JP4794422B2 - 光増幅器における利得制御方法および光増幅器 - Google Patents

光増幅器における利得制御方法および光増幅器 Download PDF

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Description

本発明は、光ネットワークに適用される光増幅器における利得制御方法および光増幅器に関するものである。
近年、高度情報化に伴い大量の情報を安価に伝達したいという要望から、高速で大容量の情報が伝達可能な光アクセスシステムであるTDM−PON(Time Division Multiplexing Passive Optical Network)技術を用いたB−PON(Broadband Passive Optical Network)や、GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)等の伝送装置を用いた光アクセスサービスが、都市部を中心に提供されている。これらのサービスを都市部以外の、伝送装置が設置された局舎から離れた地域に安価に提供するためには、光増幅器が必要とされる。この光増幅器を用い安価に広範囲な光アクセスサービスを提供する際の課題の一つとして、光ネットワークごとの特性に依存せずにかつ人手を介すことなく、サービス提供範囲に適した利得を自動的に制御することが挙げられる。
これに対し特許文献1では、伝送装置(端局装置)内に利得制御信号発生器と可変減衰器を具備し、そのレベル変動を光増幅器内で判定することで、ネットワーク構成の変化に自動的に対応して、光増幅器の利得の制御を行っている。
特開平6−69890号公報
しかしながら、特許文献1の方法を用いた場合、伝送装置(端局装置)内に利得制御信号を発生させる利得制御信号発生器や可変減衰器を具備しなければならず、従来装置の改造が必要とされコストアップが避けられない。また、既に装置を設置している地域では、加入者宅に設置してある伝送装置を取り替える必要があり、その回収コストは莫大である。これらは低コストに光アクセスサービスを提供する目的に反する。
さらに、現在、光アクセスシステムで使われているTDM−PON方式では、各加入者宅に設置される光加入者線ネットワーク装置からの光波は、各局舎に設置される光加入者線終端装置からの指示がなければ信号を発信することがない、伝送制御が非対称な光ネットワークであり、従来の方法では利得を決定することができない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光増幅器内の信号光等のみを用いて光増幅器の利得を制御できるようにし、複雑な構成を要さず、安価に、光アクセスサービスを提供できるようにすることにある。
このような目的を達成するために、請求項1にかかる発明の利得制御方法は、光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信する上り信号光増幅器とからなる光増幅器の利得制御方法であって、前記下り信号光増幅器における利得を、前記上り信号光増幅器に入力する前記上り信号光が無いとき、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力されるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くなるように変化させ、前記上り光信号が前記上り信号光増幅器に入力されるとそのときの利得に設定する手順と、前記上り信号光増幅器における利得を、前記下り信号光増幅器の前記得られた利得に応じて設定する手順とを有することを特徴とする。
請求項2にかかる発明の利得制御方法は、光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信するゲインクランプ型の上り信号光増幅器とからなり、且つ前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力していないときは前記上り信号光増幅器のゲインクランプ利得が特定の値となり、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力したときは前記ゲインクランプ利得が変動する光増幅器の利得制御方法であって、前記下り信号光増幅器における利得を、ゲインクランプ光強度の変動の無いとき該変動が生じるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くするように変化させ、前記ゲインクランプ光強度の前記変動が生じると、そのときの前記下り信号光増幅器の利得を前記下り信号光増幅器の利得として設定する手順を有することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の利得制御方法において、前記下り信号光増幅器における初期利得を、前記下り信号光増幅器に前記下り信号光が入力していないときの利得とし、これを0以上1以下に設定する手順を有することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1又は2に記載の利得制御方法において、前記光加入者線ネットワーク装置を複数とし、前記下り信号光増幅器の初期利得に、前記光加入者線終端装置に対して最短距離にある前記光加入者線ネットワーク装置と最長距離にある前記光加入者線ネットワーク装置の距離差分の伝送損失相当を利得として補填する手順を有することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の利得制御方法において、前記下り信号光増幅器に補填される利得の最大値が、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得であることを特徴とする。
