JP4798923B2 - 溝付ブラキテラピー源 - Google Patents

溝付ブラキテラピー源 Download PDF

Info

Publication number
JP4798923B2
JP4798923B2 JP2001583879A JP2001583879A JP4798923B2 JP 4798923 B2 JP4798923 B2 JP 4798923B2 JP 2001583879 A JP2001583879 A JP 2001583879A JP 2001583879 A JP2001583879 A JP 2001583879A JP 4798923 B2 JP4798923 B2 JP 4798923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation source
container
source
groove
grooved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001583879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003533301A (ja
Inventor
アウドゥン・トルネス
モルテン・エリクセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Ltd
Original Assignee
GE Healthcare Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Healthcare Ltd filed Critical GE Healthcare Ltd
Publication of JP2003533301A publication Critical patent/JP2003533301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4798923B2 publication Critical patent/JP4798923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1001X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
    • A61N5/1027Interstitial radiation therapy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/39Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
    • A61B2090/3925Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers ultrasonic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1001X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
    • A61N2005/1019Sources therefor
    • A61N2005/1024Seeds

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【0001】
本発明は、放射線治療に関する。より具体的には、それは放射線治療における放射線源、および特に溝付放射線源(grooved radioactive source)であって、改善された超音波画像可視化をともなうものに関する。
【0002】
ブラキテラピー(branchytherapy)は、疾患性組織に近い放射線源の配置に関係する、医学的処置を包含する一般用語であり、そして患者の体ヘの放射線源の一時的または永久的埋め込みまたは挿入に関係し得る。該放射線源はそれによって処置されるべき体の領域に接近して位置する。これは、周辺性または介在性健康組織への放射が比較的低用量である、放射の高用量が処置部位に送達される有利な効果がある。
【0003】
ブラキテラピーは、関節炎および癌、例えば、乳、脳、肝臓および卵巣癌、および特に男性の前立腺癌を含む種々の状態の処置における使用が提唱された(例えば、J. C. Blasko et al., The Urological Clinics of North America, 23, 633-650(1996), and H. Ragde et al., Cancer, 80, 442-453(1997)参照)。前立腺癌は、USAの男性の悪性の最も共通な形態であり、1995年のみで44,000人以上が死亡した。処置は計算された期間、放射線源を一時的に埋め込み、ついでその後の除去に関係し得る。代替的に、該放射線源は、該患者に永久的に埋め込まれ、そして予測可能な時間の経過後に不活性状態になるに任せ得る。一時的または永久的埋め込みの使用は、選択されたアイソトープおよび要求される処置の期間および強度に依存する。
【0004】
前立腺処置のための永久的埋め込みは、一時的源と比較して、比較的短い半減期およびより低エネルギーを有するラジオアイソトープを含む。永久的埋め込み可能な源の例は、ラジオアイソトープとしてヨウ素−125またはパラジウム−103を含む。該ラジオアイソトープを、一般に、「シード」を形成するチタニウムケーシングにカプセル化し、これを次いで埋め込む。前立腺癌の処置のための一時的埋め込みは、ラジオアイソトープとしてイリジウム−192に関係し得る。
【0005】
最近、ブラキテラピー、特に管ブラキテラピーが、レステノシスの処置のために提唱された(概説のために、R. Waksman, Vascular Radiotherapy Monitor, 1998, 1, 10-18, およびMedpro Month, January 1998, page 26-32参照)。レステノシスは、冠状動脈疾患の最初の処置後の血管の再狭窄である。イリジウム−192、ストロンチウム−90、イットリウム−90、リン−32、レニウム−186およびレニウム−188を含む、種々のアイソトープが、レステノシスを処置するときの使用のために提唱された。
【0006】
ブラキテラピーのにおける使用のための慣行の放射線源は、いわゆるシードを含む。シードは、滑かなシールされた源であり、これは、生体適合性材料(例えばチタニウムまたはステンレスのような金属)の容器またはカプセルを含み、シールされたチャンバー内にラジオアイソトープを含む。該容器またはカプセル材料は、容器/チャンバー壁を経由して存在する照射を可能とする(US4323055およびUS3351049)。そのようなシードは、該チャンバー/容器壁を透過できる照射を発するラジオアイソトープとの使用のためにのみ好適である。したがって、そのようなシードは一般に、β−照射ラジオアイソトープと、よりむしろ、γ−照射または低エネルギーX線を発するラジオアイソトープと使用される。
【0007】
ブラキテラピーにおいて、該処置を投与する医療関係者にとって、処置すべき組織に対する放射線源の相対位置を知ること、すなわち該照射が正確な組織に送達され、そして局在化した過剰または過少用量が発生しないことは、治療成果のために重要である。現行のシードはしたがって、典型的にはX線画像化のためのマーカー、例えば、放射不透明性金属(例えば、銀、金または鉛)を含む。埋め込まれたシードの位置決定を次いで、X線画像化によって確立し、これは患者を追加的放射用量に曝露する。そのような放射不透明性マーカーは、該画像化が体内のシードの方向並びに位置についての情報を与えるように、典型的には形状化されており、なぜならその両方は、正確な放射線量計算のために必要であるからである。
【0008】
例えば、前立腺癌の処置のためのブラキテラピー放射線源の永久的埋め込みは、放射線源および組織の直接的目視観察を伴う、腹壁切開技術を使用してなされ得る。しかし、該手法は比較的侵襲的であり、そしてしばしば患者に望ましくない副作用を導く。放射線源の、疾患性前立腺の予め決定された領域への経会陰挿入(transperineal insertion)を含む改善された手法が(埋め込みのための参照点を確立するため外部テンプレートを使用する)、提唱された。例えば、Grimm, P.D.,et al.,Atlas of the Urological Clinics of North America, Vol. 2, No.2,113-125(1994)参照。共通には、これらの放射線源、例えばシードを、針装置によって挿入し、一方、外部深度ゲージを、背面切石手術位置で患者に使用する。前立腺癌処置のために、典型的に患者あたり50ないし120シードを、直線状に間隔を取ったシードの多重の針挿入に由来する三次元配列で投与する。該用量計算は、この複合3−D配列、加えて腫瘍体積加えて前立腺体積等のデータに基づく。
【0009】
好ましくは、ブラキテラピーのための放射線源の挿入または埋め込みを、最小の侵襲技術、例えば、針および/またはカテーテルに関係する技術を使用して実施する。望まれる放射用量プロファイルを与える、それぞれの放射線源について位置を計算することは、可能である。これは、それぞれの源のラジオアイソトープ含量の知識を、源のディメンジョン、該源が関連して配置されるべき組織(複数もある)の正確なディメンジョン、加えて参照点に対する当該組織の位置とともに使用してなすことができる。そのような用量計算での使用のための体内の組織および臓器のディメンジョンを、X線画像化、磁気共鳴画像化(MRI)、および超音波画像化を含む慣行の診断画像化技術を使用することによって、放射線源の配置に先行して取得し得る。
【0010】
しかし、放射線源配置手法の間に、困難性が生じ、もし前の配置画像のみが源配置を案内するために使用されるならば、これは該源の配置の正確性に不利に影響し得る。例えば、組織体積は、膨張または該組織へおよびそこからの流体の排出の結果として変化し得る。組織の位置および方向は、例えば外科手術中の操作、患者の移動または隣接組織の体積の変化の結果として、選択された内部または外部参照点に対して患者の体内で変化し得る。こうして、配置手法に先立ち取得した組織解剖および位置の知識のみを使用して、源の正確な配置を達成し、ブラキテラピー中の望まれる用量プロファイルを達成することは困難である。したがって、もし組織および放射線源の両方のリアルタイムの可視化が提供できるならば、有利である。特定の好ましい画像化方法は、その安全性、使用の容易性および低コストのため、超音波画像化である。
【0011】
放射線源の位置への配置の間に、外科医は、例えば、患者及び外科医の両方に低リスクおよび簡便性の利点を供する、経腸的超音波パルス−エコー画像化技術を使用して、組織、例えば前立腺の位置を監視することができる。該外科医はまた、超音波を使用する埋め込み手法で使用される比較的大きい針の位置を監視できる。埋め込みまたは挿入手法の間、源の位置は該針の先端、または該手法のために使用される他の装置に近いと推論し得る。しかし、それぞれの別個の放射線源の相対位置を、埋め込み手法の後に評価し、それが望まれまたは望まれない位置にあるか決定し、そして該組織ヘの照射の治療用量の均一性を評価すべきである。放射線源は埋め込みに続いて組織内に移動し得る。
【0012】
超音波反射は、鏡性(鏡様)または散乱性(拡散)のいずれかであり得る。生物学的組織は典型的には、散乱性の態様で超音波を反射し、一方金属装置は超音波の効率的な反射体である傾向がある。比較的大きい滑かな表面、例えば、医学的手法で使用される針のこれらは、鏡の態様で音波を反射する。慣行の放射性シードの超音波可視性は、画像化に使用される超音波変換機についてのシード軸の角度方向に高度に依存する。表面からの超音波反射は、表面形状に依存し、そして回折を考察することから演繹できる。こうして、滑らかで平らな表面は一般に鏡として作用し、音と表面の間の角度が90°でないならば違った方向で超音波を反射する。滑らかな円筒状構造、例えば慣行の放射性シードは、変換機からの扇形状円錐パターンで指す波を反射するが、非常に90°に近い角度で画像化するとき、強い超音波反射を与えるのみである。
【0013】
こうして、滑らかなチタニウム表面のブラキテラピーシードは、有効な超音波反射体であるが、反射された超音波強度は、超音波ビームについてのシードの方向に強度に依存する。理論および実際上の実験は、シードの長軸と超音波変換機の間の8度の角度でさえも(入射から8度の偏差)、該シグナル強度が、100(20dB)のファクターで低下し、そして該シードが検出し難いことを示す。10度の方向では、該シードは組織背景に対して検出することは不可能である。結果的に、超音波ビームの直交入射角からの非常に小さい偏差でさえも、エコーシグナルの強度の実質的な減少を引き起こす。シード埋め込み後に獲得された前立腺の臨床的X線画像の分析は、シード角度方向の広範囲分布を示し、そしてシードの一部のフラクションのみが±10度内の方向である。
【0014】
こうして、現行のブラキテラピー放射線源の比較的小サイズおよびそれらの表面の鏡性反射特性は、それらを超音波画像化技術によって検出することを非常に困難にしている。
【0015】
したがって、改善された超音波画像化可視性を有するブラキテラピーにおける使用のための放射線源、および特に、源であってここで、超音波変換機についての源の軸の角度方向への可視性の依存性が減少している、源の必要性が存在する。全返還エコー強度がシードの物理的サイズによって限定されるから、改良はエコー返還の角度範囲を広げることを要する。本発明は、反射超音波の角度依存性を減少させることによって、改善された超音波可視性を有する放射線源を提供する。
【0016】
シードより比較的大きい、外科的装置(例えば、外科的針、中実探り針およびカニューレ)の超音波可視性を、それらの表面の好適な処理、例えば粗面化し、刻み目を入れ、またはエッチングによって、高める努力がなされてきた。こうして、US4401124は、表面の反射係数を高めるため表面上に刻まれた回折格子を有する、外科的装置(中空針装置)を開示する。溝にあたる音波は、二次波が多くの方向に向かうように、回折または散乱し、そしてあるパーセンテージのこれらの二次波は、超音波変換機によって検出される。回折格子を、体内挿入のための外科的装置の前縁での使用のために、または体内にある間にその位置が監視されるべき対象の表面に沿う使用のために提供する。
【0017】
米国特許4869259は、入射超音波を散乱する均一に粗面化された表面を生ずる粒子爆破性表面の部分を有し、その結果、散乱波の一部が超音波変換機によって検出される、医学用針装置を開示する。
【0018】
米国特許5081997は、表面の一部に埋め込まれた音反射性粒子を有する外科的装置を開示する。該粒子は、入射音を散乱し、そしてある部分が超音波変換機によって検出される。
【0019】
米国特許4977897は、針および内部探り針を含む管状カニューレ装置を開示し、そこには、1または2以上の孔が超音波可視性を改善するために針の軸ヘ垂直に横切って穴をあけられている。該中実内部探り針は、粗面化されまたは刻み目を入れられ、針/探り針組み合わせのソノグラフ可視性を高め得る。
【0020】
WO98/27888は、エコー発生を高めた医学的装置を記載し、そこには、非伝導性エポキシ含有インクのプリンとパターンマスクが該装置の表面に移動被覆され、フラッシュ乾燥され、それから温度的に架橋されている。マスクによって保護されていない針の部分は、電気研磨工程でのエッチングによって除去され、剥き出しの金属のその後の四角の陥没のパターンを残し、そしてインクマスクされた部分は、溶媒および機械的洗いによって除去される。該陥没は、超音波下で高いエコー発生性を有する装置を提供する。
【0021】
米国特許4805628は、体内に長期間の在留のために挿入または埋め込まれる装置を開示し、この装置は実質的にガス不透性壁を有する装置中の空間を提供し、そのような空間はガスまたはガスの混合物で満たされていることによって、超音波へより可視的とする。該発明は、IUD(intrauterine device)、補綴装置、ペースメーカ等を指向する。
【0022】
McGahan, J.P.,''Laboratory assessment of ultrasonic needle and catheter visualisation''Journal of Ultrasound In Medicine,5(7), 373-7, (July1986)は、インビトロのソノグラフ可視化のための7種の異なるカテーテル材料を評価した。7種のカテーテル材料の内の5種がすぐれたソノグラフ検出に良好であった一方、ナイロンおよびポリエチレンカテーテルはあまり可視化されなかった。加えて、改善された針の可視化の種々の方法が試験された。ソノグラフ性針可視化は、外部針または内部探り針を粗面化しまたは刻み目を入れることのいずれかおよび針にわたる案内ワイヤを配置することを含む、種々の方法によって援助された。
【0023】
現譲受人に共通して譲渡されているWO00/28554は、シードを含む粗面化されたブラキテラピー源を開示し、これは高いエコー発生性を示す。この開示は、たとえそのような源が針、カテーテル等より比較的ずっと小さくても、ブラキテラピーでの使用のために好適な放射線源の超音波可視性が改善できることを示す。
【0024】
ひとたび埋め込まれると、シードは埋め込みの部位で永久にとどまることが意図される。しかし、個々のシードは稀な場合には、埋め込みまたは挿入の当初部位から離れた患者体内に移動し得る。これは臨床的見地から極めて望ましくなく、なぜならそれは腫瘍または他の疾患組織の低用量および/または健康組織の照射ヘの不必要な曝露につながり得るからである。したがって慣行のブラキテラピーシードと比較したときに、患者の体内で移動する減少した傾向を示すブラキテラピーにおける使用のための放射線源の必要性がまた存在する。
【0025】
パラメーター、例えば、表面の不規則な振幅および形状および反復表面パターン細部の間の距離は、エコー反射の角度依存性を決定する。本発明の一部として、多数の前駆型サンプルを評価し、そして狭い幅のシード設計の選択肢を同定した。ある範囲の表明形状を試験した:円状およびらせん状正弦波および四角溝、三角溝、ディンプル(dimples)およびサンドブラスト表面。鋭い角のプロファイルが、滑らかな形状より大きく角度範囲を広げることが見出された。ディンプル表面は、溝付表面ほどには働かないことが見出された。
【0026】
したがって、本発明のある態様にしたがって、ブラキテラピーにおける使用のために好適な放射線源を提供し、これは、シールされた生体適合性容器内のラジオアイソトープを含み、ここで該容器の外部表面の少なくとも一部が一連の溝であって、
(i)5ないし100マイクロメートルの深さ、
(ii)200ないし500マイクロメートルの幅、
(iii)300ないし700マイクロメートルの間隔、
を有する溝を含む。
【0027】
該溝付表面は、表面の超音波可視性(すなわちエコー発生性)を高めるように最適化されている。ここで開示する設計加工は、ブラキテラピー源またはシードの外部表面の加工に関係する。該源からの超音波エコー反射の角度範囲を増加させることは、全体のエコー強度の減少を伴う。ゆえに、選択された源の設計はつねに、シグナル強度および該角度方向についての強度の間の妥協である。加えて、該源設計は、再現可能な製造に適しなければならない。本発明は、最も臨床的に重要である反射の角度範囲についてエコー発生性ブラキテラピー源のための最適化された設計を提供する。
【0028】
本発明の溝付源はまた、患者の体にひとたび埋め込まれた該源が移動するいずれもの傾向を減少させるべき利点を有する。
本発明の放射性ブラキテラピー源における使用のために好適なラジオアイソトープは、当業界で既知である。特に好ましいラジオアイソトープはヨウ素−125(I−125)、およびパラジウム−103(Pd−103)を含む。典型的なチタニウムシードは、0.15と150ミリキュリーの間のI−125を含み、したがって0.1と100ミリキュリーの間の用量を照射する。
【0029】
生体適合性容器内の、ラジオアイソトープのために好適な担体または基質は、プラスチック、グラファイト、ゼオライト、セラミック、ガラス、金属、ポリマーマトリックス、イオン交換樹脂、またはその他、好ましくは多孔性材料のような材料をを含み得る。代替的に、該基質は、金属、例えば、銀から作成され、または支持体材料上に位置する金属の層を含みうる。好適な支持体材料は、第2金属、例えば金、銅または鉄、または固体プラスチック、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、テフロン(商標)、ナイロン、デブリンおよびケブラー(商標)を含む。好適なプランティング方法は、当業界で既知であり、そして化学析出、スパッタリング、鉄プランティング技術、無電解プランティングおよび電着を含む。
【0030】
該基質材料は、ビーズ、ワイヤー、フィラメントまたはロッドの形態であり得る。そのような基質材料は、中空シール性容器、例えば、生体適合性金属容器内にカプセル化され、シールされた源または「シード」を提供し得、または該担体は、電気メッキされたシェル、例えば、金属、例えば銀またはニッケルの層で被覆され得る。該ラジオアイソトープは物理的に、該基質中またはその上に、例えば、吸着によってトラップされ、または何らかのやり方で化学的に付着され得る。代替的に、該源は、該基質の必要なく、ラジオアイソトープを直接的にカプセル化する、中空シール性容器を含み得る。I−125を銀ワイヤー基質上に負荷する好適な方法は、US4323055に記載される。
【0031】
好適な生体適合性容器材料は、金属または金属合金、例えば、チタニウム、金、白金およびステンレススチール;プラスチック例えば、ポリエステルおよびビニルポリマー、およびポリウレタンのポリマー、ポリエチレンおよびポリ(ビニルアセテート)であって、該プラスチックが生体適合性金属の層で被覆されているもの;組成物、例えばグラファイト、およびガラス例えば、二酸化ケイ素を含むマトリックスの組成物を含む。該容器は、また生体適合性金属、例えばチタニウム、金、または白金を含み得る。チタニウムおよびステンレススチールは、そのような容器のための好ましい生体適合性金属であり、特にチタニウムである。
【0032】
該ラジオアイソトープはまた、ポリマーマトリックス、またはプラスチックまたはセラミック組成物に埋め込まれ、および/または容器壁の一部を形成し得る。もし例えば、金属合金を使用し、容器を形成するならば、そのとき合金の構成要素が好適なラジオアイソトープであり得る。もし容器を組成物材料から作成するならば、該組成物の構成要素が、好適なラジオアイソトープであり得る。
【0033】
該放射性源は、全体サイズおよびその意図された使用のため好適なディメンジョンであるべきである。例えば、その全体ディメンジョンは好ましくは、該源が通常の技術を使用して、例えば、中空の針またはカテーテルを使用して処置部位に送達することができるようなものである。前立腺癌の処置での使用のためのシードは、例えば、典型的には、実質的に円筒状の形状および近似的に4.5mm長(すなわち4.0ないし5.0mm長)であって、近似的に0.8mm(すなわち0.7ないし1.0mm直径)のものであり、その結果、それらを、皮下針を使用して処置部位へ送達し得る。レステノシスの処置における使用のために、源は冠状動脈内部に挿入されるのに好適なディメンジョン、例えば、役10mm(すなわち2ないし12mm長)、および約1mmの直径(すなわち0.5ないし1.5mm直径)、好ましくは約5mmの長さおよび約0.8mmの直径、そして最も好ましくは約3mmの長さおよび約0.6mmの直径であるべきである。
【0034】
レステノシスの処置での使用のための源は、典型的には、通常のカテーテルおよび/またはガイドワイヤー方法を使用して処置部位に送達される。レステノシスの処置のための本発明の溝付源は、また永久的埋め込みのために設計された、放射性ステントの形態を取り得る。そのようなエコー発生性ステントは、埋め込み中および後の両方で超音波を使用して、非侵襲的に画像化できる。本発明の源はまた、実質的に球状の形状であり得る。本発明の源またはシードは好ましくは、通常の源と実質的に同じ全体物理的サイズである。こうして、より大きい源は、有意により多い超音波エネルギーを反射するが、臨床的使用者のためのハンドリングの問題を導入し得、なぜなら実際上該源またはシードは、慣行のサイズの針またはカヌーレ(例えば18G針)を使用して埋め込まれるからである。
【0035】
本発明の源を、患者への永久的埋め込みとしてまたは一時的挿入のため使用し得る。ラジオアイソトープおよび源の型、加えて使用される処置の方法の選択は、処置すべき状態に一部依存する。
【0036】
ここで使用するように、用語「溝付」(grooved)は、通常または慣行のブラキテラピー源のように本質的には平らではないが、一連の連結された盛り上がった領域またはリッジを含む表面または部分表面を意味し、そして起伏のある効果を生じる、領域(または「溝」)を意図する。該溝は、規則的パターンで配列され得、またはランダムであり得、またはランダム及び規則的な領域の混合が存在し得る。好ましくは、該溝を規則的なパターンで配列し、そして好ましくは曲線断面である。得られる溝付外部表面は好ましくは「実質的に角がない(free from angularities)」。この用語は、表面の波が、曲線断面であり、すなわち該波が、角のあるまたは鋭いエッジが最小である、一連の滑らかな曲線を形成する。好ましい表面は、こうして、近似的に正弦波または平滑化正弦波のプロファイルである。典型的には、溝の幅は、溝の間隔の10%ないし90%、および好ましくは40%ないし60%、ここで該溝が平滑化正弦波のプロファイルである、最も好ましい態様では、該溝幅は溝の間隔の50%である。容器の外部半径の分散を最大化する表面形状が、最も可聴的に有効な形状であり、該平滑化正弦波表面プロファイルはしたがって特に好ましい。盛り上がった領域またはリッジは、それ自体外側への曲線であり得(すなわち凸面)、または平らであり得る。好ましくは該盛り上がり領域またはリッジは平らであり得、そして均一な配列であり、その結果、例えば、該源が実質的に円筒状形状であるとき、該盛り上がり領域は、該円筒の外部表面の一部を形成する。
【0037】
用語「深さ」は、溝の振幅(amplitude)であり、すなわち溝の底から溝の頂上への垂直距離である。設計および製造上の制約によって制限され得る、所定の溝の深さについて、平滑化正弦波表面プロファイルは、狭い陥没からなるパターンよりもより良好な反射超音波エコーの分布を提供する。
【0038】
本発明の溝は、100μmの深さまたは振幅を越えないものとし、なぜなら該振幅が大きすぎるときに相殺的干渉が発生し得るからであり、そして直交入射での反射強度が劇的に減少する。好ましい溝は、水中で関係する超音波、すなわち、7.5MHzの超音波周波数での、波長の近似的に4分の1までの振幅または深さを有し、これは約50μm(50マイクロメートルまたは0.05mm)である。該溝の最小振幅は、少なくとも5μm、好ましくは波長の10分の1、すなわち20ないし30μmである。該溝の振幅の好適な範囲は、したがって5ないし100μm、典型的には15ないし75μmであって、20ないし60μmが好ましく、30ないし50μmの範囲が最も好ましい。特に好ましい態様では、該溝は、45μmの名目深さまたは振幅を有する。
【0039】
用語「間隔」は、連続的する溝の最高点の間の距離を意味する。該溝が同一であるとき、該間隔は事実上、パターン繰り返し距離である。
【0040】
繰り返し表面パターン細部の間の距離を減少させることによって、大きい角度での超音波反射を増加させるが、小さい角度での反射を減少させる。ゆえに、使用される典型的な画像化周波数のために、該間隔は300ないし700μm(0.3ないし0.7mm)、好ましくは400ないし600μm(0.4ないし0.6mm)、そして最も好ましくは450ないし550μm(0,45ないし0.55mm)であるものとする。特に好ましい態様では、該溝は、500μmの名目間隔を有する。
【0041】
溝の「幅」という用語は、生体適合性容器の平均外部半径に等しい深さである溝の2点の間で測定された距離である。該溝が、対称性プロファイル、例えば正弦波、好ましくは平滑化正弦波を有するとき、該溝の幅は、溝の間隔の半分に等しい。
【0042】
本発明に従う源の溝の幅は、200ないし500マイクロメートルである。好ましい態様では、該溝は、200ないし300μm、好適には225ないし275μmの幅を有する。特に好ましい態様では、該溝は平滑化正弦波のプロファイルであるとき、そして名目間隔が500μmである場合、該溝は250μmの名目幅を有する。
【0043】
「一連の溝」という用語は、一または二以上の溝を意味する。該溝は該容器の外部表面の十分な部分に渡り分布し、そして該源による超音波の散乱が、超音波変換機探索子と該シード、典型的には埋め込まれたシードの間の角度の範囲における画像化のために十分であるように形状化されている。この範囲は超音波を使用する埋め込まれたシードの大多数を画像化することのできることが期待される。該溝は、一方または両方の端で、中心でまたは外部表面のすべての他の部分にわたり、該容器の実質的に全体の表面にわたり存在し得る。典型的には頂部および底部端が溶接されている、実質的に円筒状形状である、放射性シードについては、該溝は好ましくは円筒側面の長さに渡り分布する。
【0044】
該溝は該源の表面上にランダムに、またはより規則的なパターンで、例えば幾何学的形状およびパターン、例えば同心円状、または該源の軸に実質的に平行または垂直に走る線として、例えばバンドまたはコルセットを与える円周性配列で、またはらせん状配列で、配列され得る。らせん状または平行の溝パターン、特にバンドまたはコルセット状配列におけるものが好ましい。好適なパターンを容易に決定し、関係する放射線源の正確なサイズ及び形状に適合化させることができる。本発明の好ましい態様では、該放射線源の容器は、不規則または規則的に、最も好ましくは規則的に、該容器の長さにそって位置されている、4ないし7、より好ましくは6個の全円円状溝を有して提供される。
【0045】
好ましくは、該源はさらに、該源が超音波画像化に加えてX線画像化技術を使用して可視化し得るように、放射不透明性物質、例えば、銀または他の金属を含む。本発明の好ましい源は、該物質を有するまたは有しないラジオアイソトープをカプセル化する金属容器またはカプセル、および超音波およびX線画像化技術の両方によって可視化することのできる、放射不透明性マーカーを含む源である。結果的に、該ラジオアイソトープは、それ自体放射不透明性である物質、例えば銀ワイヤー上に保持され、別個の放射不透明性マーカーの必要性を回避し得る。
【0046】
ブラキテラピーで本発明の源を使用する一つの利益は、超音波シグナル及び画像を、内科医がリアルタイム線量測定を十分に速やかに可能とする、好適なコンピューターソフトウェアによって読み、測定および分析し得ることである。これは、臨床的見地から患者および医療関係者の両方のために、有利である。しかし、本発明の源を、該源の超音波可視性のおかげで取得した情報を使用する線量測定マッピングの任意の型を含む方法において、使用し得る。
【0047】
加えて、内科医は、同じ画像化技術、すなわち外科手術中にすでに設置されている超音波を使用し、臓器(例えば前立腺)の位置及びサイズ、および源の配置の両方を確認し得る。これは内科医に、例えば、ここで該用量パターンを、シードの「真の」位置に基づいて再計算する必要のある状況で、追加の源を挿入する必要があるか計算することを可能とし得る。
【0048】
本発明の放射線源を、例えばMedi-Physics, Inc.of Illinois, U.S.A.から入手可能である製品RAPID Strand(商標)で、実質的に直線状の生物分解性材料内に供給し得る。好ましくは該源は、一様に間隔を空け(例えばRAPID Strand(商標)から10mm離し)、より一様/均一な放射線量測定を可能とし、そして該配列のディメンジョンは、その全体が患者の投与のためのの針へ負荷することのできるようなものである。該生物分解可能材料は、縫糸または好適な生体適合性ポリマーであり得、そして好ましくは、ゆがみなく人体に直接的に導入することのできる十分に硬いように設計する。該鎖材料は鎖中の溝付シードからの超音波の勢いを弱らせることが、期待される。鎖中の溝付シードは鎖中の未加工シードに対する高い超音波可視性(すなわち反射されたエコー強度)を示すことが予測される。本発明の更なる態様は、したがって、縫糸または鎖型送達システムにおける溝付ブラキテラピー源またはシードである。
【0049】
本発明の更なる態様において、ラジオアイソトープおよびシールされる生体適合性容器を含む、ブラキテラピーでの使用のための放射線源の超音波可視性を増加させる方法を提供する。該方法は、特定のディメンジョンの溝を有する容器の表面または表面の一部を提供すること、および超音波の反射を高めしたがってインビボの該源の検出を容易化するために有効な配列を含む。
【0050】
本発明のなおさらなる態様では、ラジオアイソトープおよび生体適合性のシールされる容器であって少なくとも表面の一部が溝付であるものを含む、放射線源の製造方法を提供する。本発明の溝付表面を、種々の異なる方法によって生産し得る。例えば、該源が本質的に円筒状の容器またはカプセル化材料中にカプセル化されたラジオアイソトープを含むならば、そのとき該容器またはカプセル化材料の外部表面は、該表面上に溝を与えるためのリッジまたは鋸刃状金型またはネジ切り装置によって該源に力を加えることによって溝切りし得る。類似効果はミリングによって生産し得る。平行コルセットまたは溝を、金型工具セットを使用するクリンピングプロセスによって生産し得る。該金型セットを、電極スパーキングまたは溝の切削スチールの片ヘのエッチング複製セットによって、または高精度ミリングによって生産する。該2つの金型を次いで、鏡最終物に研磨し、その結果これらはひとたび一緒にプレスされると正確に合致する。該チタニウム管を該金型セットの溝付領域に挿入し、そして該2つの金型をいっしょにし、こうしてチタニウムの表面に溝を導入する。取得した下溝の深さを適用する圧力によって制御する。
【0051】
一または二以上のらせん状溝をまた、容器を放射線源を形成するため容器をシールする前または後に、わずかな角度で固体表面上で容器を転がしつつ、鋭い金属縁を容器の表面に穏やかにプレスすることによって生産し得る。スパイラルまたはらせん状溝を、ギャップにブラキテラピーシードと同じ直径を許容しつつ、一緒にはめられる、二つの工具を使用して、導入することができる。望まれる溝と同じ形状及びサイズである対角線状の盛り上がったプロファイルは、一の工具の表面を横断する。該チタニウム管を、該工具の間で転がし、そして対角線状プロファイルは、それが転がるにつれ管を横切って、らせん状またはスパイラル溝を刻む。使用する工具の表面は、粗面化または被覆化され、管の十分な摩擦を提供し、工具が移動しながらそれが転がるのを可能とする。
【0052】
本発明の溝付表面をまた、エッチング、例えばレーザーまたは水ジェットカッターを使用して、または電気的エッチングによって達成し得る。ブラスチング、例えばサンドブラスチングをまた使用し得る。そのようなブラスチングを、ドライまたはウェットジェットブラスチングにおけるように乾燥または湿潤でなし得る。
【0053】
該溝を、材料が生体適合性容器の壁から除去されない(例えば加圧または関連技術例えばクリンピング)のようなやり方で導入する。これは、小さい原子番号(Z)生体適合性容器材料(例えばチタニウム)によって放射能用量の減衰の本質的に同じ量が発生することを意味する。結果は、該溝付シードからの放射用量が、同じラジオアイソトープ含量を有する非溝付シードからの用量と本質的に同じである。材料の保持を、二つのやり方で、すなわち内部および外部の両方の変形を介し均一壁厚を保持することによって、または外部表面が溝付であって一方内部表面が本質的に平らなままであるように加圧によって原理的に達成することができる。好ましくは、該容器壁厚は均一であり、すなわち該溝つけ工程が該壁を変形または置換する。結果は、該容器の内部表面が好ましくはまた溝付、すなわち平らでなく、そして本質的に外部表面の鏡画像である。こうして容器の内部及び外部両方の表面が、溝付であるのが好ましい。容器の内部表面上の溝の更なる利点は、ラジオアイソトープ(例えば、125I−ヨウ素または銀ワイヤー)を担持する基質が、該容器内で移動しにくく、シードの周辺のより一定の照射放射線量測定を可能に与えることである。
【0054】
該生体適合性容器材料が、水または哺乳動物組織(例えば、前立腺)に匹敵する超音波伝達特徴を有する材料で被覆された、超音波反射性の内部材料(例えば金属)の形態であるとき、そのときそのような装置の外部表面は平らであり得、そして内部表面のみが本発明のエコー発生性溝を有することが意図されている。
【0055】
生体適合性容器材料が、金属製例えばチタニウムであるとき、該金属が任意の機械的作業、加圧に先立ち、焼きなまされるのがまた好ましい。焼きなましは当業者に知られており、そして融点以下の高温度に金属を加熱し、ついで減圧または不活性雰囲気、典型的にはアルゴン下で環境温度にゆっくり冷却することに関係する。これらの用心は、熱い金属及び周辺雰囲気の間の任意の表面酸化または他の反応(例えば窒化物形成)を防止する。チタニウムについて、一般的焼きなましを、400ないし750℃、より好ましくは700±50℃または再結晶焼きなましのための913±15℃のベータトランサス温度の22−55℃下で実施する。そのような焼きなましされた金属は、作業、すなわち機械的操作、再シェイピング等に対してより従順であり、なぜならこれらは、金属をストレスに付したとき、脆弱性、例えば、微小破壊の、金属への導入の減少したリスクを示すからである。
【0056】
シールされる金属または金属合金容器内部にラジオアイソトープを含む放射線シードの製造は通常、好適な金属管であって、その一方の端がシールされ(例えば溶接によって)キャニスターを形成するものを提供することを含む。該ラジオアイソトープを次いで、該キャニスターに導入しそして残りの開口端をまたシールし(例えば溶接によって)、シールされた源またはシードを提供する。代替的に、容器またはキャニスターを、金属のコアからのプレスにおけるスタンピングによってまたはキャスチング、モールディングまたは溶解した金属のコアを形成することによって、または金属の固体コアストックのマッチングまたはドリリングによって、または金属ストックをメルチング、およびリフォーミングおよび固形化することによって、または溶接またはネジ切りのような手段によって、管の端にキャップを締めることによって、または膨張のため熱を使用し、それから該キャップを冷却して収縮させることによって、形成し得る。該容器の外部表面を、溝を該表面に導入するための、最終シール放射線源またはシードの機械的加工を含む、製造工程の任意の段階で溝付けし得る。
【0057】
製造の容易性のために、該溝付け工程は好ましくは、ラジオアイソトープを有する容器の、より好ましくは一の端のシールの前に非放射性金属管上に、最も好ましくは金属管の長い区画を、キャニスターを形成するときの使用に好適な短いセグメントに切断する前に、その上で起こし得る。溝付け工程は、該容器のインテグリティを妥協するようなものであるべきでない。更なる実施態様では、本発明は、溝付生体適合性源容器金属であって、シールされた放射線源へ組みたてるのに容易であるものを含む、前駆物を提供する。そのような前駆物は、例えば、本発明の最適化された溝(ディメンジョンおよび分布)を有する管、シードまたは源製造のため必要な長さまたはセグメントに予め切断された溝付管、およびそのようなセグメントであってここで一の端が閉じられ(例えば溶接によって)、望まれるラジオアイソトープで負荷するのに容易である溝付キャニスターを含む。
【0058】
本発明のなおさらなる態様では、ラジオアイソトープおよびシールされた生体適合性容器であって少なくとも表面の一部が溝付であるものを含む放射線源の更なる製造方法を提供する。該方法は、
(i)非放射性前駆物生体適合性容器材料の表面または外部表面の一部を溝付けすること、
(ii)ラジオアイソトープを、ステップ(i)からの、好適なサイズにされそしてシールされる溝付生体適合性容器前駆物に負荷すること、および
(iii)該生体適合性容器をシールすること、
を含む。
【0059】
例えば、好適な薄い壁の金属管、例えばチタニウム管を放射性材料の挿入及び端の溶接の前に機械的に変形させ、シールされた源を形成し得る。滑らかならせん状溝を、好適なクリンピング工程の使用によって壁の厚さに影響することなく管の外部表面上に生産し得る。円筒状形状の支持工具であって好適なピッチおよび深さの外部ネジ山を有するものを、金属管に最初に挿入し得る。該支持工具を、該管内に硬くはめ得る。クリンピング工具を次いで、該管の外部表面に力で適用すべきである。該クリンピング工具は、2またはそれ以上のパーツであって、それぞれが管の表面の異なるセクターをカバーするものからなり得る。クリンピング操作に続いて、該支持工具を、そのらせん状ネジ切り形状のため単にねじることによって除去し得る。
【0060】
該生体適合性容器の厚さは好ましくは、慣行のブラキテラピー放射線源およびシードの具体的セットの範囲内であり得、またはそれは臨床的実験によってブラキテラピーにおいて最適で有用であるように選択され得る。該壁厚は、少なくともラジオアイソトープのエネルギーおよび基質の性質に依存する。チタニウム125Iシードのために、該壁厚は、好適には35ないし65μmである。例えば、慣行の125Iシードは50μm(0.05mm)チタニウム円筒を、治療的影響のためガンマ線および低エネルギーX線を十分としつつ、125Iによって照射されるベータ粒子をブロックするのに十分である閉じ込めのために使用する。これは該表面溝の深さが60μmまでであることのできるという教示と矛盾せず、なぜなら、該内部表面は、前記の様に溝付けすることができるからである。もしアルミニウム容器が、チタニウムのために使用されるならば、該壁厚をすべてのβ粒子放射を十分に捕捉するために変化させることを要する。対応して、もしポリマー性容器を使用するならば、それは、例えば、チタニウムオキシド「ペイント」で被覆される必要があり、またはもしプラスチックそれ自体がベータ粒子放射を捕捉しないならば、ベータ粒子放射を加工またはブロックするための金属を貼り付ける(plated)べきである。より高いエネルギー源を、より低いエネルギー源よりも、より薄い壁の容器と使用し得る。
【0061】
管または容器に所望により、一より多い型の溝を提供し得る。これらは、異なる深さ、間隔、形状またはパターン、例えば異なる平行溝(またはコルセット)または種々の前進するスパイラルまたはらせん状ネジ山(これは利き手と同じまたは反対の意味であり得る)であって、単独または組み合わせのものの形状を取り得る。
【0062】
本発明の源の外部表面の溝付け処理は、慣行の滑らかなシードと比較したとき、ひとたび患者内部に埋め込まれると、源が移住または移動する傾向を減少させ得る。源の表面の2またはそれ以上の部分上の溝は、この点で特に好適である。好ましくは、該溝付けは、インビボの源の移動の傾向を減少させるのに十分であるが、該源が、慣行の方法論およびハンドリング技術を使用して処置部位に送達されることができないようなものではない。本発明の実質的に角のない滑らかな溝及び外部源表面を設計し、針など中でのシードの「スチッキング」についての問題の可能性を最小にする。こうして該溝付シードは針、カヌーレ等内をスムーズに移動することが非常に望ましい。実際、該溝は、針またはカヌーレの内部接触表面への摩擦抵抗について減少表面領域をもたらすことによって伝達を容易化し得る。負荷装置内のシードの「スチッキング」は、臨床での既知の問題でありそして安全リスクは存在することができる。こうして、もし不当な圧力を適用し差し込まれたシードを移動させるならば、シードカプセルは破裂しそして結果的に放射能放出、汚染等の問題があり得る。
【0063】
任意の慣行のブラキテラピー源を、本発明の方法を使用して溝付けし得る。例えば、US5404309、US4784116およびUS4702228において開示された放射能シードの超音波可視性を改善し得る。これらのシードは、カプセル及びカプセル内の放射不透明性マーカーによって分離された2種の放射性ペレットを含む。
【0064】
更なる態様では、本発明はまた、放射線治療に応答性である、哺乳動物(例えばヒト)の状態、例えば癌、関節炎またはレステノシスの処置の方法であって、シールされる生体適合性容器内にラジオアイソトープを含む放射線源での、治療有効用量を送達する時間の十分な期間患者内の処置すべき部位で、一時的または永久的埋め込みを含む方法であって、ここで該容器の外部表面の少なくとも一部に本発明の最適化された溝を提供される、方法をまた提供する。
【0065】
本発明を以下の図面を参照して、例示のために、さらに図示する。
図1Aは、本発明の放射線源表面を例示する。
図1Bは、本発明の溝付放射線源容器壁材料の拡大図を示す。
図2は、直交から0、20および40度の溝付および溝なしスチールロッドからの超音波画像を比較する。
図3は、切除イヌ前立腺組織における溝付及び溝なしスチールロッドからの超音波画像を比較する。
図4は、溝付および溝なしスチールロッドからの、反射の種々の角度での、反射されれた超音波シグナル強度を比較する。
図5は、種々の角度での、溝付チタニウムキャニスターからの超音波シグナル強度(画像が示される)を、対応する溝なしチタニウムキャニスターと比較する。
図6は、曲線および四角溝プロファイルを有する、溝付スチールロッドからの超音波シグナル強度を、比較する。
図7Aは、好ましい放射線源容器のための前駆物として使用する溝付管の拡大図を示す。
図7Bは、好ましい放射線源容器の拡大図を示す。
図8は、溝付および滑らかな放射線源容器からの反射の種々の角度での反射された超音波シグナル強度を比較する。
【0066】
本発明を以下の非限定実施例を参照して、さらに例示する。
実施例1
広バンド画像化超音波変換機ATL L10-5を、水タンクの壁にマウントした。この変換機を、ALT HDI5000超音波スキャナーに接続し、そして画像化を、臨床経腸超音波で使用される典型的画像化周波数、6.5MHzで実施する。
ブラキテラピーシードを変換機表面から50mmに位置するホルダー上にマウントし、これは、超音波ビームの方向に関して定義された角度に回転し得る。該シードを、シアノアクリレート接着剤で試料ホルダーからの針突出の先端上に接着し、その結果該シードの重心は、ホルダーの回転軸と一致した。角度回転を、半分度正確性でセットすることができ、これは、超音波後方散乱の高い角度依存性のために大変重要である。該ホルダーをまた、変換機の焦点に該シードが位置する翻訳によって調節し得、そして実験中は固定し得る。
【0067】
入射角度の完全範囲(−65ないし+65度)全部のそれぞれのシードおよび試験対象の超音波後方散乱をマッピングする一連の測定を実施した。デジタル画像を、顧客作成した画像分析システムでエコーシグナル強度の定量的分析のため蓄積した。角度反射指数を、角度の範囲として定義し、ここで該エコーシグナルは、直交入射での滑らかな表面の試験対象の最大シグナル強度の20dB下であるように定義された閾値以上である。
【0068】
実施例2
滑らかなスチールロッドおよび四角表面パターンのロッドを、実施例1に記載のようにインビトロで画像化する。画像は0、20および40度回転で獲得し、そして図2に示す。上のシリーズの画像は、滑らかな0.8mm直径、6.5mm長のスチールロッドであり、一方下のシリーズは、0.54mmの間隔および0.05mmの深さを有する、0.1mm幅らせん状四角溝の切断面を有する類似のスチールロッドである。
【0069】
実施例3
切除したイヌ前立腺を、6.5MHzの画像化周波数を使用して、ATL HDI 5000スキャンナーでの水タンク中で画像化した。実施例2に記載のような2種のスチールロッドを、18G針を使用して埋め込んだ。埋め込んだロッドを有する前立腺を次いで回転させ、そして異なる角度で画像化した−図3参照。
【0070】
実施例4
2種の0.8mm直径、6.5mm長の中実スチールロッドであって、実施例2および3のような、1種は滑らかな表面および他種はらせん状四角溝を有するものを(ピッチ0.54mm、幅0.1mmおよび深さ0.05mm)、実施例1に記載のように異なる回転角度で画像化した。該ロッドの中心からのシグナル強度を測定し、そして角度に対してプロットした−図4参照。
【0071】
実施例5
2種の0.8mm直径、6.5mm長のチタニウムキャニスターであって、1種は滑らかな表面、および他種は正弦波らせん状表面パターンを有するものを、実施例1に記載のように異なる回転角度で画像化した。該キャニスターの中心からのシグナル強度を、測定しそして角度に対してプロットした。正弦波表面パターンは、0.04mmの溝振幅および0.5mmの間隔/ピッチを有した。結果を図5に示す。
【0072】
実施例6
2種の0.8mm直径、6.5mm長スチールロッドであって、1種は滑らかな表面及び他種は円状四角表面パターン(すなわち鋭いコーナーを有するノッチまたは溝、すなわち円状平行バンドをなす四角)を、実施例1に記載のように異なる回転角度で画像化する。該キャニスターの中心からのシグナル強度を測定し、そして角度に対してプロットした。円状四角溝パターンは、0.070mmの振幅、0.2mmの幅および0.5mmの間隔/ピッチを有した。結果を図6に示す。
【0073】
実施例7(焼きなまし手法)
500mm長および20mm直径のチタニウムパイプであって、一方の端にアルゴン供給(99.99%純度、フロー5dm/mm)を取りつけたものを使用した。パイプを、負荷に先立ち、30分間アルゴンでフラッシュした。シードと同等のディメンジョンの、非放射性、シールしたチタニウムキャニスターを、磁器製舟に負荷し、これを次いで、該パイプの開口端に導入した。該パイプを、700℃に維持された熱電対温度制御のある、予め熱した電気炉に挿入した。該パイプを、30分間(700℃に熱されるために15分間、そして700℃で15分間)維持し、次いで該オーブンをスイッチオフし、そして該パイプおよびダミーシードを、アルゴン雰囲気を維持しつつ、環境温度に冷却するに任せた。
【0074】
実施例8
名目0.5mm壁厚を有する、名目長6.46mおよび名目直径0.8mmのチタニウム管を、金型中でプレスし、6個の円状全円の平滑化正弦波(6 circular circucumferential flattened sinusoidal)溝を生産した。該溝は、0.045mmの名目深さ、0.50mmの名目間隔、および0.25mmの名目幅を有した。こうして得た溝付管は、図7Aに示す。該管を実施例7記載したものと類似する工程を使用して焼きなました。該溝付管の一の端を、溶接によってシールし、そして2.75mm長及び0.51mm直径の銀ワイヤーを、該チタニウム管に挿入し、次いで、溶接によって他の端をシールした。得られたダミーシードを図7Bに示す。該ダミーシードの超音波画像化を、比較としての均等な非溝付ダミーシードを使用して、実施例1に記載の方法にしたがって実施した。結果を図8に示す。
【0075】
実施例9
チタニウムシードを実施例8に記載のように調製し、ただし50mCiまでの活性の125Iを有する銀ワイヤーを負荷した。該125I銀ワイヤーをUS4323055に本質的に記載のように調製した。
【0076】
図はここでより詳細に記載する。
図1Aは、源の表面の部分の概略図(比例的スケールではない)である。非正弦波溝[1]。溝の振幅または深さ[2]は20ないし60マイクロメートルである。該溝の幅[3]は200ないし500マイクロメートルである。そして溝の間隔[4]は300ないし700マイクロメートルの範囲内である。リッジ[5]は源の外部表面に伸長し、そして凹所(示すように)、または実質的に平らであり得る。
図1Bは、平滑化正弦波プロファイルを有する好ましい溝付容器壁設計の拡大図であり、溝付内部及び外部壁表面を示す。該間隔[4]、深さ[2]および均一容器壁厚[6]を示す。
【0077】
図2は、入射超音波エネルギーに対するロッドの20および40度回転角度を示し、滑らかなロッドは端のみが可視的であり、一方溝付ロッドは全長が0、20および40度回転角度で可視的である。20および40度における水平へのコルセット性ロッドの角度を可視的に増加させることに注目されたい。
【0078】
図3(左側パネル)は、ブランク(すなわち非溝付または滑らかな)スチールロッドの画像を示し、そして右側パネルは、実施例2のような溝付表面のスチールロッドを示す(0.1mm幅、0.54mmの間隔および0.05mmの深さのらせん状四角溝)。該例は、切断ロッドが、ブランクロッドより20度の回転角度でより可視的であることを明確に示す。直交性超音波ビーム入射(上方パネル)では、両方のロッドは容易に同定可能であり、一方ある角度では(下方のパネル)溝付ロッドのみが容易に同定可能である。
【0079】
図4は、溝付ロッドからの反射されたシグナル強度(上方の線)が、小さい角度で滑らかなロッド(下方の線)のそれよりもより弱いが、約10度以上についてずっと強いことを示す。
【0080】
図5は、チタニウムキャニスターの、加工された正弦波形状の溝付表面からの反射されたシグナル強度が(上方の線)、小さい角度では滑らかなキャニスターのそれ(下方の線)よりいくらか弱いが、約10度以上の角度では有意により強いことを示す。
【0081】
図6は、円状四角溝付金属ロッドからの反射されたシグナル強度が(上方の線)、小さい角度での滑らかなロッドのそれよりずっと弱いが、大きい角度ではより強いことを示す。
【0082】
図7Aは、本発明に従う好ましい放射線源容器の製造で使用される、溝の好ましい構成を有するチタニウム管を示す。
図7Bは、担体を図7Bに示される管に負荷し、そして両方の端をシールすることによって取得される放射線源容器を示す。
【0083】
図8は、溝付放射線源容器からの反射されたシグナル強度(実線)が、大きい角度で、滑らかな放射線源容器のそれ(点線)より強いことを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 図1Aは、本発明の放射線源表面を例示する。
【図1B】 図1Bは、本発明の溝付放射線源容器壁材料の拡大図を示す。
【図2】 図2は、直交から0、20および40度の溝付および溝なしスチールロッドからの超音波画像を比較する。
【図3】 図3は、切除イヌ前立腺組織における溝付及び溝なしスチールロッドからの超音波画像を比較する。
【図4】 図4は、溝付および溝なしスチールロッドからの、反射の種々の角度での、反射されれた超音波シグナル強度を比較する。
【図5】 図5は、種々の角度での、溝付チタニウムキャニスターからの超音波シグナル強度(画像が示される)を、対応する溝なしチタニウムキャニスターと比較する。
【図6】 図6は、曲線および四角溝プロファイルを有する、溝付スチールロッドからの超音波シグナル強度を、比較する。
【図7A】 図7Aは、好ましい放射線源容器のための前駆物として使用する溝付管の拡大図を示す。
【図7B】 図7Bは、好ましい放射線源容器の拡大図を示す。
【図8】 図8は、溝付および滑らかな放射線源容器からの反射の種々の角度での反射された超音波シグナル強度を比較する。

Claims (13)

  1. 体適合性容器内にラジオアイソトープを密閉してなる、ブラキテラピー用の放射線源であって、上記容器の外部表面の少なくとも一部が、
    (i)5100μmの深さ
    (ii)200500μmの幅
    (iii)300700μmの間隔
    を有する一連の溝を含む、放射線源。
  2. 前記溝が曲線断面のものである、請求項1記載の放射線源。
  3. 前記放射線源の溝付外部表面が、近似的に正弦波状又は平滑化正弦波状プロファイルである、請求項1又は請求項2記載の放射線源。
  4. 前記溝が、生体適合性容器材料の壁厚が維持されるよう形成される、請求項1乃至請求項3いずれか1項記載の放射線源。
  5. 前記溝の深さが3050μmである、請求項1乃至請求項4いずれか1項記載の放射線源。
  6. 前記溝の間隔が450550μmである、請求項1乃至請求項5いずれか1項記載の放射線源。
  7. 前記溝の幅が25275μmである、請求項1乃至請求項6いずれか1項記載の放射線源。
  8. 前記容器の外部表面に、47個の円状全円溝が設けられる、請求項1乃至請求項7いずれか1項記載の放射線源。
  9. 前記生体適合性容器が焼きなましチタニウムを含む、請求項1乃至請求項8いずれか1項記載の放射線源。
  10. (i)生体組織で吸収可能である材料から作成された、実質的に線状の延長された部品、
    (ii)請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の放射線源を複数別個に上記部品内に分したもの、
    を含む、ブラキテラピーの送達システム。
  11. 請求項1乃至請求項9いずれか1項記載の放射線源の製造のための生体適合性管であって、
    (i)5100μmの深さ
    (ii)200500μmの幅
    (iii)300700μmの間隔
    を有する一連の曲線溝を、上記管の外部表面の少なくとも一部に含むことを特徴とし、少なくとも一方の開口端を有する、生体適合性管。
  12. 前記溝付外部表面が近似的に正弦波状又は平滑化正弦波状プロファイルである、請求項11記載の生体適合性管。
  13. 前記管の材料がきなましたチタニウムを含む、請求項11又は請求項12記載の管。
JP2001583879A 2000-05-15 2001-04-12 溝付ブラキテラピー源 Expired - Fee Related JP4798923B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0011581.6 2000-05-15
GBGB0011581.6A GB0011581D0 (en) 2000-05-15 2000-05-15 Grooved brachytherapy
PCT/GB2001/001677 WO2001087418A1 (en) 2000-05-15 2001-04-12 Grooved brachytherapy sources

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003533301A JP2003533301A (ja) 2003-11-11
JP4798923B2 true JP4798923B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=9891546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001583879A Expired - Fee Related JP4798923B2 (ja) 2000-05-15 2001-04-12 溝付ブラキテラピー源

Country Status (15)

Country Link
US (1) US7083566B2 (ja)
EP (2) EP1514580B1 (ja)
JP (1) JP4798923B2 (ja)
AR (1) AR027798A1 (ja)
AT (2) ATE342101T1 (ja)
AU (2) AU4673601A (ja)
BR (1) BR0110888A (ja)
CA (1) CA2408476A1 (ja)
DE (2) DE60109600T2 (ja)
DK (2) DK1514580T3 (ja)
ES (2) ES2239130T3 (ja)
GB (1) GB0011581D0 (ja)
MX (1) MXPA02011325A (ja)
NO (1) NO20025442L (ja)
WO (1) WO2001087418A1 (ja)

Families Citing this family (74)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR0112554A (pt) 2000-07-17 2003-06-24 Medi Physics Inc Semente de braquiterapia, substrato em uma forma adequada para uso na mesma, e, métodos para preparar um substrato carregado com 103p livre de portador, e para tratar uma doença ou condição responsiva à braquiterapia
AU2003267309A1 (en) 2000-11-16 2004-04-08 Microspherix Llc Flexible and/or elastic brachytherapy seed or strand
US7074291B2 (en) 2001-11-02 2006-07-11 Worldwide Medical Technologies, L.L.C. Delivery system and method for interstitial radiation therapy using strands constructed with extruded strand housings
US7060020B2 (en) * 2001-11-02 2006-06-13 Ideamatrix, Inc. Delivery system and method for interstitial radiation therapy
US6997862B2 (en) 2003-05-13 2006-02-14 Ideamatrix, Inc. Delivery system and method for interstitial radiation therapy using seed strands with custom end spacing
ATE488269T1 (de) 2004-02-12 2010-12-15 Neovista Inc Gerät für die intraokulare brachytherapie
US7736293B2 (en) 2005-07-22 2010-06-15 Biocompatibles Uk Limited Implants for use in brachytherapy and other radiation therapy that resist migration and rotation
US8187159B2 (en) 2005-07-22 2012-05-29 Biocompatibles, UK Therapeutic member including a rail used in brachytherapy and other radiation therapy
CN102512281A (zh) * 2005-11-15 2012-06-27 内奥维斯塔公司 用于眼内近距离治疗的方法和器具
US7988611B2 (en) 2006-05-09 2011-08-02 Biocompatibles Uk Limited After-loader for positioning implants for needle delivery in brachytherapy and other radiation therapy
US20090216063A1 (en) * 2008-01-29 2009-08-27 Biocompatibles Uk Limited Bio-absorbable brachytherapy strands
US20100228074A1 (en) * 2006-08-25 2010-09-09 C.R. Bard, Inc. Therapeutic and Directionally Dosed Implants
US7874976B1 (en) 2006-09-07 2011-01-25 Biocompatibles Uk Limited Echogenic strands and spacers therein
US7878964B1 (en) * 2006-09-07 2011-02-01 Biocompatibles Uk Limited Echogenic spacers and strands
US20210121227A1 (en) 2006-09-29 2021-04-29 Baylis Medical Company Inc. Connector system for electrosurgical device
US11666377B2 (en) 2006-09-29 2023-06-06 Boston Scientific Medical Device Limited Electrosurgical device
US20080269540A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Worldwide Medical Technologies Llc Seed cartridge adaptor and methods for use therewith
WO2008148165A1 (en) * 2007-06-06 2008-12-11 Swinburne University Of Technology Echogenic medical device
US20090093668A1 (en) * 2007-10-04 2009-04-09 E. Benson Hood Laboratories Device to stent an airway during brachytherapy treatment and to provide a secure and precise positioning of a treatment radiotherapy capsule within airway
US8602959B1 (en) 2010-05-21 2013-12-10 Robert Park Methods and devices for delivery of radiation to the posterior portion of the eye
US20110207987A1 (en) * 2009-11-02 2011-08-25 Salutaris Medical Devices, Inc. Methods And Devices For Delivering Appropriate Minimally-Invasive Extraocular Radiation
DK2227257T3 (da) 2008-01-07 2013-09-30 Salutaris Medical Devices Inc Anordninger til minimal-invasiv ekstraokular afgivelse af stråling til den posteriore del af øjet
US8608632B1 (en) 2009-07-03 2013-12-17 Salutaris Medical Devices, Inc. Methods and devices for minimally-invasive extraocular delivery of radiation and/or pharmaceutics to the posterior portion of the eye
US10022558B1 (en) 2008-01-07 2018-07-17 Salutaris Medical Devices, Inc. Methods and devices for minimally-invasive delivery of radiation to the eye
US9056201B1 (en) 2008-01-07 2015-06-16 Salutaris Medical Devices, Inc. Methods and devices for minimally-invasive delivery of radiation to the eye
US9873001B2 (en) 2008-01-07 2018-01-23 Salutaris Medical Devices, Inc. Methods and devices for minimally-invasive delivery of radiation to the eye
US9521993B2 (en) * 2008-12-30 2016-12-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Echogenic enhancement for a needle
USD691269S1 (en) 2009-01-07 2013-10-08 Salutaris Medical Devices, Inc. Fixed-shape cannula for posterior delivery of radiation to an eye
USD691267S1 (en) 2009-01-07 2013-10-08 Salutaris Medical Devices, Inc. Fixed-shape cannula for posterior delivery of radiation to eye
USD691270S1 (en) 2009-01-07 2013-10-08 Salutaris Medical Devices, Inc. Fixed-shape cannula for posterior delivery of radiation to an eye
USD691268S1 (en) 2009-01-07 2013-10-08 Salutaris Medical Devices, Inc. Fixed-shape cannula for posterior delivery of radiation to eye
US9174028B2 (en) * 2009-03-02 2015-11-03 Positive Energy, Llc Rough bio-absorbable strands for seed placement
WO2010126750A2 (en) * 2009-04-30 2010-11-04 Wilson-Cook Medical Inc. System and method for fiducial deployment
US8663210B2 (en) 2009-05-13 2014-03-04 Novian Health, Inc. Methods and apparatus for performing interstitial laser therapy and interstitial brachytherapy
US9072542B2 (en) * 2009-12-18 2015-07-07 Cook Medical Technologies Llc System and method for fiducial deployment
US20120283775A1 (en) * 2011-05-06 2012-11-08 Edward H Cully Echogenic Sleeve
US8838208B2 (en) 2011-06-28 2014-09-16 Cook Medical Technologies Llc Fiducial deployment needle system
WO2013179103A1 (en) 2012-05-31 2013-12-05 Baylis Medical Inc. Radiofrequency perforation apparatus
EP2967642B1 (en) 2013-02-26 2017-02-01 Cook Medical Technologies LLC Ratchet-slide handle and system for fiducial deployment
US11937873B2 (en) 2013-03-12 2024-03-26 Boston Scientific Medical Device Limited Electrosurgical device having a lumen
CA3220441A1 (en) 2013-03-15 2015-09-17 Boston Scientific Medical Device Limited Electrosurgical device having a distal aperture
US10076307B2 (en) * 2013-06-20 2018-09-18 Avent, Inc. Echogenic article with compound indentations
JP6795396B2 (ja) 2013-08-07 2020-12-02 ベイリス メディカル カンパニー インコーポレイテッドBaylis Medical Company Inc. 組織を穿刺する方法およびデバイス
US9770262B2 (en) 2014-06-09 2017-09-26 Cook Medical Technologies Llc Screw-driven handles and systems for fiducial deployment
WO2015195232A1 (en) 2014-06-16 2015-12-23 Cook Medical Technologies Llc Plunger-driven collet handle and system for fiducial deployment
US9980699B2 (en) 2014-09-12 2018-05-29 Cook Medical Technologies Llc Shaped echogenic needle groove
US10123848B2 (en) 2014-12-03 2018-11-13 Cook Medical Technologies Llc EUS fiducial needle stylet handle assembly
BR112018004263B1 (pt) 2015-09-09 2022-11-16 Baylis Medical Company Inc Sistema e métodos de acesso epicardial
USD815285S1 (en) 2016-05-11 2018-04-10 Salutaris Medical Devices, Inc. Brachytherapy device
USD814637S1 (en) 2016-05-11 2018-04-03 Salutaris Medical Devices, Inc. Brachytherapy device
USD814638S1 (en) 2016-05-11 2018-04-03 Salutaris Medical Devices, Inc. Brachytherapy device
USD808528S1 (en) 2016-08-31 2018-01-23 Salutaris Medical Devices, Inc. Holder for a brachytherapy device
USD808529S1 (en) 2016-08-31 2018-01-23 Salutaris Medical Devices, Inc. Holder for a brachytherapy device
US10646727B2 (en) * 2017-11-13 2020-05-12 Positive Energy, Llc Anchored brachytherapy device
US10874877B2 (en) 2017-11-13 2020-12-29 Positive Energy, Llc Anchored brachytherapy device
US11224725B2 (en) 2017-12-05 2022-01-18 Baylis Medical Company Inc. Transseptal guide wire puncture system
US11759190B2 (en) 2019-10-18 2023-09-19 Boston Scientific Medical Device Limited Lock for medical devices, and related systems and methods
US11801087B2 (en) 2019-11-13 2023-10-31 Boston Scientific Medical Device Limited Apparatus and methods for puncturing tissue
US11724070B2 (en) 2019-12-19 2023-08-15 Boston Scientific Medical Device Limited Methods for determining a position of a first medical device with respect to a second medical device, and related systems and medical devices
US11931098B2 (en) 2020-02-19 2024-03-19 Boston Scientific Medical Device Limited System and method for carrying out a medical procedure
US11986209B2 (en) 2020-02-25 2024-05-21 Boston Scientific Medical Device Limited Methods and devices for creation of communication between aorta and left atrium
US12082792B2 (en) 2020-02-25 2024-09-10 Boston Scientific Medical Device Limited Systems and methods for creating a puncture between aorta and the left atrium
US11819243B2 (en) 2020-03-19 2023-11-21 Boston Scientific Medical Device Limited Medical sheath and related systems and methods
US11826075B2 (en) 2020-04-07 2023-11-28 Boston Scientific Medical Device Limited Elongated medical assembly
US12011279B2 (en) 2020-04-07 2024-06-18 Boston Scientific Medical Device Limited Electro-anatomic mapping system
EP4167890A4 (en) 2020-06-17 2024-07-31 Boston Scient Medical Device Limited ELECTRO-ANATOMIC MAPPING SYSTEM
US11938285B2 (en) 2020-06-17 2024-03-26 Boston Scientific Medical Device Limited Stop-movement device for elongated medical assembly
US11937796B2 (en) 2020-06-18 2024-03-26 Boston Scientific Medical Device Limited Tissue-spreader assembly
US12042178B2 (en) 2020-07-21 2024-07-23 Boston Scientific Medical Device Limited System of medical devices and method for pericardial puncture
US12005202B2 (en) 2020-08-07 2024-06-11 Boston Scientific Medical Device Limited Catheter having tissue-engaging device
US11980412B2 (en) 2020-09-15 2024-05-14 Boston Scientific Medical Device Limited Elongated medical sheath
US20220296922A1 (en) * 2021-03-19 2022-09-22 Gt Medical Technologies, Inc. Systems and methods for creating custom brachytherapy carriers
US12053644B2 (en) 2021-12-30 2024-08-06 Gt Medical Technologies, Inc. Radiation shielding apparatus for implantable radioactive seeds
CN116617543B (zh) * 2023-06-09 2024-03-08 株洲茂物医疗科技有限公司 微导丝的制作方法和微导丝

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4401124A (en) * 1981-08-13 1983-08-30 Technicare Corporation Reflection enhancement of a biopsy needle
JPH02268745A (ja) * 1989-03-09 1990-11-02 Vance Prod Inc エコー生成装置
JPH05503303A (ja) * 1990-08-13 1993-06-03 グッド,ロジャー・アール エンドキュリー療法
JP2000171595A (ja) * 1998-10-23 2000-06-23 Eurotope Entwicklungs G Fuer Isotopentechnologien Mbh 医療用放射性ヨウ素125小型放射線源およびその製造方法
JP2002524108A (ja) * 1998-07-28 2002-08-06 インナーダイン, インコーポレイテッド 吸収性近接照射療法および化学療法送達デバイスならびに方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3351049A (en) 1965-04-12 1967-11-07 Hazleton Nuclear Science Corp Therapeutic metal seed containing within a radioactive isotope disposed on a carrier and method of manufacture
US4323055A (en) 1980-04-08 1982-04-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Radioactive iodine seed
US4805628A (en) 1982-12-06 1989-02-21 Indianapolis Center For Advanced Research, Inc. Ultrasound contrast media for medically implantable and insertable devices
US4702228A (en) 1985-01-24 1987-10-27 Theragenics Corporation X-ray-emitting interstitial implants
US4869259A (en) 1988-05-17 1989-09-26 Vance Products Incorporated Echogenically enhanced surgical instrument and method for production thereof
US4977897A (en) 1988-08-17 1990-12-18 Robert Hurwitz Amniocentesis needle with improved sonographic visibility
US5201314A (en) * 1989-03-09 1993-04-13 Vance Products Incorporated Echogenic devices, material and method
JP2740358B2 (ja) 1991-02-04 1998-04-15 シャープ株式会社 パターン設計用cad装置
US5490521A (en) * 1993-08-31 1996-02-13 Medtronic, Inc. Ultrasound biopsy needle
US5460592A (en) * 1994-01-24 1995-10-24 Amersham Holdings, Inc. Apparatus and method for making carrier assembly for radioactive seed carrier
US5759154A (en) 1996-12-23 1998-06-02 C. R. Bard, Inc. Print mask technique for echogenic enhancement of a medical device
ES2259480T3 (es) 1998-11-06 2006-10-01 Ge Healthcare Limited Productos y metodos de braquiterapia.
US6723052B2 (en) * 2001-06-07 2004-04-20 Stanley L. Mills Echogenic medical device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4401124A (en) * 1981-08-13 1983-08-30 Technicare Corporation Reflection enhancement of a biopsy needle
JPH02268745A (ja) * 1989-03-09 1990-11-02 Vance Prod Inc エコー生成装置
JPH05503303A (ja) * 1990-08-13 1993-06-03 グッド,ロジャー・アール エンドキュリー療法
JP2002524108A (ja) * 1998-07-28 2002-08-06 インナーダイン, インコーポレイテッド 吸収性近接照射療法および化学療法送達デバイスならびに方法
JP2000171595A (ja) * 1998-10-23 2000-06-23 Eurotope Entwicklungs G Fuer Isotopentechnologien Mbh 医療用放射性ヨウ素125小型放射線源およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE291467T1 (de) 2005-04-15
CA2408476A1 (en) 2001-11-22
EP1514580A1 (en) 2005-03-16
EP1514580B1 (en) 2006-10-11
ES2239130T3 (es) 2005-09-16
NO20025442L (no) 2003-01-13
MXPA02011325A (es) 2004-09-10
AR027798A1 (es) 2003-04-09
DE60123853D1 (de) 2006-11-23
AU4673601A (en) 2001-11-26
AU2001246736B2 (en) 2007-01-18
DE60109600D1 (de) 2005-04-28
NO20025442D0 (no) 2002-11-14
EP1284790A1 (en) 2003-02-26
GB0011581D0 (en) 2000-07-05
DK1284790T3 (da) 2005-07-25
DE60123853T2 (de) 2007-05-24
ATE342101T1 (de) 2006-11-15
US7083566B2 (en) 2006-08-01
EP1284790B1 (en) 2005-03-23
WO2001087418A1 (en) 2001-11-22
DK1514580T3 (da) 2007-02-12
US20030153804A1 (en) 2003-08-14
ES2274377T3 (es) 2007-05-16
BR0110888A (pt) 2003-03-11
JP2003533301A (ja) 2003-11-11
DE60109600T2 (de) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4798923B2 (ja) 溝付ブラキテラピー源
AU764698B2 (en) Products and methods for brachytherapy
US6689043B1 (en) Products and methods for brachytherapy
AU2001246736A1 (en) Grooved brachytherapy sources
JP2002529480A5 (ja)
US20030158480A1 (en) Grooved medical devices with enhanced ultrasound visibility
US8560052B2 (en) Echogenic medical device
US6527693B2 (en) Methods and implants for providing radiation to a patient
WO1997019706A9 (en) Radioisotope dispersed in a matrix for brachytherapy
JP2006520644A (ja) 近接照射療法用の製品及び方法
WO2011018792A1 (en) Brachytherapy radioactive seeds compositions and methods for producing them
ZA200102695B (en) Products and methods of brachytherapy.
MXPA01004519A (en) Products and methods for brachytherapy

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041217

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110201

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110201

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110201

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4798923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees