JP4804522B2 - 番組表生成装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム - Google Patents

番組表生成装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、番組表生成装置及び方法、並びに、コンピュータプログラムに関するものである。
近年、デジタル放送の開始、インターネットの普及、テレビとコンピュータの融合等に伴い、テレビ視聴者が、EPGをテレビ画面等に表示し、番組の視聴、録画予約等をするといった機会が多くなってきている。
ここで、電子番組表(Electronic Program Guide:以下、「EPG」ともいう。)とは、放送番組を並べて所謂マトリクス表示するものである。このマトリクス表示では、例えば、特許文献1に記載されるように、「番組表をチャンネルと時間の2次元で表示し、番組表を構成する各番組を、各番組の放送時間の長さに略比例した大きさで表示する」。このようなEPGが視聴者にとってより便利なものであるためには、例えば、全チャンネルについて、できるだけ多くの時間帯を一度に表示できることが望ましい。
一方で、番組表を表示する領域はテレビ画面により物理的に限られているため、その制限内においてできるだけ多くの番組情報を表示しようとすると、数分程度の短時間番組については、表示領域を十分に確保できなくなってしまう。結果として、数分程度の短時間番組の番組表示は枠のみを用いるなどして省略表示されてしまうこととなる。
これに対し、特許文献2では、マトリクス表示型のEPGにおいて、各番組の情報量に対応してマトリクスのセルサイズを変更する発明が提案されている。しかし、この場合、表示領域に対して多くの番組情報(チャンネル)を表示することができない場合がある。
また、特許文献3では、短時間番組を複数まとめて吹き出し(ポップアップ)表示する発明が提案されている。しかし、ポップアップ表示することで短時間番組を視認可能となるが、ポップアップの表示・非表示の操作をユーザに要求することとなり操作性が低下してしまう。また、ポップアップ表示することでポップアップ画面の下に隠された番組を視認することができず、色々な番組の内容を一括して見られるというEPGの本来の機能を十分に生かし切れない。
さらにまた、特許文献4では、短時間番組を省略した通常表示と、短時間番組を表示した詳細表示とをユーザの操作により切り換える発明が提案されている。しかし、この場合もユーザに操作を要求することとなり、また詳細表示する代わりに長時間番組の表示を一部省略することになり、番組情報の一覧表示というEPG画面本来の目的が損なわれてしまう。
なお、特許文献5にあるように表示領域を変更して番組情報表示を行う方法も知られている。しかし、一定時間未満の放送時間の番組の領域を変更して表示を行えば、一定時間未満の放送時間の番組がある場合は放送時間の長さの比率とは異なった大きさで表示されてしまい、番組の長さを番組表示の大きさで判断できないという視認性に関する問題がある。
特許第2838892号公報 特開平10−28244号公報 特開2003−219297号公報 特開2004−194250号公報 特開2001−169203号公報
以上のように、これまでは、電子番組表を表示するに際して、番組の放送時間帯の表示を放送時間の長さに対応して行う一方、番組に関する情報の表示を放送時間の長さに制約されずに行うことができなかった。
そこで本発明は、電子番組表を表示するに際して、番組の放送時間帯の表示を放送時間の長さに対応して行う一方、番組に関する情報の表示を放送時間の長さに制約されずに行うことを可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、電子番組表を生成する番組表生成装置であって、
前記電子番組表に表示される各番組に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記各番組に関する情報に含まれる各番組の放送時間に関する情報に基づき、前記電子番組表において各番組の放送時間を表す第1の表示領域の大きさを決定する第1の決定手段と、
前記各番組に関する情報に基づいて、前記各番組に関する情報に含まれる各番組の内容に関する情報を前記電子番組表において表示するための第2の表示領域の大きさを決定する第2の決定手段と、
前記第1及び第2の決定手段により決定された前記第1及び第2の表示領域の大きさに基づく前記電子番組表を表示部に表示させる表示制御手段と
を備え
前記表示制御手段は、番組を放送するチャンネル毎に、前記電子番組表の時間軸方向に沿って、前記第1の表示領域による第1の列と、第2の表示領域による第2及び第3の列とを構成し、前記第1の列が、前記第2の列と第3の列との間に位置するように隣接させて前記電子番組表を表示させることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明はまた、番組表生成方法であって、
電子番組表に表示される各番組に関する情報を取得する情報取得工程と、
前記各番組に関する情報に含まれる各番組の放送時間に関する情報に基づき、前記電子番組表において各番組の放送時間を表す第1の表示領域の大きさを決定する第1の決定工程と、
前記各番組に関する情報に基づいて、前記各番組に関する情報に含まれる各番組の内容に関する情報を前記電子番組表において表示するための第2の表示領域の大きさを決定する第2の決定工程と、
前記第1及び第2の決定工程において決定された前記第1及び第2の表示領域の大きさに基づく前記電子番組表を表示部に表示させる表示制御工程と
を備え
前記表示制御工程では、番組を放送するチャンネル毎に、前記電子番組表の時間軸方向に沿って、前記第1の表示領域による第1の列と、第2の表示領域による第2及び第3の列とを構成し、前記第1の列が、前記第2の列と第3の列との間に位置するように隣接させて前記電子番組表を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、電子番組表を表示するに際して、番組の放送時間帯の表示を放送時間の長さに対応して行う一方、番組に関する情報の表示を放送時間の長さに制約されずに行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るEPG表示可能なテレビ装置を含むEPG表示システムの構成例を示す図である。図1において、テレビ装置11は、本実施形態に対応する番組表生成装置であって、デジタル放送受信可能な装置である。リモコン装置12は、テレビ装置11を遠隔操作するための装置であって、テレビ番組の視聴者が、テレビ装置11の制御、操作及びデータ入力等の各種操作を行うための装置である。
テレビ装置11はまた、ネットワーク13や電話回線14に接続されている。ネットワーク13は、テレビ装置11が設置された屋内のLANのような屋内配線であり、LANに接続された他の情報処理機器との相互接続が可能である。電話回線14は、外部のネットワーク(例えば、インターネット等)と接続するための接続回線である。またテレビ装置11は、デジタルテレビ放送の受信、リモコン装置12との間の情報の送受信、ネットワーク13等に接続された機器とのデータの送受信、機器の制御等を行う。これらを通して得られたテレビ画像データ、機器画像データ、EPGデータ及び制御情報等はテレビ装置11上で画面表示される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る番組表生成装置としてのテレビ装置11の構成の一例を示すブロック図である。図2において、アンテナ部1101は、外部よりテレビ電波を受信して高周波電気信号に変換し、チューナ部1102へと導く。チューナ部1102は、アンテナ部1101より導かれた高周波テレビ信号を増幅し、希望局を選局し、搬送波により変調されている高周波テレビ信号を復調し、デコーダ部1103へ出力する。
デコーダ部1103は、チューナ部1102より得られた信号を、画像データや音声データと他のデータ(例えば、放送データ、EPGデータ等の付加データ)とに分離して、それぞれデコードを行う。画像データは画像制御部1121に出力され、音声データは音声制御部1123に出力され、その他のデータは内部バス1180に出力される。
画像制御部1121は、デコーダ部1103より出力された画像データと、内部バス1180を通して得られる画像データとを切り替えるか、或いは、合成した表示画像データ(RGB画像データ)と、水平・垂直同期信号とを表示部1122へ出力する。表示部1122は、CRT、LCD、PDP、SED等のテレビ表示器であって、画像制御部1121より出力されたRGB画像データと水平・垂直同期信号とを入力として、画面表示を行う。
音声制御部1123は、デコーダ部1103より出力された音声データと、内部バス1180を通して得られる音声データとを切り替え、或いは合成し、又は、音量、音質、臨場感等を制御して、音声出力部1124へ出力する。音声出力部1124は、音声制御部1123より入力された音声信号を増幅し、スピーカにより音声を出力する。
外部I/F部1130は、外部の各種AV装置やパーソナルコンピュータ等との間でネットワーク13等を介してデータの送受信を行う。また、リモコン制御部1140は、テレビ視聴者がリモコン装置12を操作した際に送信される各種データを受信し、当該受信データを制御部1190へ転送する。メモリ部1150は、デコーダ部1103より出力されるEPGデータ、各種テレビ放送の付加データ、外部I/F部1130を通して入力される各種データ等を、内部バス1180を通して受信し、格納する。
データROM部1160は、表示、印刷等で使用される文字(フォント)データ、EPGを表示する際に使用するアイコン、ボタンといった画像データ等の、あらかじめテレビ装置11に内蔵されているデータを格納するメモリ(ROM)である。
モデム部1170は、テレビ装置11が電話回線14を通して外部とデータのやり取りをするために使用されるモデム装置である。このモデム部1170は、例えば有料放送の視聴の課金のための管理サーバへ視聴情報の送信、双方向放送視聴時の放送局へのデータ送受信、インターネット接続のためプロバイダへの接続等の場合に使用される。
制御部1190は、内部バス1180に接続されており、テレビ装置11内の上述した各部を統括的に制御する。例えば、テレビ放送の受信においては、前述したアンテナ部1101、チューナ部1102、デコーダ部1103の制御を行い、チャンネルの切り替え、データ放送データ、電子番組ガイドデータの保存等の設定、制御を行う。また、画像制御部1121を制御して、デコーダ部1103よりの画像データと、データ放送データ、EPGデータ、外部I/F部1130よりの画像データとの切り替え、合成等の表示設定、制御を行う。
制御部1190はまた、音声制御部1123を制御し、各部より入力された音声データの合成、出力制御を行う。更に、リモコン制御部1140で受信されたリモコン装置12からのキーコードデータを解析し、それに応じた処理も行う。また、制御部1190は、年月日、曜日、時刻等を計測できる時計機能を有しており、曜日、時刻等を管理し、表示させることができる。
内部バス1180は、テレビ装置11内の各部を図2に示すように接続する内部のバスであって、前述したように、画像データや、音声データ等の転送、各部間の情報の転送等に使用される。
本実施形態に係るテレビ装置11は、電子番組表を表示する表示部1122を備える。そして、電子番組表に表示されるそれぞれの番組に関する詳細な番組情報をアンテナ部1101、チューナ部1102から取得する。取得された番組情報はデコーダ部1103を介してメモリ部1150に記憶される。
そして、リモコン装置12からの番組表の表示指定がリモコン制御部1140を介してなされ、制御部1190を介して、メモリ部1150に記憶された各番組に関する番組情報を元に電子番組表が作成され、画像制御部1121により表示される。尚、本実施形態に係るテレビ装置11の詳細な動作手順等については後述する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るリモコン装置12の構成の一例を示すブロック図である。図3において、キーボタン部301は、リモコン装置12の使用者が操作して、テレビ装置11に対して所望の動作を行わせるためのボタン群であり、リモコン制御部310によって制御される。キーコード記憶部302は、あらかじめ、テレビ操作、設定用のキーコード等が格納されているROM等の記憶部である。
データ送受信部305は、操作されたキーコード等の各種データをテレビ装置11内のリモコン制御部1140へ送信する。電池部307は、本リモコン装置12が動作するための電源を供給する。時計部308は、年月日、曜日、時刻等を計測する。リモコン制御部310は、キーボタン部301の操作、押下されたキーの検出し、押下されたキーに対応するキーコードにより上述の各部を制御する。
すなわち、本実施形態に係るリモコン装置12(遠隔操作装置)は、電子番組表を表示する表示装置(テレビ装置11)に対し、番組表の表示を指示するための装置である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るリモコン装置12の外形の一例を示す図である。図4において、EPG表示キー401は、当該キーを押下すると、図6に示すようなEPGがテレビ装置11の画面に表示される。また、操作キー402は、左右、上下カーソルキーと決定キーから構成され、メニュー操作、EPG操作の際に使用される。
また、図4に示すように、リモコン装置12には、その他のキーとして、装置本体の電源のオン/オフを行うための電源キー403や、VTR、BS放送、CS放送等の外部機器等の入力を選択するためのキー404から406が備わっている。さらに、リモコン装置12には、操作メニュー画面を表示させるためのメニューキー407、音量の大小を設定するための音量UPキー408、音量DOWNキー409、テレビのチャンネル設定等に使用される数字キー410を備える。また、テレビチャンネルのUP/DOWNに使用されるチャンネルUPキー411、チャンネルDOWNキー412、外部装置の操作キー413等も備わっている。
図5は、本実施形態において受信されるデジタル放送波とEPGデータの構成の一例を示す図である。デジタル化された放送信号は、IEC、IEEE、ARIB(電波産業会)等の各種規格や規格団体等の規格により規定されており、いわゆるTS信号と呼ばれる。TS信号501は、複数のTSパケット502で構成され、各TSパケットは、画像信号であるVideo部503、音声信号であるaudio部504、または、それ以外のデータ信号であるdata部505として利用される。
TS信号501中のdata部505を収集して再構成することで、番組情報テーブル506を構成することができる。番組情報テーブル506には、
PAT(Program Association Table)、
PMT(Program Map Table)、
NIT(Network Information Table)、
EIT(Event Information Table)、
TOT(Time Offset Table)
等の放送番組固有の情報が含まれる。本実施形態で利用するEPGデータは、EIT(イベント情報テーブル)507の中で、いくつかの項目と記述子として記述されている。
イベント情報テーブル507の最初の部分は、テーブルID508、サービスID509、イベントID510等に加えて、番組の放送開始時刻511、放送継続時間512、課金モード情報513等が記述されている。これらの後には、いくつかの記述子514が存在する。ここでは、このうち本発明に関連するEPGと関係あるものついて説明する。
短形式イベント記述子515は、番組の番組名や番組に関する説明が記述されている。拡張形式イベント記述子516は、出演者、脚本者、司会者、といった人物名、番組の解説等が記述されている。コンポーネント記述子517は、放送番組のジャンルを表す記述子である。ここで、放送番組のジャンル(種別)には、まず、「報道」、「スポーツ」、「ドラマ」、「映画」、「バラエティ」、「教養」等といった大ジャンルがある。さらに、これらの各大ジャンルに対して詳細な中ジャンル(例えば、「スポーツ0」の中ジャンルとして、「サッカー」、「野球」、「オリンピック」)で規定されている。
また、パレンタルレート記述子518は、視聴制限年齢を記述する。デジタルコピー制御記述子519は、デジタル、アナログコピーに関する制約情報を記述する。データコンテンツ記述子520は、番組関連のデータ放送に関する情報を記述する。CA契約情報記述子521は、課金対象番組に対する視聴、録画予約の可不可等の情報を記述する。イベントグループ記述子522は、イベント共有やグループ化情報、イベントリレーのリンク情報を記述する。コンポーネント記述子523は、マルチビューテレビ等でイベント内のコンポーネントの組み合わせ情報を記述する。シリーズ記述子524は、シリーズ番組や再放送等の情報を記述する。
上述したように、本実施形態に対応するテレビ装置11では、アンテナ1101とチューナ部1102とで放送波としてのTS信号を受信する。デコーダ部1103は、受信したTS信号より、data部505のみを抽出して内部バス1180に出力する。制御部1190は、内部バス1190に出力されたデータからイベント情報テーブル507を再構成し、図5に示すような形式のEPGデータとして、メモリ部1150に格納する。
そして、テレビ視聴者によるリモコン装置12等からの要求に応じて、メモリ部1150内からEPGデータを読み出す。さらに、データROM部1160内に格納されているEPG表示用画像データと共にEPG画像を生成し、画像制御部1121を通して表示部1122にEPG画面を表示する。
図6は、本発明の第1の実施形態に対応するEPG画面の一例を示す図である。EPG画面600は、チャンネル毎の領域に分割され、分割領域の上端にチャンネル番号601が示されている。また、時間帯を表す数字602が示されている。なお、EPG画面600において、画面の下方向を時間方向として、放送時間が経過する方向と考える。また、画面の横方向をチャンネル方向として、チャンネル領域が存在する方向と考える。図6では、3チャンネル、3時間分の時間帯による表示の例を示しているが、この記載はあくまで一例であって、EPG画面の表示形態が図6に示されるものに限定されるものではない。即ち、より多い(少ない)チャンネル数であっても良いし、より長い(短い)時間帯であってもよい。
また、本実施形態では、番組の放送時間に対応させて短形状に番組を表示している領域を番組表示領域603とする。また、番組の番組名や番組に関する説明情報等の番組の内容に関する情報を表示している点線領域を番組情報表示領域604として説明する。番組表示領域603からは、番組情報表示領域604に対して引き出し線が示され、番組情報表示領域604に内容が示される番組の放送時間帯を、番組表示領域603に基づいて確認することができる。例えば、3時から4時の間に放送される番組6の時間帯は、番組表示領域603の矩形の大きさにより把握することができる。
本実施形態では、番組を放送するチャンネル毎に、電子番組表の時間方向において、番組表示領域603による列と、番組情報表示領域604による列とが構成され、これらを隣接させて電子番組表が構成されている。
また、ユーザーがリモコン装置12により番組を指定した場合には、番組名がハイライト表示される。図6では、CH1の1時00分から1時57分まで放送される番組1がハイライト表示された場合を示している。ハイライト表示は、文字及びラインをボールド表示しても良いし、文字色や背景色を変化させることによって行っても良い。また、マーク606は、予約録画の設定が行われた番組であることを示す表示である。マーク606は引き出し線と番組表示領域603との接点付近に表示することができる。
次に、上述した構成の本実施形態に対応する、テレビ装置11におけるEPG画面表示のための処理を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。
尚、処理に先立って、テレビ装置11では電源がONの際に放送波を受信し、受信した放送波からEPGデータを抜き出し、メモリ部1150に当該EPGデータを格納しておくことを前提とする。また、テレビ視聴者がテレビ放送を視聴している状態でEPG画面を閲覧する場合、当該テレビ装置11に向かって、リモコン装置12のEPG表示キー401を押下する。これにより、リモコン装置12のデータ送受信部305よりEPG信号が送信され、テレビ装置11のリモコン制御部1140はこれを受信することとなる。
そこで、図7において、ステップS701では、まず、テレビ装置11において、リモコン制御部1140でEPG信号を受信したか否かに基づき、リモコン装置12のEPG表示キー401が押下されたか否かを判定する。もし、EPG信号を受信した場合には(ステップS701において「YES」)、ステップS702に移行する。一方、EPG信号を受信しない場合には(ステップS701において「NO」)、EPG信号の受信状況の監視を継続する。
次に、ステップS702では、制御部1190が、EPG画面表示を行うために必要なEPGデータで、例えば、制御部1190内の現在日時に対応する3チャンネル、3時間分のEPGデータをメモリ部1150から読み出す。
次に、ステップS703では、ステップS702において読み出したEPGデータの各番組について、それぞれの放送時間に比例した番組表示領域603の表示サイズ(以下、簡単のために「番組表示サイズ(Sd)」という。)を算出する。更に、ステップS704では、読み出したEPGデータの各番組について、表示領域を均等に分配した場合の番組情報表示領域604の表示サイズ(以下、簡単のために「番組情報表示サイズ(Si)」という。)を算出する。
ステップS703及びS704における番組表示サイズ及び番組情報表示サイズの算出について、図8を参照してより具体的に説明する。図8は、本実施形態に対応するEPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。
図8において、開始時刻801、終了時刻802、放送時間803、番組名804は、それぞれ放送される番組に関する情報であって、本実施形態に対応するEPGデータに対応する。これらのデータはメモリ部1150にテーブル形式で記憶されている。番組表示サイズ805は、各番組に対応する番組表示サイズを示し、番組情報表示サイズ806は、各番組に対応する番組情報表示サイズを示している。
図8では、EPG画面において1:00から4:00までの3時間(180分)の番組表示を行う場合を示している。ここで、1チャンネル分の番組表示サイズの合計をL(cm)とした場合、ステップS703の処理により算出される放送時間に比例した番組表示サイズは、57分番組である番組1の場合、(57/180)×Lとなる。番組2〜番組6についても同様に算出できる。なお、表示サイズLの単位は一例であって、メートル法に限定されるものではない。これ以外に、画素数や所定の単位長さを用いても良い。次に、ステップS704の処理により算出される番組情報表示サイズは、番組数が6番組であるので、均等配分してそれぞれL/6となる。
図9は、図8に示す番組表示サイズ805及び番組表示サイズ806とに基づく表示領域の分割例を示す。図9は、1チャンネル分の番組表示領域603と番組情報表示領域604とを示している。
図9において、901から906は、番組1から番組6までの各番組表示サイズを示す。また、907から912は、番組1から番組6までの各番組情報表示サイズを示している。このように、番組表示領域603は、各番組の放送時間に応じた長さ(サイズ)を有する矩形形状に分割され、一方の番組情報表示領域604は、各番組の放送時間にかかわらず等しい長さ(サイズ)を有する矩形形状に分割されることとなる。
ここで、図7のフローチャートの説明に戻ると、ステップS704における番組情報表示サイズの算出の後、ステップS705に移行する。ステップS705では、制御部1190がステップS703において算出された番組表示サイズに基づき、各番組の放送時間の長さに対応する番組表示領域603を描画する。次に、ステップS706では、制御部1190がステップS704において算出された番組情報表示サイズに基づき各番組の番組情報表示領域604を設定して、各番組の情報を描画する。更にステップS707では、制御部1190がチャンネル番号601や、時間帯を表す数字602を描画して、EPG画面を完成させる。
