JP4783246B2 - 二次電池を用いた電力系統制御装置と方法、発電計画装置、リアルタイム制御装置、および電力系統制御システム - Google Patents
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Description
一般的に、電力会社と需要家の間における電気料金契約は、年間を通して需要家の最大需要を超過しない契約電力値で行われる。一方、需要家が契約電力値を超過して受電した場合には、需要家には、ペナルティーとして電力会社から割増料金が課せられる。したがって、需要家が電気料金抑制のために二次電池を導入する場合の具体的な目的としては、契約電力値を超過しないように最大電力を抑制して余分なペナルティーを徴収されないようにすること、負荷平準化を図ることにより契約電力値自体を下げて安い契約にすること、二次電池の電力を電力会社に売電して利益を得ること、などが考えられる。
図14は、需要家における1日の需要カーブの一例を示す図である。一般的に、需要家は、1年間を通して最大需要Dmaxが契約電力値を超過しないように電力会社と契約電力値Fを決定している。しかし、図15に示すように、設備増強等による需要家側の負荷の増加によって最大需要Dmaxが契約電力値Fを超過した場合には、電力会社から需要家に対して通常の料金に加えてペナルティー(割増料金)が課せられることになるため、電気料金が増大する。
また、需要家は、ペナルティー(割増料金)を回避する等の目的で、年間最大需要(ピーク)を上回る値の電力を契約電力値Fとして電力会社と契約しているが、一般的には、契約電力値Fが低ければ低いほど電気料金は低下する。したがって、年間を通して最大電力を低減できれば、契約電力値Fを下げて電気料金を低減することが可能である。また、電気料金は時間帯別に異なっており、一般的には昼間が高く、夜間が安価に設定されている。そのため、同じ電気を使用するにしても、夜間に多く使用して昼間の使用量を抑制することによってさらに電気料金を低減することが可能である。
二次電池20を導入する需要家の目的は、前述したような最大需要Dmaxを抑制する機能、需要家の負荷平準化機能以外にも様々である。しかしながら、いずれにしても、図17や図21に示すような二次電池20本来の能力を使い切っていない場合が多くある。
図23は、電力系統の一般的な概略構成例を示すブロック図である。この図23に示すように、一般的な電力系統10においては、火力発電所101、水力発電所102、原子力発電所103などの発電所で電気が生産され、送電線110を通じて1次または2次の配電用変電所111〜115に送電される。そして、これらの変電所111〜115から配電線120を通じて需要家に供給され、消費されるという流通経路となっている。
電力系統は、熱エネルギーや運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、輸送、分配、消費するシステムであるが、他のエネルギー供給システムと異なり、電気エネルギーは貯蔵が困難であるために、消費量の変化に応じて生産量を量的にも時間的にも合わせるようにコントロールする必要がある。
電力系統の運用を大別すると、以下に説明するように、需給運用と系統運用の二つに分けられる。
(構成)
図1は、本発明による制御対象となる電力系統の構成例を示すブロック図である。この図1に示すように、本発明による制御対象となる電力系統10においてはまず、火力発電所101、水力発電所102、原子力発電所103などの発電所からの電力が、送電線110を通じて1次または2次の配電用変電所111〜115に送電され、さらに、これらの変電所111〜115から配電線120を通じて需要家131〜134に供給されるようになっている。
以上のような構成を有する第1の実施形態の電力系統制御装置30は、図2(a)に示す制御機能31および計画機能32をそれぞれ実現する制御動作および計画動作を行う。以下には、図3〜図5を参照しながら、これらの動作についてそれぞれ説明する。
図3は、本実施形態の電力系統制御装置30による制御動作の概略を示すフローチャートである。この図3に示すように、まず、取得部301によって、電力系統10の各所に設けられた各検出器(図示せず)から電力系統10の系統状態(電圧、電流)が取得され(S11)、各二次電池20の二次電池制御システム21から当該二次電池20の充電量が取得される(S12)。
o1=Max(二次電池による発電出力持ち替えの燃料費削減、二次電池による予備力肩代わりによる発電機停止による燃料費削減) … 式(1)
o2=送電損失削減による発電力の削減効果がもたらす燃料費削減 … 式(2)
o=o1+o2 … 式(3)
図5は、本実施形態の電力系統制御装置30による計画動作の概略を示すフローチャートである。この図5に示すように、電力系統制御装置30によって二次電池20の運転計画を立案する場合には、まず、取得部301によって、各二次電池20の二次電池制御システム21から当該二次電池20の充電量と運転スケジュールとが取得される(S21)。
以上のような第1の実施形態によれば、二次電池の出力配分を変化させた場合における需給制御と送電損失低減制御の両方の効果に関する評価を行って二次電池の制御および運転スケジュールの立案を行うことができる。したがって、二次電池の本来の目的を実現すると同時に、二次電池の能力を有効活用して需給制御と送電損失低減制御の両方を統合した総合的な制御を実現し、トータルの制御効果を向上できるため、電力系統の効率的制御・最適運用が可能であり、多様な電力系統への貢献が可能となる。
(構成)
図6は、本発明を適用した第2の実施形態を示す図であり、(a)は本発明に係る電力系統制御装置を設けた需要家構内系統の構成例を示すブロック図、(b)は(a)に示す電力系統制御装置の各機能を実現する装置構成を示すブロック図である。
以上のような構成を有する第2の実施形態の電力系統制御装置30は、図6(a)に示す制御機能31および計画機能32をそれぞれ実現する制御動作および計画動作を行う。
図7は、本実施形態の電力系統制御装置30による制御動作の概略を示すフローチャートである。この図7に示すように、S11〜S13の一連の処理、すなわち、取得部301によって、電力系統10の系統状態(電圧、電流)を取得し(S11)、二次電池20の充電量を取得して(S12)、仮想発電量を設定する(S13)までの処理は、第1の実施形態と同様である。
図8は、送電損失低減制御の最適化手法の一例として、ロスミニ計算手法の概略を示すフローチャートである。以下には、補足として、図7に示す送電損失低減制御効果最適化処理(S14B)にこのロスミニ計算手法を使用した場合について簡単に説明する。
φ=ΣΔEi … 式(4)
φold−φnew<ε … 式(5)
L=Σ(P*P+Q*Q)×R/V2 … 式(6)
Lold−Lnew<ε … 式(7)
図9は、本実施形態の電力系統制御装置30による計画動作の概略を示すフローチャートである。この図9に示すように、S21〜S25の一連の処理、すなわち、二次電池20の充電量と運転スケジュールを取得し(S21)、運転計画を立案するための時間帯毎(S22)に当該時間帯の電力系統10の運転計画データを取得し(S23)、二次電池20の運転スケジュールから当該時間帯の運転スケジュールを抽出し(S24)、仮想発電量を設定する(S25)までの処理は、第1の実施形態と同様である。
以上のような第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて次のような効果が得られる。すなわち、二次電池の統合制御の出力配分決定にあたって、まず、需給制御への効果を評価して配分を決定する処理を行い、続いて、送電損失低減制御への効果を評価して配分を決定する処理を行うことにより、両方の効果を評価して総合的な配分を決定する場合に比べて、簡易かつ高速に統合制御を行えるという利点がある。本実施形態は、特に、需給制御によるコスト低減効果が送電損失低減制御による効果より支配的になるケースに対して、最適制御に近い配分を実現可能である。
(構成)
図10は、本発明を適用した第3の実施形態を示す図であり、(a)は本発明に係る電力系統制御装置を設けた需要家構内系統の構成例を示すブロック図、(b)は(a)に示す電力系統制御装置の各機能を実現する装置構成を示すブロック図である。
以上のような構成を有する第3の実施形態の電力系統制御装置30は、図11(a)に示す制御機能31および計画機能32をそれぞれ実現する制御動作および計画動作を行う。
図11は、本実施形態の電力系統制御装置30による制御動作の概略を示すフローチャートである。この図11に示すように、S11〜S13の一連の処理は、第2の実施形態と同様であるが、本実施形態において、仮想発電量の設定(S13)は、後続のS14Bの処理を行う送電損失低減制御配分決定部3022によって行われる。
図12は、本実施形態の電力系統制御装置30による計画動作の概略を示すフローチャートである。この図12に示すように、S21〜S25の一連の処理は、第2の実施形態と同様であるが、本実施形態において、仮想発電量の設定(S25)は、本実施形態の前述した制御動作と同様に、送電損失低減制御配分決定部3022によって行われる。
以上のような第3の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて次のような効果が得られる。すなわち、二次電池の統合制御の出力配分決定にあたって、まず、送電損失低減制御への効果を評価して配分を決定する処理を行い、続いて、需給制御への効果を評価して配分を決定する処理を行うことにより、両方の効果を評価して総合的な配分を決定する場合に比べて、簡易かつ高速に統合制御を行えるという利点がある。本実施形態は、特に、送電損失低減制御によるコスト低減効果が需給制御による効果より支配的になるケースに対して、最適制御に近い配分を実現可能である。
(構成)
図13は、本発明を適用した第4の実施形態を示す図であり、(a)は本発明に係る電力系統制御システムを設けた需要家構内系統の構成例を示すブロック図、(b)は(a)に示す電力系統制御システムのシステム構成を示すブロック図である。
以上のような構成を有する第4の実施形態に係る電力系統制御システム40の動作は次の通りである。
以上のような第4の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて次のような効果が得られる。すなわち、計画機能に特化した発電計画装置41と、制御機能に特化したリアルタイム制御装置42を組合せてシステム化したことにより、それぞれの機能をより効率よく実現できるため、二次電池のリアルタイム制御を通じて、電力系統の最適かつリアルタイムな統合制御が可能となる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他にも多種多様な変形例が実施可能である。すなわち、図面に示したシステム構成、装置構成やフローチャートは一例にすぎず、具体的な構成や処理の流れは適宜選択可能である。また、本発明で使用する二次電池や二次電池制御システムの具体的な構成も何等制限されない。
10…電力系統
101…火力発電所
102…水力発電所
103…原子力発電所
110…送電線
111〜115…変電所
120,120a〜120i…配電線
131〜134…需要家
141a〜141d…開閉器
142a,142b…区分開閉器
201〜204…二次電池
20…二次電池
21…二次電池制御システム
21a…予定運転スケジュールデータベース
22…配電線
23…遮断器
24…DC/ACコンバータ
25…検出器
30…電力系統制御装置
31…制御機能
32…計画機能
301…取得部
302…統合制御配分決定部
303…制御部
304…表示部
3021…需給制御配分決定部
3022…送電損失低減制御配分決定部
40…電力系統制御システム
41…発電計画装置
42…リアルタイム制御装置
42a…運転スケジュール計画データベース
Claims (7)
- 電力を使用する需要家側に設けられ、前記需要家に電力を供給する電力系統に接続されるとともに、前記需要家に寄与するために充放電を行う二次電池を制御することで、前記電力系統の制御を行う電力系統制御装置において、
前記二次電池の充放電能力に関する充放電能力情報および前記電力系統の系統状態に関する系統情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得した充放電能力情報で示される充電量を仮想発電量として設定し、当該設定した仮想発電量と前記取得部により取得した前記系統状態情報を用いて、二次電池の出力配分を変化させた出力配分毎に需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果を求める処理を、前記電力系統に配置された各二次電池について行うことにより、全ての二次電池における運転パターンの組合せのうち需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果とを合わせたものが最大となる組合せを運転スケジュールとして決定する決定部と、
前記決定部により決定した運転スケジュールに基づいて各二次電池を制御する制御部
を備えたことを特徴とする二次電池を用いた電力系統制御装置。 - 前記決定部は、前記需給制御によるコスト削減効果が最大となる前記二次電池の出力配分を求める需給制御効果最適化処理を行い、続いて、前記需給制御効果最適化処理により前記二次電池の出力配分が行われた後の二次電池の残りの充放電余力を前記送電損失低減制御によるコスト削減効果が最大となるよう配分する送電損失低減制御効果最適化処理を行うことで、前記二次電池の運転スケジュールを決定するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池を用いた電力系統制御装置。 - 前記決定部は、前記送電損失低減制御によるコスト削減効果が最大となる前記二次電池の出力配分を求める送電損失低減制御効果最適化処理を行い、続いて、前記送電損失低減制御効果最適化処理により前記二次電池の出力配分が行われた後の二次電池の残りの充放電余力を前記需給制御によるコスト削減効果が最大となるよう配分する需給制御効果最適化処理を行うことで、前記二次電池の運転スケジュールを決定するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池を用いた電力系統制御装置。 - 電力を使用する需要家側に設けられ、前記需要家に寄与するために充放電を行う二次電池の出力配分を含めた運転スケジュール計画を作成する発電計画装置において、
前記二次電池の充放電能力に関する充放電能力情報および二次電池の既存の運転スケジュールに関する運転スケジュール情報、運転計画を立案する時間帯の電力系統の運転計画データを取得する取得部と、
前記取得部により取得した運転スケジュール情報から前記運転計画を立案する時間帯における各二次電池の運転スケジュールを抽出し、当該抽出した各二次電池の運転スケジュールでの充放電量を各二次電池の仮想発電量として設定し、当該設定した各二次電池の仮想発電量と前記取得部により取得した電力系統の運転計画データを用いて、二次電池の出力配分を変化させた出力配分毎に需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果を求める処理を、前記電力系統に配置された各二次電池について行うことにより、全ての二次電池における運転パターンの組合せのうち需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果とを合わせたものが最大となる組合せを決定し、当該決定した運転パターンの組合せを各二次電池の新しい運転スケジュールとして更新する決定部
を備えたことを特徴とする発電計画装置。 - 電力を使用する需要家側に設けられ、前記需要家に電力を供給する電力系統に接続されるとともに、前記需要家に寄与するために充放電を行う二次電池をリアルタイム制御することで、前記電力系統のリアルタイム制御を行うリアルタイム制御装置において、
前記二次電池の充放電能力に関する充放電能力情報および前記電力系統の系統状態に関する系統状態情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得した充放電能力情報で示される充電量を仮想発電量として設定し、当該設定した仮想発電量と前記取得部により取得した前記系統状態情報を用いて、二次電池の出力配分を変化させた出力配分毎に需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果を求める処理を、前記電力系統に配置された各二次電池について行うことにより、全ての二次電池における運転パターンの組合せのうち需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果とを合わせたものが最大となる組合せを各二次電池の運転スケジュールとして決定する決定部と、
前記決定部により決定した運転スケジュールに基づいて各二次電池をリアルタイム制御する制御部
を備えたことを特徴とするリアルタイム制御装置。 - 電力を使用する需要家側に設けられ、前記需要家に電力を供給する電力系統に接続されるとともに、前記需要家に寄与するために充放電を行う二次電池を制御することで、前記電力系統の制御を行う電力系統制御システムにおいて、
請求項4に記載の発電計画装置と、請求項5に記載のリアルタイム制御装置を備え、発電計画装置により事前の運転スケジュール計画の作成を行い、作成した運転スケジュール計画に基づき、リアルタイム制御装置により系統状態に応じた前記二次電池のリアルタイム制御を行うように構成された
ことを特徴とする二次電池を用いた電力系統制御システム。 - 電力を使用する需要家側に設けられ、前記需要家に電力を供給する電力系統に接続されるとともに、前記需要家に寄与するために充放電を行う二次電池を制御することで、前記電力系統の制御を行う電力系統制御装置による電力系統制御方法において、
前記電力系統制御装置は、
制御に必要な情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得した情報に基づき、前記二次電池の運転スケジュールを決定する決定部と、
前記決定部により決定した運転スケジュールに基づいて前記二次電池を制御する制御部を備え、
前記取得部は、前記二次電池の充放電能力に関する充放電能力情報および前記電力系統の系統状態に関する系統情報を取得し、
前記決定部は、前記取得部により取得した充放電能力情報で示される充電量を仮想発電量として設定し、当該設定した仮想発電量と前記取得部により取得した前記系統状態情報を用いて、二次電池の出力配分を変化させた出力配分毎に需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果を求める処理を、前記電力系統に配置された各二次電池について行うことにより、全ての二次電池における運転パターンの組合せのうち需給制御によるコスト削減効果と送電損失低減制御によるコスト削減効果とを合わせたものが最大となる組合せを運転スケジュールとして決定する
ことを特徴とする二次電池を用いた電力系統制御方法。
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