JP4795849B2 - 封止容器の製造装置および製造方法並びに封止容器 - Google Patents

封止容器の製造装置および製造方法並びに封止容器 Download PDF

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この発明は、物品を収容したガラス容器を自動的に封止する装置と、封止方法および、これにより製造される封止容器に関する。
従来、アンプルの製造装置として利用される封止容器の製造装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、一端が開口部になっているガラス容器を、回転可能な支持体で支持し、容器を回転させながら、バーナによって軟化させ、軟化部位に成形用のローラを押付けることで、内径の小さいくびれ部を成形し、バキュームポンプによって、ガラス容器内を脱気した後、再度、バーナによってくびれ部を加熱し、溶着することで、アンプルを製造するものである。
特開2003−34542号公報
上記従来の封止容器の製造装置は、軟化部位に押付ける成形用のローラや 容器内を脱気するためのバキュームポンプを具備するため、比較的、装置の構造、制御が複雑で、高価なものとなる。
したがって、この出願に係る発明は、成形用のローラや脱気用のバキュームポンプを具備しない単純な構造で、アンプルのような小型の容器でなく、たとえば遺骨や遺品のような、より大型の物品等を収容する比較的大型の封止容器を製造することができる装置と、その製造方法および封止容器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、この出願に係る発明においては、上方に円形の開口45を有するガラス製の容器41を保持して、開口45の中心軸A周りに回転するワーク保持手段2と、容器41を加熱軟化するための加熱手段3と、軟化した容器41の上部を引き上げる引き上げ手段4とを具備させて封止容器51を製造する装置1を構成する。加熱手段2は、容器41の上部位置を加熱して軟化できるように、容器41に隣接して設ける。引き上げ手段4は、中心軸A周りにワーク保持手段2と同期して回転するように、ワーク保持手段2の上方に相対向して設け、加熱手段3による容器41の加熱部位より上部位置で容器41を把持し、中心軸Aに沿って容器41を引き上げるようにする。これにより、容器41の加熱軟化部位を上方へ細長く引き延ばし、引き切って封止する。加熱手段3は、第1の加熱工程と、加熱を止める冷却工程と、第2の加熱工程とを持つよう制御する。冷却工程は、容器41が封止される前に、大気に通じる容器41内の気圧がほぼ大気圧に戻るための所要時間に設定する。引き上げ手段4は、第1の加熱工程中における第1の引き上げ工程と、第2の加熱工程中における第2の引き上げ工程とを持ち、第2の引き上げ工程において、大気圧とほぼ等しい内部気圧で容器41を封止するように制御する。
また、この出願に係る発明は、上方に円形の開口45を有するガラス製の容器41の内部に所望の物品Gを収容する工程と、物品Gを収容した容器41を、開口45の中心軸A周りに回転させる工程と、回転する容器41の上部位置を加熱して軟化させる第1の加熱工程と、第1の加熱工程中に、容器41の加熱部位より上部位置を、容器41と同期回転する引き上げ手段4で把持し、中心軸Aに沿って上方へ引き上げることにより、容器41の加熱軟化部位を上方へ細長く引き延ばし、容器41が封止される前に引き上げを止める第1の引き上げ工程と、第1の引き上げ工程の後、容器内の気圧をほぼ大気圧に戻すための所要時間、加熱および引き上げを止める冷却工程と、冷却工程の後、回転する容器41の加熱部位を再度加熱する第2の加熱工程と、第2の加熱工程中に、引き上げ手段4で容器の加熱軟化部位をさらに上方へ引き延ばし、当該引き延ばし部位を切断して封止する第2の引き上げ工程とを具備する封止容器の製造方法を採用する。
さらに、この出願に係る発明は、内部に物品を収容するほぼ球形中空の主体部と、この主体部の上部に連続して水平断面積が徐々に円滑に減少し、上部尖端が閉じた紡錘形状の封止部とを具備し、全体として水滴形状を呈するガラス製の封止容器を提供する。
この出願に係る発明の装置によれば、別途の切断手段や排気手段のない簡単な構成で、容器内部の気圧を大気圧とほぼ等しい状態で封止し、破損しにくい封止容器を製造することができるという効果を有する。
また、この出願に係る発明の方法によれば、容器の開口を縮径させるために半径方向の応力を加える特別の工程なく、単にバーナによる加熱と、引き上げ手段による容器上部の引き上げという単純な工程のみで、内部に物品を収容した外観の美しい封止容器を製造することができるという効果を有する。
さらに、この出願に係る発明によるガラス製の封止容器は、製造が容易で、外観が美しく、内部に封入された物品が安易にこぼれ出すおそれもないので、物品を安全、かつ清潔を保って、美しく保管することができる。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は封止容器製造装置の正面図、図2は同左側面図、図3は同右側面図、図4は同平面図、図5は図1におけるV−V断面図、図6は封止前後の容器を示す一部を切り欠いた正面図、図7は封止容器の製造工程を順を追って示す説明図である。
この発明において製造する封止容器51は、図6(b)に示す形状のガラス製の容器であり、図6(a)に示すガラス容器41から形成される。封止前のガラス容器41は、ほぼ球形状の膨らみを持つ中空の主体部42と、縊れ部43と、拡大部44と、円形の開口45を具備する。縊れ部43は、主体部よりも小径の円筒状で、主体部42の上部において垂直中心軸A上に連続する。図示の実施例において、縊れ部43の直径は主体部42の水平直径の約1/2である。拡大部44は、この縊れ部43の上縁部に形成され、外広がりに上方へ開口する。図6(b)に示すように、形成された封止容器51は、内部に物品Gを封入しており、ほぼ球形の主体部52と、この主体部52の上部に、水平断面積が徐々に円滑に減少する紡錘形状の封止部53を有し、全体として水滴形状を呈する。
図1ないし図5において、封止容器51を製造する装置1は、ガラス容器41を保持して、垂直中心軸A周りに回転するワーク保持手段2と、容器41を加熱軟化するための加熱手段3と、軟化した容器41の上部を引き上げる引き上げ手段4とを具備する。ワーク保持手段2、加熱手段3、引き上げ手段4は、いずれもフレーム5の水平架台6上に支持される。
図1によく示すように、ワーク保持手段としてのワークチャック2は、架台6に水平回転自在に支持され、架台6の下方に突出する軸2aにタイミングプーリ15が固着される。ワーク保持手段2は、ガラス容器41の底部を真空吸着して、中心軸A周りに回転する。
図1によく示すように、加熱手段3は、容器41の上部の縊れ部43付近を加熱して軟化できるように、容器41に隣接して対向位置に設けられた一対のバーナ7,8を具備する。9,10はパイロットバーナである。バーナ7,8は、格別に着火、滅火を制御され、両バーナ7,8が着火される大出力と、一方のバーナ7のみが着火される小出力の2段階に出力を変更可能に構成される。バーナ7,8は、支持部材11を介して垂直のガイドシャフト12に上下動自在に支持され、モータ13により昇降するラック14で、上下の2位置間を複数段階に移動自在である。
図2によく示すように、引き上げ手段4は、容器41を把持する把持部材16と、把持部材16を昇降させる昇降機構17を具備する。把持部材16は、支持板18に回転自在に支持され、回転駆動機構27に連結され、中心軸A周りにワーク保持手段2と同期して回転する。支持板18は、架台6上に立てられた4本のガイドシャフト19に、把持部材16と共に昇降自在に支持される。
図2によく示すように、昇降機構17は、ボールナットを介して支持板18に螺合するボールねじ20と、これを回転するモータ21を具備する。ボールねじ20は、ガイドシャフト19に固定された上下の支持板22,23に垂直に支持され、下端においてカップリングを介してモータ21に結合される。モータ21は、支持板24に固定される。したがって、把持部材16は、モータ21の回転によって、支持板18と共に昇降する。
把持部材16は、容器41の上部を把持するための複数のフィンガ25を下部に具備する。フィンガ25は、空気圧駆動により中心軸Aに向かって半径方向に同時に進退可能で、中心軸Aに接近した把持位置と、中心軸Aから離れた解放位置の間を移動するように、中心軸周りに複数設けられる。把持部材16の軸16aは、支持板18を自在に貫通して上方へ突出し、その外周にタイミングプーリ26が固着される。
図3によく示すように、回転駆動機構27は、モータ28と、ボールスプライン29と、カップリングを介して両者を接続する駆動軸30とを具備する。ボールスプライン29は、支持板18を自在に貫通し、上下の支持板22,23に垂直に支持され、下端においてカップリングを介して駆動軸30に結合される。駆動軸30は、上部において支持板24に支持され、下部において架台6を自在に貫通し、下端においてカップリングを介してモータ28に結合される。モータ28は、ブラケット31で架台6の下部に支持される。ボールスプライン28の外筒32は、タイミングプーリ33および支持円盤33aと一体に、支持板18に、支持ローラ18aを介して、相対回転自在、軸方向一体に支持される。タイミングプーリ33は、ベルト34で把持部材16のタイミングプーリ26に結合され、モータ28の回転が把持部材16に伝えられる。支持板18の昇降に伴い、タイミングプーリ33は、外筒32と共に、ボールスプライン28上を軸方向に移動する。
架台6の下方に位置する駆動軸30の下端部には、タイミングプーリ35が固着される。タイミングプーリ35は、ベルト36でワークチャック2のタイミングプーリ15(図1)に結合され、モータ28の回転がワークチャック2に伝えられる。
封止容器51の製造工程を説明する。図7(a)に示すように、所望の物品Gを収容したガラス容器41をワークチャック2に真空吸着させて製造装置1を始動させると、モータ28(図3)が回転し、ワークチャック2と把持部材16が同期回転すると共に、バーナ7,8に着火され、容器の縊れ部43の第1の加熱工程が開始される。
図7(b)に示すように、次いで、モータ21(図2)が回転して把持部材16が元位置から下降してフィンガ25が閉じ、容器の拡大部44の下部を把持する。なお、フィンガ25による容器41の把持位置は、加熱に影響されない位置であれば、たとえば拡大部44の外周であってもよく、したがって、図示の位置に限定されるものではない。バーナ7,8は、多段階で徐々に上昇しつつ、所定時間で縊れ部43を加熱して軟化させる。
図7(c)に示すように、所定時間経過後、モータ21(図2)が始動して把持部材16が上昇し、第1の引き上げ工程に入り、軟化した容器の縊れ部43が徐々に上方へ細長く引き延ばされる。
図7(d)に示すように、所定時間経過すると、把持部材16の上昇が止まり、またバーナ7,8が滅火され、第1の加熱工程および第1の引き上げ工程が終了する。この時点で、縊れ部43は外気に連通している。
容器内が冷却されて内部の気圧がほぼ大気圧に戻るのに十分な所定の冷却時間経過後、図7(e)に示すように、一方のバーナ7のみが着火され、第2の加熱工程が開始される。
縊れ部43が軟化される所定時間経過後、モータ21(図2)が始動して第2の引き上げ工程に入り、把持部材16が再び上昇し、軟化した容器の縊れ部43がさらに上方へ引き延ばされ、ついには図7(f)に示すように、自然に引き切られる。切断と同時に縊れ部43は封止され、ほぼ球形の主体部52の上部に紡錘形の封止部53が形成される。切断に必要な所定時間経過後、把持部材16の上昇が止まり、またバーナ7が滅火され容器51の封止工程は約4分で完了する。
上記の工程は、外見上、主として一対のバーナ7,8の炎の作用によるもので、複雑な機械部品の動作が見られず、円滑に体裁よく行われ、かつ作製される封止容器51の形状も美しいため、工程を遺骨、遺灰の封入儀式として参列者に公開するのに適する。
この発明は、たとえば、内部に遺骨、遺灰を収容して封止されたガラス容器を製造するために適用される。分骨された遺骨をガラス容器に封入する過程を参列者に見せながら、遺骨封入を儀式として成立させることができる。
本発明に係る封止容器製造装置の正面図である。 本発明に係る封止容器製造装置の左側面図である。 本発明に係る封止容器製造装置の右側面図である。 本発明に係る封止容器製造装置の平面図である。 図1におけるV−V断面図である。 封止前後の容器を示す一部を切り欠いた正面図である。 封止容器の製造工程を順を追って示す説明図である。
符号の説明
1 封止容器の製造装置
2 ワーク保持手段(ワークチャック)
2a 軸
3 加熱手段
4 引き上げ手段
5 フレーム
6 水平架台
7 バーナ
8 バーナ
9 パイロットバーナ
10 パイロットバーナ
11 支持部材
12 ガイドシャフト
13 モータ
14 ラック
15 タイミングプーリ
16 把持部材
17 昇降機構
18 支持板
18a 支持ローラ
19 ガイドシャフト
20 ボールねじ
21 モータ
22 支持板
23 支持板
24 支持板
25 フィンガ
26 タイミングプーリ
27 回転駆動機構
28 モータ
29 ボールスプライン
30 駆動軸
31 ブラケット
32 外筒
33 タイミングプーリ
33a 支持円盤
34 ベルト
35 タイミングプーリ
36 ベルト
41 ガラス容器
42 主体部
43 縊れ部
44 拡大部
45 開口
51 封止容器
52 主体部
53 封止部
A 中心軸
G 物品

Claims (8)

  1. 上方に円形の開口を有するガラス製の容器を保持して、前記開口の中心軸周りに回転するワーク保持手段と、
    前記容器の上部位置を加熱して軟化できるように、容器に隣接して設けられた加熱手段と、
    前記ワーク保持手段の上方に相対向して設けられ、前記加熱手段による前記容器の加熱部位より上部位置において容器を把持し、前記中心軸周りに前記ワーク保持手段と同期して回転しつつ、中心軸に沿って容器を引き上げることにより、容器の加熱軟化部位を上方へ細長く引き延ばして切断、封止する引き上げ手段と、を具備し、
