JP4784801B2 - 構造物の制振装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は構造物の制振装置に係わり、特に、木造建築物や鉄骨建築物等の構造物に用いて好適な制振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、、木造建築物や鉄骨建築物等の構造物にあっては、地震等の振動による被害を抑えるために種々の対策が施されており、その一つとして、図7に示すように、柱1と、この柱1の上下に取り付けられる支持構造体(例えば、梁や天井、床や基礎等)2との間に、筋交い状に緩衝部材(たとえば、オイルダンパ)3を設置し、構造体に加わる振動を、前記緩衝部材3の緩衝作用によって早期に減衰させるようにした技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の技術においては、つぎのような改善すべき問題点が残されている。
【0004】
すなわち、前述したように緩衝部材3を、柱1と支持構造体2との間に筋交い状に設置すると、前記柱1と支持構造体2との間の空間部が、前記緩衝部材3によって占められてしまうといった問題点である。
【0005】
このような問題点は、前記緩衝部材3が、構造体の埋め殺しの壁部分に設置される場合には、その影響が少ないが、前記壁に窓を設ける必要がある場合、あるいは、前記柱1が床の中心部に設けられて、前記柱1のまわりがフロアとなされている場合等には、前記緩衝部材3によって窓の設置スペースが制限され、あるいは、前記緩衝部材3が前記フロアーの上部に位置させられて、フロアーの有効利用が図れないといった不具合の原因となる。
また、木造建築等の場合には、梁柱の接合部分も弱く、ダンパの取り付けが困難であり、特に、伝統的な木造建築物の修復には、大口径の柱の入手が難しく、傾斜復元力を期待することも困難であった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、構造物に対する制振機能を確保しつつ、柱とこの柱が取り付けられる支持構造体との間に大きな空間部を確保することのできる構造物の制振装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の構造物の制振装置は、前述した目的を達成するために、構造物の柱と、この柱が取り付けられる上部構造体と下部構造体との間に形成される空間部に設けられる制振装置であって、前記上部構造体と下部構造体との間に、前記柱より長く、中間部の少なくとも一箇所において屈曲した連結部材を対向して設け、これら一対の連結部材の挟角を狭めるように、前記連結部材の屈曲部を付勢する付勢手段を設け、前記一対の連結部材のそれぞれの屈曲部と、前記柱や上部構造体あるいは下部構造体との間に、緩衝部材を介装してなることを特徴とする構造物の制振装置。
本発明の請求項2に記載の構造物の制振装置は、請求項1に記載の前記連結部材をロープによって構成したことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の構造物の制振装置は、請求項1に記載の前記連結部材を、相互に回動自在に連結された一対の鋼棒によって構成したことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の構造物の制振装置は、請求項1ないし請求項3の何れかに記載の前記付勢手段を、前記一対の連結部材の屈曲部間を連結し、中間部で屈曲可能なアームと、このアームの屈曲角を代えるように付勢する付勢部材とによって構成したことを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の構造物の制振装置は、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の前記緩衝部材が、オイルダンパであることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の構造物の制振装置は、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の前記緩衝部材が、粘弾性体あるいは弾塑性体であることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の構造物の制振装置は、請求項1ないし請求項6の何れかに記載の前記付勢部材が、弾性体あるいは弾塑性体であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係わる構造物の制振装置12は、構造体の柱10と、この柱10が取り付けられる上部構造体(梁)11と下部構造体(下階の梁若しくは基礎)16との間に設けられる制振装置であって、前記上部構造体11と下部構造体16との間に、前記柱10より長く、中間部の少なくとも一箇所において屈曲した連結部材(本実施形態においてはロープを示した)17を対向して設け、これら一対の連結部材17の挟角を狭めるように、前記連結部材17の屈曲部19を付勢する付勢手段21を設け、前記一対の連結部材17のそれぞれの屈曲部19と前記下部構造体16との間に、緩衝部材20を介装基本構成となっている。
