JP4803747B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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本発明は、主として中間周波数帯から高周波帯の信号を処理する半導体集積回路の静電破壊を防止する保護回路に関する。
図7は、従来の無線通信移動体端末機器(以下、端末機器と称す。)に内蔵されている送受信用半導体集積回路の一例である。
半導体集積回路(以下、IC)はそれぞれ機能毎にディスクリートに作られている。そして、夫々四角で囲まれた部分が、ディスクリートICである。70は、それらディスクリートICの静電破壊防止回路(以下、保護回路と称す。)である。
従来の構成では、数百MHzの中間周波数帯ICである自動利得制御増幅器73及び76、復調器74、変調器75に保護回路70が夫々設けられている。この保護回路70は、数10Vから数100Vに及ぶ静電気帯電による回路破壊を防止する。一方、1GHz近傍の高周波帯ICである低雑音増幅器71、受信ミキサ72、送信ミキサ77、送信前段増幅器78、高出力増幅器79には、保護回路が設けられていない。
特開平07−202583に保護回路の一例が開示されている。これは、図8の通りである。81が保護回路である。Vは集積回路への入力あるいは出力信号であり、信号線を経て内部回路85へ入力あるいは、内部回路85より出力される。保護回路81は、ダイオード接続されたNMOSトランジスタ82と83からなる。トランジスタ82のゲートとドレインは短絡され、信号線84に接続されている。また、そのソースは電源Vccに接続されている。トランジスタ83のドレインは信号線84に接続され、そのゲートとソースは短絡されるとともにグランドに接続されている。
図8の右の上下の図は、夫々トランジスタ82と83の静特性と高周波信号の動作を示している。電圧Von+電源電圧Vccより高い正の静電気V1が信号線84に印加されると、トランジスタ82にはダイオード順方向電流Iが流れて、内部回路85は保護される。さらに、高い静電気電圧V2が印加されると、トランジスタ83に、ブレークダウン電流が流れる。
−Von以下の静電気電圧V3’が信号線84に印加されると、トランジスタ83にダイオード順方向電流I’が流れる。さらに、負の高い静電気電圧V4’が印加されると、トランジスタ82に、ブレークダウン電流が流れる。
特開平01−230266は、多段接続されたダイオードで構成する保護回路の一例が開示されている。図9及び図10は、その回路図とダイオード構造の断面である。ダイオード91と92が保護回路である。信号線93により、回路94に信号が伝送される。電源線と信号線93との間の保護回路は省略されている。ダイオードが2段のため、Von電圧が大きい。
図10は2段接続で構成する保護回路の断面構造である。101は集積回路を形成するP型基板である。102は、N型エピタキシャル層である。P型拡散層103及び、N型拡散層104が、PN接合ダイオ−ドを形成している。P型分離拡散層105は、チャネルストッパーである。106は、二酸化シリコン膜106である。カソード電極107は内部回路の信号線109へ、アノード電極108は集積回路外で接地される。
特開平07−202583号公報 特開平01−230266号公報
図7に示す、71、72、73、74、75、76、77、78にあたる送受信帯の変復調回路から高周波増幅までを統合した1チップICが望まれている。ところが71,72,77,78の高周波回路においては、入出力回路に容量、インダクタを含む整合回路が用いられている。この整合回路のインピーダンス変換効果により、集積回路入出力部での信号電圧振幅が増幅される。
更に各回路の出力端子は電源電圧直流電位を持つため、電源電位以上の信号を出力する。保護回路70の電圧しきい値は例えば増幅器73を保護する設定されている。従って、これらの高周波回路を例えば73と同一チップにすると、保護回路に電流が流れるため、信号が歪んでしまう。なお、従来の保護回路は、これら高周波回路にとっては、寄生容量が大きく、利得が劣化してしまう。
この問題点を図8を用いて詳細に説明する。まず、線形性の劣化について回路出力の場合を説明する。
上記高周波回路は、出力を大振幅とするために、オープンコレクタでIC外部と接続される。そのため、容量、インダクタを用いて整合をとる方式が適用されており、IC出力端子には電源電圧が印加される。
図8において、内部回路85は、図5の低雑音増幅器52、または受信ミキサ53、送信ミキサ56、または送信前段増幅器57に相当する。信号線84に電源電圧Vccが印加され、さらにVccに高周波信号が重畳されると、トランジスタ82には、図8の右のグラフ原点を中心に高周波電圧86が印加される。Vonを越えた信号部分は、トランジスタ82に流れる非線形な高周波電流87により、歪む。
受信回路においては、入力信号に含まれる妨害波のうち回路前段のフィルタで除去できない近傍帯域の妨害波がVon以上の電圧振幅の場合、妨害波が歪みを発生して受信帯域内のS/N特性を劣化させる。送信回路においては、出力信号が大出力振幅となるので、同様にS/N劣化が起きる。
この問題は、図9の保護回路によって緩和される。しかし、1チップとなった際に、高周波回路と中間周波回路のそれぞれに一律に図9のような多段トランジスタ回路を設けると、チップ面積が増加してしまう。また、チャネルストッパーのP型拡散層の挿入により、図10の100で示す部分が、サイリスタ構造となる。図11はサイリスタの動作原理を示す。サイリスタは順方向電圧状態で、電圧が低いときは、電流がほとんど流れない。しかし、電圧が高くなると、ターンオンして大電流が流れる。図9の保護回路では、静電気の大電圧でターンオン状態になることがある。
上記課題を解決するために、ICの中間周波数帯の回路に対しては、従来の図8に示すような電源及び接地に、夫々一段のダイオード接続されたトランジスタからなる保護回路を設け、ICの高周波部に対しては、多段のダイオード接続されたトランジスタからなる保護回路を設ける。更に、多段接続の保護回路は、サイリスタ動作を防止できる絶縁物で素子問を分離したものとする。
高周波部と中間周波数帯を統合した1チップICにおいて、中間周波数帯に適用する従来の一段のダイオード接続されたトランジスタからなる保護回路とは別に、高周波部回路に多段に直列接続された保護回路を設けることで、寄生容量が少なくなり、かつVonが上がり利得や線形性の劣化を防止できる。また、このように1チップIC内の各回路に構造の違う2種類の保護回路を設けることにより、多段接続の保護回路をIC内の全回路に適用するよりもチップ内で保護回路のトータル面積を小さくできる。
以上のようにしてIC全体の静電気に対する高耐圧化を実現できる。
以下、図面を用いて説明する。
図1〜6は、本発明の実施例である。
図5は、本発明の保護回路の一構成例である。51が本発明を適用するICである。1Cの電源電圧は3V前後である。保護回路60bは、夫々一段のダイオード接続されたトランジスタを有する。保護回路60bは、中間周波数帯の回路である復調器54及び変調器55の電源線及び接地線に設けられている。
保護回路60aは、夫々多段のダイオード接続されたトランジスタを有する。保護回路60aは、高周波部回路である低雑音増幅器52、受信ミキサ53、送信ミキサ56及び送信前段増幅器57のそれぞれの入出力に設けられている。トランジスタは、上記で述べたようなサイリスタ動作を避けるために、個々に電気的に分離されている。保護回路60aと60bは、接続段数が違うため、静電気に対する耐圧が異なり、また寄生容量も異なる。
図6は、本発明の一実施例のトランジスタ構造を示す。
61aはシリコン上に二酸化シリコン層61b等の絶縁物を積層して作られるSOI(Silicon on Insulator)基板である。上記基板をドライエッチングして形成された溝に二酸化シリコン62がCVD(Chemical Vapor Deposition)方法で充填される。SOI基板上にN型エピタキシャル層63を形成したのち、N型拡散層64、P型拡散層65を形成してベース、エミッタ、コレクタをそれぞれ構成する。その上部に二酸化シリコン層66を積層してコレクタ電極67a、ベース電極67b、エミッタ電極67cの各電極を設ける。
このようにして、二酸化シリコン層61b、溝62を障壁とし個々に電気的に分離したトランジスタを形成する。このトランジスタのベース電極67bとエミッタ電極67cを配線68にて接続してダイオード構成とし、多段に直列接続して保護回路を構成する。以上、バイポーラトランジスタを例としたが、MOSFETを構成する場合でも同様の基板と溝の形成を行う。本トランジス タ構造は、IC回路全体にも適用される。
図1は、本発明を高周波部回路に適用した保護回路の一実施例である。11が本発明の保護回路である。Vは集積回路への入力あるいは出力信号である。信号は、信号線14を経て内部回路15へ入力あるいは、内部回路15より 出力される。保護回路11は、ダイオード接続されたバイポーラトランジスタ121〜12n、及び131〜13nからなる。これらのバイポーラトランジスタは、図6の通り、互いに電気的に分離されている。
バイポーラトランジスタ121のベースとエミッタは短絡され、コレクタは電源に接続される。同様にべースとエミッタを短絡したn個のバイポーラトランジスタ12nのコレクタを上段のエミッタに順次直列接続し、n個目のトランジスタのエミッタを信号線14に接続する。また、バイポーラトランジスタ131のコレクタは信号線14に接続され、ベースとエミッタは短絡される。同様にベースとエミッタを短絡したバイポーラトランジスタのコレクタを、上段のエミッタに順次直列接続し、最後にm個目のトランジスタのエミッタをグランドに接続する。これにより、Vonが高くなり、−Vonが低くなる。
図2は内部回路15に増幅器を適用した例である。20が、保護回路21を含めたICである。IC外の回路25、及び26は夫々入力、出力整合回路である。増幅器はカレントミラー型の増幅器である。Vbは定電圧。高周波入力電圧Vinは、トランジスタ23で増幅され、Voutに出力される。保護回路21を構成するトランジスタ22a〜22dは、図6に示した構造からなる。トランジスタ23のコレクタ24には、出力整合回路26のインダクタを経て電源電圧と同じ3Vが印加される。増幅器のダイナミックレンジを満足できる電圧は4Vである。そのため、保護回路のトランジスタを3段直列接続とした。本増幅器は負電源を用いないので、グランド側に接続されるトランジスタは一段とした。このトランジスタ22dは、低い負の静電気が印加されたときに回路を保護する。
図3は、図2の回路の入出力特性を示す。1段直列接続から3段直列接続とすると、1dB圧縮点は−15dBmから−8dBmとなり、線形性は改善されている。さらに、各トランジスタのコレクタ−エミッタ間容量が直列接続となるため、保護回路の寄生容量は、電源及び接地に夫々一段のダイオード接続されたトランジスタからなる従来の保護回路と比べて減少し、増幅器の利得劣化は小さい。また、隣り合うトランジスタは絶縁物である二酸化シリコン層で分離されており、サイリスタ動作することはない。なお、中間周波数帯の回路は周波数が低いために寄生容量による特性劣化は極めて小さいので、従来の保護回路を適用してもよい。
以上は、エンハンスメント型のトランジスタの出力点を例とした。
次に、GaAsFETのように、ディプレッション型のトランジスタの場合を考える。グランド側に接続するトランジスタの−Vonがトランジスタのゲートに印加する電圧より高いと、入力信号に非線形電流が重畳して増幅される。そのため、同様に線形性が劣化する。従って、−Vonを低くするようにグランド側に接続するトランジスタを直列接続とした保護回路を、入力側にも設けることが必要である。以上のように、トランジスタの直列数は、内部回路の動作点、1dB圧縮点目標値により決められる。
図4に本発明に適用する保護回路の別の実施例を示す。
MOSFETで構成したもので、バイポーラトランジスタと同じように、421から42nのn個と431から43mのm個のダイオード接続したMOSFETを用いる。図6で示したバイポーラと同様にMOSFETは電気的に分離されている。集積回路をMOSFETで構成する時に適用可能である。
以上のように、高周波部と中間周波数帯を統合した1チップICにおいて、中間周波数帯に適用する従来の一段のダイオード接続されたトランジスタからなる保護回路とは別に、高周波部回路に多段に直列接続された保護回路を設けることで、寄生容量が少なくなり、かつVonが上がり利得や線形性の劣化を防止できる。また、このように1チップIC内の各回路に構造の違う2種類の保護回路を設けることにより、多段接続の保護回路をIC内の全回路に適用するよりもチップ内で保護回路のトータル面積を小さくできる。
以上のようにしてIC全体の静電気に対する高耐圧化を実現できる。
図1は、本発明に適用する保護回路の一実施例を示す図である。 図2は、本発明を適用した増幅器の一例を示す図である。 図3は、本発明を適用した保護回路を付けた増幅器の特性を示す図である。 図4は、本発明に適用する保護回路の別の実施例を示す図である。 図5は、保護回路を設ける端末機器内蔵送受信用半導体集積回路を示す図である。 図6は、本発明を適用する保護回路のトランジスタ構造を示す図である。 図7は、従来の無線通信移動体端末機寮内蔵の送受信用半導体集積回路を示す図である。 図8は、従来の保護回路第1の例を示す図である。 図9は、従来の保護回路第2の例を示す図である。 図10は、従来の保護回路に用いるトランジスタ構造を示す図である。 図11は、サイリスタの構造と動作原理を示す図である。
符号の説明
11…保護回路、
121、12n、131、13m…電気的に分離されダイオード接続されたバイポーラトランジスタ
14…信号線、15…内部回路
21…本発明の保護回路構成の一例
22a、22b、22c、22d…保護回路内の、電気的に分離され、ダイオード接続されたバイポーラトランジスタ
23…増幅器のトランジスタ
24…増幅器のトランジスタのコレクタ端子
25…入力整合回路、26…出力整合回路
421、42n、431、43m…電気的に分離され、ダイオード接続されたMOSFET
50a…高周波部回路用保護回路
50b…中間周波数帯回路用保護回路
51…高周波部と中間周波数帯を含むIC回路
52…低雑音増幅器、53…受信ミキサ
54…復調器、55…変調器、56…送信ミキサ
57…送信前段増幅器、
58a、58b、58c…フィルタ
60a、60b…保護回路、6la…SOI基板
61b…二酸化シリコン層、62…溝
63…N型エピタキシャル層、64…P型拡散層
65…n型拡散層、66…二酸化シリコン層
67a…コレクタ電極、67b…ベース電極
67c…エミッタ電極、68…配線、70…保護回路
71…低雑音増幅器、72…受信ミキサ
73、76…自動利得制御増幅器、74…復調器
75…変調器、77…送信ミキサ
78…送信前段増幅器、79…高出力増幅器、81…保護回路
82、83…ダイオード接続されたMOSFET、84…信号線
85…内部回路、86、88…高周波電圧
87、89…高周波電流
91、92…保護回路、93…信号線、94…保護回路
100…サイリスタ接続、101…P型基板
102…N型エピタキシャル層、103…P型拡散層
104…N型拡散層、105…P型分離拡散層
106…二酸化シリコン膜、107…カソード電極
108…アノード電極、109…信号線

Claims (16)

  1. 複数個の入出力端子を持つ半導体集積回路であって、
    少なくとも2種類以上の電気的特性を持つ複数の静電破壊保護回路を有し、
    上記複数の静電破壊保護回路は、ダイオード接続されたトランジスタを一段有する第1の静電破壊防止保護回路と、ダイオード接続されたトランジスタを多段に直列に接続した第2の静電破壊防止保護回路とを含み、
    上記第1および第2の静電破壊保護回路は、上記入出力端子から見た寄生容量が異なり、かつ、周波数の高い信号が入出力される入出力端子に接続された静電破壊保護回路ほど上記寄生容量が小さいことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1において、
    上記複数の静電破壊保護回路は、更に耐圧が互いに異なることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1又は2において、
    上記第2の静電破壊防止保護回路は電源電圧を越える出力信号の回路の出力に設けられていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1又は2において、
    入力電位が負のオン電圧を越えて動作する回路を更に有し、
    上記第2の静電破壊防止回路は、該回路の入力に設けられ、絶縁物の障壁で電気的に分離されたトランジスタをダイオード接続し、多段に直列に接続した構成とされることを特徴とする半導体集積回路。
  5. ダイオード接続されたトランジスタを一段有する第1の静電破壊防止保護回路と、
    内部回路と、
    該内部回路の入力及び出力の少なくとも一方と電源及び接地の少なくとも一方との間にダイオード接続されたトランジスタを多段に直列に接続した第2の静電破壊保護回路とが1チップに設けられ、
    上記第1および第2の静電破壊保護回路は、互いに入出力端子から見た寄生容量が異なり、かつ、周波数の高い信号が入出力される入出力端子に接続された静電破壊保護回路ほど上記寄生容量が小さいことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項5において、
    上記第1および第2の静電破壊保護回路は、更に互いに耐圧が異なることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項5又は6において、
    上記内部回路は、電源電位以上の信号を出力することを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項5又は6において、
    上記内部回路は、オープンコレクタで上記半導体集積回路の外部と接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項5又は6において、
    上記ダイオード接続されたトランジスタは、絶縁物の障壁で互いに電気的に分離されていることを特徴とする半導体集積回路。
  10. 内部回路と、
    該内部回路の入力及び出力の少なくとも一方と電源及び接地の少なくとも一方との間にダイオード接続されたトランジスタを多段に直列に接続した複数の静電破壊保護回路とが1チップに設けられ、
    上記複数の静電破壊保護回路は、該静電破壊保護回路が接続された入力又は出力から見た寄生容量が互いに異なり、かつ、周波数の高い信号が入出力される上記入力又は出力に接続された静電破壊保護回路ほど上記寄生容量が小さいことを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項10において、
    上記複数の静電破壊保護回路は、更に耐圧が互いに異なることを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項10又は11において、
    上記内部回路は、電源電位以上の信号を出力することを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項10又は11において、
    上記内部回路は、オープンコレクタで上記半導体集積回路の外部と接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項10又は11において、
    上記ダイオード接続されたトランジスタは、絶縁物の障壁で互いに電気的に分離されていることを特徴とする半導体集積回路。
  15. 請求項5乃至14のいずれか1項において、
    上記内部回路が高周波回路であることを特徴とする半導体集積回路。
  16. 請求項15において、
    上記高周波回路は、低雑音増幅器、受信ミキサ、送信ミキサ、及び送信前段増幅器の少なくとも1つを含んで構成されていることを特徴とする半導体集積回路。
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