JP4800976B2 - 媒体繰出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カードなどの媒体を積層して収納し、繰り出す媒体繰出装置に関する。
従来、例えば、自動取引装置に使用されるカード発行機において、カードは積層してカード発行機に収納され、1枚ずつ発行される。カードは一般にプラスチック製のカードが使われるため、反るなど変形する場合がある。また、カードにエンボスが形成されている場合がある。カードのエンボスがある部分はエンボスがない部分よりも厚いので、カードを重ねるときにエンボスが一方に偏ると傾いて積層されるカードが反ったり、カードが傾いて積層されたりすると、カードを発行する際にカードに爪が係合せずカードを発行できない場合がある。これに対し、カードを垂直方向に積層し、カードの繰り出し方向の両端、かつ、繰り出し方向の直交中央部でカードを支持する媒体繰出装置が知られている(特許文献1)
特開2002−87626号公報
しかし、前記従来の媒体繰出装置では、カードを、繰り出し方向の両端、かつ、繰り出し方向の直交中央部の2点でしか支持していないため、カードの支持が不安定になりやすい。また、カードを垂直方向に積層し、カードの自重を利用してカードを支持部に押し付けているため、例えば、カードを横方向に積層して収納する媒体繰出装置を実現できない。
本発明は上記課題の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、媒体に反りやエンボスがあっても媒体を安定して支持し、カードの積層方向に関係なく媒体を繰り出すことを目的とする。
本発明に係る媒体繰出装置は、積層された媒体を繰り出す媒体繰出装置であって、前記媒体を積層して収納し、媒体を繰り出す媒体繰出口を有する媒体収納ケースと、前記媒体収納ケース内において前記媒体を前記媒体の積層方向であって前記媒体繰出口方向に移動させる媒体移動手段と、前記媒体収納ケース内であって前記媒体繰出口に隣接する位置に前記媒体の移動方向に対向して配置され、前記積層された媒体の傾きに合わせて回動して前記媒体を支持する媒体プレートと、前記媒体プレート上であって前記媒体繰出口と隣接する位置に配置され、前記媒体の反りに合わせて前記媒体の第1の端部に接触するように前記媒体の積層方向に移動可能なゲートと、前記媒体プレートに配置され、前記媒体の反りに合わせて前記媒体の第2の端部に接触して係合し前記媒体を前記媒体繰出口に押し出すピッカーとを備える。本発明に係る媒体繰出装置によれば、媒体に反りやエンボスの偏りによる媒体の傾きがあっても媒体を容易に繰り出すことができる。
本発明に係る媒体繰出装置において、前記ゲートは、前記媒体を通過させるための開口部と、前記ゲートを前記媒体プレート方向に移動させるための、前記開口部から前記収納ケースの内部側に突き出て前記媒体の第1の端部と接触する媒体接触部と、前記ゲートを前記媒体の移動方向と平行に移動させて前記媒体の第1の端部と接触させるための、前記媒体プレートとの間に配置される弾性体とを備える。本発明に係る媒体繰出装置によれば、媒体の反りに合わせてゲートを媒体の第1の端部と接触させるように移動させることができる。
本発明に係る媒体繰出装置において、前記開口部は、長手方向両端の開口厚さが長手方向略中央部の開口厚さより厚い略長方形状である。本発明に係る媒体繰出装置によれば、媒体が反っていても、媒体に開口部を通過させることができる。
本発明に係る媒体繰出装置において、前記媒体プレートは、前記媒体と対向する面の裏側に、前記媒体収納ケースに支持され、回動するための回動軸を備える。本発明に係る媒体繰出装置によれば、媒体がエンボスの偏りにより傾いていても媒体を繰り出すことができる。
本発明に係る媒体繰出装置において、前記ピッカーは、前記媒体の第2の端部と係合する爪部と、前記媒体プレートに配置され、前記爪部を支持する爪部支持部と、
