JP4791289B2 - 遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、一連の図柄により構成される複数のリールが回転する映像を表示画面に表示する遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、特定の始動入賞口に遊技球が入ると、表示画面において、3列のリールを構成する一連の図柄(たとえば、1〜12の数字の図柄)が上から下に流れる(変動する)ことにより、各リールがあたかも回転して見えるように表示される。この3列のリールは一般的には、左リール、右リール、中リールの順に変動が停止して、有効ライン上に図柄が揃う。
この3列のリールのうち、左右のリールにおいて有効ライン上に同一あるいは関連性のある図柄が揃うとリーチが確定する。このリーチ確定後に、残余の中リールの変動が停止し、有効ライン上で同一あるいは関連性のある図柄が揃うと大当たりとなって、大入賞口が開き、大当たり遊技ができる。
このような遊技機において、リーチ確定前、すなわち、左右のリールの変動中に、表示画面上にキャラクタ画像を出現させることにより、リーチを予告する遊技機が開示されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
リーチの確定に先立ってリーチ予告をすることで、遊技者にリーチが発生することを意識させることができるとともに、大当たりの信頼度が、通常の(リーチ予告なし)のときのリーチよりも高いことを遊技者に意識させることができ、遊技者に対しさらに大当たりの期待感を高めることができる。
特開2006−101924号公報
しかしながら、上述した従来技術では、表示画面中、リール以外の表示領域にリーチを予告するキャラクタ画像を表示させているため、左リールの変動が最初に停止して左リールの有効ライン上の図柄が特定されると、その時点でリーチが確定するまでもなく、大当たりの図柄の組み合わせや大当たり後の確率変動の有無などの事象が遊技者に予測されてしまう。
これにより、リーチ確定前にリーチ確定やリーチ確定後発生する事象がわかってしまうこととなる。したがって、そのような事象をあらかじめ知りたくない遊技者にとっては、キャラクタ画像による行き過ぎたリーチ予告演出がおこなわれており、遊技の面白みが低減してしまうという問題があった。
一方で、リールの変動中に、リールを構成する一連の図柄にリーチ予告図柄を挿入し、当該リーチ予告図柄が有効ライン上に停止してから、一連の図柄から選ばれた図柄を有効ライン上に表示することでリーチ予告演出をおこなうことも考えられる。しかしながら、遊技者の中には、変動するリールを凝視して、一連の図柄のうちどの図柄が有効ライン上に停止するかを楽しむ者もいる。
このような場合、リーチ予告図柄の挿入位置と最終的に有効ライン上に表示される図柄のリール内位置との関連性がまったくないため、変動するリールを凝視して、一連の図柄のうちどの図柄が有効ライン上に停止するかを予測することができない。たとえば、数字の「1」〜「12」をあらわす12種類の一連の図柄中、図柄「2」と図柄「3」との間に、リーチ予告図柄が挿入された場合、リーチ予告図柄が図柄「1」〜「12」の中のどの図柄であるかを挿入位置から予測することができない。
したがって、このようにリール変動中にリーチ予告が発生した場合に、変動するリールを凝視しながら有効ライン上に停止する図柄を予測して楽しみたい遊技者にとっては、中途半端なリーチ予告演出により変動中のリール予測をすることができず、リール変動中は退屈してしまい、遊技の面白みが低減してしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、適切かつ効果的なリーチ予告演出を図ることにより、リーチ予告による遊技の面白みの向上を図ることができる遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる遊技機は、一連の図柄により構成される複数のリールが変動してから変動停止により任意の図柄が所定の有効ライン上に停止する映像を表示する表示画面を有する表示手段と、前記複数のリールのうちリーチを確定させるリールの中から、リーチを確定させる図柄から前記一連の図柄とは異なる特定の図柄に変更するリールを特定する特定手段と、前記表示画面を制御して、前記特定手段によって特定された一のリールに含まれている前記リーチを確定させる図柄のかわりに、前記特定の図柄を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記表示制御手段は、前記一のリールの変動が停止した場合、前記特定の図柄を前記有効ライン上に表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記一のリールの変動停止に先立って前記一のリールが仮停止した場合、前記一連の図柄のうち前記リーチを確定させる図柄および前記特定の図柄以外の図柄を前記有効ライン上に表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された他のリールの変動が停止した場合、前記他のリールにおいて前記リーチを確定させる図柄を前記有効ライン上に表示するとともに、前記有効ライン上に表示された前記一のリールの前記特定の図柄のかわりに前記リーチを確定させる図柄を表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された他のリールが変動中である場合、前記他のリールにおいて前記一連の図柄の中のリーチを確定させる図柄のかわりに前記特定の図柄を表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記他のリールが変動停止した場合、前記他のリールにおいて、前記特定の図柄を前記有効ライン上に表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記他のリールの変動停止に先立って前記他のリールが仮停止した場合、前記他のリールを構成する一連の図柄のうち前記リーチを確定させる図柄および前記特定の図柄以外の図柄を前記有効ライン上に表示することとしてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記一のリールおよび前記他のリールの変動が停止した場合、前記特定の図柄を前記有効ライン上に表示し、前記特定の図柄のかわりに前記リーチを確定させる図柄を表示することとしてもよい。
また、遊技球が入賞した場合、所定の確率に基づく抽選結果を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた抽選結果に基づいて、前記複数のリールの変動が停止したときに前記有効ライン上に表示される前記複数のリールの図柄の組み合わせを決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された図柄の組み合わせに、前記リーチを確定させる図柄が含まれているか否かを判断する判断手段と、を備え、前記特定手段は、前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記リーチを確定させる図柄から前記一連の図柄とは異なる特定の図柄に変更するリールを特定し、前記表示制御手段は、前記表示画面を制御して、前記特定手段によって特定された一のリールに含まれている前記リーチを確定させる図柄のかわりに、前記特定の図柄を表示することとしてもよい。
