JP4787048B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機での録音機能に関し、特に会話の録音技術に関する。
近年、携帯電話機には、音声でメモなどを記録しておく機能を搭載したものがある。
仕事上の指示などの重要なメモを録音しておいて、後で確認する場合等に便利であるが、記録できる時間が短いという欠点がある。
その理由としては、携帯電話機内のメモリ量には限りがあること、及び、音声データのデータ量が大きいことが挙げられる。
そこで、携帯電話機内で音声メッセージを文字メッセージに変換して記憶しておくことで、より多くのメッセージを残す技術が開発されている(特許文献参照)。同一内容を記憶する場合、文字データによる場合は、音声データによる場合に比べて、たとえ圧縮技術を利用した音声データと比べてもデータ量が格段に小さいからである。
一方、携帯電話機の機能として、会話を録音する機能があるが、PTT(Push To Talk)などのような複数人が同時に行う会話を録音する場合には、自分が発言しているよりも他人の発言を聞いている場合が多いことから、会話を録音しておくことは、聞き漏らしを防ぐ為などにも有益である。
特開2005−328501号公報
しかし、複数人が会話を行う場合には、会話が長時間に及ぶ場合が多く、大量のメモリが必要になるうえ、たとえ音声データを文字データとして保存したとしても、誰の発言であるかを特定することが難しい場合や、特定の発言を探すのが難しい場合がある。
すなわち、音声データでは、その音声の高さなどの特徴から発言者を区別することが可能であるが、文字データ化した場合は発言者の特定が難しくなる。また、特定の発言を探す場合には、最初から再生して聞かなければならないなどの手間がかかる。
そこで、本発明は、会話の記録をより多く残すことができ、且つ、会話の内容の検索等が容易にできる携帯電話機の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の携帯電話機は、IPネットワーク上で、音声データを含むパケット及び送信元を識別する送信元情報を含むパケットを受信する携帯電話機であって、前記音声データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が合致すると判定した音声データに基づいて、当該音声データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換手段と、前記文字変換手段により変換された文字データを記憶する文字記憶手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の会話記録方法は、IPネットワーク上で、音声データを含むパケット及び送信元を識別する送信元情報を含むパケットを受信する携帯電話機で用いられる会話記録方法あって、前記音声データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップが合致すると判定した音声データに基づいて、当該音声データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換ステップと、前記文字変換ステップにより変換された文字データをメモリに記憶する文字記憶ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、所定の条件に合致した音声データを文字データとして記憶することができるので、音声データ、文字データ、又は双方のデータで会話を記憶しておくことが可能となる。
例えば、記憶容量を少なくしたい場合は文字データで記憶し、ニュアンス等を残したい場合は音声データで残すなどである。
また、前記携帯電話機は、更に、前記音声データが送信された送信元を判別する判別手段と、受信するパケットの送信元が同じであって連続して送信された音声データから成る発言データを、発言データ毎に送信元情報と対応付けて記憶する発言記憶手段とを備え、前記所定の条件は、特定の送信元から受信したことであって、前記文字変換手段は、前記特定の送信元と対応付けて記憶されている発言データから文字データを生成し、前記文字記憶手段は、前記発言データに対応する送信元情報と生成された文字データとを対応付けて記憶することとしてもよい。
これにより、記録した会話の発言を、送信元毎に音声又は文字で記録することができるので、記録した会話を後で確認等する場合に、誰がどのような発言をしたのかを知ることができるようになる。
また、前記パケットは、更に、音声データの重要度を表す重要度情報を含み、
前記所定の条件とは、所定程度以上の重要度を示す重要度情報の音声データを含む発言データであることとしてもよい。
これにより、発言ごとに重要度を付加することができるので、重要度に応じて発言を文字データに変換することができるようになる。
また、前記所定の条件とは、所定時間範囲内での送信元毎の発言データのうち、相対的に所定程度発言時間が長い発言データであることとしてもよい。
これにより、発言の長さにより発言を選択することができるので、発言の長さに応じて文字データに変換することができるようになる。
また、前記所定の条件とは、所定時間範囲内での送信元毎の発言データのうち、相対的に所定程度音量が小さい発言データであることとしてもよい。
これにより、発言の音量により発言を選択することができるので、発言の音量に応じて文字データに変換することができるようになる。
これにより、発言を、音声データ又は文字データで記憶することができるので、発言の内容を保持しつつ、全ての発言を音声データで記憶する場合に比べて、記憶するデータ量を小さくすることができるようになる。
すなわち、音声データによる会話は残らなくても、発言のニュアンス等はなくなるものの、少なくとも同一内容の情報を文字データで残すことができ、携帯電話機の限られたメモリを最大限に利用することができるようになる。
また、メモリに記憶されているデータ量が規定値を超えて、一部のデータを削除する場合でも、データ量の多い音声データを削除し、データ量の格段に小さい文字データを残すことで、必要な情報を残しつつ、更なる音声データを記憶するためのメモリを空けることが可能となる。
また、前記携帯電話機は、更に、外部から変換指示を取得する指示取得手段を備え、前記指示取得手段は、前記変換指示を取得した場合に、前記文字変換手段に、文字データを生成させ、前記文字記憶手段に当該文字データを記憶させることとしてもよい。
これにより、外部から文字データに変換することを指示できるので、ユーザは、何時文字データに変換するのかを選択することができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、ディスプレイと、文字データに基づく会話文字列と、当該文字データと対応する送信元情報を示す送信元識別文字列とを対応させて、前記ディスプレイに表示する表示手段とを備えることとしてもよい。
これにより、送信元を示す情報と発言とを対応付けて表示できるので、文字で、記録している会話中に、誰がどのような発言をしたかを知ることができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、ディスプレイと、前記文字記憶手段に記憶されている文字データと前記発言記憶手段に記憶されている発言データのうちのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段で文字データが選択された場合には、選択された文字データを音声データに変換して再生し、発言データが選択された場合には、選択された発言データを文字データに変換し前記ディスプレイに表示する再生手段とを備えることとしてもよい。
これにより、文字データは音声データ変換して音声出力し、音声データは文字データに変換して表示することができるので、ユーザは、発言を希望に応じて再生することができるようになる。
例えば、音声で会話を確認したい場合は、文字データのみ残っている発言があっても、音声ですべての発言を聞くことができ、逆に、文字で会話を確認したい場合は、文字ですべての発言を読むことが可能となる。特に、文字で全ての会話を確認できることは、会話の特定の部分を再確認したり、ある発言を探したりする場合に、音声で再生する場合に比べて早く確認できるという利点がある。
また、前記パケットは、更に、音声データの重要度を表す重要度情報を含み、 前記携帯電話機は、更に、発言データを特定するための発言特定情報と、当該発言データが所定程度以上の重要度を示す重要度情報の音声データを含む発言データであるか否かを示す情報とを、前記ディスプレイに表示する表示手段を備えることとしてもよい。
これにより、重要度を表す情報を発言と共に表示することができるので、重要な発言のみを選択することが容易にできるようになる。
また、本発明の会話記録処理を行わせるためのコンピュータプログラムは、IPネットワーク上で、音声データを含むパケット及び送信元を識別する送信元情報を含むパケットを受信する携帯電話機に会話記録処理を行わせるためのコンピュータプログラムであって、前記音声データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップが合致すると判定した音声データに基づいて、当該音声データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換ステップと、前記文字変換ステップにより変換された文字データをメモリに記憶する文字記憶ステップとを備えることを特徴とする。
これにより、本発明にかかる携帯電話機を、容易に作成することが出来るようになる。
<実施形態>
<概要>
本発明に係る携帯電話機は、PTT機能を有しており、PTTでの会話を記録できるものとする。PTTでは、音声をデジタル化した音声データに変換し、パケット化して、IP(Internet Protocol)化した携帯電話網で送信する。
本発明では、音声データが送られるパケットが、どこから送られてきたかを判別し、その音声データとその音声データの送り主を対応付けて記憶するものである。
従って、誰の発言であるかが判り、更に、記憶の際、重要と思われる発言にマークを付けておくことで、より検索を容易にしている。
また、記憶している音声データを、必要に応じて文字データに変換して音声データに換えて記憶することでメモリ使用の効率化を図ることとする。
さらに、文字データを音声で再生することで、記録されている発言を、音声でも文章でも好きな方で参照することが可能となっている。
以下、PTT機能を使用して、3人で会話を行っている場合を例に取り、本発明である携帯電話機を説明する。
<構成>
まず、本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成例について図1を用いて説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話機の機能ブロック図である。
本図において、携帯電話機1000、携帯電話機2000及び携帯電話機3000は、それぞれPTTサーバ4000に同一グループとして登録されており、1人の発言はグループ内の他の携帯電話機にネットワーク30と基地局(10,20)を介して送信される。
また、記憶している音声データは、メモリ残量が所定量を下回ったら、記録日付が古いものから自動的にセッション単位に削除されるものとし、対応する文字データは削除しないものとする。
携帯電話機1000、携帯電話機2000及び携帯電話機3000は、同一の構成を備えているものとし、以下、携帯電話機1000のみを説明する。
携帯電話機1000は、制御部1100、操作部1110、表示部1120、音声信号を出力するスピーカ1130、外部音声を入力するマイク1140、PTTボタン1150、パケット受信部1200、パケット送信部1250、発言データ作成部1300、パケット作成部1400、残量検知部1500、発言データ選択部1510、音声/文字変換部1520、再生部1600、発言データ記憶部1900及び文字データ記憶部1950から構成される。
まず、制御部1100は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通信制御、PTT制御等の携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行う他、本発明に特有の制御処理を行う。
操作部1110は、いわゆるテンキーなどの操作ボタンを含み、メニュー表示などのユーザの操作を受け付け、その旨を制御部に渡す機能を有する。
表示部1120は、液晶などのディスプレイを含み、メニュー等を表示する他、再生部1600から渡される文字データをディスプレイに表示する機能を有する。
また、PTTボタン1150は、PTTセッション中に、発言するときに押下するボタンである。押下は、パケット作成部1400に通知される。
本発明では、発言するときに所定時間内に2度押下することで、発言が重要であることを示すものとする。
次に、パケット受信部1200は、基地局10からパケットを受信する機能を有し、受信したパケットを、発言データ作成部1300に渡す機能を有する。
また、パケット送信部1250は、パケット作成部1400から渡されたパケットを、基地局10に送信する機能を有する。
発言データ作成部1300は、送信元判別部1310を含み、送信元毎に音声データから1発言データを作成し、発言データ記憶部1900に記憶させる機能を有する。
この発言データ作成部1300がパケット受信部1200から渡されるパケットには2種類あり、1つは音声データを運ぶパケットであり、もう1つは発言権を確保している携帯電話機を示す情報などの制御情報を運ぶパケットである。
発言データ作成部1300は、受信したパケットのうち、音声データを運ぶパケットから音声データを取出し、複数のパケットで1発言を成す場合は、発言順に音声データを構成し、発言データ記憶部1900に渡す。
送信元判別部1310は、受信したパケットにうち、制御情報を運ぶパケットを解釈し、これから受信する発言データが誰の発言であるかを判別する機能を有する。具体的には、受信したパケットの制御情報から、発言権を保持している送信元を示す情報などを取り出し、記憶しておく。
また、送信元判別部1310は、PTTサーバ4000から、発言権を付与されたパケットを受信した場合には、その旨をパケット作成部1400に通知する機能、及び、パケット作成部1400からの問い合わせに応じて発言権の保持者を知らせる機能を有する。
パケット作成部1400は、2種類のパケットを作成する機能を有する。
1つは、PTTボタン1150が押下されている間に、ユーザの発した音声をマイク1140から受け取り、デジタル変換、音声圧縮等の必要な処理を行って作成する音声データを運ぶパケットである。
もう1つは、PTTボタン1150が押下された時に、発言権をPTTサーバ4000に要求するためや、押下が解放された時に発言権の解放をPTTサーバ4000に通知するためなどの制御情報を運ぶパケットである。パケット作成部1400は、発言権を得た後に、音声データを運ぶパケットを作成することになる。
次に、残量検知部1500は、後述する発言データ記憶部1900内の発言データを記憶するメモリの残量を検知する機能を有し、内部メモリに記憶している閾値を下回ったら、発言データ選択部1510に、その旨を通知する機能有する。
発言データ選択部1510は、発言データ記憶部1900に記憶されている発言データのうちから、所定の条件に合致する発言データを選択し、音声/文字変換部1520に変換させ、変換後の文字データを、文字データ記憶部1950に記憶する機能を有する。本実施形態における所定の条件とは、重要度が高く、発言時間が長いものとする。
音声/文字変換部1520は、音声データを文字データに、文字データを音声データに変換する機能を有する。発言データ選択部1510から渡される音声データを文字データに変換して、発言データ選択部1510に返す。また、制御部1100から渡される音声データを文字データに、文字データを音声データに変換し、返す機能も有する。
また、再生部1600は、制御部1100からの指示に応じて、発言データを再生しスピーカ1130に出力したり、文字データを表示部1120のディスプレイに表示したりする機能を有する。どの発言をどのように再生するかは、ユーザが操作部1110を通して指示するものとする。
次に、発言データ記憶部1900は、会話の発言を記憶する機能を有する。
この発言データ記憶部1900は、発言データ作成部1300から渡される他の携帯電話機からの発言と、パケット作成部1400から渡される自分の発言の音声データを、発言者と対応付けて記憶する。詳細は、以下の<データ>で説明する。
文字データ記憶部1950は、発言の文字データを記憶する機能を有し、記憶する文字データは発言データ選択部1510から渡される。
ここで制御部1100等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<データ>
以下、本発明である携帯電話機が用いる主なデータについて、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、発言管理情報1910の内容例を示す図である。
この発言管理情報1910は、会話中に、ユーザが所定のボタンを押下したら作成を開始し、終了のボタンを押下したら作成を終了する。
ユーザの指示ごとに作成され、発言データ記憶部1900に記憶されている。
尚、発言データ記憶部1900には、この発言管理情報1910の他、各発言の音声データが記憶されているものとする。
発言管理情報1910は、発言者1911、発言時刻1912、発言時間1913、音声データアドレス1914、文字データアドレス1915及び重要度1916で構成される。発言は、左側から時間順に記録されていくものとする。
まず、発言者1911は、発言を行った者の識別子である。本実施形態では、発言を送信した携帯電話機の識別情報を記憶するものとする。
発言時刻1912は、発言を開始した時刻である。本実施形態では、PTTサーバ4000から誰の発言であるかが通知された時を、自機内部のタイマから取得して記憶するものとする。
発言時間1913は、発言の行われた時間の長さである。本実施形態では、単位は秒とし、PTTサーバ4000から発言権が解放された旨の通知を受けた時の時刻を自機内部のタイマから取得し、その時刻と発言時刻1912との差を発言時間として記憶するものとする。
音声データアドレス1914は、該当する発言の音声データが記憶されている発言データ記憶部1900内のアドレスを示す。