前記爪部と前記爪部支持部の間に配置され、前記爪部を前記媒体の第2の端部と接触させるように移動させるための弾性体とを備える。本発明に係る媒体繰出装置によれば、媒体が反っていても、爪部を媒体の第2の端部と係合させ、媒体を繰り出すことができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1を用いて、本実施例に係る媒体繰出装置の外観について説明する。図1は、本実施例に係る媒体繰出装置の外観を示す斜視図である。媒体繰出装置10は、筐体100と媒体収納部108を備える。筐体100は、上面に媒体200を繰り出す開口部102を備え、側面に媒体200を繰り出すためのスイッチボタン104と、繰り出した媒体200の枚数を表示するカウンタ106を備える。媒体収納部108は、媒体収納部108を筐体100から引き出すための取手109を備える。
媒体収納部108は、媒体200を横方向に積層して収納する。例えば、取手109を持って、媒体収納部108を筐体100から引き出し、媒体収納部108に媒体200を収納する。本実施例では、媒体収納部108を筐体100から完全に取り出さない状態で、媒体200を媒体収納部108に収納するようにしているが、例えば、媒体収納部108を筐体100から完全に取り出してから、媒体200を媒体収納部108に収納する構成にしてもよい。
図2から図7を用いて、本実施例に係る媒体繰出装置10の内部の構成について説明する。図2は、本実施例に係る媒体繰出装置10の側面透視図である。図3は、本実施例に係る媒体繰出装置10の平面透視図である。図4は、本実施例に係る媒体繰出装置10の正面透視図である。なお、本実施例では、繰り出される媒体側を正面としている。図5は、本実施例に係る媒体繰出装置10の媒体プレートとゲート部品とピッカーを模式的に示す斜視図である。図6は、本実施例に係る媒体繰出装置10に用いられるゲート部品の斜視図である。図7は、本実施例に係る媒体繰出装置10に用いられるピッカーの斜視図である。
媒体繰出装置10は、筐体100と媒体収納部108の他、筐体100内部に媒体押付部110と媒体プレート120とゲート部品140とピッカー150とを備える。
媒体繰出装置10は、積層された媒体200を中心として、図2の図面上、媒体200の左側に媒体押付部110を配置する。媒体繰出装置10は、媒体200の右側であって、開口部102に隣接する位置に媒体プレート120を配置する。媒体プレート120は、媒体プレート120の開口部102側(図面上部側)にゲート部品140、媒体プレート120の開口部102と反対側(図面下部側)にピッカー150を配置する。
媒体押付部110は、積層された媒体200を媒体プレート120の方向(z軸方向)に移動させる部品である。本実施例では、媒体200を繰り出す方向と平行な軸をx軸、媒体200の積層方向と平行な軸をz軸とし、x軸の方向とz軸の方向の両方と垂直な方向と平行な軸をy軸としている。本実施例では、例えば、媒体押付部110は、スクリューブロック112に接続され、媒体200の積層方向(z軸方向)と平行に設けられたスクリューシャフト114の回転によりスクリューブロック112と共に媒体プレート方向に移動し、媒体200を移動させる。なお、スクリューシャフトが回転したときにスクリューブロック112が回転しないようにスクリューシャフト114と平行にガイドシャフト116が設けられている。本実施例では、媒体押付部110を移動させるためにスクリューシャフト114を用いたが、例えば、バネやスライドシャフトとタイミングベルトを組み合わせた機構を用いてもよい。
媒体プレート120は、媒体200が筐体100の開口部102から繰り出せるように媒体200を開口部102に隣接する位置(以下「媒体繰出位置」という。)に支持する。媒体プレート120は、媒体200側に媒体接触面120aと、媒体接触面120aの裏側にスクリューシャフト122とガイドシャフト124と媒体プレート支持部126とバネ128とバネ130とを備える。
媒体接触面120aは、繰り出される媒体200と接触し、媒体200を媒体繰出位置に支持する面である。媒体接触面120aは、y軸方向の略中央部に、ピッカー150が移動するための開口部120bを備える。
媒体プレート支持部126は媒体プレート120を筐体100に設置するために、媒体接触面120aの裏側に設けられる支持部材である。なお、筐体100側には、台座101が設置される。媒体プレート支持部126と台座101とは、軸132を介して回動自在に接続される。本実施例では、軸132は、媒体プレート120がy軸回りに回動するように配置される。例えば、媒体プレート120に隣接する媒体200がy軸回りに回転するように傾いている場合には、媒体プレート120は、媒体200と平行になるように軸132を中心としてy軸回りに回動する。媒体プレート120が回動するときには、媒体プレート120は、ゲート部品140及びピッカー150と共に回動する。例えば、図2において、媒体プレート120が時計回りに回動すると、ゲート部品140は図面右方に移動する。一方、ピッカー150は図面左方に移動する。なお。軸132を挟んで、媒体200の繰り出し方向前後には、バネ128及びバネ130が配置される。媒体プレート120は、媒体収納部108に媒体200が収納されていない場合、あるいは、媒体200が媒体プレート120側に接触していない場合には、バネ128及びバネ130の弾性力により、媒体プレート120は、媒体接触面120aがz軸と略垂直になる。
ゲート部品140は、媒体200が繰り出される開口部140aと、媒体200を支持する媒体接触部140bと凸型媒体接触部140cとを備える。開口部140aは、略中央部140dが括れたy軸方向に細長い略長方形状の開口部である。開口部140aの略中央部140dの開口厚さは、媒体200の1枚分の厚さよりも厚く、媒体200の2枚分の厚さよりも薄いことが望ましい。これにより、媒体200は1枚ずつ開口部140aを通過する。
媒体接触部140bは、開口部140aの媒体プレート側の面と略面一になるように形成され、開口部140aの入口から媒体収納部108の内部側に突き出るように形成される。開口部140aは略中央部140dが括れているため、媒体接触部140bは、略中央部が媒体200側に凸となる凸型媒体接触部140cを形成している。開口部140aの凸型媒体接触部140cの対向面には、略中央部140dの括れを形成する開口部140a側が凸となる媒体200の繰り出し方向に細長い凸状部140eが形成される。なお、凸型媒体接触部140cあるいは凸状部140eの媒体200の入口側の凸の高さを、出口側の凸の高さよりも低くして傾斜を設けてもよい。媒体200が繰り出されるときに凸型媒体接触部140c及び凸状部140eに引っ掛かりにくくなる。
ゲート部品140は、バネ142を介して媒体プレート120に接続される。その結果、ゲート部品140は、バネ142の弾性力により媒体200の積層方向に移動できる。バネ142の自由長は、図2の図面上、媒体接触部140bが媒体プレート120の媒体接触面120aよりも左に突出するような長さ、例えば、媒体プレート120のバネ142の取り付け位置と媒体接触面120aとの段差以上の長さであることが好ましい。
ピッカー150は、媒体200を係合して開口部140aから繰り出すための部品である。ピッカー150は、爪部152と、爪部支持部154と、軸156と、バネ158とを備える。
爪部152は媒体200の端部と係合するための部品である。爪部152は、媒体200を支持する媒体接触部152aと媒体200を係合する爪152bとを備える。媒体接触部152aは、媒体200と接触する面である。爪152bは、媒体接触部152aから媒体200を係合するために突き出ている凸部である。爪152bの高さは媒体200の1枚分の厚さ以下であって、かつ1枚分の厚さとほぼ同じであるのが望ましい。その結果、爪部152は、媒体200と1枚ずつ係合することができるので、媒体200を1枚ずつ繰り出すことができる。また、爪152bの背面部152cは、緩やかな斜面になっているのが望ましい。爪152bの背面部152cは、緩やかな斜面になっているので、ピッカー150が媒体200を繰り出した後、媒体200を係合する前の位置に戻る際に、爪152bが媒体200に引っ掛かりにくくなる。その結果、爪152bの背面部150cが媒体200に引っ掛かって媒体200を係合する前の位置に戻れなくなることが発生しにくくなる。
爪部支持部154は、軸156及びバネ158により爪部152を支持し、爪部支持部154が移動することにより爪部152を移動させる。爪部支持部154は、爪部152の他、スクリューシャフト用ネジ穴154aとガイドシャフト用穴154bを備える。スクリューシャフト用ネジ穴154aには、ネジ山が切られ、スクリューシャフト122が貫通する。ガイドシャフト用穴154bにはガイドシャフト124が貫通する。スクリューシャフト122及びガイドシャフト124は、媒体プレート120の媒体接触面120aの裏面側に、媒体200の繰り出し方向(x軸方向)と平行に配置される。スクリューシャフト122には、ネジ山が切ってある。したがって、爪部支持部154は、スクリューシャフト用ネジ穴154aを通るスクリューシャフト122が回転することにより、爪部152とともに媒体接触面120aの開口部120b内を移動する。ガイドシャフト124は、媒体接触面120aの裏側に、スクリューシャフト122と平行に配置されるシャフトである。ガイドシャフト124は、スクリューシャフト122が回転するときに、ピッカー150が回転しないようにする。本実施例では、ピッカー部150を移動させるためにスクリューシャフト122を用いたが、スライドシャフトとタイミングベルトを組み合わせた機構を用いてもよい。
軸156は、爪部152と爪部支持部154とを接続する軸である。軸156は、爪部152が回動する際の回動軸となる。
バネ158は、爪部152と爪部支持部154の間に配置される。図2において、バネ158は、弾性力により、軸156を中心として爪部152を回動させる。バネ158の自由長は、爪部152の媒体接触部152aとスクリューシャフト122とがなす角の大きさを、例えば、約45度にするような長さが好ましい。
(1)媒体繰出装置10の基本動作
以下、図2を用いて、媒体繰出装置10の基本動作について説明する。媒体繰出装置10は、スクリューシャフト114を回転し、媒体押付部110を媒体プレート120の方向に移動させ、媒体200を媒体プレート120の方向に移動させる。媒体200は、媒体プレート120の方向に移動すると、媒体200の図面上側の端部は、ゲート部品140の凸型媒体接触部140cに接触して、ゲート部品を図面上、右方に移動させる。媒体200の図面下部の端部は、爪部152の媒体接触部152aに接触して、爪部152を反時計回りに回動させる。媒体200の中央部は、媒体プレート120の媒体接触面120aに接する。
媒体200が媒体プレート120に接すると媒体押付部110は、媒体プレート120方向への移動を停止する。媒体押付部110の移動が停止すると、ゲート部品140の移動及び爪部152の回動も停止する。このときの媒体200は、媒体繰出位置に位置する。媒体繰出位置では、媒体200は、媒体プレート120の媒体接触面120aとゲート部品140の凸型媒体接触部140cと爪部152の媒体接触部152aにより支持される。
媒体繰出装置10はスクリューシャフト122を回転し、ピッカー150を開口部140a方向に移動させる。爪部152は、媒体200の端部に媒体接触部152aを接触させながら、爪152bを媒体200の端部に近づける。このとき、爪部152は、軸156を中心として反時計回りに少し回動し、爪152bを媒体200の端部に係合する。ピッカー150は、軸156及びバネ158を備えることにより、爪部152を自在に回動させ、爪152bを媒体200に係合させることができる。
ピッカー150が開口部140a方向に移動すると、爪152bに係合された媒体200も開口部140a方向に移動する。媒体200の繰り出し方向側の端部の、繰り出し方向及び媒体の積層方向の双方と垂直な方向(y軸方向)の略中央部は、ゲート部品140の凸型媒体接触部140cに接触している。その結果、媒体200のy軸方向中央部の位置は、開口部140aの略中央部140dの位置と重なる。したがって、媒体200は、開口部140aを通過することができる。
(2)媒体200がy軸回りの回転方向に傾く場合
図8及び図9を用いて、媒体200がy軸回りの回転方向に傾く場合の動作について説明する。以下の説明では、上述した動作と異なる点についてのみ説明する。図8は、媒体200の開口部140aと反対側が広がるように傾く場合を説明する説明図である。図9は、媒体200の開口部140a側が広がるように傾く場合を説明する説明図である。
エンボスとは、例えば、媒体に加工された文字や絵柄などの浮き彫りをいう。したがって、媒体200にエンボス202がある場合、エンボス202部分は浮いているため、媒体の厚さが厚い。例えば、中心からずれた位置にエンボス202が形成された媒体200を、エンボス202の位置をそろえて積層すると、エンボス202側が広がって積層される。図8に示す例では、媒体200の図の下側にエンボスが偏っている。媒体200は媒体プレート120に近づくにつれて垂直状態から段々と左に傾き、媒体プレート120に隣接する媒体200が最も大きく傾く。なお、エンボス202の位置がランダムにあると、傾きが相殺されるため、媒体プレート120に隣接する媒体200の傾きは緩和される。したがって、エンボス202の位置をそろえて媒体200を積層する場合、媒体プレート120に隣接する媒体200は最も傾く。図9は図8とは反対に媒体200の図の上側にエンボスが偏っている例を示す図であり、同様に媒体プレート120に隣接する媒体200の傾きは最も大きくなる。
図8において、媒体200が、媒体プレート120の方向に移動すると、図面の下部で先に媒体200と媒体プレート120が接触する。その結果、媒体プレート120は、図面の下部で媒体200より図面右向きに押される一方、図面の上部では、媒体プレート120と媒体200は接触していないため、媒体プレート120は、図面の上部では、媒体200から右向きに押されない。その結果、媒体プレート120は、反時計回り方向に回動する。媒体プレート120は、図面上部で媒体200に接触するまで回動すると、図面の上部で媒体200から図面右向きに押されるその結果、媒体200と媒体プレート120とが平行になるところで媒体プレート120の回動は止まる。媒体プレート120が回動する時には、ゲート部品140及びピッカー150も媒体プレート120と共に回動する。その結果、媒体200と媒体プレート120とゲート部品140とピッカー150の相対的位置関係は、媒体200が傾かず媒体プレート120が回動していない場合と変わらない。その他の動作については、既に述べた動作と同様である。したがって、媒体繰出装置10は、媒体200を繰り出すことができる。
図9に示す媒体200の開口部140a側が広がるように傾く場合も同様である。すなわち、図9においては、媒体プレート120は、軸132を支点として、隣接する媒体200と媒体接触面120aと平行になるまで時計回りに回動する。その他の動作については、同様である。
(3)媒体200がy軸回りの回転方向に反っている場合
図10及び図11を用いて、媒体200がy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する。図10は、媒体200が媒体プレート120側に凸を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図である。図11は、媒体200が媒体プレート120側に凹を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図である。
図10において、媒体200が媒体プレート120側に凸を向けてy軸回りの回転方向に反っている。媒体200が媒体繰出位置まで移動したとき、媒体200の図面上側の端部は、媒体接触面120aから浮いているが、凸型媒体接触部140cとは接触する。すなわち、ゲート部品140は、バネ142により媒体プレート120に接続されている。その結果、媒体200の図面上側の端部が媒体プレート120の媒体接触面120aから浮いていても、バネ142の復元力により、ゲート部品140は図面左方に移動する。その結果、媒体200の端部とゲート部品140の凸型媒体接触部140cとが接触する。
一方、媒体200の図面下側の端部も、媒体接触面120aから浮いているが、媒体接触部152aとは接触する。すなわち、爪部152は、バネ158により爪部支持部154に接続されている。その結果、媒体200の図面下側の端部が媒体プレート120の媒体接触面120aから浮いていても、バネ158の復元力により、爪部152は時計回りに回動する。その結果、媒体200の端部とピッカー150の爪部152の媒体接触部152aとが接触する。その他の動作については、既に述べた動作と同様である。したがって、媒体繰出装置10は、媒体200を繰り出すことができる。
図11において、媒体200が媒体プレート120側に凹を向けてy軸回りの回転方向に反っている。媒体200が媒体繰出位置まで移動したとき、媒体200の図面上側の最端部から少し媒体中央側に寄った端部が、媒体接触面120aに接触する。このとき、媒体200の最端部は媒体接触面120aから図面の上方にはみ出て、凸型媒体接触部140cと接触する。その他の動作については、基本動作と同様であるので、説明を省略する。
(4)媒体200がx軸回りの回転方向に傾く場合
図12を用いて、媒体200がx軸回りの回転方向に傾く場合について説明する。図12は、媒体200がx軸回りの回転方向に傾く場合を説明する説明図である。
上述したように、中心からずれた位置にエンボス202が形成された媒体200を、エンボス202の位置をそろえて積層すると、媒体プレート120に隣接する媒体200が最も傾く。本実施例では、エンボス202が図12の右側に偏るように媒体を積層し、媒体200の右側が媒体プレート120側に広がるように傾く場合について説明する。なお、エンボス202が図の左側に偏る場合については、左右対称であるので、説明を省略し、エンボスが図の右側に偏る場合についてのみ説明する。
媒体200は上述した動作により媒体プレート120方向に移動する。その結果、媒体200の繰り出し方向の直交中央部は、ゲート部品の凸型媒体接触部140c及びピッカー150の媒体接触部152aと接触する。媒体200は、凸型媒体接触部140c及び媒体接触部152aとの接点を支点として、図面上、右端部が媒体プレート120に近づき、左端部が媒体プレートから遠ざかる。媒体200は、さらに媒体プレート120方向に移動すると、図面右側の端部が媒体プレート120の媒体接触面120aと接触し、移動を止める。ここで、開口部140aの端部の開口厚さは、中央部の開口厚さよりも厚い。その結果、開口部140aは、媒体200が傾いていても、傾きが一定以下であれば、開口部140aの縁に引っ掛けることなく媒体200を通過させることができる。よって、媒体200は、開口部140aの縁に引っ掛かることなく開口部140aを通過し、媒体繰出装置10の外に繰り出る。なお、その他の動作については、すでに説明した動作と同じであるので説明を省略する。
(5)媒体200がy軸回りの回転方向に反っている場合
図13及び図14を用いて、媒体200がy軸回りの回転方向に反っている場合について説明する。図13は、媒体200が媒体プレート120側に凸を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図である。図14は、媒体200が媒体プレート120側に凹を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図である。
図13において、媒体200は上述した動作により媒体プレート120方向に移動する。その結果、媒体200の繰り出し方向の直交中央部をゲート部品の凸型媒体接触部140c及びピッカー150の媒体接触部152aと接触させる。媒体200の媒体繰り出し方向の直交方向略中央部は、媒体プレート120の媒体接触面120aと接触する。このとき、媒体200は媒体プレート120側を凸として反っているため、図面上、右端部が媒体プレート120と反対側に反り、左端部も媒体プレート120と反対側に反る。ここで、開口部140aの端部の開口厚さは、中央部の開口厚さよりも厚い。したがって、開口部140aは、媒体200の右端部及び、左端部の両方が媒体プレート120と反対側に反っていても、反りの大きさが一定の大きさ以下であれば、開口部140aの縁に引っ掛けることなく媒体200を通過させることができる。よって、媒体200は、開口部140aの縁に引っ掛かることなく開口部140aを通過し、媒体繰出装置10の外に繰り出る。なお、その他の動作については、すでに説明した動作と同じであるので説明を省略する。
図14において、媒体200は、略中央部を凹の先端として、右端部及び、左端部の両方が媒体プレート120側に反っている。媒体200は上述した動作と同様に、媒体200の繰り出し方向の直交中央部をゲート部品の凸型媒体接触部140c及びピッカー150の媒体接触部152aと接触させる。媒体200の媒体繰り出し方向と直行する方向の両端部は、媒体プレート120の媒体接触面120aと接触する。このとき、媒体200は、図面上、右端部が媒体プレート120側に反り、左端部も媒体プレート120側に反る。ここで、開口部140aの端部の開口厚さは、中央部の開口厚さよりも厚い。したがって、同様に、開口部140aは、媒体200の右端部及び、左端部の両方が媒体プレート120側に反っていても、反りの大きさが一定の大きさ以下であれば、開口部140aの縁に引っ掛けることなく媒体200を通過させることができる。よって、媒体200は、開口部140aの縁に引っ掛かることなく開口部140aを通過し、媒体繰出装置10の外に繰り出る。なお、その他の動作については、すでに説明した動作と同じであるので説明を省略する。
以上、本実施例によれば、媒体押付部110を備えることにより、重力の力を借りなくても媒体200を媒体プレート120方向に移動させ、ピッカー150で媒体200を係合できるので、媒体収納部108を縦置き、横置きいずれに配置しても実行可能である。
本実施例では、媒体繰出装置10は、回動可能な媒体プレート120を備えているので、媒体200がy軸回りの回転であればいずれの向きに傾いていても媒体プレート120はその傾きに合わせて回動して傾くことができる。したがって、媒体繰出装置10は、開口部140aを通して媒体200を繰り出すことができる。
本実施例では、媒体繰出装置10は、移動な能なゲート部品140と回動可能な爪部152を有するピッカー150を備えることにより、媒体200がy軸回りの回転方向に反っている場合には、媒体プレート120側の凹、凸いずれを向けていても、媒体繰出装置10は、ゲート部品140を移動させて凸型媒体接触部140cを媒体200と接触させ、及び、爪部152を回動させて媒体接触部152aを媒体200に接触させることができる。その結果、ピッカー150は爪152bを媒体200に係合させて、媒体を繰り出すことができる。
本実施例では、開口部140aの両端部の開口厚さを、略中央部の厚さよりも厚くすることにより、媒体200がx軸回りの回転方向に反っている場合に、凸の向きが、媒体プレート120と同じ方向を向いていても媒体プレート120と反対側を向いていても、反りの大きさが一定の大きさ以下であれば、媒体200は、開口部140aの縁に引っ掛からずに開口部140aを通過することができる。
本実施例では、一方が凸になるように反っている場合について説明したが、例えば、図15に示すように媒体200がS字型に反っている場合でも開口部の長手方向端部の開口厚さは略中央部140dの開口厚さよりも上下方向に厚く広がっているので、媒体200は開口部140aを通過可能である。図15は、媒体200がS字型に反っている場合を説明する説明図である。また、反りとエンボス202による傾きの両方がある場合でも、媒体プレート120の回動、ゲート部品140の移動、爪部152の回動が組み合わせることにより、媒体200に開口部140aを通過させることが可能である。
(変形例)
本実施例では、弾性体としてバネを用いたが、バネ以外の弾性体、例えば、ブッシュ、ダンパー等の伸縮可能な弾性体を用いてもよい。ブッシュやダンパーであっても媒体200の反りや傾きに応じて伸縮できる。
本実施例では、媒体プレートをy軸回りの回転方向に回動させているが、さらに、媒体プレートをx軸回りの回転方向に回動させる構成を加えてもよい。x軸回りの回転方向の傾きが大きい場合に対応し易くなる。
本実施例では、爪部152を、軸156を中心として回動させるようにしているが、ゲート部品140のように媒体200の積層方向と平行移動するように構成してもよい。爪部152を媒体200の積層方向と平行移動するようにしても、媒体200と媒体接触部152aとが接触させることができる。
本実施例では、凸型媒体接触部140c及び凸状部140eの、媒体200の繰り出し方向に垂直な断面形状は矩形状であるが、断面形状を、例えば、図16に示すように三角形状にしてもよい。図16は、変形例に係るゲート部品140を示す説明図である。凸型媒体接触部140cの幅が狭くなるので、媒体200がx軸回りの回転方向に傾いたときに対応し易くなる。また、凸型媒体接触部140c及び凸状部140eの断面形状を、例えば、半円のような繰出口側が丸い形状にしてもよい。角が無くなるので開口部140aに引っ掛かりにくくなる。
本実施例では、媒体プレート120の媒体繰り出し方向の略中央に軸132を備えているが、媒体プレートの端部、例えば、ゲート部品140に近い端部、に軸132を備えるように構成してもよい。媒体200を繰り出す開口部102の大きさを小さくできる。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
媒体繰出装置の外観を示す斜視図。 媒体繰出装置の側面透視図。 媒体繰出装置の平面透視図。 媒体繰出装置の正面透視図。 本実施例に係る媒体繰出装置の媒体プレートとゲート部品とピッカーを模式的に示す斜視図。 本実施例に係る媒体繰出装置に用いられるゲート部品の斜視図。 本実施例に係る媒体繰出装置に用いられるピッカーの斜視図。 媒体の開口部と反対側が広がるように傾く場合を説明する説明図。 媒体の開口部側が広がるように傾く場合を説明する説明図。 媒体が媒体プレート側に凸を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図。 媒体が媒体プレート側に凹を向けてy軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図。 媒体がx軸回りの回転方向に傾いている場合を説明する説明図。 媒体が媒体プレート側に凸を向けてx軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図。 媒体が媒体プレート側に凹を向けてx軸回りの回転方向に反っている場合を説明する説明図。 媒体がS字型に反っている場合を説明する説明図。 変形例に係るゲート部品を示す説明図。
符号の説明
10…媒体繰出装置
100…筐体
101…台座
102…開口部
104…スイッチボタン
106…カウンタ
108…媒体収納部
109…取手
110…媒体押付部
112…スクリューブロック
114…スクリューシャフト
116…ガイドシャフト
120…媒体プレート
120a…媒体接触面
120b…開口部
122…スクリューシャフト
124…ガイドシャフト
126…媒体プレート支持部
128…バネ
130…バネ
132…軸
140…ゲート部品
140a…開口部
140b…媒体接触部
140c…凸型媒体接触部
140d…中央部
140e…凸状部
142…バネ
150…ピッカー
152…爪部
152a…媒体接触部
152b…爪
152c…背面部
154…爪部支持部
154a…スクリューシャフト用ネジ穴
154b…ガイドシャフト用穴
156…軸
158…バネ
200…媒体
202…エンボス

Claims (5)

  1. 積層された媒体を繰り出す媒体繰出装置であって、
    前記媒体を積層して収納し、媒体を繰り出す媒体繰出口を有する媒体収納ケースと、
    前記媒体収納ケース内において前記媒体を前記媒体の積層方向であって前記媒体繰出口方向に移動させる媒体移動手段と、
    前記媒体収納ケース内であって前記媒体繰出口に隣接する位置に前記媒体の移動方向に対向して配置され、前記積層された媒体の傾きに合わせて回動して前記媒体を支持する媒体プレートと、
    前記媒体プレート上であって前記媒体繰出口と隣接する位置に配置され、前記媒体の反りに合わせて前記媒体の第1の端部に接触するように前記媒体の積層方向に移動可能なゲートと、
    前記媒体プレートに配置され、前記媒体の反りに合わせて前記媒体の第2の端部に接触して係合し前記媒体を前記媒体繰出口に押し出すピッカーと、
    を備える、媒体繰出装置。
  2. 請求項1に記載の媒体繰出装置において、
    前記ゲートは、
    前記媒体を通過させるための開口部と、
    前記ゲートを前記媒体プレート方向に移動させるための、前記開口部から前記収納ケースの内部側に突き出て前記媒体の第1の端部と接触する媒体接触部と、
    前記ゲートを前記媒体の移動方向と平行に移動させて前記媒体の第1の端部と接触させるための、前記媒体プレートとの間に配置される弾性体と、
    を備える、媒体繰出装置。
  3. 請求項2に記載の媒体繰出装置において、
    前記開口部は、長手方向両端の開口厚さが長手方向略中央部の開口厚さより厚い略長方形状である、媒体繰出装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の媒体繰出装置において、
    前記媒体プレートは、
    前記媒体と対向する面の裏側に、前記媒体収納ケースに支持され、回動するための回動軸を備える、媒体繰出装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の媒体繰出装置において、
    前記ピッカーは、
    前記媒体の第2の端部と係合する爪部と、
    前記媒体プレートに配置され、前記爪部を支持する爪部支持部と、
    前記爪部と前記爪部支持部の間に配置され、前記爪部を前記媒体の第2の端部と接触させるように移動させるための弾性体と、
    を備える、媒体繰出装置。
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