JP4806024B2 - 無線端末 - Google Patents

無線端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4806024B2
JP4806024B2 JP2008528679A JP2008528679A JP4806024B2 JP 4806024 B2 JP4806024 B2 JP 4806024B2 JP 2008528679 A JP2008528679 A JP 2008528679A JP 2008528679 A JP2008528679 A JP 2008528679A JP 4806024 B2 JP4806024 B2 JP 4806024B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
level measurement
reception
wireless terminal
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008528679A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008018127A1 (ja
Inventor
勤 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2008018127A1 publication Critical patent/JPWO2008018127A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806024B2 publication Critical patent/JP4806024B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/12Frequency diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0868Hybrid systems, i.e. switching and combining
    • H04B7/0871Hybrid systems, i.e. switching and combining using different reception schemes, at least one of them being a diversity reception scheme

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は無線端末に関し、特に基地局と無線通信を行うダイバーシティ機能を備えた無線端末に関する。
現在、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)では、海外も視野に入れると、使用可能な周波数帯域は2GHz帯だけでなく、800MHz帯、1.7GHz帯、2.5GHz帯など、様々な周波数帯域が割り当てられている。そのため、無線端末には、複数の異なる周波数信号において、例えば、SIR(Signal to Interface power Ratio)などのレベル測定(無線品質の測定)を行うものがある。また、W−CDMAやGSM(Global System for Mobile)などの複数の通信方式が存在し、異なる通信方式へのハンドオーバを行うものがある。
図11は、従来のダイバーシティ機能を有する無線端末のブロック構成図である。図に示すように無線端末は、アンテナ101,111、RF(Radio Frequency)102,112、A/D(Analog to Digital)103,113、受信処理部104,114、制御部121、および受信合成処理部122を有している。
なお、アンテナ101、RF102、A/D103、および受信処理部104を受信ブランチAと呼ぶ。また、アンテナ111、RF112、A/D113、および受信処理部114を受信ブランチBと呼ぶ。無線端末は、受信ブランチAと受信ブランチBとの信号を合成することにより、感度のよい受信信号を得ている(ダイバーシティ機能)。
RF102,112は、アンテナ101,111によって受信される無線信号の、所定の周波数の無線信号を受信する。
A/D103,113は、RFによって受信された無線信号をアナログ−デジタル変換する。
受信処理部104,114は、無線端末が基地局と通信する通信方式に従って、A/D103,113から出力される信号の受信処理(復調処理)を行う。例えば、受信処理部104,114は、フレームの先頭であるタイミング結果、SIRなどのレベル測定結果、データの復調結果などを含む受信信号を出力する。通信方式がW−CDMAであった場合には、W−CDMAの通信方式に従った受信処理を行い、通信方式がGSMであった場合には、GSMの通信方式に従った受信処理を行う。
制御部121は、RF102,112の無線信号を受信する周波数を制御する。例えば、無線端末が2GHz帯の無線信号を受信する場合、制御部121は、2GHz帯の無線信号を受信するようにRF102,112を制御する。
また、制御部121は、受信処理部104,114の受信処理する通信方式を制御する。例えば、無線端末と基地局とがW−CDMAの通信方式で通信する場合、制御部121は、W−CDMAの通信方式に従った受信処理を行うように受信処理部104,114を制御する。
受信合成処理部122は、受信処理部104,114から出力される受信信号の位相が揃うように調整し、合成する。すなわち、受信合成処理部122は、受信ブランチAの受信信号と、受信ブランチBの受信信号とを合成し、受信信号の受信感度を高める。
次に、図11の無線端末の通話中におけるレベル測定の動作について説明する。無線端末は、通話中、コンプレスモードにて、異周波、異通信方式のレベル測定を行っている。無線端末は、レベル測定の結果に基づいて、最適な周波数または通信方式で基地局と通信するようにする。
図12は、無線端末のレベル測定の動作を説明する図である。図には、無線端末の受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定との動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、周波数f0Hz帯で基地局と通信を行っているとする。無線端末は、図に示すコンプレストモードのギャップ区間C101に入ると、異周波のレベル測定を行うため、受信ブランチAおよび受信ブランチBにおいて、受信する周波数を切替える。例えば、制御部121は、図に示すように周波数f1Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF102,112の受信周波数をf1Hz帯に切替える。
