JP4806943B2 - ズームレンズ - Google Patents
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に開示されている。
1.8<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズを提供する。
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して常に固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
広角端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って物体側に向かって一体的に移動し、
望遠端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って像面側に向かって一体的に移動し、
広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像面側に向かって、前記第3レンズ群は物体側に向かって、光軸に沿ってそれぞれが移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.7<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズを提供する。
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して常に固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が物体側に向かってそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
広角端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って物体側に向かって一体的に移動し、
望遠端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って像面側に向かって一体的に移動し、
広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれが逆向きに移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.7<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズを提供する。
最も物体側の前記正の屈折力を持つ単レンズの焦点距離をf21、前記接合レンズの焦点距離をf22とするとき、
0.1<f21/(−f22)<1.0
の条件を満足することが好ましい。
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第2レンズ群の最も物体側に開口絞りが配置され、前記ズーミングに際して前記第2レンズ群と共に移動することが好ましい。
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第1レンズ群は、最も像面側のレンズが非球面レンズであることが好ましい。
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第2レンズ群は、最も物体側のレンズが非球面レンズであることが好ましい。
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第1レンズ群は、前記光路折り曲げ光学素子の像面側に張り合わせレンズを有することが好ましい。
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群とは、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、広角端状態と望遠端状態では、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って一体的に移動し、かつ広角端状態の移動方向と望遠端状態の移動方向が逆向きであり、それ以外の焦点距離状態では、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれが逆向きに移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子はプリズムであり、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.8<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズの合焦方法を提供する。
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は、前記フォーカシングに際して、広角端状態で物体側に向かって移動することが好ましい。
また、本発明にかかるズームレンズは、前記フォーカシングに際して、広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、前記第2レンズ群は像面側に向かって、前記第3レンズ群は物体側に向かって移動することが好ましい。
(1) 1.70<nd1
(2) nd1≦nd2
条件式(1)は、光路折り曲げ光学素子の適切な屈折率の範囲を規定している。条件式(1)の下限値を超えると、光学素子の形状が大きくなり、ズームレンズ全体が大きくなるので好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、下限値を1.75にすることが好ましい。また、本発明の効果をさらに確実にするために、下限値を1.80にすることがさらに好ましい。
(3) 0.1<f21/(−f22)<1.0
条件式(3)は、第2レンズ群の適切な屈折力配分を規定している。条件式(3)の上限値を超えると、球面収差を補正する能力が著しく低下するため、光学性能の劣化を招いてしまう。条件式(3)の下限値を超えると、非点収差及びコマ収差を補正する能力が著しく低下するため、光学性能の劣化を招いてしまい、最も物体側の正の屈折力を持つ単レンズの公差が厳しくなり、製造の困難な光学系となってしまう。なお、本発明の効果を確実にするために、下限値を0.5にすることが好ましい。また、本発明の効果を確実にするために、上限値を0.9にすることが好ましい。
以下、本発明に係るズームレンズの各実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示し、(W)は広角端状態を、(T)は望遠端状態をそれぞれ示す。
X(y)=y2/[r×{1+(1−k×y2/r2)1/2}]
+C2×y2+C4×y4+・・・+C10×y10
なお、R=1/((1/r)+2×C2)である。
[全体諸元]
f=5.94504〜10.00000〜16.86433
Bf=0.60401
FNo=2.93733〜3.93125〜5.34175
ω=34.06406〜20.48995〜12.21280
[レンズ諸元]
面番号 r d ν n
1) 21.9689 0.8000 40.77 1.883000
2) 6.1015 1.6500 1.000000
3) 0.0000 7.7000 46.58 1.804000
4) 0.0000 0.3000 1.000000
5) -25.0938 0.8000 40.77 1.883000
6) 42.3960 1.8000 24.06 1.821140
7) -20.4320 (D1) 1.000000
8> 0.0000 0.0000 1.000000 開口絞りS
9) 7.6923 2.1000 61.18 1.589130
10) -24.9919 0.2000 1.000000
11) 12.7999 2.0000 81.61 1.497000
12) -12.7999 1.7000 36.26 1.620040
13) 5.2389 0.8000 1.000000
14) 23.5381 1.2000 55.34 1.677900
15) 131.5104 (D2) 1.000000
16) 9.9222 1.3000 81.61 1.497000
17) 25.8023 0.2000 1.000000
18) 8.3050 1.2000 25.43 1.805180
19) 6.5377 (D3) 1.000000
20) 9.2034 0.8000 54.84 1.691000
21) 6.4052 0.8500 1.000000
22) 16.7948 2.0000 61.18 1.589130
23) -16.7948 0.3000 1.000000
24) 0.0000 1.5200 70.51 1.544370
25) 0.0000 0.5217 1.000000
26) 0.0000 0.5000 64.14 1.516330
27) 0.0000 (Bf) 1.000000
[非球面データ]
7面
k= -7.3287
c2= 0.00000E-00
c4= -2.36400E-04
c6= -5.27710E-07
c8= -1.74530E-08
c10= 0.00000E-00
9面
k= -0.0148
c2= 0.00000E-00
c4= -4.02620E-06
c6= +3.32450E-07
c8= -7.80010E-09
c10= 0.00000E-00
[ズーミングデータ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.77611 6.54611 1.02611
D2 1.05409 6.61129 0.95529
D3 2.88206 4.55486 15.73086
[フォーカスデータ]
撮影距離=1.5m
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.72629 6.62877 1.16493
D2 1.05409 6.44598 0.95529
D3 2.93188 4.63752 15.59204
[条件式対応値]
nd1 = 1.80400
nd2 = 1.88300
f21/(−f22)= 0.806036
図4は、本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示し、(W)は広角端状態を、(T)は望遠端状態をそれぞれ示す。
[全体諸元]
f=5.943801〜10.00000〜16.83398
Bf=0.59168
FNo=2.81327〜3.75683〜5.08111
ω=34.06642〜20.46488〜12.23899
[レンズ諸元]
面番号 r d ν n
1) 21.9689 0.8000 40.77 1.883000
2) 6.1015 1.6500 1.000000
3) 0.0000 7.5000 40.77 1.883000
4) 0.0000 0.3000 1.000000
5) -25.0938 0.8000 40.77 1.883000
6) 42.3960 1.8000 24.06 1.821140
7) -20.3866 (D1) 1.000000
8> 0.0000 0.0000 1.000000 開口絞りS
9) 7.5092 2.0000 61.18 1.589130
10) -25.9681 0.2000 1.000000
11) 12.7999 2.0000 81.61 1.497000
12) -12.7999 1.5000 36.26 1.620040
13) 5.2389 1.0000 1.000000
14) 25.6840 1.2000 55.34 1.677900
15) 417.9839 (D2) 1.000000
16) 10.6526 1.3000 81.61 1.497000
17) 28.1536 0.2000 1.000000
18) 7.9033 1.2000 25.43 1.805180
19) 6.3799 (D3) 1.000000
20) 9.8324 0.8000 53.03 1.648500
21) 6.4986 0.8000 1.000000
22) 14.8580 1.9000 61.18 1.589130
23) -18.3676 0.3000 1.000000
24) 0.0000 1.6600 70.51 1.544370
25) 0.0000 0.4418 1.000000
26) 0.0000 0.5000 64.14 1.516330
27) 0.0000 (Bf) 1.000000
[非球面データ]
7面
k= -1.9459
c2= 0.00000E-00
c4= -1.55420E-04
c6= -2.16590E-06
c8= +2.64920E-08
c10= 0.00000E-00
9面
k= +0.0245
c2= 0.00000E-00
c4= +6.41790E-06
c6= -9.14700E-07
c8= +4.90330E-08
c10=+0.00000E-00
[ズーミングデータ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.74447 6.49447 0.99447
D2 1.02696 6.56876 0.95876
D3 3.97486 5.68306 16.79306
[フォーカスデータ]
撮影距離=1.5m
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.69492 6.57633 1.13386
D2 1.02696 6.40504 0.95876
D3 4.02442 5.76492 16.65367
[条件式対応値]
nd1 = 1.80400
nd2 = 1.88300
f21/(−f22)= 0.801237
図7は、本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示し、(W)は広角端状態を、(T)は望遠端状態をそれぞれ示す。
[全体諸元]
f=5.94310〜9.99999〜16.81000
Bf=0.60190
FNo=2.79763〜3.72589〜5.02097
ω=34.02240〜20.45894〜12.22181
[レンズ諸元]
面番号 r d ν n
1) 23.0203 0.8000 0.77 1.883000
2) 6.1243 1.6500 1.000000
3) 0.0000 7.5000 0.77 1.883000
4) 0.0000 0.3000 1.000000
5) -26.2312 0.8000 0.77 1.883000
6) 40.3324 1.4000 3.86 1.839170
7) -20.8793 (D1) 1.000000
8> 0.0000 0.0000 1.000000 開口絞りS
9) 7.5140 2.0000 1.24 1.589130
10) -25.3463 0.2000 1.000000
11) 13.2531 1.9000 1.61 1.497000
12) -12.8026 1.6000 6.26 1.620040
13) 5.3204 1.0000 1.000000
14) 37.4661 1.2000 5.34 1.677900
15) -95.8287 (D2) 1.000000
16) 10.2161 1.3000 1.61 1.497000
17) 26.6800 0.2000 1.000000
18) 8.2222 1.2000 5.43 1.805180
19) 6.5737 (D3) 1.000000
20) 10.2170 0.8000 3.03 1.648500
21) 6.5000 0.8000 1.000000
22) 12.8369 1.8000 0.69 1.563840
23) -19.0732 0.3000 1.000000
24) 0.0000 1.6600 0.51 1.544370
25) 0.0000 0.5000 1.000000
26) 0.0000 0.5000 4.14 1.516330
27) 0.0000 (Bf) 1.000000
[非球面データ]
7面
k= 4.1968
c2= 0.00000E-00
c4= -6.91340E-05
c6= -2.83040E-06
c8= +8.07010E-08
c10= 0.00000E-00
9面
k= 1.1999
c2= 0.00000E-00
c4= -3.43590E-04
c6= -5.09820E-06
c8= 0.00000E-00
c10= 0.00000E-00
[ズーミングデータ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.85037 6.60079 1.09649
D2 1.09937 6.59722 1.09937
D3 3.98554 5.73728 16.73947
[フォーカスデータ]
撮影距離=1.5m
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
D1 13.59376 6.60079 1.09649
D2 1.35598 6.43498 0.76960
D3 3.98554 5.89952 17.06924
[条件式対応値]
nd1 = 1.88300
nd2 = 1.88300
f21/(−f22)= 0.79899
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
P 光路折り曲げ光学素子(プリズム)
S 開口絞り
I 像面
Claims (11)
- 物体側から順に光軸に沿って、負の屈折力を持つ第1レンズ群と、正の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して常に固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、広角端状態と望遠端状態では、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って一体的に移動し、かつ広角端状態の移動方向と望遠端状態の移動方向が逆向きであり、それ以外の焦点距離状態では、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれが逆向きに移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子はプリズムであり、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.8<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 物体側から順に光軸に沿って、負の屈折力を持つ第1レンズ群と、正の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して常に固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
広角端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って物体側に向かって一体的に移動し、
望遠端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って像面側に向かって一体的に移動し、
広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像面側に向かって、前記第3レンズ群は物体側に向かって、光軸に沿ってそれぞれが移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.7<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 物体側から順に光軸に沿って、負の屈折力を持つ第1レンズ群と、正の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して常に固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が物体側に向かってそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
広角端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って物体側に向かって一体的に移動し、
望遠端状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って像面側に向かって一体的に移動し、
広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれが逆向きに移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.7<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記第2レンズ群は物体側より順に、正の屈折力を持つ単レンズと、負の屈折力を持つ接合レンズと、正の屈折力を持つ単レンズとから構成され、
最も物体側の前記正の屈折力を持つ単レンズの焦点距離をf21、前記接合レンズの焦点距離をf22とするとき、
0.1<f21/(−f22)<1.0
の条件を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第2レンズ群の最も物体側に開口絞りが配置され、前記ズーミングに際して前記第2レンズ群と共に移動することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第1レンズ群は、最も像面側のレンズが非球面レンズであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は、最も物体側のレンズが非球面レンズであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第1レンズ群は、前記光路折り曲げ光学素子の像面側に張り合わせレンズを有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 物体側から順に光軸に沿って、負の屈折力を持つ第1レンズ群と、正の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群とからなるズームレンズの合焦方法であって、
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群とは、広角端状態から望遠端状態へのズーミング及びフォーカシングに際して固定され、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、
無限遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群がそれぞれ移動し、広角端状態と望遠端状態では、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は光軸に沿って一体的に移動し、かつ広角端状態の移動方向と望遠端状態の移動方向が逆向きであり、それ以外の焦点距離状態では、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれが逆向きに移動し、
前記第1レンズ群中に光路折り曲げ光学素子を有し、
前記光学素子はプリズムであり、
前記光学素子の屈折率をnd1、前記光学素子の物体側に配置されているレンズの屈折率をnd2とするとき、
1.8<nd1
nd1≦nd2
の条件を満足することを特徴とするズームレンズの合焦方法。 - 前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群は、前記フォーカシングに際して、広角端状態で物体側に向かって移動することを特徴とする請求項9に記載のズームレンズの合焦方法。
- 前記フォーカシングに際して、広角端状態と望遠端状態以外の焦点距離状態では、前記第2レンズ群は像面側に向かって、前記第3レンズ群は物体側に向かって移動することを特徴とする請求項10に記載のズームレンズの合焦方法。
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