JP2006286519A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池パックの低背化を図った場合においても、電池モジュールの全体を均一に冷却することが可能な冷媒流路を備える電池パックを提供する。
【解決手段】 この電池パックにおいては、内部吸気ダクト8は、電池セルの積層方向であるX方向に延びるダクト8dを有し、その下端部分の下部冷媒流路との連通箇所に、電池モジュールの側部に沿う複数のスリット8bが設けられている。このスリット8bの開口幅(W)は、電池セルの積層方向であるX方向において、冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられるとともに、X方向に対して略直交するY方向に所定の開口深さ(d)を有するように設けられている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電気自動車等に搭載される電池パックに関する。
近年、電動機を駆動源として用いる電気自動車や、駆動源としての電動機とその他の駆動源とを組み合わせた、いわゆるハイブリッド電気自動車が実用化されてきている。このような車両においては、電動機にエネルギーである電気を供給するための電池が搭載される。この電池としては、たとえば、繰り返し充放電が可能なニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素電池、リチウムイオン電池などに代表される二次電池が用いられる。
二次電池は、電池セルを積層した電池モジュールとしての電池モジュールにより構成されており、この電池モジュールがケース体の内部に収容された状態で自動車に搭載される。このケース体と、ケース体の内部に収容された電池モジュールおよびその他の内部構成部品とを含めたものを電池パックと称する。
各電池セルまたは電池モジュールは、内部での電気化学反応によって発熱し、その温度が上昇する。電池セルまたは電池モジュールは、高温になると発電効率が低下するため、たとえばケース体内部にケース体外部から冷却風等の冷媒を導入して電池モジュールを冷却することが行なわれる。
この冷却風を用いた電池パックの冷却構造としては、種々の構造のものが提案されており、たとえば、下記特許文献1においては、電池モジュールの長手方向において均一に冷媒が供給されるようにするため、電池モジュールをその長手方向において傾斜させた状態でケース体内部に収容し、電池セルへの冷媒供給路の断面積を上流側から下流側に向かって小さくなるようにしている。また、電池パックへの吸気ファンおよび排気ファンの配設においては、電池パック内の冷媒の流れに抵抗を与えないようにするため、冷媒の流れに沿って電池モジュールの長手方向を挟む両端面側に、吸気ファンおよび排気ファンが一体配置されている。
しかしながら、車両に上記構造の電池パックを搭載する場合には、搭載領域の関係から、電池パックの小型化(低背化)が要求される方向にあり、電池モジュールの長手方向を挟む両端面側に、吸気ファンおよび排気ファンを一体配置することができない場合が考えられる。また、電池パックを搭載する場合に、配置効率を考慮すると、吸気ファンおよび排気ファン、または、吸気ファンおよび排気ファンに連通する内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトは、電池モジュールの長手方向を挟む両端面側のいずれか一方側に配設することが好ましい。さらに、電池パックの低背化を図るためには、電池モジュールの上部空間および下部空間により規定されていた冷媒通路を電池モジュールの側面に配置することで、電池パックの低背化を実現させている。
しかし、このように、冷媒通路を変更するとともに、内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトを、電池モジュールの長手方向を挟む両端面側のいずれか一方側に配設した場合には、電池パック内の冷媒供給路において、冷媒流れに乱れが生じる結果、風速にばらつきが生じ、電池モジュールの全体を均一に冷却できないおそれがある。その結果、電池モジュールに著しい温度むらが生じ、電池パック性能の信頼性が大幅に低下する原因ともなる。
特開平7−320794号公報
本願発明の課題は、電池パックの低背化を図った場合に、電池パック内の冷媒供給路において、冷媒流れに乱れが生じる結果、風速にばらつきが生じ、電池モジュールの全体を均一に冷却できない点にある。したがって、本発明の目的は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、電池パックの低背化を図った場合においても、電池モジュールの全体を均一に冷却することが可能な冷媒流路を備える電池パックを提供することにある。
本発明に基づいた電池パックにおいては、複数の電池セルが積層された電池モジュールを電池ケース内に収容し、上記電池ケース内には、上記電池モジュールの温度を調節するたの冷媒を通過させるための流路が設けられる電池パックであって、上記電池セルの間に冷媒を通過させるため、上記電池モジュールの上部空間および下部空間のそれぞれによって規定される、上部冷媒流路および下部冷媒流路と、上記電池モジュールの上記電池セルの積層方向の一方の側部に沿って設けられ、上記上部冷媒流路および上記下部冷媒流路のいずれか一方と連通し、冷媒を上記電池モジュールに送り込むための内部吸気ダクトと、上記電池モジュールの上記電池セルの積層方向の他方の側部に沿って設けられ、上記上部冷媒流路および上記下部冷媒流路のいずれか他方と連通し、上記電池モジュールに送り込まれた冷媒を外部に排出するための内部排気ダクトとを備え、上記内部吸気ダクトおよび上記内部排気ダクトの少なくともいずれか一方のダクト内には、上記電池モジュールに送り込まれる冷媒の流れを、上記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に向けて整流するための冷媒整流手段が設けられている。
上記本発明に基づく電池パックによれば、電池モジュールの側部に内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトを設けることで、電池モジュールの上下に位置する上部冷媒流路および下部冷媒流路の容量を小さくできることから、上部冷媒流路および下部冷媒流路の薄型化が図られ、電池パックの低背化の実現を可能としている。さらに、上記内部吸気ダクトおよび上記内部排気ダクトの少なくともいずれか一方のダクト内に、上記電池モジュールに送り込まれる冷媒の流れを、上記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に向けて整流するための冷媒整流手段を設けることで、冷媒の流れを変更させるときに生じる冷媒流れの乱れ(渦流の発生、冷媒流れの偏在等)が解消され、風速を安定させることが可能となる。その結果、電池モジュール全体に対して均一に冷媒を供給することができ、電池モジュール全体を均一に冷却することが可能となる。これにより、車載性および信頼性に優れた電池パックとすることが可能となる。
以下、本発明に基づいた各実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における電池パックの車両への搭載状態を示す部分斜視図であり、図2は、本実施の形態における電池パックの概略斜視図であり、図3は、図2に示す電池パックの図2中におけるIII−III線に沿った模式断面図である。なお、本実施の形態における電池パック1Aは、電池モジュールの内部を冷却風が下方から上方に向かって通過する、いわゆるアップフロー型の冷却構造を有している。なお、各図中において白抜きで示す矢印は、冷媒である冷却風の流れを示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における電池パック1Aは、車両の後部座席500の後部側に搭載されている。電池パック1A内に導入される冷媒としては、車両室内の空気が冷却風として用いられ、車両室内の冷却風を電池パック1Aに導くための外部吸気ダクト80と、電池パック1Aに導入された冷却風を外部に排気するための外部排気ダクト90とが、電池パック1Aの同一の側面側に連結されている。
図2および図3に示すように、本実施の形態における電池パック1Aは、アッパーケース3およびロワーケース4からなるケース体2と、ケース体2の内部に配置された電池モジュール10、内部吸気ダクト8、内部排気ダクト9および機器ボックス30とを主に備える。
ケース体2は、アッパーケース3とロワーケース4とを組み合わせ、端部においてこれらアッパーケース3とロワーケース4とをボルト33によって締結することにより、内部に空間を有する箱状体として形成される。ケース体2の内部の空間は、電池モジュール10の設置スペースである冷却室(チャンバ)を含んでいる。
電池モジュール10は(図5参照)、複数の電池セル11を積層することによって構成されている。電池セル11としては、たとえばニッケル−カドミウム電池や、ニッケル−水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池を用いることができる。電池セル11はいわゆる角型平板状の外形を有している。
個々の電池セル11の側面には突出部11aが設けられており、この突出部11aは、積層後において電池モジュール10の側面に延在する突条部を構成する。電池モジュール10の積層方向における両端には、電池モジュール10の積層状態を維持するためのエンドプレート15が配置されており(図5参照)、これら一対のエンドプレート15は、上述の電池モジュール10の側面に形成された突条部に係合するブラケット26および拘束ベルト16(図3参照)によって連結されている。
図3に示すように、個々の電池セル11の主表面には凸部(図示省略)が設けられており、この凸部によって積層された電池セル11の間に冷媒である冷却風を流通させるための通風路の一部が形成される。なお、本実施の形態においては、電池モジュール10は、ロワーケース4の底面に対して所定の角度をもって傾斜(Y方向に向かって傾斜)して配置される。これは、内部吸気ダクト8から吐出される冷却風が、電池セル11の下面側において、均一に流れるようにするためである。
ケース体2の内部空間は、ケース体2の内部に配置された電池モジュール10によって区画されている。電池モジュール10の上面とアッパーケース3との間には、上部空間が形成され、この上部空間により上部冷媒流路5が規定されている。また、電池モジュール10の下面とロワーケース4との間には、下部空間が形成され、この下部区間により下部冷媒流路6が規定されている。電池モジュール10の両側の側面のそれぞれと、アッパーケース3およびロワーケース4の両側の側面のそれぞれとの間には、左右一対の側部空間である右側部空間7aおよび左側部空間7bが形成されている。ここで、上述の上部冷媒流路5および下部冷媒流路6と電池モジュール10が設置されるスペースとを含めたものが、冷媒流路に相当する。
上部冷媒流路5と右側部空間7aおよび左側部空間7bとの間には、ガスケット23が介装されており、これら空間の間の気密性が確保されている。また、下部冷媒流路6と右側部空間7aおよび左側部空間7bとの間にもガスケット23が介装されており、これら空間の間の気密性が確保されている。このガスケット23としては、たとえば独立発泡のEPDMゴムからなるクッションシール等が用いられる。なお、上部冷媒流路5および下部冷媒流路6は、上述の電池モジュール10の内部に形成された通風路を介して連通している。
電池モジュール10の側方に位置する右側部空間7aおよび左側部空間7bには、それぞれ内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9が設置されている。図1に示すように、内部吸気ダクト8は、ケース体2の前面に設けられた吸気口8aに連通している。また、内部排気ダクト9は、ケース体2の前面に設けられた排気口9aに連通している。内部吸気ダクト8は下部冷媒流路6に連通しており、内部排気ダクト9は上部冷媒流路5に連通している。ここで、吸気ダクト8は、冷媒導入口である吸気口8aと冷却室の一部である下部空間6とを連通する連通部に相当する。
図4は、図1に示した電池パック1Aを含む電池システムを用いた自動車100のブロック図である。本実施の形態における電池パック1Aを含む電池システムを適用した自動車100は、制御部101と、本実施の形態における電池パック1Aを含む電池部102と、駆動部103とを備える。制御部101は、電池パック1Aの内部に配置された機器ボックス30内に設置されており(図2参照)、電池部102および駆動部103を制御する。駆動部103は、電池部102から供給される電流によって駆動するモータなどの電動機以外に、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を含んでいてもよい。すなわち、自動車100には、電池部102から供給される電流によって駆動するモータなどの電動機のみを駆動源とする電気自動車のみでなく、駆動源としてガソリンエンジンなどの電動機以外の駆動手段を備えた、いわゆるハイブリッドカーも含まれる。
次に、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9の詳細構造について、図5および図6を参照して説明する。なお、図5は、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9と電池モジュール10との位置関係を示す分解斜視図であり、図6は、図5中のVで囲まれた領域の部分拡大断面斜視図である。
まず、内部吸気ダクト8は、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト8dを有し、その下端部分の下部冷媒流路6との連通箇所に、電池モジュール10の側部に沿う複数のスリット8bが設けられている。このスリット8bは、内部吸気ダクト8の本体部から、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられている。
スリット8bの開口幅(W)は、図5に示すように、電池セル11の積層方向であるX方向において、冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられるとともに、X方向に対して略直交するY方向に所定の開口深さ(d)を有するように設けられている。本実施の形態におけるスリット8bの最大開口幅(Wmax)は、約12mm程度、最小開口幅(Wmin)は、約3mm程度、開口深さ(d)は、約5mm程度である。また、スリット8bの開口形状としては、図5および図6に示すような、X方向に1列の形態に限られず、図7に示すように、X方向に上下2列の形態の採用も可能である。
次に、図5および図8を参照して、内部排気ダクト9の構造について説明する。なお、図8は、内部排気ダクト9の電池セル11側から見た全体斜視図である。内部排気ダクト9においても、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト9dを有し、その上端部分の上部冷媒流路5との連通箇所に、電池モジュール10の側部に沿う複数のスリット9bが設けられている。このスリット9bも上記スリット8bと同様に、内部排気ダクト9の本体部から、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられている。
スリット9bの開口幅(W)は、図8に示すように、電池セル11の積層方向であるX方向において、冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられており、X方向に対して略直交するY方向に所定の開口深さ(d)を有するように設けられている。スリット9bの最大開口幅(Wmax)、最小開口幅(Wmin)および開口深さ(d)は、スリット8bと同様である。
以上、本実施の形態に基づく電池パック1Aによれば、電池モジュール10の側部に内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9を設けることで、電池モジュール10の上下に位置する上部冷媒流路5および下部冷媒流路6の容量を小さくできることから、上部冷媒流路5および下部冷媒流路6の薄型化が図られ、電池パック5の低背化の実現を可能としている。
さらに、内部吸気ダクト8に吸気された冷却風を、電池モジュール10側に向けて吐出させる際に、内部吸気ダクト8において、電池セル11の積層方向であるX方向に沿って流れる冷却風の流れを、電池セル11の積層方向に対して略直交するY方向に変更する必要があるが、本実施の形態における内部吸気ダクト8には、Y方向に所定の開口深さ(d)を有するスリット8bを設けることで、電池セル11のX方向に沿って内部吸気ダクト8に吸気される冷却風流れを、Y方向に向けて整流させて風速の均一化を図り、上流側における渦流の発生を回避することが可能となる。また、スリット8bの開口幅(W)を冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けることで、電池モジュール10側に向けて吐出される冷却風量の均一化を図ることも可能としている。また、内部排気ダクト9においても、内部吸気ダクト8と同様の考えから、スリット9bを設けることで、電池セル11の積層方向に沿って内部吸気ダクト8から導入される冷媒流れを、電池セル11の積層方向に対して略直交する方向に向けて整流して、電池モジュール10から冷媒を吸い出し、スムーズに冷却風を外部に排出することを可能としている。
このように、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9に、スリット8b,9bから構成される冷媒整流手段を設けることで、Y方向に向かう風速の均一化を図り、冷却風の流れを変更させるときに生じる冷却風流れの乱れ(渦流の発生、冷媒流れの偏在等)の発生を防止することができる。その結果、内部吸気ダクト8から電池モジュール11全体に対して均一に冷却風を供給することができるとともに、内部排気ダクト9からスムーズに冷却風を外部に排出することができため、電池モジュール11全体を均一に冷却することが可能となる。これにより、車載性および信頼性に優れた電池パック1Aとすることが可能となる。
なお、上記実施の形態において、スリット8bおよびスリット9bは、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられているが、電池パック1Aの幅をさらに縮小させる必要がある場合には、図9に示すように、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9の内部にスリット8bおよびスリット9bを設けるような構成の採用も可能である。
(実施の形態2)
次に、図10を参照して、実施の形態2における電池パック1Bの構造について説明する。なお、上述の実施の形態1における電池パック1Aとの相違点は、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9に設けられる冷媒整流手段の構成にある。したがって、ここでは、この冷媒整流手段の構成についてのみ詳細に説明する。また、上述の実施の形態1における電池パック1Aと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さないこととする。なお、図10は、本実施の形態における電池パック1Bに採用される内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9と電池モジュール10との位置関係を示す分解斜視図である。
本実施の形態における内部吸気ダクト8は、図10に示すように、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト8dにおいて、その幅Lが冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられている(L1>L2)。その結果、内部吸気ダクト8の、冷却風流れの上流側の流路断面積(C1)よりも下流側の流路断面積(C2)の方が小さくなる。ダクト8dの下端部分の下部冷媒流路6との連通箇所は、X方向に延びる1つの開口部8eが形成され、この開口部8eは、内部吸気ダクト8の本体部から、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられている。
次に、内部排気ダクト9の構造について説明する。内部排気ダクト9においても、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト9dにおいて、その幅Lが冷媒流れの上流側よりも下流側の方が広くなるように設けられている(L4>L3)。その結果、内部排気ダクト9の、冷却風流れの上流側の流路断面積(C3)よりも下流側の流路断面積(C4)の方が大きくなる。ダクト9dの上端部分の上部冷媒流路5との連通箇所は、X方向に延びる1つの開口部9eが形成され、この開口部9eは、内部吸気ダクト9の本体部から、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられている。
以上、本実施の形態に基づく電池パック1Bによれば、上記実施の形態1の場合と同様に、上部冷媒流路5および下部冷媒流路6の薄型化が図られ、電池パック5の低背化の実現を可能としている。さらに、内部吸気ダクト8において、冷却風流れの上流側の流路断面積(C1)よりも下流側の流路断面積(C2)の方が小さくなるように設けることで、電池モジュール10側に向けて吐出させる冷却風の風速の均一化を図ることが可能となる。また、内部排気ダクト9においても、内部吸気ダクト8と同様の考えから、冷却風流れの上流側の流路断面積(C3)よりも下流側の流路断面積(C4)の方が大きくなるように設けることで、電池セル11の積層方向に沿って内部吸気ダクト8から導入される冷媒流れを、電池セル11の積層方向に対して略直交する方向に向けて整流して、電池モジュール10から冷媒を吸い出し、スムーズに冷却風を外部に排出することを可能としている。
このように、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9に上流側と下流側との流路断面積を異ならせて構成される冷媒整流手段を設けることで、冷却風の流れを変更させるときに生じる冷却風流れの乱れが解消される。その結果、内部吸気ダクト8から電池モジュール11全体に対して均一に冷却風を供給することができるとともに、内部排気ダクト9からスムーズに冷却風を外部に排出することができため、電池モジュール11全体を均一に冷却することが可能となる。これにより、車載性および信頼性に優れた電池パック1Aとすることが可能となる。
なお、上記実施の形態において、開口部8eおよび開口部9eは、電池モジュール10側に向かって突出するように設けられているが、電池パック1Aの幅をさらに縮小させる必要がある場合には、開口部8eおよび開口部9eの位置を、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9の壁面と同一面とすることも可能である(以下の実施の形態3においても同様である)。
(実施の形態3)
次に、図11を参照して、実施の形態3における電池パック1Cの構造について説明する。なお、上述の実施の形態1および2における電池パック1Aおよび1Bとの相違点は、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9に設けられる冷媒整流手段の構成にある。したがって、ここでは、この冷媒整流手段の構成についてのみ詳細に説明する。また、上述の実施の形態1および2における電池パック1Aおよび1Bと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さないこととする。なお、図11は、本実施の形態における電池パック1Bに採用される内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9と電池モジュール10との位置関係を示す分解斜視図である。
本実施の形態における内部吸気ダクト8は、図10に示すように、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト8dの内部に、開口部8eに到達する冷却風の風量を均一にするための整流羽根8f,8g,8hが設けられている。整流羽根8fは、内部吸気ダクト8内に導入される冷却風を開口部8eの上流側に案内し、整流羽根8gは、内部吸気ダクト8内に導入される冷却風を開口部8eの中間領域に案内し、整流羽根8hは、内部吸気ダクト8内に導入される冷却風を開口部8eの下流側に案内している。整流羽根の設ける位置・数量等は適宜選択されるものであり、図示する位置・数量に限定されるものではない。
次に、内部排気ダクト9の構造について説明する。内部排気ダクト9においても、電池セル11の積層方向(図中X方向)に延びるダクト9dの内部に、整流羽根9f,9g,9hが設けられ、スムーズに冷却風を外部に排出することを可能としている。
以上、本実施の形態に基づく電池パック1Cによれば、上記実施の形態1および2の場合と同様に、上部冷媒流路5および下部冷媒流路6の薄型化が図られ、電池パック5の低背化の実現を可能としている。さらに、内部吸気ダクト8において、ダクト8d内に整流羽根8f,8g,8hを設けることで、電池モジュール10側に向けて吐出させる冷却風の風速の均一化を図ることが可能となる。
このように、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9に整流羽根8f,8g,8h、9f,9g,9hから構成される冷媒整流手段を設けることで、冷却風の流れを変更させるときに生じる冷却風流れの乱れが解消される。その結果、内部吸気ダクト8から電池モジュール11全体に対して均一に冷却風を供給することができ、電池モジュール11全体を均一に冷却することが可能となる。また、電池セル11の積層方向に沿って内部吸気ダクト8から導入される冷媒流れを、電池セル11の積層方向に対して略直交する方向に向けて整流して、電池モジュール10から冷媒を吸い出し、スムーズに冷却風を外部に排出することを可能としている。これにより、車載性および信頼性に優れた電池パック1Aとすることが可能となる。
なお、上記各実施の形態において示した電池パック1A〜1Cの冷媒整流手段を適宜選択的に組み合わせて用いることによっても、内部吸気ダクト8から電池モジュール11全体に対してさらに均一に冷却風を供給することができ、電池モジュール11全体をより好ましい状態で均一に冷却することが可能となる。また、内部吸気ダクト8および内部排気ダクト9のいずれにも冷媒整流手段を設ける場合について説明しているが、いずれか一方のダクトにのみ上記整流手段を設けることによっても、冷却風の均一な導入および排出を実現させることが可能である。
また、上記各実施の形態において示した電池パック1A〜1Cにあっては、冷媒として車両室内の空気を利用した場合を例示して説明を行なったが、他の冷媒を利用することも当然に可能である。また、冷媒は必ずしも気体に限られるものではなく、場合によっては液体を利用することも可能である。
また、アップフロー型の冷却構造において、電池モジュール10が、ロワーケース4の底面に対して所定の角度をもって傾斜して配置される構成を示しているが、この構造に限定されるものでなく、ダウンフロー型の冷却構造、電池モジュール10をロワーケース4の底面に対して並行に配置する構造に対して、本発明の構造を適用することも可能である。
したがって、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
この発明に基づいた実施の形態1における電池パックの車両への搭載状態を示す部分斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態1における電池パックの概略斜視図である。 図2中におけるIII−III線に沿った模式断面図である。 この発明に基づいた実施の形態1における電池パックを含む電池システムを用いた自動車のブロック図である。 この発明に基づいた実施の形態1における電池パックの内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトと電池モジュールとの位置関係を示す分解斜視図である。 図5中のVIで囲まれた領域の部分拡大断面斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態1における電池パックの内部吸気ダクトに採用されるスリットの他の形態を示す部分拡大図である。 この発明に基づいた実施の形態1における電池パックの内部排気ダクトの電池セル側から見た全体斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態1における他の電池パックの内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトと電池モジュールとの位置関係を示す分解斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態2における電池パックの内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトと電池モジュールとの位置関係を示す分解斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態3における電池パックの内部吸気ダクトおよび内部排気ダクトと電池モジュールとの位置関係を示す分解斜視図である。
符号の説明
1A,1B,1C 電池パック、2 ケース体、3 アッパーケース、4 ロワーケース、5 上部冷媒流路、6 下部冷媒流路、7a 右側部空間、7b 左側部空間、8 内部吸気ダクト、8a 吸気口、8b,9b スリット、8d,9d ダクト、8e 開口部、8f,8g,8h,9f,9g,9h 整流羽根、9 内部排気ダクト、9a 排気口、9e 開口部、10 電池モジュール、11 電池セル、11a 突出部、15 エンドプレート、16 拘束ベルト、23 ガスケット、26 ブラケット、30 機器ボックス、33 ボルト、80 外部吸気ダクト、90 外部排気ダクト、100 自動車、101 制御部、102 電池部、103 駆動部、500 後部座席。

Claims (10)

  1. 複数の電池セルが積層された電池モジュールを電池ケース内に収容し、前記電池ケース内には、前記電池モジュールの温度を調節するたの冷媒を通過させるための流路が設けられる電池パックであって、
    前記電池セルの間に冷媒を通過させるため、前記電池モジュールの上部空間および下部空間のそれぞれによって規定される、上部冷媒流路および下部冷媒流路と、
    前記電池モジュールの前記電池セルの積層方向の一方の側部に沿って設けられ、前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか一方と連通し、冷媒を前記電池モジュールに送り込むための内部吸気ダクトと、
    前記電池モジュールの前記電池セルの積層方向の他方の側部に沿って設けられ、前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか他方と連通し、前記電池モジュールに送り込まれた冷媒を外部に排出するための内部排気ダクトと、を備え、
    前記内部吸気ダクトおよび前記内部排気ダクトの少なくともいずれか一方のダクト内には、前記電池モジュールに送り込まれる冷媒の流れを、前記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に向けて整流するための冷媒整流手段が設けられる、電池パック
  2. 前記内部吸気ダクトに、前記冷媒整流手段が設けられ、この冷媒整流手段は、前記電池セルの積層方向に沿って前記内部吸気ダクトに吸気される冷媒流れを、前記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に向けて整流して、前記電池モジュールに向けて冷媒を送り出す、請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記冷媒整流手段として、前記内部吸気ダクトの前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか一方との連通箇所に、前記電池モジュールの側部に沿って複数のスリットが配列され、
    前記スリットは、その開口幅が、冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられるとともに、前記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に所定の開口深さを有する、請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記冷媒整流手段として、前記内部吸気ダクトの、冷媒流れの上流側の流路断面積よりも下流側の流路断面積の方が小さくなるように設けられる、請求項2に記載の電池パック。
  5. 前記冷媒整流手段として、前記内部吸気ダクト内に、冷媒流れの上流側から下流側にかけて、前記内部吸気ダクトの前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか一方との連通箇所に整流羽根が設けられる、請求項2に記載の電池パック。
  6. 前記内部排気ダクトに、前記冷媒整流手段が設けられ、この冷媒整流手段は、前記電池セルの積層方向に沿って前記内部吸気ダクトから導入される冷媒流れを、前記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に向けて整流して、前記電池モジュールから冷媒を吸い出す、請求項1に記載の電池パック。
  7. 前記冷媒整流手段として、前記内部排気ダクトの前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか一方との連通箇所に、前記電池モジュールの側部に沿って複数のスリットが配列され、
    前記スリットは、その開口幅が、冷媒流れの上流側よりも下流側の方が狭くなるように設けられるとともに、前記電池セルの積層方向に対して略直交する方向に所定の開口深さを有する、請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記冷媒整流手段として、前記内部排気ダクトの、冷媒流れの上流側の流路断面積よりも下流側の流路断面積の方が大きくなるように設けられる、請求項6に記載の電池パック。
  9. 前記冷媒整流手段として、前記内部吸気ダクト内に、冷媒流れの上流側から下流側にかけて、前記内部吸気ダクトの前記上部冷媒流路および前記下部冷媒流路のいずれか一方との連通箇所に整流羽根が設けられる、請求項6に記載の電池パック。
  10. 前記内部吸気ダクトの冷媒取入口と、前記内部排気ダクトの冷媒排出口とが、同一の側面に設けられる、請求項1から4のいずれかに記載の電池パック。
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