JP4788466B2 - 電池冷却構造 - Google Patents

電池冷却構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4788466B2
JP4788466B2 JP2006126577A JP2006126577A JP4788466B2 JP 4788466 B2 JP4788466 B2 JP 4788466B2 JP 2006126577 A JP2006126577 A JP 2006126577A JP 2006126577 A JP2006126577 A JP 2006126577A JP 4788466 B2 JP4788466 B2 JP 4788466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
passage
battery
cooling air
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006126577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007299638A (ja
Inventor
豪範 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006126577A priority Critical patent/JP4788466B2/ja
Publication of JP2007299638A publication Critical patent/JP2007299638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4788466B2 publication Critical patent/JP4788466B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Description

この発明は、一般的には、電池冷却構造に関し、より特定的には、冷媒が同一方向に流れる冷媒吸入通路および冷媒排出通路を備える電池冷却構造に関する。
従来の電池冷却構造に関して、たとえば、特開2001−167803号公報には、電池収容ケース内に収容された組電池の各電池モジュールを冷却風によって冷却しない場合に、各電池モジュールの温度のばらつきを防止することを目的とした電池パックが開示されている(特許文献1)。特許文献1では、吸気チャンバと排気チャンバとの間に組電池が配置されている。冷却風は、吸気チャンバ、組電池を構成する複数の電池モジュール間の隙間、排気チャンバと順に流れる。吸気チャンバおよび排気チャンバには、それぞれ同一方向に流れる冷却風流れが形成される。
また、特開2001−319697号公報には、単電池の列の最も手前側に配置されたものを確実に冷却して、各単電池の温度を均一に保つことを目的とした組電池が開示されている(特許文献2)。特許文献2では、単電池間に冷却風を導入する導入通路に、その通路内に突出する風向ガイドが設けられている。
また、特開平10−255745号公報には、より少ない部品点数かつ組み立て工程で、効率的な電池の冷却、暖機を可能にすることを目的とした電池アセンブリが開示されている(特許文献3)。特許文献3では、媒体流路中にチューニング突起を設けることによって、媒体流の上流側にある電池に関しては媒体との熱交換を阻害し、下流側にある電池に関しては、流路断面積の縮小によって効率的な熱交換を実現する。
また、特開2004−6089号公報には、コンパクトであって、電池の均一な冷却を行なうことを目的とした電池システムが開示されている(特許文献4)。特許文献4では、電池モジュール集合体の上部表面上および下部表面上にそれぞれ、上部冷却風通路および下部冷却風通路が形成されている。上部冷却風通路に供給された冷却風は、電池モジュール間に形成された間隙を通って下部冷却風通路に向かう。電池モジュール集合体は、上部における冷却風の流れ方向に相対的に短く、電池モジュール間の隙間における冷却風の流れ方向に相対的に長い形状を有する。
また、特開2005−285454号公報には、内蔵される各電池セルを効果的に冷却して信頼性、安全性を向上させることを目的とした電源装置が開示されている(特許文献5)。
特開2001−167803号公報 特開2001−319697号公報 特開平10−255745号公報 特開2004−6089号公報 特開2005−285454号公報
上述の特許文献1では、吸気チャンバに流れる冷却風が、その冷却風流れの上流側から下流側に並ぶ複数の電池モジュール間の隙間に順次、流入していき、各電池モジュールを冷却する。しかしながら、冷却風は、吸気チャンバを流れる間、外気や電池モジュールから受熱するため、冷却風の温度が徐々に上昇する。このため、各電池モジュールを冷却する冷却風の温度に差が生じ、吸気チャンバに形成される冷却風流れの下流側に配置された電池モジュールの温度が、上流側に配置された電池モジュールの温度よりも高くなる傾向が生じる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、電池温度にばらつきが生じることを抑制する電池冷却構造を提供することである。
