JP4803517B2 - 推進工法用の可撓性ヒューム管の継手構造並びに推進工法用の可撓性ボックスカルバートの継手構造 - Google Patents
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Description
前側体の長手方向後端部には、コンクリート部の厚みとほぼ等しい幅の隔壁板を内面に直角に起立させた断面T字状の外筒カラーを一方側に配設し、該外筒カラーの他方側には、該隔壁板の裏面にクッション材を接着し、該クッション材を介して該隔壁板とほぼ同幅の端板を仕口部に直角に設けた後側体の内筒部を、シール材を介在させて止水可能に配置し、
前記隔壁板には周方向にボルト孔を複数穿設し、該隔壁板の裏面周方向で管軸方向にはボルト孔からずらした位置に隔壁板変形防止部材を複数個配設し、かつ隔壁板の裏面には該ボルト孔に対応して、管軸方向に圧縮力が加わった時にボルトが前側体側に僅かに横移動可能な空間を有する密閉構造の保護箱を複数配設し、
前記端板には前記ボルト孔に対応して周方向にボルト孔を複数穿設し、該端板の裏面周方向で管軸方向に端板変形防止部材を複数配設し、
クッション材を介在させて隔壁板と端板とのボルト孔にボルトを挿通し、該ボルトの一方端部に端板の裏面からナット止めし、該保護箱内で該ボルトの他方端部をナット止めすることにより構成され、
前記前側体側では、前記ボルトの他方端部側に締め詰けられたナットが前記保護箱を介して前側体を形成するコンクリート部内に埋設され、前記後側体側では前記ボルトの一方端部側に締め付けられたナットが前記後側体を形成するコンクリート部内に直接埋設されており、少なくとも前記保護箱内に設けられた空間の前記管軸方向の寸法を、前記クッション材の厚み寸法よりも大きくしたことを特徴としている。
施工後は可撓性ヒューム管の屈曲によるボルトの破断を容易に、ボルトの点数、ボルトの材質を可撓性ヒューム管の質量に対応して使い分けて配置してなることを特徴としている。
前側体の長手方向後端部には、コンクリート部の厚みとほぼ等しい幅の隔壁板を内面に直角に起立させた断面T字状の外筒カラーを一方側に配設し、該外筒カラーの他方側には、該隔壁板の裏面にクッション材を接着し、該クッション材を介して該隔壁板とほぼ同幅の端板を仕口部に直角に設けた後側体の内筒部を、シール材を介在させて止水可能に配置し、
前記隔壁板には周方向にボルト孔を複数穿設し、該隔壁板の裏面周方向で管軸方向にはボルト孔からずらした位置に隔壁板変形防止部材を複数個配設し、かつ隔壁板の裏面には該ボルト孔に対応して、管軸方向に圧縮力が加わった時にボルトが前側体側に僅かに横移動可能な空間を有する密閉構造の保護箱を複数配設し、
前記端板には前記ボルト孔に対応して周方向にボルト孔を複数穿設し、該端板の裏面周方向で管軸方向に端板変形防止部材を複数配設し、
クッション材を介在させて隔壁板と端板とのボルト孔にボルトを挿通し、該ボルトの一方端部に端板の裏面からナット止めし、該保護箱内で該ボルトの他方端部をナット止めすることにより構成され、
前記前側体側では、前記ボルトの他方端部側に締め詰けられたナットが前記保護箱を介して前側体を形成するコンクリート部内に埋設され、前記後側体側では前記ボルトの一方端部側に締め付けられたナットが前記後側体を形成するコンクリート部内に直接埋設されており、少なくとも前記保護箱内に設けられた空間の前記管軸方向の寸法を、前記クッション材の厚み寸法よりも大きくしたことを特徴としている。
施工後は可撓性ボックスカルバートの屈曲によるボルトの破断を容易に、ボルトの点数、ボルトの材質をボックスカルバートの質量に対応して使い分けて配置してなることを特徴としている。
(1)クレーンによる可撓性ヒューム管、可撓性ボックスカルバートの搬入時において、継手部の抜け出しを防止し、管端の変形による破損を防止できる。また、継手部の抜け出し防止をするために施工時において補強バンドを取り付けているが、本発明の場合はこれらの作業は不要となり、搬送、施工の作業性が向上する。
可撓性ヒューム管の継手構造は、図1〜図6に示したように、
前側体2の長手方向後端部3には、コンクリート部4の厚みとほぼ等しい幅の隔壁板5を内面に直角に起立させた断面T字状の外筒カラー6の一方側が配設されている。
C 可撓性ボックスカルバート
1 継手部
2 前側体
3 後端部
4 コンクリート部
5 隔壁板
6 外筒カラー
7 クッション材
8 後側体
9 先端部
10 端板
11 シール材
12 端板変形防止部材
13 内筒
14 リング体
15 隔壁板変形防止部材
16 ボルト
17 一方端(ボルトの)
18 他方端(ボルトの)
19 孔(端板の)
20 孔(隔壁板の)
21 保護箱
22 座金
23 ナット
24 隙間
25 空間
Claims (4)
- 前側体の長手方向後端部には、コンクリート部の厚みとほぼ等しい幅の隔壁板を内面に直角に起立させた断面T字状の外筒カラーを一方側に配設し、該外筒カラーの他方側には、該隔壁板の裏面にクッション材を接着し、該クッション材を介して該隔壁板とほぼ同幅の端板を仕口部に直角に設けた後側体の内筒部を、シール材を介在させて止水可能に配置し、
前記隔壁板には周方向にボルト孔を複数穿設し、該隔壁板の裏面周方向で管軸方向にはボルト孔からずらした位置に隔壁板変形防止部材を複数個配設し、かつ隔壁板の裏面には該ボルト孔に対応して、管軸方向に圧縮力が加わった時にボルトが前側体側に僅かに横移動可能な空間を有する密閉構造の保護箱を複数配設し、
前記端板には前記ボルト孔に対応して周方向にボルト孔を複数穿設し、該端板の裏面周方向で管軸方向に端板変形防止部材を複数配設し、
クッション材を介在させて隔壁板と端板とのボルト孔にボルトを挿通し、該ボルトの一方端部に端板の裏面からナット止めし、該保護箱内で該ボルトの他方端部をナット止めすることにより構成され、
前記前側体側では、前記ボルトの他方端部側に締め詰けられたナットが前記保護箱を介して前側体を形成するコンクリート部内に埋設され、前記後側体側では前記ボルトの一方端部側に締め付けられたナットが前記後側体を形成するコンクリート部内に直接埋設されており、少なくとも前記保護箱内に設けられた空間の前記管軸方向の寸法を、前記クッション材の厚み寸法よりも大きくしたことを特徴とする推進工法用の可撓性ヒューム管の継手構造。 - 施工後は可撓性ヒューム管の屈曲によるボルトの破断を容易に、ボルトの点数、ボルトの材質を可撓性ヒューム管の質量に対応して使い分けて配置してなることを特徴とする請求項1に記載の推進工法用の可撓性ヒューム管の継手構造。
- 前側体の長手方向後端部には、コンクリート部の厚みとほぼ等しい幅の隔壁板を内面に直角に起立させた断面T字状の外筒カラーを一方側に配設し、該外筒カラーの他方側には、該隔壁板の裏面にクッション材を接着し、該クッション材を介して該隔壁板とほぼ同幅の端板を仕口部に直角に設けた後側体の内筒部を、シール材を介在させて止水可能に配置し、
前記隔壁板には周方向にボルト孔を複数穿設し、該隔壁板の裏面周方向で管軸方向にはボルト孔からずらした位置に隔壁板変形防止部材を複数個配設し、かつ隔壁板の裏面には該ボルト孔に対応して、管軸方向に圧縮力が加わった時にボルトが前側体側に僅かに横移動可能な空間を有する密閉構造の保護箱を複数配設し、
前記端板には前記ボルト孔に対応して周方向にボルト孔を複数穿設し、該端板の裏面周方向で管軸方向に端板変形防止部材を複数配設し、
クッション材を介在させて隔壁板と端板とのボルト孔にボルトを挿通し、該ボルトの一方端部に端板の裏面からナット止めし、該保護箱内で該ボルトの他方端部をナット止めすることにより構成され、
前記前側体側では、前記ボルトの他方端部側に締め詰けられたナットが前記保護箱を介して前側体を形成するコンクリート部内に埋設され、前記後側体側では前記ボルトの一方端部側に締め付けられたナットが前記後側体を形成するコンクリート部内に直接埋設されており、少なくとも前記保護箱内に設けられた空間の前記管軸方向の寸法を、前記クッション材の厚み寸法よりも大きくしたことを特徴としてなる推進工法用の可撓性ボックスカルバートの継手構造。 - 施工後は可撓性ボックスカルバートの屈曲によるボルトの破断を容易に、ボルトの点数、ボルトの材質をボックスカルバートの質量に対応して使い分けて配置してなることを特徴とする請求項3に記載の推進工法用の可撓性ボックスカルバートの継手構造。
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