JP4808500B2 - 綴じ具 - Google Patents

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Description

本発明は、各種の書類等を綴じ込むための綴じ具に関するものである。
各種書類を綴じ込むファイル、バインダーは、書類を内包する表紙体と、前記表紙体に書類を綴じる綴じ具と、から構成されている。この綴じ具は、例えば、表紙体に固定される底板と、この底板に設けられて書類を綴じ込み可能とする綴じ込み部材と、を備え、前記綴じ込み部材には、書類の綴じ穴に挿通する挿通部が設けられている。
前記綴じ具は、前記挿通部に書類の綴じ穴を挿通した状態で書類を保持する綴じ込み位置と、書類を出し入れする際の開放位置と、に綴じ込み部材を移動可能である。前記綴じ込み位置では、書類が外れないように係合部材によって係合状態が維持され、開放位置にする際は、前記係合部材の係合を解除して綴じ込み部材を着脱自在とする。
例えば、特許文献1には、書類の綴じ穴に挿通されるピンを備えた基板部と、前記基板部の幅方向一端に立設された起立板部と、前記起立板部の上部に前記ピンに係脱自在に嵌合する円孔を備えた作動板部と、前記起立板部と作動板部との間に形成された中間片と、を備え、前記作動板部を起立板部との接続部分を回転軸にして、前記作動板部を綴じ込み位置と開放位置に回転できる綴じ具が記載されている(特許文献1参照)。
前記綴じ具は、作動板部の円孔にピンが嵌合した状態が綴じ込み位置であり、当該綴じ込み位置では中間片が強制的な弾性復元力を受けるように構成されている。そして、前記作動板部の円孔をピンから外すと、作動板部が開放状態に勢いよく回転してしまう傾向を生じ、その勢いによって綴じられた書類の一部が綴じ込み位置から脱落してしまうことがある。
このような問題に鑑みて、特許文献2に記載の綴じ具がなされた。この綴じ具は、表紙体に固定可能なベースと、このベースに連設された側板と、当該側板と前記ベースとの間に位置する綴じ込み部材と、前記側板の回転を許容して前記綴じ込み部材を綴じ込み位置と開放位置に回転可能とする切り込み部とを備えた綴じ具において、前記側板及びベースに亘る領域に切欠部を設けるとともに、当該切欠部の上下二箇所の形成端に薄肉部を介して連設された付勢板を設け、前記付勢板は、前記綴じ込み部材を綴じ込み位置としたときに前記側板と略同一面内に位置する第1の面と、この第1の面の下部から前記ベースに向かって傾斜する第2の面とを備え、前記付勢板は、前記第1及び第2の面の形状を変化することなく前記ベース及び側板に対して相対変位可能に設けられ、前記綴じ込み部材の綴じ込み位置を規制する係合状態を解除したときに前記綴じ込み部材を開放方向に僅かに移動させる弾力と、前記綴じ込み部材を開放位置に向かって所定角度回転させたときに前記側板を倒伏姿勢に保持する突っ張り力とを生ずることを特徴とする。
この綴じ具は前記構成により、前記付勢板が強制的な変形を受けることがないため、綴じ込み部材の係合を解除しても勢いよく綴じ込み部材を回転させることがなくなる。また、その一方で、前記付勢力は、前記綴じ込み部材を開放方向に僅かに移動させる弾力を備えているため、係合状態を解除したときに綴じ込み部材を手で移動させるのに十分な浮き上がり状態を確保することが可能となる。
実開昭49−11805号公報 特開2000−141976号公報
ところで、このような構成の綴じ具の材質は、樹脂が多用されている。樹脂は、容易に加工でき且つ金属と比較して比重が小さいことから軽量化を図ることができるため、綴じ具に好適に用いられている。しかし、樹脂は経時劣化するため、長期間に亘って使用すると、付勢板等の弾力が弱くなり、従来の構成の綴じ具においては十分な浮き上がり力を得られないこともある。
本発明は、前記種々の問題に鑑みてなされたものであり、長期間使用した場合においても書類を綴じ込む綴じ込み位置から開放位置に確実に移動させることができる綴じ具を提供することを技術的課題とする。
