JP4792319B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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本発明は、収納部に電子部品を収納した収納テープ同士を連結装置により連結し、連結した収納テープを間歇送りし、電子部品を供給する部品供給装置に関する。
この種部品供給装置は、例えば特許文献1などに開示され、電子部品を所定間隔に収納するテープをシュート上で間欠送りして部品取出位置にてサプレッサにより収納テープを押え、テープの浮きを防止しながら電子部品を供給する。
また、収納テープ同士の連結装置は、例えば特許文献2などに開示されているが、連結作業を簡単にするためのものが提案されている。
特開平7−86791号公報 特開平5−338618号公報
しかしながら、図15に示したように、新旧収納テープ120の部品収納部の周囲に形成されたフランジ101、102での収納部を挟んだ一方の側(図15においては左側)に収納テープの送り方向に沿って上面から下面にかけて接着性を有する連結シート130を貼り、収納テープ同士を連結した場合、連結部にて収納テープ120での連結シート130を貼った一方の側の厚さより、貼られていない他方の側が薄くなり、この結果、連結部、また、連結部の上流及び下流側でのサプレッサ5による収納テープ120の他方の側のフランジ102の押さえが不十分になり、部品取出位置にて収納テープの他方の側が浮き、部品が暴れる虞れがある。
そこで本発明は、収納テープ同士を連結部材により連結した場合に、連結部においてもサプレッサにより収納テープを確実に押さえ、部品取出位置に到達した収納テープの連結部の浮きを回避し、部品の暴れを防止できる部品供給装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成されると共に前記部品収納部の周囲にフランジが形成されたキャリアテープと前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープとを備えた収納テープの前記フランジ部を支持し、前記収納テープの間欠送りを案内するシュートと、前記収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、前記収納テープから前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記部品取出位置から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結するときに前記収納テープ同士の前記電子部品が収納されていない前記部品収納部に裏面から突き刺さる複数の突き刺し部が形成され、前記キャリアテープの裏面に取り付けられた連結部材を検出する近接スイッチを前記シュートの逃げ溝の底面に設けたことを特徴とする。
また第2の本発明は、電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成され前記部品収納部の間に間隔子が形成されたキャリアテープと前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープとを備えた収納テープを支持し、前記収納テープの間欠送りを案内するシュートと、前記収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、前記収納テープから前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記部品取出位置から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結するときに前記収納テープ同士の前記間隔子に裏面から突き刺さる複数の突き刺し部が形成され、前記キャリアテープの裏面に取り付けられた連結部材を検出する近接スイッチを前記シュートの逃げ溝の底面に設けたことを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、収納テープである所謂エンボステープET(図9及び図10参照)の収納凹部Cdに搭載した電子部品Dをテープ通路を介して部品ピックアップ位置Pまでテープ送り装置により間欠送りして、カバーテープCaが剥離された状態のキャリアテープCcから電子部品をピックアップできるようにした部品供給装置1について説明する。このエンボステープETは、電子部品Dを収納する収納凹部Cdが所定間隔を存して形成されたキャリアテープCcと前記収納凹部Cdの開口部を被覆するカバーテープCaとで形成される。このキャリアテープCc及びカバーテープCaは共に合成樹脂材料で構成される。
この複数本の部品供給装置1はプリント基板上に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱自在に組み込まれ、エンボステープETを間欠送りすることで、部品供給装置1の先端から吸着取出位置に供給され電子部品装着装置の吸着ノズルにより取り出される。
以下図1乃至図7に基づいて、デュアルレーンフィーダである前記部品供給装置1について説明する。部品供給装置1は、2つの駆動源により2つのエンボステープETから電子部品を別個に独立して供給できるように構成されている。この部品供給装置1はユニットフレーム2と、このユニットフレーム2に回転自在に装着した図外の2つの収納テープリールと、各収納テープリールに巻回した状態で順次繰り出されたエンボステープETを電子部品のピックアップ位置(吸着取出位置)Pまで間欠送りする2つのテープ送り機構(テープ送り装置)3と、ピックアップ位置Pの手前でキャリアテープCcからカバーテープCaを引き剥がすための2つの後述するカバーテープ剥離機構4とから構成される。
前記収納テープリールから繰り出されたエンボステープETは、ピックアップ位置の手前のテープ経路に配設したサプレッサ5の下側を潜るようにして、収納凹部Cdの左右両側にエンボステープETの送り方向に形成されたフランジ101、102がサプレッサ5により押えられ、且つ部品供給装置1に設けられ逃げ溝112が形成されたシュート111に案内されつつピックアップ位置Pに送り込まれる(図8参照)。このサプレッサ5にはピックアップ位置Pに対応してピックアップ用の開口6が開設されている。また、前記サプレッサ5にはスリット7が形成されており、このスリット7からエンボステープETのカバーテープCaがキャリアテープCcから引き剥がされ、収納部8内に収納される。すなわち、キャリアテープCcはカバーテープCaを引き剥がされた状態で、シュート111に支持されると共に案内されピックアップ用の開口6まで送られ、キャリアテープCcに収納搭載された電子部品は電子部品装着装置の吸着ノズルによりピッアップされることとなる。
また、シュート111の逃げ溝112の底面には、後述する連結部材を検出する例えば近接スイッチである連結部材検出装置(以下、検出装置という)113がピックアップ位置Pより上流側のピックアップ位置に近い位置に設けられている。
次に図4及び図5に基づいて、前記テープ送り機構3について説明する。各テープ送り機構3は、その出力軸に歯車10を設けた正逆転可能なサーボモータ11と、前記歯車10との間にタイミングベルト12が張架された歯車13を一端部に備えて支持体14にベアリング15を介して回転可能に支持された回転軸16と、この回転軸16の中間部に設けられたウォーム歯車17と噛み合うウォームホィール18を備えると共にエンボステープETに形成した送り孔Ceに噛み合ってこれを送るスプロケット19とから構成される。そして、ユニットフレーム2の中間仕切体を各ウォームホィール18及び各スプロケット19の支軸20が貫通している。
従って、部品供給装置1における一方のエンボステープET内の電子部品を供給するために一方の前記サーボモータ11が駆動して正転すると、タイミングベルト12を介して歯車10及び歯車13が回転することにより回転軸16のみ回転し、ウォーム歯車17及びウォームホィール18を介してスプロケット19が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Ceを介して一方のエンボステープKTを間欠送りされる。
次に、図1乃至図4に基づいて、前記カバーテープ剥離機構4について説明する。各カバーテープ剥離機構4は、その出力軸にウォーム歯車41を設けた駆動モータ42と、支軸46を介して歯車45及び前記ウォーム歯車41と噛み合う歯車43を回転可能に支持してユニットフレーム2に固定された支持体44と、支軸50を介してギア51及び前記歯車45と噛み合う歯車47を回転可能に支持してユニットフレーム2に取付体48を介して固定された支持体49と、バネ55により付勢されて前記ゴムローラー部51に圧接するゴムローラー部52を支軸56を介して回転可能に支持して支軸53を介して揺動可能な揺動体54と、カバーテープCaを案内するローラ57と、ユニットフレーム2に支軸58を介して揺動可能である取付体59の端部に前記ローラ57により案内されたカバーテープCaを案内するローラ60を備えると共にバネ61により図1の時計方向に揺動するよう付勢されてカバーテープCaにテンションを加えるためのテンション印加体62とから構成される。尚、63は前記取付体59の揺動を制限するストッパである。
従って、カバーテープCaを剥離する際には、前記駆動モータ42が駆動すると、ウォーム歯車41を介して歯車43及び45が回転し、この歯車45が回転すると歯車47及びゴムローラー部51が回転するので、ゴムローラー部51及びゴムローラー部52とがカバーテープCaを挟んだ状態でゴムローラー部52が回転し、サプレッサ5のスリット7からキャリアテープCcからカバーテープCaが1ピッチ分引き剥がされながら、弛みを生ずることなく、当該部品供給装置1の端部に設けられた収納部8内に収納される。
また、前記サプレッサ5は、図4及び図5に示すように、支持部となる垂直片5Aとスプロケット19の歯に送り孔Ceが噛み合ったエンボステープETが外れないように押さえる水平片5Bとから概ね断面がL字形状を呈し、前記ユニットフレーム2にその内側において垂直片5Aが後端部の支軸5Cを支点として回動可能に支持され、前記水平片5Bの前端部には係止する方向にバネにより付勢された係止体(図示せず)に係止可能な係止孔5Eを有する垂直な係止片5Dを備えている。
なお、図5に示したように、カバーテープCaの剥離支点となる前記サプレッサ5を支軸5Cを支点として上方へ回動させた状態で、部品供給装置1の側方から前記ユニットフレーム2に形成されたテープ通路64に連通する装填用開口65を介して紙テープKTを部品供給装置1に装填できるように構成される(図1及び図6参照)。66は部品供給装置1に装填された前記エンボステープETが前記装填用開口65からの離脱を防止する防止部材で、前記テープ通路64の水平な通路の後端部近傍や中間部、斜めの通路の上端部近傍や水平な通路と斜めの通路との境界部に設けられている(図1参照)。なお、この防止部材66が設けられた部分の装填用開口65が狭くならないように、防止部材66が設けられていない部分の装填用開口65と同じ大きさに形成されている(図6及び図7参照)。
尚、67は電源ラインであり、前記サーボモータ11、駆動モータ42などに電源を供給するためのものである。
次に、エンボステープETの送り動作及びカバーテープCaの剥離動作について説明する。電子部品装着装置本体1の制御装置(図示せず)は記憶装置に記憶された装着データ(プリント基板上のどの位置に、どの向きで、どの電子部品を装着するかに関するデータ)に従い、対応する所定の部品供給装置1のテープ送り機構3を駆動させ、所定の電子部品を収納凹部Cdに収納するエンボステープETを1回間欠送りさせる。即ち、一方のサーボモータ11が駆動して正転すると、歯車10及び歯車13が回転して回転軸16が回転し、ウォーム歯車17及びウォームホィール18を介してスプロケット19が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Ceを介して一方のエンボステープETを間欠送りする。このとき、他方の回転軸16は回動しないので他方のエンボステープETは間欠送りされない。
このテープ送り機構3が駆動すると、これと同期して一方の対応するカバーテープ剥離機構4がカバーテープCaの1回の間欠送り分の剥離(引き剥がし)をする。続いてテープ送り機構3およびカバーテープ剥離機構4が停止すると、ピックアップ位置Pに電子部品が送り込まれる。そして、前記吸着ノズルによる電子部品のピックアップが行われ、再び次の紙テープKTの間欠送りとカバーテープCaの剥離とが行われる。
そして、前記電子部品装着装置の吸着ノズルにより吸着保持された電子部品は、プリント基板P上に装着されることとなるが、ここでは詳細は省略する。
次に、例えばエンボステープET内の電子部品が残り少なくなって、当該エンボステープET(説明の便宜上、「古いエンボステープET」という)に新しいエンボステープETを連結する場合の動作について説明する。
このとき、連結部材80及び連結シート83を用いて、古いエンボステープETと新しいエンボステープETとを連結する動作について説明すると、先ず新たなエンボステープETと古いエンボステープETとをそのキャリアテープCcの切断側端面を合致させ、古いエンボステープETのカバーテープCaの上に新しいエンボステープETのカバーテープCaを覆うように重合させる(図9及び図10参照)。この合致させて形成された収納凹部Cd及びこの両隣りの収納凹部Cd内には電子部品Dを装填させずに、キャリアテープCc同士を連結部材80で裏面側から連結する。
即ち、連結部材80の突き刺し部81を収納凹部Cdを形成するキャリアテープCcに突き刺し、キャリアテープCc同士を連結し、抜止部82で突き刺し部81の抜けを防止する。この後、裏面が接着性を有する合成樹脂製の連結シート83で、両エンボステープETのカバーテープCaに送り孔Ceを避けて接着して、両カバーテープCaを上方から連結する。
前記連結部材80は例えば、真鍮などの金属製で概ね矩形状であり、薄い板で構成し、長手方向が前記両エンボステープETの収納凹部Cdに股がり、少なくともキャリアテープCcの巻きぐせを矯正できる長さが必要であって、少なくとも2つの収納凹部Cdより長くする必要があり、このようにすることにより、連結部材80により新たなエンボステープETと古いエンボステープETの巻きぐせを矯正できる。また、所定間隔、即ち収納凹部Cdのピッチと同一のピッチで底辺を基部として上方へ切り起こすことにより前記両エンボステープETの収納凹部Cdに突き刺さる複数の三角形状の突き刺し部81が連結部材80の長手方向に形成されると共にこの突き刺し部81に上部の底辺を基部として切り起こすことにより三角形状の抜止部82を形成し、この突き刺し部81を収納凹部Cdに裏面から突き刺すと、キャリアテープCc同士は連結され、抜止部82が突き刺し部81の抜けを防止する。この突き刺し部81は新旧エンボステープETの収納凹部Cdを1箇所ずつ刺すように、少なくとも2個必要である。
上述したように、新旧エンボステープETが連結部材80により裏面から連結され、その後のエンボステープETが間歇送りされ、連結部材80が部品供給装置1のピックアップ位置Pの近くに設けられた検出装置113により検出され、その後、予め設定されている回数エンボステープETの送り動作が行われると、新旧エンボステープET同士の継ぎ目である連結部材80が電子部品のピックアップ位置Pに近づいたと図示しない制御装置が判断し、例えば、エンボステープETの送り速度を遅くするように制御する。そして、その後、連結部材80の寸法にその上流側と下流側のエンボステープETの一部の寸法を加え、予め設定された寸法を収納凹部Cdのピッチにより割って得られた回数、即ち、連結部材80及びその上流側と下流側のエンボステープETの一部が収納凹部Cdを通過するまでの送り回数、エンボステープETの送り動作が行われ、連結部材ETがピックアップ位置を通過すると、エンボステープETの送り速度を速くし、元の速度に戻す。このように、エンボステープETの送り速度を制御することにより、連結部材80が設けられた継ぎ目はピックアップ位置をスムーズに通過することが可能になる。
また、検出装置113をピックアップ位置Pの極力近くに設けることにより、検出装置113により新旧エンボステープET同士の継ぎ目である連結手段80が検出されてから電子部品のピックアップ位置Pに近づいたと図示しない制御装置が判断するまでのエンボステープETの送り回数を極力少なくすることができ、この結果、前記制御装置による判断の精度を向上することができる。
また、図8に示したように、連結部材80により新旧エンボステープETの収納凹部Cdの底部同士が裏面から連結されているので、新旧エンボステープET同士の継ぎ目である連結部材80が電子部品のピックアップ位置を通過するとき、連結部材80がサプレッサ5に干渉することを回避でき、エンボステープETの収納凹部Cdの上縁から延び収納凹部Cdの左右両側に形成された左右のフランジ101、102はサプレッサ5により確実に、且つ、均一に押えられ、この結果、エンボステープETの連結部材80により連結されている部分、即ち、継ぎ目部(連結部)の浮きを回避し、部品の暴れを防止することができる。
なお、上述したエンボステープETに限らず、後述する紙テープKTでも連結部材80の突き刺し部81を突き刺して連結してもよい。
以下、エンボステープETの代わりに収納テープとして使用される紙テープKTについて、説明する。
紙テープKTは、紙製のボトムテープCbと合成樹脂製のカバーテープCaとの間に紙製の中間テープK(所定間隔毎に電子部品収納用の孔K1が形成されている。)を介在させて電子部品Dを収納する収納凹部Cdを形成させた収納テープであり、言い換えると、ボトムテープCbと中間テープKとから成るキャリアテープCcの収納凹部Cd内に電子部品Dを収納して、この収納凹部CdをカバーテープCaが被覆している。そして、中間テープKのそれぞれの孔K1の間には間隔子KKが形成されている。
このようの構成されている紙テープKTの連結方法について、説明する。
初めに、ユニットフレーム2から延びている古い紙テープKTのほぼ終端近くにおいて、送り孔Ceと送り孔Ceとの中間位置であって収納凹部Cdの送り方向における中央位置において、キャリアテープCcよりカバーテープCaを長くして切断する。
次に、これとは別に、収納テープリールに巻かれた新たな紙テープKTの始端部において、古い紙テープKTと同様に、送り孔Ceと送り孔Ceとの中間位置であって収納凹部Cdの送り方向における中央位置において、キャリアテープCcとカバーテープCaとが同じ面位置となるように切断する。
そして、新たな紙テープKTと古い紙テープKTとをそのボトムテープCbの切断側端面を合致させ、古い紙テープKTのカバーテープCaの上に新しい紙テープKTのカバーテープCaを覆うように重合させる(図13及び図14参照)。この合致させて形成された収納凹部Cd内には電子部品Dを装填させずに、先ずボトムテープCb同士を裏面側から連結部材80で連結する。
即ち、前記連結部材80は例えば、真鍮などの金属製で概ね矩形状を呈しており、薄い板で構成し、長手方向が前記両紙テープKTのボトムテープCbに股がり、少なくともキャリアテープCcの巻きぐせを矯正できる長さが必要であって、少なくとも1つの収納凹部Cdより長くする必要があり、所定間隔、即ち収納凹部Cdのピッチと同一のピッチ(間隔子KKの間隔)で底辺を基部として上方へ切り起こすことにより前記両紙テープKTのボトムテープCb及び間隔子KKに突き刺さる複数の三角形状の突き刺し部81が連結部材80の長手方向に形成されると共にこの突き刺し部81に上部の底辺を基部として切り起こすことにより三角形状の抜止部82を形成し、この突き刺し部81をボトムテープCb及び間隔子KKに突き刺すと、ボトムテープCb同士は裏面から連結され、抜止部82が突き刺し部81の抜けを防止する。この突き刺し部81は新旧紙テープKTの間隔子KKを1箇所ずつ刺すように、少なくとも2個必要である。
この後、裏面が接着性を有する合成樹脂製の連結シート83で、両紙テープKTのカバーテープCaを上方から連結する。即ち、図13及び図14に示すように、連結シート83は両紙テープKTのカバーテープCa上に送り孔Ceを避けて接着される。
このようにして、新たな紙テープKTと古い紙テープKTとを送り孔Ceが塞ぐことなく連結することができる。即ち、連結シート83によりカバーテープCa同士が連結されると共に、連結部材80によりボトムテープCb同士が容易に連結される。また、連結部材80により新たな紙テープKTと古い紙テープKTの巻きぐせを矯正でき、この結果、連結部で連結シートがはがれて連結が不十分となる、或いは、連結部分からカバーテープCaもはがれ易くなり、はがれた所から電子部品が落ちるというような巻きぐせによる弊害を解消することができる。
このように、連結された紙テープKTにおいても、エンボステープETと同様に、連結部材80が電子部品のピックアップ位置を通過するとき、連結部材80がサプレッサ5に干渉することを回避でき、紙テープKTの収納凹部Cdの左右両側に形成された左右両部、即ち、中間テープKの左右両部(図13においては上下の部分)はサプレッサ5により確実に、且つ、均一に押えられ、この結果、紙テープKTの連結部材80により連結されている部分、即ち、継ぎ目部(連結部)の浮きを回避し、部品の暴れを防止することができる。
なお、紙テープにおいて、ボトムテープCbと中間テープKとが一体になったキャリアテープでもよい。
また、連結部材80は、金属製に限らず、こしがあり、剛性が高くて薄いものであればよい。連結部材に金属製以外のものを使用する場合には、連結部材検出装置として、例えば、連結部材による光の反射を利用して連結部材を検出する発光素子及び受光素子を備えた検出装置を用いてもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
部品供給装置の側面図である。 図1のカバーテープ剥離機構の縦断面図である。 部品供給装置の平面図である。 サプレッサを閉じた状態のテープ送り機構の拡大図である。 サプレッサを開いた状態のテープ送り機構の拡大図である。 部品供給装置の防止部材が設けられたテープ通路部分の縦断面図である。 部品供給装置の防止部材が設けられていないテープ通路部分の縦断面図である。 部品供給装置のシュート部分の縦断面図である。 エンボステープ同士の連結シートによる連結後の平面図である。 エンボステープ同士の連結シートによる連結後の縦断側面図である。 連結部材の平面図である。 連結部材の正面図である。 紙テープ同士の連結シートによる連結後の平面図である。 紙テープ同士の連結シートによる連結後の縦断側面図である。 部品供給装置のシュート部分の縦断面図である。
符号の説明
1 部品供給装置
80 連結部材
81 突き刺し部
82 抜止部
83 連結シート
111 シュート
113 連結部材検出装置
ET エンボステープ
KT 紙テープ
Ca カバーテープ
Cb ボトムテープ
Cc キャリアテープ
Cd 収納凹部

Claims (2)

  1. 電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成されると共に前記部品収納部の周囲にフランジが形成されたキャリアテープと前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープとを備えた収納テープの前記フランジ部を支持し、前記収納テープの間欠送りを案内するシュートと、前記収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、前記収納テープから前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記部品取出位置から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結するときに前記収納テープ同士の前記電子部品が収納されていない前記部品収納部に裏面から突き刺さる複数の突き刺し部が形成され、前記キャリアテープの裏面に取り付けられた連結部材を検出する近接スイッチを前記シュートの逃げ溝の底面に設けたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成され前記部品収納部の間に間隔子が形成されたキャリアテープと前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープとを備えた収納テープを支持し、前記収納テープの間欠送りを案内するシュートと、前記収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、前記収納テープから前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記部品取出位置から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結するときに前記収納テープ同士の前記間隔子に裏面から突き刺さる複数の突き刺し部が形成され、前記キャリアテープの裏面に取り付けられた連結部材を検出する近接スイッチを前記シュートの逃げ溝の底面に設けたことを特徴とする部品供給装置。
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