JP4797458B2 - 塗布方法 - Google Patents

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本発明は、枚葉のガラス板に、ダイヘッドで均一に塗布液を薄膜で精密塗布する単板塗布装置および塗布方法に関する。
枚葉のガラス板に、塗布液をダイヘッドで塗布する方法として、古くは図4に示すように、走行するコンベアー102上にガラス板101が載置される。そして、ダイヘッド102のスリット先端からカーテン状に吐出している塗布液103下を通過し、ガラス板101上に塗布液103が塗布されていた。
また、図5に示すように枚葉のガラス板を精密なテーブル上へ真空吸着させ、ダイヘッドのスリット先端からカーテン状に吐出している塗布液下を前記テーブル104が移動する。そして、ガラス板101上に塗布液103を塗布する方法も行われている。
また、枚葉のガラス板を精密なテーブル上へ真空吸着させ、真空吸着されているガラス板の上方を、ダイヘッドのスリット先端から塗布液をカーテン状に吐出しながらダイヘッドが移動する。そして、ガラス板上に塗布液を塗布する方法も行われている。
また、塗布液がガラス板上に均一な塗布膜を形成する方法が多く提案されている。そして、一般的には、ガラス板等の基材と塗液を塗布するダイヘッドのスリット先端との距離および塗布する速度を一定にする。そして、さらに塗布液の吐出量を一定にする事が知られている。
さらに、均一な塗布膜を形成する際に、塗布液の気泡や塗布開始部及び塗布終了部のエッジ等が問題になっている。
また、塗布作業から塗布作業を中断して塗布待機時の対応等も種々と提案されている。さらに、塗布する塗布液、例えば、チキソ性の塗布液等の塗布加工方法等も問題になっている。
前記塗布待機時は通常、図6に示すようにダイヘッド102のスリット先端120から塗布液103が吐出され、塗布液受け皿121からポンプ122で貯留槽123に送られ循環されている。
そして、塗布作業開始時にダイヘッド102のスリット先端120からの塗布液103の吐出量等を再調整することなく行われている。
また、循環する塗布液中の気泡を溶解させて塗布する製造方法(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
この製造方法の装置100は図7に示すように塗布槽106、圧力制御弁107、滞留槽109、循環ポンプ108,減圧脱気槽110、真空ポンプ111が具備されている。そして、塗布液の循環途中で塗布液を加圧下に保持して塗布液中の気泡を液中に溶解させる。
また、垂れ現象を生じず塗布開始部及び塗布終了部がシャープなエッジに塗布することができる液体塗布装置(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
この液体塗布装置200は図8に示すように液体貯留槽112と送液ポンプ114と液体引き戻し機構を有する供給用仕切弁113と液体吐出用のスリットダイ116とが前記順序で第1送液用管113、第2送液用管117、第3送液用管118によって連結されている。
以下に先行技術文献を示す。
特開平10−339961号公報 特開平10−76209号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、枚葉のガラス板上に塗布液を塗布する際に、循環している塗布液を圧力センサーで検出し、検出した信号により、常に粘度と吐出量を一定に保ち均一で精密な塗布ができる単板塗布装置及び方法を提供することである。
本発明は上記課題を解決する為に、まず発明の請求項1に係る発明は、
単板塗布装置を用いた枚葉のガラス板にチキソ性塗布液をダイヘッドで塗布する塗布方法であって、
前記単板塗布装置が、塗布液タンクと給液バルブと塗布液供給用ポンプと塗布バルブとダイヘッドが順に送液パイプで連設されており、かつ、前記塗布バルブとダイヘッド間に塗布液の圧力を検出する圧力センサーが具備されており、かつ、前記圧力センサーで検出した信号を塗布液供給ポンプに指示する制御盤が具備されており、かつ、
前記制御盤には塗布液の塗布液圧の数値が予め設定されており、前記圧力センサーで検出した信号と制御盤に予め設定した数値の差の信号により塗布液供給ポンプの回転数が変化し、気泡が発生することなく、塗布液の粘度と吐出量を一定に制御してガラス板上に塗布液を塗布する
