JP4797837B2 - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気通路に排気ガス中の微粒子(パティキュレート)を捕集するフィルタが設けられる一方、適宜排気ガスに燃料を供給し、酸化触媒により促進される該燃料の酸化反応によって高温化した排気ガスでもって、フィルタに捕集された微粒子を燃焼させて除去するようにしたディーゼルエンジンの制御装置に関するものである。
一般に、ディーゼルエンジンの排気系には、排気ガス中に含まれるカーボン、煤、炭化水素等の微粒子(パティキュレート)を捕集するフィルタ(ディーゼルパティキュレートフィルタ)が設けられている。そして、フィルタの微粒子捕集量が所定の程度に達したときには、例えば排気ガスを高温化するなどして微粒子を燃焼させ、フィルタを再生するようにしている。
具体的には、例えば、フィルタ前後の差圧が設定値以上となったときに、排気行程の後段に燃料噴射弁から燃焼室内に燃料を噴射して排気ガス中に適量の燃料を供給し、排気ガスの流れ方向にみてフィルタの上流側に配設された酸化触媒によりこの燃料を燃焼させて排気ガスを高温化し、高温の排気ガスでもってフィルタに捕集された微粒子を燃焼させてフィルタを再生するようにしたディーゼルエンジンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−42326号公報(段落[0015]、図1)
ところで、一般にディーゼルエンジンにおいて、燃料切れが生じて燃料の供給経路にエア(空気)が入り込んだ場合、エア抜きを行わなければ、たとえ燃料タンクに燃料を補給してもエンジンを始動させることはできない。なお、燃料供給システムにプライミングポンプ等のエア抜き機構を設ければ自動的にエア抜きを行うことが可能であるが、このようにすると、エンジンの構造が複雑化してその製造コストが上昇するとともに、燃料供給システム等のレイアウトの自由度が小さくなるといった問題が生じる。
このため、ディーゼルエンジンでは(ガソリンエンジンでも同様)、燃料タンク内の燃料の残量が所定の設置値以下となったときに警告灯を点灯するなどして運転者に給油を促すようにしている。しかしながら、ディーゼルエンジンにおいては、上記のエア抜きが煩雑なことから、余裕をもたせて警告灯を早期に点灯させるようにしているので、運転者は警告灯が点灯してもすみやかに給油を行わないことが多い。
そこで、燃料タンク内の燃料の残量がさらに少なくなったときには、燃料噴射弁の燃料噴射を不規則化させるなどして、エンジンの運転状態(例えば、エンジンの振動状態)を正常な状態とは異ならせ、運転者に燃料の残量が少なくなったことを常時体感させて給油を促すといった対応が考えられる。しかしながら、このようにすると、燃料噴射を不規則化させているときにフィルタの再生が行われることがありうる。この場合、排気ガスの温度制御が乱れ、例えば排気ガスが異常に高温となってフィルタに損傷が生じたり、逆に排気ガスの温度が十分に上昇せず微粒子の燃焼が不十分であったりして、正常なフィルタの再生が行われないことがあるといった問題が生じる。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであって、燃料タンク内の燃料の残量が少なくなったときに燃料噴射弁の燃料噴射を不規則化させるなどして、エンジンの運転状態を正常な状態とは異ならせるようにしたディーゼルエンジンに対して、排気ガスの温度制御の乱れ等に起因して不完全なフィルタの再生が起こるのを防止することを可能にする手段を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るディーゼルエンジンないしはその制御装置は、(a)エンジンから排出される排気ガス中の微粒子(パティキュレート)を捕集するフィルタと、(b)排気ガス中における燃料の酸化反応を促進して該排気ガスを高温にすることによりフィルタを加熱する酸化触媒と、(c)燃料噴射手段にフィルタ再生用の燃料を噴射させ、該燃料を酸化触媒に供給することによりフィルタの再生を行う再生制御手段とを備えている。
このディーゼルエンジンの制御装置は、さらに、()燃料タンク内の燃料の残量を検出する残量検出手段と、(e)燃料噴射手段の燃料噴射量を不規則化させる燃焼制御手段とを備えている。ここで、再生制御手段は、残量検出手段によって検出された燃料の残量が第1の設定値以下に低下したときにフィルタの再生を開始し、燃焼制御手段は、燃料の残量が上記第1の設定値よりも小さい第2の設定値以下に低下したときに燃料噴射手段の燃料噴射量を不規則化させ、燃焼制御手段によって燃料噴射量の不規則化が実行されているときには、再生制御手段がフィルタの再生を中断又は禁止するようになっている。
本発明に係るディーゼルエンジンの制御装置においては、フィルタの微粒子捕集量に関連するパラメータを検出するパラメータ検出手段が設けられ、再生制御手段は、上記パラメータに基づいてフィルタの微粒子捕集量が所定量以上であると判定したときに、上記フィルタの再生を行うようになっているのが好ましい。
また、本発明に係るディーゼルエンジンの制御装置に、燃料タンク内の燃料の残量が第1の設定値以下に低下したときに警告灯を点灯させる警告手段が設けられている場合、再制御手段が、警告灯が点灯されたときには、フィルタの微粒子捕集量が上記所定量以下であっても(すなわち、微粒子捕集量にかかわりなく)フィルタの再生を開始するようになっているのが好ましい。この場合、燃焼制御手段は、燃料の残量が第2の設定値よりも小さい第3の設定値以下になったときに、(上記燃料噴射手段又は他の燃料噴射手段による)エンジン動力生成用の燃料の噴射(すべての燃料噴射)を停止させるようになっているのが、より好ましい。
本発明に係るディーゼルエンジンの制御装置によれば、燃料タンク内の燃料の残量が第2の設定値以下に低下したときには燃料噴射手段の燃料噴射量が不規則化されるが、このように燃料噴射量が不規則化されているときにはフィルタの再生が中断又は禁止される。このため、排気ガスの温度制御の乱れないしは排気ガス温度の不安定化等に起因して、不完全ないしは異常なフィルタの再生が起こって、例えば排気ガスが異常に高温となってフィルタに損傷が生じたり、逆に排気ガスの温度が十分に上昇せず微粒子の燃焼が不十分となったりするのを有効に防止することができる。
本発明に係るディーゼルエンジンの制御装置において、燃料の残量が第1の設定値以下となったときに微粒子捕集量にかかわりなくフィルタの再生を開始するとともに、燃料の残量が第2の設定値以下に低下したときに燃料噴射量を不規則化させるようになっているので、燃料噴射量の不規則化が行われる前に、前もってフィルタが再生され、燃料の残量が少ないときにフィルタの微粒子捕集量が上記所定量を超えてしまうのを防止ないしは抑制することができる。つまり、エンジン運転中のフィルタの再生が極力可能となる。
ここで、燃料の残量が第3の設定値以下になったときに、燃料噴射手段の燃料噴射を停止(エンスト)させるようになっている場合は、燃料タンク内の燃料が皆無となる前にエンジンが停止されるので、燃料供給システムにエアが入り込んでエンジンの始動が不可能(エア抜きをしない限り)となるのを確実に防止することができる。なお、このようにエンジンないしは車両が停止したときには、例えば最寄りの給油所まで走行するのに必要な燃料を通りかかった車両からもらい受けるなどして、容易に車両の走行を続行することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の参考例及び実施の形態(本発明を実施するための最良の形態)を具体的に説明する。
参考例
図1に示すように、本発明の参考例に係るエンジンシステムEは、直噴式のディーゼルエンジン1(以下、略して「エンジン1という。」)を備えている。このエンジン1は、その外殻をなすシリンダヘッド2及びシリンダブロック3を備えている。なお、図1では1つの気筒(シリンダ)のみ図示しているだけであるが、エンジン1は複数の気筒を備えた多気筒エンジン(例えば、直列4気筒エンジン)である。そして、エンジン1の各気筒においては、吸気弁4が開かれる吸気行程で、吸気ポート5から燃焼室6内に燃料燃焼用のエア(吸気)が吸入される。
燃焼室6内のエアは、シリンダ7(気筒)内に嵌挿されたピストン8により圧縮されて高温・高圧状態となる。そして、圧縮行程上死点付近で、燃料噴射弁9から燃焼室6内の高温・高圧のエア中に燃料(例えば、軽油)が噴射され(主噴射)、この燃料は自己着火して燃焼する。燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスすなわち排気ガスは、排気弁10が開かれる排気行程で排気ポート11に排出される。これらの行程が繰り返されてピストン8がシリンダ7内で往復運動し、このピストン8の往復運動は、コネクチングロッド12等により、クランク軸13の回転運動に変換される。
エンジン1の燃焼室6に燃料燃焼用のエア(吸気)を供給するために、エアの流れ方向にみて上流端が大気に開放される一方下流端が吸気ポート5と連通する吸気通路14が設けられている。この吸気通路14には、エアの流れ方向にみて上流側から順に、エア中のダスト等を除去するエアクリーナ15と、エアの流量(吸入空気量)を検出するエアフローセンサ16と、エンジン1に対して過給を行うターボチャージャ17(排気ターボ過給機)のコンプレッサ17aと、過給により温度が上昇したエアを冷却するインタクーラ18と、エアの流量を制御する吸気絞り弁19と、エアの温度(吸気温度)を検出する吸気温センサ20と、エアの圧力(吸気圧力)を検出する吸気圧センサ21と、エアの流れを安定させるサージタンク22とが設けられている。吸気通路14は、サージタンク22より下流側では、互いに独立している気筒毎の独立吸気通路14aに分けられ、この独立吸気通路14aの下流端が吸気ポート5に接続されている。なお、ターボチャージャ17は、過給効率が可変とされた可変ターボである。
エンジン1の燃焼ガスすなわち排気ガスを排出するために、排気ガスの流れ方向にみて上流端が排気ポート11と連通する一方下流端が大気に開放された排気通路23が設けられている。この排気通路23には、排気ガスの流れ方向にみて上流側から順に、ターボチャージャ17のタービン17bと、排気ガスの温度を検出する第1排気温センサ24と、排気ガスを浄化する触媒コンバータ25と、排気ガスの温度を検出する第2排気温センサ26と、排気ガスの圧力を検出する第1排気圧センサ27と、排気ガスに含まれるカーボン、煤、炭化水素等の微粒子(以下「パティキュレート」という。)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ28(以下、略して「フィルタ28」という。)と、排気ガスの圧力を検出する第2排気圧センサ29と、排気ガスの温度を検出する第3排気温センサ30とが設けられている。
触媒コンバータ25は、白金又は白金にパラジウムを加えたものなどを担持している酸化触媒25aを備えている。この酸化触媒25aは、少なくとも排気ガス中のCO及びHCを酸化してCO及びHOを生成する酸化反応を促進するものである。なお、参考例では、触媒コンバータ25とフィルタ28とを個別に設けているが、このようにせず、フィルタ28に酸化触媒機能をもたせて触媒コンバータ25を省略してもよい。また、触媒コンバータ25と酸化触媒機能を有するフィルタ28とを設けてもよい。
第1排気温センサ24は、触媒コンバータ25に流入する直前の排気ガスの温度を検出するためのものであり、第2排気温センサ26及び第3排気温センサ30は、フィルタ28に流入する直前及びフィルタ28から流出した直後の排気ガスの温度をそれぞれ検出するためのものである。
第1排気圧センサ27及び第2排気圧センサ29は、フィルタ28に流入する直前及びフィルタ28から流出した直後の排気ガスの圧力(フィルタ28におけるパティキュレートの捕集量に関連するパラメータ値)をそれぞれ検出するものである。コントロールユニットCは、両排気圧センサ27、29の各検出値から、排気ガスの流れ方向にみてフィルタ28の前後の差圧ΔPを算出し、この差圧ΔPに基づいてフィルタ28におけるパティキュレートの捕集量(以下「パティキュレート量」という。)を算出する。なお、差圧ΔPが大きいほど、パティキュレート量が多い。
また、タービン17bより上流側の排気通路23内の排気ガスの一部をEGRガスとして、吸気圧センサ21とサージタンク22との間の吸気通路14に還流させるEGR通路31が設けられている。このEGR通路31には、EGRガスの流れ方向にみて上流側から順に、EGRガスを冷却する水冷式のEGRクーラ32と、EGRガスの流量を制御するEGR制御弁33とが設けられている。これにより、排気通路23内の排気ガスの一部を、EGR制御弁33により流量を制御しながら、吸気通路14に還流させることができる。
燃料噴射弁9には、燃料タンク36から燃料通路37を介して燃料が供給される。燃料通路37には、燃料中の異物やごみなどを除去する燃料フィルタアセンブリ38と、クランク軸13によって駆動される高圧燃料ポンプ39(FIP)と、高圧の燃料を蓄えるコモンレール40(燃料分配器)とが介設されている。この高圧燃料ポンプ39は、コモンレール圧センサ41によって検出されるコモンレール40内の燃料圧が所定値以上に保持されるように動作する。また、燃料タンク36には、燃料タンク36内の燃料の残量(以下略して「燃料残量」という。)を検出する燃料残量センサ42が設けられている。なお、このエンジン1を搭載している車両には、燃料残量が所定の第1設定値以下になったときに、給油を促すためにその旨を警告する警告灯50が設けられている。
詳しくは図示していないが、燃料フィルタアセンブリ38には、燃料中の水分を沈降により分離して貯留するセジメンタ部(燃料・水分分離器)と、セジメンタ部に貯留された水分を排出するためのドレーンプラグと、低温時における燃料の固化ないしは高粘度化を防止するために燃料を加熱する燃料加熱器(とくに寒冷地仕様車の場合)とが設けられている。ただし、エンジン1の構造の複雑化を回避するとともに燃料系統等のレイアウト性を良くするため、エア及び水分を自動的に排出するプライミングポンプは設けられていない。
さらに、エンジン1には、クランク角(ひいてはエンジン回転数)を検出するクランク角センサ43(エンジン回転数センサ)と、エンジン1の冷却水の温度を検出する水温センサ44と、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ45(図2参照)とが設けられている。
また、エンジン1には、該エンジン1の各種制御を行うために、コンピュータを備えたコントロールユニットCが設けられている。なお、コントロールユニットCは、フィルタ28の再生を行う再生制御手段と、燃料噴射量を不規則化させる燃焼制御手段と、警告灯50を制御する警告手段とを含むエンジン1の総合的な制御手段である。詳しくは図示していないが、コントロールユニットCは、制御信号の入出力を行う入出力部、デー夕等を記憶する記億部(ROM、RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えている。
図2に示すように、コントロールユニットCは、前記各センサ16、20、21、24、26、27、29、30、42〜45によって検出される各種データに基づいて、燃料噴射弁9、ターボチャージャ17、吸気絞り弁19、EGR制御弁33、警告灯50等を制御することにより、燃料噴射制御(フィルタ再生制御を含む)、EGR制御、過給制御、燃料切れ回避制御(エンスト制御、不規則制御)等を行うようになっている。なお、EGR制御及び過給制御は、その制御手法が当業者にはよく知られており、またかかる制御は本願発明の要旨とするところでもないので、その説明を省略する。
以下、コントロールユニットCによる燃料噴射制御及び燃料切れ回避制御の制御手法の概要を説明する。まず、燃料噴射制御(フィルタ再生制御を含む)の制御手法の概要を説明する。燃料噴射弁9を制御する燃料噴射制御は、エンジン1の動力を発生させるために圧縮行程上死点付近で燃焼室6に燃料を噴射する主噴射制御と、フィルタ28の再生のための後噴射制御(副噴射制御)すなわちフィルタ再生制御とを含む。
主噴射制御では、燃料噴射量及び燃料噴射時期が制御される。この主噴射制御は、基本的にはエンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて行われ、さらにエンジン水温や吸気温度等に基づいて補正される。なお、エンジン負荷は、アクセル開度センサ45によって検出されるアクセル開度(アクセルペダル踏み込み量)に基づいて算出される。他方、後噴射制御すなわちフィルタ再生制御は、第1、第2排気圧センサ27、29、クランク角センサ43、第1〜第3排気温センサ24、26、30、アクセル開度センサ45等によって検出される各種データに基づいて行われる。
具体的には、フィルタ再生制御においては、第1、第2排気圧センサ27、29により検出されたパラメータ値である両排気圧力に基づいて、フィルタ28の前後の差圧ΔPが算出され、この差圧ΔPに基づいてパティキュレート量が算出される。そして、パティキュレート量が所定量以上となったときには、膨張行程又は排気行程で燃料噴射弁9が作動させられ、燃料の後噴射が行われて触媒コンバータ25に燃料(未燃燃料)が供給され、フィルタ再生制御が実行される。このフィルタ再生制御では、エンジン1の運転状態に応じて燃料噴射量及び燃料噴射時期が設定される。
フィルタ28の再生は、具体的には以下のような手順で行われる。すなわち、まず、パティキュレート量が第1所定量以上であるときには、圧縮行程上死点近傍における燃焼室6への燃料の主噴射の後、これに続く膨張行程又は排気行程で、燃料噴射弁9によって燃焼室6内に燃料が噴射される(後噴射)。そして、この後噴射によって燃焼室6内に噴射された燃料は、未燃状態で触媒コンバータ25に流入する。触媒コンバータ25内では、酸化触媒25aの触媒作用により、燃料(HC)が酸化して反応熱が発生し、この反応熱によって排気ガス温度が上昇する。この高温の排気ガスはフィルタ28に流入し、フィルタ28を加熱する。その結果、フィルタ28に捕集されているパティキュレートが燃焼し、フィルタ28が再生される。パティキュレートの着火温度は、例えば600℃である。なお、フィルタ28のパティキュレート量が第2所定量以下になったときに、燃料噴射弁9の後噴射が停止され、フィルタ28の再生が終了する。
次に、図3を参照しつつ、燃料切れ回避制御の制御手法の概要を説明する。この燃料切れ回避制御では、燃料残量センサ42によって検出される燃料残量(燃料タンク36内の燃料の残量)が第1設定値以下に低下したときに警告灯50が点灯され、運転者に対して視認可能な警告が発せられる。この後、燃料残量が、第1設定値より小さい第2設定値以下に低下したときに燃料噴射弁9の燃料噴射が不規則化され、運転者に対して、振動の変化等の、体感することが可能なより強い警告が発せられる。
そして、燃料残量が第2設定値以下であるときには、たとえパティキュレート量が第1所定量以上であっても、フィルタ28の再生は実行されない。また、燃料残量が第2設定値以下に低下した時点でフィルタ28の再生が実施中であれば、フィルタ28の再生は中断ないしは中止される。つまり、燃料噴射が不規則化されているときにはフィルタ28の再生が中断又は禁止される。さらに、燃料残量が、第2設定値より小さい第3設定値以下に低下したときには、燃料噴射弁9の主噴射、すなわちエンジン1の動力を生成するための燃料噴射(すべての燃料噴射)が停止され、エンジン1は強制的に停止させられる。
以下、図4及び図5に示すフローチャートを参照しつつ、本発明に係る燃料噴射制御ないしはフィルタ再生制御と燃料切れ回避制御の具体的な制御方法を説明する。制御が開始されると(スタート)、まずステップS1で、前記各センサ16、20、21、24、26、27、29、30、42〜45によって検出される各種データ(各種信号)が読み込まれ、またこれらの検出データから、さらに必要な制御情報、例えばエンジン回転数N、フィルタ28の前後の差圧ΔP等が算出される。続いて、ステップS2で、フィルタ28の前後の差圧ΔPに基づいて、パティキュレート量PM、すなわちフィルタ28に捕集されているパティキュレートの量が算出される。
次に、ステップS3で、燃料残量、すなわち燃料タンク36の燃料の残量が第1設定値a以下であるか否かが判定される。ここで、燃料残量が第1設定値aを超えていると判定された場合(NO)、すなわち燃料タンク36内の燃料がさほど大きくは低下していない場合は、ステップS12〜ステップS18のフィルタ再生制御ルーチンが実行される。
このフィルタ再生制御ルーチンにおいては、まずステップS12で、パティキュレート量PMが、予め設定された第1所定量(上限値)以上であるか否かが判定される。この第1所定量は、例えばパティキュレート量PMがこれ以上になると、排気ガスの流路の狭窄や目詰まりなどが発生して排気ガスの流れが実質的に妨げられることになるような値に設定される。
ステップS12でパティキュレート量PMが第1所定量以上であると判定された場合は(YES)、ステップS13で再生フラグに1がセットされる。この再生フラグは、フィルタ28の再生が実施されているときには1がセットされ、フィルタ28の再生が終了したときに0に戻されるフラグである。続いて、ステップS14で、フィルタ28の再生が実施される(再生制御)。なお、フィルタ28の再生手法は前記のとおりである。この後、制御はステップS1に復帰する(リターン)。
他方、ステップS12でパティキュレート量PMが第1所定量未満であると判定された場合は(NO)、ステップS15で、パティキュレート量PMが、予め設定された第2所定量(下限値)以下であるか否かが判定される。この第2所定量は、例えばパティキュレートが十分に除去され、排気ガスの流路の狭窄や目詰まりなどがほぼ完全に解消されたものとみなすことができるような値、例えば0近傍又は0に設定される。
ステップS15でパティキュレート量PMが第2所定量を超えていると判定された場合は(NO)、ステップS16で再生フラグが1であるか否かが判定される。ここで、再生フラグが1であれば(YES)、フィルタ28の再生が開始されているもののパティキュレートは十分には除去されていないので、ステップS14でフィルタ28の再生が続行され、この後ステップS1に復帰する。他方、再生フラグが1でなければ(NO)、すなわち再生フラグが0であれば、まだフィルタ28の再生が開始されていないので、ステップS14をスキップして、ステップS1に復帰する。
また、ステップS15でパティキュレート量PMが第2所定量以下であると判定された場合は(YES)、パティキュレートはすでに十分に除去されているので、ステップS17で再生フラグが0に戻され、続いてステップS18でフィルタ28の再生が停止される(再生制御終了)。この後、制御はステップS1に復帰する。
ところで、前記のステップS3で燃料残量が第1設定値a以下であると判定された場合は(YES)、ステップS4で警告灯50が点灯される。警告灯50の点灯により、運転者は燃料残量が少なくなったことを知ることができる。すなわち、運転者に、給油スタンド等での給油を促す。
続いて、ステップS5で、燃料残量が、第1設定値aより小さい第2設定値b以下であるか否かが判定される。ここで、燃料残量が第2設定値bを超えていると判定された場合は(NO)、燃料噴射弁9からの燃料噴射は当分不規則化されないので、とくにフィルタ28の再生を禁止する必要はない。そこで、ステップS12〜ステップS18のフィルタ再生制御ルーチンが実行される。
他方、ステップS5で燃料残量が第2設定値b以下であると判定された場合は(YES)、ステップS6で、再生フラグが1であるか否かが判定される。ここで、再生フラグが1であると判定された場合は(YES)、ステップS7で再生フラグが0に戻され、続いてステップS8で、実施中のフィルタ28の再生が中断ないしは中止され、この後ステップS9が実行される。すなわち、燃料残量が第2設定値b以下となったので、後で説明するステップS11で燃料噴射弁9からの燃料噴射が不規則化されることになる。そこで、燃料噴射が不規則化されているときにフィルタ28の再生が実施されるのを回避するために、ステップS7、S8でフィルタ28の再生を中断ないしは中止するようにしている。なお、ステップS6で再生フラグが1でない(0である)と判定された場合は(NO)、ステップS7、S8をスキップして、ステップS9が実行される。
ステップS9では、燃料残量が、第2設定値bより小さい第3設定値c以下であるか否かが判定される。ここで、燃料残量が第3設定値cを超えていると判定された場合は(NO)、すなわち燃料残量が第2設定値以下でありかつ第3設定値を超えている場合は、燃料噴射弁9からの燃料噴射が不規則化される(不規則制御)。
具体的には、このステップS11では、例えば、エンジン1一部の気筒(例えば、1つの気筒)の燃料噴射弁9の燃料噴射が間欠的に減少もしくは停止させられ、又は常時減少もしくは停止させられる。その結果、エンジン1の運転状態は通常の状態とは異なる状態となる。例えば、エンジン1の振動が通常の運転状態に比べて大きくなる。したがって、単なる警告灯50による警告に比べて、運転者に、給油スタンド等での給油をより強く促すことになる。なお、前記のとおり、このように燃料噴射が不規則化されているときには、フィルタ28の再生が実施されることはない。
他方、ステップS9で燃料残量が第3設定値c以下であると判定された場合は(YES)、燃料噴射弁9の主噴射、すなわちエンジン1の動力を生成するための燃料噴射が停止され、エンジン1は強制的に停止させられる(エンスト制御)。その結果、燃料切れが起こるのが確実に防止される。なお、この場合、運転者は、例えば最寄りの給油所まで走行するのに必要な燃料を、通りかかった車両からもらい受けるなどして、エンジン1を始動させ、車両の走行を続行することができる。
以上、本発明の参考例によれば、燃料残量が第2設定値以下に低下したときには燃料噴射弁9の燃料噴射が不規則化されるが、このように燃料噴射が不規則化されているときにはフィルタ28の再生が中断又は禁止される。このため、排気ガスの温度制御の乱れないしは排気ガス温度の不安定化等に起因して、不完全なフィルタ28の再生が起こって、例えば排気ガスが異常に高温となってフィルタ28に損傷が生じたり、逆に排気ガスの温度が十分に上昇せずパティキュレートの燃焼ないしは除去が不十分なものとなったりするのを有効に防止することができる。また、燃料残量が第3設定値以下になったときには燃料噴射が停止され、したがって燃料タンク36内の燃料が皆無となる前にエンジン1が強制的に停止されるので、燃料供給システムにエアが入り込んでエンジン1の始動が不可能となるのを確実に防止することができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を説明する。しかしながら、実施の形態に係るディーゼルエンジンの機械的ないしは構成は参考例の場合と同様であり、フィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法が異なるだけである。そこで、以下では、説明の重複を避けるため、図6及び図7を参照しつつ実施の形態におけるフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法のみを説明する。また、実施の形態に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法の基本部分は参考例におけるフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法と共通である。このため、以下では、主として参考例に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法と異なる部分を説明する。
実施の形態に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御における、参考例に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御との相違点は、次のとおりである。すなわち、前記の通り、参考例では、燃料残量が第1設定値a以下でありかつ第2設定値bを超えているときには、パティキュレート量が第1所定量以上となったときにフィルタ28の再生を実施するといった、燃料残量が十分である場合と同様の普通のフィルタ再生制御が行われる。これに対して、実施の形態では、燃料残量が第1設定値a以下に低下して警告灯50が点灯されたときには、たとえパティキュレート量PMが第1所定量未満であっても、その時点で強制的にフィルタ28の再生を開始するようにしている(強制再生)。すなわち、パティキュレート量PMにかかわりなく、フィルタ28の再生を開始するようにしている。その他の点は、参考例の場合と同様である。
図6及び図7に示すように、実施の形態におけるステップS21〜S31の制御内容ないしは処理内容は、それぞれ、参考例におけるステップS1〜S11の制御内容ないしは処理内容と同様(ないしは同一)である。また、実施の形態において、ステップS39〜S45の制御内容ないしは処理内容は、それぞれ、参考例におけるステップS12〜S18の制御内容ないしは処理内容と同様(ないしは同一)である。
しかしながら、ステップS25で燃料残量が第2設定値bを超えていると判定された場合(NO)、すなわち燃料残量が第1設定値a以下となって警告灯50が点灯されたときには、ステップS32〜S38が実行され、フィルタ28の強制再生(強制的な再生)が実施される。具体的には、まずステップS32で強制再生終了フラグが1であるか否かが判定される。
この強制再生終了フラグは、燃料残量が第1設定値a以下となってフィルタ28の強制再生が開始された後において、強制終了が終了したときに1がセットされるフラグである。この強制再生終了フラグは、燃料残量が第1設定値a以下となった後において給油(燃料残量が第1設定値aを超える量の給油)が行われるまでの間に、フィルタ28の強制再生が繰り返し実施されるのを回避する(この間に強制再生を1回だけ実施させる)ためのフラグである。なお、強制再生終了フラグは、燃料残量が第1設定値aを超える量の給油が行われたときには、ステップS46で0に戻される。
ステップS32で強制再生フラグが1であると判定された場合は(YES)、すでにフィルタ28の強制再生が終了しているので、ステップS33〜S38をスキップして、ステップS21に復帰する(リターン)。他方、ステップS32で強制再生フラグが1でない(すなわち、0である)と判定された場合は(NO)、ステップS33でパティキュレート量PMが第2所定量以下であるか否かが判定される。ここで、パティキュレート量PMが第2所定量を超えていると判定された場合は(NO)、ステップS34で再生フラグに1がセットされ、続いてステップS35でフィルタ28の強制再生が実施される(強制再生制御)。なお、フィルタ28の強制再生の手法は、ステップS41(すなわち、ステップS14)における通常の再生処理の場合と同様である。この後、制御はステップS21に復帰する。
また、ステップS33でパティキュレート量PMが第2所定量以下であると判定された場合は(YES)、パティキュレートはすでに十分に除去されているので、ステップS36で再生フラグが0に戻され、続いてステップS37でフィルタ28の強制再生が停止される(再生制御終了)。次に、ステップS38で、強制再生終了フラグに1がセットされる。この後、制御はステップS21に復帰する。
かくして、実施の形態によっても、基本的には参考例の場合と同様に、排気ガスの温度制御の乱れないしは排気ガス温度の不安定化等に起因して、不完全ないしは異常なフィルタ28の再生が起こり、例えば排気ガスが異常に高温となってフィルタ28に損傷が生じたり、逆に排気ガスの温度が十分に上昇せずパティキュレートの燃焼ないしは除去が不十分なものとなったりするのを有効に防止することができる。また、燃料タンク36内の燃料が皆無となる前にエンジン1が強制的に停止され、燃料供給システムにエアが入り込んでエンジン1の始動が不可能となるのを確実に防止することができる。
さらに、燃料残量が第1設定値a以下となって警告灯50が点灯されたときにパティキュレート量PMにかかわりなくフィルタ28の強制再生が実施されるので、燃料噴射の不規則化によりフィルタ28の再生が禁止される前に、前もってフィルタ28を再生しておくことができ、燃料残量が少ないときにパティキュレート量PMが第1所定量を超えてしまうのを防止ないしは抑制することができる。つまり、エンジン運転中のフィルタ28の再生が極力可能となる。
本発明に係るディーゼルエンジン及びその制御装置を備えたエンジンシステムのシステム構成を示す模式図である。 図1に示すエンジンシステムの制御機構の構成を示すブロック図である。 燃料切れ回避制御の概要を示す模式図である。 本発明の参考例に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法の一部を示すフローチャートである。 本発明の参考例に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るフィルタ再生制御及び燃料切れ回避制御の制御方法の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
E エンジンシステム、C コントロールユニット、1 ディーゼルエンジン(エンジン)、2 シリンダヘッド、3 シリンダブロック、4 吸気弁、5 吸気ポート、6 燃焼室、7 シリンダ(気筒)、8 ピストン、9 燃料噴射弁、10 排気弁、11 排気ポート、12 コネクチングロッド、13 クランク軸、14 吸気通路、14a 独立吸気通路、15 エアクリーナ、16 エアフローセンサ、17 ターボチャージャ、17a コンプレッサ、17b タービン、18 インタクーラ、19 吸気絞り弁、20 吸気温センサ、21 吸気圧センサ、22 サージタンク、23 排気通路、24 第1排気温センサ、25 触媒コンバータ、25a 酸化触媒、26 第2排気温センサ、27 第1排気圧センサ、28 ディーゼルパティキュレートフィルタ(フィルタ)、29 第2排気圧センサ、30 第3排気温センサ、31 EGR通路、32 EGRクーラ、33 EGR制御弁、36 燃料タンク、37 燃料通路、38 燃料フィルタアセンブリ、39 高圧燃料ポンプ(FIP)、40 コモンレール、41 コモンレール圧センサ、42 燃料残量センサ、43 クランク角センサ(エンジン回転数センサ)、44 水温センサ、45 アクセル開度センサ、50 警告灯。

Claims (4)

  1. エンジンから排出される排気ガス中の微粒子を捕集するフィルタと、
    排気ガス中における燃料の酸化反応を促進して該排気ガスを高温にすることによりフィルタを加熱する酸化触媒と、
    料噴射手段にフィルタ再生用の燃料を噴射させ、該燃料を酸化触媒に供給することによりフィルタの再生を行う再生制御手段とを備えているディーゼルエンジンの制御装置であって、
    燃料タンク内の燃料の残量を検出する残量検出手段と、
    料噴射手段の燃料噴射量を不規則化させる燃焼制御手段とを備えていて、
    再生制御手段は、残量検出手段によって検出された燃料の残量が第1の設定値以下に低下したときにフィルタの再生を開始し、
    燃焼制御手段は、燃料の残量が上記第1の設定値よりも小さい第2の設定値以下に低下したときに燃料噴射手段の燃料噴射量を不規則化させ、燃焼制御手段によって燃料噴射量の不規則化が実行されているときには、再生制御手段がフィルタの再生を中断又は禁止するようになっていることを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
  2. フィルタの微粒子捕集量に関連するパラメータを検出するパラメータ検出手段が設けられ、
    再生制御手段は、上記パラメータに基づいてフィルタの微粒子捕集量が所定量以上であると判定したときに、上記フィルタの再生を行うようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のディーゼルエンジンの制御装置。
  3. 燃料タンク内の燃料の残量が上記第1の設定値以下に低下したときに警告灯を点灯させる警告手段が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のディーゼルエンジンの制御装置。
  4. 燃焼制御手段は、燃料の残量が上記第2の設定値よりも小さい第3の設定値以下になったときに、エンジン動力生成用の燃料の噴射を停止させるようになっていることを特徴とする、請求項に記載のディーゼルエンジンの制御装置。
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