本発明は、前述の技術的課題を解決するために以下のように構成されている。本発明は表紙体に固定される底板と、前記底板の対向する二辺に連設され、底板に対して相対的に回転可能な第一及び第二側板と、前記底板、第一側板、及び第二側板によって収容される綴じ込み部材と、少なくとも一方の側板に、前記綴じ込み部材と係合し、前記綴じ込み部材の綴じ込み位置での固定及びその解除を行う係合片と、を備える綴じ具であって、前記第一及び第二側板が回転することにより、前記綴じ込み部材が、綴じ込み位置と開放位置に移動可能であり、前記係合片を有する側板に接続され、前記綴じ込み部材を綴じ込み位置に保持する保持手段を更に備え、前記保持手段は、前記側板が回転したときに該側板と共に回転し且つ前記綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に該綴じ込み部材を押圧する押圧部を有することを特徴とする。
前記綴じ具は、書類に形成された穴等を介して書類を保持する綴じ込み部材を底板、第一側板、及び第二側板に固定して、書類を綴じ込む綴じ具である。第一側板と第二側板は、底板の対向する二辺に連接され、底板に対して相対的に回転可能である。前記第一及び第二側板と底板との接続は、相対的に回転可能であればよく、具体的には、例えば、薄肉状のヒンジ、蝶番等回転軸を備えた部材等によって構成することができる。
前記綴じ具は、前記第一及び第二側板を底板に対して直立及び倒伏させるように相対的に回転方向に移動することにより、前記綴じ込み部材を挟んだり、綴じ込み部材を開放する。また、前記係合片を備えているため、綴じ込み部材を綴じ込み位置で固定でき、持ち運び等において衝撃を伴っても綴じ込み状態を維持することが可能となる。
前記綴じ込み部材の綴じ込み位置とは、底板、第一側板及び第二側板によって収容された状態である。また、綴じ込み部材の開放位置とは、前記綴じ込み位置から開放されて、前記綴じ込み部材が底板、第一側板及び第二側板に対して着脱自在の状態である。
書類を綴じ込む際は、前記第一側板と第二側板を倒伏させて、底板、第一側板、及び第二側板の空間を開放して、書類を綴じ込んだ綴じ込み部材を前記係合片を有しない側板に係止するように配置する。そして、前記側板を底板側(内側)に向けて直立させると、当該側板と底板との接続部分を回転軸として綴じ込み部材が回転し、係合片を有する倒伏した側板の保持手段上に綴じ込み部材が配置される。前記綴じ込み部材を綴じ込み位置にするにあたり、倒伏した側板は底板との接続部分を軸として底板側(内側)に倒れこむ。
そして、係合片を有する側板を直立させると、綴じ込み状態となり、綴じ込み部材は側板と底板との間に収容される。この綴じ込み位置から開放位置に移動するときは、前記第一及び第二側板を外側に倒伏させる。前記係合片を有する側板を倒伏させることにより当該側板に接続された保持手段の押圧部が綴じ込み部材を開放方向に押圧する。よって、綴
じ込み部材は、綴じ込み位置から開放位置に移動する。
前記押圧部によって綴じ込み部材を開放位置に押し上げることにより、綴じ込み位置から開放位置に確実に移動させることができる。その結果、従来の綴じ具のように、付勢板等、構成する部材の弾性等によらず、開放位置に移動できるため、例えば樹脂の経時劣化等材質による劣化の影響を受けず、長期間に亘って使用することが可能となる。
また、本発明に係る綴じ具は、前記保持手段と前記綴じ込み部材のうち少なくともいずれか一方に形成された突部と、他方に形成され前記突部に係合する受け部と、を更に備え、前記係合片によって前記綴じ込み部材が綴じ込み位置で固定された状態では、前記第一及び第二側板の回転方向への移動は規制され、前記突部と前記受け部とが係合しており、前記係合片による綴じ込み部材の固定が解除された直後の状態では、前記突部と前記受け部は係合しており、前記係合片を有する側板を更に回転方向に移動して、前記綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動する際に、当該側板の移動に伴って突部と受け部との係合が外れることを特徴とすることが望ましい。
前記構成の綴じ具によれば、係合片による固定を解除したときに前記突部と受け部とが係合していることにより、綴じ込み部材の開放方向への移動を一旦規制することができ、保持手段から綴じ込み部材がすぐに外れないため、不意に綴じ込み部材が開放位置に移動することを規制することができる。
また、前記綴じ込み部材と前記保持手段との突部と受け部との係合は、保持部材を有する側板の移動に伴って徐々に外れる。当該側板の移動及び前記押圧部による綴じ込み部材の開放位置への移動に伴って突部と受け部の係合が外れるため、綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置へ移動しつつ前記係合を解除し、緩やかに綴じ込み部材を開放位置へ導くことができる。
なお、前記受け部は、前記係合片による固定が解除された際に、一旦綴じ込み部材の開放位置への移動を規制できるように前記突部と係合する構成であればよく、例えば、前記突部を挿入可能な穴又は凹みとすることができる。
さらに、本発明に係る綴じ具は、前記保持手段は、前記綴じ込み部材と接触する傾斜面を有しており、前記押圧部は、前記綴じ込み部材を下方から支持するとともに、前記傾斜面に沿って綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に押圧することを特徴とすることが望ましい。
前記保持手段が傾斜面を備えており、当該傾斜面に沿って綴じ込み部材を押圧部によって押し上げることにより、綴じ込み位置から開放位置に移動させる際に、傾斜面がガイドとなり、綴じ込み部材をスムーズに開放位置へ移動することが可能となる。
また、本発明に係る綴じ具は、前記保持手段と前記係合片が、前記第一側板と前記第二側板にそれぞれ設けられていることを特徴とすることが望ましい。前記構成の綴じ具によれば、いずれの側板にも保持手段が設けられているため、両側板によっても綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動させることができる。
また、第一及び第二側板のいずれの側板によっても綴じ込み部材の綴じ込み位置から開放位置への移動を促すことができ、綴じ込み部材と任意の側板との係合を解除して、書類の綴じ込み及びその取り外しを行うことが可能となる。すなわち、第一及び第二側板が設けられた底板の両側それぞれから綴じ込み部材の取り外しを行うことが可能となる。
さらに、本発明に係る綴じ具は、側板を直立位置または倒伏位置の両方向へ付勢する付勢板を、前記底板と前記係合片を有する側板との間に薄肉部を介して連設したことを特徴とすることが望ましい。
前記付勢板は、底板と側板との間に薄肉部を介して連接されており、当該側板と底板との相対角度を変化させることができる。この付勢板は、例えば、第一面と第二面とを備え、底板及び当該側板に対して相対角度が変えられるように薄肉状のヒンジ等によって接続する構成とすることができる。この付勢板によって、側板を回転方向に移動する際に、綴じ込み部材を綴じ込み位置と開放位置の平衡状態で維持することが可能となる。
以上のように本発明によれば、書類を綴じ込む綴じ込み部材を保持手段の押圧部によって押圧することができるため、綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に確実に移動させることが可能となる。
また、本発明に係る綴じ具は、前記突部と前記受け部を備えることにより、前記係合片による綴じ込み位置の固定を解除した際に、突部と受け部が係合しており、綴じ込み部材の開放位置への移動に伴ってその係合を解除できるため、綴じ込み部材が不意に外れることを防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の綴じ具の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る綴じ具を備えたファイルを開いた状態を示している。ファイル1は、表紙体2と、その中央部に固定された綴じ具3と、によって構成される。図2は、綴じ具3の構成図を示す。
綴じ具3は、表紙体2に固定される底板4aと、前記底板4aに連設しており底板4aに対して相対的に回転可能な第一及び第二側板4b,4cと、ファイル1に綴じ込む書類を保持する綴じ込み部材5と、前記底板4aに接続された第一面4mと第一及び第二側板4b,4cに接続された第二面4kとからなり、前記第一及び第二側板4b,4cの回転に伴って回転移動し、底板4aに対する相対角度が変化する付勢板4gと、前記第二側板4cに設けられ、綴じ込み部材5を綴じ込み位置で固定する係合片4nと、前記第二側板4cに設けられ、綴じ込み部材5を綴じ込み位置で保持する保持手段と、を備える。
前記綴じ具3は、前記第一及び第二側板4b,4cを底板4aに対して直立及び倒伏させるように相対的に回転方向に移動することにより、綴じ込み部材5を挟んで綴じ込み位置で固定したり、綴じ込み部材5を開放状態として着脱自在とする。
前記綴じ込み部材5の綴じ込み位置とは、底板4a、第一側板4b及び第二側板4cによって収容された状態である。このときの綴じ具3の状態を綴じ込み状態と称する。また、綴じ込み部材5の開放位置とは、前記綴じ込み位置から開放されて、前記綴じ込み部材5が底板4a、第一側板4b及び第二側板4cに対して着脱自在の状態である。このときの綴じ具3の状態を開放状態と称する。
前記底板4aは、長方形の板材であり、対向する長辺に前記第一側板4bと第二側板4cとが連設されている。前記第一側板4bと第二側板4cには、それぞれ底板4aとの接続部に外側に拡開するように切り欠きされた薄肉部4eが形成されており、この薄肉部4eがヒンジとなる。第一側板4bと第二側板4cは、薄肉部4eを軸として前記底板4a
に対して相対的に回転可能に形成されている。
また、第一側板4bと第二側板4cは、それぞれ前記底板4aとの接続部分である長手方向の中央部に、第一側板4bと底板4a及び第二側板4cと底板4aをそれぞれ切り欠く切り欠き部4fが形成されており、この切り欠き部4fの中にくの字形状の付勢板4gが設けられている。
前記付勢板4gは、第一面4mと第二面4kとから構成され、第一面4mが薄肉部4jを介して底板4aと接続され、第二面4kが薄肉部4hを介して第一又は第二側板4b,4cと接続されている。付勢板4gと薄肉部4eとの相対関係により、第一および第二側板4b,4cを前記底板4aに対して所定の平衡状態に保つことができる。この平衡状態については後述する。
前記第一側板4bは、前記薄肉部4eを介して底板4aに対して相対的に回転可能であり、その底板4a側(以下、内側とする)には、中空状の柱部4dが二本設けられている。この柱部4dは、綴じ込む書類の穴部に挿入して書類を保持する部材である。
また、この柱部4dの中空部には、綴じ込み部材5のベース部5aに設けた二本の綴じ足5bが挿入される。さらに、ベース部5aの中央部には、綴じ込み位置で係合片4nと係合する凹部5cが設けられている。また、綴じ込み部材5の下端には、保持手段の穴部6fと嵌合するつめ部5dと、押圧部6aと当接する当接部5eと、が形成されている。
前記保持手段は、前記第二側板4cが回転したときに第二側板4cと共に回転し且つ前記綴じ込み部材5を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に該綴じ込み部材5を押圧する押圧部6aと、第二側板4cの内側に突設された突部6cと、前記綴じ込み部材5に形成され、前記突部6cと係合する穴状の受け部6dと、前記押圧部6aによって綴じ込み部材5を押圧する際に綴じ込み部材5の接触面となる傾斜面としての傾斜部6eと、前記押圧部6aと傾斜部6eとの接続部分の中央に形成された穴部6fと、からなる。
前記傾斜部6eは、前記第二側板4cと略平行に形成されており、その下端には前記押圧部6aが底板の内部に向かって傾斜部6eと略垂直に形成されている。傾斜部6eと押圧部6aとは、略直角に交わっている。前記押圧部6aは、綴じ込み部材5を下方から保持し、綴じ込み位置から開放位置に押圧する際は下方から上方に押し上げる。
このように構成されるファイル1は、前記柱部4dに書類を通した後、第一側板4bの柱部4dの中空部分に綴じ込み部材5の綴じ足5bを挿入して、第一側板4bを底板4aとの接続部分である薄肉部4eを軸として直立させて、係合片4nによって綴じ込み部材5を綴じ込み位置に固定することで書類を綴じ込む。図3は、第一側板4b側から綴じ込み状態の綴じ具3をみた斜視図である。図4は、図3のA断面図である。
前記綴じ込み状態では、綴じ込み部材5の中央上端部に形成された凹部5cと第二側板4cの中央上端部に形成された係合片4nが係合しており、綴じ込み部材5が綴じ込み位置で固定されている。綴じ込み状態では、第二側板4cの回転方向の移動と、綴じ込み部材5の開放位置への移動が規制されている。また、当該綴じ込み状態では、前記第二側板4cに突設された突部6cと、綴じ込み部材5に形成された受け部6dとは係合しており、当該係合によっても第二側板4cの回転方向の移動と、綴じ込み部材5の開放位置への移動が規制されている。
前記係合片4nは、前記第二側板4cに設けられており、第二側板4cと共に回転方向に移動可能である。前記係合片4nを外側に倒伏させるように移動させることにより、綴
じ込み部材5の凹部5cとの係合は解除される。しかし、係合片4nによる綴じ込み部材5の綴じ込み位置での固定が解除されても、前記突部6cと受け部6dとは係合しており、第一及び第二側板4b、4cの回転移動と、綴じ込み部材5の開放位置への移動が規制されている。例えば、係合片4nの固定を解除した際に、前記綴じ込み部材5が不意に上方に浮き上がることを防止することができる。
また、前記押圧部6aは、前記綴じ込み部材5の当接部5eを下方から保持しており、第二側板4cの回転方向の移動と共に、前記傾斜部6eとの接続部を軸として回転方向に移動して、前記綴じ込み部材5を下方から上方に押し上げることができる。しかし、前記突部6cと受け部6dとが係合した状態では、綴じ込み部材5の開放位置への移動は規制されている。
この綴じ込み状態より、第二側板4cを底板4aとの間の薄肉部4eを回転軸として外側に倒伏させて、第二側板4cを一定量倒伏させると、薄肉部4eと付勢板4gに繋がる薄肉部4h,4jとの相対関係により、第二側板4cと底板4aが平衡状態となる(この平衡状態を第一平衡状態とする)。
前記第一平衡状態では、前記係合片4nと凹部5cとの係合は解除されているが、前記突部6cと受け部6dとは係合しており、綴じ込み部材5の開放位置への移動は規制されている。また、第二側板4cの第一平衡状態では、綴じ込み部材5の開放位置への移動が規制されているため、綴じ込み部材5と係合している第一側板4bの回転移動も規制されている。図5は、第二側板4cが第一平衡状態の綴じ具3の斜視図であり、図6は、図5のB断面図である。
また、前記綴じ込み部材5の当接部5eと接する面は傾斜部6eであり、綴じ込み部材5は傾斜部6eに沿って移動する。前記傾斜部6eは、上方に向かって綴じ込み部材5の当接部5eと対向する面の厚みが薄くなるように形成されている。前記綴じ込み部材5は、前記柱部4dと綴じ足5bを介して第一側板4bに接続されており、第一側板4bと底板4aとの間の薄肉部4eを回転軸にして回転移動する。従って、前記綴じ込み部材5の当接部5eの移動軌跡は円弧状となる。前記傾斜部6eは、前記当接部5eの円弧状の移動軌跡に沿うような傾斜面であり、これにより綴じ込み部材5を移動させる際に、傾斜部6eがガイドとなり、適宜の方向に安定した状態で綴じ込み部材5を移動させることができる。
前記第一平衡状態から前記第二側板4cを更に倒伏させると(外側に回転させると)、前記突部6cと受け部6dとの係合は外れる。図7は、突部6cと受け部6dとの係合が解除された状態の斜視図である。前記突部6cは、第二側板4cに突設されており、前記第二側板4cを回転方向に移動させると、突部6cは、第二側板4cと共に回転方向に移動し、前記受け部6dから抜き出されるように移動する。これにより、前記突部6cと受け部6dの係合は解除し、前記綴じ込み部材5の移動規制は解除される。
突部6cと受け部6dとの係合が解除することにより、第二側板4cの回転に伴い押圧部6aが綴じ込み部材5の当接部5eを更に上方(開放方向)に押し上げる。すなわち、前記押圧部6aによって、綴じ込み部材5を確実に綴じ込み位置から開放位置へ向けて押圧することができる。
その後更に、第二側板4cを外側に倒伏させると、薄肉部4eと薄肉部4h,4j及び付勢板4gとの相対関係により、第二側板4cが表紙体2にほぼ水平となって平衡状態(以下、第二平衡状態と称する)を迎える。この第二側板4cの第二平衡状態の斜視図を図8に示す。この第二平衡状態に至ると、第二側板4cは表紙体2に対して平行に保持され
る。よって、第二側板4cが第二平衡状態に至った後に、第一側板4bを第二側板4cと同様に倒伏させて第二平衡状態として、綴じ込み部材5を外して書類の加除を行うことが望ましい。
前記開放状態において書類の加除を終えた後、再び綴じ込み状態にするには、前記綴じ込み部材5の綴じ足5bを前記柱部4dの中空部に挿入して第一側板4bを直立させるように回転移動して、綴じ込み部材5のつめ部5dを押圧部5aと傾斜部5eとの間に形成された穴部6fに挿入する。このつめ部5dと穴部6fとの係合により、綴じ込み部材5を容易に位置決めすることができる。
前記綴じ込み部材5のつめ部5dを穴部6fに挿入した後、前記第二側板4cを直立させるように内側に移動する。第二平衡状態から第一平衡状態、更には、底板4aに対して直立状態となるように第二側板4cを回転方向に移動する。第二側板4cの係合片4nと、綴じ込み部材5の凹部5cとを係合させて、第一側板4bと第二側板4cとの間に綴じ込み部材5を固定する。この係合片4nと凹部5cとの係合により、綴じ込み部材5を綴じ込み位置で固定することができ、衝撃等による書類の脱落を防止することができる。
以上のように、実施例1に係るファイル1によれば、綴じ込み部材5を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に該綴じ込み部材5を付勢する押圧部6aを備えているため、綴じ込み部材5を確実に綴じ込み位置から開放位置へ向けて移動させることができる。特に、樹脂製のファイルは、使用に伴い経時劣化が生じることが少なくない。しかし、本発明に係るファイル1は、長期間の使用に際しても、確実に綴じ込み部材5を開放位置に向けて押圧でき、樹脂の経時劣化の影響を受けない。よって、樹脂製のファイルにおいて好適に用いることができる。
また、前記係合片4nによる綴じ込み部材5の固定を解除した状態で、突部6cと受け部6dが係合しているため、綴じ込み部材5の綴じ込み位置での固定が解除された状態で綴じ込み部材5が不意に開放位置へ移動することを防ぐことができる。
なお、実施例1では、前記突部6cを第二側板4cに設け、前記受け部6dを綴じ込み部材5に設けたが、本発明は前記構成に限られず前記第二側板4cに受け部を形成して、前記綴じ込み部材5に突部を設けてもよい。本発明に係る綴じ具は、前記係合片4nによる綴じ込み部材5の固定を解除した状態で前記突部6cと受け部6dとが係合してればよく、この係合によって綴じ込み部材5の開放位置への移動を規制する。
また、実施例1では、第一側板4bと第二側板4cのいずれにも付勢板4gを設けたが、本発明に係るファイルは、少なくとも第一側板4bのみに付勢板4gを設けるように構成してもよい。しかし、いずれの側板にも付勢板4gを設けることにより、いずれの側板も前記第一平衡状態と前記第二平衡状態で維持することができるため、利用者の操作を容易にすることができる。
実施例1に係る綴じ具3は、綴じ込み部材5の綴じ足5bを第一側板4bの柱部4dに挿入して、第一側板4bを綴じ込み部材5の綴じ込み方向へ回動し、第二側板4cを直立させて、綴じ込み部材5を綴じ込み位置とするものである。
これに対して、実施例2に係る綴じ具30の綴じ込み部材50は、一対のベース部5aを備え、一方のベース部5aに柱部4dを立設して、一対のベース部5aが対向した状態で綴じ込み位置で固定されるものである。綴じ具30は、第一及び第二側板4b,4cにはそれぞれ保持手段が設けられており、綴じ込み部材50の一対のベース部5aは、それ
ぞれ第一及び第二側板4b,4cに対して着脱自在である。
実施例2に係る綴じ具30は、第一及び第二側板4b,4cが設けられた底板4aの両側それぞれから綴じ込み部材50の取り外しを行うことができる。なお、実施例2に係る綴じ具30は、実施例1の綴じ込み部材5及び第一側板4bの構成を異ならせたものであり、他の構成については同様であるため、同符号を用いて説明を省略する。
図10は、実施例2に係る綴じ具30の綴じ込み状態を示す斜視図である。この綴じ具30の綴じ込み部材50は、第一側板4bと第二側板4cのそれぞれと当接する二つのベース部5aを備え、当該ベース部5aが対向して配置される。一方のベース部5aには、実施例1の綴じ具と同様に綴じ足5bが設けられ、他方のベース部5aには、実施例1の綴じ具では第一側板4bに設けられた柱部4dが立設されている。
この綴じ込み部材50は、一方のベース部5aの綴じ足5bを他方のベース部5aの柱部4dに挿入することにより、ベース部5a同士が平行に配置され、当該状態で底板4a、第一側板4b及び第二側板4cとの間に収容可能である。また、綴じ具30は、第一及び第二側板4b,4cの両方に係合片4nが設けられており、それぞれ独立して綴じ込み部材50の固定及び解除を行うことができる。
前記綴じ込み状態の綴じ具30を開放状態とするには、第一側板4bと第二側板4cのうちいずれか一方の係合片4nと綴じ込み部材50の凹部5cとの係合を解除して当該側板を倒伏した後、係合片4nと凹部5cが固定した状態の側板(係合片4nと凹部5cとの係合を解除していない側板)を倒伏させる。これにより、係合片4nと凹部5cが固定された方の側板と底板4aとの間の薄肉部4eを回転軸にして綴じ込み部材5を回転方向に移動させることができる。
係合片4nと凹部5cが固定された方の側板を第二平衡状態とすることにより、綴じ込み部材50は、図10に示すように開放状態となる。この開放状態とすることにより、綴じ込み部材50の一方のベース部5aを他方のベース部5aから外すことができ、前記柱部4dまたは綴じ足5bに書類の加除をすることができる。
このように実施例2に係る綴じ具30は、第一側板4bと第二側板4cの両方に保持手段が設けられ、前記綴じ込み部材50をいずれの保持手段によっても保持することができるため、第一及び第二側板4b,4cが設けられた底板4aの両側それぞれから綴じ込み部材50の取り外しを行うことが可能となる。
以上、本発明に係る綴じ具の好適な実施例を示したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、図11に示すように付勢板を設けずに、底板4aと第二側板4cとの間を一本の薄肉ヒンジ4pで構成することもできる。また、綴じ具の長辺寸法を長くして柱部4d、綴じ足5bの本数を増やすこともできる。
実施例1に係るファイルの平面図である。 実施例1に係るファイルの綴じ具の構成図である。 実施例1に係る綴じ具の綴じ込み状態の斜視図である。 図3に示す綴じ具のA断面図である。 実施例1に係る綴じ具の係合片による固定を解除した状態を示す斜視図である。 図5のB断面図である。 実施例1に係る綴じ具の第一平衡状態を示す斜視図である。 実施例1に係る綴じ具の第二平衡状態を示す斜視図である。 実施例2に係る綴じ具の綴じ込み状態を示す斜視図である。 実施例2に係る綴じ具の開放状態を示す斜視図である。 他の実施例に係る綴じ具の斜視図である。
符号の説明
1,10 ファイル
2 表紙体
3,30 綴じ具
4a 底板
4b 第一側板
4c 第二側板
4d 柱部
4e 薄肉部
4f 切り欠き部
4g 付勢板
4h,4j 薄肉部
4k 第二面
4m 第一面
4n 係合片
4p 薄肉ヒンジ
5,50 綴じ込み部材
5a ベース部
5b 綴じ足
5c 凹部
5d つめ部
5e 当接部
6a 押圧部
6c 突部
6d 受け部
6e 傾斜部

Claims (4)

  1. 表紙体に固定される底板と、
    前記底板の対向する二辺に薄肉部を介して連設され、底板に対して相対的に回転可能な第一及び第二側板と、
    前記底板、第一側板、及び第二側板によって収容される綴じ込み部材と、
    少なくとも一方の側板に、前記綴じ込み部材と係合し、前記綴じ込み部材の綴じ込み位置での固定及びその解除を行う係合片と、を備える樹脂からなる綴じ具であって、
    前記第一及び第二側板が回転することにより、前記綴じ込み部材が、綴じ込み位置と開放位置に移動可能であり、
    前記係合片を有する側板に接続され、前記綴じ込み部材を綴じ込み位置に保持する保持手段を更に備え、
    前記保持手段は、前記係合片を有する側板が前記薄肉部を軸として回転したときに該側板と共に回転し且つ前記綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に該綴じ込み部材を押圧する押圧部を有し、
    前記綴じ具は、
    前記保持手段と前記綴じ込み部材のうち少なくともいずれか一方に形成された突部と、他方に形成され前記突部に係合する受け部と、を更に備え、
    前記係合片によって前記綴じ込み部材が綴じ込み位置で固定された状態では、前記第一及び第二側板の回転方向への移動は規制され、前記突部と前記受け部とが係合しており、
    前記係合片による綴じ込み部材の固定が解除された直後の状態では、前記突部と前記受け部は係合しており、前記係合片を有する側板を更に回転方向に移動して、前記綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動する際に、当該側板の移動に伴って突部と受け部との係合が外れることを特徴とする綴じ具。
  2. 前記保持手段の押圧部は、前記綴じ込み部材と接触する傾斜面を有しており、
    前記押圧部は、前記綴じ込み部材を下方から支持するとともに、前記傾斜面に沿って綴じ込み部材を綴じ込み位置から開放位置に移動させる方向に押圧することを特徴とする請求項に記載の綴じ具。
  3. 前記保持手段と前記係合片は、前記第一側板と前記第二側板にそれぞれ設けられており、
    前記綴じ込み部材は、いずれの保持手段によっても綴じ込み位置に保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の綴じ具。
  4. 側板を直立位置または倒伏位置の両方向へ付勢する付勢板を、前記底板と前記係合片を有する側板との間に前記薄肉部を介して連設したことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の綴じ具。
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