ことを特徴とする塗布方法である。
本発明の単板塗布装置は塗布液の粘度とポンプの吐出量を常に一定に保つことができる、そして、ガラス板上に塗布液が常に均一に塗布される。
また、攪拌したり循環することにより粘度が低下するチキソ性の塗布液も容易に使用することができる。
さらに、塗布開始部と塗布終了部の塗布膜の厚さが均一に形成される。
また、循環している塗布液等の塗布液圧も一定に保てるために気泡が発生したりすることがない。そして、薄膜で、且つ、均一な塗布が成される。
本発明の単板塗布装置および塗布方法を実施の形態に沿って以下に図面を参照にしなが
ら詳細に説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示す。
図1は、本発明の単板塗布装置の一実施例の正面を示す概略図である。また、図2は、図1の側面を示す概略図である。さらに、図3は本発明の単板塗布装置の概略を説明するための概略図である。
本発明の単板塗布装置は図1および図2又は図3に示すように塗布液タンク7と給液バルブ6と塗布液供給用ポンプ4と塗布バルブ5と圧力センサー9とダイヘッド1が順に備えられ、送液パイプで連設されている。
そして、ダイヘッド1の上方にダイヘッド1を上下させるアクチュエーター2と下方にガラス板を真空吸着して移動させる移動テーブル3が具備されている。そして、ガラス板8上に塗布液を塗布する際には、アクチュエーター2によりダイヘッド1が降下する。
さらに、圧力センサー9で検出した信号を塗布液供給ポンプ4に指示する制御盤10と、その状況を見るための動作モニター11が設けられている。
また、ガラス板8上に塗布液を塗布する際には、移動テーブル3に塗布するガラス板8を載置する。そして、ガラス板8の裏側面が移動テーブル3に真空吸引される。
さらに、真空吸引された後、塗布液が所定の吐出量を吐出しているダイヘッド1が降下して、その下方をガラス板8が真空吸引されている移動テーブル3が移動する。そして、ガラス板8上に塗布膜が形成される。
前記制御盤10には、循環している塗布液の塗布液圧等の数値が予め設定される。また、圧力センサー9で検出した信号と制御盤10に予め設定した数値の差の信号により塗布液供給ポンプ4の回転数が変化する。そして、ガラス板8上に塗布される塗布液の膜厚が変化する。
本発明の単板塗布装置および塗布方法は、光学膜、電子基板、食品包装用材料等の精密塗布を低コスト化で、且つ、高精度化が計れる塗布装置および塗布方法として優れていることはもとより、ハップ剤、冷却シート、絆創膏等の医療部材等の生産にも利用できるなど、広い分野に利用できる。
本発明の単板塗布装置の一実施例の正面を示す概略図である。 本発明の単板塗布装置の一実施例の側面を示す概略図である。 本発明の単板塗布装置の概略を説明するための概略図である。 従来の塗布装置の概略を示す断面図である。 従来の塗布装置の概略を示す断面図である。 従来の塗布装置の概略を示す断面図である。 従来の塗布装置の概略を示す断面図である。 従来の塗布装置の概略を示す断面図である。
符号の説明
1…ダイヘッド
2…アクチュエーター
3…移動テーブル
4…塗布液供給用ポンプ
5…塗布バルブ
6…給液バルブ
7…塗布液バルブ
8…ガラス板
9…圧力センサー
10…動作モニター

Claims (1)

  1. 単板塗布装置を用いた枚葉のガラス板にチキソ性塗布液をダイヘッドで塗布する塗布方法であって、
    前記単板塗布装置が、塗布液タンクと給液バルブと塗布液供給用ポンプと塗布バルブとダイヘッドが順に送液パイプで連設されており、かつ、前記塗布バルブとダイヘッド間に塗布液の圧力を検出する圧力センサーが具備されており、かつ、前記圧力センサーで検出した信号を塗布液供給ポンプに指示する制御盤が具備されており、かつ、
    前記制御盤には塗布液の塗布液圧の数値が予め設定されており、前記圧力センサーで検出した信号と制御盤に予め設定した数値の差の信号により塗布液供給ポンプの回転数が変化し、気泡が発生することなく、塗布液の粘度と吐出量を一定に制御してガラス板上に塗布液を塗布する
    ことを特徴とする塗布方法。
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