この発明に従った電池冷却構造は、積層された複数の電池モジュールからなる組電池と、複数の電池モジュール間に形成され、冷媒が流れる複数の冷媒通路と、冷媒吸入通路と、冷媒排出通路とを備える。冷媒吸入通路は、複数の冷媒通路に連通する。冷媒吸入通路には、複数の冷媒通路に供給する冷媒が流れる。冷媒排出通路は、複数の冷媒通路に連通する。冷媒排出通路には、複数の冷媒通路から排出された冷媒が流れる。冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向のベクトルと、冷却排出通路における冷媒の流れ方向のベクトルとは、0°以上90°よりも小さい角度をなす。組電池は、冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向の長さが、複数の冷媒通路における冷媒の流れ方向の長さに対し長い形状を有する。複数の冷媒通路は、第1の冷媒通路および第2の冷媒通路を含む。冷媒吸入通路および冷媒排出通路は、冷媒吸入通路および冷媒排出通路に形成される冷媒流れの相対的に上流側で第1の冷媒通路に連通し、相対的に下流側で第2の冷媒通路に連通する。電池冷却構造は、さらに、冷媒排出通路に配設された絞り部材を備える。絞り部材は、第1の冷媒通路が連通する位置と第2の冷媒通路が連通する位置との間で冷媒排出通路の流路面積を減少させる。
このように構成された電池冷却構造によれば、組電池が冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向に相対的に長く形成されている場合、冷媒が冷媒吸入通路を流れる間に徐々に受熱し、冷媒吸入通路の下流側から冷媒通路に供給される冷媒の温度が、冷媒吸入通路の上流側から冷媒通路に供給される冷媒の温度よりも高くなる傾向が顕著に生じる。これに対して、絞り部材を設けることによって、冷媒吸入通路の上流側から冷媒通路に供給され、冷媒通路から冷媒排出通路へと流れる冷媒流れが妨げられる。これにより、冷媒吸入通路の上流側に配置された冷媒通路に供給される冷媒の流量を減少させ、冷媒による冷却効率を冷媒吸入通路の上流側と下流側との間で近づけることができる。これにより、電池温度にばらつきが生じることを抑制できる。
また好ましくは、絞り部材は、冷媒排出通路を規定する壁面から突出する凸部である。このように構成された電池冷却構造によれば、簡易な構成で、冷媒排出通路の流路面積を減少させることができる。
また好ましくは、凸部は、冷媒排出通路に面する表面を含む。その表面は、壁面から連なり、冷媒排出通路に形成される冷媒流れの上流側から下流側に湾曲しなから延在する。このような構成された電池冷却構造によれば、絞り部材によって冷媒流れの圧損が著しく増大することを防止できる。
また好ましくは、絞り部材は、冷媒排出通路における冷媒の流れ方向において、冷媒排出通路の中心位置よりも上流側に配設されている。このように構成された電池冷却構造によれば、冷媒排出通路を流れる冷媒の全体に占める絞り部材が設けられた位置を通過する冷媒の割合を小さく抑えることで、冷媒流れの圧損が著しく増大することを防止できる。
また好ましくは、電池冷却構造は、絞り部材を駆動させ、冷媒排出通路の流路面積を変化させる駆動部をさらに備える。このように構成された電池冷却構造によれば、冷媒の流速、電池温度などの条件に基づいて、冷媒通路に流通させる冷媒流量を調整することができる。
また好ましくは、冷媒吸入通路を流れる冷媒の流速が相対的に大きい時、駆動部は、冷媒排出通路の流路面積が相対的に大きくなるように絞り部材を駆動させる。冷媒排出通路を流れる冷媒の流速が相対的に小さい時、駆動部は、冷媒排出通路の流路面積が相対的に小さくなるように絞り部材を駆動させる。
このように構成された電池冷却構造によれば、冷媒吸入通路を流れる冷媒の流速が相対的に大きい時、冷媒吸入通路に流入する冷媒の慣性力により、冷媒吸入通路の下流側から冷媒通路に供給される冷媒流量が相対的に大きくなる。このため、冷媒排出通路の流路面積が相対的に大きくなるように絞り部材を駆動させることによって、冷媒排出通路における冷媒流れの規制を弱める。一方、冷媒吸入通路を流れる冷媒の流速が相対的に小さい時、冷媒吸入通路に流入する冷媒の慣性力が小さいため、冷媒吸入通路の下流側から冷媒通路に供給される冷媒流量が相対的に小さくなる。このため、冷媒排出通路の流路面積が相対的に小さくなるように絞り部材を駆動させることによって、冷媒排出通路における冷媒流れの規制を強める。
また好ましくは、駆動部は、フラップと連結部材とを含む。フラップは、冷媒吸入通路に回動自在に配置され、冷媒吸入通路に流れる冷媒の流速に応じて傾きを変化させる。連結部材は、フラップの回動運動を絞り部材に伝達し、絞り部材を駆動させる。このように構成された電池冷却構造によれば、簡易な構成により、絞り部材を冷媒吸入通路に流れる冷媒の流速に連動させることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、電池温度にばらつきが生じることを抑制する電池冷却構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、この発明の実施の形態1における電池冷却構造が適用された電池パックを示す斜視図である。図中では、電池パックの外装をなすケース体が透視して描かれている。図1を参照して、電池パック10は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)とを動力源とするハイブリッド車両に搭載されている。
電池パック10は、組電池32を備える。組電池32は、略直方体形状を有する。組電池32は、一方向に積層された複数の電池モジュール31から構成されている。複数の電池モジュール31は、図示しないバスバーにより、互いに電気的に直列に接続されている。各電池モジュール31は、電池モジュール31の積層方向に直交する方向に積層された複数の電池セル30を含む。
組電池32は、充放電可能な2次電池であれば特に限定されず、たとえばニッケル水素電池であっても良いし、リチウムイオン電池であっても良い。
積層された複数の電池モジュール31の両側には、エンドプレート40および41が配設されている。エンドプレート40とエンドプレート41とは、複数の電池モジュール31を挟み込んだ状態で拘束プレート42によって互いに結合されている。拘束プレート42は、金属製の板部材から形成されている。このような構成により、複数の電池モジュール31が一体に保持されている。
なお、本実施の形態では、複数の電池モジュール31を拘束する拘束部材として、拘束プレート42を用いたが、これに限定されず、電池モジュール31の積層方向に締め付け力を発生させるゴムや紐、テープ等を用いても良い。
電池モジュール31は、互いに反対側に面する一対の側面31aを有する。側面31aは、電池モジュール31が有する複数の表面のうち最も大きい面積を有する表面である。複数の電池モジュール31は、電池モジュール31の積層方向に隣り合う位置で側面31aが互いに向い合うように配置されている。
図2は、図1中のII−II線上に沿った電池パックの断面図である。図3は、図2中のIII−III線上に沿った電池パックの断面図である。
図1から図3を参照して、組電池32は、ケース体としての電池ケース12に収容されている。電池ケース12内には、吸気チャンバ23および排気チャンバ24が形成されている。吸気チャンバ23および排気チャンバ24は、組電池32を挟んでその両側に形成されている。吸気チャンバ23および排気チャンバ24は、組電池32を挟んでその上下に設けられている。吸気チャンバ23および排気チャンバ24は、電池ケース12および組電池32によって区画形成されている。電池ケース12には、吸気チャンバ23に冷却風を供給する吸気口18と、排気チャンバ24内から冷却風を排出する排気口19とが形成されている。
吸気チャンバ23および排気チャンバ24には、同じ方向(図2中の矢印101に示す方向)に冷却風が流通する。吸気チャンバ23および排気チャンバ24には、電池モジュール31の積層方向に直交する方向に冷却風が流通する。吸気チャンバ23および排気チャンバ24には、電池セル30の積層方向に冷却風が流通する。
なお、吸気チャンバ23および排気チャンバ24に冷却風が流通する方向は、必ずしも一致する必要はなく、吸気チャンバ23における冷却風の流れ方向のベクトルと、排気チャンバ24における冷却風の流れ方向のベクトルとが、0°以上90°よりも小さい角度で交われば良い。この角度は、両者のベクトルがなす角度のうち小さい方の角度である。また、別の表現をすれば、吸気チャンバ23に形成される冷却風流れと、排気チャンバ24に形成される冷却風流れとが、同じ流れ方向成分を有すれば良い。
積層方向に隣り合う電池モジュール31の間には、スペーサ21が配設されている。スペーサ21は、互いに向い合う側面31aによって挟持されている。スペーサ21は、ポリプロピレン(Polypropylene)やポリプロピレンの重合体等の樹脂材料から形成されている。スペーサ21は、互いに向い合う側面31aの間に隙間を確保している。
スペーサ21によって、積層方向に隣り合う電池モジュール31間には、複数の冷却風通路22が形成されている。複数の冷却風通路22は、組電池32の両側で吸気チャンバ23および排気チャンバ24に連通している。複数の冷却風通路22は、吸気チャンバ23および排気チャンバ24に形成される冷却風流れの上流側から下流側に並んで設けられている。冷却風通路22には、吸気チャンバ23および排気チャンバ24における冷却風の流れ方向に直交する方向(図2中の矢印121に示す方向)に冷却風が流通する。冷却風通路22には、電池モジュール31の積層方向および電池セル30の積層方向の双方に直交する方向に冷却風が流通する。
冷却風通路22は、電池セル30毎に形成されている。隣り合う冷却風通路22は、スペーサ21により、互いに隣り合う電池セル30の境界位置で区画されている。冷却風通路22は、複数の電池セル30毎に形成されても良い。1つの電池セル30毎に複数の冷却風通路22が形成されても良い。
複数の冷却風通路22は、冷却風通路22pおよび冷却風通路22qを含む。冷却風通路22pは、冷却風通路22qよりも吸気チャンバ23および排気チャンバ24に形成される冷却風流れの上流側で吸気チャンバ23および排気チャンバ24に連通する。冷却風通路22pは、複数の冷却風通路22の中で、吸気チャンバ23および排気チャンバ24に形成される冷却風流れの最も上流側で吸気チャンバ23および排気チャンバ24に連通する。冷却風通路22qは、複数の冷却風通路22の中で、吸気チャンバ23および排気チャンバ24に形成される冷却風流れの最も下流側で吸気チャンバ23および排気チャンバ24に連通する。
組電池32は、吸気チャンバ23に流通する冷却風の流れ方向の長さL1が、冷却風通路22に流通する冷却風の流れ方向の長さL2よりも長い形状を有する(L1>L2)。吸気チャンバ23および排気チャンバ24の流路長さは、冷却風通路22の流路長さよりも大きい。
排気チャンバ24から車外に向けて延びる排気通路の経路上には、ファン16が設けられている。ファン16は、たとえば電動のシロッコファンである。ファン16は、電池モジュール31を冷却した後の冷却風が流れる排気経路上に配置されている。ファン16は、電池モジュール31を冷却する前の冷却風が流れる吸気経路上に配置されても良い。
電池ケース12は、樹脂トレイ13を含む。樹脂トレイ13は、排気チャンバ24に設けられている。樹脂トレイ13は、たとえば、ポリプロピレン(Polypropylene)等の樹脂材料から形成されている。樹脂トレイ13は、組電池32から電解液が漏洩した場合に液絡の発生を防止するために設けられている。樹脂トレイ13は、壁面13aを含む。壁面13aによって、排気チャンバ24の壁面が形成されている。壁面13aは、組電池32と対向する位置に延在する。
排気チャンバ24には、絞り部材14が配設されている。絞り部材14は、冷却風通路22pが排気チャンバ24に連通する位置と、冷却風通路22qが排気チャンバ24に連通する位置との間に設けられている。絞り部材14は、その位置で排気チャンバ24の流路面積を減少させる。
絞り部材14は、樹脂トレイ13に一体に成形されている。絞り部材14は、排気チャンバ24の壁面である壁面13aから排気チャンバ24に向けて突出する凸部である。絞り部材14は、組電池32と絞り部材14との間の距離L3が、排気チャンバ24における冷却風の流れ方向の直交断面(図3中に示す断面)において全て等しくなるように設けられている。絞り部材14は、絞り部材14が設けられた位置で排気チャンバ24の流路面積が最小となるように設けられている。絞り部材14は、排気チャンバ24における冷却風の流れ方向において、排気チャンバ24の中心位置よりも上流側に配設されている。絞り部材14は、冷却風通路22pに隣接する冷却風通路22rに対向して配設されている。
絞り部材14は、樹脂トレイ13とは別に設けられ、樹脂トレイ13に取り付けられた部材であっても良い。絞り部材14は、樹脂に限られず、たとえば金属から形成されても良い。絞り部材14は、電池ケース12に一体に成形されても良い。
ファン16を駆動させることにより、車両室内の空気が、吸気口18を通じて吸気チャンバ23に冷却風として導入される。冷却風は、吸気チャンバ23を流れながら、吸気チャンバ23に形成される冷却風流れの上流側から下流側に並ぶ複数の冷却風通路22に順次、流入する。冷却風は、吸気チャンバ23を流れながら、まず冷却風通路22pに流入し、最後に冷却風通路22qに流入する。冷却風通路22に流入した冷却風は、側面31aに沿って流れ、この間、電池モジュール31と熱交換を行なう。電池モジュール31との熱交換によって温度上昇した冷却風は、冷却風通路22から排気チャンバ24に流出し、排気口19に向かって流れる。
冷却風は、吸気チャンバ23を流れる間、組電池32や電池ケース12の外側から受熱し、徐々に温度上昇する。このため、吸気チャンバ23における冷却風の流れ方向に相対的に長く、冷却風通路22における冷却風の流れ方向に相対的に短い形状を有する電池パック10では、吸気チャンバ23の下流側から冷却風通路22に供給される冷却風の温度が、吸気チャンバ23の上流側から冷却風通路22に供給される冷却風の温度よりも高くなる傾向が顕著に生じる。このため、吸気チャンバ23に形成される冷却風流れの上流側に配置された電池セル30と、下流側に配置された電池セル30との間で冷却効率に差が生じる。冷却風通路22qに隣接する電池セル30の冷却効率が最も低くなり、冷却風通路22pに隣接する電池セル30の冷却効率が最も高くなる。
これに対して、本実施の形態では、絞り部材14を配設することによって排気チャンバ24の流路面積を意図的に減少させ、絞り部材14を配設した位置で冷却風の流れを妨げる。このような構成により、絞り部材14が設けられた位置よりも上流側で排気チャンバ24に連通する冷却風通路22において、冷却風の流量を減少させることができる。
また、本実施の形態では、絞り部材14が、冷却風通路22pに隣接する冷却風通路22rに対向して配設されている。このため、絞り部材14によって流れを妨げられる冷却風は、冷却風通路22pから流出する冷却風と、冷却風通路22rから流出する冷却風の一部とになる。したがって、排気チャンバ24を流れる冷却風の全体に占める絞り部材14によって流れを妨げられる冷却風の割合を小さく抑え、冷却風の圧損が著しく悪化することを防止できる。
この発明の実施の形態1における電池冷却構造は、積層された複数の電池モジュール31からなる組電池32と、複数の電池モジュール31間に形成され、冷媒としての冷却風が流れる複数の冷媒通路としての冷却風通路22と、冷媒吸入通路としての吸気チャンバ23と、冷媒排出通路としての排気チャンバ24とを備える。吸気チャンバ23は、複数の冷却風通路22に連通する。吸気チャンバ23には、複数の冷却風通路22に供給する冷却風が流れる。排気チャンバ24は、複数の冷却風通路22に連通する。排気チャンバ24には、複数の冷却風通路22から排出された冷却風が流れる。吸気チャンバ23における冷却風の流れ方向のベクトルと、排気チャンバ24における冷却風の流れ方向のベクトルとは、0°以上90°よりも小さい角度をなす。
組電池32は、吸気チャンバ23における冷却風の流れ方向の長さが、複数の冷却風通路22における冷却風の流れ方向の長さに対し長い形状を有する。複数の冷却風通路22は、第1の冷媒通路としての冷却風通路22pおよび第2の冷媒通路としての冷却風通路22qを含む。吸気チャンバ23および排気チャンバ24は、吸気チャンバ23および排気チャンバ24に形成される冷却風流れの相対的に上流側で冷却風通路22pに連通し、相対的に下流側で冷却風通路22qに連通する。電池冷却構造は、さらに、排気チャンバ24に配設された絞り部材14を備える。絞り部材14は、冷却風通路22pが連通する位置と冷却風通路22qが連通する位置との間で排気チャンバ24の流路面積を減少させる。
このように構成された、この発明の実施の形態1における電池冷却構造によれば、吸気チャンバ23の上流側から冷却風通路22に供給される冷却風の流量を減少させることによって、吸気チャンバ23の上流側に連通する冷却風通路22と下流側に連通する冷却風通路22との間で電池セル30の冷却効率に差が生じることを抑制できる。これにより、電池セル30の温度のばらつきを小さく抑え、組電池32の電池性能を十分に発揮させるとともに、組電池32が早期に劣化することを防止できる。
なお、電池パック10の構造は、図1および図2中に示す形態に限定されない。たとえば、図中に示す電池パック10では、冷却風が上下方向に流通する縦流し方式が採られているが、冷却風が水平方向に流通する横流し方式が採られても良い。
また、本発明を、燃料電池と2次電池とを駆動源とする燃料電池ハイブリッド車両(FCHV:Fuel Cell Hybrid Vehicle)または電気自動車(EV:Electric Vehicle)に適用することもできる。本実施の形態におけるハイブリッド車両では、燃費最適動作点で内燃機関を駆動するのに対して、燃料電池ハイブリッド車両では、発電効率最適動作点で燃料電池を駆動する。また、2次電池の使用に関しては、両方のハイブリッド車両で基本的に変わらない。
続いて、図2中に示す絞り部材14の変形例について説明を行なう。以下に説明する変形例によっても、上述の効果を同様に得ることができる。
図4は、図2中の絞り部材の第1の変形例を示す電池パックの断面図である。図4を参照して、本変形例では、絞り部材14が、隣り合う電池セル30間の境界に対向して配設されている。絞り部材14は、冷却風通路22pと冷却風通路22rとの境界に対向して配設されている。
図5は、図2中の絞り部材の第2の変形例を示す電池パックの断面図である。図5を参照して、本変形例では、排気チャンバ24に、複数の絞り部材14が配設されている。複数の絞り部材14は、排気チャンバ24に形成される冷却風流れの上流側から下流側に並んで設けられている。
なお、絞り部材14が配設される数は限定されず、たとえば、図5中に示すように電池セル30に対向する位置に1つおきに設けても良いし、電池セル30に対向する位置の全てに設けても良い。複数の絞り部材14は、壁面13aからの突出長さが互いに異なっても良い。突出長さは、排気チャンバ24に形成される冷却風流れの上流側から下流側に順に低くなるように設定されても良い。
図6は、図2中の絞り部材の第3の変形例を示す断面図である。図6を参照して、絞り部材14は、湾曲面により構成された表面14aを有する。表面14aは、排気チャンバ24に形成される冷却風流れの上流側から下流側に向けて湾曲しながら延在し、壁面13aに連なっている。このような構成により、絞り部材14によって排気チャンバ24内の冷却風流れの圧損が著しく増大することを防止できる。
(実施の形態2)
図7は、この発明の実施の形態2における電池冷却構造が適用された電池パックを示す断面図である。本実施の形態における電池冷却構造は、実施の形態1における電池冷却構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図7を参照して、電池ケース12は、排気チャンバ24の壁面を形成する壁面24aを含む。本実施の形態では、図2中の絞り部材14に替えて、表面51aを含む絞り部材51が設けられている。絞り部材51には、モータ56が接続されている。排気チャンバ24には、壁面24aから凹み、絞り部材51を収容する凹部52が形成されている。
モータ56を駆動させることにより、絞り部材51が回動し、壁面24aと表面51aとが交わる角度αが変化する。これにより、壁面24aからの絞り部材51の突出長さを増減させ、排気チャンバ24の流路面積を変化させる。モータ56は、たとえば、ファン16の回転数に基づいて制御される。モータ56は、電池セル30の温度に基づいて制御されても良い。絞り部材51が凹部52に収容された時、すなわち角度αが0°となった時、表面51aは壁面24aと同一平面上に延在する。
吸気チャンバ23に流通する冷却風の流速が大きい時、冷却風流れの慣性力によって、吸気チャンバ23の下流側から冷却風通路22に流入する冷却風の流量が相対的に大きくなる。このとき、吸気チャンバ23の下流側と上流側との間で電池セル30の冷却効率に差が生じる傾向が緩和される。このため、絞り部材51の突出長さが小さくなるようにモータ56を駆動させ、絞り部材51による冷却風流れの規制を弱める。一方、吸気チャンバ23に流通する冷却風の流速が小さい時、冷却風流れの慣性力の影響が小さくなって、吸気チャンバ23の下流側から冷却風通路22に流入する冷却風の流量が相対的に小さくなる。このとき、吸気チャンバ23の下流側と上流側との間で電池セル30の冷却効率に差が生じる傾向が顕著となる。このため、絞り部材51の突出長さが大きくなるようにモータ56を駆動させ、絞り部材51による冷却風流れの規制を強める。
この発明の実施の形態2における電池冷却構造では、排気チャンバ24は、排気チャンバ24を規定する壁面24aから凹み、絞り部材51が配設される凹部52を含む。駆動部としてのモータ56は、絞り部材51を壁面24aから突出する状態と凹部52に収容される状態との間で駆動させる。
絞り部材51は、排気チャンバ24に面する表面51aを有する。モータ56により絞り部材51が回動運動し、壁面24aと表面51aとがなす角度αが変化する。表面51aは、絞り部材51が凹部52に収容された状態で壁面24aと連続して延在する。
このように構成された、この発明の実施の形態2における電池冷却構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。加えて、排気チャンバ24の流路面積を適宜、調整することによって、電池セル30の温度のばらつきをより小さく抑えることができる。また、排気チャンバ24内の冷却風流れを規制しないモードでは、絞り部材51によって排気チャンバ24内の圧損が増大することを防止できる。
続いて、図7中に示す絞り部材51の変形例について説明を行なう。以下に説明する変形例によっても、上述の効果を同様に得ることができる。
図8および図9は、図7中の絞り部材の第1の変形例を示す電池パックの断面図である。図8は、排気チャンバ内の冷却風流れを規制するモードを示し、図9は、排気チャンバ内の冷却風流れを規制しないモードを示す。図8および図9を参照して、本変形例では、排気チャンバ24に、壁面24aに開口する凹部62が形成されている。壁面24aには、凹部62の開口を塞ぐように弾性を有するフィルム63が固定されている。凹部62には、押し出し部材61が収容されている。
押し出し部材61は、シリンダ66に接続されている。シリンダ66を駆動させることにより、押し出し部材61が、排気チャンバ24に向かって突出し、フィルム63を押し出す位置と、凹部62に収容される位置との間で移動する。
本変形例では、フィルム63および押し出し部材61によって、絞り部材が構成されている。すなわち、絞り部材は、凹部62の開口を塞ぐ膜体としてのフィルム63と、駆動部としてのシリンダ66によって駆動され、フィルム63を壁面24aから突出する形状に変形させる押し出し部材61とを含む。
図10は、図7中の絞り部材の第2の変形例を示す電池パックの断面図である。図10を参照して、本変形例では、吸気チャンバ23にフラップ76が配設されている。フラップ76は、回動自在に支持された回動端76mを含む。フラップ76は、吸気チャンバ23に流通する冷却風流れを受けることによって回動端76mを支点に回動運動し、その流れの流速に応じた傾きに体勢を変化させる。
排気チャンバ24には、壁面24aに開口する凹部72が形成されている。凹部72には、絞り部材71とばね73とが配置されている。ばね73は、吸気チャンバ24に向けて突出する方向の弾性力を、絞り部材71に作用させている。フラップ76と絞り部材71とは、連結部材78によって互いに連結されている。
吸気チャンバ23に流通する冷却風の流速が小さい時、絞り部材71は、ばね73の弾性力によって凹部62から大きく突出した状態に位置決めされる。吸気チャンバ23に流通する冷却風の流速が大きくなると、フラップ76が回動運動し、その運動が連結部材78を介して絞り部材71に伝達される。絞り部材71は、ばね73の弾性力に抗して凹部62に押し込められる。このような構成により、絞り部材71を吸気チャンバ23の冷却風流れの流速に応じて駆動させ、排気チャンバ24の流路面積を可変とできる。
(実施の形態3)
図11は、この発明の実施の形態3における電池冷却構造が適用された電池パックを示す斜視図である。図12は、図11中のXII−XII線上に沿った電池パックの断面図である。本実施の形態における電池冷却構造は、実施の形態1における電池冷却構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図11および図12を参照して、本実施の形態では、複数の電池モジュール31が、吸気チャンバ23および排気チャンバ24における冷却風の流れ方向に積層されている。各電池モジュール31は、電池モジュール31の積層方向に直交する方向に積層された複数の電池セル30を含む。互いに隣り合う複数の電池モジュール31の間には、それぞれ冷却風通路22が形成されている。排気チャンバ24には、絞り部材14が配設されている。
このように構成された、この発明の実施の形態3における電池冷却構造によれば、実施の形態1と同様の理由から、電池モジュール31の温度のばらつきを小さく抑えることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1における電池冷却構造が適用された電池パックを示す斜視図である。 図1中のII−II線上に沿った電池パックの断面図である。 図2中のIII−III線上に沿った電池パックの断面図である。 図2中の絞り部材の第1の変形例を示す電池パックの断面図である。 図2中の絞り部材の第2の変形例を示す電池パックの断面図である。 図2中の絞り部材の第3の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における電池冷却構造が適用された電池パックを示す断面図である。 図7中の絞り部材の第1の変形例を示す電池パックの断面図であり、排気チャンバ内の冷却風流れを規制するモードを示す。 図7中の絞り部材の第1の変形例を示す電池パックの断面図であり、排気チャンバ内の冷却風流れを規制しないモードを示す。 図7中の絞り部材の第2の変形例を示す電池パックの断面図である。 この発明の実施の形態3における電池冷却構造が適用された電池パックを示す斜視図である。 図11中のXII−XII線上に沿った電池パックの断面図である。
符号の説明
10 電池パック、13a,24a 壁面、14,51,71 絞り部材、14a 表面、22,22p,22q 冷却風通路、23 吸気チャンバ、24 排気チャンバ、31 電池モジュール、32 組電池、56 モータ、61 押し出し部材、63 フィルム、66 シリンダ、76 フラップ、78 連結部材。

Claims (7)

  1. 積層された複数の電池モジュールからなる組電池と、
    前記複数の電池モジュール間に形成され、冷媒が流れる複数の冷媒通路と、
    前記複数の冷媒通路に連通し、前記複数の冷媒通路に供給する冷媒が流れる冷媒吸入通路と、
    前記複数の冷媒通路に連通し、前記複数の冷媒通路から排出された冷媒が流れる冷媒排出通路とを備え、
    前記冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向のベクトルと、前記冷却排出通路における冷媒の流れ方向のベクトルとは、0°以上90°よりも小さい角度をなし、
    前記組電池は、前記冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向の長さが、前記複数の冷媒通路における冷媒の流れ方向の長さに対し長い形状を有し、
    前記複数の冷媒通路は、第1の冷媒通路および第2の冷媒通路を含み、
    前記冷媒吸入通路および前記冷媒排出通路は、前記冷媒吸入通路および前記冷媒排出通路に形成される冷媒流れの相対的に上流側で前記第1の冷媒通路に連通し、相対的に下流側で前記第2の冷媒通路に連通し、さらに、
    前記冷媒排出通路に配設され、前記第1の冷媒通路が連通する位置と前記第2の冷媒通路が連通する位置との間で前記冷媒排出通路の流路面積を減少させる絞り部材を備え
    前記絞り部材は、前記冷媒排出通路を規定する壁面から突出する凸部である、電池冷却構造。
  2. 前記凸部は、前記冷媒排出通路に面する表面を含み、
    前記表面は、前記壁面から連なり、前記冷媒排出通路に形成される冷媒流れの上流側から下流側に湾曲しなから延在する、請求項に記載の電池冷却構造。
  3. 前記絞り部材は、前記冷媒排出通路における冷媒の流れ方向において、前記冷媒排出通路の中心位置よりも上流側に配設されている、請求項1または2に記載の電池冷却構造。
  4. 積層された複数の電池モジュールからなる組電池と、
    前記複数の電池モジュール間に形成され、冷媒が流れる複数の冷媒通路と、
    前記複数の冷媒通路に連通し、前記複数の冷媒通路に供給する冷媒が流れる冷媒吸入通路と、
    前記複数の冷媒通路に連通し、前記複数の冷媒通路から排出された冷媒が流れる冷媒排出通路とを備え、
    前記冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向のベクトルと、前記冷却排出通路における冷媒の流れ方向のベクトルとは、0°以上90°よりも小さい角度をなし、
    前記組電池は、前記冷媒吸入通路における冷媒の流れ方向の長さが、前記複数の冷媒通路における冷媒の流れ方向の長さに対し長い形状を有し、
    前記複数の冷媒通路は、第1の冷媒通路および第2の冷媒通路を含み、
    前記冷媒吸入通路および前記冷媒排出通路は、前記冷媒吸入通路および前記冷媒排出通路に形成される冷媒流れの相対的に上流側で前記第1の冷媒通路に連通し、相対的に下流側で前記第2の冷媒通路に連通し、さらに、
    前記冷媒排出通路に配設され、前記第1の冷媒通路が連通する位置と前記第2の冷媒通路が連通する位置との間で前記冷媒排出通路の流路面積を減少させる絞り部材と、
    前記絞り部材を駆動させ、前記冷媒排出通路の流路面積を変化させる駆動部とを備える、電池冷却構造。
  5. 前記冷媒吸入通路を流れる冷媒の流速が相対的に大きい時、前記駆動部は、前記冷媒排出通路の流路面積が相対的に大きくなるように前記絞り部材を駆動させ、前記冷媒排出通路を流れる冷媒の流速が相対的に小さい時、前記駆動部は、前記冷媒排出通路の流路面積が相対的に小さくなるように前記絞り部材を駆動させる、請求項に記載の電池冷却構造。
  6. 前記駆動部は、前記冷媒吸入通路に回動自在に配置され、前記冷媒吸入通路に流れる冷媒の流速に応じて傾きを変化させるフラップと、前記フラップの回動運動を前記絞り部材に伝達し、前記絞り部材を駆動させる連結部材とを含む、請求項に記載の電池冷却構造。
  7. 前記絞り部材は、前記冷媒排出通路における冷媒の流れ方向において、前記冷媒排出通路の中心位置よりも上流側に配設されている、請求項4から6のいずれか1項に記載の電池冷却構造。
JP2006126577A 2006-04-28 2006-04-28 電池冷却構造 Expired - Fee Related JP4788466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006126577A JP4788466B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電池冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006126577A JP4788466B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電池冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007299638A JP2007299638A (ja) 2007-11-15
JP4788466B2 true JP4788466B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=38768960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006126577A Expired - Fee Related JP4788466B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電池冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4788466B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5428273B2 (ja) * 2008-10-08 2014-02-26 トヨタ自動車株式会社 電池温度調節装置
EP2405526B1 (en) * 2010-07-06 2013-07-03 Samsung SDI Co., Ltd. Air-cooled battery pack
JP5690108B2 (ja) * 2010-10-08 2015-03-25 日野自動車株式会社 電装収納箱の内部冷却構造
JP6146252B2 (ja) * 2013-10-15 2017-06-14 株式会社デンソー 電池パック
JP2018032545A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 トヨタ自動車株式会社 電池冷却装置
KR102155330B1 (ko) * 2016-11-29 2020-09-11 주식회사 엘지화학 공냉식 배터리 모듈
AT521296B1 (de) 2018-06-12 2020-02-15 Miba Ag Akkumulator

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3522563B2 (ja) * 1999-01-29 2004-04-26 日本碍子株式会社 電池用パッケージ
JP2003346759A (ja) * 2002-05-23 2003-12-05 Toyota Motor Corp 電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007299638A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4961876B2 (ja) 電池冷却構造
JP4788466B2 (ja) 電池冷却構造
JP5119936B2 (ja) 蓄電装置
JP4928057B2 (ja) 流体冷却式電池パックシステム
US11189868B2 (en) Battery module of cell edge direct cooling scheme, and battery pack comprising same
JP5198003B2 (ja) バッテリパック構造
JP5349968B2 (ja) 高い冷却効率を有するバッテリーモジュール
JP5122464B2 (ja) 車両用バッテリパックの冷却システム
JP2009054303A (ja) 電池パック
KR101586197B1 (ko) 신규한 냉각구조를 가진 전지팩
EP2642586B1 (en) Battery pack having improved cooling efficiency
EP2802035B1 (en) Battery pack having novel air cooling type structure
KR20180097898A (ko) 가이드 베인을 구비한 공냉식 배터리 모듈
JP2008103248A (ja) 2次電池の保持構造
JP2007280858A (ja) 2次電池の保持構造
JP2009277471A (ja) 電池ホルダ
JP2008159439A (ja) 蓄電モジュール
JP2006294336A (ja) 電池パック
JP5285489B2 (ja) 組電池装置
JP2007179944A (ja) 蓄電装置の冷却構造
JP5742664B2 (ja) 組電池及び車両
JP2006286519A (ja) 電池パック
JP2010198971A (ja) バッテリパック
US20220255185A1 (en) Battery pack
JP2007299637A (ja) 電池冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees