JP4789788B2 - 打込み工具 - Google Patents

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Description

本発明は、フライホイールにより作動部材を直線状に駆動して釘等の打込み材の打込み作業を行う打込み工具に関する。
作動部材としてのドライバを駆動する駆動機構として、フライホイールを用いるフライホイール式の打込み工具は、例えば米国特許公開公報第2005/0218183号(特許文献1)に開示されている。フライホイール式の打込み工具は、電動モータによって高速で回転駆動されるフライホイールの外周面にドライバを接触させて当該ドライバを直線状に駆動し、打込み材を打撃する構成である。すなわち、フライホイールとドライバとの接触時の摩擦力でフライホイールの回転力をドライバに直線運動として伝達する構成である。ところが、摩擦力を利用して動力を伝達する形式では、フライホイールとドライバとの接触時に当該接触部位、特に初期の接触部位に滑りが発生し、その結果として摩耗を引き起こす。そこで上記公報に記載の打込み工具では、ドライバに複数のV溝を設ける一方、フライホイールの外周面にドライバのV溝に係合する断面V形の突状を設けることにより、接触時の接触面積を大きくして摩耗の低減を図っている。
上記公報に記載の打込み工具によれば、フライホイールの側面を動力伝達面とする構成であり、フライホイールの外周面をドライバに接触させてフライホイールの回転力をドライバに伝達する一般的な形式のものに比べて接触面積を大きく設定することが可能となるも、これによっても摩耗の低減効果が十分とはいい難いものであり、耐久性の面でなお改良の余地がある。
米国特許公開公報第2005/0218183号
本発明は、上記の問題に鑑み、打込み工具において、耐久性の向上に資する技術を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明に係る打込み工具は、直線運動することで打込み材を打込み作業する長尺状の作動部材と、作動部材を駆動する駆動機構と、を有する。本発明における「打込み材」は、典型的には、釘、ステープル等がこれに該当する。
本発明における駆動機構は、回転するフライホイールを有し、当該フライホイールは、同心状に配置されたインナホイールおよびアウタホイールを有している。インナホイールの外周面にアウタホイールの内周面が嵌合されて当該外周面と内周面との間の摩擦力により前記インナホイールと前記アウタホイールが共回りし、アウタホイールの外周面と作動部材が直接に接触することでフライホイールの回転力が作動部材に直線運動として伝達される構成としている。すなわち、フライホイールは径方向において2重構造とされ、そしてインナホイールの外周面とアウタホイールの内周面との間の摩擦力が、アウタホイールの外周面と作動部材との間の摩擦力よりも小さく設定されていることを特徴としている。なお本発明における「アウタホイールの外周面と作動部材が接触する」とは、典型的には、回転するフライホイールのアウタホイール外周面に対して作動部材を回転自在な加圧ローラで押し付ける態様がこれに該当するが、回転自在なローラで支持された状態の作動部材にフライホイールを押し付ける態様、あるいは作動部材を対向する2つのフライホイールの外周面間に押し付ける態様等を好適に包含する。
本発明によれば、インナホイールとアウタホイール間の摩擦力が、アウタホイールと作動部材間の摩擦力よりも小さく設定された構成とされる。このことにより、回転するフライホイールに作動部材が接触した際、摩擦力の大きいアウタホイールと作動部材が一体化し、摩擦力の小さいアウタホイールとインナホイール間に滑りが生ずる。つまり、本発明は、フライホイールと作動部材との接触時に滑りが生ずる事を前提とし、その滑りがアウタホイールとインナホイール間に生ずるように構成したものである。しかしながら、滑りが生ずるアウタホイールの内周面とインナホイールの外周面は、略同率の曲面同士であることから、接触面積が大きくなる。このため、接触時におけるインナホイールおよびアウタホイールの応力が分散される。その結果、フライホイールおよび作動部材の摩耗が低減されることになり、耐久性が向上される。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の打込み工具において、アウタホイールの外周面に弾性材を配置する一方、作動部材は、少なくともアウタホイールとの接触領域が金属で形成された構成とされる。本発明における「弾性材」としては、典型的には、ゴム、樹脂、ウレタン等がこれに該当するが、これらに限らず、作動部材との接触時に弾性変形を伴う材料であれば構わない。
本発明によれば、アウタホイールの外周面に弾性材を配置する構成としたことにより、作動部材と接触する際、弾性材が作動部材の接触面の形状に応じて弾性変形する。これにより作動部材と弾性材との接触面積が大きくなって摩擦力が大きくなる。その結果、アウタホイールと作動部材とは、ほとんど相対的に滑りがない状態、つまり一体化されることになる。これにより当該接触部位の摩耗が防止あるいは低減され、耐久性が向上する。また作動部材に対して弾性材が接触する構成としたことにより、作動部材の強度(耐摩耗性)につき、これを必要以上に強く設定する必要がなくなる。すなわち、弾性材と接触する接触領域についても、例えばアルミによって製作することが可能となり、作動部材の軽量化を図ることができる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の打込み工具において、インナホイールの外周面とアウタホイールの内周面間に添加剤を有し、そして添加剤は、インナホイールの外周面とアウタホイールの内周面との間に形成された保持空間によって保持される構成とされる。なお本発明における「添加剤」としては、典型的には、アルミナ粉、セラミックス粉等の硬質物質がこれに該当するが、これら硬質物質に限らず、トラクショングリス、コーティングを好適に用いることができる。
本発明によれば、インナホイールの外周面とアウタホイールの内周面との間に添加剤を設けることにより、インナホイールとアウタホイール間の滑りを低減する。つまり、添加剤によってインナホイールとアウタホイール間の回転力の伝達力(摩擦力)を高めることができ、ひいてはフライホイールから作動部材に対する回転力の伝達性を向上することができる。また添加剤は、保持空間によって保持される構成としたことにより、添加材が保持空間から外部に流出することが防止され、伝達能力の安定化を図ることができる。
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の打込み工具における保持空間は、インナホイールの外周面またはアウタホイールの内周面のいずれか一方に形成された、周方向に所定角度で傾斜状に延在する斜め溝によって構成した。なお本発明における「斜め溝」は、典型的には、全周にわたって周方向にジグザグ状に連続して延びる単一の稲妻形に形成されるが、当該稲妻形の斜め溝を周方向に断続して設ける態様、当該稲妻形の斜め溝を周方向に複数設ける態様、あるいはホイールの軸方向と交差する方向に延びる斜め溝を周方向に複数並設する態様等を好適に包含する。本発明によれば、インナホイールの外周面とアウタホイールの内周面間に介在される添加剤を、周方向および軸方向(幅方向)の全体にわたって分散して存在させることができる。すなわち、ホイール周面の全体にわたって添加剤を均一に配置することが可能となり、伝達力の安定化が図れる。
本発明によれば、打込み工具において、耐久性の向上に資する技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、打込み工具の一例として充電式釘打機を用いて説明する。図1には本実施の形態に係る釘打機の全体構成が示され、図2および図3には図1の断面指示線A−Aに基づくドライバ駆動部の断面構造が示される。釘打機100は、概括的に見て、釘打機100の外殻を形成する本体部101と、作業者が握るハンドル部103と、被加工材に打ち込まれる打込み材としての釘nが装填されるマガジン105とを主体として構成される。ハンドル部103は、本体部101の側部から側方へ突き出る状態で一体に設けられている。ハンドル部103の端部には、駆動モータ113の電源となる充電式のバッテリパック107が装着されている。
なお図1は本体部101の先端部を被加工材Wに向けた状態が示している。このため、図1において下向き方向が釘nの打込み方向(長軸方向)であり、ドライバ121による釘nの打撃方向となる。
本体部101の先端部(図1において下方)には、釘の射出口を構成するドライバガイド111が配置されている。マガジン105は、本体部101の先端部とハンドル部103の端部間に掛け渡すようにして装着され、釘供給側先端部がドライバガイド111に連結されている。マガジン105には、釘nを供給方向(図1において左方)に押すためのプッシャプレート105aが備えられ、このプッシャプレート105aによって釘がドライバガイド111の打込み孔111a内に打ち込み方向と交差する方向から1本ずつ供給されるよう構成されている。打込み孔111aは、釘nの打込み方向において貫通されている。なお説明の便宜上、ドライバガイド111側を前、その反対側を後という。
本体部101は、概ね円筒形状に形成された樹脂製で、かつ2つ割り構造の本体ハウジング110を主体として構成される。本体ハウジング110の内部には、駆動モータ113および当該駆動モータ113により駆動されて釘nを打撃する釘打ち機構117が収容されている。釘打ち機構117は、釘nの打込み方向と平行な方向に直線動作して釘nを打撃するドライバ121と、駆動モータ113の回転力をドライバ121に直線運動として伝達する駆動機構131と、釘打撃後のドライバ121を打撃動作前の待機位置(初期位置)に戻す戻し機構191とを主体として構成される。なお待機位置とはドライバ121が戻し機構191によって戻され、ドライバガイド111から最も離間した後方位置(図1において上方位置)のストッパ197に当接される位置をいう。
本体ハウジング110のほぼ中央部には、便宜上図示を省略するスライド支持機構を介して打込み方向と平行な方向に移動可能とされた略矩形断面の金属製の棒状材からなるドライバ支持台123が設けられ、このドライバ支持台123の打ち込む方向の先端(図1において下方)にドライバ121が接合されている。ドライバ121は、ドライバ支持台123よりも細い略矩形断面の金属製の棒状材からなり、ドライバガイド111に向って延びるとともに、その先端が打込み孔111aの入口(図1において上方の開口)に至っている。ドライバ121およびドライバ支持台123は、本発明における「作動部材」に対応する。
駆動機構131は、図2および図3に示すように、駆動モータ113によって高速で回転駆動されるフライホイール133と、ドライバ121を支持するドライバ支持台123を当該フライホイール133に押し付ける押圧ローラ163とを主体として構成される。フライホイール133と押圧ローラ163は、釘nの打込み方向と交差する軸回りに回転自在とされ、ドライバ支持台123を間にして対向状に配置されている。ドライバ支持台123は、1つの側面(以下、正面という)がフライホイール133の外周面に近接して配置され、当該正面と反対側の側面(以下、背面という)を押圧ローラ163で押圧されてフライホイール133の外周面に押し付けられると、高速で回転する当該フライホイール133と摩擦係合して打込み方向に直線状に移動される。
図2にはドライバ支持台123がフライホイール133に押し付けられる前のドライバ待機状態が示され、図3には押圧ローラ163によってドライバ支持台123がフライホイール133に押し付けられたローラ押付状態が示される。フライホイール133は、図2および図3に示すように、軸受139によって回転可能に支持された回転軸141の一端側に固着されている。この回転軸141の他端側には、被動プーリ143が固着されている。図1に示すように、駆動モータ113の出力軸には駆動プーリ115が取り付けられ、この駆動プーリ115と被動プーリ143に駆動ベルト145が掛けられている。したがって、駆動モータ113が通電駆動されると、フライホイール133は、駆動ベルト145を介して被動プーリ143とともに回転駆動される。
フライホイール133は、同心状に配置されるインナホイール135とアウタホイール137からなる2重構造のフライホイールアッセンブリとして構成される。図5および図6にはフライホイールアッセンブリが示され、図7には図5のC部が拡大して示される。また図8〜図10にはインナホイール135が示され、図11にはアウタホイール137が示される。
インナホイール135は、円板部135aと、当該円板部135aの外径側に一体に形成されて軸方向に所定の幅を持つ円環部135bとを有し、円板部135aの中央部が回転軸141に固着される。アウタホイール137は、軸方向に所定の幅を持つ円環部137aと当該円環部137aの一端から外径方向に所定の高さで突出する外鍔部137bとを有するリング状に形成され、円環部137aの内周面がインナホイール135の円環部135bの外周面に嵌合されている。インナホイール135とアウタホイール137は、周方向には相対回転が可能とされるが、軸方向には相対移動が規制されている。すなわち、両ホイール135,137は、軸方向の一端側においては、インナホイール135の円環部135bに形成された外径側に高い段部135cに、アウタホイール137の円環部137aに形成された内径側の切欠部137cが当接する構成とされる。また軸方向の他端側においては、アウタホイール137の円環部137aの他端部がインナホイール135の円環部135bに止着されたCリングのような止輪147と円形のリングプレート149を介して当接する構成とされる。このように、アウタホイール137は、軸方向の一端が段部135cに当接した状態で、軸方向の他端部を止輪147で抜け止めされる構成のため、インナホイール135に対する組み付けを簡単に行うことができる。
インナホイール135の円環部135bの外周面と、アウタホイール137の円環部137aの内周面との間には、添加剤151(図7参照)が介在されている。添加剤151は、インナホイール135とアウタホイール137間における回転力の伝達部材として機能する。添加剤151としては、例えばアルミナ粉、セラミックス粉のような顆粒状の硬質物質が用いられる。図8に示すように、インナホイール135の円環部135bの外周面には、周方向に直線が何回も折れ曲がってジグザグ状に延びる略稲妻形の斜め溝153が形成され、この斜め溝153に添加剤151が充填されて保持される。斜め溝153は、本発明における「保持空間」に対応する。このようにして両円環部135b,137a間に介在された添加剤151は、両円環部135b,137a間の摩擦力を高める。これによりインナホイール135が回転されるときの、当該インナホイール135からアウタホイール137への回転伝達力が高められる。なお斜め溝153の折れ曲がり数および傾斜角については、適宜に定められる。
一方、アウタホイール137の円環部137aの外周面には、その全周に亘って摩擦係数の大きい材料からなる表面材としてのゴムリング155が装着されている。ゴムリング155は、本発明における「弾性材」に対応する。なおゴムリング155は、予めリング状に成形したものを接着剤によって円環部137aの外周面に接合して一体化する態様、あるいは円環部137aの外周面に直接に成形して一体化する態様のいずれであっても構わない。このように、アウタホイール137の外周面に摩擦係数の大きいゴムリング155を設けたことで、当該ゴムリング155にドライバ支持台123が接触された(押し付けられた)際の両者間の摩擦力が高められている。そしてゴムリング155とドライバ支持台123間の摩擦力が、上述したインナホイール135の円環部135bとアウタホイール137の円環部137a間の摩擦力よりも大きく設定されている。
上記のように構成されたフライホイール133は、図1〜図3に示すようにゴムリング155の外周面がドライバ支持台123の正面と対向するように配置される。ゴムリング143は、回転軸134の軸線と平行な外周面を有し、図2に示すようにドライバ支持台123の正面と僅かな隙間を置いて平行に対面される。
また駆動機構131は、図1および図4に示すように、押圧ローラ163を介してドライバ支持台123をフライホイール133に押し付ける押圧機構161を有する。押圧機構161は、電磁アクチュエータ165を有する。電磁アクチュエータ165は、本体ハウジング110内の前部(図1において下部側)に配置されている。この電磁アクチュエータ165の出力軸166は、圧縮ばね167によって突き出し側に付勢されている。電磁アクチュエータ165に通電されると、出力軸166が圧縮ばね167に抗して引き込み側に移動する。通電が遮断されると、出力軸166は圧縮ばね167によって突き出し側に戻される。
電磁アクチュエータ165の出力軸166の先端には、ブラケット169を介して作動アーム171の一端側が相対回動可能に連結されている。ブラケット169には出力軸166の移動方向に直交する方向に長い連結孔169aが形成されている。この連結孔169aに挿通された連結軸173を介して当該ブラケット169に作動アーム171が連結されている。このため、作動アーム171の一端側は、連結軸173を介して回動可能かつ回動中心となる連結軸173が連結孔169a内で移動可能な範囲でその回動中心を変位可能な状態でブラケット169に連結されている。
作動アーム171は、L字形に屈曲して後方(図1において上方)に延びている。この作動アーム171の他端側には、第1の可動支軸175を介して規制アーム177の一端側が回動可能に連結されている。この規制アーム177は、本体ハウジング110に第1の固定支軸179を介して回動可能に連結されている。また作動アーム171の他端部は、第2の可動支軸181を介して押圧アーム183に回動可能に連結されている。押圧アーム183は、第2の固定支軸185を介して本体ハウジング110に回動可能に支持されている。この押圧アーム183の回動先端側(図1、図5において上側)に押圧ローラ163が回転自在に支持されている。
このように構成された押圧機構161は、図1に示す待機状態では、電磁アクチュエータ165の通電が遮断されており、したがって出力軸166は、圧縮ばね167によって突き出し側に戻されている。この待機状態では、作動アーム171の基端側(連結軸173側)が図1において右斜め下方に変位する。したがって、規制アーム177が第1の固定支軸179を中心にして傾動し、押圧ローラ163がドライバ支持台123の背面を押圧しない(離間した)状態となっている。このため、ドライバ支持台123の正面がフライホイール133のゴムリング155の外周面から離間した状態に置かれる。この状態が図2に示される。
一方、電磁アクチュエータ165が通電されたときは、その出力軸166が圧縮ばね167に抗して引き込み側に移動され、それに伴い作動アーム171の基部側が左斜め上方へ移動し、規制アーム177が第1の固定支軸179を中心にして時計回り方向に傾動して押圧アーム183が第2の固定支軸185を中心にして時計回り方向に傾動する。したがって、押圧ローラ163がドライバ支持台123の背面を押圧して当該ドライバ支持台123の正面をフライホイール133のゴムリング155に押し付ける。この状態が図3に示される。このとき、規制アーム177の第1の固定支軸179と、規制アーム177の作動アーム171との連結点である第1の可動支軸175と、作動アーム171の押圧アーム183との連結点である第2の可動支軸181が一直線L上に位置する。この状態が図4に示される。このため、押圧アーム183は、押圧ローラ163がドライバ支持台123をフライホイール133に押し付けた状態にロックされる。すなわち、押圧機構161は、第1の固定支軸179、第1の可動支軸175、第2の可動支軸181により構成されるトグル機構によって押圧ローラ163を押圧位置にロックし、フライホイール133のゴムリング155に対するドライバ支持台123の押し付け状態を維持するように機能する。ドライバ支持台123が高速回転するフライホイール133のゴムリング155に押し付けられると、ドライバ121は、フライホイール133の回転エネルギーによってドライバ支持台123とともにドライバガイド111側へと高速で移動し、釘nを打撃して被加工材に打ち込む。
次に釘nの打込みが完了したドライバ121を待機位置の戻す戻し機構191につき、説明する。戻し機構191は、ドライバ121を引き戻す紐状の弾性を有する左右の戻しゴム193、当該戻しゴム193を巻き取る左右の巻取りホイール195、当該巻取りホイール195を巻き取り方向に回転させるための便宜上図示を省略するぜんまいばねを主体として構成される。左右の巻取りホイール195は、本体ハウジング110の後方領域(図1において上方領域)に配置されており、軸受によって回転自在に支持された1つの巻取り軸195aとともに回転する。巻取り軸195a上には、ぜんまいばねが配置されている。ぜんまいばねは、一端が本体ハウジング110に止着され、他端が巻き取り軸195aに止着されており、巻取り軸195aとともに巻取りホイール195を巻き取り方向に付勢する。左右の戻しゴム193は、一端が左右の巻取りホイール195に止着され、他端がドライバ支持台123の側面にそれぞれ止着される。ドライバ121は、ドライバ支持台123とともに戻しゴム193により引かれてストッパ197に当接された待機位置に保持される。
ドライバガイド111には、駆動モータ113の起動・停止制御用のコンタクトアームスイッチ(便宜上図示を省略する)をオン・オフ動作するコンタクトアーム127が設けられている。コンタクトアーム127は、ドライバガイド111の長軸方向(釘nの長軸方向)に移動可能に取り付けられ、便宜上図示を省略するバネによりドライバガイド111の先端から突出するように付勢されている。コンタクトアーム127が突出位置にあるときは、コンタクトアームスイッチがオフ状態とされ、コンタクトアーム127が本体ハウジング110側に移動されたときに、コンタクトアームスイッチがオン状態とされる。またハンドル部103には、作業者によって引き操作され、引き操作の解除によって元の位置に戻されるトリガ104が設けられている。トリガ104が引き操作されると、便宜上図示を省略するトリガスイッチがオン状態とされて押圧機構161の電磁アクチュエータ165が通電され、トリガ104の引き操作の解除によってトリガスイッチがオフ状態とされて電磁アクチュエータ165の通電が遮断される。
次に上記のように構成された釘打機100の作用および使用方法につき説明する。作業者は、ハンドル部103を掴みコンタクトアーム127を被加工材Wに押し付けると、当該コンタクトアーム127が被加工材に押されて本体ハウジング110側に向って後退動作され、これによりコンタクトアームスイッチがオン状態とされて駆動モータ113が通電駆動される。駆動モータ113の回転出力は、駆動プーリ115、駆動ベルト145、被動プーリ143を経てフライホイール133のインナホイール135に伝達される。そしてインナホイール135との間に介在された添加剤151による摩擦力(摺動抵抗)によりアウタホイール137が共回りする。すなわち、フライホイール133が所定の回転数で回転駆動される。
この状態でトリガ104を引き操作すると、トリガスイッチがオン状態とされ、電磁アクチュエータ165が通電し、出力軸166を引き込む方向に作動する。これにより作動アーム171が変位して押圧アーム183が第2の固定支軸185を中心にして押圧方向に傾動し、押圧ローラ163によってドライバ支持台123の背面を押圧する。押圧ローラ163で押圧されたドライバ支持台123は、フライホイール133の外周面を構成するゴムリング155に押し付けられる。このため、ドライバ121は、ドライバ支持台123とともにフライホイール133の回転力で打込み方向に直線動作され、その先端で釘nを打撃して被加工材に打ち込む。このとき、戻しゴム193が巻取りホイール195から引き出され、ぜんまいばねが巻かれる。
ドライバ121による釘nの打込み終了後、トリガ104の引き操作を解除すると、電磁アクチュエータ165に対する通電が遮断される。これにより電磁アクチュエータ165の出力軸166が圧縮ばね167により突き出し方向に戻されて作動アーム171が変位する。作動アーム171が変位することにより、第1の可動支軸175が第1の固定支軸179と第2の可動支軸181を結ぶ直線上から外れてトグル機構が解除される。また押圧アーム183が第2の固定支軸185を中心にして反時計回り方向に傾動して押圧ローラ163によるドライバ支持台123の押圧が解除される。押圧ローラ163による押圧が解除されると、ドライバ支持台123が戻しゴム193により引っ張られてストッパ197と当接する図1に示す待機位置に戻される。戻しゴム193は、収縮側への自身の弾力性を有しており、また巻き取り側にばね付勢された巻取りホイール195によって巻き取られる。このため、ドライバ支持台123を打込み方向に大きなストロークで移動させても、当該ドライバ支持台123を確実に待機位置まで戻すことができ、また戻しゴム193のへたりを軽減して耐久性を高めることができる。
本実施の形態においては、フライホイール133をインナホイール135とアウタホイール137からなる2重構造としている。そしてアウタホイール137の外周面にゴムリング155を設け、アウタホイール137の外周面とドライバ支持台123との間の摩擦力を、インナホイール135の外周面とアウタホイール137の内周面との間の摩擦力よりも大きく設定した。このため、ドライバ支持台123が押圧ローラ163によりゴムリング155に押し付けられたとき、当該ゴムリング155とドライバ支持台123が一体化する。すなわち、ゴムリング155は、ドライバ支持台123の接触面の表面状態(凹凸状態)に応じて弾性変形する。これによりドライバ支持台123とゴムリング155との接触面積が大きくなって摩擦力が大きくなる。その結果、アウタホイール137とドライバ支持台123とは、ほとんど相対的に滑りがない状態、つまり一体化されることになり、当該接触部位の摩耗を防止あるいは低減して耐久性を向上することができる。
またドライバ支持台123にゴムリング155が接触する構成としたことにより、ドライバ支持台123の強度、つまり耐磨耗性につき、これを必要以上に強く設定する必要がなくなる。このため、ドライバ支持台123のゴムリング155と接触する接触領域についても、例えばアルミによって製作することが可能となり、ドライバ支持台123の軽量化を図ることができる。また本実施の形態では、アウタホイール137がドライバ支持台123に対して他の回転体を介することなく直接に接触して摩擦力で回転力を伝達する構成である。このため、例えば、中間回転体を介してフライホイール133の回転力をドライバ支持台123に伝達する構成に比べて、機構の簡素化や部品点数の削減が可能となる。
一方、アウタホイール137とインナホイール135間の摩擦力については、これをドライバ支持台123とアウタホイール137間の摩擦力よりも小さく設定してある。このため、ドライバ支持台123がアウタホイール137のゴムリング155に押圧されたとき、アウタホイール137とインナホイール135間で滑りが発生する。この場合、アウタホイール137の内周面とインナホイール135の外周面は、略同率の曲面同士で嵌合しているため、接触面積が大きくなる。したがって、押圧ローラ163によってドライバ支持台123がフライホイール133に押圧されたときの、インナホイール135およびアウタホイール137に作用する応力が分散されることになる。その結果、フライホイール133およびドライバ支持台123の摩耗を低減することが可能となり、耐久性を向上することができる。
このように本実施の形態によれば、高速で回転するフライホイール133にドライバ支持台123を押し付けたときに、フライホイール133とドライバ支持台123との間に発生する滑りを、接触面積の大きいアウタホイール137の内周面とインナホイール135の外周面間に生じさせるようにしたものである。これにより、フライホイール133およびドライバ支持台123の耐久性を高めた釘打機100が提供されることとなった。
また本実施の形態では、インナホイール135の外周面とアウタホイール137の内周面間に添加剤151を介在する構成としている。このため、インナホイール135とアウタホイール137間における回転力の伝達力(摩擦力)を高めることが可能となり、これによりフライホイール133からドライバ支持台123に対する回転力の伝達性を向上することができる。また本実施の形態では、インナホイール135の外周面に設けた斜め溝153によって添加剤151を保持している。このため、添加材151の外部への流出が抑えられ、長期にわたって安定した伝達能力を確保できる。また斜め溝153は、インナホイール135の外周面に周方向に延びる略稲妻形に形成されている。このため、添加剤151をインナホイール135の周方向および軸方向の全体にわたって分散して存在させることが可能となる。すなわち、インナホイール135の外周面全体にわたって添加剤151を均一に配置することができ、伝達能力がより安定化する。
なお本実施の形態では、アウタホイール137とドライバ支持台123間の摩擦力につき、アウタホイール137の外周面の材質を変えることで、インナホイール135とアウタホイール137間の摩擦力よりも大きくしたが、接触面の表面状態(粗さ)によって摩擦力を異ならせてもよい。またインナホイール135とアウタホイール137間に介在する添加剤151として、アルミナ粉、セラミックス粉等の顆粒状の硬質物を用いるとしたが、アルミナ粉、セラミックス粉に変えてトラクショングリス(接触面にガラス状の膜を形成するグリス)を封入する構成、あるいはインナホイール135の外周面にカーボンコーティングを被覆する構成に変更しても構わない。なお封入するグリスは、トラクショングリスに限らず部材間の接触力を高めるグリスであればよい。
また本実施の形態では、添加剤151を保持する保持空間として、周方向にジグザグ状に延びる単一の稲妻形の斜め溝153で構成したが、これに限らず、稲妻形の斜め溝153を周方向に沿って複数設けること、直線状の斜め溝を周方向に複数並設すること、あるいは互いに交差する複数の斜め溝で構成すること、または軸方向に平行に延びる複数の直線溝で構成すること、周方向に直線状に延びる単一または複数の直線溝で構成すること、あるいは軸方向と周方向に互いに交差して延びる複数の直線溝で構成すること等の変更が可能である。また本実施の形態は、打込み工具の一例として充電式釘打機100を例にとって説明したが、フライホイール133の回転エネルギーを利用してドライバ121を打込み方向に直線状に駆動する形式の打込み工具であれば、適用することが可能である。
なお本発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能である。
(態様1)
「請求項1〜4のいずれか1つに記載の打込み工具であって、
前記インナホイールに嵌合された前記アウタホイールは、軸方向の一端側が、前記インナホイールの外周面における軸方向の一端側に形成された外径側に高い段部に当接された状態で、軸方向の他端側が、前記インナホイールの軸方向の他端側に止着された止輪によって抜け止めされていることを特徴とする打込み工具。」
態様1に記載の発明によれば、インナホイールにアウタホイールを嵌合した後、止輪をインナホイールに装着することで、インナホイールとアウタホイールとを簡単に組み付けることができる。
(態様2)
「請求項4に記載の打込み工具であって、
前記斜め溝は、前記インナホイールの外周面に周方向に沿ってジグザグ状に延びる単一の略稲妻形に形成されていることを特徴とする打込み工具。」
態様2に記載の発明によれば、添加剤をインナホイールの外周面の全体にわたって合理的に分散して配置することができる。
本実施の形態に係る充電式釘打機の全体構成を示す側面図である。 図1のA−A線断面図であり、ドライバ支持台がフライホイールに押し付けられる前のドライバ待機状態が示される。 図1のA−A線断面図であり、ドライバ支持台がフライホイールに押し付けられたローラ押付状態が示される。 ドライバの押圧機構を示す側面図である。 フライホイールアッセンブリを示す正面図である。 図5のB−B線断面図である。 図6のC部の拡大図である。 インナホイールを示す平面図である。 図8のD−D線断面図である。 インナホイールを示す断面図である。 アウタホイールを示す断面図である。
100 釘打機(打込み工具)
101 本体部
103 ハンドル部
104 トリガ
105 マガジン
105a プッシャプレート
107 バッテリパック
110 本体ハウジング
111 ドライバガイド
111a 打込み孔
113 駆動モータ
115 駆動プーリ
117 釘打ち機構
121 ドライバ
123 ドライバ支持台
127 コンタクトアーム
131 駆動機構
133 フライホイール
135 インナホイール
135a 円板部
135b 円環部
135c 段部
137 アウタホイール
137a 円環部
137b 外鍔部
137c 切欠
139 軸受
141 回転軸
143 被動プーリ
145 駆動ベルト
147 止輪
149 リングプレート
151 添加剤
153 斜め溝(保持空間)
155 ゴムリング(弾性材)
161 押圧機構
163 押圧ローラ
165 電磁アクチュエータ
166 出力軸
167 圧縮ばね
169 ブラケット
169a 連結孔
171 作動アーム
173 連結軸
175 第1の可動支軸
177 規制アーム
179 第1の固定支軸
181 第2の可動支軸
183 押圧アーム
185 第2の固定支軸
191 戻し機構
193 戻しゴム
195 巻取りホイール
195a 巻取り軸
197 ストッパ

Claims (4)

  1. 直線運動することで打込み材を打込み作業する長尺状の作動部材と、
    前記作動部材を駆動する駆動機構と、を有する打込み工具であって、
    前記駆動機構は、回転するフライホイールを有し、
    前記フライホイールは、同心状に配置されたインナホイールおよびアウタホイールを有し、
    前記インナホイールの外周面に前記アウタホイールの内周面が嵌合されて当該外周面と内周面との間の摩擦力により前記インナホイールと前記アウタホイールが共回りし、前記アウタホイールの外周面と前記作動部材が直接に接触することで前記フライホイールの回転力が前記作動部材に直線運動として伝達される構成とされ、
    前記インナホイールの外周面と前記アウタホイールの内周面との間の摩擦力が、前記アウタホイールの外周面と前記作動部材との間の摩擦力よりも小さく設定されていることを特徴とする打込み工具。
  2. 請求項1に記載の打込み工具であって、
    前記アウタホイールの外周面に弾性材を配置する一方、前記作動部材は、少なくとも前記アウタホイールとの接触領域が金属で形成されていることを特徴とする打込み工具。
  3. 請求項1または2に記載の打込み工具であって、
    前記インナホイールの外周面と前記アウタホイールの内周面間に添加剤を有し、前記添加剤は、前記インナホイールの外周面と前記アウタホイールの内周面との間に形成された保持空間によって保持される構成としたことを特徴とする打込み工具。
  4. 請求項3に記載の打ち込み工具であって、
    前記保持空間は、前記インナホイールの外周面または前記アウタホイールの内周面のいずれか一方に形成された、周方向に所定角度で傾斜状に延在する斜め溝によって構成されていることを特徴とする打込み工具。
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