JP4799370B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
デジタルデータとして画像を記録するデジタルカメラは、フィルムに記録する銀塩カメラと異なり、画像の編集や通信等が容易であり、幅広い用途で用いられる。デジタルカメラでは、ユーザーは、フィルムの現像を待つことなく撮った画像をすぐその場で見たり、削除したり、或いはもう一度撮り直したりすることができる。特に、ユーザーがそれぞれ撮影した画像を共有するときは画像の焼き増しが必要なく、電子データによるファイルの授受を通して容易に他のユーザーへの配布が可能である。
デジタルカメラで撮影した画像は通常、カメラに搭載可能なCF、SD等のリムーバブルメディアに保存する。これらのリムーバブルメディアはCF、SD以外にもFD、スマートメディア、メモリースティック等、様々な規格のものが存在し、対象のデジタルカメラによってどのメディアが搭載可能であるかはそれぞれである。言うまでもなくインターフェース仕様だけでなく、電気仕様、性能も様々である。また更に同一の規格のものであってもその製品仕様によって処理仕様が異なる場合もあり、異なる製品仕様のメディア同士でデータアクセスに関する性能が異なる。
従ってデジタルカメラとしての性能、例えば静止画の連写撮影や動画撮影、といったシステム全体としての潜在的な性能は単なる撮影装置だけの問題ではなく、記録先のメディアの性能に大きく依存することになる。例えばデータ処理速度が速いメディアを用いるとカメラのレリーズボタンを切ってから撮影、色補正処理、圧縮、記録の一連の処理を高速に処理できるので連写撮影で可能な1秒間あたりのコマ数は多くなる。しかし、データ処理速度が遅いメディアではそのコマ数は非常に少なくなる。同様に動画撮影では画像サイズVGAで秒間30コマの撮影が出来るメディアもあれば画像サイズQVGAで秒間15コマ以下でなければ十分に撮影が出来ないメディアも存在する。
このようにメディアの種類に応じてデジタルカメラの機能としての潜在的な性能は異なる。そのため、製品仕様として想定されるデータ処理速度の一番遅いメディアで達成可能な機能仕様を設定し、いかなるメディアが搭載されようとも所定の仕様を満たすようにデジタルカメラは設計されている。
しかしながら、このような設計ではシステムアプリケーションのアルゴリズムは一番性能の低いメディアに最適化されているために、どれだけ性能の高いメディアを使用しても機能の向上を図ることは出来ない。しかし逆にシステム全体の機能仕様を上げるようにアルゴリズムを変更すると性能の低いメディアを使用したときに設定した仕様を満たせないため、場合によっては正しく動作しないという問題が起きる。こうした問題は様々な性能を持つメディアが搭載される可能性があるにも関わらず、機能を実現するアルゴリズムが一律でそれぞれの性能に最適化されていないからである。
特許文献1には、制御最適化を目的として、通信先の機器情報を取得して、この機器情報応じた転送方法が開示されている。また、特許文献2には、記憶媒体について物理仕様を変更する方法が開示されている。
特開2000−090019号公報 特開平11−195283号公報
しかしながら、上述した特許文献1は、記憶媒体を対象としていない。また、機器情報自体を取得できない、又は未知の機器である場合の最適処理の設定方法については言及していない。また、上述した特許文献2は、制御最適化を目的としたものではなく、また、未知の仕様の媒体については対応不可能である。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、記憶媒体の性能に応じて、装置全体として最適な能力を提供可能にすることを目的とする。
また、本発明は、撮影データを記録する記録媒体を接続可能な撮像装置であって、前記記録媒体に記録する撮影データを一時的に記憶するバッファメモリと、記録媒体の属性情報と当該記録媒体の性能に関する情報とを関連付けて記憶した記憶手段と、外部装置と接続する接続手段と、前記記録媒体の性能を測定する性能測定手段と、前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知することが可能である場合には、前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知し、前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知できない場合には、前記接続手段で接続された前記外部装置に記録された記録媒体の性能に関する情報から前記記録媒体の性能を検知し、前記記憶手段に記憶された情報と前記外部装置に記録された情報とから前記記録媒体の性能を検知することができなかった場合に、前記性能測定手段での測定に基づいて前記記録媒体の性能を検知する性能検知手段と、前記性能検知手段にて検知された性能に基づいて、前記バッファメモリのサイズを変更する制御手段と、前記記録媒体から取得した属性情報と前記性能測定手段にて測定された性能に関する情報とを関連付けた情報を、前記外部装置に記録された情報に対する更新要求と共に前記外部装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、記憶媒体の性能に応じて、装置全体として最適な能力を提供可能にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態ではデジタルカメラを用いて動画を撮影する際にCFの製品仕様を検知してその書き込みレートを内蔵するROMから取得してその書き込みレートに応じて動画のフレームレート及び撮影画像サイズの設定組み合わせを決定する。そして、これらに応じた設定情報をユーザーインターフェース上に表示する方法について説明する。
図1は、デジタルカメラのシステム構成の一例を示す図である。図1において、201は、デジタルカメラ全体である。202は、撮像光学系である。203は、レンズである。204は、CCDである。205は、CDS/AGCである。206は、A/Dコンバータである。207は、信号処理回路Aである。208は、V−ドライブ(V−drv)である。209は、タイミングジェネレータ(以下、TGと略す)である。210は、信号処理回路Bである。211は、データバスである。212は、制御バスである。213は、ROMに代表される不揮発性メモリである。214は、CPUである。215は、画像データの記録を行うコンパクトフラッシュ(登録商標)(以下、CFと略す)である。216は、操作部材を持つユーザーインターフェース(以下、UIと略す)である。217は、ディスプレイコントローラである。218は、VRAMである。219は、SDRAMに代表される揮発性メモリである。220は、液晶モニタである。221は、通信インターフェース(以下、通信I/Fと略す)である。
まず、デジタルカメラ201の撮影表示に関する動作について説明する。以下の制御はROM213上のソフトウェア又はSDRAM219のプログラムメモリ上にロードしたCF215やROM213上のソフトウェアをCPU214で処理することにより実行される。
まず、撮像光学系202のレンズ203によって結像した撮影の対象となる画像情報をCCD204で光電変換する。画像情報は、信号処理回路A207からの制御によって生成するVドライブ208やTG209からのトリガ信号に同期してCCD204が取り込む。動画撮影ではこのトリガ信号を周期的に発生させる。CCD204で光電変換された画像情報は、CDS/AGC205において、電気信号の振幅やゲインの調整を行われ、更にA/Dコンバータ206においてアナログ信号からデジタル信号に変換される。
このデジタル信号は、CCD204のフィルタの色座標系とダイナミックレンジの特性とに基づくデータであるが、このデータをデジタルカメラ201のシステム設計に基づいて適正な出力となるような画像データに信号処理回路A207で変換する。ここで変換前後の色座標系にはY−C座標系の他、RGB座標系等、様々な色空間の座標系の組み合わせが存在する。但し、本実施形態では特定の座標系に限定されるものではない。
信号処理回路A207では設定画素数に相当する画素クロックに同期して画像データを出力する。即ち信号処理回路A207から出力する制御線上の値は画素クロックであり、データ線上のデータは実際に撮像光学系202から取得した実画像データとなる。更に、同様に信号処理回路A207の制御線上には画素クロックと同時にCCD204の撮影エリアサイズに対応した制御信号を出力する。即ち撮影エリアの1ラインが始まる度にHDの信号を、撮影エリアの1フィールドおきにVDの信号を出力する。
このようにして、撮像光学系202によって撮影して色変換した画像データ信号を信号処理回路A207の発生する制御信号と同期して出力し、信号処理回路B210に入力する。信号処理回路B210は、ROM219とのデータの読み書き、CF215とのデータの読み書き、ディスプレイコントローラ217の駆動、液晶モニタ220画像表示用データのVRAM218への書き込みを制御する。また、信号処理回路B210は、CPU214からのアドレスデータのデコード、撮像光学系への制御信号の送信、デジタルカメラ201外部への画像データの送信を制御する。信号処理回路A207から入力した画像データは信号処理回路B210でJPEG画像フォーマットに従った圧縮処理を行って記録データを生成しCF215に書き込む。これにより記憶媒体への画像データの記録を実現する。
また、撮影のプレビュー表示やライブ画像を表示する際には画像データを液晶モニタ220の画素数に相当するデータにサイズ変換をしてデータバス211を通じてVRAM218に書き込む。また、同時に制御バス212を通じてディスプレイコントローラ217を駆動する。これにより液晶モニタ220に表示することができる。一方記憶媒体であるCF215から画像データを読み出してこれを液晶モニタ220に再生表示する際には読み出したデータを信号処理回路B210でJPEG画像フォーマットの伸長処理を行った後に前述したように液晶モニタ220への表示を行う。以上の画像データの処理ではそのワークエリアとしてSDRAM219を利用する。
撮影した画像データ或いはCF215に保存した画像データをデジタルカメラ201の外部に送信する場合にはSDRAM219のワークメモリ上に展開している画像データを信号処理回路B210によって駆動した通信インターフェース221から送信する。逆に外部からのデータ受信には通信インターフェース221から取り込んだ画像データをSDRAM219のワークメモリ上に展開する。
