JP4803085B2 - 通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムに関し、特に、アクセスラインを構成する通信装置が使用する通信帯域を動的に変更することが可能な通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムに関するものである。
従来のアクセスラインを構成する通信装置では、ネットワーク管理者が通信帯域の設定を人手操作により通信装置毎に行っていたのが現状である。なお、通信帯域の設定は、例えば、運用開始時や設定変更時に行っていたのが一般的である。
また、従来のアクセスラインを構成する通信装置では、アプリケーションデータの圧縮方式を変更することはなく、また、通信時に使用する誤り訂正方式や暗号化方式なども変更することはなく、通信装置に固定的に設定された状態となっていたのが現状である。
このため、従来のアクセスラインを構成する通信装置では、伝送路を流れるアプリケーションデータの種類やデータ量の変化に動的に対応することができない問題を抱えていた。
また、従来のアクセスラインを構成する通信装置では、伝送路に余分な帯域が存在している状況であっても、通信装置に固定的に設定された通信帯域を超えて伝送路にデータを流すことができないため、伝送路の帯域の有効利用が十分図れていなかったのが現状である。
このようなことから、アクセスラインを構成する通信装置が使用する通信帯域を、伝送路の状態に応じて動的に変更することが可能な通信制御方法の開発が必要視されることになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、複数のAP、多数のSTAを有する無線LANシステムに、IEEE802.11のWEPを適用する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、柔軟性に富んだ画像圧縮方式で画像圧縮が行える技術について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、データ流量に応じた帯域割り当てが実行可能で、ネットワーク全体でのフレーム利用効率を上げることができる技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
また、通信環境の変化に対する反応速度の速いトランスレート制御や誤り耐性制御などのデータ形式の変更制御を行うことが可能な技術について開示された文献がある(例えば、特許文献4参照)。
また、固定無線アクセスシステムにおいて、一方の回線の過多な帯域を、不足している他方の回線へ振り分けることで、周波数の有効利用を図ることを可能とする技術について開示された文献がある(例えば、特許文献5参照)。
特開2001−111543号公報 特開2001−177830号公報 特開2003−60602号公報 特開2006−129277号公報 特許第3782365号公報
しかしながら、上記特許文献1〜5には、伝送路の状態を監視し、その監視結果を基に、アクセスラインを構成する通信装置が使用する通信帯域を動的に変更することについては何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、伝送路の状態を監視し、その監視結果を基に、アクセスラインを構成する通信装置が使用する通信帯域を動的に変更することが可能な通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる通信装置は、
アクセスラインを構成する通信装置であって、
前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を管理する設定管理手段と、
前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視手段と、
前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御手段と、を有し、
前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
前記通信制御手段は、
前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明にかかる通信システムは、
伝送路を介して複数の通信装置を接続し、アクセスラインを構成する通信制御システムであって、
前記通信装置は、
前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を管理する設定管理手段と、
前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視手段と、
前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御手段と、を有し、
前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
前記通信制御手段は、
前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御方法は、
アクセスラインを構成する通信装置で行う通信制御方法であって、
前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を設定管理手段で管理する設定管理工程と、
前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視工程と、
前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御工程と、を、前記通信装置が行い、
前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
前記通信制御工程は、
前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御プログラムは、
アクセスラインを構成する通信装置に実行させる通信制御プログラムであって、
前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を設定管理手段で管理する設定管理処理と、
前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視処理と、
前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御処理と、を、前記通信装置に実行させ、
前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
前記通信制御処理は、
前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明によれば、伝送路の状態を監視し、その監視結果を基に、アクセスラインを構成する通信装置が使用する通信帯域を動的に変更することが可能となる。
<通信制御システムの特徴>
まず、図3を参照しながら、本実施形態の通信制御システムの特徴について説明する。
本実施形態における通信制御システムは、伝送路(1、2、3)を介して複数の通信装置(回線終端装置:200−1〜n、回線集約装置:300に該当)を接続し、アクセスラインを構成する通信制御システムである。
そして、通信装置(例えば、回線終端装置:200−1〜n)は、通信装置(200−1〜n)と接続する伝送路(1、2)の状態を監視し、その伝送路(1、2)の状態に応じて、データ通信を行う際に使用する通信帯域を制御することになる。
これにより、伝送路(1、2)の状態を監視し、その監視結果を基に、アクセスラインを構成する通信装置(200−1〜n)が使用する通信帯域を動的に変更することが可能となる。
また、通信装置(例えば、回線集約装置:300)は、通信装置(300)と接続する伝送路(2、3)の状態を監視し、その伝送路(2、3)の状態に応じて、データ通信を行う際に使用する通信帯域を制御することになる。
これにより、伝送路(2、3)の状態を監視し、その監視結果を基に、アクセスラインを構成する通信装置(300)が使用する通信帯域を動的に変更することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の通信制御システムについて詳細に説明する。
<通信制御システムのシステム構成>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信制御システムのシステム構成について説明する。なお、図1は、本実施形態の通信制御システムのシステム構成を示す図である。
本実施形態の通信制御システムは、端末装置(100−1〜n:nは、任意の整数)と、回線終端装置(200−1〜n)と、回線集約装置(300)と、を有し、アクセスラインを構成している。
なお、アクセスラインを構成する各伝送路(1〜3)は、各装置間で情報通信が可能であれば、あらゆる伝送路が適用可能であり、例えば、銅線、光ファイバや無線等が適用可能である。
<端末装置:100−1〜n>
端末装置(100−1〜n)は、コンピュータ、電話機、テレビ、ルータ、スイッチ、STB(Set Top Box)等の通信装置である。
なお、端末装置(100−1〜n)は、アクセスラインと接続するために回線終端装置(200−1〜n)と接続する伝送路(1)のインターフェースを有している。
<回線終端装置:200−1〜n>
回線終端装置(200−1〜n)は、宅内やビルなどに設置される通信装置である。回線終端装置(200−1〜n)としては、例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、VDSL(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)、CATV(Community Antenna Television)等のモデムや、MC(Media Converter)やPON(Passive Optical Network)のONU(Optical Network Unit)や無線装置等の通信装置が挙げられる。
なお、回線終端装置(200−1〜n)は、端末装置(100−1〜n)と接続する伝送路(1)のインターフェース、及び、回線集約装置(300)と接続する伝送路(2)のインターフェースを有している。
<回線集約装置:300>
回線集約装置(300)は、伝送路を終端する機能やネットワークの利用者やネットワークの設定を管理する機能を有する通信装置である。
なお、回線集約装置(300)は、回線終端装置(200−1〜n)と接続する伝送路(2)のインターフェース、及び、上位のネットワークと接続する伝送路(3)のインターフェースを有している。
なお、回線集約装置(300)は、機能毎に複数の装置を組み合わせて構成する場合や、1つの装置で全ての機能を実現する場合がある。
<複数の装置を組み合わせて回線集約装置:300の機能を実現する場合の構成>
次に、図2を参照しながら、機能毎に複数の装置を組み合わせて図1に示す回線集約装置(300)を構成する場合について説明する。なお、図2に示す構成は、図1に示す伝送路(2)及び回線集約装置(300)に該当する。
回線集約装置(300)を複数の装置を組み合わせて構成する場合の構成例としては、例えば、図2に示すように、伝送路終端装置(301−1〜x:xは、任意の整数)と、中継装置(302−1〜y:yは、任意の整数)と、加入者終端装置(303)と、ネットワーク管理サーバ(304)と、を有して構成する場合が挙げられる。
なお、各伝送路(21〜23)は、各装置間で情報通信が可能であれば、あらゆる伝送路が適用可能であり、例えば、銅線、光ファイバや無線等が適用可能である。
<伝送路終端装置:301−1〜x>
伝送路終端装置(301−1〜x)は、銅線、光ファイバや無線等の伝送路(2)を終端するための装置である。
伝送路終端装置(301−1〜x)としては、例えば、ADSLやVDSLに代表されるDSL(Digital Subscriber Line)通信を実現するDSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)、光通信を実現するMCやPONのOLT(Optical Line Terminal)、無線通信を実現する無線装置等の通信装置が挙げられる。
なお、伝送路終端装置(301−1〜x)は、回線終端装置(200−1〜n)と接続する伝送路(2)のインターフェース、及び、上位装置と接続する伝送路(21)のインターフェースを有している。
<中継装置:302−1〜y>
中継装置(302−1〜y)は、伝送路終端装置(301−1〜x)と、加入者終端装置(303)と、の間を接続するための通信装置である。
中継装置(302−1〜y)としては、例えば、レイヤ2やレイヤ3の通信を行うレイヤ2スイッチやルータ等の通信装置が挙げられる。
なお、中継装置(302−1〜y)は、伝送路終端装置(301−1〜x)と接続する伝送路(21)のインターフェース、及び、加入者終端装置(303)と接続する伝送路(22)のインターフェースを有している。
<加入者終端装置:303>
加入者終端装置(303)は、PPP(Point-to-Point Protocol)やDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などのプロトコルを用いてネットワークを利用している利用者を管理するための通信装置である。
加入者終端装置(303)としては、例えば、BAS(Broadband Access Server)と呼ばれる通信装置が挙げられる。
なお、加入者終端装置(303)は、下位装置と接続する伝送路(22)のインターフェース、ネットワーク管理サーバ(304)と接続する伝送路(23)のインターフェース、上位装置と接続する伝送路(3)のインターフェースを有している。
<ネットワーク管理サーバ:304>
ネットワーク管理サーバ(304)は、各通信装置に設定する設定情報、ネットワークの情報、ネットワークを利用している利用者の情報といった運用方針情報を管理するデータベースを持つ通信装置である。
なお、ネットワーク管理サーバ(304)は、加入者終端装置(303)と接続する伝送路(23)のインターフェースを有している。
<回線終端装置:200−1〜nと、回線集約装置:300と、における機能構成>
次に、図3を参照しながら、回線終端装置(200−1〜n)と、回線集約装置(300)と、における機能構成について説明する。なお、図3は、回線終端装置(200−1〜n)と、回線集約装置(300)と、における機能構成を示す図である。
回線終端装置(200−1〜n)は、第1の監視部(201)と、第2の監視部(202)と、設定管理切替部(203)と、を有して構成している。
第1、第2の監視部(201、202)は、各伝送路のインターフェースを用いて流れる信号の監視、及び、SIP(Session Initiation Protocol)、RTSP(Real Time Streaming Protocol)やRTCP(RTP Control Protocol)に代表されるデータの送受信の制御に使用される制御用プロトコルを判別する機能、通信装置間の設定情報を切り替えるための制御フレームを送受信する機能を有している。
設定管理切替部(203)は、第1、第2の監視部(201、202)が監視した監視結果と、回線集約装置(300)のネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、各伝送路のインターフェースの帯域設定や、誤り訂正方式、暗号方式、データ圧縮方式等を切り替えるものである。
回線集約装置(300)は、第1の監視部(301)と、第2の監視部(302)と、設定管理切替部(303)と、ネットワーク管理データベース部(304)と、を有して構成している。
第1、第2の監視部(301、302)は、回線終端装置(200−1〜n)の第1、第2の監視部(201、202)と同様な機能を有している。
設定管理切替部(303)は、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)と同様な機能を有している。
ネットワーク管理データベース部(304)は、各通信装置に設定する設定情報、ネットワークの情報、ネットワークを利用している利用者の情報といった運用方針情報を管理するものである。
なお、ネットワーク管理者は、ネットワーク管理データベース部(304)で管理している運用方針情報を変更したい場合には、その変更したい運用方針情報をネットワーク管理データベース部(304)に登録する。これにより、ネットワーク管理データベース部(304)は、その登録された運用方針情報を、アクセスラインを構成する各通信装置に自動的に通知することになる。
なお、図2に示すように、回線集約装置(300)を複数の装置で構成する場合には、伝送路終端装置(300−1〜x)、中継装置(302−1〜y)、加入者終端装置(303)のうち、少なくとも1つの装置が、図3に示す監視部(301、302)と、設定管理切替部(303)と、を有して構成することになる。
<通信制御システムにおける制御動作>
次に、図3を参照しながら、本実施形態の通信制御システムにおける制御動作について説明する。
<誤り訂正方式の設定変更方法>
まず、図3を参照しながら、誤り訂正方式の設定変更方法について説明する。
