JP2018032545A - 電池冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池ユニットを通過する冷却風の風量のむらを小さくする。【解決手段】電池モジュール12が積層して電池ユニット14が形成される。電池ユニット14を高さ方向において挟むように上流側カバー18と下流側カバー20が配置される。上流側カバー18と下流側カバー20は、それぞれ電池ユニット14との間に上流側チャンバ22、下流側チャンバ24を画定する。送気ダクト28から上流側チャンバ22に送り込まれた冷却風は、隣接する電池モジュール12の隙間を通過して下流側チャンバ24に流れる。上流側カバー18の、積層方向の中央部には、積層方向に交差する方向に延びる渦抑制畝36が設けられている。渦抑制畝36が、上流側チャンバ22内に偏って流れ込む冷却風による渦の発生を抑え、渦により生じる風量むらを小さくする。【選択図】図3
Description
本発明は、電池を冷却風により冷却する電池冷却装置に関する。
電池は充放電を行う際に発熱を伴う。発熱量が多い場合、電池を冷却する必要がある。下記特許文献1の図11には、電池モジュール(バッテリセル24s)が積層された電池ユニット(バッテリ24)を冷却する装置が開示されている。冷却風が、冷却ファン(82)から導風路(冷却ダクト81)を介して上流側チャンバ(吸気通路32)に送られ、更にバッテリセル24s間の隙間を通って下流側チャンバ(排気通路33)に達する。なお、上記の( )内の部材名称および符号は、下記特許文献1で用いられているものであり、本願の実施形態で用いられる部材名称および符号と関連しない。
冷却風が偏って上流側チャンバに供給されると、上流側チャンバ内に渦が生じて電池ユニットを通過する冷却風の流れにむらが生じ、各電池モジュールを均一に冷却できない場合がある。
本発明は、冷却風の偏りより生じる渦を抑制することを目的とする。
本発明に係る電池冷却装置は、複数の電池モジュールが積層された電池ユニットを、電池モジュール間の隙間に冷却風を通すことにより冷却する。電池ユニットを挟むように上流側カバーと下流側カバーが配置される。上流側カバーは電池ユニットとの間に上流側チャンバを画定し、下流側カバーは電池ユニットとの間に下流側チャンバを画定する。上流側チャンバと下流側チャンバは、電池ユニットを挟んで互いに対向し、冷却風は、上流側チャンバから電池モジュール間の隙間を通って下流側チャンバに流れる。上流側チャンバの、電池モジュールの積層方向における一方の端面から、導風路を介して上流側チャンバに冷却風が偏りを持って送り込まれる。上流側カバーの電池ユニットに対向する面の、電池モジュールの積層方向において中央部には、上流側チャンバ側に隆起し、電池モジュールの積層方向に交差する方向に延びる渦抑制畝が設けられている。
上流側カバーに設けられた渦抑制畝によって上流側チャンバ内の空気の流れが妨げられ、渦を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1〜4は、電池パック10の概略構成を示す模式図であり、図1が斜視図、図2が平面図、図3が正面図、図4が側面図である。電池パック10は、図示する電池パック10と面対称のもう一つの電池パックと組み合わせて使用することができる。もう一つの電池パックは、図1では右奥に、図2,3においては左側に配置される。
電池パック10は、電池モジュール12を積層した電池ユニット14を含む。以下、電池モジュール12を積層した方向を「積層方向」、図1において縦方向を「高さ方向」、積層方向と高さ方向に直交する方向を「幅方向」と記す。電池モジュール12は、長方形の板形状であり、板の厚さ方向に積層されて、電池ユニット14が直方体に形成されている。電池モジュール12は、隣接する電池モジュール12の間に隙間を形成して積層される。全ての電池モジュール12について、隣接する両側の電池モジュール12との間に隙間が設けられてよい。また、隣接する電池モジュール12のうち一方とは隙間が設けられ、他方とは隙間なく配置されてもよい。この電池パック10においては、20個の電池モジュール12が積層されている。
電池モジュール12は、複数の単電池16を収容している(図4参照)。この電池パック10においては、電池モジュール12は、6個の単電池16を同一平面内に一列に並べた状態で収容している。隣接する電池モジュール12の間には隙間が設けられ、後述するように、この隙間を冷却風が流れて電池ユニット14が冷却される。