その他ユーザーインターフェース216は、ユーザーからの撮影、再生、モード設定、液晶モニタ220のON/OFFに関するスイッチ検知と、CPU214、信号処理回路B210へのイベント送信とを行うと共にCF215の着脱装置からの着脱を行う。以上のようにしてユーザーは画像の撮影、記録、再生、通信を行うことができる。
ここで、デジタルカメラ201の撮影モード起動時における画像データの保存先であるCF215への処理とそれに伴う撮影画像の画像サイズ、動画撮影のフレームレートを決定する手順について説明する。本実施形態においてこの処理はROM213上のソフトウェア又はSDRAM219のプログラムメモリ上にロードしたCF215やROM213上のソフトウェアによって実現される。但しこの実現方法は、これらに限定されるものでなく、例えばハードウェアブロックで実現してもよい。
図2は、デジタルカメラ201の動画撮影パラメータ決定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
まずデジタルカメラ201を撮影モードで起動する(ステップS1)。すると、デジタルカメラ201のファームウェア起動、調整値、パラメータ値の読み出し、レンズ、鏡筒のメカ駆動、周辺回路へのクロック供給等、デジタルカメラシステムとして必要な全ての初期化を行う(ステップS2)。次に、デジタルカメラ201のCFスロットに正しくCF215が挿入されていることを確認する(ステップS3)。もしCF215が挿入されていなければ、通常のカメラシステム初期化をもって撮影に必要な全てのパラメータは既に設定済みであるとして、図2に示す処理を終了する(ステップS11)。CF215が挿入されていることを確認すると、次にCF215に書き込まれている製品情報を読み出す(ステップS4)。
ここでCF215の製品情報について説明する。CF215はPCMCIAの規格に従ってそのカードの属性情報を示すCIS(Card Information Structure)をカード内の不揮発メモリ上に書き込んでいる。CISはタプルと呼ばれる更に細かいフォーマットデータの集合で構成されている。例えば、電気的インターフェース特性に関するもの、物理的インターフェース特性に関するもの、カードのデータ構成に関するもの、パーティショニング情報に関するもの、或いは製造元が任意に設定可能な属性に関するもの等数十種類のタプルが規定されている。CF215にはそのうち任意の数種類のタプルを含む属性情報が書き込まれている。
図3は、タプルフォーマットの一例を示す図である。301は、1バイトで構成するタプルコードであり、タプルがどの属性を示すタプルなのかを示す属性情報のIDである。このIDはPCMCIAの規格によって規定されている。302は、1バイトのタプルリンクである。303は、任意のnバイトのタプルデータである。タプルは最大256バイトとしてそれぞれの属性に対して任意のデータサイズを持つことができるので、連鎖する複数のタプルにおいてタプルリンク302は次のタプルへのオフセットを示す。このオフセット値はタプルデータ303のデータ長nに等しくなる。タプルの最後にはリンクチェイン終了を示すタプルコード(FFh)が代入されている。
次に本実施形態で参照するタプルの属性について説明する。図4は、CISTPL_VERS_1タプルの構成の一例を示す図である。CISTPL_VERS_1タプルは、PCMCIA規格で規定するレベル1のバージョン/製品情報を示し、タプルコード401は、15hである。その他、タプルリンク402、主バージョンナンバー403、副バージョンナンバー404、製品情報文字列405、終端コード406(FFh)が定義されている。PCMCIA2.0以降では主バージョンナンバー403には04hを、副バージョンナンバー404には01hを定義する。製品情報文字列には製品業者名、製品名、シリアル番号等、それぞれ任意のバイト数の、任意の複数の文字列をNULLコードで区切るようにして定義することができる。この製品情報文字列をTPLLV1_INFOフィールドと呼ぶが、本実施形態ではTPLLV1_INFOフィールドの情報を1つにまとめて取り扱う。
但し、参照すべきタプル及びフィールドは本実施形態に限定されるものではなく、その他の属性情報タプルを使用することもできる。例えばCISにはCISTPL_MANFIDと呼ばれるマニファクチャIDタプルが定義されており、このタプルのTPLMID_MANF、TPLMID_CARDフィールドのマニファクチャコードを参照するようにしてもよい。またCISTPL_VERS_2と呼ばれるレベル2バージョン情報タプルが定義されており、このタプルのTPLLV2_VSPEC8、TPLLV2_VSPEC9フィールドのメーカー個別情報を参照するようにしてもよい。
以上、上述したように、ステップS4において、CF215のTPLLV1_INFOフィールドの製品情報文字列を読み出す。
一方でデジタルカメラ201のROM213にはデジタルカメラシステムを駆動するファームウェアオブジェクトとは別に複数のCF215に関する属性情報を保存する。図5は、書き込みレート参照テーブルの一例を示す図(その1)である。501は、CF215の属性情報を示す書き込みレート参照テーブルである。本実施形態においてCF215の属性情報とは複数のCFに対応するCISTPL_VERS_1タプルのTPLLV1_INFOフィールドの製品情報文字列502と、それぞれのCFの書き込み転送レート503とを指す。
書き込みレート参照テーブル501の生成方法については後述するが、ステップS5でこの書き込みレート参照テーブル501を参照する。そして、ステップS4で読み出した現在挿入されているCF215に含まれるCISTPL_VERS_1タプルのTPLLV1_INFOフィールドの製品情報文字列を検索する。
いま、CF215としてAという製造元のPという型番のカードを使っていると想定する。このときCF215にはCISTPL_VERS_1タプルのTPLLV1_INFOフィールドに"MakerA CardP Version1.0"という製品情報の文字列が書き込まれている。ステップS4で読み出したこの文字列をステップS5において書き込みレート参照テーブル501に存在するか否かを検索する。書き込みレート参照テーブル501には該当する文字列が存在するので以降の属性情報の取得が可能である。そこでステップS6で属性情報である書き込みレートの取得が可能であると判定できるのでステップS10に移行する。ここで現在挿入しているCF215の標準的な書き込みレートは0.4MB/secであることがわかる。
さて、次にS10において、"MakerA CardP Version1.0"のCF215が挿入されている場合の、動画のフレームレート及び撮影画像サイズの組み合わせを決定する。従来では特定のデジタルカメラ201のフレームレート及び撮影画像サイズの機能仕様はCF215の書き込みレートに関わらず一律だった。この場合、製品として提供できる機能仕様は書き込みレートの想定される最悪値に合わせざるを得なかった。従って書き込みレートの高いCF215を利用しているにも関わらず、その性能を最大限活かした機能仕様の設定をすることが出来なかった。そこで本実施形態ではCF215の書き込みレートに対応した仕様の最適化を行うことでシステムとして最大限のパフォーマンスを提供できる機能を提供する。
まず、図6にデジタルカメラ201で定義する動画撮影に設定可能なフレームレートと、撮影画像サイズとの設定可能な組み合わせの例を示す。ここでそれぞれの組み合わせに対応して○は設定可能、×は設定不可能であることを示している。CF215の書き込みレートに対応して提供する組み合わせを変更し、例えば書き込みレートが(a)2MB/sec以上の場合には601の設定を採用するものとする。以下同様に(b)1MB/sec以上2MB/sec未満の場合は602、(c)0.5MB/sec以上1MB/sec未満の場合は603、(d)0.5MB/sec未満の場合は604、をそれぞれ採用するものとする。
この採用方法をフローチャートに示したものが図7である。図7は、書き込みパラメータ設定処理の一例を示すフローチャートである。つまり、図2のステップS10に移行したときの処理の詳細を示すフローチャートである。S10に移行すると、書き込みパラメータ設定ルーチンを起動する(ステップS701)。そこで読み出した挿入CF215の書き込みレートが2MB/sec以上か否かを判定する(ステップS702)。もし2MB/sec以上であればステップS703に移行し、図6(a)の601を選択する。
もしこの条件を満たさなければ次にステップS704で1MB/sec以上か否かを判定する。もし1MB/sec以上であればステップS705に移行し、図6(b)の602を選択する。もしこの条件を満たさなければ次にステップS706で0.5MB/sec以上か否かを判定する。もし0.5MB/sec以上であればステップS707に移行し、図6(c)の603を選択する。もしこの条件を満たさなければ図6(d)の604を選択する(ステップS708)。
以上のようにして設定すべきフレームレートと、撮影画像サイズとの組み合わせを決定する。
再び、図2の説明に戻り、ステップS6において挿入CF215の属性情報を取得できなかった場合、以降の動画撮影パラメータの組み合わせを決定するために必要な書き込みレートを取得することができない。従って本実施形態では挿入したCF215に該当する属性情報をROM213から取得できない場合には、書き込みレート測定用のプログラムを実行することによりレートを算出する。書き込みレート測定用のプログラムは対象となるCF215にダミーデータの書き込みと、読み出しとを行い、そのときの実行時間を図示しないデジタルカメラ201内の時間計時モジュールを用いて測定する。時間計時モジュールはハードウェアによるものソフトウェアによるものの何れでも構わない。
まず、ステップS7で書き込みレート測定ルーチンを起動するとその実行処理に従って書き込みレートを算出する(ステップS8)。そして、ステップS8にて算出した書き込みレートを書き込みレート参照テーブル501に記録する(ステップS9)。書き込みレート参照テーブル501に記録された書き込みレートを用いてステップS10以降の処理を実行して同様の処理を行うことができる。ステップS7〜ステップS9の書き込みレート測定ルーチンは、CF215を挿入した状態で起動する度に実行していてはパフォーマンスの低下を招くことになる。そこで本実施例ではステップS6において挿入CF215の属性情報を取得できなかった場合、即ち書き込みレート参照テーブル501に属性情報のない場合にのみ実行している。
