JP4786829B2 - フラーレン製造用炭素材料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、C60、C70、高次フラーレン、カーボンナノチューブフラーレン類を製造するためのフラーレン製造用炭素材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラーレンは、C60と呼ばれる炭素原子60個がサッカーボール状を呈したクラスター分子が代表的なものである。C60が長く伸びたファイバー上のカーボンナノチューブも代表的な形態として知られている。これらフラーレン類は、電子材料、医療用、ガスセンサー等実用化に近い段階にきている応用分野もある。これらフラーレンは、近年、ナノテクノロジー分野で盛んに研究開発が進められている。
【0003】
フラーレン類の製造方法としては、有機化学的に合成することなどが提唱されるなど、一度に大量に合成できる方法が検討されている。現在、安定的に製造する方法の1つとして、アーク放電方式が広く利用されている。これは炭素表面を3000℃付近まで加熱して蒸発させ、フラーレン類を含むすす(ロースート)を得、その後、ロースートから溶媒抽出法等により各フラーレンを単離する方法である。従来、原料である炭素材料は製鋼用に用いる電極材や等方性高密度黒鉛が用いられていた。例えば、特開平7−206415号公報には、カーボンブラックなどの難黒鉛化性炭素材料をフラーレン類製造用原料として用いることによって、その合成収率が高められることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アーク放電方式では、多大な電力を必要とし、それに伴って、製造コストが高くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、アーク放電方式に用いられ、低コストでより高い収率でフラーレン類を製造することができるフラーレン製造用炭素材料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、従来の係る課題を鑑み、鋭意研究を重ね、炭素材料を構成する原料のうちカーボンブラックを使用し、室温での固有抵抗が50〜120μΩmである炭素材料を使用することで、アーク放電方式でのフラーレン類の製造コストを低減できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明に係るフラーレン製造用炭素材料は、カーボンブラックを30質量%〜90質量%含み、室温での固有抵抗が50〜120μΩmであるものである。また、前記カーボンブラックが、ファーネスブラックであり、ピッチ又は樹脂を結合剤とするものである。また、C60及びC70の製造に供するものである。
【0008】
本発明に係るフラーレン製造用炭素材料に使用するカーボンブラックは、サーマルブラック、ファーネスブラック、チャネルブラックなどを包含し、低黒鉛結晶性であり、2800℃といった高温の加熱下でも黒鉛の結晶性が発達しない特性を有する。
【0009】
本発明に係るフラーレン製造用炭素材料は、これらカーボンブラックを、骨材として用い、結合剤としてピッチやフェノール樹脂等の合成樹脂を用いる。まず、骨材であるカーボンブラックと結合剤を適宜の温度で混練し、得られる混合物を成形に供するのに可能な粒度である5〜100μmに再度粉砕して、その粉砕粉を成形する。成形は、冷間等方加圧、押出し、型込め等の任意の成形方法によって行うことができる。あるいは、熱間等方加圧や、ホットプレスなどの成形方法を用いて行うこともできる。
【0010】
このようにして得られた成形体を、高温処理する。この高温処理は、従来より行われている手法で行うことができ、炭素材料から揮発分を除き炭素化が十分に進行する温度、例えば、不活性雰囲気下で800〜900℃の温度で行えばよい。
【0011】
カーボンブラックの含有量は、30質量%〜90質量%であることが好ましい。カーボンブラックの含有量が90質量%を超えるものは、炭素成形体に仕上げても機械的強度が低いものしか得にくく、アーク放電の際に形状を止めておくことが困難となるとともに、固有抵抗が数百μΩm以上になり、電力効率の良い原料となり得ない。また、カーボンブラックの含有量が30質量%より少ないと、固有抵抗が低くなり、電極として用いる炭素材料の蒸発量が少なくなり、ロースートの生成量が少なくなり、C60、C70の収率を高くすることができないため好ましくない。
【0012】
また、室温での固有抵抗が50〜120μΩmであることが好ましい。室温での固有抵抗が50μΩmよりも低い場合は、アーク放電がしにくく、発熱量が不足し、炭素の蒸発速度が低下し、より多くの電流が必要となるため、製造コストが高くなってしまう。一方、120μΩmを超えると、陰極側に堆積物が多くなり、得られるロースート量が減少し、C60、C70の収率が少なくなるため、好ましくない。
【0013】
本発明に係る炭素材料を用いてのフラーレンの製造は、従来より行われている一般的なアーク放電によるフラーレンの製造方法を採用することができる。例えば、図1に示すように反応容器1を真空ポンプ4によって真空排気した後、例えば、ヘリウムガスやアルゴンガス等の不活性ガスをボンベ5によって反応容器1中に供給し、反応容器内を5Torr以上、100Torr以下、好ましくは10Torr以上、40Torr以下の圧力の不活性雰囲気とする。そして、電源6によって同一直径に加工したアノード2及びカソード3に電圧を印加し、アノード2とカソード3間でアーク放電を発生させる。ここで、アノード2には、本発明に係るカーボンブラックを30質量%〜90質量%含み、室温での固有抵抗が50〜120μΩmの炭素材料を使用する。そして、カソード3には、一般的な黒鉛材料を使用する。
【0014】
アノード2とカソード3とのアーク放電によって、アノード2の炭素材料が蒸発し、カソード3側に炭素の堆積物が、反応容器1の壁面全体にロースート7がそれぞれ堆積する。この際、アノード2の蒸発によりアノード2とカソード3との距離が変わらないように、アノード2を一定速度で反応容器1中に送り込む。また、カソード3上の堆積物で電極が変形し、放電が不安定になるのを防ぐために、必要に応じてカソード3を回転させる。また、このとき反応容器1内の圧力が100Torr以上あるいは5Torr以下であると、フラーレンの収率が極端に低下するので、通常は、5Torr以上、100Torr以下、好ましくは10Torr以上、40Torr以下の圧力とすることにより、安定的なフラーレン収率が望める。
【0015】
反応容器1の壁面に堆積したロースート7からトルエンを用いる一般的な抽出方法によってフラーレンを抽出することにより、C60及びC70のフラーレンを得ることができる。ここで、得られるフラーレン中のC60とC70との比率は、C60:C70が略80:20である。
【0016】
このように、カーボンブラックを30質量%〜90質量%含み、室温での固有抵抗が50〜120μΩmである炭素材料を用いることによって、アーク放電が2〜3割程度低い出力で安定し、反応中の電流、電圧の変動も少なく、コントロールが容易であることがわかった。また、合成されるロースート中のフラーレンの含有率が2割程度向上する。このことから、従来より少ない消費電力でより高い収率を得られ、生産量が向上し、コストも低減も可能となる。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
市販のファーネスブラック(電子顕微鏡法により測定して平均粒径:約0.1μm、窒素吸着法により測定した比表面積:23m2/g)100質量部に対し、市販のコールタールピッチ(中ピッチ、軟化点95℃)200質量部を加え、Z型ミキサー内で150〜200℃で混練りを行った。この混練物を平均粒径約50μmに粉砕後、型押しプレスを用いて約98MPaの加圧力で成形を行った。その後、得られた圧粉体を約1000℃で焼成し、不活性雰囲気下で約2800℃まで昇温して熱処理を行い、120×240×50(mm)に寸法の高温処理物を得た。この高温処理物のかさ密度は1.6Mg/m3であり、電気固有抵抗は75μΩmであり、三点曲げ強さは12MPaであった。この時、得られた炭素材料に対するカーボンブラックの含有量は、50質量%であった。
【0018】
次に、この炭素材料からなる成形体を直径50.8mmの円柱に加工し、Heガス中で直流アーク放電により蒸発させることで反応を行い、フラーレン類を含有するロースートを得た。反応は壁面を水冷した密閉容器中で行った。この際、炭素材料を蒸発に合わせて送り込むことで放電を一定に安定させるようにした。
【0019】
Heガスの充填圧力を15Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約31.2kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は10.8%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は4.1%であった。
また、Heガスの充填圧力を30Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約28.6kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は8.8%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は3.7%であった。
【0020】
(実施例2)
実施例1でファーネスブラック100質量部に対してピッチ24質量部を加えた。得られた炭素材料のかさ密度は1.5Mg/m3であり、電気固有抵抗は120μΩmであり、三点曲げ強さは10MPaであった。この時、得られた炭素材料に対するカーボンブラックの含有量は、90質量%であった。
【0021】
得られた炭素材料からなる成形体を実施例1と同様にして、反応容器中でアーク放電させて反応した。
Heガスの充填圧力を15Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約29.8kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は11.1%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は4.3%であった。
また、Heガスの充填圧力を30Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約26.5kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は9.0%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は4.0%であった。
【0022】
(実施例3)
実施例1でファーネスブラック80質量部、平均粒径20μmの石油系コークス20質量部に対してピッチ350質量部を加えた。得られた炭素材料のかさ密度は1.8Mg/m3であり、電気固有抵抗は50μΩmであり、三点曲げ強さは45MPaであった。この時、得られた炭素材料に対するカーボンブラックの含有量は、30質量%であった。
【0023】
得られた炭素材料からなる成形体を実施例1と同様にして、反応容器中でアーク放電させて反応した。
Heガスの充填圧力を15Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約31.4kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は10.9%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は4.1%であった。
また、Heガスの充填圧力を30Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約28.8kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は8.8%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は3.7%であった。
【0024】
(比較例1)
石油系コークス(平均粒径:20μm)100質量部に対し、市販のコールタールピッチ(中ピッチ、軟化点95℃)65質量部を加え、Z型ミキサー内で150〜200℃で混練りを行った。この混練物を平均粒径約100μmに粉砕後、約98MPaの加圧力で冷間等方圧加圧成形を行った。その後、得られた圧粉体を約1000℃で焼成し、不活性雰囲気下で約2800℃まで昇温して熱処理を行い、300×200×80(mm)に寸法の高温処理物を得た。この高温処理物のかさ密度は1.7Mg/m3であり、電気固有抵抗は11μΩmであり、三点曲げ強さは40MPaであった。
【0025】
得られた炭素材料からなる成形体を実施例1と同様にして、反応容器中でアーク放電させて反応した。
Heガスの充填圧力を15Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約41.6kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は8.0%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は3.2%であった。
また、Heガスの充填圧力を30Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約39.0kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は6.3%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は2.7%であった。
【0026】
(比較例2)
比較例1でファーネスブラック30質量部、石油系コークス70質量部に対してピッチ80質量部を加えた。得られた炭素材料のかさ密度は1.6Mg/m3であり、電気固有抵抗は45μΩmであり、三点曲げ強さは22MPaであった。この時、得られた炭素材料に対するカーボンブラックの含有量は、21質量%であった。
【0027】
得られた炭素材料からなる成形体を実施例1と同様にして、反応容器中でアーク放電させて反応した。
Heガスの充填圧力を15Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約41.2kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は8.1%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は3.3%であった。
また、Heガスの充填圧力を30Torrとし、送り込み速度を毎分4mmとしたときの出力は約40.0kWで、得られたロースート中のフラーレン含有率は6.5%で消費した炭素材料に対するフラーレンの収率は2.8%であった。
【0028】
以上の結果を表1にまとめて示す。
【0029】
【表1】
【0030】
表1からわかるように、カーボンブラックを30質量%〜90質量%の実施例1乃至3の炭素材料をアノードに使用した場合、一般的な黒鉛材料をアノードに使用した比較例1や、カーボンブラック量が少ない炭素材料をアノードに使用した場合に比べて低い消費電力量で、2割程度高い収率でフラーレンを得ることが可能となる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、以上のように、低コストで、高い収率でフラーレン類、特にC60,C70を製造することができる炭素材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラーレンの製造方法に供するフラーレン製造装置の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 反応容器
2 アノード
3 カソード
4 真空ポンプ
5 ボンベ
6 電源
Claims (3)
- カーボンブラックを30質量%〜90質量%含み、室温での固有抵抗が50〜120μΩmであるフラーレン製造用炭素材料。
- 前記カーボンブラックが、ファーネスブラックであり、ピッチ又は樹脂を結合剤とする請求項1に記載のフラーレン製造用炭素材料。
- C60及びC70の製造に供する請求項1又は2に記載のフラーレン製造用炭素材料。
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