JP4799931B2 - 紙幣入出金機 - Google Patents
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また、ドラム型搬送部の周囲の枝状搬送部が種々の角度方向に振り分けられて延びているため、紙幣の搬送にあたってジャムが発生する要因にもなっている。
また、第3搬送部が、第1搬送部の一側から第2搬送部側に延出する一側搬送路と、第2搬送部の逆側から第1搬送部側に延出する逆側搬送路と、これら一側搬送路および逆側搬送路の先端同士を連結させる、第1搬送部および第2搬送部に沿う連結搬送路とからなるため、第1搬送部、第2搬送部および第3搬送部を整然と配設できる。よって、万一ジャムが生じてもジャムを容易に解消できる。
本実施形態の紙幣入出金機11は例えばPOSレジの周りに図示略の硬貨入出金機とともに置かれて売上金の入金および釣銭の出金を行うものであり、図1に示すように、略直方体形状の筐体12を有している。この筐体12は、最も短い辺部12aを高さ方向に、次に短い中間長さの辺部12bを幅方向(左右方向)に、最も長い辺部12cを奥行き方向に配して設置され使用される。これにより、筐体12は、最も操作者側にあって操作者と対向する前面(一側面)12Aが最も短い辺部12aと中間長さの辺部12bとで囲まれた横長となり、また、上面12Bが中間長さの辺部12bと最も長い辺部12cとで囲まれる。なお、以下の説明で用いる高さ方向、幅方向および奥行き方向は、特に記載のない限り、筐体12における高さ方向、幅方向および奥行き方向を示す。
また、搬送される紙幣Sが、入金識別部47によって、いずれかの還流庫20〜22に収納させるべき紙幣Sであると識別されると、当該搬送中の紙幣Sを、該当するいずれかの還流庫20〜22に向けて搬送し続ける一方、次の紙幣Sを入金部15から繰り出す。
これにより、入金識別部47によって識別される紙幣Sが、いずれかの還流庫20〜22に収納させるべき紙幣Sであると識別されている限り、主搬送路38は、紙幣Sを第1搬送部37A側から第2搬送部37B側に搬送し続ける。
これに対して、第1搬送部37A側から第2搬送部37B側に搬送中の紙幣Sを、入金識別部47での識別結果によっては逆に搬送して回収庫18に回収させる場合があるが、このとき、入金識別部47で識別した紙幣Sが最も近い還流庫20の分岐搬送路42の分岐位置までに至る前に搬送を停止し、続けて、主搬送路38が逆方向に搬送を開始することになる。
これにより、主搬送路38は、いずれかの還流庫20〜22から紙幣Sを繰り出している限り、紙幣Sを第2搬送路37B側から第1搬送路37A側に搬送し続けることになる。
「入金処理」
入金処理時には、入金口32から紙幣Sが、その短辺方向を高さ方向に沿わせ、その長辺方向を奥行き方向に沿わせた立位状態で投入されると、制御部81は紙幣Sを搬送部37の主搬送路38に一枚ずつ分離して送り出すことになる。そして、主搬送路38に送り出された紙幣Sは、搬送中に入金識別部47で識別されることになり、入金可能な紙幣Sと識別されたタイミングで、制御部81は、還流庫20〜22用の振分部42G,43Gのうち該当する金種への振分用のものを必要により開作動させる。これにより、搬送部37を停止させることなく金種の還流庫20〜22のうちの該当するものに当該紙幣Sを収納させることになる。ここでは、入金可能な千円券紙幣であった場合には主搬送路38でそのまま還流庫22の中間プール部22aに貯留させ、入金可能な万円券紙幣であった場合には振分部42Gで分岐搬送路42を介して還流庫20の中間プール部20aに貯留させ、入金可能な五千円券紙幣であった場合には振分部43Gで分岐搬送路43を介して還流庫21の中間プール部21aに貯留させる。
これに対して、第1搬送部37A側から第2搬送部37B側に搬送中の紙幣Sを、入金識別部47での識別結果によって逆転搬送すべき紙幣と識別したときは、当該搬送中の紙幣Sの搬送を停止させ、且つ、次の紙幣Sの入金部15からの繰り出しを行うことなく、続けて、主搬送路38を逆方向に搬送開始させる。
そして、当該紙幣Sを、回収庫18または出金部16に搬送すると、主搬送路38の逆転搬送を停止させ、主搬送路38の正転搬送を再開し、入金部15からの次の紙幣Sの繰り出しを再開する。
出金処理時には、還流庫20〜22のいずれか一つから紙幣Sを主搬送路38を介して出金部16側に向けて搬送することになり、主搬送路38の搬送中に出金識別部48で重送ではない出金可能な紙幣Sが識別されると、制御部81は、出金部16への振分用の振分部39Gを開作動させることで、搬送部37を停止させることなく当該紙幣Sを分岐搬送路39を介して出金部16に送り込む。この場合、出金識別部48は重送のみをチェックする。
回収処理時には、還流庫20〜22のいずれか一つから紙幣Sを主搬送路38を介して回収庫18側に向けて搬送することになり、主搬送路38の搬送中に出金識別部48で重送でない紙幣Sが識別されると、制御部81は、回収庫18への振分用の振分部41Gを開作動させることで、搬送部37を停止させることなく当該紙幣Sを分岐搬送路41を介して回収庫18に送り込む。なお、出金識別部48で回収金額を確認しながら回収することになり、必要により回収庫18の交換を繰り返す。
すべての還流庫20〜22から紙幣Sを回収する全回収があった場合、釣銭準備金を装填する装填処理が行われるが、この装填処理は、上記した入金処理とほぼ同様に行われる。
さらに、上記した紙幣入出金機11を左右反転して例えば入金部15および回収庫18を幅方向の上記とは逆側に配置しても良い。
15 入金部
16 出金部
17 出金リジェクト庫
18 回収庫
20〜22 還流庫
25 第1の構成群
26 第2の構成群
37 搬送部
37A 第1搬送部
37B 第2搬送部
37C 第3搬送部
37Ca 一側搬送路
37Cb 逆側搬送路
37Cc 連結搬送部
47 入金識別部
48 出金識別部
81 制御部
S 紙幣
Claims (2)
- 機外から紙幣が投入される入金部と、機外へ取出可能となるように紙幣が機内から繰り出される出金部と、紙幣を収納するとともに収納した紙幣を前記出金部に出金させる複数の還流庫と、前記入金部または前記複数の還流庫からの紙幣を収納可能な回収庫と、前記還流庫から出金された紙幣のうちの出金リジェクト紙幣を収納する出金リジェクト庫とを有する紙幣入出金機において、
前記入金部、前記出金部、前記出金リジェクト庫および前記回収庫を、受け入れた紙幣の厚さ方向が同方向となるようにして該方向に並設して第1の構成群とするとともに、
前記複数の還流庫を、受け入れた紙幣の厚さ方向が同方向となるようにして該方向に並設して第2の構成群として、
これら第1の構成群と第2の構成群とを互いに前記並設の方向が同方向となるようにして該並設の方向とは直交する方向に並べて配設し、
前記第1の構成群の前記第2の構成群側に前記並設の方向に沿って延在して前記入金部、前記出金部、前記出金リジェクト庫および前記回収庫を接続させる第1搬送部を配設して、
前記第2の構成群の前記第1の構成群側に前記並設の方向に沿って延在して前記複数の還流庫を接続させる第2搬送部を配設し、
前記第1搬送部の前記並設の方向における一側と、前記第2搬送部の前記並設の方向における逆側とを、これら第1搬送部および第2搬送部の間に配設される第3搬送部で接続させてなり、
該第3搬送部は、前記第1搬送部の前記一側から前記第2搬送部側に延出する一側搬送路と、前記第2搬送部の前記逆側から前記第1搬送部側に延出する逆側搬送路と、これら一側搬送路および逆側搬送路の先端同士を連結させる、前記第1搬送部および前記第2搬送部に沿う直線状の連結搬送路とからなっており、
前記第3搬送部の前記連結搬送路に、入金紙幣を識別する入金識別部と出金紙幣を識別する出金識別部とを設けてなることを特徴とする紙幣入出金機。 - 前記第3搬送部における前記第1搬送部側に前記入金識別部を設け、前記第3搬送部における前記第2搬送部側に前記出金識別部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の紙幣入出金機。
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