JP4492464B2 - 繊維束配列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、繊維束配列装置に係り、詳しくは繊維束被配列部材上に繊維束を折り返し状に配列して積層繊維束群(積層糸群)を形成する際に使用される繊維束配列装置に関する。
繊維強化複合材は軽量の構造材料として広く使用されている。繊維強化複合材のうち、三次元織物(三次元繊維構造体)を強化材として使用したものは強度が非常に高く、航空機等の構造材に使用が考えられ、一部使用されている。このような繊維強化複合材の強化材に使用する三次元繊維構造体の製法として、繊維束(糸)が折り返し状に配列された複数の糸層を積層して少なくとも2軸配向となる積層糸群を形成し、その積層糸群を各糸層と直交する方向に配列される厚さ方向糸で結合する三次元繊維構造体の製造方法がある。そして、積層糸群を形成する際に、所定ピッチで配置したピン間に繊維束を偏平な状態でかつ偏平な面が配列面に沿った状態で折り返し状に配列する繊維束配列装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の繊維束配列装置では、繊維束配列ヘッドは繊維束を案内する複数本のガイドパイプを備えている。そして、支持部材上に繊維束供給部から供給される繊維束をガイドパイプを介して複数本同時に配列するとともに、配列された繊維束を繊維幅拡大手段によって押圧して偏平に押し拡げるようにしている。支持部材の周縁部にはピンが所定ピッチで固定され、繊維束はピンに係合して折り返すように配列される。繊維束配列ヘッドを90°回動させることにより、同じ繊維束配列ヘッドでX方向及びY方向の両方向への繊維束の配列が可能となっている。
特開2004−91992号公報(明細書の段落[0019]〜[0023][0054],[0055]、図1,図11)
従来の繊維束配列装置は、ボビンに巻かれている繊維束をガイドパイプを経て支持部材上に配列するとともに、配列された繊維束を押圧ローラや押圧板等の繊維幅拡大手段によって押圧して偏平に押し拡げるようにしている。ガイドパイプは円筒状であり、繊維束はガイドパイプ内で比較的自由に回動できる。従って、ピンに繊維束を係止させて折り返す際に、繊維束がねじれ易い。そして、ねじれた状態で配列された繊維束を押圧した場合は繊維束が拡がり難くなり、配列された繊維束の幅や厚さが不均一になって配列品の品質が低下する虞がある。また、繊維束を構成するフィラメントの本数によっては、繊維束を配列後に単に押圧しただけでは所望の幅に拡げるのが難しい場合もある。
前記問題を解消するため、偏平に押し拡げた状態でボビンに巻き付けられた繊維束をボビンから繰り出すとともに、偏平なガイドパイプを経て支持部材上に配列することが考えられる。しかし、ボビンの向きは一定のままでガイドパイプの向きを配列方向に合わせて変更させた場合、ボビンから繰り出されてガイドパイプに入るまでに繊維束にねじれが生じたり、繊維幅が狭くなったりして、配列品の品質が低下する虞がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的はボビンから繰り出された繊維束を繊維束にねじれが生じたり、配列される繊維束の幅が狭くなったりするのを抑制して所望の幅で配列することができ、繊維束配列品の品質の低下を抑制することができる繊維束配列装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ボビンから繰り出される繊維束を偏平な状態で配列する繊維束配列装置である。そして、繊維束が偏平な状態で巻かれたボビンと、前記ボビンを少なくとも巻かれた繊維束が繰り出される方向に回転可能に支持するボビンホルダと、前記ボビンから繰り出される繊維束を偏平な状態で案内するとともに偏平な状態で出口から繰り出すガイドパイプを備えた配列ヘッドとを備えている。また、前記ボビンホルダ及び前記配列ヘッドを一体的に回動させる回動手段と、前記ガイドパイプから繰り出される繊維束の偏平な部分の向きが繊維束の配列方向と対応する状態に前記回動手段を駆動制御する制御手段とを備えている。また、前記配列ヘッドと、前記繊維束が配列される繊維束被配列部材を支持するベース部とのX方向、Y方向及びZ方向の相対位置を移動させる駆動手段を備えている。
この発明では、繊維束は予め偏平に幅が拡げられた状態でボビンに巻かれている。そして、ボビンから繰り出された偏平な繊維束は偏平な状態でガイドパイプに案内されて繊維束被配列部材上に配列される。繊維束は予め配列後の繊維束の幅及び厚さに対応した偏平な状態でボビンに巻かれているため、配列後に押圧部材で押圧して拡げる場合に比較して所望の幅及び厚さで配列することが容易になる。また、ガイドパイプを備えた配列ヘッドとボビンホルダが一体的に回動され、ガイドパイプから繰り出される繊維束の偏平な部分の向きが繊維束の配列方向と対応する状態に配列ヘッド及びボビンホルダが回動されるため、偏平な状態でボビンから繰り出された繊維束が、ガイドパイプに入るまでにねじれを生じるのが抑制される。配列ヘッドと、繊維束被配列部材を支持するベース部とのX方向及びY方向への相対移動により、繊維束がX方向及びY方向に配列される。また、配列方向を変更する場合あるいは折り返す場合は、ガイドパイプは繊維束の配列位置より繊維束被配列部材から離れるようにZ方向に相対移動されるとともに自身の中心軸を中心に回動され、ボビンホルダも共に回動される。従って、ボビンから繰り出された繊維束にねじれが生じたり、配列される繊維束の幅が狭くなったりするのを抑制して、所望の幅で配列することができ、繊維束配列品の品質の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動手段は、前記ベース部を少なくともX方向及びY方向に移動可能に構成されており、前記配列ヘッドはX方向及びY方向には移動不能な支持部に設けられている。この発明では、ベース部がX方向に移動されると繊維束がX方向に配列され、ベース部がY方向に移動されると繊維束がY方向に配列される。ボビンホルダはX方向及びY方向には移動不能なフレームに設けられているため、ボビンホルダ及びボビンを大きくしてボビンに巻かれている繊維束の長さを長くすることにより、ボビンの交換頻度を少なくすることが容易になる。そのため、生産性を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動手段は、前記配列ヘッドを少なくともX方向及びY方向に移動可能に構成されており、前記ベース部はX方向及びY方向には移動不能に構成されている。この発明では、ベース部を移動させる構成に比較して、繊維束配列装置の設置に必要なスペースを狭くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動手段は、前記配列ヘッドをX方向、Y方向及びZ方向に移動可能なスカラーロボットで構成されている。この発明では、駆動手段の占めるスペースを請求項2及び請求項3に記載の発明の装置に比較して小さくすることができる。
本発明によれば、ボビンから繰り出された繊維束を繊維束にねじれが生じたり、配列される繊維束の幅が狭くなったりするのを抑制して所望の幅で配列することができ、繊維束配列品の品質の低下を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。図1は繊維束配列装置の模式正面図、図2は繊維束配列装置の模式平面図、図3は繊維束配列部の模式斜視図である。図4(a)はボビンホルダの模式図、(b)はガイドパイプの部分模式斜視図、図5は繊維束供給部の模式斜視図である。
図1及び図2に示すように、繊維束配列装置11は、ベース部12、繊維束配列部13及び繊維束供給部14を備えている。ベース部12は繊維束被配列部材としての枠体15を支持する。枠体15は長方形状に形成され、ピン16が枠体15の上面に所定ピッチ(例えば、数mmピッチ)で配置されている。各ピン16は、枠体15の上方に向かって垂直に突出するように、枠体15に取外し可能に固定されている。
繊維束配列部13及び繊維束供給部14は、ベース部12に対してX方向、Y方向及びZ方向に対して相対移動可能に設けられている。この実施形態では、X方向とはベース部12に固定された枠体15の長手方向と平行な方向を意味し、Y方向はベース部の上面と平行な面内でX方向と直交する方向を意味し、Z方向はX方向及びY方向に垂直な方向を意味する。
