JP4784046B2 - 画像処理装置および表示装置 - Google Patents
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Description
具体的には、画像表示装置には、色変換、ガンマ調整、鮮鋭度調整などのいくつかの調整機能がある(たとえば特許文献1参照)。
従来の画像表示装置の調整では、調整された結果だけを表示しており、どの画素が入力画像に対して変わったか、区別できる機能は有していない。
その場合、画像表示装置の表示される処理結果を見ながら、指示(入力情報)を手直しする必要があった。
そして、上述したように、画像表示装置には、色変換、ガンマ調整、鮮鋭度調整などのいくつかの調整機能がある。使用者は、それぞれの調整機能により変化した画素をそれぞれ知りたいという欲求がある。
そして、画素被調整認識部において、画素毎に調整が行われたか否かが判定され、その判定結果が画像生成部に報知される。
画像生成部においては、判定結果に応じて、調整画素と非調整画素が区別できるように出力画像が生成される。
すなわち、本発明では、画像表示装置の中に画像処理装置が入っているので、画像処理する映像部分、画像処理しない映像部分を画像表示装置に含まれるユーザインタフェースを使って、目的の画像位置に直接入力することができ、手直しは不要になり、使い勝手が向上する。
本発明においては、画像調整機能を備えた映像表示装置10のみが全体図となる。画像表示装置は、図1でフラットパネルディスプレイを用いたが、CRTタイプ、投射タイプなどを含めている。画像調整は、本体で行う場合もあるし、リモートコマンダでおこなう場合もあるが、リモートコマンダは省略している。
入力信号SINは、チューナー信号、コンポジットビデオ信号、RGB信号、色差信号などである。
これら、第1調整部(A)12および第調整部(B)13の具体的な構成については、後で詳細に説明する。
映像表示部15のデバイスに応じて、映像表示装置駆動部14の構成は変わってくる。
映像信号は、入力信号処理部11、第1調整部(A)12、第2調整部(B)13、映像表示部駆動部14、映像表示部15の順番に伝達されて、映像表示部15に表示される。
なお、第1調整部(A)12および第調整部(B)13は同様の構成を有する。したがって、以下では、第1調整部(A)12の構成として説明する。
入力信号S11は、画像処理部121、および入力信号遅延部122に入力される。
画像処理部121は、色を変更するなどの調整を行い、被調整信号S121として、出力画像生成部123および被調整画素認識部125に出力する。
入力信号遅延部122は、遅延させた入力信号を、遅延入力信号S122として、出力画像生成部123および被調整画素認識部125に出力する。
出力画像生成部123は、画素被調整認識部125、調整領域制御部126、および調整画素表示方法制御部127の指示に従い、入力遅延信号S122、または、被調整信号S121、または、指示に従って、画像処理を加えて最終出力信号を生成し、出力信号S123を後段に送る。
調整制御部124は、たとえば色の調整であれば、飽和度を高めたりする。
画素被調整認識部125は、判定により、被調整画素であるか、非調整画素であるかを出力画像生成部123に伝達する。
また、調整領域制御部126は、調整領域指定の枠の内側は、調整を行い、枠の外側は調整をしないように出力画像生成部123に指示する。
図4は、映像表示部15におけるユーザインタフェースを例としての表示状態を示す図である。
図4の例では、調整時に画面を縮小して表示しているが、画面いっぱいに表示させる方法も可能である。
その場合には、ユーザが調整するための、ボタンや表示は画面を上書きする形態となる。表示画面15−17以外の部分は、映像表示装置10が、ユーザが調整するのに必要なインタフェースを用意したものである。
ユーザは入力信号SINのすべての画素を調整したいこともあるし、そうでない場合もある。
調整をわかりやすく行うために、領域マーカ15−18のように表示画像15−17の図中右側半分と、映像表示装置10が挿入する挿入参考画像15−19の左側半分に対して調整を加え、領域マーカ15−18の外側の領域には、調整を加えないでおくことができる。
この領域マーカ15−18は、領域マーカ位置変更部15−9、調整位置調整部15−10を使って、画像に対する位置を変更することができる。
領域マーカ15−18を自由に動かすことで、調整の効果を即座に確認することが可能になる。
この領域マーカ15−18は、領域マーカON/OFF機能15−8を使って、マーカを消すことができる。
区別の仕方は色々考えられるが、図4の例では、調整画素表示方法選択15−15、種類選択機能15−16の例を上げた。調整画素表示方法は、調整画素表示方法制御部127により出力画像生成部123に報知される。
種類選択機能15−16でBLACKを選択すると、非調整画素を黒レベルで表示する。
HALFを選択すると、非調整画素の輝度を半分にして表示する。
MONO_TONEを選択すると、非調整画素の色を消してモノトーン信号で表示する。
本実施形態でMONO_TONEの下に下線があるが、これは、非調整信号をモノトーンで表示することを意味する(注、実施例の下線は、その機能を選択していることを意味する。)
表示画面15−17のりんごには色があり、バナナはモノトーンになっている。
領域マーカ15−18に対応させる機能を、調整機能A(15−1)、調整機能B(15−3)のいずれか、または、両方選ぶかを選択することができる。
調整機能A(15−2)、調整機能B(15−4)は、調整機能A、調整機能Bの調整を変えるボリュームである。
制御部であるCPU16は、使用者の指示を、ユーザインタフェース部17を通して伝達されて、映像表示装置10の内部に必要に応じて制御を行う。
そして、外部からの入力信号SINは、入力信号処理部11に入力される。
映像信号は、入力信号処理部11、第1調整部(A)12、第2調整部(B)13、映像表示部駆動部14、映像表示部15の順番に伝達されて、映像表示部15に表示される。
また、調整制御部124においては、画像処理部121で行う調整量を制御するように、CPU16からの制御信号S16により指示される。
画素被調整認識部125においては、入力遅延信号S122と被調整信号S121の値を比較して、画素毎に被調整が実際にあったのかの判定を行うように、CPU16からの制御信号S16により指示される。
調整領域制御部126においては、映像表示部15に調整領域指定の枠を表示させるために、出力画像生成部123の出力画像の生成処理を制御するように、CPU16からの制御信号S16により指示される。
調整画素表示方法制御部127においては、被調整画素、非調整画素の区別方法を出力画像生成部123に指示するように、CPU16からの制御信号S16により指示される。
また、入力信号遅延部122において、入力信号S11に対して画像処理部121の処理にかかる時間と同じ遅延が付与されて遅延入力信号S122として、出力画像生成部123および被調整画素認識部125に出力される。
画素被調整認識部125においては、入力遅延信号S122と被調整信号S121の値を比較して、画素毎に被調整が実際にあったのかの判定が行われる。
そして、出力画像生成部123では、画素被調整認識部125、調整領域制御部126、および調整画素表示方法制御部127の指示に従い、入力遅延信号S122、または、被調整信号S121、または、指示に従って、画像処理を加えて最終出力信号が生成されて、出力信号S123が後段の第2調整部(B)13に送出される。
第2調整部(B)13においても、第1調整部(A)12と同様の処理が行われて、映像表示駆動部14に出力される。
CPU16の制御の下、映像表示装置駆動部14においては、映像表示部15に必要な信号を用意したり、映像表示部15のばらつきを吸収したり、色温度を調整したりする処理が行われる映像表示部15に所望の映像が表示される。
また、調整機能を選択できるので、色々な調整に対する効果を確認できる。
また、被調整画素と非調整画素の区別をON/OFF可能なので、効果確認が簡単である。
また、領域を自由に指定できるので、効果確認が簡単である。
さらに、挿入参考画像に対しても、前述の機能が働くために、効果確認が簡単である。
整量が画素毎に異なるような調整、たとえば赤色(りんご)だけの飽和度を高めるとき、暗い信号部分だけに働くノイズリダクションを調整するときなどに、より効果が期待できる。
Claims (14)
- 入力信号に対して画素単位で所定の調整処理が可能な少なくとも一つの処理部と、
画素毎に調整が行われたか否かを判定する画素被調整認識部と、
上記画素被調整認識部の判定結果に応じて、調整画素と非調整画素が区別できるように出力画像を生成する画像生成部と、
上記画像生成部に対して調整画素と非調整画素の区別機能として、出力側デバイスが持つ複数の調整機能のいずれに対応させるかを選択可能に出力画像を生成させる制御手段と
を有する画像処理装置。 - 制御手段は、
上記画像生成部に、調整画素を含む有効な画像範囲を指定して、移動可能な指定マークを生成画像に付加させる
請求項1記載の画像処理装置。 - 上記制御手段は、
上記指定マークの内側は調整処理を加えることが可能で、外側は調整を加えないでおくように上記出力画像を生成させる
請求項1または2記載の画像処理装置。 - 上記制御手段は、
上記指定マークの内側は調整処理が施された信号となり、外側は種類選択機能で選択された状態の信号となるように上記出力画像を生成させる
請求項2または3記載の画像処理装置。 - 調整画素を含む有効な画像範囲を指定して、上記指定マークを生成画像に付加させるかを選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項2から4のいずれか一に記載の画像処理装置。 - 調整画素と非調整画素の区別機能が複数の調整処理のいずれに対応させるかを選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項1から5のいずれか一に記載の画像処理装置。 - 調整画素と非調整画素の区別機能の有効または無効を選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項1から6のいずれか一に記載の画像処理装置。 - 入力信号に対して画素単位で所定の調整処理が可能な少なくとも一つの処理部と、
画素毎に調整が行われたか否かを判定する画素被調整認識部と、
上記画素被調整認識部の判定結果に応じて、調整画素と非調整画素が区別できるように表示画像を生成する画像生成部と、
上記画像生成部で生成された画像を表示する表示部と、
上記画像生成部に対して調整画素と非調整画素の区別機能として、上記表示部が持つ複数の調整機能のいずれに対応させるかを選択可能に表示画像を生成させる制御手段と
を有する表示装置。 - 制御手段は、
上記画像生成部に、調整画素を含む有効な画像範囲を指定して、移動可能な指定マークを上記表示画像に付加させる
請求項8記載の表示装置。 - 上記制御手段は、
上記指定マークの内側は調整処理を加えることが可能で、外側は調整を加えないでおくように上記表示画像を生成させる
請求項8または9記載の表示装置。 - 上記制御手段は、
上記指定マークの内側は調整処理が施された信号となり、外側は種類選択機能で選択された状態の信号となるように上記表示画像を生成させる
請求項9または10記載の表示装置。 - 調整画素を含む有効な画像範囲を指定して、上記指定マークを上記表示画像に付加させるかを選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項9から11のいずれか一に記載の表示装置。 - 調整画素と非調整画素の区別機能が複数の調整処理のいずれに対応させるかを選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項8から12のいずれか一に記載の表示装置。 - 調整画素と非調整画素の区別機能の有効または無効を選択可能なユーザインタフェース部を有する
請求項8から13のいずれか一に記載の表示装置。
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