また、文字データアドレス1915は、該当する発言の文字データが記憶されている文字データ記憶部1950内のアドレスを示す。
重要度1916は、発言の重要度を示す。本実施形態では、重要度が高いことを示す「高」と、低いことを示す「低」の2種類とする。
次に、発言管理情報1910と、記憶されている音声データ及び文字データの関係を、図を用いて簡単に説明する。
図3は、発言管理情報1910と、記憶されている音声データ及び文字データの関係例を示す概略図である。
ここでは、便宜上、発言管理情報1910の発言者1911、発言時刻1912、発言時間1913のみを示し、矢印は該当する発言の発言データ及び文字データを指しているものとする。
また、発言データ記憶部1920の空き領域を増やす前後の状態を、中央の白抜きの矢印の左右の図として示している。
まず、左側の図は、発言を全て音声データとして記憶している例を示している。
例えば、発言管理情報1910の発言者「A」、発言時刻「12:09」、発言時間「10.2」秒の発言の音声データは、発言データ記憶部1020の領域1921に記憶されている。尚、領域1922は、空領域であり、文字データ記憶部1950には、文字データは記憶されていない。
右側の図は、一部の発言データを、音声データの替わりに文字データで記憶し直した例を示している。
例えば、発言管理情報1910の発言者「B」、発言時刻「12:10」、発言時間「8.3」秒の発言の音声データは、文字データ記憶部1950の領域1952に記憶され、発言データ記憶部1020の領域1923は空領域となっている。同様に、発言管理情報1910の発言者「C」、発言時刻「12:10」、発言時間「54.9」秒の発言の音声データは、文字データ記憶部1950の領域1951に記憶され、発言データ記憶部1020の領域1924は空領域となっている。
<動作>
以下、上述した携帯電話機の動作について図4〜図8を用いて説明する。
ここでは、本発明に係る携帯電話機の処理を、次の3つに分けて説明する。発言データを発言者ごとに記憶する処理、文字データとして記憶するための発言データを選択する処理、及び、発言を再生する処理の3つである。
<発言データの記憶処理>
まず、図4を用いて、発言データを発言者ごとに記憶する処理について説明する。図4は、発言を発言者ごとに記憶する処理の例を表す図である。
ここでは、識別情報「A」の携帯電話機1000と、識別情報「B」の携帯電話機2000と、識別情報「C」の携帯電話機3000とが、PTT機能を利用して会話を行っており、それぞれの携帯電話機が会話を録音しているものとする。
以下、それぞれ、「携帯電話機A」、「携帯電話機B」、「携帯電話機C」というものとする。
携帯電話機A、携帯電話機B及び携帯電話機Cのユーザは、会話の記録を開始するボタンを押下しているものとする。
まず、携帯電話機Aのユーザが発言する為に、PTTボタン1150を押下する。発言の重要度を「高」とするため、2度連続して押下する。
2度押下を検知したPTTボタン1150は、発言する旨と、発言の重要度が「高」である旨とをパケット作成部1400に通知する。
通知を受けたパケット作成部1400は、送信元判別部1310に、現在発言権は解放されているか否かを問い合わせ、解放されている場合、すなわち、誰も発言していない場合は、識別情報「A」と重要度「高」を含ませた発言権を要求する為のパケットを作成し、パケット送信部を介してPTTサーバに送信する(ステップS100)。発言権が解放されていない場合は、何も行わない。
発言権を要求するパケットを受信したPTTサーバ4000は、発言権を付与した旨を通知するパケットを携帯電話機Aに送信する(ステップS110)。
また、発言権を有している者に関する通知を、携帯電話機Bと携帯電話機Cに送信する(ステップS120、ステップS130)。この通知では、発言者が「A」である旨、及び、発言の重要度が「高」である旨が通知される。
PTTサーバ4000から、発言権を付与した旨を通知するパケットを受信した携帯電話機Aの送信元判別部1310は、その旨をパケット作成部1400に通知する。
通知を受けたパケット作成部1400は、マイク1140から入力されるユーザの音声から音声データのパケットを作成し、PTTサーバ4000に送信する(ステップS150)。それと同時に、発言データ記憶部1900に対して、発言管理情報1910に発言者「A(自分)」、発言時刻1912「12:09」、重要度「高」を追加して、発言データ記憶部1900に音声データを記録する旨指示する。
指示を受けた発言データ記憶部1900は、発言管理情報1910に発言者「A」などを追加し、音声データを記憶するための領域を確保して音声データアドレス1914「addr−A01」を設定する。
その後、発言データ記憶部1900は、パケット作成部1400から渡される音声データを記憶する。
一方、発言者が「A」、発言の重要度が「高」の通知を受けた携帯電話機B及び携帯電話機Cの発信元判別部1310は、発言者「A」と重要度「高」を内部の作業メモリに記憶する。
その後、携帯電話機B及び携帯電話機Cの発言データ作成部1300は、自機の発言データ記憶部1900に対して、発言管理情報1910に発言者「A」、発言時刻1912「12:09」、重要度「高」を追加して、音声データを記録する旨指示する。
指示を受けた携帯電話機B及び携帯電話機Cの発言データ記憶部1900は、発言管理情報1910に発言者「A」などを追加し、音声データを記憶するための領域を確保して音声データアドレス1914を設定する。
その後、携帯電話機B及び携帯電話機Cの発言データ記憶部1900は、発言データ作成部1300から渡される音声データを記憶する。
発言を終えた携帯電話機Aのユーザは、PTTボタンを離す。
ボタンが離されたことを検知したPTTボタン1150は、その旨をパケット作成部1400に通知する。
通知を受けたパケット作成部1400は、発言権の解放を要求する為のパケットを作成しPTTサーバ4000に送信する(ステップS160)。
発言権の解放を要求する為のパケットを受信したPTTサーバ4000は、発言権が解放し、発言権が解放された旨を通知する為のパケットを、携帯電話機A、携帯電話機B及び携帯電話機Cに送信する(ステップS170、ステップS180、ステップS190)。
発言権を解放する旨のパケットを受信した携帯電話機Aの送信元判別部1310は、その旨をパケット作成部1400に通知する。
通知を受けたパケット作成部1400は、発言データ記憶部1900に、発言が終了した旨と、現時刻と発言時刻1912「12:09」との差異である発言時間1913「10.2」を発言管理情報1910に記憶する旨指示する。
指示を受けた発言データ記憶部1900は、記憶している音声データ領域の最後に終了マークを付加し、発言管理情報1910に、発言時間1913「10.2」を追加する。
一方、発言権を解放する旨のパケットを受信した携帯電話機B及び携帯電話機Cの送信元判別部1310は、作業メモリに記憶している発言者「A」と重要度「高」を消去し、発言権が解放されている旨記憶する。
また、発言が終了した旨及び発言時間1913とを発言管理情報1910に記憶する旨指示し、指示を受けた発言データ記憶部1900は、記憶している音声データ領域の最後に終了マークを付加し、発言管理情報1910に、発言時間1913を追加する。
これで、携帯電話機Aの発言が終了し、発言が各携帯電話機の発言データ記憶部1900に記憶される。
携帯電話機Bや携帯電話機Cが発言する場合も、同様である。以下に、携帯電話機Bが発言する場合を簡単に説明する。
携帯電話機Bのユーザが、PTTボタンを1回押下して発言しようとすると、携帯電話機BからPTTサーバ4000に対して、重要度「低」で発言権を要求するパケットが送信され(ステップS200)、PTTサーバ4000から、発言権を付与する旨のパケットが携帯電話機Bに送信される(ステップS210)。
同時に、PTTサーバ4000から、携帯電話機Aと携帯電話機Cに対して、発言権が「B」に付与され、重要度が「低」である旨のパケットが送信される(ステップS220、ステップS230)。
その後、携帯電話機Bのユーザの発言データがパケットとして、携帯電話機Aと携帯電話機Cに送信される(ステップS250)。
携帯電話機Bのユーザが、PTTボタンを離して発言を終了すると、発言権の解放を要求する旨のパケットがPTTサーバ4000に送信される(ステップS260)。
PTTサーバ4000は、発言権が解放された旨のパケットを携帯電話機A、携帯電話機B及び携帯電話機Cに送信し(ステップS270、ステップS280、ステップS290)、携帯電話機Bの発言が各携帯電話機に記録される。
この繰返しにより、発言毎の音声データが記録されていくことになる。
<発言データの選択、変換処理>
次に、文字データとして記憶するための発言データを選択する処理について説明する。
本実施形態では、発言データ記憶部1900の空領域の容量が、所定値を下回った場合に、記録されている発言データのうち、一部の音声データを選択して文字データに置き換えることで空領域の容量を増やす例を説明する。
ここでは、重要度1916が「高」で、発言時間1913が最も長い発言を、文字データに変換するものとする(図2の発言管理情報1910参照)。
尚、文字データにする発言データを選択する為の条件は、ユーザが設定できるものとする。
残量検知部1500は、発言データ記憶部1900のメモリの残量を検知し、内部に記憶している閾値を下回ったら、発言データ選択部1510に、その旨を通知する。
空き領域の検知は、記憶部に書き込み等がある都度、発言データ記憶部1900から通知があるものとする。
残量検知部1500から、残量が閾値を下回った旨の通知を受けた発言データ選択部1510は、発言管理情報1910のうち、重要度1916が「高」で、発言時間1913が最も長い発言を選択する。
発言データ選択部1510は、選択した発言の音声データアドレス1914から音声データを読出して音声/文字変換部1520に渡し、変換を依頼する。
依頼を受けた音声/文字変換部1520は、受取った音声データを文字データに変換して、発言データ選択部1510に返す。
文字データを受取った発言データ選択部1510は、受取った文字データを文字データ記憶部1950に記憶させ、発言管理情報1910の該当する文字データアドレス1915に記録したアドレスを記載し、対応する音声データアドレス1914を消去する。
例えば、発言者1911「C」、発言時刻1912「12:10」、発言時間1913「54.9」の発言は、音声データアドレス1914「―」、文字データアドレス1915「addr−C01」となる(図2、図3参照)。
<再生処理>
次に、記憶してある発言を再生する処理について、図5〜図8を用いて説明する。
ここでは、再生の方法の例として、4つ説明する。全ての発言を音声として再生する方法、全ての発言を文字として再生する方法、音声と文字とで再生する方法、指定した発言者の発言のみを再生する方法である。
<全ての発言を音声として再生する方法>
まず、図5を用いて、全ての発言を音声として再生する方法の説明を行う。図5は、発言を音声として再生する場合のメニュー例を示す図である。
ユーザは、音声メモの再生を行う為に音声メモ一覧画面8000を表示し、「音声メモ2」を選択、すなわち、カーソルを移動してフォーカスし決定キーを押下する。その後、表示された再生方法設定画面8100から「音声再生」8110を選択する。
これらのユーザの選択を検出した操作部1110は、「音声メモ2」の「音声再生」が指定された旨を制御部1100に通知する。
通知を受けた制御部1100は、その旨を再生部1600に通知し、通知を受けた再生部1600は、発言データ記憶部1900の「音声メモ2」の発言管理情報1910を参照する。
再生部1600は、発言管理情報1910の発言順に、音声データアドレス1914の音声データを再生し、再生音声8120として、スピーカ1130に出力する。
この際、音声データアドレス1914にアドレスが記載されていない場合は、対応する文字データアドレス1915から文字データを読出し、制御部1100を介して音声/文字変換部1520で音声データに変換して、再生音声8120として、スピーカ1130に出力する。
<全ての発言を文字として再生する方法>
次に、図6を用いて、全ての発言を文字として再生する方法の説明を行う。図6は、発言を文字として再生する場合のメニュー例を示す図である。
ユーザは、音声メモの再生を行う為に音声メモ一覧画面8000を表示し、「音声メモ2」を選択し(図5参照)、表示された再生方法設定画面8100から「テキスト表示」8200を選択する。
操作部1110は、「音声メモ2」の「テキスト表示」が指定された旨を、制御部1100を介して、再生部1600に通知し、通知を受けた再生部1600は、発言データ記憶部1900の「音声メモ2」の発言管理情報1910を参照する。
再生部1600は、発言管理情報1910の発言順に、文字データアドレス1915の文字データを、再生会話8210として、表示部1120のディスプレイに表示する。
この際、文字データアドレス1915にアドレスが記載されていない場合は、対応する音声データアドレス1914から音声データを読出し、制御部1100を介して音声/文字変換部1520で文字データに変換して、再生会話8210として、表示部1120のディスプレイに表示する。
全ての発言を文字で表示した場合、データ量が少なくなるというだけでなく、音を出せない場所で会話の内容を確認できたり、会話の内容を迅速に把握できたりなどという利点がある。
<音声と文字とで再生する方法>
次に、図7を用いて、発言を音声と文字とで再生する方法の説明を行う。図7は、発言を音声と文字とで再生する場合のメニュー例を示す図である。この例では、文字データと音声データとも存在する例を示しているが、どちらかが存在する場合であってもよい。
ユーザは、音声メモの再生を行う為に音声メモ一覧画面8000を表示し、「音声メモ2」を選択し(図5参照)、表示された再生方法設定画面8100から「混在再生」8300を選択する。
操作部1110は、「音声メモ2」の「混在再生」が指定された旨を、制御部1100を介して、再生部1600に通知し、通知を受けた再生部1600は、発言データ記憶部1900の「音声メモ2」の発言管理情報1910を参照する。
再生部1600は、発言管理情報1910の発言順に、文字データアドレス1915の文字データを、再生会話として、表示部1120のディスプレイに表示する。
この際、文字データアドレス1915にアドレスが記載されていない場合は、発言者1911のみを、表示部1120のディスプレイに表示する。
表示された発言にカーソル8310を移動させ、その発言に対応する音声データが存在すれば、再生音声8320としてスピーカ1130から出力する。
具体的には、カーソル位置を操作部1110が検出し、制御部1100を介して再生部1600に通知する。再生部1600は、該当する発言の音声データアドレス1914があれば、その音声データを再生する。
<指定した発言者の発言のみを再生する方法>
次に、図8を用いて、指定した発言者の発言のみを再生する方法の説明を行う。図8は、指定した発言者の発言のみを再生する場合のメニュー例を示す図である。この例では、文字データと音声データとも存在する例を示しているが、どちらかが存在する場合であってもよい。
ユーザは、音声メモの再生を行う為に音声メモ一覧画面8000を表示し、「音声メモ2」を選択し(図5参照)、表示された再生方法設定画面8100から「ユーザ設定」8400を選択する。その後、再生メンバ選択画面8500から「自分」8510を選択する。「自分」の右にある星印「★」は、重要度「高」の発言が含まれていることを示す。
操作部1110は、「音声メモ2」の「ユーザ設定」「自分」が指定された旨を、制御部1100を介して、再生部1600に通知し、通知を受けた再生部1600は、発言データ記憶部1900の「音声メモ2」の発言管理情報1910を参照する。
再生部1600は、発言管理情報1910の発言者1911「A(自分)」の発言順に、文字データアドレス1915の文字データを、再生会話8600として、表示部1120のディスプレイに表示する。
この際、文字データアドレス1915にアドレスが記載されていない場合は、発言者1911のみを、表示部1120のディスプレイに表示する。
表示された発言にカーソル8610を移動させ、その発言に対応する音声データが存在すれば、再生音声8620としてスピーカ1130から出力する。
具体的には、カーソル位置を操作部1110が検出し、制御部1100を介して再生部1600に通知する。再生部1600は、該当する発言の音声データアドレス1914があれば、その音声データを再生する。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、この携帯電話機を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、発言毎に、音声データ又は文字データのどちらか一方を記憶しておくこととしているが、これに限られない。
例えば、発言の文字データは必ず残すこととしてもよい。図9は、この場合の、発言管理情報1910と、記憶されている音声データ及び文字データの関係の第2例を示す概略図である。
発言を記憶する場合に、音声データ1929と文字データ1959とを作成して、記憶しておき、メモリが足りなくなれば、選択した音声データ(1923、1924)を削除していく。
この場合、会話の内容は最低限文字データとして残り、且つ、できるだけ多くの音声データを記憶できるという利点がある。
(2)実施形態では、PTTボタンを押している者だけが発言できるサービスでの会話を記録する例を説明しているが、複数人が同時に発言できるサービスでの会話を記録する場合であってもよい。
この場合、例えば、各人の発言の音声データを送信するパケットに、送信元を識別する情報を含ませ、受信側で送信元ごとに振り分けることで、各人と発言とを対応付けて記録する。発言が複数パケットの音声データで構成される場合には、音声データの順番を判定する情報を含ませておいてもよい。パケットを順不動で受信しなければならない場合に、発言を再構成するためである。
また、実施形態では、複数人の会話を記録する場合について説明しているが、1対1での通話であっても良い。この場合も、重要な発言は文字データで残すことができる、記憶容量を節約できる等という利点がある。
(3)実施形態では、文字データに変換する発言データを選択する条件として、重要度が高くて発言時間が長いものとしているが、他の条件であってもよい。
例えば、PTTのオーナ、PTTグループの特定メンバなど、発言者を指定して、その発言者の発言は文字データとするなどである。
発言時間の短い発言を文字データとする、声の大きい発言を文字データとする、無音時間が短い発言を文字データとするなどであってもよい。
(4)実施形態では、発言の重要度は、重要度が高いことを示す「高」と、低いことを示す「低」の2種類としているが、これに限られない。
例えば、数値で多段階に表しても良い。
また、発言者が重要度を設定するのではなく、受信側の携帯電話機のユーザが、発言者によって重要度を設定したり、発言毎に重要度を設定したりすることとしてもよい。
(5)実施形態では、発言は、ユーザが会話を記録する期間を指定して、その間のみ発言を記録することとしているが、予め決めてあっても良い。
例えば、時間帯を決めて、その間の会話は全て記録するなどである。また、特定の人物が参加しているPTTセッションでの会話は記録するなどである。
(6)実施形態では、発言を送信した携帯電話機の識別情報を記憶するものとしているが、それに限られない。
例えば、受信した携帯電話機側で、独自に名称等を付与するなどである。
(7)実施形態では、発言の開始時刻と発言時間とを、携帯電話機内部のタイマからを基に、発言を開始した時刻などを求めているが、それに限られない。
例えば、受信したパケット内送信時刻を含ませておいて、発言の開始時刻などを求めても良い。
(8)実施形態では、音声データ記憶部のメモリ残量が所定値を下回った場合に、音声データを文字データに変換することとしているが、他のタイミングで変換を行うこととしてもよい。
例えば、PTTセッションが終了した後で、このセッション中の重要度「高」の発言を文字に変換する。この場合、会話中のCPUの負荷が重くならないという利点がある。
また、会話が所定時間経過したら、それまでに記録した発言データから選択して文字データに変換する、通話終了後にユーザが発言を指定して、文字データに変換することとしても良い。
また、実施形態では、音声データの消去は、音声データを文字データに変換し、記憶したときとしているが、このときに限られない。
例えば、音声データを文字データに変換後も記憶しておき、記憶部の空容量が閾値を下回った等の諸条件から、通話セッション中に自動的にその音声データを消去することとしても良い。また、通話セッション終了後に自動的に消去したり、ユーザの指示によって消去したりなどとしてもよい。
このように、自動的に消去する場合は、記憶部の空容量などの条件から自動的に消去するときを判定する判定部を備え、その判定部の結果により音声データを消去する。また、ユーザの指示により消去する場合は、ユーザからの指示を受け付ける指示受付部を設けて、指示を受け付けた場合に、音声データを消去する。
(9)実施形態で示した携帯電話機等の各機能を実現させる為の各制御処理(図3等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した各機能が実現される。
携帯電話機で通話中の会話の内容を記録する技術として有用である。
本発明に係る携帯電話機の機能ブロック図である。 発言管理情報1910の内容例を示す図である。 発言管理情報1910と、記憶されている音声データ及び文字データの関係例を示す概略図である。 発言を発言者ごとに記憶する処理の例を表す図である。 発言を音声として再生する場合のメニュー例を示す図である。 発言を文字として再生する場合のメニュー例を示す図である。 発言を音声と文字とで再生する場合のメニュー例を示す図である。 指定した発言者の発言のみを再生する場合のメニュー例を示す図である。 発言管理情報1910と、記憶されている音声データ及び文字データの関係の第2例を示す概略図である。
符号の説明
10 20 基地局
30 ネットワーク
1000 2000 3000 携帯電話機
1020 発言データ記憶部
1100 制御部
1110 操作部
1120 表示部
1130 スピーカ
1140 マイク
1150 PTTボタン
1200 パケット受信部
1250 パケット送信部
1300 発言データ作成部
1310 送信元判別部
1400 パケット作成部
1500 残量検知部
1510 発言データ選択部
1520 音声/文字変換部
1600 再生部
1900 発言データ記憶部
1910 発言管理情報
1920 発言データ記憶部
1950 文字データ記憶部
4000 PTTサーバ
8000 音声メモ一覧画面
8100 再生方法設定画面
8500 再生メンバ選択画面

Claims (12)

  1. IPネットワーク上で、音声データを含むパケットを受信する携帯電話機であって、
    前記音声データを送信した送信元を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、送信元が同じであって連続して送信された音声データから構成される発言データを記憶する発言記憶手段と、
    前記発言データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が合致すると判定した発言データに基づいて、当該発言データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換手段と、
    前記文字変換手段により変換された文字データを記憶する文字記憶手段とを備え、
    前記携帯電話機は、更に、前記発言データを構成する各音声データを含むパケットの送信元装置の操作手段を用いて当該装置のユーザが指定した、当該発言データの重要度を示す重要度情報を含むパケットを受信するものであり、
    前記判定手段は、前記発言データについての重要度情報が、所定程度以上の重要度を示す場合に、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記重要度情報を含むパケットには、当該重要度情報が示す重要度が指定された発言データに係る発言者を示す発言者情報が含まれており、
    前記発言記憶手段は、前記発言データを、当該発言データについての発言者情報と対応付けて記憶するものであり、
    前記文字記憶手段は、前記発言データに対応する発言者情報と生成された文字データとを対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記判定手段は、前記発言データに対応する発言者情報が、所定の発言者を示す場合に限って、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記判定手段は、前記発言データの発言時間が、所定時間範囲内での発言データと比較し、相対的に所定程度長い場合に限って、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  5. 前記判定手段は、前記発言データの音量が、所定時間範囲内での発言データと比較し、相対的に所定程度小さい場合に限って、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  6. 前記文字記憶手段は、更に、文字データを生成する基となった発言データを、前記発言記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  7. 前記携帯電話機は、更に、外部から変換指示を取得する指示取得手段を備え、
    前記判定手段は、前記指示取得手段が、前記発言データについての前記変換指示を取得した場合に限って当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  8. 前記携帯電話機は、更に、ディスプレイと、
    文字データに基づく会話文字列と、当該文字データと対応する発言者情報を示す発言者識別文字列とを対応させて、前記ディスプレイに表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  9. 前記携帯電話機は、更に、ディスプレイと、
    前記文字記憶手段に記憶されている文字データと、当該文字データを生成する基となった前記発言記憶手段に記憶されている発言データのうちのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段で文字データが選択された場合には、選択された文字データを音声データに変換して再生し、発言データが選択された場合には、選択された発言データを文字データに変換し前記ディスプレイに表示する再生手段とを備える
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  10. 前記携帯電話機は、更に、ディスプレイと、
    前記文字記憶手段に記憶されている発言者情報毎に、当該発言者情報を表す発言者識別文字列を、当該発言者情報と対応する各文字データの中に、当該文字データを生成する基となった発言データについての重要度情報が所定程度以上の重要度を示すものが存在する場合には、その旨を示す情報と共に、前記ディスプレイに表示する表示手段と、
    前記ディスプレイに表示されている各発言者識別文字列のうちのいずれかをユーザ操作に基づいて選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された発言者識別文字列が表す発言者情報が示す発言者についての前記文字記憶手段に記憶されている文字データを前記ディスプレイに表示する再生手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  11. IPネットワーク上で、音声データを含むパケットを受信する携帯電話機で用いられる会話記録方法あって、
    前記音声データを送信した送信元を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによる判別結果に基づいて、送信元が同じであって連続して送信された音声データから構成される発言データをメモリに記憶する発言記憶ステップと、
    前記発言データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで合致すると判定された発言データに基づいて、当該発言データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換ステップと、
    前記文字変換ステップで変換された文字データを前記メモリに記憶する文字記憶ステップとを含み、
    前記携帯電話機は、更に、前記発言データを構成する各音声データを含むパケットの送信元装置の操作手段を用いて当該装置のユーザが指定した、当該発言データの重要度を示す重要度情報を含むパケットを受信するものであり、
    前記判定ステップは、前記発言データについての重要度情報が、所定程度以上の重要度を示す場合に、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とする会話記録方法。
  12. IPネットワーク上で、音声データを含むパケットを受信する携帯電話機におけるプロセッサに、会話記録処理を行わせるためのコンピュータプログラムであって、
    前記会話記録処理は、
    前記音声データを送信した送信元を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによる判別結果に基づいて、送信元が同じであって連続して送信された音声データから構成される発言データをメモリに記憶する発言記憶ステップと、
    前記発言データが所定の条件に合致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで合致すると判定された発言データに基づいて、当該発言データ中の音声を文字に変換したものである文字データを生成する文字変換ステップと、
    前記文字変換ステップで変換された文字データを前記メモリに記憶する文字記憶ステップとを含み、
    前記携帯電話機は、更に、前記発言データを構成する各音声データを含むパケットの送信元装置の操作手段を用いて当該装置のユーザが指定した、当該発言データの重要度を示す重要度情報を含むパケットを受信するものであり、
    前記判定ステップは、前記発言データについての重要度情報が、所定程度以上の重要度を示す場合に、当該発言データが前記所定の条件に合致すると判定する
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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