【0009】
ついで、これらの詳細について説明すれば、前記付勢手段21は、前記一対の連結部材17の屈曲部19間を連結し、中間部で屈曲可能なアーム18と、このアーム18の屈曲角を代えるように付勢する付勢部材22とによって構成されている。
そして、前記両アーム18の屈曲部は、前記両アーム18を回転可能に連結する連結ピン23と、この連結ピン23を支持する支持プレート24とによって構成されている。
【0010】
また、前記各アーム18の一端部と前記緩衝部材20の一端部とは、ピン25によって回転可能に連結されており、このピン25に、前記連結部材17の途中が固定されている。
【0011】
前記各緩衝部材20は、本実施形態においてはオイルダンパが用いられ、その一端部が、前記ピン25に回転可能に連結され、他端部が、前記下部構造体16に設けられたブラケット26に、ピン27を介して回転可能に連結されている。
そして、この緩衝部材20は、前記オイルダンパに代えて、コイルバネ等の弾塑性部材によって構成することも可能であり、あるいは、高減衰ゴム等の粘弾性体によって構成することも可能である。
【0012】
さらに、前記連結部材17は、前記上部構造体11の両端部近傍に装着された固定部材28と、前記下部構成体16の略中央部に間隔をおいて装着された一対の固定部材29との間に固定されている。
【0013】
前記付勢部材22は圧縮スプリングであり、前記支持プレート24を上方へ付勢することによって、前記両アーム18を、これらのアーム18によって形成される挟角を広げる方向に付勢することにより、前記両アーム18によって前記両連結部材17を、これらの間隔を広げるように押圧することによって、これらの連結部材17を緩みなく緊張状態に保持するようになっている。
【0014】
このように構成された本実施形態に係わる制振装置12にあっては、構造物に振動が加わり、たとえば、前記柱10が、図1に矢印(イ)で示す方向に傾動させられると、図1において右側に配置されている連結部材17に作用する張力が増加し、図1に鎖線で示すように、その両端部が離間させられ、これによって、前記連結部材17が固定されている前記ピン25が左側に移動する。
【0015】
この結果、右側に設けられている緩衝部材20に伸び方向の外力が加わり、この緩衝部材20において緩衝機能が生じ、この緩衝機能によって、構造物に作用する振動エネルギが吸収される。
【0016】
また、左側の連結部材17においては、その両端部が近付くように屈曲させられて、その緊張がゆるむ傾向となるが、この連結部材17と前記アーム18との連結部であるピン25が、前記付勢部材22の作用によって左側に押圧されていることにより、前記連結部材17は緊張状態に保持されて、前述したように発生しようとする緩みが吸収される。
これに伴い、左側に配設された緩衝部材20に縮み方向の外力が加わり、この緩衝部材20において緩衝機能が生じ、前述した振動エネルギが吸収される。
【0017】
また、揺り返しによって矢印(ロ)方向の振動が発生した際においては、左側の連結部材17の変形と右側の連結部材17の変形が、前述したのと逆になり、両緩衝部材20における緩衝機能が生じ、同様に制振機能が得られる。
【0018】
そして、前記制振装置12を構成するアーム18や緩衝部材20が、前記柱10の下部と、前記下部構造体16との間に形成される角部に納められ、かつ、前記連結部材17が、前記柱10や下部構造体16に沿って配置されることから、前記柱10と上部構造体11や下部構造体16との間に形成される空間部Aが大きく開放される。
したがって、前記柱10がフロアの途中に配置されている場合にあっても、そのまわりの空間を大きく開放することができ、フロアの有効利用を図ることができる。
【0019】
また、ロープ17は張力を与える構成になっているので、柱10には、それに伴う圧縮力が付加される。
これは、構造物の重量が増加することと同様の効果があり、伝統的木造建築物に本システムを適用した場合、傾斜復元力も増大させることとなるとともに、振動エネルギ吸収効果も与えることが可能となる。
【0020】
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0021】
たとえば、前記実施形態においては、前記ブラケット26や固定部材28等の連結部材17を、前記上部構造体11や下部構造体16に取り付けた例について示したが、これらに限られることなく、柱10の上部や下部に取り付けることにより、間接的に、前記上部構造体11と下部構造体16に取り付けるようにすることも可能であり、要は、前記上部構造体11や下部構造体16の変位が、前記連結部材17に伝わるような位置に、前記連結部材等を取り付けることができる。
また、前記緩衝部材20の取付位置も、強度上、前記上部構造体11や下部構造体16に取り付けることが望ましいが、柱10の中間部に取り付けるようにしてもよい。
さらに、前記連結部座17として、ロープに代えて、一端部が回動自在に連結された鋼棒によって構成することも可能である。
【0022】
図2に示すように、前記制振装置12を上部構造体11側に設けることも可能であり、また、前記付勢部材30を引張りスプリングとして、両アーム18の連結部(ピン23)を上方に付勢することにより、これらのアーム18によって、前記連結部材17を接近させる方向に牽引して、これらの連結部材17を緊張状態に保持するようにすることも可能である。
【0023】
また、図3に示すように、一対の連結部材17の屈曲部19に、他方の連結部材17へ向かう一対のアーム18の一端部を固定するとともに、これらのアーム18の他端部をピン23によって回動自在に連結して略菱形に連結し、前記各アーム18と前記連結部材17の屈曲部19と、前記柱10や下部構造体16との間に緩衝部材20を介装し、かつ、前記アーム18の上下方向において対向するピン23間に、これらのピン23を接近する方向に付勢することにより、前記各連結部材17に張力を与える、引張りスプリング等の付勢部材31を介装した構成とすることも可能である。
ここで、前記各連結部材17の上端部の固定位置の間隔よりも、下端部の固定間隔を狭くした場合、前記付勢部材31を圧縮スプリングとして、前記両ピン23を離間させる方向に付勢するようにする。
これによって、前記各連結部材17に張力を与えることができる。
【0024】
また、図4に示すように、上部構造体11と下部構造体16との間に、柱10の長さよりも長い一対の連結部材17を間隔をおいて取り付け、これらの連結部材17の途中を連結するように設けられ、これらの連結部材17に張力を与える引張りスプリング等の付勢部材32を設けるとともに、この付勢部材32と前記連結部材17との連結部33と、前記柱10あるいは上部構造体11との間に緩衝部材34を介装した構成とすることもできる。
さらに、図5に示すように、前記付勢部材32を圧縮スプリングとするとともに、前記各連結部材17に対応して設け、その一端部を、前記各柱10に固定するようにしてもよい。
【0025】
さらに、図6に示すように、緩衝部材20や付勢手段21等を、上部構造体11および下部構造体16の両側に設けるようにしてもよい。
ここで、図6は、図1に示す実施形態に対応した変形例であるが、図2ないし図5に示す実施形態においても同様に適用可能である。
【0026】
さらにまた、図8に示すように、前記上部構造体11にその長さ方向に間隔をおいて一対の鋼棒からなる第1の連結アーム40をピン41を介して回動自在に取り付け、前記下部構造体16に、その長さ方向に間隔をおいて一対の第2の連結アーム42をピン43を介して回動自在に取り付け、前記各第1の連結アーム40と第2の連結アーム42の長さの和が、前記柱10の長さ以上に設定されているとともに、前記各第1の連結アーム40と前記第2の連結アーム42の揺動端部同士を、ピン44によって回動自在に連結し、前記第1の連結アーム40と第2の連結アーム42との連結部(44)間に、これらの各第1の連結アーム40と前記第2の連結アーム42に張力を与える付勢手段45を設け、前記各第1の連結アームと40前記第2の連結アーム42との連結部(44)と、前記柱10や下部構造体16との間に緩衝部材46を介装した構成とすることもできる。
【0027】
前記緩衝部材45は、たとえば、図9(a)に示すように、略V字状に屈曲成形された一対の弾性変形部材47を、その開き部同士が対向するように向き合わせて、その両端部を、前記ピン44に固定することによって構成されており、これらの両ピン44間に取り付けた状態において、鎖線で示すように、前記両弾性変形部材47の中間部が相互に離間する方向に弾性変形させておくことにより、その弾性復元力を利用して、前記両ピン44を離間させる方向に付勢して、前記第1の連結アーム40および第2の連結アーム42に張力を与えるようになっている。
【0028】
また、前記第1の連結アーム40と第2の連結アーム42とが、その挟角が外側に位置するように設置させられている場合、前記弾性変形部材47間に、圧縮スプリング48を介装しておき、この圧縮スプリング48によって、前記両弾性変形部材47の中心部を相互に離間する方向に付勢することによって、前記両ピン44を接近させる方向に付勢し、これによって、前記第1の連結アーム40および第2の連結アーム42に張力を与えるようにすることも可能である。
【0029】
このような構成によっても、前述した各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わる構造物の制振装置によれば、制振装置の主要構成部材を、柱と、この柱の各端部が取り付けられる支持構造体とで形成される角部に収納することができ、あるいは、柱や支持構造体に沿って配置することができ、これによって、柱まわりに大きな空間部を確保することができる。
したがって、前記柱がフロアの途中に配置されている場合にあっても、そのまわりの空間を大きく開放することができ、フロアの有効利用を図ることができる。
しかも、構造体へ振動が発生した場合において、制振装置の緩衝部材を確実に作動させて、前記振動に伴うエネルギを確実に吸収し、構造体に対する制振機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す要部の概略正面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図7】一従来例を示す要部の正面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す概略正面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
1 柱
2 支持構造体(梁)
3 緩衝部材
10 柱
11 梁(上部構造体)
12 制振装置
13 メインアーム
14 サブアーム
15 緩衝部材
16 基礎(下部構造体)
17 ロープ(連結部材)
18 アーム
19 屈曲部
20 緩衝部材
21 付勢手段
22 付勢部材
23 連結ピン
24 支持プレート
25 ピン
26 ブラケット
27 ピン
28 固定部材
29 固定部材
30 付勢部材
31 付勢部材
32 付勢部材
33 連結部
34 緩衝部材
40 第1の連結アーム
41 ピン
42 第2の連結アーム
43 ピン
44 ピン
45 付勢手段
46 緩衝部材
47 弾性変形部材
48 圧縮スプリング
A 空間部
Claims (7)
- 構造物の柱と、この柱が取り付けられる上部構造体と下部構造体との間に形成される空間部に設けられる制振装置であって、前記上部構造体と下部構造体との間に、前記柱より長く、中間部の少なくとも一箇所において屈曲した連結部材を対向して設け、これら一対の連結部材の挟角を狭めるように、前記連結部材の屈曲部を付勢する付勢手段を設け、前記一対の連結部材のそれぞれの屈曲部と、前記柱や上部構造体あるいは下部構造体との間に、緩衝部材を介装してなることを特徴とする構造物の制振装置。
- 前記連結部材をロープによって構成したことを特徴とする請求項1に記載の構造物の制振装置。
- 前記連結部材を、相互に回動自在に連結された一対の鋼棒によって構成したことを特徴とする請求項1に記載の構造物の制振装置。
- 前記付勢手段を、前記一対の連結部材の屈曲部間を連結し、中間部で屈曲可能なアームと、このアームの屈曲角を代えるように付勢する付勢部材とによって構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の構造物の制振装置。
- 前記緩衝部材が、オイルダンパであることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の構造物の制振装置。
- 前記緩衝部材が、粘弾性体あるいは弾塑性体であることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の構造物の制振装置。
- 前記付勢部材が、弾性体あるいは弾塑性体であることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の構造物の制振装置。
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