    前記加熱手段は、加熱を止める冷却工程を挟んで、第1の加熱工程と、第2の加熱工程とを持つよう制御され、冷却工程は、第1の加熱工程の後、前記容器が封止される前に、容器内の気圧がほぼ大気圧に戻るための所要時間に設定され、
    前記引き上げ手段は、前記加熱手段の第1の加熱工程中における第1の引き上げ工程と、第2の加熱工程中における第2の引き上げ工程とを持ち、第2の引き上げ工程において、大気圧とほぼ等しい内部気圧で前記容器を封止するように制御されることを特徴とする封止容器の製造装置。
  2. 前記容器は、大径部の上方に小径部を有する概略円筒体で、
    前記引き上げ手段は、前記中心軸に向かって半径方向に同時に進退可能で、中心軸に近い把持位置と、中心軸から遠い解放位置の間を移動するように、中心軸周りに複数設けられたフィンガを備え、
    これらフィンガは、把持位置において、前記容器の上部外周を把持可能であることを特徴とする請求項1に記載の封止容器の製造装置。
  3. 前記加熱手段は、その出力を大小2段階に変更可能に構成され、前記第1の加熱工程において大出力で容器を加熱し、前記第2の加熱工程において小出力で容器を加熱するように制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の封止容器の製造装置。
  4. 前記加熱手段は、前記容器の上部位置に開口を向けて配置された対向一対のバーナからなり、前記第1の加熱工程において一対のバーナで容器を加熱し、前記第2の加熱工程において一方のバーナで容器を加熱するように制御されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の封止容器の製造装置。
  5. 上方に円形の開口を有するガラス製の容器の内部に所望の物品を収容する工程と、
    前記物品を収容した前記容器を、前記開口の中心軸周りに回転させる工程と、
    回転する前記容器の上部位置を加熱して軟化させる第1の加熱工程と、
    第1の加熱工程中に、前記容器の加熱部位より上部位置を、容器と同期回転する引き上げ手段で把持し、前記中心軸に沿って上方へ引き上げることにより、容器の加熱軟化部位を上方へ細長く引き延ばし、容器が封止される前に引き上げを止める第1の引き上げ工程と、
    第1の引き上げ工程の後、容器内の気圧をほぼ大気圧に戻すための所要時間、前記第1の加熱および引き上げを止める冷却工程と、
    冷却工程の後、回転する前記容器の引き延ばされた加熱部位を再度加熱する第2の加熱工程と、
    第2の加熱工程中に、前記容器の加熱軟化部位を前記引き上げ手段でさらに上方へ引き延ばすことにより、引き切って封止する第2の引き上げ工程とを具備することを特徴とする封止容器の製造方法。
  6. 前記第2の引き上げ工程において、前記容器の上部に、徐々に上方に断面積が減少する円滑な紡錘形状の封止部を形成することを特徴とする請求項5に記載の封止容器の製造方法。
  7. ほぼ球形状の膨らみを持つ中空の主体部と、この主体部の上部において垂直中心軸上に連続し主体部よりも小径の円筒状の縊れ部とを具備するガラス製の容器を用意し、当該容器の内部に所望の物品を収容する工程と、
    前記物品を収容した前記容器を、ワーク保持手段で保持しつつ、前記中心軸周りに回転させる工程と、
    回転する前記容器の前記縊れ部を加熱して軟化させる第1の加熱工程と、
    第1の加熱工程中に、前記容器の上部を把持し、容器と同期回転しつつ、容器の上部を前記中心軸に沿って上方へ引き上げることにより、容器の加熱軟化部位を上方へ徐々に縮径するように細長く引き延ばし、容器が封止される前に引き上げを止める第1の引き上げ工程と、
    第1の引き上げ工程の後、容器内の気圧をほぼ大気圧に戻すための所要時間、前記加熱および引き上げを止める冷却工程と、
    冷却工程の後、回転する前記容器の引き延ばされた縊れ部を再度加熱して軟化させる第2の加熱工程と、
    第2の加熱工程中に、前記引き上げ手段で前記容器の加熱軟化部位をさらに上方へ引き延ばし、引き切って封止することにより、前記主体部の上方に円滑に連続して尖端となって終結する紡錘形状の封止部を形成し、全体として容器をほぼ水滴型に形成する第2の引き上げ工程と、を具備することを特徴とする封止容器の製造方法。
  8. 内部に物品を収容するほぼ球形中空の主体部と、この主体部の上部に連続して水平断面積が徐々に円滑に減少し、上部尖端が閉じた紡錘形状の封止部とを具備し、全体として水滴形状を呈するガラス製の封止容器。
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