FEC(Forward Error Correction)に代表される誤り訂正方式は、データに付与する冗長データ量や誤り訂正率の違う訂正方式が複数存在する。
本実施形態の回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、誤り訂正機能の適用の有無や、複数の誤り訂正方式を切り替える機能を有している。
ネットワーク管理者は、アクセスラインの運用方針を示す運用方針情報を回線集約装置(300)のネットワーク管理データベース部(304)に設定する。
なお、運用方針情報としては、例えば、誤り訂正機能を使用しない条件や、誤り訂正機能を使用する場合には、どの様な条件で何の誤り訂正方式を使用するか、何のデータを優先的に扱うか等の情報が挙げられる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、ネットワーク管理者により設定された運用方針情報を、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)、及び、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)に通知する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)と、回線終端装置(300)の設定管理切替部(303)と、は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報を基に誤り訂正方式の設定を行うことになる。
回線終端装置(200−1〜n)の監視部(201、202)は、伝送路(1)、伝送路(2)の状態を監視し、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握する。
なお、監視部(201、202)は、伝送路(1、2)に流れるデータ内容や、伝送路(1、2)の物理的な情報(例えば、1Gbps流れる光ファイバなのか、または、DSLなのか等)や、回線終端装置(200−1〜n)において利用する通信インターフェースの情報(例えば、IEEE802.3各種、SDH、ATM等)を基に、上述した各種情報を把握することになる。
また、回線集約装置(300)の監視部(301、302)は、伝送路(2)、伝送路(3)の状態を監視し、伝送路(2、3)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(2、3)に流れるデータの内容、伝送路(2、3)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握することになる。
なお、監視部(301、302)は、伝送路(2、3)に流れるデータ内容や、伝送路(2、3)の物理的な情報(例えば、1Gbps流れる光ファイバなのか、または、DSLなのか等)や、回線集約装置(300)において利用する通信インターフェースの情報(例えば、IEEE802.3各種、SDH、ATM等)を基に、上述した各種情報を把握することになる。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)、回線集約装置(300)は、伝送路の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路に流れるデータの内容、伝送路の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握することが可能となる。
なお、図2に示すように、回線集約装置(300)を複数の装置で構成する場合には、回線集約装置(300)は、伝送路(21)、伝送路(22)、伝送路(23)の情報も把握することになる。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、誤り訂正方式の設定を、以下方法により、伝送路(1、2)を流れるデータ単位に自動的に行うことになる。
データの通信開始時は、誤り訂正機能は無効も含めた初期の設定を使用する。
監視部(201、202)は、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を監視し、その監視結果を設定管理切替部(203)に通知する。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、誤り訂正方式の設定を切り替えるか否かを判断する。
例えば、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果を基に、伝送路(1、2)に流れるデータA(ある任意のアプリケーション用のデータ)は、誤り訂正方式Xを使用していない旨の情報と、そのデータAのデータ量と、を把握する。
一方、ネットワーク管理データベース部(304)では、運用方針情報として、例えば、データAに関し、回線品質が閾値より低い場合は、誤り訂正方式Xを使用するように切り替える旨の情報が設定してある。
また、伝送路を流れるデータの瞬間的な増加によって、データの廃棄や遅延などを発生させないように、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を、伝送路毎に運用方針情報として設定してある。
また、運用方針情報に含まれる優先度の情報としては、以下の条件が設定してある。
優先1:データAのデータ量が、100Mbpsを超えた部分のデータに対しては、誤り訂正方式Xを使用しない。
優先2:データAのデータ量が、50Mbps以下であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が100Mbps以上の場合に、誤り訂正方式Xを使用する。
優先3:データAのデータ量が、50Mbps〜100Mbpsの間であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が200Mbps以上の場合に、誤り訂正方式Xを使用する。
なお、本実施形態の機能を持つ通信装置は、データを受信して、上述した運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの時間は、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を用いて、データを送信することになる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、上述した運用方針情報を設定管理切替部(203)に通知し、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される上述した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される上述した運用方針情報と、を基に、誤り訂正方式の設定を切り替えるか否かを判断し、判断結果に応じて誤り訂正方式を切り替えることになる。なお、設定管理切替部(203)は、上述した判断を、単位時間(ミリ秒、秒等)毎に行うことになる。なお、上述した運用方針情報は、一例であり、上述した条件に限定するものではなく、誤り適正方式の設定を切り替えるための条件を任意に構築することは可能である。
設定管理切替部(203)は、誤り訂正方式の設定を切り替えると判断した場合は、誤り訂正方式の設定を切り替えると共に、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定し、該特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることになる。
なお、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定する方法は、特に限定するものではなく、あらゆる方法を適用することが可能である。
例えば、伝送路を介して接続している通信装置間で、制御フレームを送受信することで、本実施形態の機能を持つ通信装置を設定管理切替部(203)が把握し、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定する。そして、設定管理切替部(203)は、その特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることも可能である。この場合、設定管理切替部(203)は、上記把握した情報をネットワーク管理データベース部(304)に通知し、ネットワーク管理データベース部(304)は、本実施形態の機能を持つ通信装置を管理することになる。
また、ネットワーク管理データベース部(304)は、予め本実施形態の機能を持つ通信装置を管理しており、ネットワーク管理データベース部(304)は、その情報を運用方針情報に含めて設定管理切替部(203)に通知し、設定管理切替部(203)は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報を基に、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定し、該特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることも可能である。
なお、設定管理切替部(203)は、伝送路(1、2)を介して接続する通信装置が、複数の(誤り訂正等の)方法を受信可能な場合には、上述した制御フレームを送信せずに、データを変換して送信するように構築することも可能である。
設定管理切替部(203)は、切替処理が必要と判断した判断情報、及び、切替処理の可否情報や結果情報を、ネットワーク管理データベース部(304)に通知する。
なお、判断情報は、例えば、データAが使用している帯域や、伝送路の回線品質等の情報が挙げられる。
また、切替処理の可否情報は、例えば、伝送路を介して接続する通信装置が設定情報の切り替えに対応しているか否かを判断できない場合に通知する情報であり、上述した判断情報が挙げられる。
また、結果情報は、誤り訂正方式の設定変更を行ったか否かという内容の情報が挙げられる。
なお、切替処理は、運用方針情報に設定されている優先度の高いデータに対して優先的に行うことになる。
例えば、監視部(201、202)は、伝送路(1、2)に流れているデータがどのような内容のデータかを監視し、伝送路(1、2)に流れているデータ内容を把握し、その把握したデータ内容を監視結果として設定管理切替部(203)に通知する。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知された監視結果に含まれるデータ内容と、運用方針情報に設定されている優先度が付与されたデータ内容と、を比較し、優先度の高いデータ内容のデータから切替処理を行うことになる。
但し、設定管理切替部(203)は、優先度の高いデータに対して切替処理を行った結果、通信帯域などの条件が変化し、運用方針情報に含まれている運用状態の閾値を超えた場合には、順次、優先度の低いデータに対して切替処理を行うことになる。
なお、優先度の低いデータに対する切替処理は、優先度の高いデータに影響がない場合に実施する。
また、設定管理切替部(303)も同様に、監視部(301、302)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、伝送路(2、3)を流れるデータ単位に、誤り訂正方式の設定を自動的に行うことになる。
なお、ネットワーク管理データベース部(304)は、各通信装置の監視内容や設定内容の変化を把握し、通信環境の変化情報(回線品質の悪化や、通信断などのエラーが発生した情報など)や、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域が不足した旨の情報など、効率的な伝送路の利用ができなくなった旨の情報をネットワーク管理者に通知することになる。
<暗号方式の設定変更方法>
次に、図3を参照しながら、暗号方式の設定変更方法について説明する。
暗号方式は、ブロック長や鍵長が違う方式が複数存在する。
本実施形態における回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、暗号機能の適用の有無や複数の暗号方式を切り替える機能を有している。
ネットワーク管理者は、アクセスラインの運用方針を示す運用方針情報を回線集約装置(300)のネットワーク管理データベース部(304)に設定する。
なお、運用方針情報としては、例えば、暗号機能を使用しない条件や、暗号機能を使用する場合には、どの様な条件で何の暗号方式を使用するか、何のデータを優先的に扱うか等の情報が挙げられる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、ネットワーク管理者により設定された運用方針情報を回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)、及び、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)に通知する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)と、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)と、は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報を基に暗号方式の設定を行うことになる。
回線終端装置(200−1〜n)の監視部(201、202)は、伝送路(1)、伝送路(2)の状態を監視し、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握する。
また、回線集約装置(300)の監視部(301、302)は、伝送路(2)、伝送路(3)の状態を監視し、伝送路(2、3)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(2、3)に流れるデータの内容、伝送路(2、3)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)、回線集約装置(300)は、伝送路の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路に流れるデータの内容、伝送路の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握することが可能となる。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、暗号方式の設定を、以下の方法により、伝送路(1、2)を流れるデータ単位に自動的に行うことになる。
データの通信開始時は、暗号機能は無効も含めた初期の設定を使用する。
監視部(201、202)は、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を監視し、その監視結果を設定管理切替部(203)に通知する。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、暗号方式の設定を切り替えるか否かを判断する。
例えば、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果を基に、伝送路(1、2)に流れるデータA(ある任意のアプリケーション用のデータ)は、暗号方式Xを使用していない旨の情報と、そのデータAのデータ量と、を把握する。
一方、ネットワーク管理データベース部(304)では、運用方針情報として、例えば、データAに関し、回線品質が閾値より低い場合は、暗号方式Xを使用するように切り替える旨の情報が設定してある。
また、伝送路を流れるデータの瞬間的な増加によって、データの廃棄や遅延などを発生させないように、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を、伝送路毎に運用方針情報として設定してある。
また、運用方針情報に含まれる優先度の情報としては、以下の条件が設定してある。
優先1:データAのデータ量が、100Mbpsを超えた部分のデータに対しては、暗号方式Xを使用しない。
優先2:データAのデータ量が、50Mbps以下であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が100Mbps以上の場合に、暗号方式Xを使用する。
優先3:データAのデータ量が、50Mbps〜100Mbpsの間であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が200Mbps以上の場合に、暗号方式Xを使用する。
なお、本実施形態の機能を持つ通信装置は、データを受信して、上述した運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの時間は、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を用いて、データを送信することになる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、上述した運用方針情報を設定管理切替部(203)に通知し、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される上述した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される上述した運用方針情報と、を基に、暗号方式の設定を切り替えるか否かを判断し、判断結果に応じて暗号方式を切り替えることになる。なお、設定管理切替部(203)は、上述した判断を、単位時間(ミリ秒、秒等)毎に行うことになる。なお、上述した運用方針情報は、一例であり、上述した条件に限定するものではなく、暗号方式の設定を切り替えるための条件を任意に構築することは可能である。
設定管理切替部(203)は、暗号方式の設定を切り替えると判断した場合は、暗号方式の設定を切り替えると共に、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定し、該特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることになる。
設定管理切替部(203)は、切替処理が必要と判断した判断情報、及び、切替処理の可否情報や結果情報を、ネットワーク管理データベース部(304)に通知する。
なお、判断情報は、例えば、データAが使用している帯域や、伝送路の回線品質等の情報が挙げられる。
また、切替処理の可否情報は、例えば、伝送路を介して接続する通信装置が設定情報の切り替えに対応しているか否かを判断できない場合に通知する情報であり、上述した判断情報が挙げられる。
また、結果情報は、暗号方式の設定変更を行ったか否かという内容の情報が挙げられる。
なお、切替処理は、運用方針情報に設定されている優先度の高いデータに対して優先的に行うことになる。
但し、優先度の高いデータに対して切替処理を行った結果、通信帯域などの条件が変化し、運用方針情報に含まれる運用状態の閾値を超えた場合には、順次、優先度の低いデータに対して切替処理を行うことになる。
なお、優先度の低いデータに対する切替処理は、優先度の高いデータに影響がない場合に実施する。
また、設定管理切替部(303)も同様に、監視部(301、302)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、伝送路(2、3)を流れるデータ単位に、暗号方式の設定を自動的に行うことになる。
なお、ネットワーク管理データベース部(304)は、各通信装置の監視内容や設定内容の変化を把握し、通信環境の変化情報(回線品質の悪化や、通信断などのエラーが発生した情報など)や、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域が不足した旨の情報など、効率的な伝送路の利用ができなくなった旨の情報をネットワーク管理者に通知することになる。
<通信帯域の設定変更方法>
次に、図3を参照しながら、アプリケーションデータの変化に伴う通信帯域の変更方法について説明する。
本実施形態における回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、SIP、RTSPやRTCPに代表されるデータの送受信の制御に使用される制御プロトコルを覗き見し、伝送路を流れる情報を判断する機能、及び、通信帯域を変更する機能を有している。
ネットワーク管理者は、アクセスラインの運用方針を示す運用方針情報を回線集約装置(300)のネットワーク管理データベース部(304)に設定する。
なお、運用方針情報としては、例えば、伝送路に流れる制御プロトコルの情報や、何の制御プロトコルを優先して扱うかや、その制御プロトコルの動作条件などが挙げられる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、ネットワーク管理者により設定された運用方針情報を回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)、及び、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)に通知する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)と、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)と、は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報を基に通信帯域の設定を行うことになる。
回線終端装置(200−1〜n)の監視部(201、202)は、伝送路(1)、伝送路(2)の状態を監視し、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)を流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、装置や端末の特性などの情報を把握する。
また、回線集約装置(300)の監視部(301、302)は、伝送路(2)、伝送路(3)の状態を監視し、伝送路(2、3)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(2、3)を流れるデータの内容、伝送路(2、3)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、装置や端末の特性などの情報を把握する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)、回線集約装置(300)は、伝送路の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路に流れるデータの内容、伝送路の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握することが可能となる。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、通信帯域の変更を、以下の方法により、伝送路(1、2)を流れるデータ単位に自動的に行うことになる。
データの通信開始時は、通信帯域の割り当ては、利用者やデータ単位に初期の設定を使用する。
監視部(201、202)は、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を監視し、その監視結果を設定管理切替部(203)に通知する。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、伝送路(1、2)を流れるデータの制御プロトコルを判別し、通信帯域の増減が必要になる状況であるか否かを判断する。
例えば、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果を基に、伝送路(1、2)に流れるデータA(ある任意のアプリケーション用のデータ)の情報と、そのデータAのデータ量と、を把握する。
一方、ネットワーク管理データベース部(304)では、運用方針情報として、例えば、データAに関し、回線品質が閾値より低い場合は、通信帯域を増加するように切り替える旨の情報が設定してある。
また、伝送路を流れるデータの瞬間的な増加によって、データの廃棄や遅延などを発生させないように、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を、伝送路毎に運用方針情報として設定してある。
また、運用方針情報に含まれる優先度の情報としては、以下の条件が設定してある。
優先1:データAのデータ量が、100Mbpsを超える場合には、通信帯域を増加しない。
優先2:データAのデータ量が、50Mbps以下であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が100Mbps以上の場合に、通信帯域を増加する。
優先3:データAのデータ量が、50Mbps〜100Mbpsの間であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が200Mbps以上の場合に、通信帯域を増加する。
なお、本実施形態の機能を持つ通信装置は、データを受信して、上述した運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの時間は、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を用いて、データを送信することになる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、上述した運用方針情報を設定管理切替部(203)に通知し、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される上述した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される上述した運用方針情報と、を基に、通信帯域の増減が必要になる状況であるか否かを判断し、その判断結果に応じて、通信帯域を増減するように設定することになる。なお、設定管理切替部(203)は、上述した判断を、単位時間(ミリ秒、秒等)毎に行うことになる。なお、上述した運用方針情報は、一例であり、上述した条件に限定するものではなく、通信帯域を増減するように設定するための条件を任意に構築することは可能である。
設定管理切替部(203)は、通信帯域の増減が必要になる状況であると判断した場合は、通信帯域を増減するように設定すると共に、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定し、該特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることになる。
設定管理切替部(203)は、切替処理が必要と判断した判断情報、及び、切替処理の可否情報や結果情報を、ネットワーク管理データベース部(304)に通知する。
なお、判断情報は、例えば、データAが使用している帯域や、伝送路の回線品質等の情報が挙げられる。
また、切替処理の可否情報は、例えば、伝送路を介して接続する通信装置が設定情報の切り替えに対応しているか否かを判断できない場合に通知する情報であり、上述した判断情報が挙げられる。
また、結果情報は、通信帯域を増減したか否かという内容の情報が挙げられる。
なお、切替処理は、運用方針情報に設定されている優先度の高いデータに対して優先的に行うことになる。
但し、優先度の高いデータに対して切替処理を行った結果、通信帯域などの条件が変化し、運用方針情報に含まれる運用状態の閾値を超えた場合には、順次、優先度の低いデータに対して切替処理を行うことになる。
なお、優先度の低いデータに対する切替処理は、優先度の高いデータに影響がない場合に実施する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)は、加入者毎に使用可能な通信帯域を制限している場合に、自動的に加入者毎に通信帯域を変更するように制御することが可能となる。
例えば、1Gbit/secの伝送路(1)がある場合において、端末装置:1(100−1)の最大帯域として100Mbit/secに制限し、また、端末装置:2(100−1)の最大帯域として10Mbit/secに制限する設定を行い、かつ、瞬間的なデータの変化に対応するために回線終端装置(200−1〜n)が自動的に割り当てるための通信帯域として200Mbit/secを設定する。
このとき、端末装置:1(100−1)に送信するデータとして瞬間的に100Mbit/secを超えるデータが流れてきた場合に、回線終端装置(200−1〜n)は、その100Mbit/secを超えるデータを単純に廃棄するのではなく、その100Mbit/secを超えるデータを端末装置:1(100−1)に送信するために、回線終端装置(200−1〜n)が自動的に割り当てるための通信帯域として使用する200Mbit/secの通信帯域を割り当て、その100Mbit/secを超えるデータ通信を継続させるように制御する。
次に、回線終端装置(200−1〜n)は、端末装置:1(100−1)の最大帯域である100Mbit/secにデータが収まるように、誤り訂正方式、暗号方式、データ圧縮方式などを設定変更することになる。
なお、設定管理切替部(303)も同様に、監視部(301、302)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、伝送路(2、3)を流れるデータ単位に、通信帯域の変更を自動的に行うことになる。
なお、ネットワーク管理データベース部(304)は、各通信装置の監視内容や設定内容の変化を把握し、通信環境の変化情報(回線品質の悪化や、通信断などのエラーが発生した情報など)や、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域が不足した旨の情報など、効率的な伝送路の利用ができなくなった旨の情報をネットワーク管理者に通知することになる。
<データ圧縮方式の設定変更方法>
次に、図3を参照しながら、データ圧縮方式の設定変更方法について説明する。
通信帯域の割り当てを変更した結果、伝送路で利用可能な帯域が少なくなった場合には、回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、データ圧縮方式を動的に変更することになる。
MPEG−2やH.264に代表されるデータ圧縮方式は、アルゴリズムの違う方式が複数存在する。
回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、MPEG−2やH.264などのデータ圧縮方式の変換機能を有している。
ネットワーク管理者は、アクセスラインの運用方針を示す運用方針情報を回線集約装置(300)のネットワーク管理データベース部(304)に設定する。
なお、運用方針情報としては、データ圧縮方式の変換機能を使用しない条件や、データ圧縮方式の変換機能を使用する場合は、どの様な条件で何のデータ圧縮方式を使用するか、何のデータを優先的に扱うか等の情報が挙げられる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、運用方針情報を回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)、及び、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)に通知する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)の設定管理切替部(203)と、回線集約装置(300)の設定管理切替部(303)と、は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報を基にデータ圧縮方式の設定を行うことになる。
回線終端装置(200−1〜n)の監視部(201、202)は、伝送路(1)、伝送路(2)の状態を監視し、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)を流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性などの情報を把握する。
また、回線集約装置(300)の監視部(301、302)は、伝送路(2)、伝送路(3)の状態を監視し、伝送路(2、3)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(2、3)に流れるデータの内容、伝送路(2、3)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性などの情報を把握する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)、回線集約装置(300)は、伝送路の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路に流れるデータの内容、伝送路の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を把握することが可能となる。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、データ圧縮方式の変更を、以下の方法により、伝送路(1、2)を流れるデータ単位に自動的に行うことになる。
データの通信開始時は、データ圧縮方式の変換機能は無効も含めた初期の設定を使用する。
監視部(201、202)は、伝送路(1、2)の物理情報や回線品質、リンクの情報、伝送路(1、2)に流れるデータの内容、伝送路(1、2)の最大帯域、通信量、距離、遅延、揺らぎ、隣接する装置や端末の種類や、その装置や端末の特性等の情報を監視し、その監視結果を設定管理切替部(203)に通知する。
設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、データ圧縮方式の設定を切り替えるか否かを判断する。
例えば、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される監視結果を基に、伝送路(1、2)に流れるデータA(ある任意のアプリケーション用のデータ)は、データ圧縮方式Xを使用していない旨の情報と、そのデータAのデータ量と、を把握する。
一方、ネットワーク管理データベース部(304)では、運用方針情報として、例えば、データAに関し、回線品質が閾値より低い場合は、データ圧縮方式Xを使用するように切り替える旨の情報が設定してある。
また、伝送路を流れるデータの瞬間的な増加によって、データの廃棄や遅延などを発生させないように、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を、伝送路毎に運用方針情報として設定してある。
また、運用方針情報に含まれる優先度の情報としては、以下の条件が設定してある。
優先1:データAのデータ量が、100Mbpsを超えた部分のデータに対しては、データ圧縮方式Xを使用しない。
優先2:データAのデータ量が、50Mbps以下であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が100Mbps以上の場合に、データ圧縮方式Xを使用する。
優先3:データAのデータ量が、50Mbps〜100Mbpsの間であれば、伝送路の回線品質が閾値より低い場合で、且つ、余剰帯域が200Mbps以上の場合に、データ圧縮方式Xを使用する。
なお、本実施形態の機能を持つ通信装置は、データを受信して、上述した運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの時間は、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域を用いて、データを送信することになる。
ネットワーク管理データベース部(304)は、上述した運用方針情報を設定管理切替部(203)に通知し、設定管理切替部(203)は、監視部(201、202)から通知される上述した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される上述した運用方針情報と、を基に、データ圧縮方式の設定を切り替えるか否かを判断し、判断結果に応じてデータ圧縮方式を切り替えることになる。なお、設定管理切替部(203)は、上述した判断を、単位時間(ミリ秒、秒等)毎に行うことになる。なお、上述した運用方針情報は、一例であり、上述した条件に限定するものではなく、データ圧縮方式の設定を切り替えるための条件を任意に構築することは可能である。
設定管理切替部(203)は、データ圧縮方式の設定を切り替えると判断した場合は、データ圧縮方式の設定を切り替えると共に、本実施形態の機能を持つ通信装置を特定し、該特定した通信装置に対し、制御フレームを送信し、互いに設定情報を切り替えることになる。
設定管理切替部(203)は、切替処理が必要と判断した判断情報、及び、切替処理の可否情報や結果情報を、ネットワーク管理データベース部(304)に通知する。
なお、判断情報は、例えば、データAが使用している帯域や、伝送路の回線品質等の情報が挙げられる。
また、切替処理の可否情報は、例えば、伝送路を介して接続する通信装置が設定情報の切り替えに対応しているか否かを判断できない場合に通知する情報であり、上述した判断情報が挙げられる。
また、結果情報は、データ圧縮方式の設定を切り替えたか否かという内容の情報が挙げられる。
なお、切替処理は、運用方針情報に設定されている優先度の高いデータに対して優先的に行うことになる。
但し、優先度の高いデータに対して切替処理を行った結果、通信帯域などの条件が変化し、運用方針情報に含まれる運用状態の閾値を超えた場合には、順次、優先度の低いデータに対して切替処理を行うことになる。
なお、優先度の低いデータに対する切替処理は、優先度の高いデータに影響がない場合に実施する。
また、設定管理切替部(303)も同様に、監視部(301、302)が監視した監視結果と、ネットワーク管理データベース部(304)から通知される運用方針情報と、を基に、伝送路(2、3)を流れるデータ単位に、データ圧縮方式の設定を自動的に行うことになる。
なお、ネットワーク管理データベース部(304)は、各通信装置の監視内容や設定の変化を把握し、通信環境の変化情報(回線品質の悪化や、通信断などのエラーが発生した情報など)や、各通信装置自身の判断で自由に増減可能な帯域が不足した旨の情報など、効率的な伝送路の利用ができなくなった旨の情報をネットワーク管理者に通知することになる。
このように、本実施形態の通信制御システムは、ネットワーク管理データベース部(304)において、通信帯域を制御する際の複数の条件が設定されている運用方針情報を管理し、その管理している運用方針情報を回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)に通知する。そして、回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報と、伝送路の状態と、を比較し、伝送路の状態に応じた条件を基に、通信帯域を制御することになる。これにより、アクセスラインを構成する通信装置間で使用する通信帯域を動的に変更することが可能となるため、その通信装置と接続する伝送路の帯域の有効利用を図ることが可能となる。
また、本実施形態の通信制御システムは、通信装置が使用する誤り訂正方式、暗号方式、データ圧縮方式や通信帯域を自動的に切り替えることが可能となる。
なお、図2に示すように、複数の装置でアクセスラインを構成している場合には、ネットワーク管理データベース部(304)の機能を持つ装置から運用方針情報が通知された場合に、各通信装置は、自動的に、誤り訂正方式の設定変更、暗号方式の設定変更、通信帯域の設定変更、データ圧縮方式の設定変更を行うことになる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態における通信制御システムは、回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)は、ネットワーク管理データベース部(304)から運用方針情報が通知された場合に、その通知された運用方針情報を基に、誤り訂正方式の設定変更、暗号方式の設定変更、通信帯域の設定変更、データ圧縮方式の設定変更を行うことにした。
第2の実施形態における通信制御システムは、回線終端装置(200−1〜n)、及び、回線集約装置(300)が、ネットワーク管理データベース部(304)にアクセスし、ネットワーク管理データベース部(304)から運用方針情報を取得し、該取得した運用方針情報を基に、上述した第1の実施形態と同様に、誤り訂正方式の設定変更、暗号方式の設定変更、通信帯域の設定変更、データ圧縮方式の設定変更を行う。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)及び回線集約装置(300)は、自動的に、誤り訂正方式の設定変更、暗号方式の設定変更、通信帯域の設定変更、データ圧縮方式の設定変更を行うことが可能となる。
なお、図2に示すように、複数の装置でアクセスラインを構成している場合には、アクセスラインを構成している各通信装置が、ネットワーク管理データベース部(304)の機能を持つ装置にアクセスし、その装置から運用方針情報を取得し、該取得した運用方針情報を基に、誤り訂正方式の設定変更、暗号方式の設定変更、通信帯域の設定変更、データ圧縮方式の設定変更を行うことになる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における通信制御システムは、図3に示すように、回線終端装置(200−1〜n)が、その回線終端装置(200−1〜n)と接続している端末装置(100−1〜n)に応じたデータ圧縮方式に設定変更を行うことを特徴とする。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)は、その回線終端装置(200−1〜n)と接続している端末装置(100−1〜n)に応じたデータ圧縮方式に設定変更することが可能となると共に、伝送路(2)や伝送路(3)に流れるデータ量を増加させる必要がないため、伝送路(2、3)の帯域の有効利用を図ることが可能となる。以下、図3を参照しながら、本実施形態の通信制御システムにおけるデータ圧縮方式の設定変更方法について説明する。なお、以下に説明するデータ圧縮方式の設定変更方法は、動画等の同じデータを各端末装置(100−1〜n)で使用するような配信サービスに好適である。
回線集約装置(300)は、端末装置(100−1〜n)毎にデータの圧縮率の違うデータが必要な場合に、1種類のデータを伝送路(3)から受信した場合は、その1種類のデータをそのまま伝送路(2)に送信する。
回線終端装置(200−1〜n)は、伝送路(2)から1種類のデータを受信した場合に、その受信した1種類のデータを、その回線終端装置(200−1〜n)と接続している各端末装置(100−1〜n)に応じたデータ圧縮方式に変換し、該変換したデータ圧縮方式のデータを伝送路(1)に送信する。
これにより、回線終端装置(200−1〜n)は、その回線終端装置(200−1〜n)と接続している端末装置(100−1〜n)に応じたデータ圧縮方式に設定変更することが可能となると共に、伝送路(2)や伝送路(3)に流れるデータ量を増加させる必要がないため、伝送路(2、3)の帯域の有効利用を図ることが可能となる。
なお、回線集約装置(300)は、複数種類のデータを伝送路(3)から受信した場合は、回線終端装置(200−1〜n)で変換可能なデータ圧縮方式のデータは、伝送路(2)にそのまま送信し、回線終端装置(200−1〜n)で変換不可能なデータ圧縮方式のデータは、回線集約装置(300)において回線終端装置(200−1〜n)で変換可能なデータ圧縮方式に変換し、該変換したデータ圧縮方式のデータを伝送路(2)に送信することになる。
これにより、伝送路(2)に流れるデータ量を増加させる必要がないため、伝送路(2)の帯域の有効利用を図ることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態における通信制御システムは、誤り訂正方式を利用しておらず、かつ、暗号化を行っているデータの復号化が、回線品質の劣化によりできない状況が発生した場合に、その復号化ができないデータに対して誤り訂正方式を適用し、データの復元を行うように制御する。
これにより、回線品質の劣化によりデータの復号化ができない状況が発生した場合でも、そのデータの復元を行うことが可能となる。
例えば、回線終端装置(200−1〜n)は、ネットワーク管理データベース部(304)から通知された運用方針情報に基づき、復号化ができないデータに対し、暗号化の解除を行い、誤り訂正方式を適用する。これにより、復号化ができないデータの復元を行うことが可能となる。
なお、回線終端装置(200−1〜n)は、暗号化が必要である場合には、暗号化したデータに対し、誤り訂正方式を適用するように制御する。
なお、回線集約装置(300)も回線終端装置(200−1〜n)と同様な制御を行うことになる。
このように、本実施形態の通信制御システムは、誤り訂正方式を利用しておらず、かつ、暗号化を行っているデータの復号化が、回線品質の劣化によりできない状況が発生した場合に、その復号化ができないデータに対して誤り訂正方式を適用し、データの復元を行うように制御する。
これにより、回線品質の劣化によりデータの復号化ができない状況が発生した場合でも、そのデータの復元を行うことが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することは可能である。
例えば、上述した実施形態における通信制御システムを構成する各通信装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。また、上記実施形態で説明した通信制御システムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各構成の装置が同一筐体内に存在する構成にしたりするように構築することも可能である。
本発明にかかる通信装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムは、アクセスラインを構成する通信装置に適用可能である。
本実施形態の通信制御システムのシステム構成を示す図である。 回線集約装置(300)を複数の装置を組み合わせて構成する場合の構成例を示す図である。 回線終端装置(200−1〜n)と、回線集約装置(300)と、における機能構成を示す図である。
符号の説明
1、2、3 伝送路
21、22、23 伝送路
100−1〜n 端末装置
200−1〜n 回線終端装置
300 回線集約装置
301−1〜x 伝送路終端装置
302−1〜y 中継装置
303 加入者終端装置
304 ネットワーク管理サーバ
201、202 監視部
203 設定管理切替部
301、302 監視部
303 設定管理切替部
304 ネットワーク管理データベース部

Claims (6)

  1. アクセスラインを構成する通信装置であって、
    前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を管理する設定管理手段と、
    前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視手段と、
    前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御手段とを有し
    前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
    前記通信制御手段は、
    前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、
    前記運用方針情報に設定されている条件に従って優先度の高いデータから順に前記制御を行い、優先度の高いデータに対して前記制御を行った結果、前記伝送路の状態が前記運用方針情報に設定されている前記伝送路の条件を超えた場合に、優先度の低いデータに対して前記制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記運用方針情報を取得する運用方針情報取得手段を有し、
    前記運用方針情報取得手段は、
    前記運用方針情報を管理している管理手段から前記運用方針情報が通知された場合に、前記運用方針情報を取得する第1の手段と、
    前記運用方針情報を管理している管理手段にアクセスし、前記管理手段から前記運用方針情報を取得する第2の手段と、の少なくとも1つの手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 伝送路を介して複数の通信装置を接続し、アクセスラインを構成する通信制御システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を管理する設定管理手段と、
    前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視手段と、
    前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御手段とを有し
    前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
    前記通信制御手段は、
    前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする通信システム。
  5. アクセスラインを構成する通信装置で行う通信制御方法であって、
    前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を設定管理手段で管理する設定管理工程と、
    前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視工程と、
    前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御工程と、を、前記通信装置が行い、
    前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
    前記通信制御工程は、
    前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする通信制御方法。
  6. アクセスラインを構成する通信装置に実行させる通信制御プログラムであって、
    前記通信装置と接続する伝送路を流れるデータを制御する際の複数の条件が少なくとも設定されている運用方針情報を設定管理手段で管理する設定管理処理と、
    前記通信装置と接続する伝送路の状態を監視する監視処理と、
    前記伝送路の状態に応じて、前記通信装置が使用する誤り訂正方式と、暗号方式と、データ圧縮方式と、の少なくとも1つの方式を、前記伝送路を流れるデータ単位に制御し、前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換する通信制御処理と、を、前記通信装置に実行させ
    前記運用方針情報には、前記通信装置の判断で調整可能な帯域が前記伝送路毎に設定されており、
    前記通信制御処理は、
    前記伝送路を流れるデータを前記運用方針情報に沿ったデータに変換するまでの間は、前記調整可能な帯域を用いてデータを送信することを特徴とする通信制御プログラム。
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