請求項6にかかる発明の光増幅器は、光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信する上り信号光増幅器とからなる光増幅器であって、前記下り信号光増幅器は、前記上り信号光増幅器に入力する前記上り信号光の無いとき、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力されるまでの間、利得が前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くなるように変化させ、前記上り光信号が前記上り信号光増幅器に入力されるとそのときの利得に設定する手順と、前記上り信号光増幅器における利得を、前記下り信号光増幅器の前記得られた利得に応じて設定する手順とを有することを特徴とする。
請求項7にかかる発明の光増幅器は、光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信するゲインクランプ型の上り信号光増幅器とからなり、且つ前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力していないときは前記上り信号光増幅器のゲインクランプ利得が特定の値となり、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力した場合は前記ゲインクランプ利得が変動する光増幅器であって、前記下り信号光増幅器は、ゲインクランプ光強度の変動が無いとき、該変動が生じるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて利得を徐々に高くするように変化させ、前記ゲインクランプ光強度の前記変動が生じると、そのときの前記下り信号光増幅器の利得を前記下り信号光増幅器の利得として設定する手順を有することを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項6又は7に記載の光増幅器において、前記下り信号光増幅器の初期利得は、前記下り信号光が入力していないときの利得とし、これが0以上1以下に設定されることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項6又は7に記載の光増幅において、複数の前記光加入者線ネットワーク装置が設けられ、前記下り信号光増幅器の初期利得に、前記光加入者線終端装置に対して最短距離にある前記光加入者線ネットワーク装置と最長距離にある前記光加入者線ネットワーク装置の距離差分の伝送損失相当を利得として補填することを特徴とする器。
請求項10にかかる発明は、請求項9に記載の光増幅器において、前記下り信号光増幅器に補填される利得の最大値が、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得であることを特徴とする。

本発明によれば、上り信号光の無いときは該上り信号が上り信号光増幅器に入力されるまでの間、ゲインクランプ光の変動の無いときには該変動が生じるまでの間、下り信号光増幅器の利得が高くなるよう制御されるので、光加入者線ネットワーク装置への下り信号光を高い利得で送出し当該光加入者線ネットワーク装置での受信を確実化することできる。また、複数の光加入者線ネットワーク装置が設けられている場合は、下り信号光増幅器の利得は、最短距離にある光加入者線ネットワーク装置と最長距離にある光加入者線ネットワーク装置の距離差分の伝送損失を利得として補填されるので、全ての加入者線ネットワーク装置での受信を確実化することできる。以上において、その利得はネットワークごとの特性に依存せず、人手を介すことなく、サービス提供範囲に適した利得に制御されることから、光アクセスサービスを広範囲な地域に安価に提供することが可能となる。
<実施形態1>
図1に、本発明に係る光増幅器を用いた光アクセスシステムの構成例を示す。この光アクセスシステムは、光加入者線終端装置100、スプリッタ200、複数の光加入者線ネットワーク装置300によって構成されており、局舎から離れた地域に光アクセスサービスを提供するために、光増幅器400が、光加入者線終端装置100と光加入者線ネットワーク装置300との間に設置されている。
現在の光アクセスシステムにおいて、下り信号光S1は1.49μm帯、上り信号光S2は1.3μm帯と異なる波長帯であることから、光増幅器400は、それぞれの波長帯に応じた光増幅器である下り信号光増幅器401と上り信号光増幅器402、下り信号光S1と上り信号光S2を合分波する合分波器403,404によって構成されている。
ここで、合分波器403,404には、上下信号光S1,S2を波長合分波するWDM(Wave length Division Matiplexing)フィルタか、方向性の違いを利用したサーキュレータを用いる。
光増幅器401,402は使用される波長帯に依存するため、光ファイバ増幅器を用いた場合、下り信号光S1にはTDFA(Thulium Doped Fiber Amplifier)や1.49μm帯対応SOA(Semiconductor Optieal Amplifier)、上り信号光S2にはPDFA(Praseodymium Doped Fiber Amplifier)や1.3μm帯対応SOAを用いるが、本発明は光増幅デバイスの種類に限定されるものではなく、光アクセスシステムに用いられる波長帯が変わった場合、これらの光部品に限らない。
図1においては、光増幅器400は1台であるが、複数台によって光アクセスシステムを構成してもよい。また複数台の光加入者線ネットワーク装置300で構成されているが、1台でもよい。
図2(a)、(b)にTDM−PONにおける上下光信号送信のシステムについて示す。ここでは、光ネットワークにTDM−PONシステムを採り上げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、一心双方向の光ファイバ伝送であり、一方の伝送装置からの信号送信を受信した際、他方の伝送装置が帯域要求や受信確認などの返信を行う制御プロトコルを用いるシステムにおいて適用可能である。
図2(a)、(b)に示すTDM−PONシステムは光加入者線終端装置100、スプリッタ200、3台の光加入者線ネットワーク装置300A,300B,300Cによって構成されている。下り信号は、複数の加入者へ送信する信号を、時間的に重ならないように多重化して伝送する。
下り信号は、スプリッタ200によって分岐され、各光加入者ネットワーク装置300A,300B,300Cに分配されるため、個々の光加入者線ネットワーク装置において自分宛のフレームを抽出できるように、送信するフレームには識別信号が付けられる。一般に、光加入者線ネットワーク装置300A,300B,300Cは、光加入者線終端装置100との間の距離が互いに異なるため、光加入者線終端装置100との距離が最小かつスプリッタ200による分岐数1のとき、すなわち光加入者線終端装置100から送信される最大下り信号光強度を受信しても符号誤りなく下り信号光を受信できるよう作られている。
上り信号は、光スプリッタ200により複数の光加入者ネットワーク装置300A,300B,300Cからの信号が合波される。このとき各光加入者ネットワーク装置300A,300B,300Cからの信号が無秩序に送信された場合、伝送線路上で衝突を起こすため、光加入者ネットワーク装置300A,300B,300Cのデータ送信タイミングと送信量を光加入者終端装置100から制御することで時間多重を実現し、伝送制御が非対称な光ネットワークとなっている。前記のように、一般に、光加入者線ネットワーク装置300A,300B,300Cは光加入者線終端装置100との間の距離が互いに異なるため、光加入者線終端装置100にて受信される上り信号光の光強度は不連続なバースト信号となる。
図3に、本発明の実施形態1に係る光増幅器400の構成を示す。下り信号光S1は合分波器403により下り信号光増幅器401側に分波される。分波された下り信号光S1はモニタ405を経由して下り信号光増幅器401において光増幅され、モニタ406を経由した後、合分波器404にて合波し、光加入者線ネットワーク装置300側へ伝送される。
下り信号光増幅器401の利得は、利得制御回路407にて、モニタ信号M1を考慮した利得制御信号C1によって制御される。利得制御信号C1は、通常では、利得制御回路407内の比較回路にて伝送利得A1と、ALC(Auto Level Control)動作時に要求されるレベル値やAGC(Auto Gain Control)動作時に要求されるゲイン値とを比較することで生成され、下り信号光増幅器401の励起光強度を制御する。各動作において必要とされるレベル値やゲイン値は利得制御回路407に記録されている。光増幅器の利得は利得媒質そのものの特性と励起光強度によって決定されるため、下り信号光増幅器401の利得を制御することができる。
ここでALC動作とは、増幅後の下り信号光S1の光強度を自動的に常に一定値にする動作のことである。また、AGC動作とは増幅前後の下り信号光S1の利得を常に一定値にする動作のことである。
伝送中の下り信号光S1の利得である伝送利得A1は、モニタ405,406にて測定された増幅前後の光波から生成した信号を利得計算回路408において演算することで生成される。
モニタ405にて光が観測されないとき、すなわち下り信号光増幅器401に光が入っていない場合、利得制御回路407では、利得を0以上1以下になるように利得制御信号C1を設定し、増幅しない。ここでの利得は「下り信号光増幅後の下り信号光強度/下り信号光増幅前の下り信号光強度」とする。
モニタ信号M1は、上り信号光S2の上り信号光増幅器402への入力を監視しているモニタ411により生成される。
上り信号光S2は合分波器404により上り信号光増幅器402側に分波される。分波された上り信号光S2はモニタ411を経由し、上り信号光増幅器402において光増幅された後、合分波器403にて合波し、光加入者線終端装置100側へ伝送される。
モニタ信号M1により、モニタ411に上り信号S2がラウンドトリップタイムの間入射していないことが明らかになったとき、利得制御回路407では現在の利得より大きな利得になるように利得制御信号C1を生成し、下り信号光S1を現在設定している利得より大きく増幅して光加入者線光ネットワーク装置300に送る。このように下り信号光S1を大きく増幅するのは、前述のように、光加入者線ネットワーク装置300は、光加入者線終端装置100からの下り信号光S1が届かなければ上り信号光S2を発信することができないためである。
ここで、ラウンドトリップタイムとは、光増幅器400によって増幅された下り信号光S1が光加入者線ネットワーク装置300にて受光され、それに対し、光加入者線ネットワーク装置300が応答し、その上り信号光S2が光増幅器400に戻ってくるまでの時間である。
モニタ411に上り信号S2が入力されたことがモニタ信号M1(信号有り)によって利得制御回路407に伝わった後は、利得制御回路407において、下り信号光増幅器401の利得が決定され、この利得に応じた利得制御信号C1が生成される。
図4に利得制御信号C1の生成のフローチャートを示す。以下ではフローチャートの説明をする。なお、下記フローチャート中では下り信号光S1が伝送していることはモニタ405において観測されているものとする。
ステップST1では、下り信号光増幅器401は利得制御信号C1の初期値において運用される。ステップST2では、ラウンドトリップタイムTの間現在の利得状態を保つ。ステップST3では、モニタ411での上り信号S2の光受信時に発生するモニタ信号M1の有無を判定し、信号無しの場合はステップST3’に、有りの場合はステップST4に移行する。ステップST3’では、利得制御信号C1が現在下り信号光増幅器401に設定している利得より大きな利得を発生するように設定され、ステップST2に移行する。ステップST4において、利得制御信号C1が決定される。
また、利得制御信号C1は上り信号利得制御回路409に転送され、この上り信号利得制御回路409において、上下信号光S1,S2の波長差に伴う伝送路損失などの伝送条件の違いが加味されて、上り信号利得制御信号C2が生成され、利得制御回路410に転送される。
上り信号光増幅器402の利得は、利得制御回路410にて利得制御信号C3を用い制御される。上り信号利得制御信号C2は本アクセスシステムにおいて信号光を伝送するのに必要な利得を示していることから、利得制御信号C3は、利得制御回路410において上り信号利得制御信号C2と伝送利得A2とから生成され、上り信号光増幅器402内の励起光強度を制御することで、上り信号光増幅器402の利得を制御する。
伝送中の上り信号光S2の伝送利得A2は、モニタ411,412にて測定された増幅前後の光強度を元に、利得計算回路413において伝送利得A1の場合と同様に演算で生成される。
<実施形態2>
図5に、本発明の実施形態2に係る光増幅器400の構成を示す。図3で説明した実施形態1では、モニタ信号M1は、上り信号光S2の強度をモニタ411にて測定することで生成されているが、図5に示すように、上り信号光増幅器402をゲインクランプ型とし、ゲインクランプ光強度の変動を元にそのモニタ信号M1の生成を行ってもよい。
ゲインクランプ型の光増幅器では、その光増幅器に常にゲインクランプ光を入射することで、利得が平坦な帯域の拡大や光サージの抑制を行うことができる。ここで、利得が平坦な帯域とは、入力する信号光強度にかかわらず光増幅器の利得が平坦な信号光強度幅を示す。
上り信号光S2と波長が異なるゲインクランプレーザーダイオード414より発振したゲインクランプ光S3は、合分波器416を経由して上り信号光S2と合波した後、上り信号光増幅器402に入力される。上り信号光増幅器402にて増幅されたゲインクランプ光S3は、合分波器417において分波され、モニタ418に入力される。モニタ415では、ゲインクランプレーザーダイオード414の後発光S4をモニタし、モニタ415,418にて測定された増幅前後のゲインクランプ光強度より利得計算回路413においてゲインクランプ利得A3が得られる。
上り信号S2が上り信号光増幅器402に入力していない場合、ゲインクランプ利得A3は特定の値になる。上り信号S2が上り信号光増幅器402に入力した場合、ゲインクランプ利得A3は変動し、利得計算回路413においてモニタ信号M1が発生(有り)し、利得制御回路407に伝わり、図4のフローチャートで示す処理によって、利得制御信号C1が決定する。
利得制御信号C1は上り信号利得制御回路409に転送され、上下信号光S1,S2の波長差に伴う伝送路損失などの伝送条件の違いがここで加味され、これにより、上り信号利得制御信号C2が生成され、利得制御回路410に転送される。
ゲインクランプ利得A3と上り信号光増幅器402の利得の関係はあらかじめ測定され、利得制御回路410内に利得テーブルとして記録されている。上り信号利得制御信号C2は本アクセスシステムにおいて信号光を伝送するのに必要な利得を示していることから、要求する利得を満たす利得制御信号C3,C4が生成される。利得制御信号C4によりゲインクランプレーザーダイオード414の光強度を、利得制御信号C3により上り信号光増幅器402内の励起光強度を制御する。
上り信号光増幅器402における利得は、上り信号光S2の強度と励起光強度とゲインクランプ光強度によって決定される。信号光強度が弱いとき利得は大きくなり、強いとき利得は小さくなる。ゲインクランプ光強度が強い場合、利得は小さくなるが、利得が平坦な帯域は拡大する。すなわち、光アクセスシステムの要求する最大利得および利得平坦帯域によって、利得制御回路410によって生成される利得制御信号C3,C4は変化する。
なお、図5において、モニタ415はゲインクランプレーザーダイオード414の後方に位置しているが、ゲインクランプレーザーダイオード414の前方におき、ゲインクランプ光強度を観測してもよい。さらに、ゲインクランプ光S3は上り信号光増幅器402の前方入力型であるが、本発明はそれに限定されず、図6に示す後方入力型や双方向入力型にも適用できる。また、図5において、利得制御信号C3,C4により上り信号光増幅器402の利得を制御しているが、双方の利得制御信号を必ずしも用いる必要はなく、必要に応じて片方、または双方の信号を用い利得の制御をおこなえばよい。
すなわち、実施形態2では、モニタ信号M1の生成(有り)に、ゲインクランプ光強度の変動を用いているので、上り信号光S2がバースト信号であった場合でも、正確に上り信号光S2の観測を安価なパワーモニタによって実現することが可能となる。
<実施形態3>
図7に、本発明の実施形態3に係る光増幅器400の構成を示す。図5,6で説明した実施形態2では、ゲインクランプ光S3として専用のゲインクランプレーザーダイオード414を用いているが、図7に示すように、増幅した上り信号S2の一部を可変光減衰器419に通し、再び上り信号光増幅器402に入力するループバック式ゲインクランプ型光増幅器としてもよい。
上り信号光S2は、合分波器420を経由して上り信号光増幅器402において光増幅され、合分波器421を経由して光加入者線終端装置100側へ伝送される。合分波器420において、上り信号光増幅器402から発生するASE(Amplified Spontaneous Emission)光S5を合分波する。ASE光S5はモニタ422を経由し、合分波器421において上り信号光増幅器402側にループバックされる。その際、ループバックするファイバおよび合分波器と上り信号光増幅器402はリングレーザとなり、ループバックされた光を増幅し、増幅された光はゲインクランプ光として働く。
ループバックするファイバ中に設置された可変光減衰器409は、ゲインクランプ光の強度を調整することで、リングレーザによって増幅される利得を制御することができる。
ASE光は前方、後方の双方に発振される。そこで、ループバックされるASE光S5を制御し易くするため、ASE光S5の方向を一方向にするように、光アイソレータ423,424を設置する。
モニタ422にて測定されたASE光S5の光強度より、利得計算回路413においてASE光強度P1が得られる。上り信号S2が上り信号光増幅器402に入力していない場合、ASE光強度P1は特定の値になる。上り信号P1が上り信号光増幅器402に入力した場合、ASE光強度P1は変動し、利得計算回路413においてモニタ信号M1が発生(有り)し、利得制御回路407に伝わり、図4のフローチャートで示す処理によって、利得制御信号C1が決定される。
利得制御信号C1は上り信号利得制御回路409に転送され、上下信号光S1,S2の波長差に伴う伝送路損失などの伝送条件の違いが加味され、上り信号利得制御信号C2が生成され、利得制御回路410に転送される。
ASE光強度P1と上り信号光増幅器402の利得との関係はあらかじめ測定され利得制御回路410内に利得テーブルとして記録されている。上り信号利得制御信号C2は本アクセスシステムにおいて信号光を伝送するのに必要な利得を示していることから、要求する利得を満たす利得制御信号C3,C5が生成される。利得制御信号C5によって可変光減衰器419が、利得制御信号C3によって上り信号光増幅器402内の励起光魂度が制御される。
上り信号光増幅器402における利得は、上り信号光S2の強度と励起光強度とゲインクランプ光強度によって決定される。信号光強度が弱いとき利得は大きくなり、強いとき利得は小さくなる。ゲインクランプ光強度が強い場合、利得は小さくなるが、利得が平坦な帯域は拡大する。すなわち、光アクセスシステムの要求する最大利得および利得平坦帯域によって、利得制御回路410によって生成される利得制御信号は変化する。
なお、図7において、ASE光S5は光アイソレータ423,424によって上り信号光S2の進行方向と逆方向に上り信号光増幅器402に入力されているが、順方向に伝送するようにループバック式ゲインクランプ型光増幅器としてもよい。
すなわち、実施形態3では、ゲインクランプ型の光増幅器を実現するゲインクランプ光として、上り信号光増幅器402において発生するASE光S5を用いているため、部品点数を削減でき、低コストで光増幅器を構成することができ望ましい。
<実施形態4>
実施形態1における光アクセスシステムは、1台もしくは距離差がほぼ等しいほどに小さい複数の光加入者線ネットワーク装置300によって構成されているが、光アクセスシステムの構成によっては、距離差が大きい複数の光加入者線ネットワーク装置300によって構成される。このとき実施形態1における利得制御信号生成のフローチャート(図4)では、下り信号光増幅器401の利得が十分とならず、すべての光加入者線ネットワーク装置300からは上り信号光S2が発信されない場合がある。
図8に距離差が大きな複数の光加入者線ネットワーク装置300によって構成される光アクセスシステムにおける、利得制御信号C1生成のフローチャートを示す。以下ではフローチャートの説明をする。なお、下記フローチャート中では下り信号光S1が伝送していることはモニタ405において観測されているものとする。
ステップST11では、下り信号光増幅器401は利得制御信号C1の初期値において運用される。ステップST12では、ラウンドトリップタイムTの間現在の利得状態を保つ。ステップST13では、モニタ411での上り信号光S2の受信時に発生するモニタ信号M1の有無を判定し、無しの場合はステップST13’に、有りの場合はステップST14に移行する。ステップST13’では、利得制御信号C1は現在下り信号光増幅器401に設定している利得より大きな利得を発生するように設定し、ステップST12に移行する。ステップST14では、伝送利得A1に応じて利得制御回路407で生成する利得制御信号C1に設定値(利得値)Gを加算する。ステップST15において、利得制御信号C1の値が決定する。
この設定値Gは、光加入者線終端装置100に接続している複数の光加入者線ネットワーク装置300のうち、最短距離のものと最長距離のものの距離差に相当する伝送損失を補填する下り信号光増幅器401の利得値である。この設定値Gの最大値は、光加入者線ネットワーク装置300の最小受信感度と最大受信感度の差となるように設定する。この図8のフローチャートの処理における利得制御信号C1の決定(ステップST15)は、下り信号光S1に対して最も早く上り信号S2を発信する最も近くの光加入者線ネットワーク装置300からの上り信号S2が入力され、これによりモニタ信号M1が生成(有り)されたとき行われることになる。
実施形態4の図8に記載されているフローチャートは、モニタ信号M1によって制御されていることから、実施形態1乃至3におけるネットワーク構成においても適用可能である。実施形態4では、複数の光加入者線ネットワーク装置300が一つの光加入者線終端装置100に接続されている光アクセスシステムにおいて、それぞれの光加入者線ネットワーク装置100間に大きな距離差があった場合でも、その差を補償できる下り信号光増幅器401の利得制御信号C1を決定することができるので、ネットワーク構成に依存しない自動利得制御システムを有した光増幅器を実現することができる。
本発明に係る光増幅器を用いた光アクセスシステムの構成図である。 TDM−PONにおける上下信号光送信システムの構成図である。 本発明の実施形態1に係る光増幅器の構成図である。 本発明の実施形態1に係る光増幅器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る光増幅器の構成図である。 本発明の実施形態2に係る光増幅器の変形例の構成図である。 本発明の実施形娃3に係る光増幅器の構成図である。 本発明の実施形態4に係る光増幅器の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100:光加入者線終端装置
200:スプリッタ
300,300A,300B,300C:光加入者線ネットワーク装置
400:光増幅器
401:下り信号光増幅器
402:上り信号光増幅器
403,404:合分波器
405,406:モニタ
407:利得制御回路
408:利得計算回路
409:上り信号利得制御回路
410:利得制御回路
411,412:モニタ
413:利得計算回路
414::ゲインクランプレーザダイオード
415:モニタ
416,417:合分波器
418:モニタ
419:可変光減衰器
420,421:合分波器
422:モニタ
423,424:光アイソレータ
S1:下り信号光
S2:上り信号光
S3:ゲインクランプ光
S4:後発光
S5:ASE光
C1:利得制御信号
C2:上り信号利得制御信号
C3,C4,C5:利得制御信号
A1,A2:伝送利得
A3:ゲインクランプ利得
M1:モニタ信号
P1:ASE光強度

Claims (10)

  1. 光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信する上り信号光増幅器とからな光増幅器の利得制御方法であって、
    前記下り信号光増幅器における利得を、前記上り信号光増幅器に入力する前記上り信号が無いとき、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力されるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くなるように変化させ、前記上り光信号が前記上り信号光増幅器に入力されるとそのときの利得に設定する手順と、前記上り信号光増幅器における利得を、前記下り信号光増幅器の前記得られた利得に応じて設定する手順とを有することを特徴とする利得制御方法。
  2. 光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信するゲインクランプ型の上り信号光増幅器とからなり、且つ前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力していないときは前記上り信号光増幅器のゲインクランプ利得が特定の値となり、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力したときは前記ゲインクランプ利得が変動する光増幅器の利得制御方法であって、
    前記下り信号光増幅器における利得を、ゲインクランプ光強度の変動の無いとき該変動が生じるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くするように変化させ、前記ゲインクランプ光強度の前記変動が生じると、そのときの前記下り信号光増幅器の利得を前記下り信号光増幅器の利得として設定する手順を有することを特徴とする利得制御方法。
  3. 前記下り信号光増幅器における初期利得を、前記下り信号光増幅器に前記下り信号光が入力していないときの利得とし、これを0以上1以下に設定する手順を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の利得制御方法。
  4. 前記光加入者線ネットワーク装置を複数とし、前記下り信号光増幅器の初期利得に、前記光加入者線終端装置に対して最短距離にある前記光加入者線ネットワーク装置と最長距離にある前記光加入者線ネットワーク装置の距離差分の伝送損失相当を利得として補填する手順を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の利得制御方法。
  5. 前記下り信号光増幅器に補填される利得の最大値が、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得であることを特徴とする請求項4に記載の利得制御方法。
  6. 光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信する上り信号光増幅器とからなる光増幅器であって、
    前記下り信号光増幅器は、前記上り信号光増幅器に入力する前記上り信号の無いとき、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力されるまでの間、利得が前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて徐々に高くなるように変化させ、前記上り光信号が前記上り信号光増幅器に入力されるとそのときの利得に設定する手順と、前記上り信号光増幅器における利得を、前記下り信号光増幅器の前記得られた利得に応じて設定する手順とを有することを特徴とする光増幅器。
  7. 光加入者線終端装置と該光加入者線終端装置から送信された下り信号光を受信して、該下り信号光に応答し上り信号光を出力する光加入者線ネットワーク装置との間に設置され、前記光加入者線終端装置から入力する前記下り信号光を増幅して前記光加入者線ネットワーク装置に送信する下り信号光増幅器と、前記光加入者線ネットワーク装置から入力する前記上り信号光を増幅して前記光加入者線終端装置に送信するゲインクランプ型の上り信号光増幅器とからなり、且つ前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力していないときは前記上り信号光増幅器のゲインクランプ利得が特定の値となり、前記上り信号光が前記上り信号光増幅器に入力した場合は前記ゲインクランプ利得が変動する光増幅器であって、
    前記下り信号光増幅器は、ゲインクランプ光強度の変動が無いとき、該変動が生じるまでの間、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得に向けて利得を徐々に高くするように変化させ、前記ゲインクランプ光強度の前記変動が生じると、そのときの前記下り信号光増幅器の利得を前記下り信号光増幅器の利得として設定する手順を有することを特徴とする光増幅器。
  8. 前記下り信号光増幅器の初期利得は、前記下り信号光が入力していないときの利得とし、これが0以上1以下に設定されることを特徴とする請求項又はに記載の光増幅器。
  9. 複数の前記光加入者線ネットワーク装置が設けられ、前記下り信号光増幅器の初期利得に、前記光加入者線終端装置に対して最短距離にある前記光加入者線ネットワーク装置と最長距離にある前記光加入者線ネットワーク装置の距離差分の伝送損失相当を利得として補填することを特徴とする請求項又はに記載の光増幅器。
  10. 前記下り信号光増幅器に補填される利得の最大値が、前記光加入者線ネットワーク装置の最小受信感度と最大受信感度の差に相当する利得であることを特徴とする請求項に記載の光増幅器。
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