JP2010078874A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置において、映像表示エラーが発生した場合、問題の発生箇所を容易に特定する。
【解決手段】映像処理部は映像データから映像信号を生成するメイン回路11と、液晶パネルを駆動させるタイミング信号を生成するタイミングコントローラ(T−CON回路)12とを備える。T−CON回路12は、テスト映像信号が記憶されたテスト映像信号記憶部12aを有する。メイン回路11から信号ライン43を介してハイレベル信号が供給されと、トランジスタTr1〜Tr3はそれぞれオン状態となり、T−CON回路12には電源電圧信号が供給され、CLKP信号及びCLKN信号が供給されない。この状態のとき、T−CON回路12は、メイン回路11からテスト映像を表示する旨の指示を受けたと判断し、テスト映像信号記憶部12aに記憶されたテスト映像信号に基づいてタイミング信号を生成し、液晶ディスプレイ部に送出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、液晶ディスプレイに映像が正常に表示されない場合において、問題の発生箇所を容易に特定できる液晶表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレイを用いた液晶表示装置が普及している。この種の液晶表示装置は、映像信号に基づくタイミング信号をソースドライバやゲートドライバ等から構成される液晶駆動部に送信することにより液晶パネルを駆動させて液晶ディスプレイ上に所望の映像を表示させる。
従来、この種の液晶表示装置において、液晶ディスプレイ上に映像が正常に表示されない問題(以下、映像表示エラーという)が発生した場合、外部のテスト信号発生装置を用いて、テストパターンを液晶ディスプレイに表示させたり、装置内部の各回路における波形等を直接測定したりすることによって、映像表示エラーの発生箇所を特定していた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この種の方法では、外部装置が必要となるため映像表示エラーの発生箇所の発見に手間がかかるという問題がある。また、作業者が映像表示エラーの発生箇所を容易に特定することができないという問題もある。
これに対して、特許文献2には、テストパターン信号発生回路を内蔵し、映像信号に代えて内部で発生させたテストパターン信号を表示することができる表示装置が開示されている。また、特許文献3には、表示パターン作成回路を内蔵し、表示検査の際に表示パターン作成回路によって作成された内部信号に基づいて表示を行うことができる表示装置が開示されている。しかしながら、これらの装置では、外部装置は不要となるが、映像表示エラーの発生箇所を容易に特定することができない。
ところで、特許文献4には、テストパターンの一部領域にOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)信号に基づく情報を表示させることにより、製造過程において調整者が映像表示処理おける調整値や調整モードの調整を行うことができる映像表示装置が開示されている。しかしながら、この装置では上記問題を解決できない。
特開2006−13932号公報 特開平10−274957号公報 特開平8−184794号公報 特開2004−125938号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、映像表示エラーが発生した場合において、問題の発生箇所を特定しやすい液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、映像を表示するための液晶パネルをタイミング信号に基づいて駆動させる液晶駆動手段と、映像信号に基づいて前記タイミング信号の生成、及び送出を行うタイミング制御手段と、装置各部を制御すると共に、前記タイミング制御手段に前記映像信号を送出する制御手段とを備え、前記タイミング制御手段は、前記制御手段から送出された前記映像信号に基づいて前記タイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出する液晶表示装置において、テスト映像を表示するためのテスト映像信号が記憶された記憶手段をさらに備え、前記タイミング制御手段は、前記液晶駆動手段に送出するタイミング信号を、前記制御手段から送信された映像信号に基づくタイミング信号、又は前記記憶手段に記憶されたテスト映像信号に基づくタイミング信号のうちのいずれかに切替えることができるものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記記憶手段は、前記タイミング制御手段内に設けられているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記液晶パネルに表示される映像を切替えるための表示映像切替手段を有する操作手段をさらに備え、前記タイミング制御手段は、前記表示映像切替手段が操作されたとき、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出するものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記制御手段から出力される制御信号に応じて、電源ラインから前記タイミング制御手段に出力される信号を制御するスイッチ手段をさらに備え、前記制御手段が前記スイッチ手段に制御信号を出力することにより、前記タイミング制御手段に前記電源ラインの電源電圧が出力されたとき、該タイミング制御手段は、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出するものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記スイッチ手段はトランジスタであり、前記トランジスタのベースが前記制御手段に接続され、該トランジスタのコレクタが抵抗を介して電源ラインに接続され、該トランジスタのエミッタが前記タイミング制御手段に接続され、前記制御手段が前記トランジスタのベースにハイレベル信号を出力することにより、前記タイミング制御手段に前記電源ラインの電源電圧が出力されたとき、該タイミング制御手段は、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出するものである。
本発明によれば、タイミング制御手段は、液晶駆動手段に送出するタイミング信号を、制御手段から送信された映像信号に基づくタイミング信号、又はテスト映像信号に基づくタイミング信号のうちのいずれかに切替えることができる。そのため、例えば、映像表示エラーが発生しているときに、テスト映像信号に基づくタイミング信号によって液晶パネルを駆動させても表示エラーが解消しない場合には、エラー発生箇所がタイミング制御手段であると特定することができる。一方、正常にテスト映像が表示される場合には、エラー発生箇所は制御手段側であると特定することができる。従って、従来と異なり、外部装置を必要とせずにエラー発生箇所を容易に特定することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る液晶テレビジョン受像機(以下、液晶テレビという)について、図1乃至図3を参照して説明する。ここでは、請求項における液晶表示装置の一例として液晶テレビ1を示すが、本発明の液晶表示装置はこれに限られない。図1は、液晶テレビ1の外観を示し、図2は、液晶テレビ1の構成を示すブロック図であり、図3は、液晶テレビ1を操作するためのリモコン装置(操作手段)2の上面図である。液晶テレビ1は、放送局から配信されるテレビジョン放送信号(以下、テレビ放送信号という)を受信して、テレビ放送信号に基づく映像を表示すると共に、テレビ放送信号に基づく音声を出力する装置である。
液晶テレビ1は、テレビ番組や表示テスト用の映像を表示するための液晶ディスプレイ部3と、音声を出力するスピーカ4と、外部のアンテナに接続され、このアンテナにより受信されるテレビ放送信号の所望の番組を選局するチューナ5とを備える。また、液晶テレビ1は、筐体外部に露出するように設けられた端子部6と、装置本体とは別体となるリモコン装置2から送信された操作信号を受信する受信部7と、映像や音声等の処理を行うと共に、装置各部の制御を行うための制御部(制御手段)8とをさらに備える。
液晶テレビ1は、制御部8による制御に基づき、例えばチューナ5により選局されたテレビ番組や、端子部6にケーブルを介して入力される映像・音声等を液晶ディスプレイ部3やスピーカ4を介して視聴可能にすることができる。制御部8は、チューナ5によって受信されたテレビ放送信号に基づく映像信号を液晶ディスプレイ部3に出力する映像処理部8aと、テレビ番組の音声信号をスピーカ3に出力する音声処理部8bとを有する。
リモコン装置2は、図3に示すように、所望のテレビチャンネルを選択するための複数のキーが配設されており、液晶テレビ1に対して操作信号を送信するための送信部21と、「0」〜「9」までの数字キー22(22a〜22j)と、決定キー23とを有する。また、リモコン装置2は、音声再生時などにスピーカ4から出力する音量値の調節や各種設定の選択を行うための左右キー24a、24bと、液晶ディスプレイ部3上に表示テスト用の映像(以下、テスト映像という)を表示させるためのテスト映像表示ボタン(表示映像切替手段)25をさらに備える。通常、液晶ディスプレイ部3には、テレビ放送信号に基づく映像が表示されるが、例えばメーカーの作業者等によってテスト映像表示ボタン25が操作されると、液晶ディスプレイ部3にテスト映像が表示される。なお、テスト映像表示ボタン25は、通常使用時には操作されないボタンであるため、例えば、作業者によって数秒間長押されることによって操作されるボタンであってもよい。
次に、映像処理部8aと液晶ディスプレイ部3の構成について、図4を参照して説明する。図4は、映像処理部8aと液晶ディスプレイ部3のそれぞれの構成を示すブロック図である。
映像処理部8aは、チューナ5から出力されるテレビ放送信号に含まれる映像データから映像信号を生成するメイン回路(制御手段)11と、映像信号に基づいて液晶パネルを駆動させるタイミング信号を生成するタイミングコントローラ(以下、T−CON回路という;請求項におけるタイミング制御手段)12とを備える。液晶ディスプレイ部3は、液晶パネル31と、ソースドライバ(液晶駆動手段)32と、ゲートドライバ(液晶駆動手段)33と、複数のデータ信号線34と、複数のゲート信号線35とを備える。
メイン回路11は、ビデオプロセッサ11aと、スケーリングプロセッサ11bと、パネルプロセッサ11cと、OSD表示部11dと、制御用マイコン11eとを有する。ビデオプロセッサ11aは、チューナ5から受信したテレビ放送信号の映像データに対してゲイン調節処理、色データの復調処理、コントラスト調整処理、ブライト調整処理、カラー&ティント調整処理、及び肌色補正処理などの処理を必要に応じて行う。
スケーリングプロセッサ11bは、ビデオプロセッサ11aから出力された映像信号に対して水平縮小や拡大縮小の処理などを必要に応じて行う。パネルプロセッサ11cは、スケーリングプロセッサ11bにて変換された映像信号に対してアスペクト比の変更処理、画像の輪郭補正処理、彩度の調整処理、ガンマ補正処理、及びブライトコントラスト調整処理等を必要に応じて行う。
OSD表示部11dは、例えば、音量、TVの受信チャンネル、時間等の情報を表示するものであり、映像信号に対してこれらの情報を合成するための合成処理を行う。制御用マイコン11eは、ビデオプロセッサ11a、スケーリングプロセッサ11b、パネルプロセッサ11c、及びOSD表示部11dを制御する。
T−CON回路12は、メイン回路11から出力される映像信号に基づいて、ソースドライバ32及びゲートドライバ33を駆動するためのタイミング信号を生成し、映像信号とタイミング信号とをソースドライバ32及びゲートドライバ33に送出する。また、T−CON回路12は、液晶ディスプレイ部3にテスト映像を表示させるためのテスト映像信号が記憶されたテスト映像信号記憶部(記憶手段)12aを有する。T−CON回路12は、メイン回路11からの指示信号に基づいて、テスト映像信号に基づくタイミング信号や映像信号をソースドライバやゲートドライバに送出する。テスト映像は、例えば、黒ベタパターンや白ベタパターン等の映像である。
液晶ディスプレイ部3のソースドライバ32及びゲートドライバ33は、液晶パネル31に映像を表示させるために、T−CON回路12から出力されたタイミング信号に基づいて液晶パネル31を駆動させるものであり、液晶パネル31の異なる一辺側にそれぞれ配置されている。複数のデータ信号線34及び複数のゲート信号線35は、液晶パネル31の周辺に配置されている。
液晶パネル31は、マトリクス状に配置された複数のTFT等の画素(図示せず)を、データ信号線34及びゲート信号線35が交差する位置に有する。各画素には、いずれもデータ信号線34及びゲート信号線35が接続されている。ソースドライバ32は、複数のデータ信号線34のそれぞれに対して、そのデータ信号線34に接続された各画素の映像表示データに対応する映像信号を供給する。ゲートドライバ33は、対応するゲート信号線35に対して、そのゲート信号線35に接続された各画素を選択駆動するためのアドレス信号を供給する。
次に、液晶テレビ1の映像表示エラーの発生箇所の特定手順について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、液晶ディスプレイ部3上に表示される映像が正常に表示されていないものとする。まず、メーカーの作業者等によってリモコン装置2のテスト映像表示ボタン25が操作されると(S1)、メイン回路11がT−CON回路12にテスト映像を表示させる旨の指示信号を送信する(S2)。そして、T−CON回路2は、ソースドライバ32及びゲートドライバ33に送出するタイミング信号を、テスト映像信号記憶部12aに記憶されたテスト映像信号に基づいたタイミング信号に切替えて送出し、液晶ディスプレイ部3にテスト映像を表示させる(S3)。
このとき、テスト映像が、正常に表示された場合(S4でYES)、作業者等はT−CON回路12に問題は無く、映像信号がT−CON回路12に入力されるよりも前の処理においてエラーが発生している、すなわち、メイン回路11側でエラーが発生していると判断できる。一方、テスト映像が正常に表示されない場合(S4でNO)、作業者等はT−CON回路12に問題が発生していると判断することができる。
次に、メイン回路11とT−CON回路12の接続回路の一例について、図6に示す回路図を参照して説明する。メイン回路11は、信号ライン41を介して、Low Voltage Differencial Signaling(以下、LVDSという)規格のクロック信号(以下、CLKP信号という)をT−CON回路12及びトランジスタ(スイッチ手段)Tr3のコレクタ端子Tr3bに送出している。また、メイン回路11は、信号ライン42を介して、LVDS規格のクロック信号(以下、CLKN信号という)を、T−CON回路12とトランジスタ(スイッチ手段)Tr2のコレクタ端子Tr2bに供給している。また、メイン回路12は、信号ライン43を介して、例えば5VであるHighレベル信号(以下、High信号という;請求項における制御信号)、又は例えば0VであるLowレベル信号(以下、Low信号という;請求項における制御信号)を、トランジスタ(スイッチ手段)Tr1〜Tr3のそれぞれのベース端子Tr1a〜Tr3aに供給している。
トランジスタTr1のコレクタ端子Tr1bは、抵抗R及び電源ライン44を介して、3.3Vの電源電圧端子46と接続され、トランジスタTr1のエミッタ端子Tr1cは、信号入力ライン45を介してT−CON回路12のPGEN端子と接続されている。トランジスタTr2、Tr3のそれぞれのエミッタ端子Tr2c、Tr3cは、電圧が0Vであるアース端子47に接続されている。
メイン回路12が、信号ライン43を介してHigh信号を供給すると、トランジスタTr1〜Tr3のそれぞれのコレクタ端子Tr1b〜Tr3b・エミッタ端子Tr1c〜Tr3c間が導通状態(以下、オン状態という)となる。一方、メイン回路12が、信号ライン43を介してLow信号を供給すると、トランジスタTr1〜Tr3のそれぞれのコレクタ端子Tr1b〜Tr3b・エミッタ端子Tr1c〜Tr3c間が非導通状態(以下、オフ状態という)となる。
液晶テレビ1の通常の使用状態、すなわち、テスト映像表示ボタン25が操作されていない状態においては、メイン回路11からは信号ライン43を介してLow信号が供給されている。このとき、トランジスタTr1〜Tr3はそれぞれオフ状態となるため、T−CON回路12のPGEN端子には、信号入力ライン45を介して電源電圧信号は供給されない。一方、このとき、T−CON回路12には、信号ライン41を介してCLKP信号が供給され、信号ライン42を介してCLKN信号が供給される。
作業者等によってリモコン装置2のテスト映像表示ボタン25が操作されると、メイン回路11からは信号ライン43を介してHigh信号が供給される。このとき、トランジスタTr1〜Tr3は、それぞれオン状態となるため、T−CON回路12のPGEN端子には信号入力ライン45を介して電源電圧信号(電源電圧)が供給される。また、このとき、T−CON回路12には、信号ライン41及び信号ライン42からCLKP信号及びCLKN信号が供給されない。この状態のとき、T−CON回路12は、メイン回路11からテスト映像を表示する旨の指示を受けたと判断し、テスト映像信号記憶部12aに記憶されたテスト映像信号に基づいてタイミング信号を生成し、タイミング信号と映像信号を液晶ディスプレイ部3に送出する。これにより、液晶ディスプレイ部3にテスト映像が表示される。
上述したように、本実施形態に係る液晶テレビ1によれば、T−CON回路12は、ソースドライバ32及びゲートドライバ33に送出するタイミング信号を、メイン回路11から送信された映像信号に基づくタイミング信号、又はテスト映像信号記憶部12aに記憶されたテスト映像信号に基づくタイミング信号のうちのいずれかに切替えることができる。そのため、例えば、映像表示エラーが発生したときに、テスト映像信号に基づくタイミング信号によって液晶パネル31を駆動させても表示エラーが解消しない場合には、エラー発生箇所がT−CON回路12であると特定することができる。一方、正常にテスト映像が表示される場合には、エラー発生箇所はメイン回路11側であると特定することができる。従って、従来と異なり、外部装置を必要とせずにエラー発生箇所を容易に特定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態において、テスト映像信号記憶部12aがT−CON回路12に内蔵されている例を示したがこれに限られず、T−CON回路12の外部に設けられてもよい。また、リモコン装置2のテスト映像表示ボタンが押下されたときにテスト映像が表示される例を示したがこれに限られず、例えば、複数のボタンを同時に押す等の他の所定の操作が行われたときにテスト映像が表示されるものであってもよい。