例えばデジタルカメラ201にとって実績のないEという製造元のTという型番のCF215が挿入された場合を考える。この場合、この製品情報を示すCISTPL_VERS_1タプルのTPLLV1_INFOフィールドの文字列"MakerE CardT Version3.0"と、書き込みレート、例えば"8MB"とを書き込みレート参照テーブル901に追記する。ここで、書き込みレートは、ステップS8で算出した値である。図8は、書き込みレート参照テーブルの一例を示す図(その2)である。図8に示される902が、新規に追加された属性情報である。
これによって未知のCF215に対しても随時適切な書き込みレートを算出して設定すると同時にデジタルカメラ201内の不揮発メモリに保存することで、以降の利便性も向上させることができる。
このフローチャートに従って現在デジタルカメラ201に挿入しているCF215である"MakerA CardP Version1.0"のフレームレートと、撮影画像サイズとの組み合わせを選択する。すると、書き込みレートが0.4MB/secとなっているので図6(d)の604に従う組み合わせに制限される。即ち可能な動画の撮影画像サイズはQVGAサイズまでで且つフレームレートが秒間15コマまでである。このときデジタルカメラ201は、ユーザーにVGAサイズや秒間30コマの設定が出来ないことを通知しなければならない。そこでその通知例について説明する。
図9は、動画撮影モードにおける液晶モニタ220に示す、フレームレート設定のGUI画面の一例を示す図である。801は、フレームレート設定画面である。この画面に遷移するためには、ユーザーは、デジタルカメラ201のUI216を操作することによって行う。フレームレート設定画面801の左端には設定項目が並んでおり、802は、フレームレート設定項目である。図示しないUI216の設定項目変更ボタンを利用してフレームレート設定項目をハイライト表示にすると、フレームレート設定画面801下側にその設定選択内容が現れる。
ここで"MakerA CardP Version1.0"のCF215を挿入すると、上述したようにフレームレートと、撮影画像サイズとの組み合わせとして図6(d)の604が選択されている。よって、フレームレートとして秒間30コマ(GUIの"30fps")を選択することができない。
そこで、フレームレート設定選択内容を表示する際、設定のハイライト表示は秒間15コマ(GUIの"30fps")に当て(803)、秒間30コマの設定項目804はグレイアウト表示する。このようにして、ユーザーがUI216を使ってフレームレートを選択しようとしても選択することが出来ないようにする。これによりユーザーは"MakerA CardP Version1.0"のCF215を挿入したときに動画撮影においてフレームレートとして秒間30コマ設定が出来ないことを知ることができる。同様にデジタルカメラ201は、撮影画像サイズについても"VGA"の設定選択項目をグレイアウト表示して選択出来ないようにする。
以上のように本実施形態によれば、CF215の書き込みレートに応じたデジタルカメラ201の動画書き込み性能を、UI216を用いてユーザーに通知することができ、ユーザーはその性能に応じた適切な撮影動作を行うことができる。
<実施形態2>
本実施形態ではデジタルカメラを用いて動画を撮影する際にCFの製品仕様を検知して、その書き込みレートを外部のネットワークに接続されたサーバーから取得してその書き込みレートに応じてCFへの記録時に必要な撮影装置側のワークメモリサイズを決定する。以下では、このような方法について説明する。
本実施形態におけるデジタルカメラのシステム構成及びCFの製品情報は実施形態1と同様であるので、その機能の説明については省略する。次に、本実施形態に係るデジタルカメラ201の撮影モード起動時における画像データの保存先であるCF215への処理と、それに伴う撮影画像記録時のワークメモリ(バッファメモリ)サイズを決定する処理とについて説明する。本実施形態においてこの処理はROM213上のソフトウェア又はSDRAM219のプログラムメモリ上にロードしたCF215やROM213上のソフトウェアによって実現される。但しこの実現方法は、これらに限定されるものでなく、例えばハードウェアブロックで実現してもよい。
図10は、デジタルカメラ201のパラメータ決定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
まずデジタルカメラ201を撮影モードで起動する(ステップS1001)。すると、デジタルカメラ201のファームウェア起動、調整値、パラメータ値の読み出し、レンズ、鏡筒のメカ駆動、周辺回路へのクロック供給等、デジタルカメラシステムとして必要な全ての初期化を行う(ステップS1002)。次に、デジタルカメラ201のCFスロットに正しくCF215が挿入されていることを確認する(ステップS1003)。もしCF215が挿入されていなければ、通常のカメラシステム初期化をもって撮影に必要な全てのパラメータは既に設定済みであるとして、図10に示す処理を終了する(ステップS1011)。CF215が挿入されていることを確認すると、次にCF215に書き込まれている製品情報を読み出す(ステップS1004)。