ベース部12の長手方向に沿った両側にはリニアスライダ17がそれぞれX方向に延びるように設けられている。両リニアスライダ17上には、リニアスライダ17の移動体17a間に跨る状態でリニアスライダ18がY方向に延びるように設けられている。なお、リニアスライダとはリニアサーボモータ、リニアスケール及びリニアガイドが一体化されたものである。リニアスライダ18の移動体18aに支持フレーム19が固定されている。支持フレーム19の移動体18aと対向する側と反対側には、支持プレート20が昇降可能に設けられている。支持プレート20はボールねじ機構21及びモータ22により移動される。
繊維束配列部13は支持プレート20に設けられている。支持プレート20にはモータ23が固定されている。モータ23はその出力軸23aがZ方向に延びるように設けられ、出力軸23aには支持ブラケット24が一体回動可能に固定されている。支持フレーム19の上部にはブラケット25が固定され、ブラケット25上には繊維束供給部14を構成するボビンホルダ26がモータ23の出力軸23aと同軸上に設けられた回転軸27を中心に回動可能に支持されている。ボビンホルダ26には連結アーム26aが水平に突設されている。
図1に示すように、支持ブラケット24は、ボビンホルダ26の近くまで垂直に延びる垂直部24aを備え、垂直部24aの上端から水平に突設された部分に、連結アーム26aと作動連結されてボビンホルダ26を支持ブラケット24と一体的に回動させる連結軸28が設けられている。連結軸28は連結アーム26aに形成された孔を貫通するように設けられ、支持プレート20が昇降しても常に連結軸28が連結アーム26aを貫通する長さに形成されている。即ち、支持ブラケット24はボビンホルダ26と一体的に回動されるようになっている。
図1及び図3に示すように、支持ブラケット24の下部となる水平部24bには、ブラケット29が固定されている。ブラケット29には、ボビンホルダ26に支持されたボビンBから繰り出される繊維束Fを偏平な状態で案内するとともに偏平な状態で出口から繰り出すガイドパイプ30aを備えた配列ヘッド30が固定されている。図4(b)に示すように、ガイドパイプ30aは偏平に形成されるとともに出口側端部が屈曲されている。ガイドパイプ30aは、偏平の長軸方向の幅がピン16の間隔とほぼ等しく形成されている。そして、配列ヘッド30は、モータ23の出力軸23aとガイドパイプ30aの中心軸とが同軸となる位置においてブラケット29に固定されている。ブラケット29には、繊維束Fを案内するガイドプーリ31a,31bが設けられている。ガイドプーリ31a,31bは、上方から導かれる繊維束Fの走行経路を水平に変えた後、ガイドパイプ30aの入口に垂直に向かうように変更する位置に設けられている。ガイドパイプ30aの偏平の長軸方向が、ガイドプーリ31a,31bの回転軸方向と平行になるように設けられている。なお、図3において、繊維束Fは図示の都合上幅を省略して描いている。
モータ23、支持ブラケット24、連結軸28、ブラケット29、連結アーム26aが、ボビンホルダ26及び配列ヘッド30を、ガイドパイプ30aの中心軸を中心として一体的に回動させる回動手段32を構成する。モータ23は、制御手段としての制御装置Cからの指令信号により駆動制御される。
制御装置Cは、配列ヘッド30から繰り出される繊維束Fの偏平な部分の向きが繊維束Fの配列方向と対応する状態に回動手段32を駆動制御する。制御装置Cは、リニアスライダ17,18のリニアモータ(図示せず)及びモータ22の制御も行う。
リニアスライダ17,18は、ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32を繊維束Fが配列される枠体15を支持するベース部12に対してX方向、Y方向に相対移動させる駆動手段を構成する。また、ボールねじ機構21及びモータ22は、配列ヘッド30及び回動手段32をZ方向に対して相対移動させる駆動手段を構成する。
