JP4786079B2 - 洗浄方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機で繊維類を洗浄する洗浄方法に関し、特に、ダストコントロールの分野におけるフロアクリーニング用モップ等、または、リネンサプライの分野におけるホテルやレストランなどのコック服やクロス等の汚れが著しい繊維類の洗浄に好適な洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダストコントロールの分野における、フロアクリーニング用モップの洗浄は、泥等の汚れが大量に共存するため2回以上の洗浄を繰返し行うことで美観を保つのが普通である。
この洗浄方法は、通常、第1回洗浄後、排水・脱水の後、すすぎを2回繰返し、排水・脱水を行った後、第2回洗浄を行うといった工程が取られている。
【0003】
しかしながら、このような洗浄工程等を取るため、洗濯時間が長くなり生産性が向上しないといった課題があるものであった。この課題を解決すべく、すすぎ工程を減らしたり、洗濯時間を短縮しようとすると、洗浄性が低下し、モップの美観を損ねるといった問題が生じ本質的な解決の方法が無かったのが現状である。
【0004】
一方で、特開平7−18563号公報に記載される如く、有機溶剤で洗浄後、水系洗浄を行うことで洗濯工程の簡素化を図る方法も開示されているが、この洗浄方法では、洗浄装置が複雑になる等の課題があり、根本的解決には至っていないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、フロアクリーニング用モップ等の汚れが著しい繊維類の洗浄性能を維持しつつ、洗濯時間の短縮が可能となる洗浄方法を提供することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本発明者らは、上記従来の課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、洗浄工程の一部を改良することで汚れが著しい繊維類の洗浄性能を維持しつつ、洗濯時間の短縮が可能となる洗浄方法が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)及び(2)に存する。
(1) 洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機で繊維類を洗浄する際に、複数の洗浄工程を有し、該洗浄工程が終了するまで遠心脱水を行わないことを特徴とする洗浄方法。
(2) 1回目の洗浄工程で、洗浄剤及び/又は洗浄強化剤の添加量が最大となるように添加する上記(1)記載の洗浄方法。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の洗浄方法(以下、「本発明方法」という)は、洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機で繊維類を洗浄する際に、複数の洗浄工程を有し、該洗浄工程が終了するまで遠心脱水を行わないことを特徴とするものである。
なお、本発明方法における洗浄工程とは、洗浄対象となる被洗物と共に、洗浄剤及び/又は洗浄強化剤を添加して洗浄を行う工程をいう。
【0008】
本発明方法に用いる洗濯機としては、洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機であれば、特に限定されず、例えば、大型の縦型バッチワッシャー(東京洗染機械製作所社製 MWX型機,MOX型機、三菱重工業社製 KS型機、アイナックス社製 FLT型機,FLX型機、アサヒ製作所社製 4WE型機,WE型機)、オープンワッシャー(アイナックス社製 FLA型機,ACC型機)などが挙げられる。
また、本発明方法において、洗浄対象となる繊維類(被洗物)は特に限定するものでないが、特に、リネンサプライの分野において、ホテルやレストランのコック服やクロスあるいはダストコントロール分野におけるモップ(レンタル用フロアモップ等を含む)等が挙げられるが、それ以外にもユニフォームやシーツ、ホームクリーニングでのワイシャツ等が挙げられ、汚れが著しい繊維類が特に好適に適用される。
【0009】
本発明方法では、洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機で繊維類を洗浄する際に、複数の洗浄工程、すなわち、少なくとも2回以上の洗浄工程を有し、該洗浄工程が終了するまで遠心脱水を行わない方法であれば、これ以外の形態は特に限定されずに、洗浄対象となる被洗物(繊維類)の汚れの程度等に応じて適宜変更することができる。
【0010】
例えば、本発明方法において、洗浄工程が2回となる洗浄方法では、以下の工程により洗浄することができる。
第1回目洗浄及び第2回目洗浄では、40℃以上、好ましくは50℃以上の温度、更に好ましくは、50℃〜80℃の範囲で洗浄が行われ、洗浄時間はそれぞれ所定温度に到達後3分以上、好ましく3分〜20分、更に好ましくは、5分〜15分で行われる。この洗浄温度が40℃より低いと、汚れ落ちが不十分であり好ましくなく、また、洗浄時間が3分より短いと、汚れ落ちが不十分であり好ましくない。
【0011】
本発明方法において、繊維類の汚れの度合いによっては、第2回目洗浄の後、更に第3回目洗浄、更に、第4回目洗浄またはそれ以上の洗浄を行っても良く、これらの場合も各洗浄の間は、注排水のみが実施され遠心脱水の工程は実施されないものである。
また、各洗浄の間にすすぎの工程を挿入することも可能である。その際には、好ましくは、更なる洗浄性能の向上の点等から、30℃〜80℃の範囲で加温した温水すすぎを実施することが好ましく、該すすぎの時間としては、1分〜7分で行われることが好ましい。
このすすぎ時間が1分より低いと、汚れ落ちが不十分となったり、次の洗浄を行う際に昇温に時間がかかり工程時間が長くなることから好ましくない。
【0012】
本発明方法において、最終洗浄が終了するまでの洗浄水は、排水されるのみで遠心脱水による強制脱液は行わないものである。この遠心脱水による強制脱液を行うと、汚れ落ちが不十分となることから好ましくない。
なお、最終洗浄が終了後、すすぎの工程に遠心脱水工程を取り入れることは可能である。
【0013】
本発明方法に用いられる洗浄剤及び/又は洗浄強化剤としては、通常用いられるものが挙げられ、特に限定されるものではないが、好ましくは、リネンサプライの分野、ダストコントロール分野等の汚れの著しい繊維類に用いられる洗浄剤及び/又は洗浄強化剤が挙げられる。
例えば、洗浄剤としては、ノニオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤を主成分とし、水可溶性のキレートビルダー剤及び炭酸塩・珪酸塩からなるアルカリ剤を含有した粉末洗浄剤や、高濃度ノニオン界面活性剤を主成分とした液体洗浄剤が挙げられる。
また、洗浄強化剤としては、例えば、メタ珪酸ナトリウムやトリポリリン酸塩等の洗浄強化剤や、ポリオキシアルキレンポリフタレート系の洗浄強化剤及びこれらの混合物、炭酸塩・珪酸塩からなるアルカリ剤と水溶性キレートビルダー剤との混合物などが挙げられる。
【0014】
具体的な粉末洗浄剤(洗浄強化剤を含む)の配合組成としては、例えば、下記(I)〜(IX)の成分などを配合することができる。
(I) 高級アルコールアルコキシレート、高級脂肪酸アルコキシレートといったノニオン界面活性剤、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、α−オレフィンスルフォン酸塩、アルキル硫酸エステル塩などのアニオン界面活性剤等の界面活性剤。
(II) メタ珪酸ナトリウム、オルソ珪酸ナトリウム等の珪酸塩。
(III) 石鹸。
(IV) ポリアクリル酸塩やアクリル/マレイン酸共重合物等の高分子ポリカルボン酸塩類。
(V) キレートビルダー剤。例えば、ニトリロトリ酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩といったアミノポリカルボン酸系キレート剤、ポリアクリル酸誘導体やアクリル酸マレイン酸共重合体といった高分子キレート剤、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、オルソリン酸塩といったリン酸系キレート剤、クエン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、イソクエン酸塩といったヒドロキシポリカルボン酸塩等のキレートビルダー剤が挙げられる。
(VI) プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等の酵素。
(VII) シリコーンに代表される消泡剤。
(VIII) 蛍光増白剤。
(IX) 炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等の無機塩。
【0015】
具体的な液体洗浄剤(洗浄強化剤を含む)の配合組成としては、例えば、下記(1)〜(11)の成分などを配合することができる。
(1) 高級アルコールアルコキシレート、高級脂肪酸アルコキシレートといったノニオン界面活性剤、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、α−オレフィンスルフォン酸塩、アルキル硫酸エステル塩などのアニオン界面活性剤等の界面活性剤。
(2) 安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩といった芳香族カルボン酸塩類または芳香族スルホン酸塩類。
(3) エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の短鎖アルコール類。
(4) エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のグリコール類。
(5) キレートビルダー剤。例えば、ニトリロトリ酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩といったアミノポリカルボン酸系キレート剤、ポリアクリル酸誘導体やアクリル酸マレイン酸共重合体といった高分子キレート剤、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、オルソリン酸塩といったリン酸系キレート剤、クエン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、イソクエン酸塩といったヒドロキシポリカルボン酸塩等のキレートビルダー剤が挙げられる。
(6) イソチアゾロン類やベンゾイソチアゾロン類といった抗菌剤。
(7) シリコーンに代表される消泡剤。
(8) 蛍光増白剤。
(9) プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等の酵素。
(10) メタ珪酸ナトリウム、オルソ珪酸ナトリウム等の各種珪酸ナトリウム塩、各種珪酸カリウム塩等の珪酸塩。
(11) 炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等の無機塩。
【0016】
更に、用いることができる他の洗浄剤成分1)〜7)を説明する。
1)ノニオン界面活性剤
ノニオン界面活性剤としては、例えば、プルロニック型ノニオン界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルアミン誘導体等が挙げられる。
2)アニオン界面活性剤
アニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が挙げられる。
3)両性界面活性剤
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルイミダゾリニウムベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン等が挙げられる。
【0017】
4)再汚染防止剤
再汚染防止剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、CMC、ポリアルキルテレフタレート・ポリオキシアルキルテレフタレート重合体及びその誘導体等が挙げられる。
【0018】
5)無機塩
無機塩としては、例えば、層状珪酸ナトリウム、無水珪酸等が挙げられる。
6)漂白成分
漂白成分としては、例えば、過硫酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムといった過酸化物が挙げられ、これらは単独で、または2種以上を組合わせて用いることができる。
7)漂白活性化成分
漂白活性化成分としては、例えば、テトラアセチルエチレンジアミン、アルカノイルオキシベンゼンカルボン酸塩、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩といった有機過酸前駆体等を併用することも可能である。
本発明方法において用いる洗浄剤、洗浄強化剤の剤形は、上記液体状、粉末状の他、タブレット状、ゲル状、シート状(例えば、水可溶性シート体に洗浄剤組成物を収容したもの)の洗浄剤などであってもよい。
【0019】
本発明方法に用いられる洗浄剤及び/又は洗浄強化剤は、通常被洗物に対して添加総量として、1質量%〜15質量%、更に好ましくは、1.5質量%〜10質量%投入することが望ましい。
また、これらの洗浄剤及び/又は洗浄強化剤は、優れた洗浄性能を発揮せしめる点から第1回目の洗浄工程に最も多く(最大量と)なるように投入されることが好ましい。
【0020】
本発明方法に用いられる洗浄剤及び/又は洗浄強化剤は、それぞれを洗浄の都度計量して添加しても良く、または、予め所定量を予備溶解タンクで均一に溶解して計量ポンプ等を用いて添加しても良い。
【0021】
本発明の具体的な工程進行表を下記表1に示す。
【表1】
【0022】
上記表1の洗浄方法の形態は、2回の洗浄工程と、3回のすすぎ工程を有し、該洗浄工程が終了した最終工程で遠心脱水を行うものである。
なお、上記表1の形態における洗浄工程とは、工程9までの、いわゆる被洗物と共に、洗浄剤及び/又は洗浄強化剤を投入して洗浄を行う工程を示すものである。
【0023】
このように構成される洗浄方法では、洗浄工程の一部を改良することで汚れが著しいモップ類などの繊維類の洗浄性能を維持しつつ、洗濯時間の短縮が可能となる洗浄方法が得られることとなる。
特に、ダストコントロールの分野におけるフロアクリーニング用モップ等、または、リネンサプライの分野におけるホテルやレストランなどのコック服やクロス等の汚れが著しい繊維類の洗浄に好適な洗浄方法となるものである。
【0024】
【実施例】
次に、本発明を実施例及び比較例により更に詳しく説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【0025】
〔実施例1〜9及び比較例1〜2〕
下記表2〜表12に記載の各洗浄方法の工程表に基づいて、洗濯機(縦型バッチワッシャー;東京洗染機械製作所製、MWX−600、注水量;2500リットル)に、被洗物(実使用モップ;220Kg)及び汚染布1(EMPA101:EMPA社製)、汚染布2(EMPA106:EMPA社製)、ポリエステル白布を投入して洗浄を行い、下記方法により洗浄性能となる洗浄力と白布の白度維持性とを評価した。
これらの結果を下記表2〜12に示す。
また、下記表2〜表12に記載の各洗浄方法で用いた洗浄剤A〜G、洗浄強化剤A〜C(共に全量100質量%)は下記に記載の配合成分等を用いた。
【0026】
〔洗浄力の算出方法〕
洗浄前後の汚染布の反射率を日本電色色差計(シグマ90)にて測色し、下記式に基づき洗浄力を算出した。
洗浄力=((洗浄布の反射率%−汚染布の反射率%)/(82−汚染布の反射率%))×100
〔白度維持性の評価方法〕
洗浄前後の白布のZ値を日本電色色差計(シグマ90)にて測色し、下記式に基づき白度維持性を算出し、下記の判定基準に基づき判定を行った。
白度維持性=洗浄前布のZ値−洗浄後布のZ値
〈判定基準〉
◎:白度維持性≦0.5
○:0.5<白度維持性≦1.0
△:1.0<白度維持性≦1.5
×:1.5<白度維持性
【0027】
〔使用成分〕
ノニオン1:ダイヤドール13アルコールにエチレンオキシドを平均で7モル付加し、次いでプロピレンオキシドを平均で3モル付加したもの
ノニオン2:イソトリデシルアルコールにエチレンオキシドを平均で6モル付加し、次いでプロピレンオキシドを平均で2モル付加したもの
ノニオン3:イソトリデシルアルコールにエチレンオキシドを平均で45モル付加したもの
溶剤:2−エチルヘキサノールにプロピレンオキシドを平均で3モル付加したもの
アニオン:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
石鹸:牛脂脂肪酸ナトリウム
EDTA:エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
NTA:ニトリロトリ酢酸ナトリウム
STPP:トリポリリン酸ナトリウム
高分子1:アクリル酸/無水マレイン酸共重合物(ソカランCP7:BASF社製)
高分子2:テレフタル酸とエチレングリコールからなるアルキルテレフタレート単位に対しポリエチレングリコール単位とポリプロピレングリコール単位を付加した化合物を主成分とした高分子化合物(SRC−1:Clariant Gmbh社製)
メタ珪:メタ珪酸ナトリウム
Ash:炭酸ナトリウム
【0028】
〔洗浄剤A〕ノニオン1:8質量%、アニオン:8質量%、石鹸:3質量%、EDTA:20質量%、高分子1:10質量%、メタ珪:10質量%、Ash:バランス
〔洗浄剤B〕ノニオン2:7質量%、アニオン:7質量%、石鹸:3質量%、STPP:20質量%、高分子1:8質量%、メタ珪:15質量%、Ash:バランス
〔洗浄剤C〕ノニオン1:10質量%、アニオン:8質量%、石鹸:3質量%、NTA:25質量%、高分子1:10質量%、高分子2:4質量%、メタ珪:15質量%、Ash:バランス
〔洗浄剤D〕ノニオン1:12質量%、アニオン:7質量%、石鹸:5質量%、NTA:18質量%、高分子1:10質量%、メタ珪:15質量%、CMC:2質量%、PEG:1質量%、Ash:バランス
〔洗浄剤E〕ノニオン2:15質量%、アニオン:9質量%、石鹸:2質量%、NTA:28質量%、メタ珪:15質量%、Ash:バランス
〔洗浄剤F〕ノニオン2:55質量%、溶剤:45質量%
〔洗浄剤G〕ノニオン1:70質量%、水:バランス
〔洗浄強化剤A〕STPP:50質量%、メタ珪:50質量%
〔洗浄強化剤B〕メタ珪:100質量%
〔洗浄強化剤C〕高分子2:20質量%、ノニオン3:3質量%、水:バランス
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
【表7】
【0035】
【表8】
【0036】
【表9】
【0037】
【表10】
【0038】
【表11】
【0039】
【表12】
【0040】
上記表2〜表12の結果から明らかなように、本発明範囲となる実施例1〜9の洗浄工程が終了するまで遠心脱水を行わない洗浄方法は、本発明の範囲外となる比較例1〜2の洗浄方法に較べ、汚れの著しい繊維類の洗浄性能に優れると共に、洗濯時間の短縮が可能となる洗浄方法となることが判った。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、洗浄性能に優れ、かつ、洗濯時間の短縮が可能となる洗浄方法が提供され、特に、ダストコントロール分野におけるモップ等の洗浄に好適な洗浄方法が提供される。
Claims (3)
- 洗浄濯ぎ及び脱水機能を備えた洗濯機で、ダストコントロールの分野の繊維類を洗浄する際に、複数の洗浄工程を有し、該洗浄工程が終了するまで遠心脱水を行わず、かつ、前記洗浄工程には、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤及び珪酸塩を含有する洗浄剤、または、該洗浄剤と洗浄強化剤とを用いると共に、1回目の洗浄工程で、上記洗浄剤、または上記洗浄剤と洗浄強化剤の添加量が最大となるように添加することを特徴とする洗浄方法。
- 酸あるいはアルカリ溶液による予備洗浄する工程を有しない請求項1記載の洗浄方法。
- 前記洗浄剤、または、前記洗浄剤と洗浄強化剤の添加総量は、被洗物に対して、1質量%〜15質量%である請求項1又は2記載の洗浄方法。
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