完成されたEPG画面のデータは、ステップS708において画像制御部1121により表示部1122に表示される。これにより、テレビ装置11の表示部1122には図6に示すようなEPG画面600が表示されることとなる。
以上のように、本実施形態では、EPG画面において、番組の放送時間の長さに対応した大きさで番組表示を配置する表示体裁と、放送時間の長さに制約されない比率で番組情報表示を配置する表示体裁を組み合わせて画面表示を行うことができる。これにより、放送時間の視認性を従前のEPGと同等としながらも、放送時間が短い番組に対しても領域を配分し、より多くの番組情報を表示することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。尚、EPG表示可能なテレビ装置を含むEPG表示システムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図10は、本実施形態に対応するEPG画面の表示の一例を示す図である。尚、図10に示されるEPG画面1000は、一例として1チャンネル分、3時間分の時間帯による表示になっているが、画面の表示形態はこれに限られるものではなく、同一画面内に複数チャンネルを並べて表示してもよい。
図10に示されるように、本実施形態では、番組を放送するチャンネル毎に、電子番組表の時間方向において、番組表示領域603による列がまず構成される。更に、番組情報表示領域604による列が2列構成され、この2列の間に、番組表示領域603による列を配置するようにして電子番組表が構成されている。即ち、番組表示領域603に対し、左右に番組情報表示領域604が表示される点に特徴を有する。
次に、図10のようなEPG画面1000を表示するための本実施形態に対応する処理を、図11を参照して説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。
尚、処理に先立って、テレビ装置11では電源がONの際に放送波を受信し、受信した放送波からEPGデータを抜き出し、メモリ部1150に当該EPGデータを格納しておくことを前提とする。また、テレビ視聴者がテレビ放送を視聴している状態でEPG画面を閲覧する場合、当該テレビ装置11に向かって、リモコン装置12のEPG表示キー401を押下する。これにより、リモコン装置12のデータ送受信部305よりEPG信号が送信され、テレビ装置11のリモコン制御部1140はこれを受信することとなる。
図11のステップS1101からステップS1103までは、図7のステップS701からステップS703と対応するので、本実施形態における説明は省略する。
ステップS1103において、番組表示サイズ(Sd)を算出した後、ステップS1104に移行する。ステップS1104では、読み出したEPGデータの各番組について、以下の式に基づき番組情報表示サイズ(Si)を算出する。
番組情報表示サイズ(Si)=番組表示サイズ(Sd)+(前番組の番組表示サイズ(Sdp)+次番組の表示サイズ(Sdn))/2
番組情報表示サイズを算出した後、ステップS1105に移行する。ステップS1105乃至ステップS1108における処理は、図7におけるステップS705乃至ステップS708におけるものと同様である。但し、ステップS707における番組の情報の描画は、番組表示領域603を中心として、番組の情報が左右交互に配置されるようになされる。より具体的には、EPG画面1000内に表示されるべき同一チャンネルの番組について、先頭から放送順に応じた番号を付した場合に、奇数番目の番組と偶数番目の番組とが、番組表示領域603により区分されて図10のように配置される。
ステップS1103及びS1104における番組表示サイズ及び番組情報表示サイズの算出について、図12を参照してより具体的に説明する。図12は、本実施形態に対応するEPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。
図12において、開始時刻1201、終了時刻1202、放送時間1203、番組名1204は、それぞれ放送される番組に関する情報であって、本実施形態に対応するEPGデータに対応する。これらのデータはメモリ部1150にテーブル形式で記憶されている。番組表示サイズ1205は、各番組に対応する番組表示サイズを示し、番組情報表示サイズ1206は、各番組に対応する番組情報表示サイズを示している。
図12では、EPG画面において1:00から4:00までの3時間(180分)の番組表示を行う場合を示している。ここで、全体の表示サイズをL(cm)とした場合、ステップS1103の処理により算出される放送時間に比例した番組表示サイズは、57分番組である番組1の場合、(57/180)×Lとなる。番組2〜番組6についても同様に算出できる。なお、表示サイズLの単位については、第1の実施形態と同様である。
次に、ステップS1104の処理により算出される番組情報表示サイズは、図12の番組1の場合、(番組1の表示サイズ+番組2の表示サイズ/2)となる。また、番組2の番組情報表示サイズは、(番組2の表示サイズ+(番組1の表示サイズ+番組2の表示サイズ)/2)となる。同様に、番組3〜番組6についても、同様に算出できる。
図13は、図12に示す番組表示サイズ1205及び番組表示サイズ1206とに基づく表示領域の分割例を示す。図13は、1チャンネル分の番組表示領域603と番組情報表示領域604とを示している。図13において、1301から1306は、番組1から番組6までの各番組情報表示サイズを示している。
上記では、番組情報表示を左右交互に振り分けて表示を行ったが、「放送時間がある一定時間以上、短い番組と長い番組で振り分け」や、「視聴者の嗜好度を判定し、嗜好度の高い番組と低い番組の振り分け」も可能である。このような振り分けは、例えば、予め番組情報の中に振り分け位置に関する情報を含めておくことにより実現することができる。
このように、本実施形態によれば、番組の放送時間表示に対して、番組情報を表示する領域を左右に配置することにより、従来の番組表に比べ、より多くの表示領域を確保することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態を説明する。上記の第1の実施形態では、番組情報表示領域604を各番組に対して均等配分を行った。これに対し本実施形態では、番組情報表示領域604も番組表示領域603と同様に番組の放送時間に対応して配分し、番組情報を1行分表示できない番組について、番組情報表示領域604の調整を行うことを特徴とする。尚、EPG表示可能なテレビ装置を含むEPG表示システムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態に対応する処理を、図14及び図15を参照して説明する。図14は、本発明の第3の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。図15は、本実施形態に対応するEPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。図15において(a)は、番組情報表示領域604の調整前の対応関係を示し、(b)は番組情報表示領域604の調整後の対応関係を示す。
尚、処理に先立って、テレビ装置11では電源がONの際に放送波を受信し、受信した放送波からEPGデータを抜き出し、メモリ部1150に当該EPGデータを格納しておくことを前提とする。また、テレビ視聴者がテレビ放送を視聴している状態でEPG画面を閲覧する場合、当該テレビ装置11に向かって、リモコン装置12のEPG表示キー401を押下する。これにより、リモコン装置12のデータ送受信部305よりEPG信号が送信され、テレビ装置11のリモコン制御部1140はこれを受信することとなる。
図14のステップS1401及びステップS1402は、図7のステップS701及びステップS702と対応するので、本実施形態における説明は省略する。ステップS1403では、ステップS1402において読み出したEPGデータの各番組について、それぞれの放送時間に比例した番組表示サイズ(Sd)と、番組情報表示サイズ(Si)とを算出する。算出された各サイズ情報は、メモリ部1150内に一時的に保存される。このとき保存されるサイズ情報の例は、図15(a)に示すとおりである。
ステップS1403において、番組情報表示サイズ(Si)を算出した後、ステップS1404に移行する。ステップS1404では、読み出したEPGデータの各番組について、ステップS1403で算出した番組情報表示サイズ(Si)において、番組情報が少なくとも1行分の表示が可能か否かを判定する。例えば、少なくとも1行分の番組情報を表示するために必要な領域が、5分間の番組情報表示サイズに対応する場合は、Si≧{(5/180)・L}を満たすか否かを判定する。ここで、Lは1チャンネル分の番組表示サイズの合計を表す。
ここで、少なくとも1行分の番組情報の表示ができない番組が存在しないと判定された場合には(ステップS1404において「YES」)、ステップS1405に移行する。ステップS1405乃至ステップS1408における処理は、図7におけるステップS705乃至ステップS708におけるものと同様である。
一方、少なくとも1行分の番組情報の表示ができない番組があると判定された場合には(ステップS1404において「NO」)、ステップS1409に移行する。ステップS1409では、該番組のうち、放送時間が最も早い番組を検索する。例えば、図15(a)に示す表を例として考えると、番組2と番組3について算出された番組情報表示サイズSiが、{(5/180)・L}よりも小さい値となっている。このうち、番組2は、番組3よりも放送時間が早いので、ステップS1408では、番組2が検索される。
続いて、ステップS1410では、検索された番組以前に放送される番組について、番組情報表示サイズSiが1行分よりも大きいサイズを有するか否かの判定を行う。即ち、Si>{(5/180)・L}を判定する。図15(a)の場合では、番組2以前に放送される番組1について、係る判定が行われる。
もし、検索された番組以前に放送される番組の番組情報表示サイズSiが1行分よりも大きいサイズを有する場合には(ステップS1410において「YES」)、ステップS1411に移行する。一方、1行分よりも大きいサイズを有しない場合には(ステップS1410において「NO」)、ステップS1412に移行する。なお、図15(a)に示す例では、番組2以前の番組1は、1行分よりも大きい番組情報表示サイズSiを有している。
ステップS1411では、当該以前の番組から、検索された番組の番組情報表示サイズが1行分のサイズを満たす分だけ、番組情報表示領域604の取得・配分を行う。図15の例では、番組2には、{(5/180)・L}−{(3/180)・L}={(2/180)・L}の番組情報表示領域604が不足している。よって、この不足分が、番組1から取得され、番組2に配分されることとなる。ここで、メモリ部1150は、番組情報表示サイズの調整後の各値により上書きされ、番組情報表示サイズ1506が更新されることとなる。
一方、ステップS1412では、検索された番組以降の番組から、1行表示可能になる分、番組表示領域を取得・配分を行う。図15(a)の例では、番組3を検索された番組とした場合に、以降の番組として番組4が選択され、処理が行われる。ここでも、メモリ部1150は、番組情報表示サイズの調整後の各値により上書きされ、番組情報表示サイズ1506が更新されることとなる。
ステップS1411又はステップS1412における番組表示領域603の調整の後、ステップS1404に移行して、再度全ての番組について、番組情報を1行分表示するための番組情報表示領域が確保できたか否かが判定される。この判定結果に応じて、以上に述べた処理が実行され、最終的なEPG画面が表示部1122に表示される。
最終的なEPG画面に利用される番組情報表示サイズ1506の内容は、図15(b)に示すようになる。図15(b)に示すように、番組2及び番組3の番組情報表示サイズ1506は、番組1及び番組4から番組情報表示領域604の分配を受けて、1行分の番組情報を表示するためのサイズである{(5/180)・L}に一致している。また、番組1及び番組4は、番組2及び番組3にそれぞれ分の番組情報表示領域604の分配を分配したために、番組表示サイズ1505に比べて、番組情報表示サイズ1506が{(2/180)・L}だけ小さくなっている。
なお、本実施形態では、検索された番組の前後の番組の番組情報表示サイズSiが、1行分の番組情報を表示するのに満たないサイズしか有していない場合も想定される。その場合には、以降の番組から番組情報表示領域604を取得することとなるが、該以降の番組は、ステップS1404以降の処理を再度繰り返すことにより、更に以降の番組から番組情報表示領域604を取得できるので問題ない。
また、上記では、文字情報を表示するための最小行数を1行としたが、これに限定されず、例えば、2行以上の任意の行数としても良い。但し、最小行数を1行としておけば、そのままでは1行すら表示されない番組についても、確実に最低限の番組情報を表示するための領域を確保できる点で効果がある。
以上のようにして、本実施形態によれば、番組情報表示領域を番組の放送時間に対応して配分した場合に、番組情報を十分に表示できない番組について、番組情報表示サイズを調整して、番組情報の表示を可能とすることができる。よって、従来のEPG画面の形式に類似した画面表示を行いながらも、放送時間の短い番組の情報も確実に画面内に表示させることができる。
[第4の実施形態]
以上では、番組情報表示領域604の配置について、第1の実施形態では番組情報表示領域604を各番組に均等に配分した。また、第3の実施形態では、放送時間に応じた番組情報表示領域604を原則として与えておき、放送時間が短い番組には少なくとも1行分の番組情報を表示できるように番組情報表示領域604の配分を調整した。これら以外にも、本実施形態のように、表示を行う各番組の番組情報の量に応じて番組情報表示領域604を配分してもよい。尚、EPG表示可能なテレビ装置を含むEPG表示システムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態に対応する処理を、図16を参照して説明する。図16は、本発明の第4の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。
尚、処理に先立って、テレビ装置11では電源がONの際に放送波を受信し、受信した放送波からEPGデータを抜き出し、メモリ部1150に当該EPGデータを格納しておくことを前提とする。また、テレビ視聴者がテレビ放送を視聴している状態でEPG画面を閲覧する場合、当該テレビ装置11に向かって、リモコン装置12のEPG表示キー401を押下する。これにより、リモコン装置12のデータ送受信部305よりEPG信号が送信され、テレビ装置11のリモコン制御部1140はこれを受信することとなる。
図16のステップS1601乃至ステップS1603は、図7のステップS701乃至ステップS703と対応するので、本実施形態における説明は省略する。ステップS1604では、読み出したEPGデータの各番組に対し、それぞれ番組情報を番組情報表示領域604内に全て表示した場合に必要となる領域のサイズ(Sin)を算出する。これは、1つチャンネルに与えられる番組情報表示領域604の幅に収まる文字数をNc、1文字を表示するために必要な高さをHc、番組情報に含まれる全ての文字数をNaとすると、Sin=(Na/Nc)×Hcにより求まる。但し、Na/Ncの算出結果における小数点は切り上げて計算する。
続くステップS1605では、ステップS1604において算出された領域サイズSinに基づいて、各番組の番組情報表示サイズSiを決定する。この決定は、例えば以下の手法によることができる。まず、番組表示サイズSdが、領域サイズSin以下の番組については、Sin=Siとして番組情報表示サイズを決定することができる。それ以外の番組については、1チャンネル分の番組表示サイズの合計であるLと、算出された領域サイズSinの合計値との差分値を均等に分配して、番組情報表示サイズSiを決定することができる。
続くステップS1606乃至ステップS1609における処理は、図7におけるステップS705乃至ステップS708におけるものと同様であるので、省略する。
なお、上記第2の実施形態における番組情報表示領域604の振り分け表示を、本実施形態や第1及び第3の実施形態に適用することもできる。また、ステップS1604では、領域サイズSinを算出するのに、番組情報の情報量として番組情報に含まれる文字数を利用したが、これに限らず、データサイズ等を利用しても良い。
以上により、番組の放送時間の長さに拘わらず、番組情報表示領域604内にすべての番組情報を表示することができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、番組情報表示領域の配置位置が、必ずしも放送時間帯602の表示と一致しないこととなり、開始時間や放送時間帯を認識しにくい場合がある。そこで、図17に示すように開始時間や放送時間帯に応じて番組表示領域603及び番組情報表示領域604を色分け表示することができる。この場合、番組の放送時間帯の視認性を格段に向上させることができる。また、チャンネルだけでなく、ジャンル毎など特定の番組を並べた表示も可能である。
さらに、上述の実施形態では、図6のようにチャンネルを横に並べた表示を行ったが、図18のように、円柱状に3次元表示を行い、左右のチャンネル選択時に回転させて表示を行うことも可能である。これにより、単純に横に並べて配置する従来の番組表に比べ、中心でより詳しく番組を確認したいものが比較的大きく・端に表示を行うものは少し小さく表示することが可能となり、視認性が向上する。また、左右操作時に回転させて表示することにより、従来の左右操作での切換に比べ操作感も向上する。
さらにまた、上述の実施形態で使用したEPGデータは、デジタル放送の放送波より生成したものを使用したが、これはインターネットのテレビガイドや、番組表サービス等により入手したデータを使用しても実現可能である。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施形態に係るEPG表示システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るテレビ装置11の細部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置12の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置12の外観の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、デジタル放送波とEPGデータの構成例を示す図である。 本発明の実施形態における、EPG画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に対応する、EPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応する電子番組表における番組表示領域603と番組情報表示領域604の配分の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、EPG画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する、EPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。 本発明の第2の実施形態に対応する電子番組表における番組表示領域603と番組情報表示領域604の配分の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に対応する、EPGデータと、番組表示サイズ及び番組情報表示サイズとの対応を示す図である。 本発明の第4の実施形態に対応するテレビ装置11におけるEPG画面表示を行うための手順の一例を示すフローチャートである。 本発明のその他の実施形態に係る、EPG画面の一例を示す図である。 本発明のその他の実施形態に係る、EPG画面の他の一例を示す図である。

Claims (9)

  1. 電子番組表を生成する番組表生成装置であって、
    前記電子番組表に表示される各番組に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記各番組に関する情報に含まれる各番組の放送時間に関する情報に基づき、前記電子番組表において各番組の放送時間を表す第1の表示領域の大きさを決定する第1の決定手段と、
    前記各番組に関する情報に基づいて、前記各番組に関する情報に含まれる各番組の内容に関する情報を前記電子番組表において表示するための第2の表示領域の大きさを決定する第2の決定手段と、
    前記第1及び第2の決定手段により決定された前記第1及び第2の表示領域の大きさに基づく前記電子番組表を表示部に表示させる表示制御手段と
    を備え
    前記表示制御手段は、番組を放送するチャンネル毎に、前記電子番組表の時間軸方向に沿って、前記第1の表示領域による第1の列と、第2の表示領域による第2及び第3の列とを構成し、前記第1の列が、前記第2の列と第3の列との間に位置するように隣接させて前記電子番組表を表示させることを特徴とする番組表生成装置。
  2. 前記表示制御手段は、同じチャンネルの番組の放送順に、各番組の前記第2の表示領域を前記第の列と前記第の列に交互に振り分けて配置することを特徴とする請求項1に記載の番組表生成装置。
  3. 前記第2の決定手段は、各番組について、該番組及び放送順が前後の番組の前記第1の表示領域の大きさに基づいて、該第2の表示領域の大きさを決定することを特徴とする請求項に記載の番組表生成装置。
  4. 前記第2の決定手段は、各番組の前記第2の表示領域の大きさを、
    各番組の前記第2の表示領域の大きさ = 該番組の前記第1の表示領域の大きさ +(該番組の前番組の前記第1の表示領域の大きさ+該番組の後番組の前記第1の表示領域の大きさ)/2
    として決定することを特徴とする請求項3に記載の番組表生成装置。
  5. 電子番組表に表示される各番組に関する情報を取得する情報取得工程と、
    前記各番組に関する情報に含まれる各番組の放送時間に関する情報に基づき、前記電子番組表において各番組の放送時間を表す第1の表示領域の大きさを決定する第1の決定工程と、
    前記各番組に関する情報に基づいて、前記各番組に関する情報に含まれる各番組の内容に関する情報を前記電子番組表において表示するための第2の表示領域の大きさを決定する第2の決定工程と、
    前記第1及び第2の決定工程において決定された前記第1及び第2の表示領域の大きさに基づく前記電子番組表を表示部に表示させる表示制御工程と
    を備え
    前記表示制御工程では、番組を放送するチャンネル毎に、前記電子番組表の時間軸方向に沿って、前記第1の表示領域による第1の列と、第2の表示領域による第2及び第3の列とを構成し、前記第1の列が、前記第2の列と第3の列との間に位置するように隣接させて前記電子番組表を表示させることを特徴とする番組表生成方法。
  6. 前記表示制御工程では、同じチャンネルの番組の放送順に、各番組の前記第2の表示領域が前記第の列と前記第の列に交互に振り分けて配置されることを特徴とする請求項5に記載の番組表生成方法。
  7. 前記第2の決定工程では、各番組について、該番組及び放送順が前後の番組の前記第1の表示領域の大きさに基づいて、該第2の表示領域の大きさを決定することを特徴とする請求項に記載の番組表生成方法。
  8. 前記第2の決定工程では、各番組の前記第2の表示領域の大きさが、
    各番組の前記第2の表示領域の大きさ = 該番組の前記第1の表示領域の大きさ +(該番組の前番組の前記第1の表示領域の大きさ+該番組の後番組の前記第1の表示領域の大きさ)/2
    として決定されることを特徴とする請求項7に記載の番組表生成方法。
  9. コンピュータに請求項5乃至8のいずれか1項に記載の番組表生成方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
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