JP4782466B2 - 炉内固形物の除去装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、前記走行台車の運転席には前記テレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられてもよい。
本発明に係る炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルの外側部には側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられてもよい。
請求項3記載の炉内固形物の除去装置においては、水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、走行台車の運転席にはテレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられているので、操作員はディスプレイを見ながら、掘削ドリルの位置決めや除去作業を行うことができる。
請求項5記載の炉内固形物の除去装置においては、掘削ドリルの外側部には側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられているので、掘削ドリルを側壁の内側面に接触させないように制御できる。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る炉内固形物の除去装置の作業時の正面図、図2は同炉内固形物の除去装置の作業時の平面図、図3は同炉内固形物の除去装置の待機時の正面図、図4は同炉内固形物の除去装置の掘削ドリルの炉内挿入時の正面図、図5(A)、(B)はそれぞれ、垂直フレームと枠固定アームとの連結構造を模式的に説明する正面図、側面図である。
図2に示すように、旋回フレーム21の前後、左右には間隔をあけて4本のアウトリガー24が設けられている。アウトリガー24は水平方向に旋回して出し入れ可能であると共に、水平方向に伸縮可能な構造となっている。
かかる構成によって、油圧シリンダー29の駆動により、垂直フレーム16をピン26廻りに回動することができ、この結果、垂直フレーム16は旋回フレーム21に対して前後方向に約5〜15度傾動することができる。
かかる構成によって、油圧モータ30の駆動により、水平伸縮アーム17を軸側フランジ31及び枠側フランジ31aの中心廻りに回動する(回動角度は水平に対して約±30度)ことができると共に、油圧シリンダー33の駆動により、進退アーム17aを枠固定アーム32に対して進退する(進退ストロークは0〜400mm)ことができる。
かかる構成によって、油圧モータ39の駆動により、補助アーム18を軸側フランジ40及び枠側フランジ40aの中心廻りに回動する(回動角度は水平に対して約±175度)ことができ、かつ、油圧モータ42の駆動により、補助アーム18を軸側フランジ43及び枠側フランジ43aの中心廻りに360度回動することができ、しかも、油圧シリンダー46の駆動により、補助アーム18を伸縮する(伸縮ストロークは0〜150mm)ことができる。
従って、掘削ドリル14は補助アーム18の先部の水平軸19を基準にして、掘削ドリル14が、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで、即ち、水平に対して90度回動可能である。
図3に示すように、炉内固形物の除去装置10は待機時には、操作員は油圧シリンダー33の駆動により水平伸縮アーム17を縮小させ、油圧シリンダー46の駆動により補助アーム18を縮小させておき、油圧モータ30、39、42及び49の駆動により、水平伸縮アーム17、枠固定アーム41、枠固定アーム44及び補助アーム18を所定の回動角度に調整して、掘削ドリル14が走行台車15側に水平に向くようにしておく。
その後、走行台車15を駆動して、水平に保持した掘削ドリル14、補助アーム18等の水平伸縮アーム17の前側に設けられている機器を点検孔12を介して挿入し、走行台車15の4本のアウトリガー24を水平方向に旋回して外側に張り出し、それぞれの支柱部を下降して4点で走行台車15を支持する。
最後に、油圧シリンダー29及び油圧モータ30、39、42及び49を操作して、図3に示す待機時の状態に戻す。
本実施の形態において、炉として溶融炉13を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の炉に適用することもできる。
水平伸縮アーム17の先部には、テレビカメラ54を設け、走行台車15の運転席22にはテレビカメラ54の画像を再生するディスプレイ55を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、テレビカメラ及びディスプレイを省略することもできる。
掘削ドリル14の外側部には側壁11の内側面との距離を検知するセンサーを設けたが、これに限定されず、状況に応じて、センサーを省略することもできる。
操作員が運転席22から補助アーム18及び水平伸縮アーム17の位置決めや掘削ドリル14の操作を行うようにしたが、これに限定されず、必要に応じて、事前に所定のデータを入力しておけば、位置決めや掘削ドリルの操作を自動運転可能な構成とすることもできる。
Claims (5)
- 側壁下部に点検孔を有する炉の内側の固着物を除去する装置であって、
炉外に配置されるキャタピラ駆動式の走行台車と、
前記走行台車の前側にその下部を回動中心として前後方向に傾動可能に取付けられる垂直フレームと、
前記垂直フレームの先部にその基部が回動自在に取付けられ上下方向に傾動して伸縮可能な水平伸縮アームと、
前記水平伸縮アームの先部にその基部が取付けられ、該水平伸縮アームの先部を基準にして水平方向に旋回可能及び上下方向に傾動可能で、かつ伸縮可能な補助アームと、
前記補助アームの先部に水平軸を基準にして上下方向に旋回可能に設けられた昇降手段付きの掘削ドリルとを有し、
前記補助アームを水平状態に保持させると共に、前記掘削ドリルを水平状態に保った場合、前記水平伸縮アームの前側に設けられている機器寸法が前記点検孔の内側寸法より小さいことを特徴とする炉内固形物の除去装置。 - 請求項1記載の炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルは前記補助アームの先部の水平軸を基準にして、前記掘削ドリルが、少なくとも水平方向を向く位置から垂直方向を向く位置まで回動可能であることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の炉内固形物の除去装置において、前記水平伸縮アームの先部には、テレビカメラが設けられ、前記走行台車の運転席には前記テレビカメラの画像を再生するディスプレイが設けられていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
- 請求項3記載の炉内固形物の除去装置において、前記テレビカメラには旋回及び傾動機構が設けられて、前記テレビカメラによって前記掘削ドリルの先側の前記側壁が撮像可能になっていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の炉内固形物の除去装置において、前記掘削ドリルの外側部には前記側壁の内側面との距離を検知するセンサーが設けられていることを特徴とする炉内固形物の除去装置。
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