ステップS1004において製品情報の読み出しは、実施形態1と同様であるので、その詳細については省略する。
次に、ステップS1005において、ROM213内の書き込みレート参照テーブル501を参照する。書き込みレート参照テーブル501に挿入されたCFの属性情報が取得できるかどうか判断する。ここで、挿入されたCF215の属性情報を取得できた場合が、ステップS1012に進む。一方、ここで挿入されたCF215の属性情報を取得できなかった場合には、ステップS1007に進む。ステップS1007では、にて図1には図示していない外部ネットワーク上のサーバーが備える記憶媒体(例えばハードディスク)に格納されている書き込みレート参照テーブルを参照する。外部ネットワーク上のサーバーが備える記憶媒体は、通信I/F221を介して接続されている。より具体的に説明すると、ステップS1007において、通信I/F221によって書き込みレート参照テーブルを格納する既知のサーバーに対し、書き込みレート参照テーブル転送要求を出す。これに応じてサーバー側が書き込みレート参照テーブルを転送するとデジタルカメラ201は、書き込みレート参照テーブルをSDRAM219に展開すると同時に読み出した対象CF215の製品情報の検索を行う。検索の方法については実施形態1と同様である。
いま、CF215としてCという製造元のRという型番のカードを使っていると想定する。すると、上述したように、CF215の標準的な書き込みレートは0.8MB/secであることがわかる。そこで次にS1010において、"MakerC CardR Version3.0"を挿入した場合の、撮影画像記録時のワークメモリサイズを決定する。
ここでワークメモリサイズとはデジタルカメラ201のSDRAM219上にCF215に記録する前にJPEG圧縮前後の画像データ等を保持する一時的なバッファのサイズのことである。従来では特定のデジタルカメラ201に対するワークメモリサイズの仕様はCF215の書き込みレートに関わらず一律だった。その場合、製品として提供できる仕様は書き込みレートの想定される最悪値に合わせざるを得なかった。従って書き込みレートの高いCF215を利用しているにも関わらず、不必要なワークメモリサイズを領域として確保し、その他の処理に必要なワークメモリの確保を妨げる結果となっていた。そこで本実施形態ではCF215の書き込みレートに対応した仕様の最適化を行うことでシステムとして最大限のパフォーマンスを提供できる機能を提供する。
まず、図11にデジタルカメラ201で定義する動画撮影に設定する撮影画像記録時のワークメモリサイズテーブル1101の例を示す。CF215の書き込みレートに対応してワークメモリサイズを変更し、例えば書き込みレートが2MB/sec以上の場合には1102で示されるようにワークメモリサイズ4MBの設定を採用するものとする。以下同様に1MB/sec以上2MB/sec未満の場合は1103で示されるようにワークメモリサイズは8MB。0.5MB/sec以上1MB/sec未満の場合は1104で示されるようにワークメモリサイズは12MB。0.5MB/sec未満の場合は1105で示されるようにワークメモリサイズは16MBをそれぞれ採用する。
この採用方法をフローチャートに示したものが図12である。図12は、ワークメモリサイズ設定処理の一例を示すフローチャートである。つまり、図10のステップS1010に移行したときの処理の詳細を示すフローチャートである。S1010に移行すると、ワークメモリ設定ルーチンを起動する(ステップS1201)。そこで読み出した挿入CF215の書き込みレートが2MB/sec以上か否かを判定する(ステップS1202)。もし2MB/sec以上であればステップS1203に移行し、図11の1102を選択する。
もしこの条件を満たさなければ次にステップS1204で1MB/sec以上か否かを判定する。もし1MB/sec以上であればステップS1205に移行し、図11の1103を選択する。もしこの条件を満たさなければ次にステップS1206で0.5MB/sec以上か否かを判定する。もし0.5MB/sec以上であればステップS1207に移行し、図11の1104を選択する。もしこの条件を満たさなければ図11の1105を選択する(ステップS1208)。
以上のようにして設定すべき撮影画像記録時のワークメモリサイズを決定する。
再び、図10の説明に戻り、ステップS1008において、挿入されたCF215の属性情報を取得できなかった場合、以降のワークメモリサイズを決定するために必要な書き込みレートを取得することができない。従って本実施形態では実施形態1と同様にステップS1009からステップS1011までにおいて書き込みレート測定ルーチンによる書き込みレート算出と、書き込みレートの保存とを行う。但し実施形態1と異なる点は、測定した未知のCF215の、書き込みレートの保存を書き込みレート参照テーブル501に書き込むだけでなく、通信I/F221の通信相手であるサーバーの記憶媒体にも書き込むところである。
デジタルカメラ201からはステップS1010で取得した書き込みレート参照テーブルを修正すると同時に更新要求を出し、サーバー上の参照テーブルを更新する。例えばデジタルカメラ201にとって実績のないEという製造元のTという型番のカードが挿入された場合を考える。この場合、この製品情報を示すCISTPL_VERS_1タプルのTPLLV1_INFOフィールドの文字列"MakerE CardT Version3.0"と、書き込みレート"8MB"とを書き込みレート参照テーブル901に追記する。ここで、書き込みレートは、ステップS1010で算出した値である。図9の902が新規に追加した属性情報である。
これによって未知のCF215に対しても随時適切な書き込みレートを算出して設定すると同時に接続先のサーバーの記憶媒体に保存することで、以降の利便性も向上させることができる。
なお、本実施形態では、挿入されたCF215の書き込みレートに基づいて、SDRAM219のワークメモリサイズを変更する例を説明した。しかしながら、上述した実施形態1と同様に挿入されたCF215の書き込みレートに基づいて、更に記録可能な画像サイズやフレームレートの上限値を変更してもよい。その場合の具体的な動作に関しては実施形態1にて説明したとおりである。
以上、上述した各実施形態によれば、動画撮影においてデジタルカメラ201に挿入するCF215の製品情報を読み出す。そして、製品情報に基づいて、内蔵するROM213又は通信I/F221を介して接続される外部のサーバーの記憶媒体に格納する書き込みレート参照テーブルを参照する。もし製品情報に対応する、動画撮影のフレームレート及び画像サイズ、又は撮影時に確保するワークメモリサイズを取得できる場合は、これらの情報を取得してデジタルカメラ201の撮影パラメータとして決定する。特に、動画撮影のフレームレート及び画像サイズについてはUI216によって限界仕様をユーザーへ通知する。
このようにすることによって、記憶媒体の性能に応じて、装置全体として最適な能力を提供可能にすることができる。
なお、上述した実施形態では動画撮影モードにおけるフレームレート及び撮影画像サイズ、又はワークメモリのサイズをパラメータとして設定したが、パラメータはこれらに限定されるものではない。例えば連写撮影における秒間コマ数、及びその場合のワークメモリのサイズ等をパラメータとして設定するようにしてもよい。また、パラメータは、撮影操作に係るものだけに限定されるものではなく、例えば再生時のレートやその間隔、或いは音声のサンプリング間隔等をパラメータとして設定するようにしてもよい。
また、記憶媒体として上述した実施形態ではCF215を例示したが、例えば、SDや、マイクロドライブ、メモリースティック、スマートメディア等であってもよい。また、本体に内蔵する(又は着脱可能に構成される)ものに限定されることなく、有線又は無線による外部のデータ処理装置の記憶媒体であってもよい。或いは製品を特定する製品情報も上述した実施形態で例示したPCMCIAの規格に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、書き込みレート参照テーブルは、デジタルカメラ201の内部不揮発メモリ又は、サーバーの不揮発メモリの何れか一方のみに格納されているよう説明を行ったが、両方の不揮発性メモリに格納するようにしてもよい。例えば、サーバーの不揮発メモリに格納されている書き込みレート参照テーブルに記述されていなかった未知の製品の属性情報を内部不揮発メモリの書き込みレート参照テーブルに格納するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、デジタルカメラ201を例に説明を行ったが、上述した実施形態は、これに限定されるものではなく、記憶媒体に対して書き込み、読み出しを行う装置であれば、どのような装置であっても適用可能である。
以上、上述した各実施形態によれば、記憶媒体の性能に応じて、撮像装置(デジタルカメラ201又はデジタルカメラシステム)全体として最適な(又は最大限の)能力を提供可能にすることができる。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を前記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上述した各実施形態を組み合わせて実施してもよい。
デジタルカメラのシステム構成の一例を示す図である。 デジタルカメラ201の動画撮影パラメータ決定に係る処理の一例を示すフローチャートである。 タプルフォーマットの一例を示す図である。 CISTPL_VERS_1タプルの構成の一例を示す図である。 書き込みレート参照テーブルの一例を示す図(その1)である。 デジタルカメラ201で定義する動画撮影に設定可能なフレームレートと、撮影画像サイズとの設定可能な組み合わせの一例を示す図である。 書き込みパラメータ設定処理の一例を示すフローチャートである。 書き込みレート参照テーブルの一例を示す図(その2)である。 動画撮影モードにおける液晶モニタ220に示す、フレームレート設定のGUI画面の一例を示す図である。 デジタルカメラ201のパラメータ決定に係る処理の一例を示すフローチャートである。 デジタルカメラ201で定義する動画撮影に設定する撮影画像記録時のワークメモリサイズテーブル1101の一例を示す図である。 ワークメモリサイズ設定処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