本発明の一実施形態に係る液晶テレビの一例を示す図。 上記液晶テレビの構成を示すブロック図。 上記液晶テレビを操作するリモコン装置の上面を示す図。 上記液晶テレビの映像処理部及び液晶ディスプレイ部の構成を示すブロック図。 上記液晶テレビの映像表示エラー発生箇所の特定手順を示すフローチャート。 上記液晶テレビのメイン回路とT−CON回路の接続構成の一例を示す回路図。
1 液晶テレビ(液晶表示装置)
2 リモコン装置(操作手段)
3 液晶ディスプレイ部
8 制御部(制御手段)
11 メイン回路(制御手段)
12 T−CON回路(タイミング制御手段)
25 テスト映像表示ボタン(表示映像切替手段)
31 液晶パネル
32 ソースドライバ(液晶駆動手段)
33 ゲートドライバ(液晶駆動手段)
44 電源ライン
12a テスト映像信号記憶部(記憶手段)
Tr1〜Tr3 トランジスタ(スイッチ手段)
Tr1a〜Tr3a ベース端子(ベース)
Tr1b〜Tr3b コレクタ端子(コレクタ)
Tr1c〜Tr3c エミッタ端子(エミッタ)

Claims (5)

  1. 映像を表示するための液晶パネルをタイミング信号に基づいて駆動させる液晶駆動手段と、
    映像信号に基づいて前記タイミング信号の生成、及び送出を行うタイミング制御手段と、
    装置各部を制御すると共に、前記タイミング制御手段に前記映像信号を送出する制御手段とを備え、
    前記タイミング制御手段は、前記制御手段から送出された前記映像信号に基づいて前記タイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出する液晶表示装置において、
    テスト映像を表示するためのテスト映像信号が記憶された記憶手段をさらに備え、
    前記タイミング制御手段は、前記液晶駆動手段に送出するタイミング信号を、前記制御手段から送信された映像信号に基づくタイミング信号、又は前記記憶手段に記憶されたテスト映像信号に基づくタイミング信号のうちのいずれかに切替えることができることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記記憶手段は、前記タイミング制御手段内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記液晶パネルに表示される映像を切替えるための表示映像切替手段を有する操作手段をさらに備え、
    前記タイミング制御手段は、前記表示映像切替手段が操作されたとき、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出することを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記制御手段から出力される制御信号に応じて、電源ラインから前記タイミング制御手段に出力される信号を制御するスイッチ手段をさらに備え、
    前記制御手段が前記スイッチ手段に制御信号を出力することにより、前記タイミング制御手段に前記電源ラインの電源電圧が出力されたとき、該タイミング制御手段は、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出することを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  5. 前記スイッチ手段はトランジスタであり、
    前記トランジスタのベースが前記制御手段に接続され、該トランジスタのコレクタが抵抗を介して電源ラインに接続され、該トランジスタのエミッタが前記タイミング制御手段に接続され、
    前記制御手段が前記トランジスタのベースにハイレベル信号を出力することにより、前記タイミング制御手段に前記電源ラインの電源電圧が出力されたとき、該タイミング制御手段は、前記テスト映像信号に基づくタイミング信号を生成した後、生成したタイミング信号を前記液晶駆動手段に送出することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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