JP4782466B2 - 炉内固形物の除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、側壁下部に点検孔を有する炉(例えば、溶融炉)の内側の固着物を掘削ドリルで破砕して除去する炉内固形物の除去装置に関する。
従来、溶融金属を収納する容器の内張耐火物や付着している地金を剥る装置として、特許文献1に記載のものが知られている。この装置においては、容器の前後方向を走行する台車上に、左右方向に横行可能な横移動架台を設け、横移動架台に下方に伸縮可能なブレーカ支柱を設け、ブレーカ支柱にブレーカを旋回、首振り及び伸縮可能に設けており、ブレーカを視認できる運転室からブレーカを操作するようになっている。しかし、この装置を溶融炉のような竪型炉体の底部に適用することはできないため、溶融炉の場合には、作業員が炉体内の底部に入ってブレーカを把持して操作しながら、内張耐火物や地金を剥るようにしている。
特開平8−42978号公報
しかしながら、前記従来の作業員が炉体内の底部に入って行う方法では、粉塵等の発生により作業環境が悪く、しかも、作業員にとって重筋作業となっており、また、作業効率も低かった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、作業員を悪い作業環境及び重筋作業から解放し、また、作業効率の向上が図れる炉内固形物の除去装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る炉内固形物の除去装置は、側壁下部に点検孔を有する炉の内側の固着物を除去する装置であって、炉外に配置されるキャタピラ駆動式の走行台車と、前記走行台車の前側にその下部を回動中心として前後方向に傾動可能に取付けられる垂直フレームと、前記垂直フレームの先部にその基部が回動自在に取付けられ上下方向に傾動して伸縮可能な水平伸縮アームと、前記水平伸縮アームの先部にその基部が取付けられ、該水平伸縮アームの先部を基準にして水平方向に旋回可能及び上下方向に傾動可能で、かつ伸縮可能な補助アームと、前記補助アームの先部に水平軸を基準にして上下方向に旋回可能に設けられた昇降手段付きの掘削ドリルとを有し、前記補助アームを水平状態に保持させると共に、前記掘削ドリルを水平状態に保った場合、前記水平伸縮アームの前側に設けられている機器寸法が前記点検孔の内側寸法より小さい。
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルは前記補助アームの先部の水平軸を基準にして、前記掘削ドリルが、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで回動可能であってもよい。
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、前記走行台車の運転席には前記テレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられてもよい。
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記テレビカメラには旋回及び傾動機構が設けられて、前記テレビカメラによって前記掘削ドリルの先側の前記側壁が撮像可能になってもよい。
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルの外側部には側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられてもよい。
請求項1〜5記載の炉内固形物の除去装置においては、炉外に配置されるキャタピラ駆動式の走行台車の前側にその下部を回動中心として前後方向に傾動可能に取付けられる垂直フレームと、垂直フレームの先部にその基部が回動自在に取付けられ上下方向に傾動して伸縮可能な水平伸縮アームと、水平伸縮アームの先部にその基部が取付けられ、水平伸縮アームの先部を基準にして水平方向に旋回可能及び上下方向に傾動可能で、かつ伸縮可能な補助アームと、補助アームの先部に水平軸を基準にして上下方向に旋回可能に設けられた昇降手段付きの掘削ドリルとを有し、補助アームを水平状態に保持させると共に、掘削ドリルを水平状態に保った場合、水平伸縮アームの前側に設けられている機器寸法が点検孔の内側寸法より小さいので、掘削ドリルを点検孔を介して炉内に挿入して炉外から掘削ドリルを操作することができるため、作業員を炉内の悪い作業環境及び重筋作業から解放し、また、作業効率の向上が図れる。
特に、請求項2記載の炉内固形物の除去装置においては、掘削ドリルは補助アームの先部の水平軸を基準にして、掘削ドリルが、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで回動可能であるので、補助アームの位置を固定したままで掘削ドリルを移動して、側壁及び炉底部の破砕を行うことができる。
請求項3記載の炉内固形物の除去装置においては、水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、走行台車の運転席にはテレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられているので、操作員はディスプレイを見ながら、掘削ドリルの位置決めや除去作業を行うことができる。
請求項4記載の炉内固形物の除去装置においては、テレビカメラには旋回及び傾動機構が設けられて、テレビカメラによって掘削ドリルの先側の側壁が撮像可能になっているので、掘削ドリルの位置決めや除去作業の状況把握が容易にできる。
請求項5記載の炉内固形物の除去装置においては、掘削ドリルの外側部には側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられているので、掘削ドリルを側壁の内側面に接触させないように制御できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る炉内固形物の除去装置の作業時の正面図、図2は同炉内固形物の除去装置の作業時の平面図、図3は同炉内固形物の除去装置の待機時の正面図、図4は同炉内固形物の除去装置の掘削ドリルの炉内挿入時の正面図、図5(A)、(B)はそれぞれ、垂直フレームと枠固定アームとの連結構造を模式的に説明する正面図、側面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る炉内固形物の除去装置10は、側壁11下部に点検孔12を有する炉の一例である溶融炉13の底部内側の固着物(スラグ及び地金)を掘削ドリル14で破砕して除去する装置である。
炉内固形物の除去装置10は、溶融炉13の炉外に配置されるキャタピラ駆動式の走行台車15と、走行台車15の前側にその下部を回動中心Oとして前後方向に傾動可能に取付けられる垂直フレーム16と、垂直フレーム16の先部にその基部が回動自在に取付けられ上下方向に傾動して伸縮可能な水平伸縮アーム17と、水平伸縮アーム17の先部にその基部が取付けられ、水平伸縮アーム17の先部を基準にして水平方向に旋回可能及び垂直方向(上下方向)に傾動可能で、かつ伸縮可能な補助アーム18と、補助アーム18の先部に水平軸19を基準にして垂直方向(上下方向)に旋回可能に設けられた昇降手段付きの掘削ドリル14とを有して構成されている。
図4に示すように、炉内固形物の除去装置10は、更に、補助アーム18を水平状態に保持させると共に、掘削ドリル14を水平状態に保った場合、点検孔12を通過する、水平伸縮アーム17の前側に設けられている機器寸法が点検孔12の内側寸法(内径D=400〜1000mmで、本実施の形態では600mm)より小さくなるように構成されている。以下、これらについて詳細に説明する。なお、溶融炉13の点検孔12が形成されている位置の側壁11の内径をd(1500〜3000mm、本実施の形態では1850mm)とする。
図1及び図2に示すように、走行台車15はキャタピラ駆動式であって、下部の走行部20と、走行部20の上部に設けられ、図示しない旋回手段により旋回する旋回フレーム21と、旋回フレーム21上に設けられた運転席22と、旋回フレーム21の後端部に設けられたカウンターウエイト23とを有している。
図2に示すように、旋回フレーム21の前後、左右には間隔をあけて4本のアウトリガー24が設けられている。アウトリガー24は水平方向に旋回して出し入れ可能であると共に、水平方向に伸縮可能な構造となっている。
旋回フレーム21の前側に突出して設けられた取付部材25には、柱状の垂直フレーム16の下部がピン26を介して連結されている。ピン26の上方位置で垂直フレーム16の後面にはブラケット27が取付けられており、ブラケット27は旋回フレーム21にヘッド側がトラニオン支持された油圧シリンダー29のロッド29aにピン28を介して連結されている。
かかる構成によって、油圧シリンダー29の駆動により、垂直フレーム16をピン26廻りに回動することができ、この結果、垂直フレーム16は旋回フレーム21に対して前後方向に約5〜15度傾動することができる。
図1、図2及び図5(A)、(B)に示すように、垂直フレーム16の上端部には、枠回転式の油圧モータ30の軸側フランジ31が垂直にねじ締結により固定されている。油圧モータ30の軸側フランジ31に対向して配置された枠側フランジ31aは、枠固定アーム32にねじ締結により固定されている。枠固定アーム32には、上下に間隔をあけて油圧シリンダー33のヘッド側とスリーブ状の伸縮ガイド34とが取付けられている。油圧シリンダー33のロッド35は進退アーム17aの後端に設けられた接続金具36に連結されており、伸縮ガイド34内を摺動する棒状の摺動ロッド37の前端部も接続金具36に連結されている。
ここで、進退アーム17a、接続金具36、油圧シリンダー33、伸縮ガイド34、摺動ロッド37及び枠固定アーム32を有して水平伸縮アーム17が構成されている。
かかる構成によって、油圧モータ30の駆動により、水平伸縮アーム17を軸側フランジ31及び枠側フランジ31aの中心廻りに回動する(回動角度は水平に対して約±30度)ことができると共に、油圧シリンダー33の駆動により、進退アーム17aを枠固定アーム32に対して進退する(進退ストロークは0〜400mm)ことができる。
図1及び図2に示すように、水平伸縮アーム17の前端部には、平面視してL字状の取付ブラケット38が設けられており、取付ブラケット38には、油圧モータ30と同じ構造の枠回転式の油圧モータ39の軸側フランジ40が垂直にねじ締結により固定されている。油圧モータ39の枠側フランジ40aは枠固定アーム41の後側に垂直にねじ締結により固定されている。枠固定アーム41の前側には、油圧モータ30と同じ構造の枠回転式の油圧モータ42の軸側フランジ43が水平にねじ締結により固定されている。油圧モータ42の枠側フランジ43aは枠固定アーム44に水平にねじ締結により固定されており、枠固定アーム44には、上下に間隔をあけてスリーブ状の伸縮ガイド45と油圧シリンダー46のヘッド側とが取付けられている。
油圧シリンダー46のロッド47は、平面視してL字状のアームブラケット18aの後端に連結されており、伸縮ガイド45内を摺動する棒状の摺動ロッド48の前端部もアームブラケット18aの後端に連結されている。ここで、アームブラケット18a、油圧シリンダー46、伸縮ガイド45及び摺動ロッド48を有して補助アーム18が構成されている。
かかる構成によって、油圧モータ39の駆動により、補助アーム18を軸側フランジ40及び枠側フランジ40aの中心廻りに回動する(回動角度は水平に対して約±175度)ことができ、かつ、油圧モータ42の駆動により、補助アーム18を軸側フランジ43及び枠側フランジ43aの中心廻りに360度回動することができ、しかも、油圧シリンダー46の駆動により、補助アーム18を伸縮する(伸縮ストロークは0〜150mm)ことができる。
アームブラケット18aには、油圧モータ30と同じ構造の枠回転式の油圧モータ49の軸側フランジ50が垂直にねじ締結により固定されており、油圧モータ49の枠側フランジ50aは枠固定アーム51に垂直にねじ締結により固定されている。枠固定アーム51には、ドリルホルダーブラケット52がねじ締結されており、ドリルホルダーブラケット52には、掘削ドリル14を昇降する油圧モータ53が設けられている。油圧モータ53の出力軸にはピニオンが設けられており、ピニオンに噛合するラックを介して掘削ドリル14が取付けられ、ラックはドリルホルダーブラケット52内に進退可能に設けられている。ここで、油圧モータ53、ピニオン及びラックを有して掘削ドリル14の昇降手段が構成されている。
かかる構成によって、油圧モータ49を駆動することにより、掘削ドリル14を軸側フランジ50及び枠側フランジ50aの中心(水平軸19と同じ)廻りに回動する(回動角度は水平に対して約+145度〜約−110度の範囲)ことができ、油圧モータ53を駆動することにより、掘削ドリル14をドリルホルダーブラケット52に対して進退する(進退ストロークは0〜100mm)ことができる。
従って、掘削ドリル14は補助アーム18の先部の水平軸19を基準にして、掘削ドリル14が、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで、即ち、水平に対して90度回動可能である。
図1に示すように、水平伸縮アーム17の先部の取付ブラケット38には、テレビカメラ54が設けられ、走行台車15の運転席22にはテレビカメラ54の画像を再生するディスプレイ55が設けられている。なお、テレビカメラ54には図示しない旋回及び傾動機構が設けられており、テレビカメラ54によって掘削ドリル14の先側の側壁11が撮像可能になっている。また、掘削ドリル14の外側部には側壁11の内側面との距離を検知するセンサーの一例である超音波センサー(図示せず)が設けられている。炉内固形物の除去装置10の全ての駆動動力源は油圧としており、油圧発生のために、旋回フレーム21上に油圧ユニット及びバルブスタンドが設けられている。
次に、本発明の一実施の形態に係る炉内固形物の除去装置10の使用方法について図を参照しながら説明する。
図3に示すように、炉内固形物の除去装置10は待機時には、操作員は油圧シリンダー33の駆動により水平伸縮アーム17を縮小させ、油圧シリンダー46の駆動により補助アーム18を縮小させておき、油圧モータ30、39、42及び49の駆動により、水平伸縮アーム17、枠固定アーム41、枠固定アーム44及び補助アーム18を所定の回動角度に調整して、掘削ドリル14が走行台車15側に水平に向くようにしておく。
掘削ドリル14を炉内に挿入する時には、図4に示すように、油圧シリンダー33、46はそのままで、油圧モータ30、39及び49の駆動により、水平伸縮アーム17、枠固定アーム41、枠固定アーム44、補助アーム18及び掘削ドリル14を水平に、且つ、前後方向に向けて保持し、掘削ドリル14が水平伸縮アーム17の延長上に位置するように調整する。
その後、走行台車15を駆動して、水平に保持した掘削ドリル14、補助アーム18等の水平伸縮アーム17の前側に設けられている機器を点検孔12を介して挿入し、走行台車15の4本のアウトリガー24を水平方向に旋回して外側に張り出し、それぞれの支柱部を下降して4点で走行台車15を支持する。
掘削ドリル14により側壁11又は炉底部を破砕する時には、破砕する部位に応じて、油圧シリンダー29、33、46及び油圧モータ30、39、42及び49を操作して掘削ドリル14を破砕面近傍で破砕面に対して直交するように位置決めした後、油圧モータ53により側壁11又は炉底部の厚さ方向に掘削ドリル14を送り込む。この際、運転席22の操作員は、掘削ドリル14の先側の側壁11を撮像するテレビカメラ54の画像を再生するディスプレイ55を見ながら、油圧シリンダー33、46及び油圧モータ39、42及び49を操作して破砕作業を行う。
側壁11及び炉底部の破砕作業が終了すると、図4に示す挿入時と同じ状態になるように、油圧シリンダー29、33、46及び油圧モータ30、39、42及び49を操作した後、走行台車15を後退して、掘削ドリル14を、点検孔12を介して炉外に取り出す。
最後に、油圧シリンダー29及び油圧モータ30、39、42及び49を操作して、図3に示す待機時の状態に戻す。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の炉内固形物の除去装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
本実施の形態において、炉として溶融炉13を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の炉に適用することもできる。
掘削ドリル14は補助アーム18の先部の水平軸19を基準にして、掘削ドリル14が、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで回動可能としたが、これに限定されず、必要に応じて、その回動角度より小さい回動であってもよい。
水平伸縮アーム17の先部には、テレビカメラ54を設け、走行台車15の運転席22にはテレビカメラ54の画像を再生するディスプレイ55を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、テレビカメラ及びディスプレイを省略することもできる。
テレビカメラ54には旋回及び傾動機構を設け、テレビカメラ54によって掘削ドリル14の先側の側壁11が撮像可能になるようにしたが、これに限定されず、必要に応じて、旋回及び傾動機構を省略することもできる。
掘削ドリル14の外側部には側壁11の内側面との距離を検知するセンサーを設けたが、これに限定されず、状況に応じて、センサーを省略することもできる。
操作員が運転席22から補助アーム18及び水平伸縮アーム17の位置決めや掘削ドリル14の操作を行うようにしたが、これに限定されず、必要に応じて、事前に所定のデータを入力しておけば、位置決めや掘削ドリルの操作を自動運転可能な構成とすることもできる。
本発明の一実施の形態に係る炉内固形物の除去装置の作業時の正面図である。 同炉内固形物の除去装置の作業時の平面図である。 同炉内固形物の除去装置の待機時の正面図である。 同炉内固形物の除去装置の掘削ドリルの炉内挿入時の正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、垂直フレームと枠固定アームとの連結構造を模式的に説明する正面図、側面図である。
符号の説明
10:炉内固形物の除去装置、11:側壁、12:点検孔、13:溶融炉(炉)、14:掘削ドリル、15:走行台車、16:垂直フレーム、17:水平伸縮アーム、17a:進退アーム、18:補助アーム、18a:アームブラケット、19:水平軸、20:走行部、21:旋回フレーム、22:運転席、23:カウンターウエイト、24:アウトリガー、25:取付部材、26:ピン、27:ブラケット、28:ピン、29:油圧シリンダー、29a:ロッド、30:油圧モータ、31:軸側フランジ、31a:枠側フランジ、32:枠固定アーム、33:油圧シリンダー、34:伸縮ガイド、35:ロッド、36:接続金具、37:摺動ロッド、38:取付ブラケット、39:油圧モータ、40:軸側フランジ、40a:枠側フランジ、41:枠固定アーム、42:油圧モータ、43:軸側フランジ、43a:枠側フランジ、44:枠固定アーム、45:伸縮ガイド、46:油圧シリンダー、47:ロッド、48:摺動ロッド、49:油圧モータ、50:軸側フランジ、50a:枠側フランジ、51:枠固定アーム、52:ドリルホルダーブラケット、53:油圧モータ、54:テレビカメラ、55:ディスプレイ

Claims (5)

  1. 側壁下部に点検孔を有する炉の内側の固着物を除去する装置であって、
    炉外に配置されるキャタピラ駆動式の走行台車と、
    前記走行台車の前側にその下部を回動中心として前後方向に傾動可能に取付けられる垂直フレームと、
    前記垂直フレームの先部にその基部が回動自在に取付けられ上下方向に傾動して伸縮可能な水平伸縮アームと、
    前記水平伸縮アームの先部にその基部が取付けられ、該水平伸縮アームの先部を基準にして水平方向に旋回可能及び上下方向に傾動可能で、かつ伸縮可能な補助アームと、
    前記補助アームの先部に水平軸を基準にして上下方向に旋回可能に設けられた昇降手段付きの掘削ドリルとを有し、
    前記補助アームを水平状態に保持させると共に、前記掘削ドリルを水平状態に保った場合、前記水平伸縮アームの前側に設けられている機器寸法が前記点検孔の内側寸法より小さいことを特徴とする炉内固形物の除去装置。
  2. 請求項1記載の炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルは前記補助アームの先部の水平軸を基準にして、前記掘削ドリルが、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで回動可能であることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の炉内固形物の除去装置において、前記水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、前記走行台車の運転席には前記テレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
  4. 請求項3記載の炉内固形物の除去装置において、前記テレビカメラには旋回及び傾動機構が設けられて、前記テレビカメラによって前記掘削ドリルの先側の前記側壁が撮像可能になっていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルの外側部には前記側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
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