図4(a)に示すように、ボビンホルダ26は、垂直に延びるアーム33,34を備える。一方のアーム33はボビンBの一端を回動可能に支持している。他方のアーム34はボビンBの他端支持している。また、ボビンBの他端側には歯車部35がボビンBと一体回転可能に備えられている。一方のアーム33は、両アーム33,34間にボビンBを装着、取外し可能とするため、他方のアーム34との距離を拡大可能に構成されている。この実施形態ではアーム33は図4(a)の状態から反時計回り方向に傾動可能に構成されている。
図2及び図5に示すように、繊維束供給部14は、ボビンホルダ26に支持されたボビンBを回転駆動させるため、サーボモータ36、サーボアンプ37、シーケンサ38を備えており、サーボモータ36の回転軸には歯車部35と噛合する歯車39が固定されている。サーボモータ36、サーボアンプ37及びシーケンサ38は、ボビンホルダ26と一体的に形成されたプレート40上に固定され、ボビンホルダ26が回動されても、常に歯車39が歯車部35と噛合するように構成されている。
また、ボビンホルダ26には、張力調整機構41を支持するための支持プレート42が、ボビンホルダ26と一体的に回動可能に設けられている。張力調整機構41は、ボビンBから繰り出される繊維束Fに一定の張力を付与する。支持プレート42には、その上部に2個のプーリ43a,43bが、下部に1個のプーリ43cが、それぞれその支軸の延びる方向がボビンBの延びる方向と平行になるように支持されている。プーリ43a,43bの下方には、一定荷重ばね44を介して可動プーリ45がスリットSに沿って昇降可能に設けられている。ボビンBから繰り出された繊維束Fは、プーリ43a、可動プーリ45、プーリ43b及びプーリ43cを経て繊維束配列部13側に供給される。図2においては、43a,43b及び可動プーリ45等の図示を省略している。
一定荷重ばね44は、巻き尺に類似の構成をしており、一定の曲率で密着巻きされた薄板ばね44aを備え、その外端部を直線状に引き出して使用するばねであり、荷重が薄板ばね44aの引き出し量(ストローク)によらず、ほぼ一定となる構成となっている。定荷重ばね44はロータリエンコーダ(図示せず)を備え、薄板ばね44aの引き出し及び巻き戻しに対応してロータリエンコーダから信号がシーケンサ38に出力される。可動プーリ45が一定範囲内に保持されるようにサーボモータ36の回転がシーケンサ38によって制御される。なお、支持プレート42には可動プーリ45が上限位置以上又は下限位置以下にあることを検出するセンサS1,S2(図5にのみ図示)がそれぞれ設けられている。シーケンサ38は、センサS1,S2からの可動プーリ45の前記検出信号が出力されないようにサーボモータ36を制御する。なお、図5において、繊維束Fは図示の都合上幅を省略して描いている。
次に前記のように構成された繊維束配列装置11の作用を説明する。なお、図6(a)〜(d)及び図7(a)〜(c)は、作用を説明するためのガイドパイプ30aの位置及び向きを示す部分模式平面図である。
繊維束Fの配列に先立ってガイドパイプ30aを配列開始位置に配置するように、リニアスライダ17,18及びモータ22が駆動される。そして、図6(a)に示すように、ガイドパイプ30aはベース部12に支持された枠体15のX方向の一端側における一つのコーナー部の外側に位置する状態となる。次に、ボビンBから繰り出した繊維束Fをプーリ43a、可動プーリ45、プーリ43b、43c、ガイドプーリ31a,31bを経てガイドパイプ30aへ導き、ガイドパイプ30aに挿通して、繊維束Fの端部をガイドパイプ30aの出口(先端)から引き出す。そして、繊維束Fの先端を枠体15の外側の所定位置に固定する。繊維束Fの固定は、例えば、図示しない接着テープを使用して行う。
その状態で繊維束配列装置11の作動が開始される。先ずモータ22が駆動され、ガイドパイプ30aの先端が繊維束Fの配列に適した位置となるまで下降された後、リニアスライダ17が駆動されて、リニアスライダ18が繊維束配列部13及び繊維束供給部14とともにX方向に移動される。繊維束配列部13の移動に伴ってサーボモータ36が駆動され、ボビンBが繊維束配列部13の移動速度、即ち配列ヘッド30の移動速度とほぼ同じ速度で繊維束Fを繰り出すように回転される。そして、ボビンBから偏平な状態で繰り出された繊維束Fは、張力調整機構41で適正な張力が付与された状態でガイドパイプ30aから繰り出されて枠体15上に配列される。
繊維束Fはその幅がピン16の中心間の距離と同じ状態でボビンBに巻かれており、ガイドパイプ30aは、偏平の長軸方向の幅が隣接するピン16間の距離とほぼ同じため、ガイドパイプ30aを通過する際に幅が狭くなる。しかし、ガイドパイプ30aから繰り出されて枠体15上に配列されると、ほぼ元の状態に戻るため支障はない。
図6(b)に示すように、ガイドパイプ30aが枠体15のX方向における他端側のピン16の外側まで移動された時点でリニアスライダ17の駆動が停止される。次にリニアスライダ17,18が駆動されてガイドパイプ30aがピン16の1/2ピッチ分Y方向に移動された図6(c)に示す状態となる。さらにリニアスライダ18が駆動され、リニアスライダ17が逆方向に駆動されて、ガイドパイプ30aがピン16の1/2ピッチ分Y方向に移動された図6(d)に示す状態になる。
そして、図6(d)の状態からリニアスライダ17が駆動され、繊維束FのX方向への配列が再開される。以下同様にして順次、繊維束Fがピン16の外側で折り返すようにしてX方向への配列が行われる。繊維束Fの1層分のX方向への配列が完了した後、Y方向への繊維束Fの配列が行われる。
Y方向への繊維束Fの配列を行う場合は、図7(a)に示すように、ガイドパイプ30aが枠体15のY方向の一端側における一つのコーナー部の近傍においてピン16の外側に位置する状態となるように、モータ22及びリニアスライダ17,18が駆動される。そして、図7(a)に示す状態からY方向への繊維束Fの配列が開始される。繊維束FのY方向への配列は、リニアスライダ18が主に駆動されて行われ、ピン16の外側で折り返す際に、リニアスライダ17,18が駆動される。そして、1層分のY方向への繊維束Fの配列が完了した後、X方向及びY方向に対して±45°の角度を成すバイアス方向への繊維束Fの配列が行われる。
バイアス方向への繊維束Fの配列を行う場合は、図7(b)に示すように、ガイドパイプ30aが枠体15におけるピン16の内側において、X方向及びY方向に対して45°の角度を成す状態からリニアスライダ17,18が当速度で駆動される。そして、ガイドパイプ30aが図7(b)の矢印方向に移動することにより、繊維束FがX方向及びY方向に対して45°の角度を成す状態に配列される。そして、図7(c)に鎖線で示すようにガイドパイプ30aがピン16に近づいた時点からモータ23が回動されて、図7(c)に実線で示すようにガイドパイプ30aの向きが変更される。この状態からガイドパイプ30aがY方向に移動されてピン16間を通過する。次にピン16の外側において折り返されピン16のピッチ分移動するとともにピン16間を通過して内側へ移動された後、ガイドパイプ30aが所定の配列方向に向く状態でモータ23の駆動が停止される。その状態からリニアスライダ17,18が駆動されて再び繊維束Fの配列が行われる。以上の動作を繰り返すことにより1層分のバイアス方向への繊維束Fの配列が行われる。
以下、同様にしてX方向配列繊維束層、Y方向配列繊維束層及びバイアス方向配列繊維束層が所定数積層されると積層繊維束群の配列が完了する。そして、枠体15が積層繊維束群と共にベース部12から取り外され、公知の方法で結合糸(厚さ方向糸)が挿入されて三次元繊維構造体が形成される。
この実施形態では次の効果を有する。
(1)繊維束配列装置11は、繊維束Fが偏平な状態で巻かれたボビンBのボビンホルダ26と、ボビンBから繰り出される繊維束Fを偏平な状態で案内するとともに偏平な状態で出口から繰り出すガイドパイプ30aを備えた配列ヘッド30とを備えている。従って、繊維束Fは予め配列後の繊維束Fの幅及び厚さに対応した偏平な状態でボビンBに巻かれているため、配列後に押圧部材で押圧して拡げる場合に比較して所望の幅及び厚さで配列することが容易になる。
(2)ボビンホルダ26及び配列ヘッド30を一体的に回動させる回動手段32と、ガイドパイプ30aから繰り出される繊維束Fの偏平な部分の向きが繊維束Fの配列方向と対応する状態に回動手段32を駆動制御する制御装置Cとを備えている。従って、偏平な状態でボビンBから繰り出された繊維束Fが、ガイドパイプ30aに入るまでにねじれを生じたり、配列される繊維束Fの幅が狭くなったりするのを抑制して、所望の幅で配列することができ、繊維束配列品の品質の低下を抑制することができる。
(3)繊維束配列装置11は、ベース部12が固定され、ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32がX方向、Y方向及びZ方向に移動可能に構成されている。従って、ベース部12を移動させる構成に比較して、繊維束配列装置11の設置に必要なスペースを狭くすることができる。
(4)ボビンBから繰り出された偏平な繊維束Fに適正な張力を付与する張力調整機構41は、ボビンBから繰り出される繊維束Fが上方へ導かれた状態で張力調整を行う。従って、繊維束FをボビンBから下方へ繰り出してガイドパイプ30aへ導く構成に比較して、ボビンBから繰り出された繊維束Fがガイドパイプ30aに導入されるまでの経路長を長くとることが容易になり、ボビンBへの繊維束Fの巻き付け幅(ボビンBの軸方向への長さ)が広くても繊維束Fにねじれが生じ難くなる。
(5)ボビンBがサーボモータ36により積極回転駆動されて繊維束FがボビンBから繰り出される。従って、配列ヘッド30の移動に伴う繊維束の引き出し力でボビンBを回動させて繊維束Fを引き出す構成に比較して、繊維束Fに無理な力が作用せず、繊維束Fの配列が円滑に行われる。
(6)回動手段32を構成するモータ23が、配列ヘッド30が固定される支持ブラケット24を駆動し、ボビンホルダ26を回転軸27及び連結アーム26aを介して回動させる。従って、ボビンホルダ26側を駆動する構成に比較して、重心が低くなるとともに繊維束配列部13及び繊維束供給部14全体としてコンパクトにすることができる。
(7)ボビンホルダ26がモータ23の出力軸23aと同軸上に設けられた回転軸27を中心に回動可能に支持されているので、モータ23による回動時に、ボビンBの慣性を小さくすることができる。また、ボビンBに巻かれている繊維束Fの量が減少して重量が減少してもボビンBの慣性の変化を抑えることができる。従って、モータ23の制御が容易になる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように構成してもよい。
○ ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32をベース部12に対してX方向及びY方向へ相対移動させる構成として、ベース部12側を移動させる構成としてもよい。例えば、図8に示すように、フレーム46に一対のリニアスライダ47を設け、リニアスライダ47と直交する状態でリニアスライダ48を一対設ける。そして、リニアスライダ48の移動体48a上にベース部12を設ける。一方、ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32は、支持プレート20を支持する支持フレーム19ごと、フレーム46の一部を構成するバー46aに固定する。この実施形態では、ベース部12がX方向に移動されると繊維束FがX方向に配列され、ベース部12がY方向に移動されると繊維束FがY方向に配列される。ボビンホルダ26はX方向及びY方向に移動不能な支持部としての支持プレート20に設けられているため、ボビンホルダ26及びボビンBを大きくしてボビンBに巻かれている繊維束Fの長さを長くすることにより、ボビンBの交換頻度を少なくすることが容易になる。そのため、生産性を高めることができる。
○ ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32をベース部12に対してZ方向へ相対移動させる構成として、ベース部12を移動させる構成としてもよい。例えば、ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32がリニアスライダ17,18により移動される構成の場合は、リニアスライダ17をベース部12と独立したフレームに固定し、ベース部12をシリンダで昇降させる構成とする。また、ベース部12がリニアスライダ47,48で移動される構成の場合は、リニアスライダ48とベース部12との間にシリンダを設ける。ベース部12を移動させる構成とした場合、ボールねじ機構21及びモータ22は不要となり、支持プレート20と支持フレーム19を一体に形成できる。また連結軸28と連結アーム26aをなくして、支持ブラケット24とボビンホルダ26を一体的に形成できる。
○ ボビンホルダ26、配列ヘッド30及び回動手段32を支持する支持フレーム19あるいはベース部12をX方向及びY方向へ移動させる駆動手段としてリニアスライダ17,18,47,48に代えてボールねじ機構及びサーボモータを使用したり、サーボシリンダを使用したりしてもよい。
○ 張力調整機構41にロータリエンコーダとセンサS1,S2とを設けたが、いずれか一方のみを設けてもよい。
○ 繊維束Fに適正な張力を付与する構成として、一定荷重ばね44を使用する構成に代えて、可動プーリ45に重錘を付ける構成としてもよい。
○ ボビンホルダ、配列ヘッド30及び回動手段32をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる駆動手段として、スカラーロボットを使用してもよい。例えば、図9に示すように、スカラーロボット49は、フレームに固定される支持部50と、支持部50に基端において回動可能に支持された第1アーム51と、第1アーム51の先端に回動可能に支持された第2アーム52とを備えている。第1アーム51及び第2アーム52は、基端部において図示しないサーボモータによって駆動される回転軸に連結され、サーボモータにより回動される。第2アーム52上には支持部53が設けられている。支持部53はサーボモータを内蔵し、サーボモータによって回転される回転軸54が第2アーム52を貫通してZ方向に延び、回転軸54と同軸に配列ヘッド30及びガイドパイプ30aが設けられている。支持部53の上部にはボビンホルダ55が回転軸54と同軸上で回動可能に設けられている。回転軸54の回転は連結アーム56、連結軸28及び連結アーム55aを介してボビンホルダ55に伝達される。ボビンBは図示しない駆動機構により回動され、ボビンBから繰り出された繊維束Fは図示しない複数のガイドプーリを介してガイドパイプ30aへと案内される。この場合、ボビンホルダ55、配列ヘッド30及び回動手段を駆動する駆動手段の占めるスペースを前記実施形態より小さくすることができる。
○ 図10に示すように、繊維束Fを折り返す際に繊維束Fが係止されるピン16の配列状態をジグザグ状に配置するとともに、隣接するピン16の中心を通りX方向と平行な直線間の距離L1はボビンBから繰り出された状態における繊維束Fの幅と同じに設定する。隣接するピン16の周面間の距離L2はガイドパイプ30aの偏平の長軸方向の幅より若干広くする。また、ガイドパイプ30aは、内周面の幅はボビンBから繰り出された状態における繊維束Fの幅と同じに設定されている。図10は、枠体15のX方向に延びる部分に設けられたピン16を図示しているが、枠体15のY方向に延びる部分に設けられたピン16も同様に設ける。この場合、繊維束Fはガイドパイプ30a内を通過する際に、ボビンBから繰り出された状態における幅より縮められることが回避される。
○ 繊維束Fを折り返し状に配列する方法として、繊維束Fをピン16に係止して折り返す方法で折り返すようにしてもよい。またピン16の外側にさらにピンを設けて、そのピンに係止して折り返すようにしてもよい。
○ ガイドパイプ30aは1本に限らず複数本設けてもよい。例えば、一実施形態の構成の繊維束配列部13及び繊維束供給部14を2組設け、ガイドパイプ30aを枠体15の幅方向長さの1/2程度の間隔をおいて設ける。この場合、繊維束Fは同時に複数本(2本)ずつ配列されるため、1層分の配列に必要な時間が1/2以下になる。
○ ガイドパイプ30aの内側の幅がボビンBに巻かれている繊維束Fの幅より狭い場合、繊維束Fの配列時にガイドパイプ30aの進行方向後側において、配列された繊維束Fを押圧する押圧部材を設けてもよい。この場合、ガイドパイプ30aを通過する際に、幅が狭くなった状態でガイドパイプ30aから繰り出された繊維束Fの幅を確実に元の状態に拡げることができる。
○ 連結軸28が連結アーム26aに形成された孔を貫通するように形成され、支持ブラケット24とボビンホルダ26とが一体的に回動されるように形成され、ボビンホルダ26は昇降しない構成となっているが、この構成に限らない。支持ブラケット24とボビンホルダ26を一体的に形成すれば、回転軸27をなくすことが出来、昇降に伴なうプーリ43cとガイドプーリ31a間の繊維束Fの張力変化をなくすことができる。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記ベース部は前記繊維束を折り返し状に配列するためにジグザグ状に所定ピッチで配置されたピンを備えている。
(2)偏平な繊維束が折り返し状に配列されて形成された繊維束層を少なくとも繊維束の配列方向がX方向及びY方向の面内2軸となるように複数積層された積層繊維束群を構成する繊維束配列方法であって、
偏平な状態でボビンに巻かれた繊維束をボビンから繰り出し、その繊維束をガイドプーリを経て繊維束を偏平な状態で案内するとともに偏平な状態で出口から繰り出すガイドパイプに導入し、前記ガイドパイプの向きを繊維束の配列方向に向くように調整しつつ、かつ前記ボビンの軸の向きをガイドパイプの向きに合わせて変更しつつガイドパイプを繊維束が配列される繊維束被配列部材に対してX方向及びY方向に相対移動させて繊維束の配列を行う繊維束配列方法。
一実施形態における繊維束配列装置の模式正面図。 繊維束配列装置の模式平面図。 繊維束配列部の模式斜視図。 (a)はボビンホルダの模式図、(b)はガイドパイプの部分模式斜視図。 繊維束供給部の模式斜視図。 (a)〜(d)は作用を説明するためのガイドパイプの位置及び向きを示す部分模式平面図。 (a)〜(c)は作用を説明するためのガイドパイプの位置及び向きを示す部分模式平面図。 別の実施形態における繊維束配列装置の模式正面図。 別の実施形態における繊維束配列装置の模式斜視図。 別の実施形態におけるピンの配列状態を示す部分模式平面図。
符号の説明
B…ボビン、C…制御手段としての制御装置、F…繊維束、11…繊維束配列装置、12…ベース部、15…繊維束被配列部材としての枠体、17,18,47,48…駆動手段を構成するリニアスライダ、22…駆動手段としてのモータ、26,55…ボビンホルダ、30…配列ヘッド、30a…ガイドパイプ、32…回動手段、46…フレーム、49…スカラーロボット。

Claims (4)

  1. ボビンから繰り出される繊維束を偏平な状態で配列する繊維束配列装置であって、
    繊維束が偏平な状態で巻かれたボビンと、
    前記ボビンを少なくとも巻かれた繊維束が繰り出される方向に回転可能に支持するボビンホルダと、
    前記ボビンから繰り出される繊維束を偏平な状態で案内するとともに偏平な状態で出口から繰り出すガイドパイプを備えた配列ヘッドと、
    前記ボビンホルダ及び前記配列ヘッドを、前記ガイドパイプの中心軸を中心として一体的に回動させる回動手段と、
    前記ガイドパイプから繰り出される繊維束の偏平な部分の向きが繊維束の配列方向と対応する状態に前記回動手段を駆動制御する制御手段と、
    前記配列ヘッドと、前記繊維束が配列される繊維束被配列部材を支持するベース部とのX方向、Y方向及びZ方向の相対位置を移動させる駆動手段と
    を備えた繊維束配列装置。
  2. 前記駆動手段は、前記ベース部を少なくともX方向及びY方向に移動可能に構成されており、前記配列ヘッドはX方向及びY方向には移動不能なフレームに設けられている請求項1に記載の繊維束配列装置。
  3. 前記駆動手段は、前記配列ヘッドを少なくともX方向及びY方向に移動可能に構成されており、前記ベース部はX方向及びY方向には移動不能に構成されている請求項1に記載の繊維束配列装置。
  4. 前記駆動手段は、前記配列ヘッドをX方向、Y方向及びZ方向に移動可能なスカラーロボットで構成されている請求項1に記載の繊維束配列装置。
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