201 デジタルカメラ
213 ROM
214 CPU
215 CF
216 UI
221 通信I/F

Claims (10)

  1. 撮影データを記録する記録媒体を接続可能な撮像装置であって、
    前記記録媒体に記録する撮影データを一時的に記憶するバッファメモリと
    記録媒体の属性情報と当該記録媒体の性能に関する情報とを関連付けて記憶した記憶手段と、
    外部装置と接続する接続手段と、
    前記記録媒体の性能を測定する性能測定手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知することが可能である場合には、前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知し、
    前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知できない場合には、前記接続手段で接続された前記外部装置に記録された記録媒体の性能に関する情報から前記記録媒体の性能を検知し、
    前記記憶手段に記憶された情報と前記外部装置に記録された情報とから前記記録媒体の性能を検知することができなかった場合に、前記性能測定手段での測定に基づいて前記記録媒体の性能を検知する性能検知手段と、
    前記性能検知手段にて検知された性能に基づいて、前記バッファメモリのサイズを変更する制御手段と
    前記記録媒体から取得した属性情報と前記性能測定手段にて測定された性能に関する情報とを関連付けた情報を、前記外部装置に記録された情報に対する更新要求と共に前記外部装置に送信する送信手段と、
    有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録媒体から取得した属性情報と前記性能測定手段にて測定された性能に関する情報とを関連付けて前記記憶手段に記録するように制御する記録制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録媒体の属性情報と前記記録媒体の性能に関する情報とが関連付けられたテーブルを前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信したテーブルを前記記憶手段に記憶するように制御する第2の記録制御手段と、を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記外部装置は、外部ネットワーク上のサーバであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記性能検知手段が検知する前記記録媒体の性能は、書き込みレートであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は更に、前記性能検知手段にて検知された性能に基づいて、選択可能なフレームレートの上限値と画像サイズの上限値とを変更することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は更に、前記性能検知手段にて検知された性能に基づいて、再生時のレートとその間隔、音声のサンプリング間隔の少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮影データを記録する記録媒体を接続可能な撮像装置が実行する制御方法であって、
    外部装置と接続する接続ステップと、
    記録媒体の属性情報と当該記録媒体の性能に関する情報とを関連付けて記憶した記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知することが可能である場合には、前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知し、
    前記記憶手段に記憶された情報から前記記録媒体の性能を検知できない場合には、前記接続ステップで接続された前記外部装置に記録された記録媒体の性能に関する情報から前記記録媒体の性能を検知し、
    前記記憶手段に記憶された情報と前記外部装置に記録された情報とから前記記録媒体の性能を検知することができなかった場合に、前記記録媒体の性能を測定し、この測定に基づいて前記記録媒体の性能を検知する性能検知ステップと、
    前記性能検知ステップにて検知された性能に基づいて、前記記録媒体に記録する撮影データを一時的に記憶するバッファメモリのサイズを変更する制御ステップと、
    前記記録媒体から取得した属性情報と前記測定された性能に関する情報とを関連付けた情報を、前記外部装置に記録された情報に対する更新要求と共に前記外部装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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