JP6540356B2 - システム複製制御装置およびシステムの複製制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システム複製制御装置およびシステムの複製制御方法に関する。
従来、複数のデータセンタを利用するシステムには、災害等の被害からの早期回復や被害を最小限に抑えるため、ディザスタリカバリ機能を有するものがある。
特開2004−5068号公報 国際公開第2004/053696号
しかし、従来のディザスタリカバリ機能を有するシステムでは、それぞれのシステムごとにディザスタリカバリ機能に求められる要件のみから、システムの複製先のデータセンタを決定している。このため、データセンタ間でリソースの使用率の偏りが生じ、データセンタによっては追加の投資が必要になることがある。
1つの側面では、追加の投資を抑制し、各データセンタの運営コストを低減するシステム複製制御装置およびシステムの複製制御方法を提供することを目的とする。
第1の案では、データセンタそれぞれにおけるリソースの利用状況を監視する監視部と、前記データセンタそれぞれが保持するリソースおよび前記リソースの利用コストを示すファシリティ情報と、システムごとに前記システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件とを記憶する記憶部と、監視により得られた前記リソースの利用状況と前記ファシリティ情報とを参照して、空きリソースの中から、前記複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースよりも利用コストが低いリソースを前記システムの複製先として選択する選択処理を実行する複製処理部と、を有し、前記複製処理部は、前記データセンタ間の回線の回線品質に基づいて、前記システムを複製するのに必要な回線帯域を求め、必要な回線帯域を満たす性能を有するリソースを前記システムの複製先として選択する
一実施形態によれば、各データセンタの運営コストを低減することができる。
図1は、実施例1にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、回線情報のデータ構成の一例を示す図である。 図3は、DCファシリティ情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4は、DCリソース情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、調達予定情報のデータ構成の一例を示す図である。 図6は、現行コスト情報のデータ構成の一例を示す図である。 図7は、顧客システム情報のデータ構成の一例を示す図である。 図8は、複製条件のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、ファシリティ利用状況情報の回線利用率の一例を示す図である。 図10は、ファシリティ利用状況情報のファシリティ使用率の一例を示す図である。 図11は、ファシリティ利用状況情報のリソース使用率の一例を示す図である。 図12は、コントローラの構成の一例を示す図である。 図13は、コントローラの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、複製先最適化処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、パケットロス率と転送効率との対応関係の一例を示す図である。 図16は、複製処理部が作成するリストの一例を示す図である。 図17は、リソース不足の予測処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示するシステム複製制御装置およびシステムの複製制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。この実施例によりこの発明が限定されるものではない。なお、各実施例は、矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることができる。
[全体構成]
図1は、実施例1にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、コントロールセンタ10と、複数のデータセンタ20とを有する。
コントロールセンタ10は、ディザスタリカバリ(DR)のため、各データセンタ20のファシリティ(例えば、リソース)の利用状況およびシステムの複製条件に基づき、システムを他のデータセンタ20に複製する。例えば、システム複製制御装置の一例であるコントローラ14は、データセンタ20Aのシステムaをデータセンタ20Bに複製し、データセンタ20Aのシステムbをデータセンタ20Cに複製する。また、コントローラ14は、データセンタ20Bのシステムcをデータセンタ20Cに複製する。
データセンタ20は、HDD(Hard Disk Drive)等のリソースを備え、当該リソースを用いてシステムを稼働させる。なお、各データセンタ20はそれぞれ、例えば、いずれかのデータセンタ20で災害等による異常が発生した場合でも影響を受けないように、地理的に離れた位置に配置される。各データセンタ20はそれぞれネットワーク30で接続される。このネットワーク30は、専用回線であってもよいし、専用回線でなくてもよい。なお、図1の例では、3つのデータセンタ20(20A、20B、20C)を図示したが、データセンタ20の数は2つ以上であれば任意の数とすることができる。
[コントロールセンタの構成]
引き続き、図1を参照しながら、コントロールセンタ10の構成を説明する。コントロールセンタ10は、ファシリティ情報11と、複製条件情報12と、ファシリティ利用状況情報13と、コントローラ14とを備える。ファシリティ情報11と、複製条件情報12と、ファシリティ利用状況情報13は、コントロールセンタ10の備える記憶装置に記憶される。
(ファシリティ情報)
ファシリティ情報11は、各データセンタ20のファシリティを示す情報である。このファシリティ情報11は、例えば、各データセンタ20の保持するリソースに関する情報、当該リソースの利用コストに関する情報等を含む。具体例を挙げると、ファシリティ情報11は、回線情報、データセンタ(DC)ファシリティ情報、DCリソース情報、調達予定情報、現行コスト情報等を含む。
(回線情報)
回線情報は、各データセンタ20間を接続する回線に関する情報である。図2は、回線情報のデータ構成の一例を示す図である。図2に示すように、回線情報は、「回線」、「回線品質(パケットロス率)(%)」、「距離(km)」、「保有帯域(Gbps)」、「回線費(千円/Gbps・月)」、「調達所要日数(日)」の各項目を有する。
回線の項目は、当該回線が、どのデータセンタ20間を接続する回線かを記憶する領域である。回線品質の項目は、当該回線の品質を記憶する領域であり、例えば、パケットロス率の値が記憶される。距離の項目は、当該回線の距離を記憶する領域である。保有帯域の項目は、当該回線の保有帯域を記憶する領域である。回線費の項目は、当該回線の費用(コスト)を記憶する領域であり、例えば、1か月の1Gbpsあたりの回線費が記憶される。調達所要日数の項目は、当該回線を調達するのに必要な日数を示した値が記憶される。
図2の例では、データセンタA(データセンタ20A)−データセンタB(データセンタ20B)間を接続する回線のパケットロス率は0.01%であることを示す。また、当該回線の距離は1000kmであり、保有帯域は100Gbpsであり、回線費は1000千円/Gbps・月であり、調達所要日数は30日であることを示す。
(DCファシリティ情報)
DCファシリティ情報は、各データセンタ20のファシリティに関する情報である。図3は、DCファシリティ情報のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、DCファシリティ情報は、「DC」、「国」、「ロケーション」、「ファシリティレベル」、「保有設備(m)」の各項目を有する。また、「設備費(千円/m・月)」、「人件費(千円/システム・月)」、「稼動費(千円/システム・月)」、「調達所要日数(日)」の各項目を有する。
DCの項目は、データセンタ20の識別情報を記憶する領域である。国の項目は、当該データセンタ20が設置される国を記憶する領域である。ロケーションの項目は、当該データセンタ20が設置されるロケーション(地域)を記憶する領域である。ファシリティレベルの項目は、当該データセンタ20のファシリティレベルを記憶する領域である。保有設備の項目は、当該データセンタ20の保有設備の広さを記憶する領域である。設備費の項目は、当該データセンタ20の設備費を記憶する領域であり、例えば、1か月の1mあたりの設備費が記憶される。人件費の項目は、当該データセンタ20の人件費を記憶する領域であり、例えば、1か月の1システムあたりの人件費が記憶される。稼動費は、当該データセンタ20の稼働費を記憶する領域であり、例えば、1か月の1システムあたりの稼動費が記憶される。調達所要日数の項目は、当該データセンタ20を調達(設置)するのに必要な日数を示した値が記憶される。
図3の例では、データセンタA(データセンタ20A)は日本の東京に設置され、ファシリティレベルはTier1であり、保有設備は10000mであることを示す。また、データセンタA(データセンタ20A)の設備費は20千円/m・月であり、人件費は10千円/システム・月であり、稼動費は10千円/システム・月であり、調達所要日数は180日であることを示す。
(DCリソース情報)
DCリソース情報は、各データセンタ20が保持するリソースに関する情報である。ここでのリソースは、例えば、HDD、SSD(Solid State Drive)、磁気テープ等の記録媒体である。図4は、DCリソース情報のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、DCリソース情報は、「DC」、「ストレージリソース」、「保有容量(TB)」、「ストレージリソース費(千円/TB・月)」、「調達所要日数(日)」の各項目を有する。
DCの項目は、データセンタ20の識別情報を記憶する領域である。ストレージリソースの項目は、当該データセンタ20の保持するリソース(ストレージリソース)の種類を記憶する領域である。保有容量の項目は、当該ストレージリソースの保有容量を記憶する領域である。ストレージリソース費の項目は、当該ストレージリソースの利用費(利用コスト)を記憶する領域であり、例えば、1か月の1TB(Tera Byte)あたりの利用費が記憶される。調達所要日数の項目は、当該ストレージリソースを調達するのに必要な日数を示した値が記憶される。
図4の例では、データセンタA(データセンタ20A)のSSDの保有容量は100TBであり、ストレージリソース費は100千円/TB・月であり、調達所要日数は30日であることを示す。
(調達予定情報)
調達予定情報は、調達予定のあるリソースに関する情報である。図5は、調達予定情報のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、調達予定情報は、「対象」、「場所」、「数量」の各項目を有する。
対象の項目は、調達予定のあるリソースの種別を記憶する領域である。場所の項目は、当該リソースが設置される予定の場所を記憶する領域である。数量の項目は、当該リソースの調達予定数量を記憶する領域である。
図5の例では、データセンタB(データセンタ20B)−データセンタC(データセンタ20C)間を接続する回線を、「10」調達予定であることを示す。
(現行コスト情報)
現行コスト情報は、現行の各システムの利用コストに関する情報である。図6は、現行コスト情報のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、現行コスト情報は、「顧客」、「システム名」、「複製先データセンタ」、「回線」、「必要帯域」、「リソース」、「コスト」の各項目を有する。
顧客の項目は、顧客の識別情報を記憶する領域である。システム名の項目は、当該顧客が現在利用しているシステムのシステム名を記憶する領域である。複製先データセンタの項目は、当該システムの複製先のデータセンタ20の識別情報を記憶する領域である。回線の項目は、当該システムの複製に用いる回線を記憶する領域である。必要帯域の項目は、当該回線に必要な帯域を記憶する領域である。リソースの項目は、当該システムで現在利用しているリソースを記憶する領域である。コストの項目は、現行の当該システムのコストを記憶する領域である。
図6の例では、X社のファイルサーバシステムの複製先はデータセンタB(データセンタ20B)であり、複製に用いる回線はデータセンタA(データセンタ20A)−データセンタB(データセンタ20B)間を接続する回線であることを示す。また、当該回線に必要な帯域は「4」であり、当該ファイルサーバシステムが現在利用しているリソースは、高速のHDDのストレージであり、容量は20TBであり、コストは「80」であることを示す。
(複製条件情報)
複製条件情報12は、各システムを他のデータセンタ20のリソースに複製する際の複製条件に関する情報であり、例えば、複製条件の他、顧客システム情報を含む。
顧客システム情報は、現在、各顧客で利用中のシステム、つまり複製元のシステムに関する情報である。図7は、顧客システム情報のデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、顧客システム情報は、「顧客」、「システム名」、「メインDC」、「データ量(TB)」の各項目を有する。
顧客の項目は、顧客の識別情報を記憶する領域である。システム名の項目は、当該顧客が現在利用しているシステムのシステム名を記憶する領域である。メインDCの項目は、システムがメインで利用しているデータセンタ20の識別情報を記憶する領域である。データ量の項目は、当該システムのデータ量を記憶する領域である。
図7の例では、X社のファイルサーバシステムがメインで利用しているデータセンタ20はデータセンタA(データセンタ20A)であり、データ量は10TBであることを示す。
複製条件は、各システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件に関する情報である。図8は、複製条件のデータ構成の一例を示す図である。図8に示すように、複製条件は、「顧客」、「システム名」、「複製先データセンタ」、「RPO」、「バックアップ可能時間帯」、「分散配置可否」の各項目を有する。
顧客の項目は、顧客の識別情報を記憶する領域である。システム名の項目は、当該顧客が現在利用しているシステムのシステム名を記憶する領域である。複製先データセンタの項目は、当該システムの複製先のデータセンタに関する条件を記憶する領域である。RPO(Recovery Point Objective)の項目は、RPO、すなわち、当該システムを過去のどの時点までのデータを保障して復旧させるかの目標値を記憶する領域である。バックアップ可能時間帯の項目は、システムのバックアップ(複製)が可能な時間帯を記憶する領域である。分散配置可否の項目は、システムの複製時に複数のデータセンタ20に分散して配置可能か否かを記憶する領域である。
図8の例では、X社のファイルサーバシステムの複製先のデータセンタ20は国内のいずれかのデータセンタ20であり、RPOは3D(3日間)であることを示す。また、当該システムのバックアップ(複製)が可能な時間帯は毎日0:00〜6:00であり、当該システムは複数のデータセンタ20に分散して配置することはできないことを示す。
(ファシリティ利用状況情報)
ファリシティ利用状況情報13は、各データセンタ20のファシリティ(例えば、回線、データセンタ、リソース等)の利用状況を示す情報である。このファシリティ利用状況情報13は、例えば、回線使用率、ファシリティ使用率、リソース使用率等の情報を含む。このファシリティ利用状況情報13は、コントローラ14により随時更新される。
図9は、ファシリティ利用状況情報の回線利用率の一例を示す図である。ここでは、2015/3/10におけるデータセンタA(データセンタ20A)−データセンタB(データセンタ20B)間を接続する回線の回線使用率を、1時間ごとに計測した値を示す。
図10は、ファシリティ利用状況情報のファシリティ使用率の一例を示す図である。ここでは、2015/3におけるデータセンタA(データセンタ20A)のファシリティ使用率を、1日ごとに計測した値を示す。
図11は、ファシリティ利用状況情報のリソース使用率の一例を示す図である。ここでは、2015/3におけるデータセンタA(データセンタ20A)の低速、大容量のHDDのストレージの使用率を1日ごとに計測した値を示す。
(コントローラ)
次に、コントローラ14の構成を説明する。図12は、コントローラの構成の一例を示す図である。図12に示すようにコントローラ14は、記憶部140と、制御部141と、入出力部146とを有する。なお、コントローラ14は、図12に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部を有することとしてもかまわない。例えば、コントローラ14は、各種の情報を表示する表示部や、各種の情報を入力する入力部を有してもよい。
記憶部140は、各種のデータを記憶する記憶デバイスである。例えば、記憶部140は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部140は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。この記憶部140は、制御部141で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部140は、後述する複製先最適化処理等を実行するプログラムを含む各種のプログラムを記憶する。
制御部141は、検知部142と、監視部143と、複製処理部144と、予測処理部145とを備える。
検知部142は、入出力部146経由で、ファシリティ情報11および複製条件情報12の更新を検知する。
監視部143は、入出力部146経由で各データセンタ20におけるファシリティの利用状況を監視し、その監視結果を、ファシリティ利用状況情報13に書き込む。例えば、監視部143は、検知部142によりファシリティ情報11および複製条件情報12のいずれかの更新を検知したとき、上記の監視を行い、監視結果を、ファシリティ利用状況情報13に書き込む。
複製処理部144は、ファシリティ情報11とファシリティ利用状況情報13とを参照して、各データセンタ20の空きリソースの中から、複製条件情報12に示されるシステムの複製条件を満たすリソースの組み合わせを選択する。そして、複製処理部144は、選択したリソースの組み合わせの中から、現行の複製先リソースからのコストの削減量が最も大きいリソースの組み合わせをシステムの複製先として選択する。その後、複製処理部144は、選択した複製先へ当該システムを複製する。複製処理部144の詳細はフローチャートを用いて後記する。
予測処理部145は、複製処理部144により選択された組み合わせのリソースへのシステムの複製後、リソース不足が発生するか否かを判定する。例えば、予測処理部145は、複製処理部144により選択された組み合わせのリソースへのシステムの複製後、ファシリティ利用状況情報13から得られたファシリティの利用履歴を参照して、ファシリティの利用状況を予測する。そして、予測処理部145は、当該予測の結果と今後の各リソースの調達予定とを参照して、リソースに不足が発生するか否かを判定する。この予測処理部145の詳細もフローチャートを用いて後記する。
入出力部146は、制御部141が、ネットワーク30経由で各データセンタ20の複製を行ったり、ファシリティ情報11、複製条件情報12、ファシリティ利用状況情報13等の情報の読み出しや更新を行ったりする際のインタフェースを司る。
上記のとおり、制御部141は、各データセンタ20の空きリソースの中から、複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースからのコストの削減量が最も大きいリソースの組み合わせをシステムの複製先として選択する。ここで、例えば、コントロールセンタ10の管理者等が、ファシリティ情報11において使用率が低いデータセンタ20やリソースについて費用を低く設定しておく。このようにすることで、比較的使用率の低いリソースがシステムの複製先として制御部141に選択されやすくなり、データセンタ20間でのリソースの使用率の偏りを低減することができる。その結果、各データセンタ20のリソース不足による追加の投資を抑制し、各データセンタ20の運営コストを低減することができる。
[処理の流れ]
次に、図13を用いて、図12に示したコントローラ14で実行される処理について説明する。図13は、コントローラの処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図13に示すように、コントローラ14の検知部142が、イベントを検知すると(S1:Yes)、監視部143は、各データセンタ20のリソースの利用状況を監視する(S2)。そして、監視部143は、監視結果を用いてファシリティ利用状況情報13を更新する。なお、ここでのイベントは、例えば、ファシリティ情報11または複製条件情報12の更新や、ファシリティの利用状況を定期モニタリングするタイミング等である。また、検知部142がイベントを検知しなければ(S1:No)、S1へ戻る。
S2の後、複製処理部144は、各システムの複製先最適化処理を行う(S3)。具体的には、複製処理部144は、ファシリティ情報11とファシリティ利用状況情報13とを参照して、各データセンタ20の空きリソースの中から、システムの複製条件を満たすリソースの組み合わせを選択する。そして、複製処理部144は、選択したリソースの組み合わせを持つデータセンタ20へシステムの複製を行う。なお、ここでのシステムの複製は、当該システムの複製条件に従い行われる。S3の複製先最適化処理の詳細は、図14を用いて後記する。
次に、予測処理部145は、S3の複製先最適化処理の後におけるリソース不足の予測処理を行う(S4)。つまり、予測処理部145は、複製処理部144により選択された組み合わせのリソースへのシステムの複製後、リソース不足が発生するか否かを判定する。S4のリソース不足の予測処理の詳細は、図17を用いて後記する。
(複製先最適化処理)
次に、図14を用いて、図13のS3の複製先最適化処理の詳細を説明する。図14は、複製先最適化処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、複製処理部144は、全システム分、以下の処理を行う。すなわち、複製処理部144は、複製条件情報12を参照し、全システムから未処理のシステムを選択し、当該システムの複製条件を満足する複製先リソースの組み合わせをリストに追加する(S11)。そして、複製処理部144は、リストに存在するリソースの組み合わせ分、以下の処理を行う。
すなわち、複製処理部144は、リストに存在するリソースの組み合わせから未処理の組み合わせを選択し、ファシリティ情報11およびファシリティ利用状況情報13を参照し、当該組み合わせが現行の複製先リソースよりも安価か否かを判定する(S12)。そして、複製処理部144が、当該組み合わせが現行の複製先リソースよりも安価でなければ(S12:No)、当該組み合わせをリストから削除する(S14)。
また、複製処理部144は、当該組み合わせは複製先リソースよりも安価だが(S12:Yes)、リソースの利用状況から、将来、リソースに空きがないと判定した場合(S13:No)も、当該組み合わせをリストから削除する(S14)。つまり、複製処理部144は、現行の複製先リソースよりも安価な組み合わせであり(S12:Yes)、かつ、将来、リソースに空きがあれば(S13:Yes)、当該組み合わせをリストに残す。複製処理部144は、上記の処理をリストに存在するリソースの組み合わせ分繰り返し、ループを抜ける。
複製処理部144は、上記の処理を全システム分繰り返し、ループを抜け、リストから現行の複製先リソースからのコストの削減量が最も大きいリソースの組み合わせを選択し、システムの複製を行う(S15)。
このようにすることで複製処理部144は、各データセンタ20のリソースの空きリソース中から、複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースからのコストの削減量が最も大きい組み合わせのリソースにシステムを複製することができる。
(複製先最適化処理の具体例)
次に、上記の複製先最適化処理を、具体例を用いて説明する。ここでは、複製処理部144がX社のファイルサーバシステムの複製先を最適化する場合を例に説明する。
まず、複製条件情報12(図7および図8参照)において、X社のファイルサーバシステムのメインデータセンタは「データセンタA」であり、複製先データセンタは「国内」であり、データ量は「10(TB)」である。また、ファシリティ情報11のDCファシリティ情報(図3参照)において、国内のデータセンタA以外のデータセンタは、データセンタBのみである。したがって、複製処理部144は、X社のファイルサーバシステムの複製先をデータセンタB(データセンタ20B)に決定する。
次に、複製条件情報12(図8参照)において、X社のファイルサーバシステムのRPOは「3D」であり、バックアップ可能時間帯は「毎日0:00〜6:00」である。したがって、複製処理部144は、X社のファイルサーバシステムの3日分の差分データを18時間で、複製先(データセンタB)に転送する必要があると判断する。
ここで、X社のファイルサーバシステムの差分データのデータ量は、過去の実績値があれば実績値を用いる。実績値がなければ、例えば、一般的なファイルサーバシステムで発生する差分データのデータ量の最大値を用いて見積もる。一般的なファイルサーバシステムで発生する1日あたりの差分データのデータ量は、総データ量の1〜10%程度であることが知られている。よって、複製処理部144は、X社のファイルサーバシステムの総データ量(10TB)から、差分データのデータ量=10TB*0.10*3日=3TBを得る。
次に、複製処理部144は、X社のファイルサーバシステムを複製するのに必要な回線帯域を求める。上記のとおり、X社のファイルサーバシステムの差分データのデータ量(3TB)を18時間以内に転送する必要がある。したがって、必要な実効回線帯域=(3*1000*1000)MB/(18*60*60)秒≒370Mbpsである。つまり、実効で370Mbps以上の性能を出せる回線帯域が必要である。
次に、ファシリティ情報11の回線情報(図2参照)において、データセンタA−データセンタB間の回線の回線品質(パケットロス率)は「0.01%」である。また、上記のとおり、必要な実効回線帯域は「370Mbps」である。したがって、複製処理部144は、データセンタA−データセンタB間で回線品質(パケットロス率)「0.01%」で、実効回線帯域「370Mbps」を確保するために必要な回線帯域を求める。
ここで、必要な帯域は過去の実績値があれば実績値を用いる。実績値がなければ、例えば、一般的なパケットロス率と転送効率との関係から、必要な回線帯域を見積もる。図15は、パケットロス率と転送効率との対応関係の一例を示す図である。例えば、図15に示すパケットロス率と転送効率との対応関係において、回線品質(パケットロス率)「0.01%」の転送効率は「70%」である。したがって、複製処理部144は、実効回線帯域「370Mbps」を確保するための回線帯域として、370Mbps/0.7≒530Mbpsを得る。ここで、100Mbps単位で切り上げを行うと、必要な回線帯域は600Mbpsとなる。
次に、複製処理部144は、ファシリティ情報11のDCリソース情報(図4参照)を参照して、データセンタBのリソース(ストレージリソース)の中から、10TBのデータを格納した際に、600Mbps以上の性能を持つリソースを選択する。例えば、複製処理部144は、ファシリティ情報11のDCリソース情報(図4参照)を参照して、データセンタBのリソース(ストレージリソース)の中から、「テープ」および「HDD(低速、大容量)」のリソースを選択する。なお、複製条件(図8参照)において、複製先のリソースの分散配置の可否が「Yes(可)」であれば、複製処理部144は、複製先として複数のデータセンタ20に跨ってリソースを選択してもよい。そして、複製処理部144は、選択したリソースをリストに追加する。
複製処理部144は、ファシリティ情報11の回線情報(図2参照)、DCファシリティ情報(図3参照)、DCリソース情報(図4参照)を参照して、上記の処理により得られたリストに存在するリソースの組み合わせを複製先とした場合のコストを計算する。そして、複製処理部144は、ファシリティ情報11における現行コスト情報(図6参照)を参照して、計算したコストが現行の複製先リソースよりも安価か否かを判定する(図14のS12参照)。また、複製処理部144は、計算したコストが現行の複製先リソースよりも安価であれば(S12:Yes)、ファシリティ利用状況情報13(図9〜図11参照)を参照して、リソースに空きがあるか否かを判定する(S13)。そして、S12において計算したコストが現行の複製先リソースよりも高価である場合(S12:No)、複製処理部144はリストから当該リソースの組み合わせを削除する(S14)。また、S13においてリソースに空きがないと判定された場合も(S13:No)、複製処理部144はリストから当該リソースの組み合わせを削除する(S14)。
図16は、複製処理部が作成するリストの一例を示す図である。図16に示すように、リストは、「複製先データセンタ」、「回線」、「必要帯域」、「リソース」、「コスト」、「現行との差額(千円/月)」の各項目を有する。図16の例では、データセンタBを複製先とし、データセンタA−データセンタB間の回線を用い、必要帯域を「1」以上とした場合、選択可能なリソースは「ストレージ,テープ,100TB」であることを示す。また、この場合のコストは「50」であり、現行との差額は「−10(千円/月)」であることを示す。また、データセンタBを複製先とし、データセンタA−データセンタB間の回線を用い、必要帯域を「2」以上とした場合、選択可能なリソースは「ストレージ,HDD(低速、大容量),100TB」であることを示す。また、この場合のコストは「65」であり、現行との差額は「+10(千円/月)」であることを示す。
なお、複製処理部144は、上記の図14のS14において、現行の複製先リソースよりも高価なリソースについてはリストから削除するので、最終的に、例えば、図16に示すリストの符号101および符号102に示すエントリは削除される。
そして、複製処理部144は上記の処理を全システム分繰り返した後、リストから最もコスト削減量が最も大きいリソースの組み合わせを選択する(図14のS15)。例えば、複製処理部144は、リスト(図16参照)における「現行との差額」の値を参照し、最も削減費用が大きい(−10)、符号103に示すリソースの組み合わせを選択する。
このようにすることで複製処理部144は、各データセンタ20の空きリソースの中から、複製条件を満たし、かつ、現行の複製先システムからのコスト削減が最も大きい組み合わせをシステムの複製先として選択することができる。
(リソース不足の予測処理)
次に、図17を用いて、図13のS4のリソース不足の予測処理の詳細を説明する。図17は、リソース不足の予測処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図17に示すように、監視部143は、図13のS4の複製先最適化処理後の各データセンタ20のリソースの利用状況を監視する(S21)。そして、監視部143は、監視結果を用いてファシリティ利用状況情報13を更新する。
S21の後、予測処理部145は、S21で更新されたファシリティ利用状況情報13と、ファシリティ情報11(図2〜図4参照)における各リソースの調達所要日数とを参照し、リソースごとに調達所要日数先の利用状況を予測する(S22)。また、予測処理部145は、ファシリティ情報11の調達予定情報(図5参照)から、調達所要日数先に確保されている各リソースの量を計算する(S23)。
S23の後、予測処理部145は、リソースの中に当該リソースの調達所要日数先に不足が予測されるリソースがあるか否かを判定する(S24)。具体的には、予測処理部145は、S23で計算された調達所要日数先に確保されている各リソースの量と、S22で計算した各リソースの調達所要日数先の利用状況とを比較し、不足するリソースがあるか否かを判定する。つまり、予測処理部145は、リソースを新規に調達したとしても、将来においてリソース不足が予測されるリソースがあるか否かを判定する。
例えば、S24において予測処理部145は、S23で計算された調達所要日数先に確保されているリソースの量に対し、S22で予測された使用率が所定の閾値(例えば、90%)以上のリソースがある場合、当該リソースに不足が発生すると判定する。なお、上記の閾値は、データセンタ20の管理者等が適宜設定可能である。
S24において予測処理部145が、不足が予測されるリソースがあると判定した場合(S24:Yes)、不足が予測されるリソースをデータセンタ20の管理者に通知する(S25)。例えば、予測処理部145は、不足が予測されるリソースを保持するデータセンタ20の管理者に、不足が予測されるリソースを通知する。一方、S24において予測処理部145が、不足が予測されるリソースはないと判定した場合(S24:No)、そのまま処理を終了する。
このようにすることで、予測処理部145は、システムの複製先最適化処理後、不足することが予測されるリソースをデータセンタ20の管理者に通知することができる。その結果、データセンタ20の管理者は、システムの複製先最適化処理後、リソースの追加が必要な場合、そのことを知ることができる。
[効果]
上述したとおり、コントローラ14は、各データセンタ20の空きリソースの中から、複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースからの利用コストの削減量が最も大きいリソースの組み合わせをシステムの複製先として選択する。ここで、例えば、コントロールセンタ10の管理者等が、ファシリティ情報11において使用率が低いデータセンタ20やリソースについて費用を低く設定しておく。このようにすることで、コントローラ14においてシステムの複製先として比較的使用率の低いリソースが選択されやすくなり、データセンタ20間でのリソースの使用率の偏りを低減することができる。その結果、各データセンタ20のリソース不足による追加の投資を抑制し、各データセンタ20の運営コストを低減することができる。
また、監視部143は、所定期間の他、ファシリティ情報11および複製条件情報12のいずれかが更新されたとき、各データセンタ20のリソースの利用状況を監視する。そして、複製処理部144は、各情報の更新後のリソースの利用状況に基づきシステムの複製先最適化処理を行う。これにより、複製処理部144は、ファシリティ情報11または複製条件情報12が更新されたとき、当該更新後の情報およびリソースの利用状況に基づき速やかにシステムの複製先最適化処理を行うことができる。
さらに、予測処理部145は、システムの複製先最適化処理後、不足することが予測されるリソースをデータセンタ20の管理者に通知することができる。これにより、管理者は、システムの複製先最適化処理後のリソース不足に対し迅速に対処することができる。また、予測処理部145が上記の予測を行う際、リソースの調達に要する日数および調達されるリソースの量を考慮して予測することで、リソース不足をより正確に予測することができる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記の実施例では、複製処理部144は、現行の複製先リソースからの削減コストが最も大きいリソースの組み合わせをシステムの複製先とすることとしたが、現行の複製先リソースよりもコストが低くなるリソースの組み合わせを提示するようにしてもよい。
また、監視部143は、所定期間ごと、または、ファシリティ情報11および複製条件情報12のいずれかが更新されたタイミングで、各データセンタ20のリソースの利用状況を監視することとしたが、これ以外のタイミングで監視してもよい。
また、予測処理部145は、リソース不足の予測処理を行う際、調達予定情報(図5参照)を考慮せずに予測処理を行ってもよい。
また、予測処理部145は、複製処理部144によるシステムの複製後における各データセンタ20のリソースの利用状況に基づき、リソース不足の予測を行うこととしたがこれに限定されない。例えば、複製処理部144により選択された複製先へシステムを複製した場合の各データセンタ20のリソースの利用状況をシミュレーションし、そのシミュレーション結果に基づき、リソース不足の予測を行ってもよい。
また、ファシリティ情報11、複製条件情報12およびファシリティ利用状況情報13は、コントローラ14の外部の記憶装置に記憶されていてもよいし、コントローラ14の記憶部140に記憶されていてもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、検知部142、監視部143、複製処理部144および予測処理部145が統合されてもよい。また、各部の処理が適宜複数の処理部の処理に分離されてもよい。さらに、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[制御プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図18は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図18に示すように、コンピュータ300は、CPU(Central Processing Unit)310、HDD(Hard Disk Drive)320、RAM(Random Access Memory)340を有する。これら300〜340の各部は、バス400を介して接続される。
HDD320には上記の検知部142、監視部143、複製処理部144および予測処理部145と同様の機能を発揮する制御プログラム320aが予め記憶される。なお、制御プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
また、HDD320は、各種情報を記憶する。例えば、HDD320は、OSやシステムの複製処理に必要な各種データを記憶する。
そして、CPU310が、制御プログラム320aをHDD320から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、制御プログラム320aは、検知部142、監視部143、複製処理部144および予測処理部145と同様の動作を実行する。
なお、上記した制御プログラム320aについては、必ずしも最初からHDD320に記憶させることを要しない。
例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)データセンタそれぞれにおけるリソースの利用状況を監視する監視部と、
前記データセンタそれぞれが保持するリソースおよび前記リソースの利用コストを示すファシリティ情報と、システムごとに前記システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件とを記憶する記憶部と、
監視により得られた前記リソースの利用状況と前記ファシリティ情報とを参照して、空きリソースの中から、前記複製条件を満たし、かつ、現行よりも利用コストが低いリソースの組み合わせを前記システムの複製先として選択する選択処理を実行する複製処理部と、
を有することを特徴とするシステム複製制御装置。
(付記2)前記複製処理部は、
現行よりも利用コストが低いリソースの組み合わせが複数ある場合、利用コストの削減量が最も大きいリソースの組み合わせを前記システムの複製先として選択する
ことを特徴とする付記1に記載のシステム複製制御装置。
(付記3)前記監視部は、
所定期間ごと、または、前記ファシリティ情報および複製条件のいずれかが更新された場合、前記データセンタそれぞれからリソースの利用状況を取得する
ことを特徴とする付記1または付記2に記載のシステム複製制御装置。
(付記4)前記システム複製制御装置は、さらに、
前記リソースの利用状況から得られた前記リソースの利用履歴を参照して、前記複製処理部により選択された組み合わせのリソースに前記システムを複製した後の前記リソースの利用状況を予測し、将来、前記リソースに不足が発生するか否かを判定する予測処理部を備える
ことを特徴とする付記1〜付記3のいずれか1つに記載のシステム複製制御装置。
(付記5)前記ファシリティ情報は、さらに、
前記リソースの調達に要する日数および調達されるリソースの量を含み、
前記予測処理部は、さらに、
前記システムを複製した後の前記リソースの利用状況の予測の結果および前記ファシリティ情報を用いて、将来、前記リソースが調達されたとしても、前記リソースに不足が発生するか否かを判定する
ことを特徴とする付記4に記載のシステム複製制御装置。
(付記6)前記予測処理部は、さらに、
前記リソースに不足が発生すると判定した場合、前記判定の結果を通知する
ことを特徴とする付記4または付記5に記載のシステム複製制御装置。
(付記7)データセンタそれぞれにおけるリソースの利用状況を監視するステップと、
監視により得られた前記リソースの利用状況と、前記データセンタそれぞれが保持するリソースおよび前記リソースの利用コストを示すファシリティ情報とを参照して、空きリソースの中から、システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件を満たし、かつ、現行よりも利用コストが低いリソースの組み合わせを前記システムの複製先として選択するステップと、
を含んだことを特徴とするシステムの複製制御方法。
1 情報処理システム
10 コントロールセンタ
11 ファシリティ情報
12 複製条件情報
13 ファシリティ利用状況情報
14 コントローラ
20(20A、20B、20C) データセンタ
30 ネットワーク
140 記憶部
141 制御部
142 検知部
143 監視部
144 複製処理部
145 予測処理部
146 入出力部
300 コンピュータ
310 CPU
320 HDD
320a 制御プログラム
340 RAM
400 バス

Claims (7)

  1. データセンタそれぞれにおけるリソースの利用状況を監視する監視部と、
    前記データセンタそれぞれが保持するリソースおよび前記リソースの利用コストを示すファシリティ情報と、システムごとに前記システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件とを記憶する記憶部と、
    監視により得られた前記リソースの利用状況と前記ファシリティ情報とを参照して、空きリソースの中から、前記複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースよりも利用コストが低いリソースを前記システムの複製先として選択する選択処理を実行する複製処理部と、を有し、
    前記複製処理部は、
    前記データセンタ間の回線の回線品質に基づいて、前記システムを複製するのに必要な回線帯域を求め、必要な回線帯域を満たす性能を有するリソースを前記システムの複製先として選択する
    ことを特徴とするシステム複製制御装置。
  2. 前記複製処理部は、
    現行よりも利用コストが低いリソースが複数ある場合、利用コストの削減量が最も大きいリソースを前記システムの複製先として選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム複製制御装置。
  3. 前記監視部は、
    所定期間ごと、または、前記ファシリティ情報および複製条件のいずれかが更新された場合、前記リソースの利用状況を前記データセンタそれぞれから取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシステム複製制御装置。
  4. 記リソースの利用状況から得られた前記リソースの利用履歴を参照して、前記複製処理部により選択されたリソースに前記システムを複製した後の前記リソースの利用状況を予測し、将来、前記リソースに不足が発生するか否かを判定する予測処理部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のシステム複製制御装置。
  5. 前記ファシリティ情報は、さらに、
    前記リソースの調達に要する日数および調達されるリソースの量を含み、
    前記予測処理部は、さらに、
    前記システムを複製した後の前記リソースの利用状況の予測の結果および前記ファシリティ情報を用いて、将来、前記リソースが調達されたとしても、前記リソースに不足が発生するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム複製制御装置。
  6. 前記予測処理部は、さらに、
    前記リソースに不足が発生すると判定した場合、前記判定の結果を通知する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシステム複製制御装置。
  7. データセンタそれぞれにおけるリソースの利用状況を監視するステップと、
    監視により得られた前記リソースの利用状況と、前記データセンタそれぞれが保持するリソースおよび前記リソースの利用コストを示すファシリティ情報とを参照して、空きリソースの中から、システムを他のデータセンタのリソースに複製する際の複製条件を満たし、かつ、現行の複製先リソースよりも利用コストが低いリソースを前記システムの複製先として選択するステップと、を有し、
    前記選択するステップは、
    前記データセンタ間の回線の回線品質に基づいて、前記システムを複製するのに必要な回線帯域を求め、必要な回線帯域を満たす性能を有するリソースを前記システムの複製先として選択する
    ことを特徴とするシステムの複製制御方法。
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