JP4802842B2 - 健康管理支援装置及び健康管理システム - Google Patents
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Description
この技術では、自動車を測定装置として用いることにより、日頃から自動車を使用する被測定者にとっては、日々の健康管理が容易になる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、自動車の車室内等において、健康管理等に有用な被測定者の正確な身体情報を取得することができる健康管理支援装置及び健康管理支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明では、単位時間(例えば1分)当たりの心拍数の変化が所定割合(例えば5%)以内となった場合に身体情報を検出するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
また、本発明では、単位時間(例えば1分)当たりの心拍数の変化が所定割合(例えば5%)以内となった場合に身体情報を記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、車室内温度の単位時間(例えば1分)当たりの変動が所定温度(例えば1℃)以下となった場合に身体情報を検出するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
(4)請求項4の発明は、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、判定条件は、車室内温度の単位時間当たりの変動が所定温度以下である。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、車室内温度の単位時間(例えば1分)当たりの変動が所定温度(例えば1℃)以下となった場合に身体情報を記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
(5)請求項5の発明では、判定条件は、心拍数の変化又は車室内温度の単位時間当たりの変動が、所定の状態になってから1分以上経過したことである。
本発明では、心拍数の変化又は車室内温度の単位時間当たりの変動が、所定の状態になってから1分以上経過した場合に、身体情報を検出又は記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
(6)請求項6の発明では、条件判定手段により、前記タイミングであると判定された場合には、その旨を報知する。
本発明では、身体情報の検出又は記憶の処理を行うタイミングであると判定された場合には、その旨を、例えばモニタ(ディスプレイ)に表示したり、スピーカにて音や音声で報知する。よって、被測定者は、その報知を受けて、最適なタイミングで例えばマニュアルにて身体情報の検出又は記憶の処理を指示することができる。
本発明では、身体情報の検出又は記憶の処理を行うタイミングであると判定された場合には、その処理を自動的に行うので、マニュアル操作の様な手間が不要という利点がある。
・乗車してからの時間や停車してからの時間を考慮することにより、安静状態に近づけることができる。つまり、(例えば車両挙動等の影響が小さい場合には)乗車してから所定の時間が経過した方が、また、停車してから所定の時間が経過した方が、心拍数等の身体状態の変動が少なく、安定した状態になると考えられるからである。
・車両の加減速や旋回等の車両挙動が大きいと、加減速による前後Gや旋回による横Gにより、人体内の血液の流れが影響を受けるために、血圧などの測定が影響をうけるので、測定結果にばらつきが生じる。そのため、車両挙動を考慮することにより(例えば車両挙動の変化が少ないときに測定することにより)、安静に近い状態での身体状態の検出が可能となる。
本発明では、乗車後例えば3分以上経過した場合に身体情報を検出又は記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
本発明では、定速走行中又は停車中の場合に身体情報を検出又は記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
本発明では、心拍数、車室内温度、及び車両挙動の少なくとも1種が、所定の状態になってから1分以上経過した場合に、身体情報を検出又は記憶するので、より安静に近い状態での処理が可能となり、身体情報の信頼性が向上する。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、異なる時間における身体状態を示す身体情報が、1日につき複数記憶されるので、信頼性の高いデータを多く集めることができる。
更に、本発明では、複数記憶された身体情報の中で、最適と判断されるタイミングで測定された身体情報を、その日の身体情報として記憶する。つまり、1日において、例えばT1、T2の2種のタイミングで身体情報を測定した場合、タイミングの好適な順番がT1>T2のときには、T1のタイミングにおける情報を、その日の身体情報として記憶する。これにより、身体情報の精度を向上することができる。尚、T2のタイミングにおける情報しかない場合は、T2のタイミングにおける情報を、その日の身体情報として記憶する。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、異なる時間における身体状態を示す身体情報が、1日につき複数記憶されるので、信頼性の高いデータを多く集めることができる。
更に、本発明では、複数記憶された身体情報の中で、最適と判断されるタイミングで測定された身体情報を、その日の身体情報として記憶する。つまり、1日において、例えばT1、T2の2種のタイミングで身体情報を測定した場合、タイミングの好適な順番がT1>T2のときには、T1のタイミングにおける情報を、その日の身体情報として記憶する。これにより、身体情報の精度を向上することができる。尚、T2のタイミングにおける情報しかない場合は、T2のタイミングにおける情報を、その日の身体情報として記憶する。
例えば前記T1(最適なタイミング)を午前中とした場合に、午前中に複数の情報が得られたときには、その平均値を、その日の身体情報として記憶する。これにより、身体情報の精度を向上することができる。
・時刻の場合、例えば日常の計測により、そのドライバの状態が安定していると推測される時刻(従って期間)が分かった場合には、その時刻(期間)を最適であるとして選択する。
・車両挙動の場合、停車時>定速走行中>加減速中又は旋回中の順で、最適と見なすことができる。
(16)請求項16の発明では、タイミングを最適と判断する条件を、以前に最適としたタイミングに合わせる。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、被測定者等は、モニタやスピーカにより身体情報を知ることができるので、その報知内容に応じて、適切な対応(例えば健康診断を受ける等)をとることができる。
(18)請求項18の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、検出した身体情報を、報知手段により報知する。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、被測定者等は、モニタやスピーカにより身体情報を知ることができるので、その報知内容に応じて、適切な対応をとることができる。
本発明では、表示手段をマニュアルにて選択可能であるので、最適な表示を選択することができる。
本発明では、複数の期間における身体情報を表示できるので、長いスパンにおける変化や短いスパンにおける変化が容易に分かり、身体情報をより的確に把握することができる。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
(22)請求項22の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報を、身体情報を求めた時期又は期間に応じて、集約して記憶する。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、身体情報を求めた時期が古くなった場合や長い期間の場合には、全てのデータを記憶すると、データの記憶領域が大きくなり、データ処理の負担も大きくなる。その様な場合には、本発明の様に、例えば1月毎の平均データの様にデータを集約して記憶するようにすれば、古いデータや長期間に亘るデータを要領よく記憶することができる。
・曜日で集約する場合には、同じ様な状況と考えられる、例えば月〜金のデータを集約(例えば平均)する方法が考えられる。
・時刻で集約する場合には、同じ様な状況と考えられる、例えば午前中のデータを集約(例えば平均)する方法が考えられる。
・車両挙動で集約する場合には、同じ様な状況と考えられる、例えば定速走行中のデータを集約(例えば平均)する方法が考えられる。
(24)請求項24の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報を表示する際に、日々の活動量を示すデータも、同時に表示する。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
(25)請求項25の発明は、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報を記憶する際に、日々の活動量を示すデータも、同時に記憶する。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、例えば身体に装着した加速度センサや(例えば職場にいる時間やスポーツジムにいる時間等を示す)スケジュールなどにより、日々の活動量が分かる場合には、そのデータも合わせて記憶する。
・ナビゲーション情報として、例えば会社にいる時間が長い場合には、活動量が多いと推定できる。
・スケジュールから、例えばスポーツジムにいる時間が長い場合には、活動量が多いと推定できる。
(27)請求項27の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、車室内で得た身体情報を、車室外で得た身体情報により補正する。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
(28)請求項28の発明は、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、車室内で得た身体情報を、車室外で得た身体情報により補正する。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、安静時のデータを利用して車両に搭乗中のデータを補正する。例えば心拍数や血圧等のデータを所定割合減ずる。これにより、車両に搭乗中のデータを利用して、精度良く身体状態を把握することができる。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、例えば車両の搭乗中に得られた身体情報が過去の身体情報と比べて異常である場合には、速度を制限したり制動性能を高める等の安全性を高めるような制御を行う。
(30)請求項30の発明は、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報と、基準となる過去の所定期間の身体情報とを比較し、その比較結果に基づいて、車両の制御を行う。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、例えば車両の搭乗中に得られた身体情報が過去の身体情報と比べて異常である場合には、速度を制限したり制動性能を高める等の安全性を高めるような制御を行う。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、身体情報を例示している。
(32)請求項32の発明は、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報が、体温、血圧、心拍数、脈波情報、体重、血糖値、及び体脂肪のうち少なくとも1種である。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、身体情報を例示している。
なお、請求項31、32の身体情報は、下記のようにして求めることができる。
・血圧は、PWV(脈波伝播速度)と脈波情報により推定される。PWVは、心電センサと(腕や指等に装着した)脈波センサを用いて、心拍の伝播の速度より求められ、血圧と関連する量である。脈波情報は、脈波センサにより計測された脈波波形を解析することにより求められる。
・脈波情報(脈拍数、血管年齢等)は、脈波センサにより求めることができる。
・体重は、シートセンサ等により求めることができる。
・体脂肪は、例えばステアリングに装着した一対の電極に接続された体脂肪計により、求めることができる。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、身体情報の処理の対象を例示しており、運転者に限らず、他の搭乗者にも適用できる。
(34)請求項34の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、身体情報の検出、記憶、及び報知のうち少なくとも1種の処理を、複数の乗員に対して行う。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、身体情報の処理の対象を例示しており、運転者に限らず、他の搭乗者にも適用できる。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明により、各個人により好適に対応でき、利用勝手が向上する。
(36)請求項36の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、検出手段によって検出した被測定者の身体情報を記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、判定条件を、マニュアルにて変更可能とした。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明により、各個人により好適に対応でき、利用勝手が向上する。
本発明では、身体情報を検出するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、判定条件としたナビゲーション情報を、いくつかの属性(種類)で区分することにより、どの属性での身体情報かわかるので、身体情報の意味することの理解が容易になり、その信頼性が向上する。
(38)請求項38の発明では、検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、判定条件は、ナビゲーション情報であり、ナビゲーション情報を、いくつかの属性で区別した。
本発明では、身体情報を記憶するのに適したタイミングかどうかを、例えば所定の判定条件が満たされたかどうかによって判定するので、記憶手段に記憶される健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
また、本発明では、判定条件としたナビゲーション情報を、いくつかの属性(種類)で区分することにより、どの属性での身体情報かわかるので、身体情報の意味することの理解が容易になり、その信頼性が向上する。
例えば頻繁に通過する道路(例えば高速道路)を示す属性である場合には、その場所で測定した身体情報の信頼性が向上すると考えられる。
(39)請求項39の発明では、属性を、自宅、職場、ショッピングセンター、レストラン、スポーツジム、高速道路、幹線道路、市街地、病院、及びユーザ設定場所のうち少なくとも2種の属性に区分した。
図1は、本発明が適用された健康管理支援システムの全体構成等を示す説明図である。
図1に示すように、本実施例は、車両に搭載される健康管理支援システムであり、車両に搭乗した運転者等の被測定者の身体状態を身体情報として検出する各種の健康管理用センサ1と、健康管理用センサ1により検出された身体情報に基づいて被測定者の健康管理の支援のための演算等の処理を行う健康管理支援装置3と、健康管理用センサ1により検出された身体情報等を報知するための表示装置(モニタ)5及びスピーカ7とを備えている。
尚、健康管理支援装置3、車両制御装置11、ナビゲーション装置13は、それぞれ互いに接続されており、必要な情報の送受信が可能である。
一方、図3に示す様に、前記車両制御装置11も、マイクロコンピュータを主要部とする電子制御装置であり、周知のROM11a、RAM11b、CPU11c、入出力部11d、EEPROM11e等を備えている。この入出力部11dには、車両制御用センサ1として、車速センサ1a、加速度センサ1bが接続されるとともに、燃料噴射装置等の各種のアクチュエータ12が接続されている。
本実施例は、自動車に搭乗した被測定者に対して、適切なタイミングで身体状態を検出し、その検出結果である身体情報を適宜記憶する処理を行うものである。尚、本処理は、イグニッションキーがオンの場合に開始される。
c)次に、上記各ステップでの処理内容等について、その使用機器などとともに、更に詳しく説明する。
・体温は、赤外線を利用した非接触のサーモセンサ(温度センサ1)等を用いて検出することができる。
・脈波情報(脈拍数、血管年齢等)は、脈波センサ1bにより求めることができる。
・体重は、シートセンサ1d等により求めることができる。
・体脂肪は、例えばステアリング15に装着した一対の電極17a、17bに接続された体脂肪計(図示せず)により、求めることができる。
また、異なる時間帯で身体情報を測定して複数の検出結果を記憶すれば、データを処理する際の信頼性が向上するという効果があるが、そのうち、好ましいタイミングに順位をつけて、より好ましいタイミングで得られたデータを、その日のデータとして記憶してもよい。例えば朝、昼、夜(好ましいタイミングが朝>昼>夜の場合)に測定して、全てのデータが得られた場合には、最も好ましい朝のデータをその日のデータとして記憶する。尚、昼と夜のデータしか得られない場合には、より好ましい方の昼のデータを、その日のデータとして記憶する。更に、最適な朝のデータが複数あった場合には、そのデータの平均値を最適なデータとして記憶する。
・例えば(加速度センサ1bから得られた)車両の加減速や旋回等の車両挙動が所定値以下の小さい場合或いは(車速センサ1aから得られた)車速が所定値以下の低速な場合に、身体状態を検出することにより、安定した状態での測定が可能になる。
・例えば家や会社を出たところ等や、高速道路を走行中などのナビゲーション情報を得ることにより、同じ条件での測定が可能になるので、身体情報の信頼性が向上する。
・例えば車両挙動の場合、停車時>定速走行中>加減速中又は旋回中の順で、最適と見なすことができる。
ここで、前記タイミングを最適と判断する条件を、以前に(測定結果から)最適としたタイミングに合わせることが好ましい。
・平均値との差異で集約する場合には、差異が所定値より大きな場合には、異常値として排除し、所定内のデータのみで集約(例えば平均化)する。
・ナビゲーション情報で集約する場合には、同じ様な状況と考えられる、例えば同様な場所や同様な種類の道路におけるデータを集約(例えば平均)する方法が考えられる。
・心拍数で集約する場合には、停車中と運転中では、それぞれの状態において同じ様な状況と考えられるので、例えば心拍数が高い運転中のデータをカットし、残りのデータを集約(例えば平均)する方法が考えられる。
つまり、例えば身体情報を求めた時期が1年より前のような古くなった場合又は期間が1年間のような長いスパンである場合には、全ての身体情報を記憶すると、データの記憶領域が大きくなり、データ処理の負担も大きくなる。その様な場合には、例えば1月毎の平均データの様にデータを要約して記憶するようにすれば、古いデータや長期間に亘るデータを要領よく記憶することができる。
尚、日々の活動量を示すデータは、ナビゲーション情報、加速度センサ(車両搭載の加速度センサ9bではなく、身体に装着した加速度センサ(図示せず))による情報、スケジュール、及び睡眠情報のうち少なくとも1種を採用できる。
これにより、例えば血圧が高めに表示された場合に、それが活動量が多い期間であれば理解できるが、活動量が低い期間であれば、身体に何からの原因があると推定することも可能である。
車両に搭乗中の例えば心拍数や血圧のデータは、安静時に検出したデータと異なることがあるので、安静時のデータを利用して車両に搭乗中のデータを補正する。例えば心拍数や血圧を所定割合低減する補正を行う。これにより、車両に搭乗中のデータを利用して、身体の本当の状態を把握することができる。
また、タイミングの判定条件は、マニュアルにて変更可能であるので、より精度の高い身体情報を得ることができる。
(1)図6は、運動後の最高血圧(SBP)と心拍数(HR)との時間変化を調べたものである。
図7では、温度が低いと血圧が高くなっていることを示している。つまり、温度変化と血圧の変化に相関関係があることが分かる。従って、温度変化が少ない場合に、身体状態の検出を行えば、より安静な状態での測定が可能である。
この図8から、温度変化が激しいと、心拍数は一定値にならないことが分かる。従って、この点からも、温度変化が少ない場合に、身体状態の検出を行えば、より安静な状態での測定が可能である。
以上詳述した様に、本実施例では、身体状態の検出に適したタイミング(外乱による影響が少なく、できるだけ安静に近い状態)を判断し、そのタイミングにて身体状態を検出するので、健康管理に必要な身体情報のばらつきが小さく、その精度が高いという効果がある。
図11のフローチャートに示す様に、イグニッションキーがオンになると、ステップ200にて、身体状態検出用センサ1等により、常時(定期的に)身体状態を測定し、その身体情報を入手する。
続くステップ220では、車両挙動を確認する。具体的には、車速センサ9aや加速度センサ9b等の車両制御用センサ9からの情報を入力し、例えば停車中、定速走行中、加減速や旋回中などの各種の車両挙動を確認する。
続くステップ270では、メモリに記憶した検出結果のデータを集約する。
以上詳述した様に、本実施例では、常時、身体状態を検出しており、身体状態の記憶に適したタイミング(外乱による影響が少なく、できるだけ安静に近い状態)を判断し、そのタイミングにて身体状態を記憶するので、健康管理に必要な、ばらつきの少なく且つ精度が高い身体情報のみを、選択して記憶することができる。
図12のフローチャートに示す様に、ステップ300では、身体状態の検出のタイミングの判定に使用する機器(センサ等)により、タイミングの判定に必要な計測を開始する。
続くステップ320では、ナビゲーション情報を確認する。
続くステップ330では、上述したステップ300、310、320等の各処理にて入力した各種の情報に基づいて、身体状態を検出するタイミングであるか否かを判定する。ここで否定判断されると前記ステップ300に戻り、一方肯定判断されるとステップ340に進む。
ステップ350では、その報知によって、運転者等がスイッチ操作(例えばモニタ5のタッチパネル)などにより、身体状態を検出する旨の入力をしたか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ360に進み、一方否定判断されるとステップ340に戻る。
続くステップ370では、検出データが適当なデータか否かを判断する。ここで肯定判断されるとステップ380に進み、一方否定判断されると前記ステップ370に戻る。尚、所定回測定を繰り返しても、適正なデータが得られない場合は、今回データが無いものとして、このステップ370の処理をパスし、ステップ380に進む。
続くステップ390では、メモリに記憶した検出結果のデータを集約する。
この様に、本実施例では、身体状態の検出のタイミングに到った場合に、その旨を運転者等に報知するので、その報知を受けた運転者はマニュアルにて、身体状態の検出を指示することができる。従って、必要な場合のみ身体状態の検出を行うので、処理の負担が少ないという利点がある。
図13のフローチャートに示す様に、ステップ400では、上述した検出のタイミングにて、身体状態を検出して身体情報を得る。
続くステップ420では、その比較の結果、今回の身体情報が過去の身体情報に比べて異常であるか否かを判定する。例えば血圧が異常に高いか否かを判定する。ここで異常であると判断されるとステップ430に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。 ステップ430では、異常である旨を、モニタ5やスピーカ7等により、運転者等に報知する。
3…健康管理支援装置
5…モニタ
7…スピーカ
9…車両制御用センサ
11…車両制御装置
13…ナビゲーション装置
Claims (40)
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、単位時間当たりの前記心拍数の変化が所定割合以内であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、単位時間当たりの前記心拍数の変化が所定割合以内であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、前記車室内温度の単位時間当たりの変動が所定温度以下であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、前記車室内温度の単位時間当たりの変動が所定温度以下であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記判定条件は、前記心拍数の変化又は前記車室内温度の単位時間当たりの変動が、所定の状態になってから1分以上経過したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 前記条件判定手段により、前記タイミングであると判定された場合には、その旨を報知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 前記条件判定手段により、前記タイミングであると判定された場合には、前記タイミングにて行うべき処理を自動的に行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 前記判定条件として、更に、時刻、乗車してからの時間、停車してからの時間、車両挙動、及びナビゲーション情報のうち、少なくとも1種の条件を加えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 前記判定条件は、乗車後に所定時間以上経過したことを特徴とする請求項8に記載の健康管理支援装置。
- 前記判定条件は、定速走行中又は停車中であることを特徴とする請求項7又は8に記載の健康管理支援装置。
- 前記判定条件は、前記車両挙動が、所定の状態になってから1分以上経過したことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
異なる時間における前記身体状態を示す身体情報が、1日につき複数記憶されるとともに、
前記複数記憶された身体情報の中で、最適と判断されるタイミングで測定された身体情報を、その日の身体情報として記憶することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
異なる時間における前記身体状態を示す身体情報が、1日につき複数記憶されるとともに、
前記複数記憶された身体情報の中で、最適と判断されるタイミングで測定された身体情報を、その日の身体情報として記憶することを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記最適と判断されるタイミングで測定された身体情報が複数ある場合、その複数の身体情報の平均値を、その日の身体情報として記憶することを特徴とする請求項12又は13に記載の健康管理支援装置。
- 前記タイミングを最適と判断する条件は、時刻、ナビゲーション情報、車両挙動、心拍数、及び車室内温度のうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 前記タイミングを最適と判断する条件を、以前に最適としたタイミングに合わせることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の健康管理支援装置。
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記検出した身体情報を、報知手段により報知することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記検出した身体情報を、報知手段により報知することを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記報知手段が表示手段の場合に、表示期間を選択可能とすることを特徴とする請求項17又は18に記載の健康管理支援装置。
- 前記表示期間として、1日、1週間、1ヶ月、半年、1年、5年、及び10年のうち、少なくとも2種の期間を選択可能としたことを特徴とする請求項19に記載の健康管理支援装置。
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報を、前記身体情報を求めた時期又は期間に応じて、集約して表示することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報を、前記身体情報を求めた時期又は期間に応じて、集約して記憶することを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記身体情報の集約を、曜日、平均値との差異、時刻、ナビゲーション情報、車両挙動、心拍数、及び車室内温度のうち少なくとも1種に基づいて行うことを特徴とする請求項21又は22に記載の健康管理支援装置。
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報を表示する際に、日々の活動量を示すデータも、同時に表示することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報を記憶する際に、日々の活動量を示すデータも、同時に記憶することを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記日々の活動量を示すデータは、ナビゲーション情報、加速度センサによる情報、スケジュール、及び睡眠情報のうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項24又は25に記載の健康管理支援装置。
- 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
車室内で得た前記身体情報を、車室外で得た身体情報により補正することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
車室内で得た前記身体情報を、車室外で得た身体情報により補正することを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報と、基準となる過去の所定期間の身体情報とを比較し、その比較結果に基づいて、車両の制御を行うことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報と、基準となる過去の所定期間の身体情報とを比較し、その比較結果に基づいて、車両の制御を行うことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報が、体温、血圧、心拍数、脈波情報、体重、血糖値、及び体脂肪のうち少なくとも1種であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報が、体温、血圧、心拍数、脈波情報、体重、血糖値、及び体脂肪のうち少なくとも1種であることを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報の検出、記憶、及び報知のうち少なくとも1種の処理を、複数の乗員に対して行うことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記身体情報の検出、記憶、及び報知のうち少なくとも1種の処理を、複数の乗員に対して行うことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件を、マニュアルにて変更可能としたことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件を、マニュアルにて変更可能としたことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段より、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって前記被測定者の身体情報を検出するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、ナビゲーション情報であり、該ナビゲーション情報を、いくつかの属性で区別したことを特徴とする健康管理支援装置。 - 検出手段により、車両に搭乗した被測定者の身体状態を身体情報として検出し、該検出した身体情報を記憶手段に記憶する健康管理支援装置において、
所定の判定条件に基づいて、前記検出手段によって検出した前記被測定者の身体情報を前記記憶手段に記憶するタイミングか否かを判断する条件判定手段を備え、
前記判定条件は、ナビゲーション情報であり、該ナビゲーション情報を、いくつかの属性で区別したことを特徴とする健康管理支援装置。 - 前記属性を、自宅、職場、ショッピングセンター、レストラン、スポーツジム、高速道路、幹線道路、市街地、病院、及びユーザ設定場所のうち少なくとも2種の属性に区分したことを特徴とする請求項37又は38に記載した健康管理支援装置。
- 前記請求項1〜39のいずれか1項に記載した健康管理支援装置と、前記身体情報を検出する検出手段及び前記身体情報を記録する記録手段のうち少なくとも検出手段を、備えたことを特徴とする健康管理支援装置システム。
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