また、この発明にかかるリーチ予告演出方法は、一連の図柄により構成される複数のリールが変動してから変動停止により任意の図柄が所定の有効ライン上に停止する映像を表示するリーチ予告演出方法であって、前記複数のリールのうちリーチを確定させるリールの中から、リーチを確定させる図柄から前記一連の図柄とは異なる特定の図柄に変更するリールを特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された一のリールに含まれている前記リーチを確定させる図柄のかわりに、前記特定の図柄を表示する表示工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかるリーチ予告演出プログラムは、上述したリーチ予告演出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる記録媒体は、上述したリーチ予告演出プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
この発明によれば、リール変動中にリーチを確定させる図柄のかわりに特定の図柄を表示させることにより、大当たり後の確率変動の有無を予測させるなどリーチ予告を抑制することができる。また、リーチ予告した場合のリール変動中においてリーチ確定図柄を予測させることにより、リール変動中の退屈感を抑制することができる。
本発明にかかる遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体によれば、適切かつ効果的なリーチ予告演出を図ることにより、リーチ予告による遊技の面白みの向上を図ることができるという効果を奏する。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(遊技機の基本構成)
図1は、本発明の遊技機の遊技盤の一例を示す正面図である。遊技盤101の下部位置に配置された発射部(図2参照)の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
遊技盤101の遊技領域103の中央部分には、表示部104が配置されている。表示部104としては、例えば液晶表示器(LCD)が用いられる。表示部104の下方には、始動入賞させるための始動入賞口105が配設されている。表示部104の左右には、それぞれ入賞ゲート106が配設されている。入賞ゲート106は、遊技球の通過を検出し、始動入賞口105を一定時間だけ開放させる抽選を行うために設けられる。表示部104の側部や下方等には普通入賞口107が配設されている。普通入賞口107に遊技球が入賞すると、普通入賞時の賞球数(例えば10個)の払い出しを行う。遊技領域103の最下部には、どの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収する回収口108が設けられている。
上述した表示部104は、特定の入賞口に遊技球が入賞したとき(始動入賞時)に、複数の図柄の表示の変動を開始させ、所定時間後に図柄が停止する。この停止時に特定図柄(例えば「777」)が揃ったとき、大当たり状態となる。大当たり状態のとき、下方に位置する大入賞口109が一定の期間開放を所定ラウンド(例えば15ラウンド)繰り返し、入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す。
図2は、遊技機の制御部の内部構成を示すブロック図である。制御部200は、複数の制御部により構成されている。図示の例では、主制御部201と、演出制御部202と、賞球制御部203とを有する。主制御部201は、遊技機の遊技にかかる基本動作を制御する。演出制御部202は、遊技中の演出動作を制御する。賞球制御部203は、払い出す賞球数を制御する。
主制御部201は、ROM212に記憶されたプログラムに基づき、遊技内容の進行に伴う基本処理を実行するCPU211と、CPU211の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM213等を備えて構成される。主制御部201は、例えば主基板によってその機能を実現する。
この主制御部201の入力側には、始動入賞口105に入賞した入賞球を検出する始動入賞口検出部221と、入賞ゲート106を通過した遊技球を検出するゲート検出部222と、普通入賞口107に入賞した遊技球を検出する普通入賞口検出部223と、大入賞口109に入賞した入賞球を検出する大入賞口検出部224とが接続されている。これらの検出部としては、近接スイッチ等を用いて構成できる。
この主制御部201の出力側には、大入賞口開閉部231が接続され、この大入賞口開閉部231の開閉を制御する。大入賞口開閉部231は、大当たり時に大入賞口109を一定期間開放する機能であり、ソレノイド等を用いて構成される。この大当たりは、生成した乱数に基づき所定の確率で発生するよう予めプログラムされている。
演出制御部202は、遊技中における演出制御を行う。この演出制御部202は、演出処理を実行するCPU241と、プログラムや背景画像、図柄画像、キャラクタ画像など各種画像データを記憶するROM242と、CPU241の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM243と、表示部104に表示させる画像データを書き込むVRAM244等を備えて構成される。
演出制御部202では、CPU241がROM242に記憶されたプログラムを読み込んで、背景画像表示処理、図柄画像表示/変動処理、キャラクタ画像表示処理など各種画像処理を実行し、必要な画像データをROM242から読み出してVRAM244に書き
込む。背景画像、図柄画像、キャラクタ画像は、表示画面上において表示部104に重畳表示される。すなわち、図柄画像やキャラクタ画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。
この場合、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してV
RAM244に記憶させる。演出制御部202は、例えば演出基板によってその機能を実現する。
この演出制御部202は、主制御部201から遊技中である各種データを受け取り、この遊技中における演出制御を行う。演出制御部202の出力側には、上述した図柄表示部(LCD)104と、ランプ制御部251が接続されている。演出制御部202は、図柄表示部(LCD)104に対しては、遊技中における演出内容、例えば、図柄の移動表示や、リーチ(3つの図柄のうち2つが揃った状態)、および大当たり時の各種表示情報を生成して出力する。演出制御部202は、ランプ制御部251に対しては、遊技盤101や台枠等に設けられている各種ランプ262に対する点灯制御等を行うデータを出力する。
賞球制御部203は、ROM282に記憶されたプログラムに基づき、賞球制御を行う。この賞球制御部203は、賞球制御の処理を実行するCPU281と、CPU281の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM283等を備えて構成される。賞球制御部203は、例えば賞球基板によってその機能を実現する。
賞球制御部203は、接続される払出部291に対して入賞時の賞球数を払い出す制御を行う。また、発射部292に対する遊技球の発射の操作を検出し、遊技球の発射を制御する。払出部291は、遊技球の貯留部から所定数を払い出すためのモータ等からなる。賞球制御部203は、この払出部291に対して、各入賞口(始動入賞口105、普通入賞口107、大入賞口109)に入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御を行う。発射部292は、遊技のための遊技球を発射するものであり、遊技者による遊技操作を検出するセンサと、遊技球を発射させるソレノイド等を備える。賞球制御部203は、発射部292のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤101の遊技領域103に遊技球を送り出す。
上記構成の主制御部201と、演出制御部202と、賞球制御部203は、それぞれ異なるプリント基板(主基板、演出基板、賞球基板)に設けられる。これに限らず、例えば、賞球制御部203は、主制御部201と同一のプリント基板上に設けることもできる。
(遊技機の基本動作)
上記構成による遊技機の基本動作の一例を説明する。主制御部201のCPU211により遊技中の制御が行われ、各入賞口に対する遊技球の入賞状況を賞球制御部203に出力し、賞球制御部203は、入賞状況に対応した賞球数の払い出しを行う。
また、始動入賞口105に遊技球が入賞する毎に、対応する制御信号を演出制御部202に出力し、演出制御部202は、図柄表示部104の図柄を変動表示させ、停止させることを繰り返す。大当たり発生が決定している時には、対応する制御信号を演出制御部202に出力し、演出制御部202は、所定の図柄で揃えて停止させる。このとき同時に、大入賞口109を開放する制御を行う。演出制御部202は、大当たり発生期間中、および大当たり発生までの間のリーチ時や、リーチ予告時等には、図柄表示部104に対して、図柄の変動表示に加えて各種の演出表示を行う。このほか、各種役物に対して特定の駆動を行ったり、ランプ262の表示状態を変更する等の演出を行う。
そして、大当たり発生時には、大入賞口109が複数回開放される。1回の開放が1ラウンドとして、例えば15回のラウンドが繰り返し実行される。1ラウンドの期間は、遊技球が例えば10個入賞したとき、あるいは所定期間(例えば30秒)とされている。この際、賞球制御部203は、大入賞口109に対する球技球1個の入賞あたり15個の賞球数で払い出しを行う。大当たり終了後は、この大当たり状態が解除され、通常の遊技状態に復帰する。
(リールおよび有効ラインの一例)
つぎに、遊技機におけるリールおよび有効ラインについて説明する。図3は、遊技機におけるリールおよび有効ラインの一例を示す概念図である。リールは表示画面において背景映像に重畳されて表示される。図3において、リール300は3列(左リール300L、中リール300C、右リール300R)存在し、表示画面において縦方向に変動する。各リール300は一連の図柄(たとえば、数字の「1」〜「12」を示す12種類の一連の図柄)から構成され、図柄「1」から数字順に変動方向に流れる。
たとえば、左リール300Lの中段(図3中、「左」と表記されている位置)に、図柄「5」が位置する場合、下段(図3中、「左下」と表記されている位置)には、図柄「4」が位置し、上段(図3中、「左上」と表記されている位置)には、図柄「6」が位置することとなる。
また、図3では、太枠で囲んだ中段の位置が有効ラインEである。一般には、まず左リール300Lの変動が停止して、中段左の図柄が特定される。つぎに、右リール300Rの変動が停止して、中段右の図柄が特定される。この時点で、同一の図柄が揃うなど特定の図柄の組み合わせになると、リーチが確定する。そして、最後に中リール300Cの変動が停止して、中段中の図柄が特定され、特定の図柄の組み合わせが中段に停止すると、大当たりであることが遊技者にわかることとなる。
(変動パターンの内容)
つぎに、変動パターンの内容について説明する。この発明の実施の形態において、変動パターンは複数種類用意されているが、ここでは、代表的な例としてリーチが確定する3種類の変動パターンについて説明する。なお、変動パターンは、上述した演出制御部202のCPU241による図柄画像表示/変動処理により選択的に実行される。
また、説明の簡略化のため、リーチ確定の例として、左リール300Lと右リール300Rとで同一の図柄が揃うとリーチ確定とする。以降、左リール300Lと右リール300Rとで揃った図柄など、少なくともリーチを確定させる図柄のことを、「リーチ確定図柄」と称す。さらに中リール300Cも同一の図柄で揃うと大当たりになることとする。また、大当たりのとき、図柄が示す数字が奇数である場合、大当たり確定後に確率変動が発生することとする。
<変動パターンの第1の例>
図4−1は、変動パターンの第1の例(以下、「変動パターンP1」と表記する。)を示す説明図である。図4−1中、太線で示した横軸は時間軸をあらわしている。また、リールの変動開始や停止などの各種イベントの発生タイミングは時間軸に対する矢印で指し示し、その下に有効ラインE上の図柄の組み合わせを示している。また、有効ラインE内、すなわち中段に位置する矩形は図柄であり、左から左リール300Lの図柄、中リール300Cの図柄、右リール300Rの図柄をあらわしている。
以下、図柄の符号をZkXと表記する。「k」は図柄が示す数字であり、1〜12の数字の総称である。また、そのまま「k」で表記した場合はリール(図柄)の変動中を示し、「k」を「#」で表記した場合には、1〜12のいずれかの数字の図柄であることを示す。
また、「X」は、左リール300Lを示すL、右リール300Rを示すR、中リール300Cを示すCの総称である。また、点線の矩形は、当該リール(図柄)が変動中であることをあらわしている。また、リーチ確定図柄が示す数字については、例として「7」が選ばれたこととする。したがって、左リール300Lおよび右リール300Rのリーチ確定図柄は、図柄Z7L,Z7Rとする。これらの点については、後述する図4−2,図4−3,図5−1〜図5−4についても同様である。
変動パターンP1は、通常、リーチが確定するパターンである。まず、時刻t0においてリール変動が開始すると、時刻t1においてまず左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Lが停止する。
この時点(おそくとも時刻t1)で、リーチ確定図柄Z7R,Z7Lで少なくともリーチが確定することが遊技者にわかり、さらに大当たりした場合、確率変動が発生することが遊技者にわかる。
つぎに、時刻t2において、右リール300Rが停止する。この場合、右リール300Rにおいて、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Rが停止することで、リーチが確定していることが遊技者にわかる。
最後に、時刻t3において、中リール300Cが停止する。この場合、中リール300Cにおいて、有効ラインE上で図柄Z#Cが停止する。図柄Z#Cが示す数字が7(#=7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃うため大当たりとなる。また、数字7という奇数で揃っているため、確率変動が発生することが遊技者にわかる。図柄Z#Cが示す数字が7以外の数字(#≠7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃わないため外れたことになる。
<変動パターンの第2の例>
図4−2は、変動パターンの第2の例(以下、「変動パターンP2」と表記する。)を示す説明図である。変動パターンP2は、左リール300Lの変動停止(時刻t1)前に、左リール300Lを仮停止する例である。具体的には、リール変動開始後、時刻t01において、リーチ確定図柄Z7L以外の図柄(たとえば、図柄Z8L)を有効ラインE上に仮停止させる。その後再始動して、左リール300Lの変動停止時(時刻t1)において、リーチ確定図柄Z7Lを有効ラインE上に停止させる。
<変動パターンの第3の例>
図4−3は、変動パターンの第3の例(以下、「変動パターンP3」と表記する。)を示す説明図である。変動パターンP3は、右リール300Rの変動停止(時刻t2)前に、右リール300Rを仮停止する例である。具体的には、左リール300L変動停止(時刻t1)後、時刻t11において、リーチ確定図柄Z7R以外の図柄(たとえば、図柄Z8R)を有効ラインE上に仮停止させる。その後再始動して、右リール300Rの変動停止時(時刻t2)において、リーチ確定図柄Z7Rを有効ラインE上に停止させる。
(リーチ予告パターンの内容)
つぎに、リーチ予告パターンの内容について説明する。この発明の実施の形態において、リーチ予告とは、図4−1〜図4−3に示したようなリール変動中に、一のリールにおいて、一連の図柄の中のリーチを確定させる図柄のかわりに一連の図柄とは異なる特定の図柄を、リーチ予告図柄として表示することである。リーチ予告図柄とは、リールを構成する図柄Z#L,Z#R以外の特定の図柄である。ここでは2種類用意されており、「k」を「?」または「!」で表記する。
リーチ予告パターンは、上述した変動パターンと隠蔽対象リールとの組み合わせを特定することで表示される。隠蔽対象リールとは、リーチ確定図柄を隠蔽するために、リーチ確定図柄に対しリーチ予告図柄を重畳表示するリールであり、リーチ確定図柄を有効ラインE上に表示するリール(たとえば、左リール300Lおよび右リール300R)のうち少なくともいずれか一方のリールが対象となる。したがって、左リール300Lのみ隠蔽対象リールとしてもよく、右リール300Rのみ隠蔽対象リールとしてもよく、左リール300Lおよび右リール300Rを隠蔽対象リールとしてもよい。
なお、本例では左リール300Lが先に変動停止するため、右リール300Rのみ隠蔽対象リールとすることは現実的ではない。このリーチ予告については、複数パターン用意されているが、ここでは、代表的な例として4種類のリーチ予告パターンについて説明する。
<リーチ予告パターンの第1の例>
図5−1は、リーチ予告パターンの第1の例(以下、「リーチ予告パターンQ1」と表記する。)を示す説明図である。リーチ予告パターンQ1は、変動パターンが変動パターンP1であり、かつ、隠蔽対象リールが左リール300Lである場合の例である。
まず、時刻t0においてリール変動が開始すると、時刻t1において左リール300Lが停止する前、すなわち変動中の時刻t00に、リーチ確定図柄Z7Lにかわってリーチ予告図柄Z?Lが表示される。そして、時刻t1になると、まず左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ予告図柄Z?Lが停止する。
この時点(おそくとも時刻t1)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Lであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Lからリーチ予告図柄Z?Lに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z?Lは、図柄Z6Lと図柄Z8Lとの間に位置しているため、連続的に変動している左リール300Lを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z?Lの位置から、リーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることがある。
つぎに、時刻t2において、変動中の右リール300Rが停止する。この場合、中リール300Cにおいて、まず、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Rが停止し、そのあと、左リール300Lの有効ラインE上の図柄Z?Lのかわりに、リーチ確定図柄Z7Lを表示する。これにより、時刻t2において遊技者は図柄Z7L,Z7Rによってリーチが確定していることがわかる。
最後に、時刻t3において、変動中の中リール300Cが停止する。この場合、右リール300Rにおいて、有効ラインE上で図柄Z#Cが停止する。図柄Z#Cが示す数字が7(#=7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃うため大当たりとなる。また、数字7という奇数で揃っているため、確率変動が発生することが遊技者にわかる。図柄Z#Cが示す数字が7以外の数字(#≠7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃わないため外れたことになる。
このリーチ予告パターンQ1によれば、時刻t00からリーチ予告されるため、遅くとも時刻t1において、揃う数字は不明であるが、リーチが確定していることが遊技者にわかるため、大当たりの期待感を高めることができる。また、時刻t2まではどの図柄でリーチが確定するかが遊技者には通常わからないため、リーチ確定前に、リーチが確定することや大当たり後の確率変動の有無を遊技者に予測されることはない。したがって、大当たりの期待感を向上することができる。
さらに、時刻t00から時刻t1までの間に、変動中の左リール300Lを凝視すればリーチ予告図柄Z?Lの位置からそのリーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることもある。したがって、左リール300L停止(時刻t1)までにリーチ確定図柄Z7Lが知りたいという遊技者にとっても、変動中の左リール300Lを凝視することにより、リーチ確定図柄を予測することができる。したがって、リーチ確定までの退屈感を抑制して、遊技を楽しむことができる。
<リーチ予告パターンの第2の例>
図5−2は、リーチ予告パターンの第2の例(以下、「リーチ予告パターンQ2」と表記する。)を示す説明図である。リーチ予告パターンQ2は、変動パターンが変動パターンP2であり、かつ、隠蔽対象リールが左リール300Lである場合の例である。
まず、時刻t0においてリール変動が開始すると、時刻t1において左リール300Lが停止する前、すなわち変動中の時刻t00に、リーチ確定図柄Z7Lにかわってリーチ予告図柄Z?Lが表示される。そして、時刻t01になると、左リール300Lでは、リーチ予告図柄Z?Lが有効ラインEを通過して、図柄Z8Lが停止する。このあと再始動により、時刻t1においてリーチ予告図柄Z?Lが有効ラインE上に停止する。
この時点(おそくとも時刻t1)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Lであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Lからリーチ予告図柄Z?Lに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z?Lは、図柄Z6Lと図柄Z8Lとの間に位置しているため、連続的に変動している左リール300Lを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z?Lの位置から、リーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることがある。
つぎに、時刻t2において、右リール300Rが停止する。この場合、右リール300Rにおいて、まず、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Rが停止し、そのあと、左リール300Lの有効ラインE上の図柄Z?Lのかわりに、リーチ確定図柄Z7Lを表示する。これにより、時刻t2において遊技者は図柄Z7L,Z7Rによってリーチが確定していることがわかる。
最後に、時刻t3において、中リール300Cが停止する。この場合、中リール300Cにおいて、有効ラインE上で図柄Z#Cが停止する。図柄Z#Cが示す数字が7(#=7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃うため大当たりとなる。また、数字7という奇数で揃っているため、確率変動が発生することが遊技者にわかる。図柄Z#Cが示す数字が7以外の数字(#≠7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃わないため外れたことになる。
このリーチ予告パターンQ2によれば、時刻t00から時刻t01の間においては、時刻t00からリーチ予告されるため、リーチが確定していることが遊技者にわかり、大当たりの期待感を高めることができる。
また、時刻t01では、リーチ予告図柄Z?Lが出現したにもかかわらず、時刻t01においてリーチ予告図柄Z?Lが有効ラインE上に停止せず、図柄Z8Lが仮停止するため、遊技者は一時的に落胆する。しかし、その後再始動により、時刻t1においてリーチ予告図柄Z?Lが有効ラインE上に停止する。
このリーチ予告パターンQ2によれば、リーチ予告パターンQ1と同様の効果を得ることができる。また、時刻t00から時刻t01までの間に、変動中の左リール300Lを凝視すればリーチ予告図柄Z?Lの位置からそのリーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることもある。したがって、左リール300L停止(時刻t1)までにリーチ確定図柄Z7Lが知りたいという遊技者にとっても、変動中の左リール300Lを凝視することにより、リーチ確定図柄を予測することができる。したがって、リーチ確定まで退屈することなく、遊技を楽しむことができる。
さらに、時刻t00から時刻t01までの間に、リーチ確定図柄Z7Lを予測できなかったとしても、左リール300Lの仮停止(時刻t01)から左リール300Lの停止(時刻t1)までの間に、再度左リール300Lを凝視することにより、リーチ予告図柄Z?Lの位置からそのリーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることもある。
したがって、仮停止により有効ラインE上に図柄Z8Lが停止して期待感が減退したとしても、左リール300L停止(時刻t1)までにリーチ確定図柄Z7Lが知りたいという遊技者にとっては、再変動中の左リール300Lを凝視することにより、リーチ確定図柄を予測することができる。これにより、一度予測が失敗した場合でも再度予測を試みることができるため、リーチ確定まで退屈することなく、遊技を楽しむことができる。
<リーチ予告パターンの第3の例>
図5−3は、リーチ予告パターンの第3の例(以下、「リーチ予告パターンQ3」と表記する。)を示す説明図である。リーチ予告パターンQ3は、変動パターンが変動パターンP1であり、かつ、隠蔽対象リールが左リール300Lおよび右リール300Rである場合の例である。
まず、時刻t0においてリール変動が開始すると、時刻t1において左リール300Lが停止する前、すなわち変動中の時刻t00に、リーチ確定図柄Z7Lにかわってリーチ予告図柄Z?Lが表示される。そして、時刻t1になると、まず左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ予告図柄Z?Lが停止する。
この時点(おそくとも時刻t1)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Lであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Lからリーチ予告図柄Z?Lに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z?Lは、図柄Z6Lと図柄Z8Lとの間に位置しているため、連続的に変動している左リール300Lを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z?Lの位置から、リーチ予告図柄Z?Lがリーチ確定図柄Z7Lであることがわかることがある。
そして、時刻t1において左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Lが停止する。この時点(おそくとも時刻t1)で、リーチ確定図柄Z7L,Z7Rで少なくともリーチが確定することが遊技者にわかり、さらに大当たりした場合、確率変動が発生することが遊技者にわかる。
時刻t2において右リール300Rが停止する前、すなわち変動中の時刻t10に、リーチ確定図柄Z7Rにかわってリーチ予告図柄Z!Rが表示される。そして、時刻t2になると、右リール300Rが停止する。この場合、右リール300Rにおいて、有効ラインE上でリーチ予告図柄Z!Rが停止する。
この時点(おそくとも時刻t2)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Rであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Rからリーチ予告図柄Z!Rに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z!Rは、図柄Z6Rと図柄Z8Rとの間に位置しているため、連続的に変動している左リール300Lを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z!Rの位置から、リーチ予告図柄Z!Rがリーチ予告図柄Z7Rであることがわかることがある。
最後に、時刻t3において、中リール300Cが停止する。この場合、中リール300Cにおいて、有効ラインE上で図柄Z#Cが停止する。図柄Z#Cが示す数字が7(#=7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃うため大当たりとなる。また、数字7という奇数で揃っているため、確率変動が発生することが遊技者にわかる。図柄Z#Cが示す数字が7以外の数字(#≠7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃わないため外れたことになる。
このリーチ予告パターンQ3によれば、リーチ予告パターンQ1と同様の効果を得ることができる。さらに、右リール300Rにおいても左リール300Lと同様にリーチ予告図柄Z!Rを表示しているため、リーチ確定図柄を知りたい遊技者にとっては、予測する機会が左リール300Lと右リール300Rとで2回あるため、リール変動中においても退屈することなく遊技を楽しむことができる。
<リーチ予告パターンの第4の例>
図5−4は、リーチ予告パターンの第4の例(以下、「リーチ予告パターンQ4」と表記する。)を示す説明図である。リーチ予告パターンQ4は、変動パターンが変動パターンP3であり、かつ、隠蔽対象リールが左リール300Lおよび右リール300Rである場合の例である。
まず、時刻t0においてリール変動が開始すると、時刻t01において左リール300Lが停止する前、すなわち変動中の時刻t00に、リーチ確定図柄Z7Lにかわってリーチ予告図柄Z?Lが表示される。そして、時刻t01になると、まず左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ予告図柄Z?Lが停止する。
この時点(おそくとも時刻t01)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Lであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Lからリーチ予告図柄Z?Lに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z?Lは、図柄Z6Lと図柄Z8Lとの間に位置しているため、連続的に変動している左リール300Lを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z?Lの位置から、リーチ予告図柄Z?Lがリーチ予告図柄Z7Lであることがわかることがある。
そして、時刻t01において左リール300Lが停止する。この場合、左リール300Lにおいて、有効ラインE上でリーチ確定図柄Z7Lが停止する。この時点(おそくとも時刻t01)で、リーチ確定図柄Z7R,Z7Lで少なくともリーチが確定することが遊技者にわかり、さらに大当たりした場合、確率変動が発生することが遊技者にわかる。
時刻t2において右リール300Rが停止する前、すなわち変動中の時刻t10に、リーチ確定図柄Z7Rにかわってリーチ予告図柄Z!Rが表示される。
つぎに、時刻t11になると、右リール300Rでは、リーチ予告図柄Z!Rが有効ラインEを通過して、図柄Z8Rが停止する。このあと再始動により、時刻t2においてリーチ予告図柄Z!Rが有効ラインE上に停止する。
この時点(おそくとも時刻t2)では、遊技者にはリーチ確定図柄が図柄Z7Rであるかはわからない。厳密に言えば、変動中にリーチ確定図柄Z7Rからリーチ予告図柄Z!Rに替わっている。すなわち、リーチ予告図柄Z!Rは、図柄Z6Rと図柄Z8Rとの間に位置しているため、連続的に変動している右リール300Rを凝視すれば、遊技者によっては、リーチ予告図柄Z!Rの位置から、リーチ予告図柄Z!Rがリーチ予告図柄Z7Rであることがわかることがある。
最後に、時刻t3において、中リール300Cが停止する。この場合、中リール300Cにおいて、有効ラインE上で図柄Z#Cが停止する。図柄Z#Cが示す数字が7(#=7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃うため大当たりとなる。また、数字7という奇数で揃っているため、確率変動が発生することが遊技者にわかる。図柄Z#Cが示す数字が7以外の数字(#≠7)である場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせが数字7で揃わないため外れたことになる。
このリーチ予告パターンQ4によれば、リーチ予告パターンQ3と同様の効果を得ることができる。さらに、時刻t10から時刻t11までの間に、リーチ確定図柄Z7Rを予測できなかったとしても、右リール300Rの仮停止(時刻t11)から右リール300Rの停止(時刻t2)までの間に、再度右リール300Rを凝視することにより、リーチ予告図柄Z!Rの位置からそのリーチ予告図柄Z!Rがリーチ確定図柄Z7Rであることがわかることもある。
したがって、仮停止により有効ラインE上に図柄Z8Rが停止して期待感が減退したとしても、右リール300R停止(時刻t2)までにリーチ確定図柄Z7Rが知りたいという遊技者にとって、再変動中の右リール300Rを凝視することにより、リーチ確定図柄を予測することができる。これにより、一度予測が失敗した場合でも再度予測を試みることができるため、リーチ確定までの退屈することなく遊技を楽しむことができる。
(リーチ予告パターンの出現頻度)
つぎに、リーチ予告パターンの出現頻度について説明する。図6は、リーチ予告パターンの出現頻度を示す図表である。図6において、リーチ予告パターンQi(i=0〜n)には、リーチRj(j=0〜m)ごとに出現頻度(図6では%表示)が設定されている。なお、リーチ予告パターンQ0は、変動パターンP1そのものである。
また、リーチR0はリーチなしを示している。他のリーチR1〜Rmは、それぞれ大当たりと外れが設定されており、同一のリーチRjでリーチ確定する場合であっても、その後に大当たりするか外れるかで、リーチ予告パターンQ1〜Qnの出現頻度が異なるようにあらかじめ設定されている。たとえば、リーチR1の場合、リーチ予告パターンQ0〜Qnのうちリーチ予告パターンQ1が選ばれる確率は20[%]である。
(遊技機の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる遊技機の機能的構成について説明する。図7は、この発明の実施の形態にかかる遊技機の機能的構成を示すブロック図である。
図7において、遊技機700は、受付部701と、決定部702と、判断部703と、特定部704と、表示部705と、表示制御部706と、を備えている。受付部701、決定部702、判断部703、特定部704、および表示制御部706は、図2に示した演出制御部202を構成する。
まず、受付部701は、遊技球が入賞した場合、所定の確率に基づく抽選結果を受け付ける機能を有する。具体的には、たとえば、主制御部201では、遊技球が始動入賞口105に入った場合に、主制御部201にあらかじめ設定されている確率で大当たりか外れかを抽選する。また、大当たりの場合は確率変動の有無およびリーチの種類の抽選をする。また、外れの場合はリーチ発生の有無およびリーチの種類の抽選をする。このような抽選結果が主制御部201から演出制御部202に送信されてくる。そして、受付部701では、主制御部201から送信されてくる抽選結果を受信する。
つぎに、決定部702は、受付部701によって受け付けられた抽選結果に基づいて、複数のリール300の変動が停止したときに有効ラインE上に表示される複数のリール300の図柄の組み合わせを決定する機能を有する。
具体的には、抽選結果が大当たりである場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせ情報を、大当たりとなる図柄の組み合わせ情報に確率的に決定する。組み合わせ情報とは、左リール300Lの有効ラインE上の図柄が示す数字#L、中リール300Cの有効ラインE上の図柄が示す数字#C、右リール300Rの有効ラインE上の図柄が示す数字#Rの組み合わせであり、ここでは(#L,#C,#R)と表記する。
たとえば、同一図柄の組み合わせにより大当たりとなる場合、「1,1,1」〜「12,12,12」といった組み合わせ情報に決定される。特に、抽選結果に確率変動有りの情報が含まれている場合、組み合わせ情報は、「1,1,1」,「3,3,3」,「5,5,5」,・・・といった組み合わせ情報となる。
また、抽選結果が外れであり、かつリーチ発生が有りの場合、有効ラインE上の図柄の組み合わせ情報を、少なくともリーチ確定図柄の組み合わせ情報に確率的に決定する。この場合の組み合わせ情報は、たとえば、同一図柄の組み合わせにより大当たりとなる場合、「7,1,7」〜「12,5,12」といった大当たりはしないがリーチ確定図柄の組み合わせ情報に決定される。
特に、抽選結果に確率変動有りの情報が含まれている場合、「1,2,1」,「3,7,3」,「5,10,5」,・・・といった組み合わせ情報となる。また、「1,4,8」のようにリーチも確定しない組み合わせ情報としてもよい。
また、決定部702は、図4−1〜図4−3に示したような各種変動パターンの中から任意の変動パターンを決定する機能も有する。たとえば、図柄の組み合わせ情報が「7,7,7」であり、決定された変動パターンが図4−1に示した変動パターンP1である場合、まず、変動中の左リール300Lが有効ラインE上で図柄Z7Lで停止し、つぎに、変動中の右リール300Rが有効ラインE上で図柄Z7Rで停止し、最後に中リール300Cが有効ラインE上で図柄Z7Cで停止することとなる。
また、判断部703は、決定部702によって決定された図柄の組み合わせに、リーチ確定図柄が含まれているか否かを判断する機能を有する。具体的には、決定部702によって決定された組み合わせ情報に、リーチ確定図柄の組み合わせ情報が含まれているか否かを判断する。
たとえば、決定部702から得られた組み合わせ情報が「1,1,1」のような少なくとも左リール300Lおよび右リール300Rの図柄の数字が揃っている場合、リーチ確定図柄Z1L,Z1Rが含まれていると判断される。同様に、「3,7,3」のような少なくとも左リール300Lおよび右リール300Rの図柄の数字が揃っている場合、リーチ確定図柄Z3L,Z3Rが含まれていると判断される。一方、「1,4,8」のように左リール300Lおよび右リール300Rの図柄の数字が揃っていない場合、リーチ確定図柄が含まれていないと判断される。
また、特定部704は、複数のリールのうちリーチ確定リールの中から、リーチ確定図柄からリーチ予告図柄に変更するリール(隠蔽対象リール)を特定する機能を有する。この特定は、図柄の組み合わせに少なくもともリーチ確定図柄が含まれている場合におこなう。また、リーチ確定リールのうち、どのリールを隠蔽対象リールにするかは確率的におこなう。なお、リーチ確定リールのうち隠蔽対象リールに選ばれなかったリールを「隠蔽非対象リール」と称す。
また、特定部704は、変動パターンと隠蔽対象リールとが特定されることで、図5−1〜図5−4に示したようなリーチ予告パターンを特定する機能も有する。リーチ予告パターンが複数候補ある場合には、リーチRjの種類を決定した上で、図6に示した出現頻度をもとに確率的に特定することができる。
表示部705は表示画面を有する。表示画面には、決定部702によって決定された変動パターンにしたがって、複数のリールが変動してから変動停止により任意の図柄が所定の有効ラインE上に停止する映像が表示される。具体的には、たとえば、背景画像や図柄画像などが重畳表示されることにより、上記変動パターンの映像が表示されることとなる。
また、表示制御部706は、判断部703によって判断された判断結果に基づいて、リーチを確定させる図柄のかわりに特定の図柄を表示する機能を有する。具体的には、判断部703によりリーチ確定図柄が含まれていると判断された場合、リーチ確定図柄を非表示(隠蔽)にしてリーチ予告図柄を重畳表示する。また、判断部703によりリーチ確定図柄が含まれていないと判断された場合、決定部702から得られた組み合わせ情報に合致する図柄を表示する。
より具体的には、たとえば、判断部703によりリーチ確定図柄が含まれていると判断された場合、ROM242からリーチ予告図柄の画像データを読み出し、その画像データのZ値とリーチ確定画像の画像データのZ値とを比較する。そして、Z値の値が小さい画像データ、この場合ではリーチ予告画像の画像データをVRAM244に書き込むことに
より表示画面に表示されることとなる。
また、表示制御部706では、特定されたリーチ予告パターンQiにしたがって、リーチ確定図柄を非表示にしてリーチ予告図柄を表示したり、リーチ予告図柄を消失させて、元のリーチ確定図柄を表示したりする。
具体的には、たとえば、リールの変動中に、リーチ確定図柄とリーチ予告図柄とのZ値を比較することで、リーチ確定図柄を非表示とし、リーチ予告図柄を重畳表示する。同様に、リールの変動が停止した場合、Zバッファに書き込まれているリーチ予告図柄のZ値を消去することで、隠蔽されていたリーチ確定図柄を表示することもできる。
上述した受付部701、決定部702、判断部703、特定部704、および表示制御部706は、具体的には、たとえば、図2に示したCPU241がROM242に記録されているプログラムを実行することによってその機能を実現する。また、表示部705は、具体的には、たとえば、図2に示した表示部104によってその機能を実現する。
(リーチ予告演出処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるリーチ予告演出処理手順について説明する。図8は、この発明の実施の形態にかかるリーチ予告演出処理手順を示すフローチャートである。図8において、まず、受付部701により、主制御部201から抽選結果が受け付けられたか否かを判断する(ステップS801)。つぎに、決定部702により、有効ラインEで停止させる図柄の組み合わせを決定する(ステップS802)。
そして、決定部702により、複数種類の変動パターンの中からから任意の変動パターンを決定する(ステップS803)。つぎに、判断部703により、決定部702で決定された図柄の組み合わせにリーチ確定図柄が含まれているか否かを判断する(ステップS804)。リーチ確定図柄が含まれていない場合(ステップS804:No)、ステップS807に移行する。
一方、リーチ確定図柄が含まれている場合(ステップS804:Yes)、決定された図柄の組み合わせに応じて、または確率的にリーチの種類を決定する(ステップS805)とともに、特定部704により、リーチ確定リールの中からリーチ確定図柄を非表示にする隠蔽対象リールを特定する(ステップS806)。なお、リーチの種類の決定結果は、主制御部201の抽選結果をそのまま用いてもよい。
そして、ステップS807では、リーチ確定図柄の有無(ステップS804)、リーチの種類の決定結果(ステップS805)、隠蔽対象リールの特定結果(ステップS806)からリーチ予告パターンQiを特定部704により特定する。このあと、ステップS808において、表示制御部706により表示処理を実行する。
(表示処理の具体的な処理手順の一例)
つぎに、ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の一例について説明する。図9は、ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。図9は、リーチ予告パターンQ1,Q2のように先に変動が停止する左リール300Lのみが隠蔽対象リールとして特定された場合の表示処理例である。
図9において、まず、ステップS807で特定されたリーチ予告パターンQiにしたがって、リール変動を開始し(ステップS901)、隠蔽対象リール(ここでは、左リール300Lとする)において、リーチ確定図柄Z7Lを非表示にし、リーチ予告図柄Z?Lを表示する(ステップS902)。そして、隠蔽対象リールの変動が停止すると、有効ラインE上にリーチ予告図柄Z?Lを重畳表示する(ステップS903)。
このあと、隠蔽非対象リール(ここでは、右リール300R)のリーチ確定図柄Z7Rが有効ラインE上に停止するまで監視を続け(ステップS904:No)、隠蔽非対象リールのリーチ確定図柄Z7Rが有効ラインE上に停止した場合(ステップS904:Yes)、隠蔽対象リールにおいて、リーチ予告図柄を消失させて、隠蔽対象図柄であるリーチ確定図柄Z7Lを表示する(ステップS905)。このあと、全リールの変動が停止するまで監視し(ステップS906:No)、停止した場合(ステップS906:Yes)、一連の表示処理を終了する。
(表示処理の具体的な処理手順の他の例)
つぎに、ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の他の例について説明する。図10は、ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の他の例を示すフローチャートである。図10は、リーチ予告パターンQ3,Q4のように左リール300Lおよび右リール300Rが隠蔽対象リールとして特定された場合の表示処理例である。
図10において、まず、ステップS807で特定されたリーチ予告パターンQiにしたがって、リール変動を開始し(ステップS1001)、変動中の任意の隠蔽対象リール(ここでは、左リール300Lとする)において、リーチ確定図柄Z7Lを非表示にし、リーチ予告図柄Z?Lを重畳表示する(ステップS1002)。そして、隠蔽対象リールの変動が停止すると、有効ラインE上にリーチ予告図柄Z?Lを表示する(ステップS1003)。
このあと、変動中の隠蔽対象リールがあるか否かを判断する(ステップS1004)。変動中の隠蔽対象リールがあると判断された場合(ステップS1004:Yes)、ステップS1002に戻る。
一方、変動中の隠蔽対象リールがない場合(ステップS1004:No)、停止した全隠蔽対象リールにおいて、有効ラインE上のリーチ予告図柄を消失させ、リーチ確定図柄Z7L,Z7Rを表示する(ステップS1005)。このあと、全リールの変動が停止するまで監視し(ステップS1006:No)、停止した場合(ステップS1006:Yes)、一連の表示処理を終了する。
この発明の実施の形態によれば、リール変動中にリーチを確定させる図柄のかわりに特定の図柄を表示させることにより、リーチが確定するまでリーチ確定図柄やその後確率変動の有無を知りたくない遊技者に対しては適切なリーチ予告演出を提供することができる。
また、リール変動中にリーチ確定図柄を予測したい遊技者に対しても変動中のリールを眺めることで予測を試みることができ、退屈感を解消することができる。またこれにより、上述した様々な遊技者のリーチ予告の楽しみ方を1台の遊技機で実現することができる。
以上のことから、この発明の実施の形態にかかる遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体は、適切かつ効果的なリーチ予告演出を図ることができ、リーチ予告による遊技の面白みの向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明したリーチ予告演出方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやVDP等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる遊技機、リーチ予告演出方法、リーチ予告演出プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体は、パチンコ遊技機、スロット遊技機、その他各種遊技機に有用であり、特に、パチンコホールやゲームセンター(プレイランド)、家庭用ゲーム機での設置、使用に適している。
本発明の遊技機の遊技盤の一例を示す正面図である。 遊技機の制御部の内部構成を示すブロック図である。 遊技機におけるリールおよび有効ラインの一例を示す概念図である。 変動パターンの第1の例を示す説明図である。 変動パターンの第2の例を示す説明図である。 変動パターンの第3の例を示す説明図である。 リーチ予告パターンの第1の例を示す説明図である。 リーチ予告パターンの第2の例を示す説明図である。 リーチ予告パターンの第3の例を示す説明図である。 リーチ予告パターンの第4の例を示す説明図である。 リーチ予告パターンの出現頻度を示す図表である。 この発明の実施の形態にかかる遊技機の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかるリーチ予告演出処理手順を示すフローチャートである。 ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 ステップS808で示した表示処理の具体的な処理手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
200 制御部
201 主制御部
202 演出制御部
300 リール
300R 右リール
300L 左リール
300C 中リール
700 遊技機
701 受付部
702 決定部
703 判断部
704 特定部
705 表示部
706 表示制御部
E 有効ライン
P1〜P3 変動パターン
Q1〜Q4 リーチ予告パターン

Claims (11)

  1. 一連の図柄により構成される3つのリールが変動してから任意の図柄が所定の有効ライン上に停止する映像を表示する表示画面を有する表示手段と、
    前記一連の図柄のうちリーチを構成させる所定図柄を、前記一連の図柄とは異なるリーチの確定を予告する特定の図柄であって前記所定図柄の内容が認識できない内容の特定図柄に変更する図柄変更手段と、
    前記3つのリールのうち1つ目に停止するリール及び2つ目に停止するリールから、前記所定図柄から前記特定図柄への変更を行う変更対象リールを特定する特定手段と、
    前記表示画面を制御して、リーチが確定する前に、前記変更対象リールにおいて前記所定図柄のかわりに前記特定図柄を表示し、2つ目のリールの停止後に、前記特定図柄のかわりに前記所定図柄を表示してリーチを確定させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記変更対象リールは、1つ目に停止するリールであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変更対象リールは、2つ目に停止するリールであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記変更対象リールの変動が停止した場合、前記特定図柄を前記有効ライン上に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記変更対象リールの変動停止に先立って前記変更対象リールが仮停止した場合、前記一連の図柄のうち前記所定図柄および前記特定図柄以外の図柄を前記有効ライン上に表示することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記特定手段によって特定された変更対象リールではない非変更対象リールの変動が停止した場合、前記非変更対象リールにおいて前記所定図柄を前記有効ライン上に表示するとともに、前記有効ライン上に表示された前記変更対象リールの前記特定図柄のかわりに前記所定図柄を表示することを特徴とする請求項4または5に記載の遊技機。
  7. 前記変更対象リールは、1つ目及び2つ目に停止するリールであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  8. 前記表示制御手段は、
    前記変更対象リールの変動が停止した場合、前記特定図柄を前記有効ライン上に表示することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記変更対象リールの変動停止に先立って前記変更対象リールが仮停止した場合、前記一連の図柄のうち前記所定図柄および前記特定図柄以外の図柄を前記有効ライン上に表示することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  10. 遊技球が入賞した場合、所定の確率に基づく抽選結果を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた抽選結果に基づいて、前記3つのリールの変動が停止したときに前記有効ライン上に表示される前記3つのリールの図柄の組み合わせを決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された図柄の組み合わせに、前記リーチを確定させる図柄が含まれているか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記特定手段は、
    前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記変更対象リールを特定し、
    前記表示制御手段は、
    前記表示画面を制御して、前記特定手段によって特定された変更対象リールに含まれている前記所定図柄のかわりに、前記特定図柄を表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の遊技機。
  11. 前記所定図柄の内容とは数字であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の遊技機。
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