JP4802824B2 - 騒音制御構造 - Google Patents

騒音制御構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4802824B2
JP4802824B2 JP2006103290A JP2006103290A JP4802824B2 JP 4802824 B2 JP4802824 B2 JP 4802824B2 JP 2006103290 A JP2006103290 A JP 2006103290A JP 2006103290 A JP2006103290 A JP 2006103290A JP 4802824 B2 JP4802824 B2 JP 4802824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
headrest
control
radiation
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006103290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007276568A (ja
Inventor
靖彦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006103290A priority Critical patent/JP4802824B2/ja
Publication of JP2007276568A publication Critical patent/JP2007276568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802824B2 publication Critical patent/JP4802824B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

本発明は、車内における騒音制御構造に関する。
従来、ヘッドレストの左右両側部内に設けられ、車内騒音を制御する制御音をヘッドレストの開口面から車体前方に向けて放射するスピーカーと、騒音を制御したことによって生じる残留音を誤差信号としてフィードバックするためのエラーマイクと、を備えた騒音制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような構成では、ヘッドレストの開口面が向いている方向以外では、制御音の放射が抑制される可能性がある。
特開平7−281675号公報
そこで、本発明は、上記事実を考慮し、制御音の放射方向を拡大できる騒音制御構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の騒音制御構造は、ヘッドレストの内部に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、前記ヘッドレストの表面に周方向全体に亘って等間隔に複数設けられるとともに、前記制御音の放射口で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、制御音を放射する放射口が、ヘッドレストの表面に周方向全体に亘って等間隔に複数設けられている
したがって、制御音が放射される放射方向を拡大することができる
つまり、これにより、広範囲に亘って騒音制御効果が得られる。
また、本発明に係る請求項に記載の騒音制御構造は、ート又ヘッドレスト設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、前記シートと前記ヘッドレストとの間の中間部材に複数設けられるとともに、前記制御音の放射口で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、を有することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、シートとヘッドレストとの間から、放射方向を拡大させて、制御音を放射することができる。
また、本発明に係る請求項に記載の騒音制御構造は、ート及ヘッドレストの何れか一方に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、前記シート及び前記ヘッドレストの何れか他方に設けられるとともに、前記制御音を反射する反射板で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、を有することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、シート又はヘッドレストに設けられた反射板から、放射方向を拡大させて、制御音を放射することができる。
そして、請求項に記載の騒音制御構造は、請求項に記載の騒音制御構造において、前記反射板の反射面が凹状に形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、制御音の放射方向をより一層拡大することができる。
また、本発明に係る請求項に記載の騒音制御構造は、シート及びヘッドレストの何れか一方に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する第1発音部と、前記シート及び前記ヘッドレストの何れか他方に設けられるとともに、前記第1発音部から放射される前記制御音の放射方向に対向して前記制御音を放射する第2発音部として構成され、前記第1発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、を有することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、制御音を放射する第1発音部と、制御音を放射する第2発音部とが、互いの放射方向を対向させて設けられているので、両者から放射された制御音は無指向性の制御音となり、その放射方向を拡大することができる。
以上のように、本発明によれば、制御音の放射方向を拡大できる騒音制御構造を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。まず最初に、第1実施形態について説明する。図1は本発明に係る第1実施形態の騒音制御構造を有する車両用シート10の概略斜視図である。なお、図面において、シート10の前方を矢印FRで示し、シート10の右方を矢印RHで示し、シート10の上方を矢印UPで示す。図1で示すように、この第1実施形態では、発音部としてのスピーカー20がヘッドレスト12の内部に設けられている。すなわち、車内騒音を制御する制御音を放射するスピーカー20が2個、略鼓状となるようにして、ヘッドレスト12に埋設されている。
スピーカー20は、図2(A)で示すように、略円錐台形状に形成されており、その最大径となる周面部20Aには、複数の放射口22が周方向に等間隔で形成されている。なお、スピーカー20において、複数の放射口22以外は全て閉塞されている。そして、このスピーカー20が、2個一対とされ、その周面部20Aを左右外側にしてヘッドレスト12に埋設されている。したがって、ヘッドレスト12の左右の周縁部12B近傍には、複数の放射口22と対向(連通)するとともに、その放射口22よりも大径とされた複数の放射口14が周方向に等間隔で形成されている。
この放射口14、22が、本発明に係る放射方向拡大手段であり、ヘッドレスト12の放射口14には、図2(B)で示す放射口形成部材24が取り付けられるようになっている。図2(A)に、一部の放射口22に放射口形成部材24が取り付けられている状態を示す。この放射口形成部材24は、放射効率の良いホーン形状(略四角錐形状)に形成されており、その中心部に貫通孔24Aが形成されている。そして、この放射口形成部材24の小径部24B側を放射口14から差し込み、その小径部24B側を放射口22に嵌合させることにより、周面部20Aと、ヘッドレスト12の内部に充填されているクッション材13との間に制御音が漏洩しないように、放射口22と放射口14とを連通させ、その制御音をヘッドレスト12の外部へ放射するようになっている。
なお、この放射口形成部材24は、放射口14(放射口22)に差し込まれることにより、ヘッドレスト12の表皮16を固定できるクリップ(止め具)としても作用する。また、複数の放射口14のうち、少なくとも1つの放射口14には、エラーマイク26が装着されるようになっている。このエラーマイク26は、騒音を制御したことによって生じる残留音を誤差信号として拾ってフィードバックし、スピーカー20から放射される制御音の出力を微調整するためのものである。
以上のような第1実施形態の騒音制御構造において、次に、その作用について説明する。この第1実施形態では、スピーカー20の放射口22から放射された制御音は、放射口形成部材24の貫通孔24A内を通って放射口14から外部に放射される。一般に、車内騒音に対し、乗員の耳位置において、制御音による騒音制御効果を向上させるためには、発音部(スピーカー)及び音検知手段(エラーマイク)を、その耳位置近くに配置することが効果的である。つまり、安定した制御には、発音部(スピーカー)及び音検知手段(エラーマイク)と、乗員の耳位置との相対位置が近いままで一定であることが必要である。
したがって、スピーカー20からの制御音を放射する放射口14(放射口形成部材24)をヘッドレスト12に設けることは極めて効果的である。すなわち、通常、ヘッドレスト12は、乗員の耳位置近くにあり、シート10を車体前後方向等に移動させても、そのシート10と一体であるため、放射口14(放射口形成部材24)と耳位置との距離は変化しない。したがって、騒音制御効果が高い。しかも、放射口14(放射口形成部材24)の開口領域がヘッドレスト12の周方向とされて広範囲になっているため、騒音制御空間を拡大することができる。
なお、放射口14、22は、ヘッドレスト12の周方向に、図示のように1列で形成されるものに限定されるものではなく、例えば2列で形成されたり、千鳥状に形成されてもよい。また、スピーカー20は、ヘッドレスト12に埋設したので、その存在が目立たず、乗員のシート10に対する着席及び離席の障害にならない。更に、放射口14(放射口形成部材24)も、ヘッドレスト12の周縁部12B近傍に設けられているので、通常では乗員の頭部が接触しない。よって、乗員が着座したときに違和感を感じないようにできる。
次に、第2実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同等のものには、同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。図3は本発明に係る第2実施形態の騒音制御構造を有する車両用シート10の概略正面図である。図3で示すように、この第2実施形態では、発音部としてのスピーカー30がシートバック11の内部に設けられている。すなわち、このスピーカー30は、放射効率の良いホーン形状(略円錐形状)に形成され、その放射口30Aが上方に向かって開口するように、シートバック11内に形成された空間部18に設けられており、ヘッドレスト12が設置されている上方へ向かって制御音を放射するようになっている。
また、ヘッドレスト12をシートバック11に取り付けるための2個一対とされた支持部材32は、少なくとも下端部が開口した中空パイプ状に形成されており、シートバック11の上端部11Aに形成されて空間部18に連通する2個一対とされた筒部28に嵌挿されるようになっている。そして、支持部材32の前面には、略矩形状とされた複数の放射口34が、支持部材32の軸方向に沿って等間隔で形成されており、スピーカー30から放射された制御音が、支持部材32の内部を通って、各放射口34から放射されるようになっている。
この複数の放射口34が、本発明に係る放射方向拡大手段であり、各放射口34は、支持部材32の剛性を確保でき得るならば、後面や左右側面等に形成しても構わない。つまり、この複数の放射口34は、支持部材32の少なくとも前面に形成されていればよい。また、支持部材32に形成された複数の放射口34のうち、少なくとも1個には、エラーマイク26が取り付けられるようになっている。
以上のような第2実施形態の騒音制御構造において、次に、その作用について説明する。この第2実施形態では、スピーカー30の放射口30Aから放射された制御音は、ヘッドレスト12の支持部材32の内部を通って、複数の放射口34から放射される。そのため、騒音制御効果が高い。すなわち、通常、支持部材32は、乗員の耳位置近くにあり、シート10を車体前後方向等に移動させても、そのシート10と一体であるため、放射口34と乗員の耳位置との距離は変化しない。また、放射口34は、支持部材32に複数形成されている。したがって、シートバック11とヘッドレスト12との間の狭い空間から、放射方向を拡大させて制御音を放射することができ、その放射効率を向上させることができる。
なお、スピーカー30は、シートバック11に埋設したので、その存在が目立たず、乗員のシート10に対する着席及び離席の障害にならない。更に、放射口34もヘッドレスト12の支持部材32に形成したので、通常では乗員の頭部が接触しない。よって、乗員が着座したときに違和感を感じないようにできる。また、スピーカー30を、シートバック11ではなく、ヘッドレスト12に埋設して、支持部材32に形成した放射口34から制御音を放射するような構成にしても構わない。
次に、第3実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等のものには、同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。図4は本発明に係る第3実施形態の騒音制御構造を有する車両用シート10の概略正面図と概略側断面図である。図4で示すように、この第3実施形態では、発音部としてのスピーカー30がシートバック11の内部に設けられている。
すなわち、このスピーカー30は、放射効率の良いホーン形状(略円錐形状)に形成され、その放射口30Aが上方に向かって開口するとともに、その放射口30Aの先端部がシートバック11の上端部11Aと正面視で略面一になるように、その上端部11Aの中央(左右の筒部28の間)に埋設されている。そして、このスピーカー30は、ヘッドレスト12の下端部12Aの中央(左右の支持部材32の間)に向けて制御音を放射するようになっている。
一方、ヘッドレスト12の下端部12Aの中央(左右の支持部材32の間)には、放射効率を向上させるために正面視略半円錐形状とされた凹部36が形成されており、その凹部36におけるヘッドレスト12の内部には、本発明に係る放射方向拡大手段としての反射板38が、側面視で、水平方向に対する所定角度θで埋設されている。なお、所定角度θの範囲としては、30度≦θ≦60度が好ましく、θ=45度であることが更に好ましい。
反射板38は、反射率の高い材料、例えば樹脂や金属で形成され、少なくともその反射面38Aが、凹部36の形状に略沿った凹形状とされて、ヘッドレスト12の表皮のすぐ内側に埋設されている。したがって、スピーカー30から放射された制御音は、この反射板38の反射面38Aに反射されて、その放射方向が拡大されて放射されるようになっている。なお、エラーマイク26は、ヘッドレスト12の支持部材32等に取り付けられている。
以上のような第3実施形態の騒音制御構造において、次に、その作用について説明する。この第3実施形態では、シートバック11の上端部11Aの中央に埋設されたスピーカー30の放射口30Aから、ヘッドレスト12に向けて制御音が放射される。そして、ヘッドレスト12に向けて放射された制御音は、ヘッドレスト12の下端部12Aの中央に、所定角度θで傾斜配置された反射板38の反射面38Aによって反射され、少なくとも車体前方に向かって拡散放射される。したがって、放射方向を拡大することができ、騒音制御効果を高めることができる。
すなわち、通常、ヘッドレスト12は、乗員の耳位置近くにあり、シート10を車体前後方向等に移動させても、そのシート10と一体であるため、反射板38(反射面38A)と乗員の耳位置との距離は変化しない。また、その反射板38は、少なくとも反射面38Aが、凹部36の形状に略沿った凹形状に形成されているため、ヘッドレスト12を最下位置まで下げきっても、乗員の首元と、シートバック11とヘッドレスト12との間に、比較的広い空間を確保することができる。したがって、シートバック11とヘッドレスト12との間の狭い空間から、放射方向を拡大させて制御音を放射することができ、その放射効率を向上させることができる。
なお、スピーカー30は、シートバック11に埋設したので、その存在が目立たず、乗員のシート10に対する着席及び離席の障害にならない。更に、反射板38もヘッドレスト12に形成した凹部36の内側に埋設したので、その存在が目立たず、通常では乗員の頭部が接触しない。よって、乗員が着座したときに違和感を感じないようにできる。また、ヘッドレスト12にスピーカー30を埋設し、シートバック11に凹部36を形成するとともに反射板38を埋設して、上記と同様な構成にしても構わない。
次に、第4実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態〜第3実施形態と同等のものには、同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。図5は本発明に係る第4実施形態の騒音制御構造を有する車両用シート10の概略正面図である。図5で示すように、この第4実施形態では、発音部としてのスピーカー30がシートバック11の内部に設けられている。
すなわち、このスピーカー30は、放射効率の良いホーン形状(略円錐形状)に形成され、その放射口30Aが上方に向かって開口するとともに、その放射口30Aの先端部がシートバック11の上端部11Aと正面視で略面一になるように、その上端部11Aの中央(左右の筒部28の間)に埋設されている。そして、このスピーカー30は、ヘッドレスト12の下端部12Aの中央(左右の支持部材32の間)に向けて制御音を放射するようになっている。
一方、ヘッドレスト12の内部にもスピーカー40が設けられている。すなわち、このスピーカー40は、放射効率の良いホーン形状(略円錐形状)に形成され、その放射口40Aが下方に向かって開口するとともに、その放射口40Aの先端部がヘッドレスト12の下端部12Aと正面視で略面一になるように、その下端部12Aの中央(左右の支持部材32の間)に埋設されている。そして、このスピーカー40は、シートバック11の上端部11Aの中央(左右の筒部28の間)に向けて制御音を放射するようになっている。なお、このスピーカー40が、本発明に係る放射方向拡大手段であり、エラーマイク26は、ヘッドレスト12の支持部材32等に取り付けられている。
以上のような第4実施形態の騒音制御構造において、次に、その作用について説明する。この第4実施形態では、シートバック11の上端部11Aの中央に埋設されたスピーカー30の放射口30Aから、ヘッドレスト12に向けて制御音が放射されるとともに、ヘッドレスト12の下端部12Aの中央に埋設されたスピーカー40の放射口40Aから、シートバック11に向けて制御音が放射される。
このように、上下方向から制御音が対向放射されると、その制御音は互いに干渉して指向性が無くなるため、360度全方向に亘って、安定した騒音制御空間を確保することができ、その騒音制御効果を高めることができる。しかも、ヘッドレスト12は、通常、乗員の耳位置近くにあり、シート10を車体前後方向等に移動させても、そのシート10と一体であるため、スピーカー30、40と乗員の耳位置との距離は変化しない。したがって、シートバック11とヘッドレスト12との間の狭い空間から、放射方向を拡大させて制御音を放射することができ、その放射効率を向上させることができる。
なお、スピーカー30、40は、それぞれシートバック11、ヘッドレスト12に埋設したので、その存在が目立たず、乗員のシート10に対する着席及び離席の障害にならない。よって、乗員が着座したときに違和感を感じないようにできる。また、第4実施形態では、スピーカー30を発音部(第1発音部)とし、スピーカー40を放射方向拡大手段(第2発音部)としたが、スピーカー30、40は同等であるため、スピーカー30を放射方向拡大手段(第2発音部)とし、スピーカー40を発音部(第1発音部)としても構わない。
以上、説明したように、第1実施形態〜第4実施形態によれば、制御音が放射される方向を拡大することができる。したがって、広範囲に亘って騒音制御効果が得られる。特に、シートバック11からヘッドレスト12までの範囲内から制御音を放射したい場合に、有効な構造となる。なお、エラーマイク26の配設位置は、図示のものに限定されるものではない。すなわち、エラーマイク26は、乗員の耳位置近くにあればよく、少なくとも左右どちらか片方にだけあればよい。
第1実施形態の騒音制御構造を備えた車両用シートを示す概略斜視図 (A)スピーカーを示す概略斜視図、(B)放射口形成部材を示す概略斜視図 第2実施形態の騒音制御構造を備えた車両用シートを示す概略正面図 (A)第3実施形態の騒音制御構造を備えた車両用シートを示す概略正面図、(B)同じく概略側断面図 第4実施形態の騒音制御構造を備えた車両用シートを示す概略正面図
符号の説明
10 シート
11 シートバック
11A 上端部
12 ヘッドレスト
12A 下端部
12B 周縁部
13 クッション材
14 放射口(放射方向拡大手段)
16 表皮
18 空間部
20 スピーカー(発音部)
20A 周面部
22 放射口(放射方向拡大手段)
24 放射口形成部材
26 エラーマイク
28 筒部
30 スピーカー(発音部/第1発音部)
30A 放射口
32 支持部材(中間部材)
34 放射口(放射方向拡大手段)
36 凹部
38 反射板(放射方向拡大手段)
38A 反射面
40 スピーカー(放射方向拡大手段/第2発音部)
40A 放射口

Claims (5)

  1. ヘッドレストの内部に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、
    前記ヘッドレストの表面に周方向全体に亘って等間隔に複数設けられるとともに、前記制御音の放射口で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、
    を有することを特徴とする騒音制御構造。
  2. シート又はヘッドレスト設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、
    前記シートと前記ヘッドレストとの間の中間部材に複数設けられるとともに、前記制御音の放射口で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、
    を有することを特徴とす騒音制御構造。
  3. シート及びヘッドレストの何れか一方に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する発音部と、
    前記シート及び前記ヘッドレストの何れか他方に設けられるとともに、前記制御音を反射する反射板で構成され、前記発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、
    を有することを特徴とす騒音制御構造。
  4. 前記反射板の反射面が凹状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の騒音制御構造。
  5. シート及びヘッドレストの何れか一方に設けられ、騒音を制御する制御音を放射する第1発音部と、
    前記シート及び前記ヘッドレストの何れか他方に設けられるとともに、前記第1発音部から放射される前記制御音の放射方向に対向して前記制御音を放射する第2発音部として構成され、前記第1発音部から放射される前記制御音の放射方向を拡大する放射方向拡大手段と、
    を有することを特徴とす騒音制御構造。
JP2006103290A 2006-04-04 2006-04-04 騒音制御構造 Expired - Fee Related JP4802824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006103290A JP4802824B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 騒音制御構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006103290A JP4802824B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 騒音制御構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007276568A JP2007276568A (ja) 2007-10-25
JP4802824B2 true JP4802824B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=38678494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006103290A Expired - Fee Related JP4802824B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 騒音制御構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802824B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2806932C (en) * 2010-07-30 2015-06-23 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Vehicle with sound wave reflector
EP3162622B1 (en) * 2014-06-27 2019-04-24 Clarion Co., Ltd. Acoustic device
JP6446189B2 (ja) * 2014-06-27 2018-12-26 クラリオン株式会社 音響装置
EP3226581B1 (en) * 2016-03-31 2020-06-10 Harman Becker Automotive Systems GmbH Automatic noise control for a vehicle seat
GB2561559A (en) * 2017-04-13 2018-10-24 Detroit Electric Ev Ltd Acoustic environmental system for electrical vehicles

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2673002B2 (ja) * 1989-03-31 1997-11-05 株式会社ケンウッド スピーカシステム
JP2621052B2 (ja) * 1989-07-04 1997-06-18 株式会社ケンウッド 埋込み型車載用スピーカ
JPH0627973A (ja) * 1992-07-09 1994-02-04 Aisin Seiki Co Ltd 騒音低減装置
JPH07227332A (ja) * 1994-02-17 1995-08-29 Hitachi Zosen Corp 消音機能付き乗物用座席装置
JPH07264689A (ja) * 1994-03-16 1995-10-13 Fujitsu Ten Ltd ヘッドレストスピーカ
JPH07281675A (ja) * 1994-04-12 1995-10-27 Fujitsu Ten Ltd 騒音制御装置
US5887071A (en) * 1996-08-07 1999-03-23 Harman International Industries, Incorporated Dipole speaker headrests

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007276568A (ja) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108012222B (zh) 交通工具
JP4802824B2 (ja) 騒音制御構造
US10994643B2 (en) Headrest with speakers
JP7124086B2 (ja) 非対称の放出パターンを有するヘッドレストスピーカ
US9706291B1 (en) Vehicle headrests
CN114190721A (zh) 具有用于发声的致动器的坐具
US6527080B2 (en) Passive system for speech enhancement
JP2019176331A (ja) 車載用スピーカのカバー部材
JP2006102329A (ja) 車両用シート
JP2005117588A (ja) 二輪車用音響システム
CN213183574U (zh) 一种长筒气喇叭
WO2020105450A1 (ja) 放音装置
JP2006020163A (ja) スピーカユニット取付け構造および車両シート
KR19990025641U (ko) 자동차용 스피커 그릴

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees