JP4802969B2 - 不織布の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は不織布の製造装置に関し、より詳しくは、板状部材に縦横に糸を巻き取って不織布を製造するようにした不織布の製造装置に関する。
従来、不織布の製造装置として、方形の板状部材の互いに対向する2辺Aを回転軸の軸線と平行となる第1姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Aに亘って糸を巻き取らせ、また互いに対向する上記2辺Aと直交する2辺Bを上記軸線と平行となる第2姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Bに亘って糸を巻き取らせるようにしたものが知られている(特許文献1)。
上記不織布の製造装置においては、板状部材の1つの角部を連結軸を介して回転軸の先端部に揺動可能に連結し、該板状部材の上記2辺Bを回転軸の軸線と直交する方向に配置することにより、他の2辺Aを回転軸の軸線と平行となる第1姿勢位置に位置させるようにしてある。
他方、板状部材を第2姿勢位置に位置させる際には、上記連結軸を中心として板状部材を上記回転軸に対して90度回転させ、いままで回転軸の軸線と直交していた上記2辺Bを回転軸の軸線と平行となるようにして、第2姿勢位置に位置させるようにしてある。
特開2003−301362号公報
上記板状部材は、その1つの角部を連結軸により回転軸の先端部に揺動可能に連結してあり、連結軸を中心として板状部材を90度回転させることによって第1姿勢位置と第2姿勢位置との位置を切り換えるようになっている。
その結果、板状部材は1つの角部によって支えられることになるので充分な強度を確保することが困難で、長時間の使用により連結部分にガタが生じると糸の巻き取り精度が低下する虞があった。
また上記板状部材の上記各2辺のうち、一方の辺は回転軸の軸線に近接した位置となり、他方の辺は回転軸の軸線から遠ざかった位置となるので、板状部材は回転軸の回転に伴って上記回転軸の軸線に近接した一辺を中心として他方の辺が振り回されるように回転されるようになる。
そして板状部材が振り回されると、これに巻き取られる糸は、板状部材が一回転される間にその張力が大きく変動することになり、特に糸が上記特許文献1に記載されているコラーゲン糸状物のような脆弱な糸では、張力の変動によって切れる危険性が高くなっていた。
本発明はそのような事情に鑑み、充分な剛性を持って板状部材を支持することにより長期間精度よく糸を巻き取ることができ、また必要に応じて板状部材の互いに対向する2辺の中央部を回転軸の軸線に一致させることが可能な不織布の製造装置を提供するものである。
すなわち請求項1の発明は、方形の板状部材の互いに対向する2辺Aを回転軸の軸線と平行となる第1姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Aに亘って糸を巻き取らせ、また互いに対向する上記2辺Aと直交する2辺Bを上記軸線と平行となる第2姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Bに亘って糸を巻き取らせるようにした不織布の製造装置において、
上記不織布の製造装置は、上記軸線と直交する方向に配設されて該軸線を中心に回転自在に軸支した第1ガイド部材と第2ガイド部材と、上記各ガイド部材にその長手方向に沿ってそれぞれ摺動自在に取り付けた第1スライダと第2スライダとを備え、上記板状部材は対角線位置となる角部を上記各スライダにそれぞれ揺動自在に取り付けてあり、
上記第1スライダを第1ガイド部材の一方の端部である第1端部に位置させるとともに、上記第2スライダを、上記第1ガイド部材の第1端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第2端部に位置させて上記板状部材を第1姿勢位置に位置させ、また上記第1スライダを第1ガイド部材の他方の端部である第2端部に位置させるとともに、上記第2スライダを、上記第1ガイド部材の第2端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第1端部に位置させて上記板状部材を第2姿勢位置に位置させることを特徴とするものである。
上記構成によれば、板状部材が第1姿勢位置に位置している状態では、第1スライダは第1ガイド部材の一方の端部である第1端部に位置するとともに、第2スライダは、上記第1ガイド部材の第1端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第2端部に位置していることになる。そして板状部材を上記第1姿勢位置から第2姿勢位置に切り換える際には、第1スライダを第1ガイド部材の他方の端部である第2端部に移動させるとともに、第2スライダを、上記第1ガイド部材の第2端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第1端部に移動させればよい。
そして板状部材は第1スライダと第2スライダとによってその対角線位置となる角部が支持されることになるので、その1つの角部を支持していた従来装置に比較して、より高い剛性を持って板状部材を支持することができ、したがって長時間に亘って糸の巻き取り精度が高精度に維持することが可能となる。
また、第1ガイド部材と第2ガイド部材は、上記回転軸の軸線と直交する方向に配設されて該軸線を中心に回転自在に軸支されていればよいので、従来のように板状部材を回転軸に振り回されるように連結する必要がない。換言すれば、板状部材の回転軸による回転中心を板状部材に対して自由な位置に設定することができるので、好ましくは回転軸の軸線を、第1姿勢位置における2辺Aの中央部に位置させ、かつ第2姿勢位置における2辺Bの中央部に位置させることが可能となる。これにより板状部材によって巻き取られる糸の張力の変動を可及的に小さくして、その切断を防止することができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、本発明に係る不織布の製造装置1は、基台2に所定の間隔をあけて立設した2つの支持フレーム3、4を備えており、各支持フレームにそれぞれ回転軸5、6を回転自在に軸支してある。
上記回転軸5、6は同一直線上に配置してあり、各回転軸の互いに対向する端面に、各回転軸の軸線と直交させて第1ガイド部材7と第2ガイド部材8とをそれぞれ固定してある。したがってこれらガイド部材7、8は、回転軸5、6の回転に伴ってその軸線を中心として回転されるようになる。
上記第1ガイド部材7の長手方向両端部には、第2ガイド部材8側に突出するブラケット7aをそれぞれ設けてあり、両ブラケット7a間に第1ガイド部材7の長手方向に沿って2本の平行なガイドロッド9(図では1本のみ記載)を設けてある。同様に、第2ガイド部材8の長手方向両端部に第1ガイド部材7側に突出するブラケット8aをそれぞれ設けてあり、両ブラケット8a間に第2ガイド部材8の長手方向に沿って2本の平行なガイドロッド10を設けてある。
そして一方のガイドロッド9に第1スライダ11を摺動自在に設けるとともに、他方のガイドロッド10に第2スライダ12を摺動自在に設けてあり、各スライダ11、12は、上記各一対のブラケット7a、8aの間で、各ガイド部材7、8の一方の端部である第1端部Xから他方の端部である第2端部Yに亘って移動することができるようになっている。
糸を巻き取るための方形の板状部材21は、4辺を構成する4本の断面角型の棒状体を正方形状に組み合わせて構成してあり、その対角線位置となる角部をそれぞれ連結軸22を介して上記各スライダ11、12に揺動自在に取り付けてある。
図1は、板状部材21の互いに対向する2辺Aが回転軸5、6の軸線と平行となる第1姿勢位置を示しており、この状態では第1スライダ11は第1ガイド部材7の一方の端部となる第1端部Xに位置しており、また第2スライダ12は、上記第1ガイド部材7の第1端部Xとは対角線位置となる第2ガイド部材12の第2端部Yに位置している。
他方、図6は板状部材21の互いに対向する上記2辺Aと直交する2辺Bを上記回転軸5、6の軸線と平行となる第2姿勢位置に位置させた状態を示しており、この状態では第1スライダ11は第1ガイド部材7の上記第1端部Xとは他方の端部となる第2端部Yに位置しており、また第2スライダ12は、上記第1ガイド部材7の第2端部Yとは対角線位置となる第2ガイド部材12の第1端部Xに位置している。なお、図6は図1に対して、第1スライダ11を第1ガイド部材7の第2端部Yに位置させるとともに第2スライダ12を第2ガイド部材8の第1端部Xに位置させた状態で、さらに板状部材21を回転軸5、6の軸線を中心として180度回転させた状態を示している。
上記板状部材21は、第1姿勢位置又は第2姿勢位置の状態で、回転軸5、6の回転に伴って両ガイド部材7、8、ガイドロッド9、10及びスライダ11、12と共に一体的に回転されるようになっており、第1姿勢位置では板状部材21の2辺Aに亘って糸を巻き取らせ、第2姿勢位置では板状部材21の2辺Bに亘って糸を巻き取らせることができるようになっている。
なお、図示しないが板状部材21に糸を供給する糸送り装置は、糸を板状部材21の1つの辺A又はBに対する一端部から他端部に亘って往復案内する往復機構を備えており、それによって糸は上記2辺A又はBに亘って一定間隔で、かつ複数回往復されて均一に巻き取られるようになっている。
このとき、上記回転軸5,6はそれぞれガイド部材7、8の長手方向中央部に固定してあり、それによって両回転軸5,6の軸線は、第1姿勢位置における2辺Aの中央部に位置するようになっており、同様に第2姿勢位置における2辺Bの中央部にも位置するようになっている。これにより、上記2辺A又はBに亘って糸を巻き取る際に、糸に加わる張力の変動を可及的に小さくすることができるようになっている。
次に、図1において、一方の回転軸5を回転自在に軸支する支持フレーム3は、該回転軸5の軸線に沿って進退動自在に設けられている。上記支持フレーム3を進退動させるために、上記基台2にガイドブロック31を固定してあり、このガイドブロック31の両側に上記軸線と平行となるようにレール32(図では1本のみ記載)を取り付け、両レール32に上記支持フレーム3の底部を摺動自在に係合させている。
上記ガイドブロック31の内部には、図示しないが支持フレーム3を進退動させる駆動手段としてのエアシリンダ装置を設けてあり、このエアシリンダ装置に圧縮エアを給排することによって上記支持フレーム3を往復作動させることができるようになっている。
他方の回転軸6を回転自在に軸支する支持フレーム4は、その内部に回転軸6を回転駆動するサーボモータ33を設けてあり、このサーボモータ33によって回転軸6を一方向に回転させることができるようにしてある。
上記サーボモータ33は図示しない制御装置によって運転が制御されるようになっており、またサーボモータ33又は回転軸5,6のいずれかに設けた図示しないタコジェネレータなどの回転位置検出手段により、上記板状部材21の回転角度位置を検出できるようにしてある。
上記各ガイド部材7、8の第2端部Y側には、各スライダ11,12をそれぞれ第2端部Y側から上記第1端部X側へ向けて押し出す押し出し手段34、35を設けてある。つまり本実施例では、各ガイド部材7、8における押し出し手段34、35を設けた側が第2端部Yとなっており、設けていない側が第1端部Xとなっている。
上記押し出し手段34、35は同一構成を有しているので、その一方の押し出し手段35について説明すると、図2に示すように、該押し出し手段35は、エアシリンダ装置36を備えており、該エアシリンダ装置36のロッド36aは第2スライダ12に向けて出没して、その突出時に第2スライダ12を上記第2端部Y側から第1端部X側へ向けて押し出すことができるようになっている。
上記エアシリンダ装置36へ圧縮エアを供給するチューブ37は、図1に示すように、回転軸6の軸部に設けた通路38、ロータリージョイント39及び図示しない電磁弁を介して圧縮エアの供給源に連通しており、上記電磁弁が開かれた際にエアシリンダ装置36へ圧縮エアを供給することができるようになっている。
以上の構成において、板状部材21は図1に示す第1姿勢位置の状態で、すなわち互いに対向する2辺Aが回転軸5、6の軸線と平行となる状態でサーボモータ33により回転軸6を介して回転されており、それによって2辺Aに亘って糸を巻き取っている。
上述したように、糸送り装置の往復機構によって糸が上記辺Aに沿って複数回往復されて板状部材21に均一に巻き取られ、それによって2辺Aにおける糸の巻取りが終了すると、糸が辺Aの一端部に移動したこと、つまり上記糸送り装置の往復機構が一端部に移動したことが図示しないセンサにより検出される。そしてさらに、図1に示すように第1スライダ11が上方位置となったことが前述の回転位置検出手段によって検出されると、ガイドブロック31内に設けたエアシリンダ装置に圧縮エアが供給されて、上記支持フレーム3が図1左方に移動されるようになる。
これにより図3に示すように、ガイド部材7、8の間隔が広げられると、両ガイド部材7、8の間隔が拡開するのに伴って、第1スライダ11は自重により第1端部Xから第2端部Yへ向けて移動されるようになり、やがて第1スライダ11は第2端部Yへ到達することになる(図4)。
この状態では、両方のスライダ11、12が共に第2端部Yに位置していることになる。
この状態から両ガイド部材7、8および板状部材21の一体的な回転が継続すると、両方のスライダ11、12は共に下方位置から上方位置へ移動されるようになり、両ガイド部材7、8の第2端部Yが水平状態よりも上方となれば、両方のスライダ11、12は共に両ガイド部材7、8の第1端部Xに向けて自重によって移動されることになる。
しかしながら、両ガイド部材7、8の第2端部Yがほぼ水平状態となると、そのタイミングを見計らって第2スライダ12側の押し出し手段35が作動され、第2スライダ12を第2ガイド部材8における第2端部Yから第1端部Xに向けて押し出すようになる。またこれと同時に、支持フレーム3が図示しないエアシリンダ装置によって作動され、それによって両ガイド部材7、8の間隔が狭められるので、第1スライダ11は第1ガイド部材7の第2端部Yに保持されたまま、第2スライダ12のみが自重により第2ガイド部材8の第2端部Yから第1端部Xに向けて移動されるようになり(図5)、やがてガイド部材8の第1端部Xに至ることとなる(図6)。
この状態では、前述したように板状部材21は第2姿勢位置となっており、したがって互いに対向する2辺Bが回転軸5、6の軸線と平行となる状態でサーボモータ33により回転軸6を介して回転されるようになり、それによって2辺Bに亘って糸が巻き取られるようになる。
このとき、糸は、糸送り装置の往復機構が一端部に移動した状態で板状部材21に供給されており、板状部材21の姿勢が第1姿勢位置から第2姿勢位置に変換されると、糸送り装置の往復機構が再び作動されるようになり、糸は上記辺Bに沿って複数回往復されて板状部材21に均一に巻き取られるようになる。
板状部材21を第2姿勢位置から第1姿勢位置に変換する際にも同様な制御が行われる。すなわち図6の状態から板状部材21が180度回転されると、つまり第2スライダ12が上方位置となるとガイド部材7、8の間隔が広げられるようになり、両ガイド部材7、8の間隔が拡開するのに伴って、第2スライダ12は自重により第1端部Xから第2端部Yへ向けて移動されるようになり、やがて第2端部Yへ到達することになる(図4の状態)。
次に、前回は両ガイド部材7、8の第2端部Yがほぼ水平状態となると、そのタイミングを見計らって第2スライダ12側の押し出し手段35が作動されたが、今回は第1スライダ11側の押し出し手段41が作動され、第1スライダ11を第1ガイド部材7における第2端部Yから第1端部Xに向けて押し出すようになる。
そしてこれと同時に、両ガイド部材7、8の間隔が狭められるので、第2スライダ12は第2ガイド部材8の第2端部Yに保持されたまま、第1スライダ11のみが自重により第1ガイド部材7の第2端部Yから第1端部Xに向けて移動され、やがてガイド部材7の第1端部Xに至ることとなる(図1の状態)。
したがってこの状態では、板状部材21は第1姿勢位置の状態となっており、以後、同様な作動が繰り返されて板状部材21は第1姿勢位置と第2姿勢位置との間で複数回姿勢が切換えられ、それによって板状部材21の2辺AとBとに亘って交互に糸が巻き取られるようになる。
なお、上記支持フレーム3の代わりに支持フレーム4を往復作動させるようにしてもよいことは勿論であり、両支持フレーム3、4の移動位置をそれぞれ制御できるのであれば、両フレーム3、4を往復作動させてもよい。
また上記実施例では自重を利用して各スライダ11,12を往復作動させるようにしているが、リニアソレノイドやねじ機構等のスライダ駆動手段によって各スライダ11,12を往復作動させるようにしてもよい。より具体的には、例えばねじ機構を用いる場合には、各2本のガイドロッド9、10のうち、1本のロッドをねじ棒としてこれを各スライダ11,12に螺合させ、サーボモータによって各ねじ棒を回転させることにより各スライダ11,12を往復作動させるようにすることができる。この場合には、押し出し手段34、35を省略することができ、また支持フレーム3又は4は、単に往復動可能であればよい。
さらに、上記実施例では回転軸5,6の軸線を第1姿勢位置における2辺Aの中央部と第2姿勢位置における2辺Bの中央部とに位置させるようにしているが、これに限定されるものではなく、糸の強度が大きければどこに設定してもかまわない。
本発明の一実施例を示し、板状部材21が第1姿勢位置となっている状態を示す正面図。 押し出し手段35の拡大正面図。 板状部材21を第1姿勢位置から第2姿勢位置へ変換する際の中間の作動状態を示す正面図。 板状部材21を第1姿勢位置から第2姿勢位置へ変換する際の図3とは異なる中間の作動状態を示す正面図。 板状部材21を第1姿勢位置から第2姿勢位置へ変換する際の図3、図4とは異なる中間の作動状態を示す正面図。 板状部材21が第2姿勢位置となっている状態を示す正面図。
符号の説明
1 不織布の製造装置 3、4支持フレーム
5、6 回転軸 7 第1ガイド部材
8 第2ガイド部材 9、10 ガイドロッド
11 第1スライダ 12 第2スライダ
21 板状部材 22 連結軸
34、35 押し出し手段 36 エアシリンダ装置

Claims (7)

  1. 方形の板状部材の互いに対向する2辺Aを回転軸の軸線と平行となる第1姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Aに亘って糸を巻き取らせ、また互いに対向する上記2辺Aと直交する2辺Bを上記軸線と平行となる第2姿勢位置に位置させた状態で、上記軸線を中心として板状部材を回転させて上記2辺Bに亘って糸を巻き取らせるようにした不織布の製造装置において、
    上記不織布の製造装置は、上記軸線と直交する方向に配設されて該軸線を中心に回転自在に軸支した第1ガイド部材と第2ガイド部材と、上記各ガイド部材にその長手方向に沿ってそれぞれ摺動自在に取り付けた第1スライダと第2スライダとを備え、上記板状部材は対角線位置となる角部を上記各スライダにそれぞれ揺動自在に取り付けてあり、
    上記第1スライダを第1ガイド部材の一方の端部である第1端部に位置させるとともに、上記第2スライダを、上記第1ガイド部材の第1端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第2端部に位置させて上記板状部材を第1姿勢位置に位置させ、また上記第1スライダを第1ガイド部材の他方の端部である第2端部に位置させるとともに、上記第2スライダを、上記第1ガイド部材の第2端部とは対角線位置となる第2ガイド部材の第1端部に位置させて上記板状部材を第2姿勢位置に位置させることを特徴とする不織布の製造装置。
  2. 上記第1ガイド部材と第2ガイド部材とはそれぞれ支持フレームに回転自在に軸支されており、少なくともいずれか一方の支持フレームは上記軸線に沿って進退動自在に設けられて、その進退動に伴って、第1スライダが第1ガイド部材に沿って移動及び第2スライダが第2ガイド部材に沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の不織布の製造装置。
  3. 上記板状部材は、上記第1ガイド部材と第2ガイド部材とによって上記軸線を中心として回転されながら上記第1姿勢位置と第2姿勢位置との間で移動されるようになっており、
    第1スライダは、第1ガイド部材が回転されることによって上方となる端部から下方となる端部に自重によって移動され、また第2スライダは、第2ガイド部材が回転されることによって上方となる端部から下方となる端部に自重によって移動されて、上記第1姿勢位置と第2姿勢位置との間で姿勢が変換されることを特徴とする請求項2に記載の不織布の製造装置。
  4. 上記第1ガイド部材に、該第1スライダを他方の端部に向けて押し出す第1押し出し手段が設けられ、また上記第2ガイド部材に、該第2スライダを他方の端部に向けて押し出す第2押し出し手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の不織布の製造装置。
  5. 上記支持フレームを進退動させる駆動手段を備えることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の不織布の製造装置。
  6. 上記第1スライダと第2スライダとをそれぞれ各ガイド部材に沿って移動させるスライダ駆動手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の不織布の製造装置。
  7. 上記回転軸の軸線は、第1姿勢位置における2辺Aの中央部に位置し、かつ第2姿勢位置における2辺Bの中央部に位置していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の不織布の製造装置。
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