無線端末は、周波数f1Hz帯の引き込みが終わると(受信信号の周波数がf1Hz帯に収束すると)、無線端末は、周波数f1Hz帯におけるレベル測定を行う。
レベル測定が終わると、図に示すように、元の周波数f0Hz帯に戻すため、制御部121は、周波数f0Hz帯への切替えを行う。そして、周波数f0Hz帯での信号の受信が行われる。同様に、次のコンプレストモードのギャップ区間C102では、無線端末は、周波数f2Hz帯のレベル測定を行う。
従来の無線端末は、上述したようにコンプレストモードのギャップ区間C101,C102において、受信ブランチA,Bの両方を同じ周波数に引き込み、レベル測定を行う。すなわち、図の両矢印D101,D102に示すように、コンプレストモードのギャップ区間C101では、受信ブランチA,Bの両方で、同じ周波数f1Hz帯のレベル測定を行っている。また、両矢印D103,D104に示すように、コンプレストモードのギャップ区間C102では、受信ブランチA,Bの両方で、同じ周波数f2Hz帯のレベル測定を行っている。
次に、無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作について説明する。無線端末は、待ち受け時でも、待ち受けレベル測定区間において、異周波、異通信方式のレベル測定を行っている。
図13は、無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作を説明する図である。図には、無線端末の受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定との動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、図に示す待ち受けレベル測定区間E101に入ると、異周波のレベル測定を行うため、受信ブランチAおよび受信ブランチBにおいて、受信する周波数を切替える。例えば、制御部121は、周波数f1Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF102,112の受信周波数をf1Hz帯に切替える。
無線端末は、周波数f1Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。続いて、制御部121は、周波数f2Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF102,112の受信周波数をf2Hz帯に切替える。そして、周波数f2Hz帯の引き込みが終わると、無線端末は、周波数f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
次の待ち受けレベル測定区間E102においても、同様に、周波数f1Hz帯のレベル測定を行い、周波数f2Hz帯のレベル測定を行う。
従来の無線端末は、上述したように待ち受けレベル測定区間E101,E102において、受信ブランチA,Bの両方を同じ周波数に引き込み、レベル測定を行う。すなわち、図の両矢印F101,F103、両矢印F102,F104に示すように、待ち受けレベル測定区間E101では、受信ブランチA,Bの両方で、同じ周波数f1,f2Hz帯のレベル測定を行っている。また、図の両矢印F105,F107、両矢印F106,F108に示すように、待ち受けレベル測定区間E102では、受信ブランチA,Bの両方で、同じ周波数f1,f2Hz帯のレベル測定を行っている。
なお、従来、ダイバーシティ装置を有する無線装置において、一方の受信ブランチで通常受信を行い、他方の受信ブランチで信号の測定を行う無線装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2002−500837号公報
しかし、従来の無線端末では、コンプレストモードの1回のギャップ区間で1個(1種類)の周波数帯しかレベル測定できない。そのため、レベル測定のサンプリングポイントが少なく、無線端末の移動によって、実際のレベル測定の値と異なる場合があるという問題点があった。
例えば、図12の例の場合、無線端末は、コンプレストモードのギャップ区間C101で、周波数f1Hz帯のレベル測定を行っている。その後、無線端末が移動すると、無線端末の移動先では、周波数f1Hz帯におけるレベル測定の結果が異なっている場合がある。
また、待ち受け時のレベル測定区間では、複数の周波数帯のレベル測定を行う場合、時分割で1種類ずつ測定するため、測定時間が長くなり、待ち受けにおける消費電流が増加するという問題点があった。
例えば、図13の例の場合、無線端末は、待ち受けレベル測定区間E101において、複数の周波数f1,f2Hz帯のレベル測定を時分割で行っている。そのため、待ち受けレベル測定区間E101の測定時間が長くなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制し、待ち受け時のレベル測定区間におけるレベル測定時間を短縮できる無線端末を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような基地局と無線通信を行うダイバーシティ機能を備えた無線端末において、複数の受信ブランチ3a,3bのそれぞれに設けられ、複数の周波数の無線信号を受信できる受信手段1a,1bと、コンプレストモードのギャップ区間5a,5bにおいて、それぞれが異なる周波数f1,f2の無線信号を受信するように受信手段1a,1bを制御する制御手段2と、を有することを特徴とする無線端末が提供される。
このような無線端末によれば、コンプレストモードのギャップ区間5a,5bにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信する。これにより、受信した無線信号に基づいて算出するレベル測定のサンプリングポイントが増加する。
また、本発明によれば、制御手段は、待ち受け時のレベル測定区間において、それぞれが異なる周波数の無線信号を受信するように受信手段を制御する。
これにより、待ち受け時のレベル測定区間において、異なる周波数のレベル測定を行うことができる。
本発明の無線端末では、コンプレストモードのギャップ区間において、異なる周波数の無線信号を受信するようにした。これによって、受信した無線信号に基づいて算出するレベル測定のサンプリングポイントが増加するので、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
また、待ち受け時のレベル測定区間において、異なる周波数を受信するようにした。これによって、待ち受け時のレベル測定区間におけるレベル測定時間を短縮することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
無線端末の概要を説明する図である。 ダイバーシティ機能を有する無線端末のブロック構成図である。 コンプレストモードにおける無線端末のレベル測定の動作を説明する図である。 異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。 異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。 無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作を説明する図である。 異なる通信方式でのレベル測定の動作を説明する図である。 異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。 コンプレストモードのギャップ区間での無線端末の動作を示したフローチャートである。 待ち受けレベル測定区間での無線端末の動作を示したフローチャートである。 従来のダイバーシティ機能を有する無線端末のブロック構成図である。 無線端末のレベル測定の動作を説明する図である。 無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作を説明する図である。
以下、本発明の原理を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、無線端末の概要を説明する図である。図に示すように無線端末は、受信手段1a,1bおよび制御手段2を有している。図には、受信手段1a,1bの無線信号を受信する周波数の遷移状態を示した周波数遷移4a,4bが示してある。
無線端末は、図示していない基地局と無線通信を行う。無線端末は、ダイバーシティ機能を備えており、複数の受信ブランチ3a,3bを有している。無線端末は、複数の受信ブランチ3a,3bで受信された無線信号を合成処理することにより、感度のよい無線通信を行う。
受信手段1a,1bは、複数の受信ブランチ3a,3bのそれぞれに設けられている。受信手段1a,1bは、複数の周波数の無線信号を受信することができる。例えば、受信手段1a,1bは、周波数f0,f1,f2の無線信号を受信することができる。
制御手段2は、コンプレストモードのギャップ区間において、受信手段1a,1bがそれぞれ異なる周波数の無線信号を受信するように制御する。
以下、無線端末の動作について説明する。
制御手段2は、図の周波数遷移4a,4bに示すように、通信時、周波数f0の無線信号を受信するように、受信手段1a,1bを制御する。これにより、各受信ブランチ3a,3bで、周波数f0の無線信号が受信され、ダイバーシティ機能によって、感度のよい通信を行うことができる。
制御手段2は、周波数遷移4a,4bに示すように、コンプレストモードのギャップ区間5aに入ると、受信手段1a,1bがそれぞれ異なる周波数f1,f2の無線信号を受信するように制御する。そして、無線端末は、各周波数f1、f2のレベル測定を行う。
制御手段2は、コンプレストモードのギャップ区間5aでのレベル測定が終わると、周波数遷移4a,4bに示すように、周波数をf0に戻す。
制御手段2は、周波数遷移4a,4bに示すように、次のコンプレストモードのギャップ区間5bに入ると、受信手段1a,1bがそれぞれ異なる周波数f1,f2の無線信号を受信するように制御する。
ところで、従来では、ギャップ区間5aで、受信手段1a,1bは同じ周波数f1の無線信号を受信し、ギャップ区間5bで同じ周波数f2の無線信号を受信していた。これに対し、図1の無線端末は、ギャップ区間5aにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信手段1a,1bで受信し、ギャップ区間5bにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信手段1a,1bで受信する。これより、周波数f1,f2のレベル測定をするサンプリングポイントが、ギャップ区間5a,5bと増加し、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
このように、通信装置は、コンプレストモードのギャップ区間において、異なる周波数を受信するようにした。これによって、受信した無線信号に基づいて算出するレベル測定のサンプリングポイントが増加するので、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
なお、無線端末の待ち受け時におけるレベル測定区間においても、制御手段2は、受信手段1a,1bがそれぞれ異なる周波数の無線信号を受信するように制御する。
例えば、図のギャップ区間5a,5bのそれぞれを、待ち受け時のレベル測定区間A,Bとする。この場合、制御手段2は、レベル測定区間Aにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信手段1a,1bで受信し、レベル測定区間Bにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信手段1a,1bで受信する。
従来では、図13で説明したように、待ち受けレベル測定区間E101において、時分割で周波数f1,f2の無線信号を受信していた。これに対し図1の無線端末は、レベル測定区間Aにおいて、異なる周波数f1,f2の無線信号を受信手段1a,1bで受信する。これによって、待ち受け時のレベル測定区間A,Bにおけるレベル測定時間を短縮することができる。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、ダイバーシティ機能を有する無線端末のブロック構成図である。図に示すように無線端末は、アンテナ11,21、RF(Radio Frequency)12,22、A/D(Analog to Digital)13,23、受信処理部14,24、制御部31、および受信合成処理部32を有している。図の無線端末は、例えば、携帯電話であり、基地局と無線通信を行う。なお、アンテナ11、RF12、A/D13、および受信処理部14を受信ブランチAと呼ぶ。また、アンテナ21、RF22、A/D23、および受信処理部24を受信ブランチBと呼ぶ。
RF12,22は、アンテナ11,21によって受信される無線信号の、所定の周波数の無線信号を受信する。
A/D13,23は、RFによって受信された無線信号をアナログ−デジタル変換する。
受信処理部14,24は、無線端末が基地局と通信する通信方式に従って、A/D13,23から出力される信号の受信処理を行う。例えば、受信処理部14,24は、フレームの先頭であるタイミング結果、SIRなどのレベル測定結果、データの復調結果などを含む受信信号を出力する。通信方式がW−CDMAであった場合には、W−CDMAの通信方式に従った受信処理を行い、通信方式がGSMであった場合には、GSMの通信方式に従った受信処理を行う。
制御部31は、RF12,22が受信する無線信号の周波数を制御する。例えば、無線端末が2GHz帯の無線信号を受信する場合、制御部31は、2GHz帯の無線信号を受信できるようにRF12,22を制御する。
制御部31は、RF12,22の周波数を独立に制御することができる。例えば、RF12の周波数を800MHz帯、RF22の周波数を1.7GHz帯と別々の周波数に制御することができる。
また、制御部31は、受信処理部14,24の受信処理する通信方式を制御する。例えば、無線端末がW−CDMAの通信方式による通信を行う場合、制御部31は、W−CDMAの通信方式に従った受信処理を行うように受信処理部14,24を制御する。
制御部31は、受信処理部14,24の通信方式を独立に制御することができる。例えば、受信処理部14の通信方式をW−CDMA、受信処理部24の通信方式をGSMと別々の通信方式に制御することができる。
受信合成処理部32は、受信処理部14,24から出力される受信信号の位相が揃うように調整し、合成する。すなわち、受信合成処理部32は、受信ブランチAの受信信号と、受信ブランチBの受信信号とを合成し、受信信号の受信感度を高める。
次に、図2の無線端末の通話中におけるレベル測定の動作について説明する。無線端末は、通話中、コンプレスモードにて、異周波および異通信方式におけるレベル測定を行っている。
図3は、コンプレストモードにおける無線端末のレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、周波数f0Hz帯で基地局と通信を行っているとする。無線端末は、図に示すコンプレストモードのギャップ区間C1に入ると、異周波のレベル測定を行うため、受信ブランチAおよび受信ブランチBの受信する周波数を切替える。
例えば、制御部31は、周波数f1Hz帯の無線信号を受信できるように、RF12の受信周波数をf1Hz帯に切替える。また、周波数f2Hz帯の無線信号を受信できるように、RF22の受信周波数をf2Hz帯に切替える。
受信処理部14,24は、RF12,22の周波数f1,f2Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1,f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
コンプレストモードのギャップ区間C1でのレベル測定が終わると、制御部31は、図に示すように、元の周波数f0Hz帯に戻すため、RF12,22の受信周波数を周波数f0Hz帯に切替える。これにより、無線端末は、周波数f0Hz帯で基地局と無線通信を行う。
次のコンプレストモードのギャップ区間C2に入ると、制御部31は、受信ブランチBで周波数f1Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF22の受信周波数をf1Hz帯に切替える。また、受信ブランチAで周波数f2Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF12の受信周波数をf2Hz帯に切替える。
すなわち、制御部31は、前回のコンプレストモードのギャップ区間C1とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる周波数の無線信号が受信されるようにRF12,22を制御する。そして、受信処理部14,24は、周波数f1,f2Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1,f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
コンプレストモードのギャップ区間C2でのレベル測定が終わると、図に示すように、元の周波数f0Hz帯に戻すため、制御部31は、RF12,22の受信周波数を周波数f0Hz帯に切替える。これにより、無線端末は、周波数f0Hz帯で基地局と無線通信を行う。
受信合成処理部32は、最初のコンプレストモードのギャップ区間C1で測定した受信ブランチAの周波数帯f1Hzのレベル測定と、次のコンプレストモードのギャップ区間C2で測定した受信ブランチBの周波数帯f1Hzのレベル測定との平均をとり、周波数帯f1Hzにおけるレベル測定値を算出する。また、最初のコンプレストモードのギャップ区間C1で測定した受信ブランチBの周波数帯f2Hzのレベル測定と、次のコンプレストモードのギャップ区間C2で測定した受信ブランチAの周波数帯f2Hzのレベル測定との平均をとり、周波数帯f2Hzにおけるレベル測定値を算出する。
そして、レベル測定値が所定値より大きければ、基地局と無線通信する周波数帯を切替えることになる。
このように、無線端末は、図の両矢印D1,D2に示すように、コンプレストモードのギャップ区間C1において、異なる周波数f1,f2Hz帯の無線信号を受信する。また、図の両矢印D3,D4に示すように、コンプレストモードのギャップ区間C2において、異なる周波数f1,f2Hz帯の無線信号を受信する。これにより、レベル測定のサンプリングポイントが増加し、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
また、最初のコンプレストモードのギャップ区間C1では、両矢印D1,D2に示すように、受信ブランチAで周波数帯f1Hzの信号を受信し、受信ブランチBで周波数帯f2Hzの信号を受信する。そして、次のコンプレストモードのギャップ区間C2では、両矢印D3,D4に示すように、受信ブランチA,Bの周波数帯を入れ替え、受信ブランチAで周波数帯f2Hzの信号を受信し、受信ブランチBで周波数帯f1Hzの信号を受信する。これにより、各受信ブランチA,Bでのレベル測定値を平均化でき、適正なレベル測定値を得ることができる。
次に、コンプレストモードのギャップ区間において、異なる通信方式のレベル測定を行う場合の動作について説明する。
図4は、異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、周波数f0Hz帯で、W−CDMAの通信を基地局と行っているとする。無線端末は、図に示すコンプレストモードのギャップ区間C11に入ると、異なる通信方式でのレベル測定を行うため、RF12,22の受信周波数と、受信処理部14,24の受信処理する通信方式とを切替える。
例えば、制御部31は、受信ブランチAにおいて、周波数f1Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF12を制御し、通信方式(図中システム)αの受信処理を行うように、受信処理部14を制御する。また、受信ブランチBにおいて、周波数f2Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF22を制御し、通信方式βの受信処理を行うように、受信処理部14を制御する。
受信処理部14,24は、周波数f1,f2Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1,f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
コンプレストモードのギャップ区間C11でのレベル測定が終わると、制御部31は、図に示すように、周波数帯を元のf0に戻すため、RF12,22の周波数帯の切替えを行う。また、通信方式を元のW−CDMAに戻すため、受信処理部14,24の通信方式の切替えを行う。これにより、無線端末は、W−CDMAの周波数f0Hz帯の無線通信を基地局と行う。
次のコンプレストモードのギャップ区間C12では、制御部31は、受信ブランチAで周波数f2Hz帯および通信方式βの無線信号を受信できるように、RF12および受信処理部14を制御する。また、受信ブランチBで周波数f1Hz帯および通信方式αの無線信号を受信できるように、RF22および受信処理部24を制御する。
すなわち、制御部31は、前回のコンプレストモードのギャップ区間C11とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる周波数および異なる通信方式での無線信号が受信されるようにRF12,22および受信処理部14,24を制御する。
受信処理部14,24は、周波数f1,f2Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1,f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
コンプレストモードのギャップ区間C12でのレベル測定が終わると、制御部31は、図に示すように、周波数帯を元のf0に戻すため、RF12,22の周波数帯の切替えを行う。また、通信方式を元のW−CDMAに戻すため、受信処理部14,24の通信方式の切替えを行う。これにより、無線端末は、W−CDMAの周波数f0Hz帯の無線通信を基地局と行う。
このように、通信方式においても、両矢印D11,D12、両矢印D13,14に示すように、コンプレストモードのギャップ区間C11,C12で異なるようにすることにより、レベル測定のサンプリングポイントが増加し、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
次に、コンプレストモードのギャップ区間において、異なる周波数帯域と異なる通信方式のレベル測定を行う場合の動作について説明する。
図5は、異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、周波数f0Hz帯で、W−CDMAの通信を行っているとする。無線端末は、図に示すコンプレストモードのギャップ区間C21に入ると、受信ブランチAでは通信方式はそのままで、受信信号の周波数帯をf0Hzからf1Hzに切替える。受信ブランチBでは、受信信号の周波数帯をf0Hzからf2Hzに、通信方式をW−CDMAとは異なる通信方式に切替える。
例えば、制御部31は、受信ブランチAにおいて、周波数f1Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF12を制御する。なお、受信ブランチAの通信方式は、そのままであるので、受信処理部14の通信方式の切替えは行わない。
また、受信ブランチBにおいては、制御部31は、周波数f2Hz帯の無線信号を受信できるようにRF22を制御し、W−CDMAとは異なる通信方式の受信処理を行うように受信処理部14を制御する。
受信ブランチA,Bでのレベル測定が終わると、図に示すように、元の周波数f0Hz帯およびW−CDMAの通信方式に戻すため、制御部31は、RF12,22の周波数帯の切替えおよび受信処理部24の通信方式の切替えを行う。これにより、無線端末は、周波数f0Hz帯のW−CDMAの無線通信を基地局と行う。
次のコンプレストモードのギャップ区間C22では、制御部31は、受信ブランチBで周波数f1Hz帯の無線信号を受信できるように、RF22を制御する。また、受信ブランチAで周波数f2Hz帯およびW−CDMAとは異なる通信方式の無線信号を受信できるように、RF12および受信処理部14を制御する。
すなわち、制御部31は、前回のコンプレストモードのギャップ区間C12とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる周波数および異なる通信方式での無線信号が受信されるようにRF12,22および受信処理部14,24を制御する。
コンプレストモードのギャップ区間C22でのレベル測定が終わると、制御部31は、元の周波数f0Hz帯およびW−CDMAの通信方式に戻すように、RF12,22および受信処理部14,24を制御する。これにより、無線端末は、W−CDMAの周波数f0Hz帯の無線通信を基地局と行う。
このように、異なる周波数帯域と異なる通信方式でのレベル測定においても、両矢印D21,D22、両矢印D23,24に示すように、サンプリングポイントが増加し、無線端末の移動による、実際のレベル測定の値との相違を抑制することができる。
次に、無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作について説明する。
図6は、無線端末の待ち受け時におけるレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、基地局と通話を開始した場合、周波数f0Hz帯で基地局と通信を行うとする。無線端末は、図に示す待ち受けレベル測定区間E1,E2に入ると、異周波のレベル測定を行うため、受信ブランチAおよび受信ブランチBにおいて、受信する周波数を切替える。
例えば、制御部31は、周波数f1Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF12の受信周波数をf1Hz帯に切替える。また、周波数f2Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF22の受信周波数をf2Hz帯に切替える。
受信処理部14,24は、周波数f1,f2Hz帯の引き込みが終わると、周波数f1,f2Hz帯の信号におけるレベル測定を行う。
次の待ち受けレベル測定区間E3,E4では、制御部31は、受信ブランチBで周波数f1Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF22の受信周波数をf1Hz帯に切替える。また、受信ブランチAで周波数f2Hz帯の周波数の信号を受信できるように、RF12の受信周波数をf2Hz帯に切替える。
すなわち、制御部31は、前回の待ち受けレベル測定区間E1,E2とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる周波数の無線信号が受信されるようにRF12,22を制御する。
このように、待ち受けレベル測定区間E1,E2、待ち受けレベル測定区間E3,E4、において、1度に2種類の周波数帯のレベル測定を行うので、レベル測定時間を短縮することができる。
また、最初の待ち受けレベル測定区間E1,E2では、受信ブランチAで周波数帯f1Hzの信号を受信し、受信ブランチBで周波数帯f2Hzの信号を受信する。そして、次の待ち受けレベル測定区間E3,E4では、受信ブランチA,Bの周波数帯を入れ替え、受信ブランチAで周波数帯f2Hzの信号を受信し、受信ブランチBで周波数帯f2Hzの信号を受信する。これにより、各受信系でのレベル測定値を平均化でき、適正なレベル測定値を得ることができる。
なお、図の両矢印F1は、待ち受けレベル測定期間の周期を示している。W−CDMAの場合、待ち受けレベル測定期間の周期は、2.56秒となる。
次に、待ち受けレベル測定区間において、異なる通信方式のレベル測定を行う場合の動作について説明する。
図7は、異なる通信方式でのレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、現在、通信方式がW−CDMAとなっており、通話を開始した場合、基地局とW−CDMAの通信を行うものとする。無線端末は、図に示す待ち受けレベル測定区間E11,E12に入ると、異なる通信方式でのレベル測定を行うため、RF12,22の受信周波数と、受信処理部14,24の受信処理する通信方式とを切替える。
例えば、制御部31は、受信ブランチAにおいて、周波数f1Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF12を制御し、通信方式αの受信処理を行うように、受信処理部14を制御する。また、受信ブランチBにおいて、周波数f2Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF22を制御し、通信方式βの受信処理を行うように、受信処理部14を制御する。
次の待ち受けレベル測定区間E13,E14では、制御部31は、受信ブランチBで周波数f1Hz帯および通信方式αの無線信号を受信できるように、RF22および受信処理部24を制御する。また、受信ブランチAで周波数f2Hz帯および通信方式βの無線信号を受信できるように、RF12および受信処理部14を制御する。
すなわち、制御部31は、前回の待ち受けレベル測定区間E11,E12とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる通信方式での無線信号が受信されるようにRF12,22および受信処理部14,24を制御する。
なお、異なる通信方式では、待ち受け受信の周期も異なる。従って、図の両矢印F11,12に示すように、通信方式αの待ち受けレベル測定周期と通信方式βの待ち受けレベル測定時間は、異なる場合がある。
このように、異なる通信方式のレベル測定を行う場合でも、レベル測定時間を短縮することができる。
次に、待ち受けレベル測定区間において、異なる周波数帯域と異なる通信方式のレベル測定とを行う場合の動作について説明する。
図8は、異なる周波数帯域と異なる通信方式とでのレベル測定の動作を説明する図である。図には、受信ブランチAにおけるレベル測定と受信ブランチBにおけるレベル測定とにおける無線端末の動作が示してある。時間軸tは図の右方向を向いている。
無線端末は、現在、通信方式がW−CDMAとなっており、通話を開始した場合、基地局とW−CDMAの通信を行うとする。無線端末は、受信ブランチAにおいて、図に示す待ち受けレベル測定区間E21に入ると、現在の周波数帯とは異なる周波数帯でW−CDMAの通信方式のレベル測定を行う。また、受信ブランチBにおいて、図に示す待ち受けレベル測定区間E22に入ると、W−CDMAとは異なる通信方式のレベル測定を行う。
例えば、制御部31は、受信ブランチAにおいて、周波数f1Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF12を制御する。受信ブランチAの通信方式は、そのままであるので、受信処理部14の通信方式の切替えは行わない。
また、受信ブランチBにおいては、周波数f2Hz帯の周波数の無線信号を受信できるように、RF22を制御し、W−CDMAとは異なる通信方式の受信処理を行うように、受信処理部14を制御する。
次の受信ブランチAでの待ち受けレベル測定区間E23では、制御部31は、周波数f2Hz帯でW−CDMAとは異なる通信方式の無線信号を受信できるように、RF12および受信処理部14を制御する。また、受信ブランチBでの待ち受けレベル測定区間E24では、周波数f1Hz帯の無線信号を受信できるように、RF12を制御する。
すなわち、制御部31は、前回の待ち受けレベル測定区間E21とは、受信ブランチAおよび受信ブランチBで異なる周波数および異なる通信方式での無線信号が受信されるようにRF12,22および受信処理部14,24を制御する。
なお、両矢印F21は、W−CDMAの待ち受けレベル測定周期を示す。W−CDMAの待ち受けレベル測定周期は、2.56秒である。また、両矢印S22は、異システムの待ち受けレベル測定周期を示す。
このように、異なる周波数帯域と異なる通信方式でのレベル測定においても、レベル測定時間を短縮することができる。
次に、無線端末の動作についてフローチャートを用いて説明する。
図9は、コンプレストモードのギャップ区間での無線端末の動作を示したフローチャートである。無線端末は、例えば、基地局からの要求により、指定されたタイミング、ギャップ長、ギャップ周期で以下の処理を実行する。
[ステップS1]無線端末は、受信ダイバーシティの機能をオフする。
[ステップS2a,3a]無線端末は、異周波数のレベル測定するための周波数設定を行う。無線端末は、受信ブランチA,B(図中A系、B系)でそれぞれ別々の周波数帯を設定する。
[ステップS3a,3b]無線端末は、周波数設定された周波数帯の引き込みを行う。
[ステップS4a,4b]無線端末は、周波数帯の引き込みが完了すると、受信ブランチA,Bのレベル測定を行う。
[ステップS5a,5b]無線端末は、通話中の周波数帯(元の周波数帯)に戻すための周波数設定を行う。
[ステップS6a,6b]無線端末は、無線信号の受信周波数を元の周波数帯に引き込む。
[ステップS7]無線端末は、受信ダイバーシティをオンにする。これにより、ダイバーシティ機能による無線信号の受信が行われる。
なお、次のコンプレストモードのギャップ区間では、受信ブランチAと受信ブランチBの受信周波数とが入れ替わる。また、上記のフローチャートに示していないが、異通信システムのレベル測定を行う場合、端末は、受信する信号の周波数設定を行うとともに、受信処理する通信方式を切替える。
図10は、待ち受けレベル測定区間での無線端末の動作を示したフローチャートである。無線端末は、ソフトウェアにより、例えば、5秒ごとにレベル測定結果を通知するように命令されると、それに合わせて周期的に以下の処理を実行する。
[ステップS11a,11b]無線端末は、異周波数のレベル測定をするための周波数設定を行う。無線端末は、受信ブランチA,B(図中A系、B系)でそれぞれ別々の周波数帯を設定する。
[ステップS12a,12b]無線端末は、周波数設定された周波数帯の引き込みを行う。
[ステップS13a,13b]無線端末は、受信ブランチA,Bでのレベル測定を行う。
なお、次の待ち受けレベル測定区間では、受信ブランチAと受信ブランチBの受信周波数が入れ替わる。また、上記のフローチャートに示していないが、異通信システムのレベル測定を行う場合、端末は、受信する信号の周波数設定を行うとともに、受信処理する通信方式を切替える。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1a,1b 受信手段
2 制御手段
3a,3b 受信ブランチ
4a,4b 周波数遷移
5a,5b ギャップ区間

Claims (4)

  1. 基地局と無線通信を行うダイバーシティ機能を備えた無線端末において、
    複数の受信ブランチのそれぞれに設けられ、複数の周波数の無線信号を受信できる受信手段と、
    コンプレストモードのギャップ区間において、それぞれが異なる周波数の前記無線信号を受信するように前記受信手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、次の前記ギャップ区間では、前回の前記ギャップ区間の周波数を入れ替えた周波数の前記無線信号を受信するように前記受信手段を制御する、
    ことを特徴とする無線端末。
  2. 前記受信手段に対応して設けられ、前記受信手段により受信された前記無線信号を複数の通信方式で受信処理する受信処理手段と、をさらに有し、
    前記制御手段は、前記ギャップ区間において、それぞれが異なる通信方式で受信処理をするように前記受信処理手段を制御することを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  3. 前記制御手段は、待ち受け時のレベル測定区間において、それぞれが異なる周波数の前記無線信号を受信するように前記受信手段を制御することを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  4. 前記受信手段に対応して設けられ、前記受信手段により受信された前記無線信号を複数の通信方式で受信処理する受信処理手段と、をさらに有し、
    前記制御手段は、前記レベル測定区間において、それぞれが異なる通信方式で受信処理をするように前記受信処理手段を制御することを特徴とする請求項3記載の無線端末。
JP2008528679A 2006-08-09 2006-08-09 無線端末 Expired - Fee Related JP4806024B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2006/315730 WO2008018127A1 (fr) 2006-08-09 2006-08-09 Terminal sans fil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008018127A1 JPWO2008018127A1 (ja) 2009-12-24
JP4806024B2 true JP4806024B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=39032673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008528679A Expired - Fee Related JP4806024B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 無線端末

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090149145A1 (ja)
EP (1) EP2051403A4 (ja)
JP (1) JP4806024B2 (ja)
WO (1) WO2008018127A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331280A (ja) * 1996-06-11 1997-12-22 Tokimec Inc 通信装置
JP2004297795A (ja) * 2003-03-12 2004-10-21 Nec Corp 無線端末装置
JP2005522119A (ja) * 2002-04-02 2005-07-21 ノキア コーポレイション Mimoターミナルでの周波数間測定
JP2005229539A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Mitsubishi Electric Corp 移動通信端末装置
WO2007114840A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Wireless terminals and methods employing diverse reception path measurements in transmission gaps

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3403950B2 (ja) * 1998-09-07 2003-05-06 松下電器産業株式会社 移動局装置、移動局装置における報知チャンネル受信方法、及び移動局装置におけるセルサーチ方法
EP1073224A3 (en) * 1999-05-07 2002-08-14 Sony International (Europe) GmbH Strategy for switching to Alternative Frequencies (AF) for Digital Radio Mondiale (DRM)
EP1219046A2 (en) * 1999-12-22 2002-07-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Mobile station with two transceivers and inter-frequency method
GB2386808B (en) * 2001-06-28 2004-07-07 Samsung Electronics Co Ltd Apparatus and method for transmitting TFCI bits for a hard split mode in a CDMA mobile communication system
KR100487245B1 (ko) * 2001-11-28 2005-05-03 삼성전자주식회사 고속 순방향 패킷 접속 방식을 사용하는 이동 통신시스템에서압축 모드에 따른 전송 불능 구간을 최소화하는장치 및 방법
JP3955975B2 (ja) * 2002-05-13 2007-08-08 株式会社ケンウッド 放送受信装置
JP2004088522A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Nec Corp 移動通信システム、その周波数間ho方法、移動局、基地局、基地局制御装置及びプログラム
JP3672196B2 (ja) * 2002-10-07 2005-07-13 松下電器産業株式会社 アンテナ装置
CN100512045C (zh) * 2003-03-12 2009-07-08 日本电气株式会社 无线终端设备
JP4196801B2 (ja) * 2003-10-01 2008-12-17 株式会社日立製作所 無線システムおよび移動局
JP4715237B2 (ja) * 2004-03-12 2011-07-06 パナソニック株式会社 無線通信装置および無線通信方法
US20050250510A1 (en) * 2004-05-07 2005-11-10 Jorma Kaikkonen Reduced performance mode of operation for use as needed by a wireless communication terminal
US8346293B2 (en) * 2004-06-14 2013-01-01 Panasonic Corporation Radio communication device supporting a plurality of communication schemes

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331280A (ja) * 1996-06-11 1997-12-22 Tokimec Inc 通信装置
JP2005522119A (ja) * 2002-04-02 2005-07-21 ノキア コーポレイション Mimoターミナルでの周波数間測定
JP2004297795A (ja) * 2003-03-12 2004-10-21 Nec Corp 無線端末装置
JP2005229539A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Mitsubishi Electric Corp 移動通信端末装置
WO2007114840A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Wireless terminals and methods employing diverse reception path measurements in transmission gaps

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008018127A1 (fr) 2008-02-14
JPWO2008018127A1 (ja) 2009-12-24
EP2051403A4 (en) 2013-05-15
EP2051403A1 (en) 2009-04-22
US20090149145A1 (en) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4276677B2 (ja) 無線通信装置
US7392027B2 (en) Automatic gain control device, automatic gain control method, control program for automatic gain control device, radio communication terminal having automatic control device, radio communication system, and radio communication method
JPH0884104A (ja) 無線通信装置
JP2000357983A (ja) 携帯電話機のダイバーシチ制御装置及びそのダイバーシチ制御方法
JP4804049B2 (ja) 移動体通信端末及び移動体通信端末における通信制御方法
EP1702416B1 (en) Receiving apparatus and receiving circuit
JP3538015B2 (ja) ダイバーシティ受信装置
JP4806024B2 (ja) 無線端末
WO2008065877A1 (fr) Dispositif de réception
JP2000196512A (ja) 移動体通信装置のダイバ―シチ制御回路およびダイバ―シチ制御方法
JP7283297B2 (ja) 通信システム、通信方法
JP2007235493A (ja) バンドサーチシステム及びその方法並びにそれを用いた通信装置
JP2007028436A (ja) 無線通信装置及び通信品質推定方法
JP4888312B2 (ja) 無線lan端末および無線制御方法
JPH05252094A (ja) ダイバシティ受信機
JP5195655B2 (ja) 移動端末、通信システムおよび通信方法
JP2005229539A (ja) 移動通信端末装置
JPH1141646A (ja) データ通信システム及びこれに使用する装置
JP2002246968A (ja) アンテナ切替えダイバーシチ受信システム
JP2821436B2 (ja) 移動通信中継局の受信装置
JPH11331100A (ja) 通信観測装置および方法
JP2982374B2 (ja) 自動車電話システム
JPH10242885A (ja) 基準周波数制御方式、基準周波数制御回路および移動無線通信装置
CN116965085A (zh) 测量间隙管理
JPH11113039A (ja) 無線呼出受信機における受信周波数掃引方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees