る。この際、サポニンを抽出する時、人蔘は全体を利用することもできるものの、好ましくは抽出効率を高める為に細切又は粉砕することもできる。
前記サポニンの抽出時間は10乃至240分が好ましい。抽出時間が10分未満の場合はサポニン抽出効率が劣り、240分を越えると非経済的である為好ましくない。
抽出されるサポニンは当業界に公知された人蔘サポニン(ginsenoside)であり、好ましくは紅人蔘特異サポニン、さらに好ましくはジンセノサイドRg、ジンセノサイドRh及びPPT(protopanaxatriol;Park et al., Planta Med. 72(13):1250−1253, 2006)でもあり得る。このような紅人蔘特異サポニンは紅人蔘特異的に存在するものであって、本発明の転換抽出方法により人蔘サポニンが転換され生成されるものである。
最後に、前記にて転換抽出されたサポニンを回収する。回収方法は乾燥又は凍結乾燥等の当業界に公知された一般的な回収方法により好ましく行える。
従って、本発明のサポニン抽出方法は単独で食用可能な酸処理過程又はアルコールと混合して抽出する方法により行える。酸処理過程は前記(a)段階で抽出溶液を酸溶液に変えて10乃至90分間、温度は120℃以内で処理するのが好ましい。
食用可能な酸処理で用いられる酸は醸造酢(brewing vinegar、酸度7%内外、pH2.47)、柿酢(persimmon vinegar、酸度3%内外、pH3.45)、クエン酸(citric acid、 Ph5.02)、アセト酸(glacial acetic acid、pH0.27)、2倍醸造酢(twice brewing vinegar、酸度14%内外、pH2.30)の場合もあり得る。詳しく説明すれば、酸のpHが5.5以下を用いるのが好ましい。
酸処理後に抽出されるサポニンは紅人蔘特異サポニンにして、好ましくは化合物K(20−0−β−D−グルコピラノシル−20(S)−プロトパナキシジオールまたはPPD(protopanaxadiol)の場合もあり得る。このような紅人蔘特異サポニンは紅人蔘以外の人蔘には存在しないものであって、本発明の転換抽出方法により人蔘サポニンが転換され、生成されるのである。
本発明の実施例に伴う具体的な抽出方法及び本発明で用いるサポニン転換抽出装置の構成は、下記と同様(図1参照)であるものの、これに限定はされない。
本発明の実施例に伴う抽出装置は大韓民国公開番号10−2005−0103804のパーカレート式抽出方法を改良したものであって、回分式(batch)の方法を使用したものである。
パーカレート式方法は高圧ポンプを利用して溶媒を高圧状態に遊離させ、有効成分を抽出する反面、回分式方法は一定した溶媒、温度、圧力を同時に供給して有効成分を抽出する方法である。従って、速やかな反応により時間的な経済性が高く、大量生産及び産業化に利用可能性が高いと言える。
このような原料に一定量の抽出溶媒を処理して抽出する回分式抽出方法以外に、本発明は前記(a)乃至(b)段階を持続的に行い、連続式抽出方法によりサポニンを抽出することができる。この際、連続式抽出方法とは、抽出溶媒を一定流量の速度で抽出装置内に連続的に供給すると共に、抽出物を一定流量の速度で抽出装置の外に排出して長時間に亙り継続的に抽出する方法を言う。つまり、本発明は加圧加熱された抽出溶媒を乾人蔘に処理してサポニンを抽出した後、サポニンを冷却及び回収し、前記抽出物が回収され残された人蔘に加圧加熱された抽出溶媒を再度処理してサポニンを連続的に抽出することができる。このような連続式抽出は予め設定された2以上の温度設定により、段階的に又は連続的に温度を転換して抽出されることもあり得る。
さらに、本発明は前記転換抽出方法により抽出されたサポニン抽出物を提供する。本発明のサポニン抽出物は、抽出物1g当りサポニン含量が約100mg乃至約270mgの場合もあり得、前記にて記載したような紅人蔘特異サポニン、好ましくはジンセノサイドRg、ジンセノサイドRh、及びPPT系を多量含む。
つまり、本発明のサポニン抽出物は紅人蔘特異サポニンであるジンセノサイドRgの場合、総サポニン含量対比約10乃至95%を占めることができ、ジンセノサイドRhの場合、総サポニン含量対比約1乃至95%を占め、全体的に見て、紅人蔘特異サポニンの含量が総サポニン含量対比約15乃至95%を占めるサポニン抽出物の場合もあり得る。このようなサポニン成分の含量は本発明に伴う転換抽出方法を利用する場合、その抽出温度及び時間を変化させることにより多様に調節できるものである為、1MPaで加圧及び200℃に加熱したエタノールを人蔘に処理して30分間サポニンを抽出する場合、ジンセノサイドRgを総サポニン含量対比約90%以上抽出する結果が得られ、1MPaで加圧及び195℃に加熱したエタノールを人蔘に処理して20分間サポニンを抽出した場合、ジンセノサイドRhを総サポニン含量対比約90%以上抽出する結果が得られた。従って、1MPaで加圧及び90℃に加熱したアセト酸を人蔘に処理して90分間、120℃の温度条件下で醸造酢(pH2.4)で30分処理した時、化合物Kを総サポニン含量対比約70%以上抽出する結果が得られた。
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
ただし、下記実施例は本発明を例示するのみであって、本発明の内容が下記実施例に限定されるものではない。
実施例1
・乾人蔘から紅人蔘特定サポニンの転換抽出
4年根生人蔘(Panax ginseng C.A. Meyer)を適宜の大きさに細切して0.5gを反応器に入れ、それぞれの溶媒(70%エタノール及び99%エタノール)5mlを反応器に入れ、1MPaで加圧した後、加熱装置で前記溶媒の温度をそれぞれ100℃、120℃、140℃、160℃、180℃になるように加熱した。前記加圧加熱された溶媒をそれぞれ10分、30分、50分間サポニンを転換抽出した。抽出物等は冷却/回収した後凍結乾燥した。
比較例1
・乾人蔘からサポニンの抽出
溶媒として水を用いたことを除いて前記実施例1と同様にして乾人蔘からサポニンを抽出した。
試験例1
・サポニン転換抽出物のサポニン含量の測定
(1−1)抽出物内サポニン11種の総含量測定
前記実施例1で抽出されたそれぞれの抽出物の1gを1mlのメタノールに溶解させ、不純物をSep−pakコラムに通過させ除去した。これをHPLC分析法(Prevail Carbohydrate ES column(Alltech Associates,inc, 4.6x250mm, U.S.A);移動相はacetonitrile, isopropylalcohol, Water(HPLC Grade, JTBaker, U.S.A);クロマトグラムはELSD detector(Alltech Associates, inc, U.S.A)を利用して検出)で総サポニン量を求めた。各試料当り3回分析して結果の再現性を確認して分析した。含量は11種のサポニン標準品(ジンセノサイドRb、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg、Rg、Rg、Rh、Rh2、化合物K、PPT及びPPD)を用いて検量線を作成、比較定量した。
その結果、下記表1(単位:mg/抽出物g)及び図2に示された通り、本発明の転換抽出方法によりサポニンが多量に抽出されたことが確認できた。
尚、図2−図6の棒グラフの記載順は、手前から奥に、水(DW)、70%エタノール(70%EtOH)、99%エタノール(99%EtOH)の順である。
(1−2)抽出されたジンセノサイドRg含量の測定
抽出物内のジンセノサイドRg含量は前記試験例(1−1)における方法と同様にして測定した。
その結果を綜合すれば、下記表2(単位:mg/抽出物g、括弧内は%)及び図3と同じである。表2の数値はジンセノサイドRg含量を示したものであって、括弧内の数値は総サポニン含量対比ジンセノサイドRgの比率を示したものである。
下記表2及び図3で見れる通り、抽出溶媒を99%エタノールとした場合、全般的に抽出温度及び時間が増加するにつれて抽出量は増加する傾向を示し、総サポニン含量との比においては、抽出温度100℃、120℃及び140℃(10分及び30分)とした場合、約10乃至20%内外の値を示したが、抽出温度を140℃(50分)、160℃及び180℃にするなど温度又は時間を増加させる場合、その比が約25乃至35%に増加して高い転換能を有することが確認できた。これに比べて抽出溶媒を水にした場合は1mg(1%)内外の低い数値を示し、転換がスムーズになされていないことが確認できた。
(1−3)抽出されたジンセノサイドRh含量の測定
抽出物内のジンセノサイドRh含量は前記試験例(1−1)における方法と同一にして測定した。