電池ユニット14を高さ方向に挟むように上流側カバー18と下流側カバー20が配置される。上流側カバー18は、電池ユニット14の下面を覆い、電池ユニット14との間に上流側チャンバ22を画定する。下流側カバー20は、電池ユニット14の上面を覆い、電池ユニット14と間に下流側チャンバ24を画定する。上流側チャンバ22の積層方向の一方の端面26には送気ダクト28が接続され、下流側チャンバ24の積層方向の一方の端面には排気ダクト30が接続されている。送気ダクト28は送風機32に接続される。送風機32は、遠心ファンとすることができる。送風機32は、幅方向において、電池ユニット14に対してオフセット位置に配置されている。送風機32は、送気ダクト28を介して上流側チャンバ22に冷却風を送る。送気ダクト28は、上流側チャンバ22に送風機32からの冷却風を送り込む導風路として機能する。冷却風は、さらに上流側チャンバ22から電池モジュール12間の隙間を通って下流側チャンバ24に抜ける。このとき、通過する冷却風により、電池ユニット14が冷却される。冷却風は、下流側チャンバ24から排気ダクト30に流れ、排出される。このように、送風機32、送気ダクト28、上流側カバー18、下流側カバー20および排気ダクト30が、電池パック10を冷却する電池冷却装置34の少なくとも一部を構成する。
図5は、送気ダクト28および上流側チャンバ22内の冷却風の流れの例を示す図である。図中の矢印は、後述する渦抑制畝36を設けていないときの冷却風の流れを示している。送風機32は、電池ユニット14の側方に配置され、ここから冷却風が、送気ダクト28により上流側チャンバ22の端面26から上流側チャンバ22内に送り込まれる。送風機32が電池ユニット14の側方に配置されているために、端面26における冷却風は、図5の上側に偏って流れる。つまり、端面26を通過する冷却風の量が、端面26の高さ方向に延びる中心線C(図4参照)に対して非対称に分布する。また、冷却風は側方から送り込まれるために、端面26を通過する冷却風は、端面26に対して垂直でなく斜めに流れる。このため、冷却風の幅方向の速度成分も、非対称となる。この結果、上流側チャンバ22に流入した冷却風は、まず上側に偏り、上辺に沿って流れ、その後下辺に向かい、更に下辺に沿って流れる。このようにして、上流側チャンバ22内には図5に示すように渦が形成される。冷却風が非対称に送り込まれる他の態様としては、例えば、端面26に設けられた冷却風が通過する開口が非対称に配置された態様が挙げられる。
渦が発生すると、その中心部は気圧が下がり、低圧領域38が形成される。低圧領域38では下流側チャンバ24内との圧力差が小さくなり、このため低圧領域38の上方の領域40では、電池モジュール12間を流れる冷却風の風量が低下する。この領域40を低風量領域40と記す。低風量領域40では冷却が十分に行われず、低風量領域40内の単電池16の温度が、他の単電池16に比べて上昇する可能性がある。
渦の発生を抑制するために、または渦を弱くするために、上流側カバー18の、電池ユニット14に対向する面(以下、底面と記す。)に渦抑制畝36が設けられている。渦抑制畝36は、上流側カバー18の底面から上流側チャンバ22側に隆起し、積層方向、または電池ユニット14の長手方向における中央部に積層方向に対して交差する方向に延びている。渦抑制畝36は、上流側カバー18の幅方向寸法の三分の2以上とすることができる。上流側カバー18の幅方向全体にわたって延びてもよい。渦抑制畝36によって、渦を形成する流れの一部が妨げられ、渦が弱められる。渦が弱められることで、低圧領域38が縮小または解消する。これにより、低風量領域40も縮小、解消され、電池ユニット14内を通る冷却風の風量のむらが少なくなり、一部の単電池の過熱を抑えることができる。
10 電池パック、12 電池モジュール、14 電池ユニット、16 単電池、18 上流側カバー、20 下流側カバー、22 上流側チャンバ、24 下流側チャンバ、26 端面、28 送気ダクト(導風路)、30 排気ダクト、32 送風機、34 電池冷却装置、36 渦抑制畝、38 低圧領域、40 低風量領域。
Claims (1)
- 複数の電池モジュールが積層された電池ユニットと、
電池モジュールの積層方向に対して交差する方向において電池ユニットを挟むように配置された上流側カバーおよび下流側カバーであって、上流側カバーは電池ユニットとの間に上流側チャンバを画定し、下流側カバーは電池ユニットとの間に下流側チャンバを画定し、上流側チャンバと下流側チャンバは、電池ユニットを挟んで互いに対向し、冷却風が上流側チャンバから電池モジュール間の隙間を通って下流側チャンバに流れる、上流側カバーおよび下流側カバーと、
上流側チャンバの、電池モジュールの積層方向における一方の端面から、上流側チャンバに冷却風を偏りを持って送り込む導風路と、
を有し、
上流側カバーの電池ユニットに対向する面の、電池モジュールの積層方向において中央部に、上流側チャンバ側に隆起し、電池モジュールの積層方向に交差する方向に延びる渦抑制畝が設けられている、
電池冷却装置。
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