JP2002246968A - アンテナ切替えダイバーシチ受信システム - Google Patents

アンテナ切替えダイバーシチ受信システム

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JP2002246968A
JP2002246968A JP2001041296A JP2001041296A JP2002246968A JP 2002246968 A JP2002246968 A JP 2002246968A JP 2001041296 A JP2001041296 A JP 2001041296A JP 2001041296 A JP2001041296 A JP 2001041296A JP 2002246968 A JP2002246968 A JP 2002246968A
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switching
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JP2001041296A
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English (en)
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Fuminori Itsukaichi
文典 五日市
Shigeyuki Ejiri
茂之 江尻
Morio Ino
盛夫 井野
Yasuyuki Ogara
保幸 麻柄
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ切替え雑音による信号誤りを回避し、
受信信号レベルが高い領域でも良好な通信品質が得られ
るアンテナ切替えダイバーシチ受信システムを提供す
る。 【解決手段】受信フレームの各タイムスロットで、受信
レベルが所定閾値よりも低下したことを検知して使用ア
ンテナを切替える第1の制御系(6A、7A、10)
と、第1期間内に観測される受信信号の平均的な受信レ
ベルの値に応じて可変閾値を設定し、第2期間内に観測
された受信信号のレベルが可変閾値よりも低下したこと
を検知して使用アンテナを切替える第2の制御系(6
B、7B、11)と、受信信号の状態に応じて上記第
1、第2の制御系の何れか一方を有効にする選択回路1
2を有するアンテナ切替えダイバーシチ受信システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線通信シ
ステムに用いられるアンテナ切替えダイバーシチ受信シ
ステムに関し、特に、ディジタル無線通信に用いられる
アンテナ切替えダイバーシチ受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信システムにおいて
は、端末の移動に伴うフェージングによって受信信号レ
ベルが一時的に落ち込み、通信品質が劣化し、一時的に
通信不能状態に陥ることがある。これらを回避するため
にダイバーシチ受信方式が採用される。
【0003】図7は、最も一般的なアンテナ切替えダイ
バーシチ方式の受信部を示す。アンテナ切替えダイバー
シチ方式の受信部は、2つのアンテナ1A、1Bを選択
的に受信回路4に接続するための切替えスイッチ3と、
受信回路4から出力される受信信号のレベルを検出する
受信レベル検出回路5と、検出された受信レベルを閾値
と比較する比較回路6と、比較回路6の出力に応じて切
替えスイッチ3を制御するアンテナ切替え制御回路7と
を備えている。
【0004】フェージング等により信号受信レベルが閾
値より低くなった場合、アンテナ切替え制御回路7から
スイッチ103に切替え信号を送り、使用アンテナを現
在接続中のアンテナ、例えば、アンテナ1Aから他方の
アンテナ1Bに切替える。上記切替えによって、確率的
に通信品質の良い方のアンテナが受信回路4に接続さ
れ、通信品質の劣化が回避される。尚、この種の受信方
式は、例えば、特開平5−75506号公報に開示され
ている。また、特開平6−204925号公報には、受
信フレームのプリアンブル部とユニークワード部を受信
中にアンテナを高速に切替える方式が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したアンテナ
切替えダイバーシチ受信方式では、スイッチ3でアンテ
ナを切替えた時、受信路の瞬断による切替え雑音が発生
する。このため、ディジタル移動通信システムでは、上
記切替え雑音が信号誤りの原因となり、特にアンテナの
切替えが頻発する受信レベルの比較的低い領域におい
て、通信品質が低下するという問題があった。
【0006】また、上記従来のアンテナ切替えダイバー
シチ受信方式では、一般的に、アンテナ切替えの判定基
準となる受信レベルの閾値が固定値となっており、この
閾値は比較的低い値に設定されている。このため、通信
品質が比較的良好な受信信号レベルの高い通信環境でフ
ェージングが発生しても、受信レベルが閾値を下回らな
い限りアンテナの切替えが行われず、ダイバーシチ効果
が得られないと言う問題がある。また、上記閾値を高い
値に設定すると、受信信号レベルが比較的低い通信状態
で的確なアンテナ切替えが行えないため、信号レベルの
低い領域で符号誤り率特性が劣化し、通信品質が低下す
ると言う問題がある。
【0007】本発明の目的は、アンテナ切替え雑音によ
る信号誤りの回避可能なアンテナ切替えダイバーシチ受
信システムを提供することにある。本発明の他の目的
は、受信信号レベルが高い領域でも良好な通信品質が得
られるアンテナ切替えダイバーシチ受信システムを提供
することにある。本発明の更に他の目的は、従来方式に
比較して、受信信号レベルが高い領域でも低い領域でも
改善された符号誤り特性を示すアンテナ切替えダイバー
シチ受信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアンテナ切替えダイバーシチ受信システム
は、TDMA受信フレームの各タイムスロットにおける
スタートシンボル期間内に、受信信号レベルが所定の閾
値よりも低下したことを検知して、使用アンテナを切替
えるための手段を備えたことを特徴とする。各タイムス
ロットにおけるスタートシンボルの受信期間は、一般的
に短期間となっているため、本発明の好ましい実施例で
は、上記切替え手段が、TDMA受信フレームの各タイ
ムスロットにおけるスタートシンボル期間内に受信信号
レベルをサンプリングして保持するサンプルアンドホー
ルド回路を備え、上記サンプルアンドホールド回路に保
持された信号レベルを比較器で所定閾値と比較し、比較
器の出力変化に応じて、上記スタートシンボル期間内
(プリアンブル部との境界を含む)でアンテナ切替え信
号を発生する。
【0009】また、受信信号レベルが高い領域の通信品
質を改善するため、本発明のアンテナ切替えダイバーシ
チ受信システムは、第1期間内に観測される受信信号の
平均的な受信レベルの値に応じて可変閾値を設定し、そ
の後の第2期間内に観測された受信信号のレベルが上記
可変閾値よりも低下したことを検知して、使用アンテナ
を切替えることを特徴とする。この場合、第1期間内に
観測される受信信号の平均的な受信レベルが予め決めら
れた境界レベルを越えているか否かによって、閾値の値
を変えるようにしてもよい。
【0010】本発明の好ましい実施例では、受信信号レ
ベルの全領域で良好な誤り率特性を得るために、TDM
A受信フレームの各タイムスロットで、受信信号レベル
が所定の閾値よりも低下したことを検知して、使用アン
テナを切替える第1の制御系と、第1期間内に観測され
る受信信号の平均的な受信レベルの値に応じて閾値を設
定し、その後の第2期間内に観測された受信信号のレベ
ルが上記閾値よりも低下したことを検知して、使用アン
テナを切替える第2の制御系と、受信信号の状態に応じ
て上記第1、第2の制御系の何れか一方を有効にするた
めの選択手段を備えたことを特徴とする。制御系の選択
は、例えば、第2の制御系において第1期間内に観測さ
れる受信信号の平均的な受信レベルが予め決められた値
を越えているか否かを判定し、越えていた場合は第2の
制御系を選択し、そうでない場合は第1の制御系を選択
する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるアンテナ切
替えダイバーシチ受信方式を適用した受信部の第1の実
施例を示すブロック図であり、図7と同一の回路要素に
は同一符号を付してある。本実施例では、受信レベル検
出回路5と比較回路6Aとの間にサンプルアンドホール
ド回路10を設け、受信レベル検出回路5で検出された
受信レベルをタイミング制御信号20に応答してサンプ
リングし、比較回路6Aによって閾値発生回路8Aから
与えられる閾値Thと比較するようにしたことに特徴が
ある。
【0012】受信回路4には、例えば、図2の(A)に
示すように、複数のタイムスロットR1、R2、R3、
…からなるTDMAフレームの信号が入力される。上記
TDMAフレームの各タイムスロットは、図2の(C)
に示すように、スタートシンボル(SS)期間と、プリ
アンブル(PR)期間と、データ(DATA)期間から
なっている。この場合、タイミング制御信号20は、図
2の(D)に示すように、各タイムスロットのスタート
シンボル(SS)期間内でオン、オフするパルス信号と
なっている。上記タイミング制御信号20は、例えば、
受信回路4の出力信号を解析するスタートシンボル検出
回路または受信フレーム解析回路によって発生させるこ
とができる。
【0013】本実施例において、サンプルアンドホール
ド回路10は、タイミング制御信号20の立ち上がりの
タイミングt1で受信レベル検出回路5から出力される
信号レベルをサンプリングし、これを保持する。従っ
て、受信レベル検出回路5から出力される信号レベル
が、例えば、図2の(B)にS0で示すように変化して
いた場合、比較回路6Aの入力信号レベルは、タイミン
グ制御信号20の立ち上がり時の信号レベルS1とな
る。一方、アンテナ切替え制御回路7Aは、タイミング
制御信号20の立ち下がりで動作する。信号レベルS1
が閾値Thより低くなり、比較回路6Aの出力がオンと
なった場合、例えば、図2の(E)に示すように変化す
る制御信号CAを発生し、スイッチ3を切替える。
【0014】本実施例によれば、スタートシンボル期間
内にオン、オフするタイミング制御信号20に同期し
て、受信レベルのサンプリング動作とアンテナ切替えを
実行するようにしているため、切替え雑音の発生をスタ
ートシンボル期間内に限定できる。従って、データ受信
期間における切替え雑音に起因した誤りの発生を回避で
き、通信品質を改善できる。尚、実施例では、サンプル
アンドホールド回路10と切替え制御回路7Aを同一の
タイミング制御信号20で動作させているが、切替え制
御回路7Aをt2で立ち上がる別のタイミング信号に同
期させてもよい。
【0015】図3は、本発明によるアンテナ切替えダイ
バーシチ受信方式を適用した受信部の第2の実施例を示
すブロック図である。本実施例は、閾値制御部11によ
って、アンテナ切替えのための閾値THを受信レベルに
応じて動的に変更することに特徴がある。また、比較的
長い期間で観測された受信レベルの統計値に基づいて閾
値THを決定する点に特徴がある。
【0016】閾値制御部11は、例えば、図4のフロー
チャートで示される制御プログラムを実行するマイクロ
プロセッサによって構成される。閾値制御部11は、受
信レベル検出回路5から出力される受信レベルをNタイ
ムスロット期間にわたってサンプリングし(ステップ1
01)、その期間の平均受信レベルL1を算出する(ス
テップ102)。上記平均受信レベルL1を予め設定さ
れた境界信号レベルTaと比較し(ステップ103)、
もし、LがTaより小さければ、余裕値Wに値a1を設
定し(ステップ104)、そうでなければ、余裕値Wに
値a2を設定する(ステップ105)。余裕値Wが決ま
ると、平均受信レベルL(=L1)から余裕値Wを引い
た値(L−W)を新たな閾値THとし、これを閾値発生
回路8Bに設定する(ステップ106)。
【0017】本実施例では、閾値THを更新した後、受
信レベル検出回路5から出力される受信レベルをMタイ
ムスロット期間にわたってサンプリングし(ステップ1
07)、その期間の平均受信レベルL2を算出して、比
較器8Bに出力する(ステップ108)。比較器8B
は、上記平均受信レベルL2を更新された閾値THと比
較し、比較結果を出力する。切替え制御回路7Bは、比
較器6Bの出力変化から、平均受信レベルL2が閾値T
Hより小さくなったことを検知した時、制御信号CBに
よってスイッチ3を切替える。
【0018】ここで、閾値THの更新周期は、平均受信
レベルL1を算出するための受信レベル観測期間(Nタ
イムスロット期間)と、平均受信レベルL2を算出する
ための受信レベル観測期間(Mタイムスロット期間)と
によって決まる。パラメータNの値は、通信端末の移動
に伴う平均受信レベルL1の緩やかな変化を考慮して、
例えば、数10フレーム程度の比較的長い期間内のタイ
ムスロット数に設定する。パラメータMの値を小さく設
定すれば、閾値THの更新直後の短期間における受信状
態に応答したアンテナ切替えが可能となる。
【0019】境界信号レベルTaは、受信電波が強い通
信状態か弱い通信状態かを区分するための閾値であり、
本実施例では、受信電波の強弱によって平均受信レベル
と閾値との間の偏差(余裕値W)を変えて、可変閾値の
値を決定している。但し、上記パラメータN、M、T
a、a1、a2の値は任意に設定でき、a1とa2を同
一の値にすることも可能である。
【0020】図3では、閾値制御部11と切替え制御回
路7Bとの間に閾値発生回路8Bと比較器6Bを設けて
いるが、閾値THと平均受信レベルL2との比較を閾値
制御部(プロセッサ)11内で行い、閾値発生回路8B
と比較器6Bを省略した構成としてもよい。また、閾値
制御部11は、受信回路4の後段に位置して受信フレー
ムを処理する端末プロセッサ(または基地局プロセッ
サ)の機能の一部として実現するようにしてもよい。上
記第2実施例によれば、比較的長い(N+M)タイムス
ロット期間を1サイクルとして閾値を変更することによ
って、受信電波が比較的強い通信状態でも受信レベルの
変化に応答したダイバーシチ効果を得ることができる。
【0021】図5は、本発明によるアンテナ切替えダイ
バーシチ受信方式を適用した受信部の第3の実施例を示
すブロック図である。本実施例は、第1実施例のアンテ
ナ切替え制御機能と第2実施例のアンテナ切替え制御機
能とを備え、受信電波の状態に応じて、上記2つの機能
を選択的に切替えるようにしたことを特徴としている。
【0022】すなわち、サンプルアンドホールド回路1
0と、比較器6Aと、閾値発生回路8Aと、切替え制御
回路7Aとからなる第1の制御系によって、各タイムス
ロットのスタートシンボル期間内で切替えられる第1の
アンテナ切替え制御信号CAを発生し、閾値制御部11
と、比較器6Bと、閾値発生回路8Bと、切替え制御回
路7Bとからなる第2の制御系によって、比較的長い切
替えサイクルをもつ第2のアンテナ切替え制御信号CB
を発生し、これら2つの制御信号の一方を制御信号選択
回路12によって選択し、スイッチ3を切替え制御して
いる。
【0023】本実施例では、閾値制御部11で算出され
たNタイムスロット期間の平均受信レベルL1を利用
し、これを比較器6Cによって閾値発生回路8Cから発
生する所定の閾値レベルTcと比較し、制御信号選択回
路12が、上記比較器6Cの出力に応じて、平均受信レ
ベルL1が閾値レベルTcよりも低ければ第1の制御信
号CA、平均受信レベルL1が閾値レベルTc以上であ
れば第2の制御信号CBを選択するようにしている。
【0024】ここで、第1の制御系は、比較的低い値に
設定された固定閾値Thを用いて受信レベルの変化を検
出しているため、受信電波が強い状態での受信レベル変
化に対してダイバーシチ効果に劣るという性質がある。
本実施例は、受信電波が強い場合に第2の制御系に切替
え、受信レベルを可変閾値と比較することによって、ダ
イバーシチ効果が得られるようにしたものである。尚、
図5では、制御信号選択回路12が、比較器6Cの出力
変化に応じて第1、第2の何れかの制御信号を選択する
構成となっているが、平均受信レベルL1と閾値レベル
Tcとの比較は閾値制御部11内において行うことがで
きるため、上記比較器6Cと閾値発生回路8Cの機能を
閾値制御部11に統合し、閾値制御部11から制御信号
選択回路12に制御信号TA、TBを選択するための信
号を与えるようにしてもよい。
【0025】図6は、本発明と従来方式とを比較するた
めの受信レベル−符号誤り率特性を示す。ここで、×マ
ークは、ダイバーシチ機能を備えていない場合の特性、
△マークは、図7に示した従来のアンテナダイバーシチ
方式の特性を示す。また、黒塗りの四角マークは、図1
に示した本発明の第1実施例、白丸マークは、図3に示
した本発明の第2実施例、白抜きの四角マークは、図5
に示した本発明の第3実施例の特性を示す。
【0026】本発明の第1実施例によれば、従来のアン
テナダイバーシチ方式に比較して、受信レベルが10〜
38dBμVの範囲で、誤り率特性が改善されていること
がわかる。これは、第1実施例の制御方式が、特に受信
レベルの低い領域で効果的であること意味している。
【0027】本発明の第2実施例によれば、従来のアン
テナダイバーシチ方式に比較して、受信レベルが20〜
50dBμVの範囲で、誤り率特性が改善され、第1実施
例と比較すると、特に38〜50dBμVの範囲で優れて
いることがわかる。これは、第2実施例の制御方式が、
受信レベルの高い領域で効果的であることを意味してい
る。
【0028】本発明の第3実施例は、低受信レベル領域
において第1実施例の誤り率特性を示し、高受信レベル
領域で第2実施例の誤り率特性を示しており、従来方式
および本発明の他の実施例に比較して、全受信レベル領
域で誤り率特性が改善されていることがわかる。尚、上
記特性図から、第3実施例における第1制御系と第2制
御系の切替えは、閾値レベルTcを略30dBμVに設定
して行えばよいことがわかる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、受信レベルの低下に応じてアンテナを適切に
切替えることが可能となり、符号誤り率を改善し、移動
通信用の携帯機器や基地局装置の性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナ切替えダイバーシチ受信
方式を適用した受信部の第1実施例を示すブロック図。
【図2】上記実施例で受信されるTDMAフレームの構
造と、アンテナの切替えタイミングを説明するための
図。
【図3】本発明によるアンテナ切替えダイバーシチ受信
方式を適用した受信部の第2実施例を示すブロック図。
【図4】図3における閾値制御部11の動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】本発明によるアンテナ切替えダイバーシチ受信
方式を適用した受信部の第2実施例を示すブロック図。
【図6】本発明と従来方式を比較するための符号誤り率
―受信レベル特性図。
【図7】従来のアンテナ切替えダイバーシチ受信方式に
よる受信部を示すブロック図。
【符号の説明】
1A、1B:アンテナ、 3:アンテナ切替えスイッ
チ、 4:受信回路、5:受信レベル検出回路、 6A
〜6C:比較回路、7A、7B:切替え制御回路、 8
A〜8C:閾値発生回路、10:サンプルアンドホール
ド回路、 11:閾値制御部、12:制御信号選択回
路。
フロントページの続き (72)発明者 江尻 茂之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 井野 盛夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 麻柄 保幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町393番地 日 立湘南電子株式会社内 Fターム(参考) 5K059 CC03 DD02 DD13 DD16 DD17 DD22 DD27 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2のアンテナを備え、受信信号レ
    ベルの変化に応じて使用アンテナを切替えるアンテナ切
    替えダイバーシチ受信システムにおいて、 TDMA受信フレームの各タイムスロットにおけるスタ
    ートシンボル期間内に、受信信号レベルが所定の閾値よ
    りも低下したことを検知して、使用アンテナを切替える
    ための手段を備えたことを特徴とするアンテナ切替えダ
    イバーシチ受信システム。
  2. 【請求項2】前記切替え手段が、TDMA受信フレーム
    の各タイムスロットにおけるスタートシンボル期間内に
    受信信号レベルをサンプリングして保持するサンプルア
    ンドホールド回路と、上記サンプルアンドホールド回路
    に保持された信号レベルを前記所定閾値と比較する比較
    器と、上記比較器の出力変化に応じて上記スタートシン
    ボル期間内にアンテナ切替え信号を発生する切替え制御
    手段とからなることを特徴とする請求項1に記載のアン
    テナ切替えダイバーシチ受信システム。
  3. 【請求項3】第1、第2のアンテナを備え、受信信号レ
    ベルの変化に応じて使用アンテナを切替えるアンテナ切
    替えダイバーシチ受信システムにおいて、 第1期間内に観測される受信信号の平均的な受信レベル
    の値に応じて可変閾値を設定し、その後の第2期間内に
    観測された受信信号のレベルが上記可変閾値よりも低下
    したことを検知して、使用アンテナを切替えることを特
    徴とするアンテナ切替えダイバーシチ受信システム。
  4. 【請求項4】前記第1期間内に観測される受信信号の平
    均的な受信レベルが予め決められた境界レベルを越えて
    いるか否かによって、前記可変閾値の値を変えることを
    特徴とする請求項3に記載のアンテナ切替えダイバーシ
    チ受信システム。
  5. 【請求項5】第1、第2のアンテナを備え、受信信号レ
    ベルの変化に応じて使用アンテナを切替えるアンテナ切
    替えダイバーシチ受信システムにおいて、 TDMA受信フレームの各タイムスロットで、受信信号
    レベルが所定の閾値よりも低下したことを検知して、使
    用アンテナを切替える第1の制御系と、 第1期間内に観測される受信信号の平均的な受信レベル
    の値に応じて可変閾値を設定し、その後の第2期間内に
    観測された受信信号のレベルが上記可変閾値よりも低下
    したことを検知して、使用アンテナを切替える第2の制
    御系と、 受信信号の状態に応じて上記第1、第2の制御系の何れ
    か一方を有効にするための選択手段を有することを特徴
    とするアンテナ切替えダイバーシチ受信システム。
  6. 【請求項6】前記選択手段が、前記第2の制御系におい
    て第1期間内に観測される受信信号の平均的な受信レベ
    ルが予め決められた値を越えていた場合は前記第2の制
    御系を有効にし、そうでない場合は前記第1の制御系を
    有効にすることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ
    切替えダイバーシチ受信システム。
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