JP4781754B2 - 窓付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器内に充填した内容物の残量を目視可能な透明又は半透明の窓部を備える窓付き容器に関するものである。
従来の窓付き容器には、全体に不透明なプラスチック壁と部分的に上下方向に伸びる帯状の透視窓を有し、この透視窓から容器内に充填した内容物の残量を確認することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3-111243号公報
しかしながら、近年、他社の商品との差別化を図る目的で容器のデザインに自由度が求められており、例えば、容器の側壁全体にその軸線方向に伸びる窓を設けた場合は、デザイン上の制限を受けると共に、遮光性が必要な内容物を充填するための容器として適用が難しいといった問題がある。
これに対し、本発明者は、研究・開発の結果、実際に容器を使用する場合において、内容物の残量確認が必要となるのは、内容物がある程度少なくなってからであり、使用を開始した初期状態から内容物の残量を確認せずともよいことを認識するに至った。
本発明の解決すべき課題は、デザインの選択に対する自由度が大きく、遮光性が必要な内容物を充填するための容器として適用させ易い窓付き容器を提案することにある。
本発明は、使用を開始した初期状態から内容物の残量を確認することはないことに着目してなされたものであり、不透明な容器の側壁に、この容器内に充填した内容物の残量を目視可能な透明又は半透明の窓部を備える窓付き容器において、前記容器を、内容物の残量確認が必要となる所定の高さを基準に、当該基準高さよりも上方の上方部分と、この上方部分に繋がり前記基準高さよりも下方の下方部分とに区分けし、この下方部分の側壁に、前記窓部が前記上方部分と前記下方部分との境界線から下方に向かって形成されており、容器の側壁全体は、前記窓部を除く部分が透明又は半透明の内層及び外層と、不透明な中間層との3層で構成された積層構造であることを特徴とするものである。
本発明に係る容器には、口部、肩部及び胴部を有するボトルや、カップ形の広口容器等が挙げられる。また、積層構造には、内側層が外側層から剥離可能な剥離式の積層構造も含む。
また、本発明において、前記3層のうち、少なくとも1層の肉厚を変化させ色調に変化を持たせることができる。
本発明によれば、内容物の残量を目視する窓部が容器の下方部分に形成されることにより、この窓部に光が当たり難くなると共に、当該窓部以外の側壁の占有面積を最大限確保することができるため、この広く確保された側壁の装飾や外観形状に変化を持たせることにより、デザインの選択に対する自由度が大きく、従来の窓付き容器に比べて遮光性も高くなる。従って、本発明によれば、デザイン選択の自由度が大きく、遮光性が必要な内容物を充填するための容器として適用させ易い窓付き容器を提供することができる。
また、本発明において、窓部を除く容器の側壁を、不透明な層を中間層に、内層及び外層がそれぞれ透明又は半透明の、3層からなる積層構造としたことで、層それぞれの厚さや透過率を調整することにより、容器の表面に、単調な色使いになり易い単層構造に比べて色に深みを出せるため、デザインの選択に対する自由度がより大きくなる。また、この場合、前記層のうち、少なくとも1層の肉厚を変化させることにより色調に変化を持たせることが可能になり、例えば、層の肉厚を連続的に減少、或いは、増加させれば、グラデーション効果が得られるため、デザイン選択の自由度が更に大きくなる。なお、肉厚を変化させて色調を変えると、積層部分の肉厚も変化するが、容器の剛性等を考慮すれば、積層部分の肉厚は均等であることが好ましい。
以下、図面を参照して、本発明である窓付き容器を説明する。
図1,2はそれぞれ、本発明の一形態であるボトル10を示す斜視図及び要部断面図である。
ボトル10は、図2に示す如く、着色された不透明な合成樹脂(好ましくは、紫外線防止剤を含む。)mをベースに、ヒンジキャップCが装着された口部11と、この口部11に繋がる肩部12と、この肩部12に繋がる胴部13と、胴部13に繋がる底部14とからなる外観形状が形作られたブロー成形ボトルであって、口部11、肩部12及び胴部13の厚み部分がボトル10の側壁を構成する。
ボトル10の側壁には、ボトル10内に充填した内容物の残量を目視可能な透明又は半透明の合成樹脂からなる窓部1が設けられている。この窓部1は、ボトル10を、内容物の残量確認が必要となる所定の高さHを基準に、当該基準高さHよりも上方(口部11に向う側)の上方部分10aと、この上方部分に繋がり基準高さHよりも下方(底部14に向う側)の下方部分10bとに区分けし、この下方部分10bの側壁に、帯状の窓部1を上方部分10aと下方部分10bとの境界線L1を起点に、この境界線L1から下方に向かって形成してなる。
窓部1は、ボトル軸線Oに向かって底部14まで形成することも可能であるが、本形態において、窓部1は、図2に示す如く、境界線L1から内容物の使い切りが確認できる胴部13と底部14との境界線L2までのボトル軸線O方向に沿って延びる範囲Aに形成される。但し、内容物によっては、窓部1の終点を、境界線L2に到達しない範囲A内のいずれかの位置にしても、L2を超えて底部14までの範囲としてもよい。特に、遮光性が必要な場合には、光の当たりにくい胴部13の縮径が開始される部分から胴部13と底部14とが繋がるまでの曲面壁(所謂、ヒール部)13tの領域のみ、即ち、図2の符号hで示す高さ領域のみに窓部1を設けることが好ましい。なお、窓部1の幅は、内容物を視認できる幅であればよく、また、基準高さHは、ボトル1の用途等に応じて適宜決定される高さである。
かかる構成によれば、内容物の残量を目視する窓部1がボトル10の下方部分10bに形成されることにより、この窓部1に光が当たり難くなると共に、当該窓部1を除く側壁の面積を最大限確保することができるため、この広く確保された側壁の装飾や外観形状に変化を持たせることにより、デザインの選択に対する自由度が大きく、従来の窓付き容器に比べて遮光性も高くなる。従って、本形態によれば、遮光性が必要な内容物を充填するための容器として適用させ易い窓付きボトルを提供することができる。
また、ボトル10は、窓部1を除く側壁のうち、上方部分10aと下方部分10bとの側壁全体に中間層2を設けた3層からなる積層構造である。この3層構造は、透明又は半透明の内層m1及び外層m2との間に、不透明な中間層2を介在させてなる。
中間層2の構成は、ボトル10の用途等に応じて様々に変更することが可能であるが、本形態に係る中間層2は、彩色を施した加飾層であり、肉厚を変化させることにより色調に変化を持たせている。
かかる構成によれば、内層m1、外層m2及び中間層2それぞれの厚さや透過率を調整することにより、ボトル10の表面に、単調な色使いになり易い単層構造に比べて色に深みを出せるため、デザインの選択に対する自由度がより大きくなる。更に、本形態は、中間層2の肉厚を変化させて色調に変化を持たせることにより、例えば、層の肉厚を連続的に減少、或いは、増加させれば、グラデーション効果が得られるため、デザインの選択に対する自由度が更に大きくなる。なお、中間層2の肉厚を変化させて色調を変えると、内層m1、中間層2及び外層m2からなる3層部分の肉厚も変化するが、ボトル10の剛性等を考慮した場合、上記3層部分の肉厚は均等であることが好ましい。
また、本形態のボトル10のように、窓部1を除く、上方部分10aと下方部分10bとの側壁全体に中間層2を設ければ、装飾や外観形状の変更が可能な領域と共に遮光領域もより広く確保することができる。
本発明は、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、本発明に係る容器は、ボトルに限らず、カップ形の広口容器等であってもよい。また、容器の積層構造には、内側層が外側層から剥離可能な剥離式の積層構造も含む。
本発明の一形態であるボトルを示す斜視図である。 形態の要部断面図である。
符号の説明
1 窓部
2 中間層
10 ボトル
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
m1 内層
m2 外層

Claims (2)

  1. 不透明な容器の側壁に、この容器内に充填した内容物の残量を目視可能な透明又は半透明の窓部を備える窓付き容器において、
    前記容器を、内容物の残量確認が必要となる所定の高さを基準に、当該基準高さよりも上方の上方部分と、この上方部分に繋がり前記基準高さよりも下方の下方部分とに区分けし、この下方部分の側壁に、前記窓部が前記上方部分と前記下方部分との境界線から下方に向かって形成されており、
    容器の側壁全体は、前記窓部を除く部分が透明又は半透明の内層及び外層と、不透明な中間層との3層で構成された積層構造であることを特徴とする窓付き容器。
  2. 前記3層のうち、少なくとも1層の肉厚を変化させ色調に変化を持たせたことを特徴とする請求項1に記載の窓付き容器。
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