その結果を綜合すれば、下記表3(単位:mg/抽出物g、括弧内は%)及び図4と同じである。表3の数値はジンセノサイドRhの含量を示したものであって、括弧内の数値は総サポニン含量対比ジンセノサイドRhの比率を示したものである。
下記表3及び図4に示された通り、抽出溶媒を99%エタノールとした場合、全般的に抽出温度及び時間が増加するにつれて抽出量は増加する傾向を示し、総サポニン含量との比においては抽出温度を100℃、120℃及び140℃(10分及び30分)とした場合、約1乃至10%内外の値を示したが、抽出温度を140℃(50分)、160℃及び180℃にするなど温度又は時間を増加させる場合、その比が約20乃至35%に増加して高い転換能を有することが分かった。これに比べて抽出溶媒を水にした場合は0乃至5mg(0乃至3%)の低い数値を示し、転換がスムーズになされていないことが確認できた。
このような結果を綜合すれば、下記表4(単位:mg/抽出物g、括弧内は%)図5及び図6と同じである。表4の数値はジンセノサイドRg及びRhの含量を示したものであって、括弧内の数値は総サポニン含量対比ジンセノサイドRg及びRhの比率を示したものである。
下記表4に示された通り、抽出溶媒を99%エタノールとした場合、総サポニン含量対比紅人蔘特異サポニン約15乃至70%のサポニン抽出物を得ることができ、特に抽出温度を160℃以上にするか又は140℃で50分以上抽出した場合、約70%に至る紅人蔘特異サポニン含量を有するサポニン抽出物が得られた。抽出溶媒を70%エタノールとし、抽出温度を180℃にした場合、良好なサポニン転換抽出効果が得られた。
従って、本発明の抽出方法を利用すれば、ジンセノサイドRg及びRhが含まれていない原材料から多量のジンセノサイドRg及びRhが含まれた抽出物を収得することができた。特に、99%エタノールで抽出する場合、総サポニンの内、紅人蔘特定サポニンのジンセノサイドRg及びRhの含量が約15乃至約70%以上含まれ、極めて高いレベルのジンセノサイドRg及びRhを収得できることが確認できた。
実施例2
・乾人蔘から紅人蔘特異サポニンの転換抽出
前記実施例1で抽出温度が高い程抽出効率が良好であった為、99%エタノールを利用し、抽出温度及び時間を調節したことを除いて前記実施例1と同様に抽出した。抽出温度はそれぞれ190、200、210、220、240℃であり、抽出時間はそれぞれ30分、40分、50分とした。
試験例2
・サポニン転換抽出物のサポニン含量の測定
前記実施例2で転換抽出された抽出物の総サポニン含量、ジンセノサイドRg及びRhの含量が前記試験例(1−1)と同様に測定した。
その結果、下記表5の通り190℃で40分ではジンセノサイドRgが総サポニン含量の内、90%まで高濃度で抽出され、ジンセノサイドRhは220℃・40分で90%まで抽出されたことを確認できた。
実施例3
・乾人蔘から紅人蔘特異サポニンの転換抽出
PPD系の紅人蔘特異サポニンを抽出する為に、前記実施例1で抽出した方法と同一にし、醸造酢(brewing vinegar)、柿酢(persimmon vinegar)、クエン酸(citric acid)、アセト酸(glacial acetic acid)、2倍醸造酢(twice brewing vinegar)を溶媒として利用し、それぞれの温度80℃(表6)、120℃(表7)、140℃(表8)の条件下でサポニンを抽出した。アルコールの代わりに酸を処理する場合、温度が高過ぎると試料が焦げる場合があるので、温度は80−140℃とすることが好ましいものの、より経済的な抽出の為には120℃以下とすることが効率的である。
試験例3
・サポニン転換抽出物のサポニン含量の測定
前記実施例3で抽出したサポニン抽出物の総サポニン含量、化合物K及びPPD含量を測定した。
その結果、下記表6での通り80℃の温度条件下で化合物Kはアセと酸(pH0.2)で90分処理したとき、総サポニン含量の内71%の濃度を示し、PPD系含量はクエン酸(pH2.8)90分、アセト酸(pH0.2)60分で82%の濃度を示した。120℃の温度条件下で化合物Kは醸造酢(pH2.4)で30分処理したとき、総サポニン含量の内70%の濃度を示し、PPD系含量は醸造酢(pH2.4)90分処理したとき総サポニン含量の内82%の濃度を示した。
本発明の実施例では本発明の転換抽出方法によりサポニン抽出物を製造した。
一方、本発明の試験例では本発明の実施例に伴うサポニン抽出物の総含量、ジンセノサイドRg、ジンセノサイドRh、化合物K、PPT及びPPD含量を確認した。その結果、本発明の抽出方法によりサポニンが多量抽出され、特に、ジンセノサイドRg、ジンセノサイドRh、及び化合物Kが多量抽出されたことが確認できた。
従って、本発明は生人蔘及び乾人蔘等一般的な人蔘から紅人蔘特有のジンセノサイドRg、Rh及び化合物Kでサポニンを転換し、これを多量に含むサポニン抽出物を製造できるサポニン転換抽出方法及び前記転換抽出方法により抽出されたサポニン抽出物を提供する。
図1は本発明の実施例により乾人蔘からサポニンを加圧熱媒体を利用して抽出するための抽出装置を示した概念図である。 図2は乾人蔘に対して溶媒の抽出温度、時間及び溶媒の種類を異にした場合、総サポニン11種の含量の変化を比較して示した結果である。 図3は乾人蔘に対して溶媒の抽出温度、時間及び溶媒の種類を異にした場合、ジンセノサイドRgの含量の変化を比較して示した結果である。 図4は乾人蔘に対して溶媒の抽出温度、時間及び溶媒の種類を異にし場合、ジンセノサイドRh含量の変化を比較して示した結果である。 図5は乾人蔘に対して溶媒の抽出温度、時間及び溶媒の種類を異にした場合、ジンセノサイドRg及びジンセノサイドRhの総含量の変化を比較して示した結果である。 図6は乾人蔘に対して溶媒の抽出温度、時間及び溶媒の種類を異にした場合、総サポニン含量対比ジンセノサイドRg及びジンセノサイドRhの総含量の変化を比較して示した結果である。

Claims (4)

  1. (a)99%エタノール1乃至10MPaで加圧及び190℃で加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階;及び
    (b)前記(a)段階の高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを40分間抽出する段階を含み、抽出されたジンセノサイドRgの含量が総サポニン含量対比90%以上であることを特徴とするサポニンの転換抽出方法。
  2. (a)99%エタノール1乃至10MPaで加圧及び220℃で加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階;及び
    (b)前記(a)段階の高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを40分間抽出する段階を含み、抽出されたジンセノサイドRhの含量が総サポニン含量対比90%以上であることを特徴とするサポニンの転換抽出方法。
  3. 前記人蔘が人蔘(Panax ginseng C.A. Meyer)、花旗蔘(Panax quinquefolium)、田七蔘(Panax quinquefolium)、竹節蔘(Panax notoginseng)、三葉蔘(Panax japonicum)及びヒマラヤ蔘(Panax pseudoginseng)からなる群より選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載のサポニンの転換抽出方法。
  4. (a)アセト酸(glacial acetic acid pH0.2)を1乃至10MPaで加圧及び80℃に加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階、又は、醸造酢(brewing vinegar pH2.4)を1乃至10MPaで加圧及び120℃に加熱して高温、高圧の液状溶媒を製造する段階;及び
    (b)前記(a)段階の高温、高圧の液状溶媒を人蔘に処理してサポニンを、前記アセト酸を溶媒として用いた場合は90分間、前記醸造酢を溶媒として用いた場合は30分間抽出する段階を含み、抽出された化合物K(20−0−β−D−グルコピラノシル−20(S)−プロトパナキサジオール)の総サポニン対比含量が70%以上であることを特徴とする、化合物K(20−0−β−D−グルコピラノシル−20(S)−プロトパナキサジオール)及びPPT(protopanaxatriol)を抽出する方法。
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