JP4787587B2 - 陰唇間パッド - Google Patents
陰唇間パッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP4787587B2 JP4787587B2 JP2005289198A JP2005289198A JP4787587B2 JP 4787587 B2 JP4787587 B2 JP 4787587B2 JP 2005289198 A JP2005289198 A JP 2005289198A JP 2005289198 A JP2005289198 A JP 2005289198A JP 4787587 B2 JP4787587 B2 JP 4787587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interlabial pad
- labia
- determination means
- predetermined shape
- wearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
図1は本実施形態に係る陰唇間パッドを示す斜視図であり、図2は図1に示した陰唇間パッド1をA−A’で切断した時の断面図であり、図3は装着時のΩ状態の陰唇間パッドを示す断面図である。
次に判定方法について説明する。図4及び図5は陰唇と陰唇間パッドとの位置関係を示す図であり、図6から図9は陰唇間パッドが陰唇内に正しく装着された状態を示す図であり、図10から図17は陰唇間パッドが陰唇内で誤って装着された状態を示す図である。
陰唇間パッド1は、装着する時の陰唇への挟み込み時点において、図6に示すように中心線Xを折軸として二つ折りされるが、「陰唇間パッドを正しく装着できた状態」とは、装着状態において図4で示すように陰唇間パッド1が左右の陰唇内壁6に挟まれ、かつ、中心線Xと前庭床5とが当接するように、中心線Xと陰裂(図示しない中心線X’)とが重なるように配置された状態をいう。そして、このように配置された陰唇間パッドは、図7に示すように、陰唇外領域Yとなる部分が陰唇の先端を基点として折り畳まれることとなる。
次に、位置が正しく装着されていない状態について説明する。図10に示すように、装着時の陰唇への挟み込みの時点において陰唇間パッド1の中心線Xと前庭床5との間に隙間が生じるような浅い位置に陰唇間パッド1が配置された場合、装着状態は図11に示すように、本体部2の前方に位置するポイント14a―ポイント15a間は深い位置まで折り込まれない。このため、図12に示すように、ポイント14a−15a間の距離は縮まるこがとなく、判定手段3の部材14と部材15とは離間したままで、領域Wも存在している。このように、判定手段3の二つの部材が離れたままで真円が形成されないのを見て、着用者は陰唇間パッド1の装着位置が浅かったことを認識することとなる。
図16に示すように、陰唇間パッド1が装着時の陰唇への挟み込みの時点において前庭床5を通る中心線X’に対して斜めに装着された場合、即ち中心軸Xが傾いて装着された場合には、判定手段3のポイント14a−15a間の距離は縮まるこがとなく、図17に示すように、判定手段3は横に長い楕円形を形成しているように見える。このように判定手段3の形状が歪んでいるのを見て、着用者は陰唇間パッド1が斜めに装着されていることを認識する。
次に、変形例について説明する。図18から図21は判定手段の変形例を示す図であり、図22は本体部の変形例を示す図である。
[表面シート]
一般的に表面シート11は、液透過性であり、かつ液親水性で肌に刺激を与えない素材が使用される。例として、ポイントボンド、スルーエア等の製造方法から得られる不織布を単独またはこれらを複合した材料が用いられる。このような材料のうち、陰唇間パッド1と陰唇内壁9との間にずれが生じて、着用者が異物感を感じることを防ぐために、セルロース系の液親水性繊維を主体とした構成が好ましい。
裏面シート12は、難透水性の材料が用いられ、例えば、厚さ15μm以上60μm以下のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、または不織布、紙、および、これらのラミネート材料が挙げられる。また、フィルム材料に無機フィラーを含有させて、延伸処理させた通気性フィルムであってもよい。具体的には、低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂を主体として、10%以上30%以下の開孔を有し、孔径が0.1mm以上0.6mm以下、目付15g/m2以上35g/m2以下の範囲で調製したフィルムが挙げられる。不織布の例としては、スパンボンド不織布、スルーエア不織布、ポイントボンド不織布等が挙げられる。これらに撥水処理が施されてあってもよい。これら不織布のなかでも極細繊維で構成され、繊維間距離が非常に小さいメルトブローンを含むSMS不織布であることが好ましい。SMS不織布のそれぞれの層の目付は、5g/mm2以上15g/m2以下、1g/mm2以上10g/m2以下、5g/mm2以上15g/m2以下の範囲で構成されることが好ましい。
判定手段3を構成する部材は、陰唇間パッドの本体部2と一体成形された要素、または、本体部2とは別の部材によって成形される要素から構成される。一体成形の場合には、表面シート11、吸収体13、裏面シート12をそれぞれ全ての延長部分、または、前記部材のいずれかの延長部分により構成される。別の部材から成形される場合には、本体部2に熱融着や接着剤で固定される方法、または、剥離可能な接着剤やアプリケーターの一部として仮固定される方法などによって連結される。
2、42 本体部
3 判定手段
4 陰唇先端
5 前庭床
6 陰唇内壁
11 表面シート
12 裏面シート
13 吸収体
14、15、34、35 部材
60 小陰唇
Claims (6)
- 体液を吸収して保持する吸収体を備え、少なくとも一部が着用者の陰唇間に二つ折りにして挟まれて装着される縦長の陰唇間パッドであって、
装着状態が正しいときにのみ所定の形状を形成することにより装着状態の正誤判定を可能となる判定手段を備えるものであり、
当該判定手段は、前記陰唇間パッドの長手方向における端部から長手方向に沿って突出するように設けられるとともに、装着前においては幅方向に離間し互いに向かい合う側縁をそれぞれ有する一対の部材を備え、
前記所定の形状を形成する部分は前記陰唇間パッドの装着状態において陰唇に挟み込まれることなく、
前記二つ折りにしたときの折軸が陰唇内の前庭床に接するように装着された場合にのみ前記一対の部材間の距離が消滅して、前記向かい合う側縁同士が一致することにより前記所定の形状を形成するものである陰唇間パッド。 - 前記判定手段において前記所定の形状を形成する部分は、前記陰唇間パッドの装着前においては分離しているが、前記陰唇間パッドが正しく装着されたときには一体となって前記所定の形状を形成するものである請求項1記載の陰唇間パッド。
- 前記陰唇間パッドは中心軸を有するものであり、装着時における着用者の陰裂と前記陰唇間パッドの前記中心軸との間に形成される角度の大きさに依存して歪みが大きくなるように視認される請求項1又2記載の陰唇間パッド。
- 前記判定手段の寸法は、前記陰唇間パッドとの連結部分から身体前方向に向かう方向に5mm以上50mm以下である請求項1から3いずれか記載の陰唇間パッド。
- 前記離間した一対の部材間の距離は、指幅よりも大きいものである請求項1から4のいずれか記載の陰唇間パッド。
- 前記向かい合う側縁は、前記陰唇間パッドの幅方向内側に突出する凸部と、該凸部の突出する方向と反対側に窪む凹部とをそれぞれ備え、
前記向かい合う側縁における一方の側縁の凹部と他方の側縁の凸部が一致することにより所定の形状を形成する請求項1〜5のいずれか記載の陰唇間パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005289198A JP4787587B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 陰唇間パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005289198A JP4787587B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 陰唇間パッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007097717A JP2007097717A (ja) | 2007-04-19 |
JP4787587B2 true JP4787587B2 (ja) | 2011-10-05 |
Family
ID=38025249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005289198A Expired - Fee Related JP4787587B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 陰唇間パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4787587B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5964689A (en) * | 1996-08-30 | 1999-10-12 | The Procter & Gamble Company | Method of making an absorbent interlabial device with a central groove |
ES2321914T3 (es) * | 2001-05-22 | 2009-06-15 | Uni-Charm Corporation | Almohadilla interlabial. |
CN1231196C (zh) * | 2001-05-22 | 2005-12-14 | 尤妮佳股份有限公司 | 阴唇间吸湿垫及其包装体 |
EP1407738B1 (en) * | 2001-05-22 | 2011-09-14 | Uni-Charm Corporation | Interlabial pad and package thereof |
JP2004129923A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Kao Corp | 女性用吸収性物品 |
CN100508925C (zh) * | 2003-12-09 | 2009-07-08 | 尤妮佳股份有限公司 | 阴唇间垫 |
EP1693031A4 (en) * | 2003-12-09 | 2010-03-24 | Uni Charm Corp | INTER-Labium PAD |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005289198A patent/JP4787587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007097717A (ja) | 2007-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4476563B2 (ja) | 生理用ナプキン | |
KR100904473B1 (ko) | 세장형의 흡수성 물품 | |
EP3492057B1 (en) | Absorbent article | |
US20050148971A1 (en) | Elongated absorbent article | |
WO2007052427A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2006230596A (ja) | 生理用ナプキン | |
JP2005000312A (ja) | 吸収性物品およびその製造方法 | |
JP2003010240A (ja) | 生理用ナプキン | |
JP6884541B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2005334294A (ja) | 生理用ナプキン | |
JP4119262B2 (ja) | 陰唇間パッド | |
KR20160065125A (ko) | 흡수성 물품 | |
JP2017131298A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2003088550A (ja) | 生理用ナプキン | |
KR101143077B1 (ko) | 음순간 패드 | |
JP5782263B2 (ja) | 生理用ナプキン | |
JP4787587B2 (ja) | 陰唇間パッド | |
JP5924921B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6051285B1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2024000123A (ja) | 吸収性物品 | |
CN109152683B (zh) | 吸收性物品 | |
JP2013121462A5 (ja) | ||
JP5325543B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2019162300A (ja) | 吸収性物品 | |
JP7263189B2 (ja) | 吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110705 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4787587 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |