JP4780176B2 - スペクトラム拡散回路 - Google Patents

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本発明は、信号のスペクトラムを拡散させる技術に関する。
信号に含まれる不要電磁輻射(EMI:Electro Magnetic Interference)を低減するために信号の周波数を可変する技術が知られている。特許文献1には、ランダム信号で周波数変調した三角波を生成し、生成した三角波に基づいて入力信号をPWM増幅することにより出力信号を得る技術が開示されている。
また、特許文献2には、PLL回路を用いて周波数変調された基準信号と同期するように三角波を生成し、生成した三角波に基づいて入力信号をPWM増幅することにより出力信号を得る技術が開示されている。
特公平7−85524号公報 特開2004−282714号公報
ところで、ランダム信号によって次に指定される周波数は、どの周波数も同じ確率であるため、短時間で見ると周波数が偏ることも有りえる。例えば、第1周波数から第5周波数までの5つの周波数の中からランダムに周波数を選択する場合、現在の周波数が第1周波数であるとすれば、次に選択される周波数が第1周波数である確率は20%である。つまり、長い時間でみれば、どの周波数も同じ確率で発生するが、短い時間で見ると周波数が偏ることが起こり得る。すなわち、従来の技術では、周波数の偏りによって、出力信号の不要電磁輻射が増大するといった問題があった。
また、従来の技術では、出力信号のスペクトラムを拡散させるために、周波数変調回路やPLL回路が必要となるため、回路構成が複雑になるといった問題があった。
以上の事情に鑑みて、本発明は、簡単な構成で、不要電磁輻射を確実に低減するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係るスペクトラム拡散回路は、一回のシーケンスにおいて、N種類(Nは3以上の自然数)の周波数の中から既に指定した周波数と異なる周波数を所定の順序で選択して前記N種類の周波数を全て指定する指定信号を生成し、前記シーケンスを繰り返す制御手段(例えば、実施形態の制御部20)と、前記指定信号に基づいて、指定された周波数を有するクロック信号を順次発生する信号発生手段(例えば、実施形態の信号発生部10)とを備え、前記クロック信号を用いた信号処理の対象となる信号帯域の最高周波数fmaxと前記クロック信号の中心周波数fcとは、fmax<fc/Nを満たす。更に好適な態様において、1シーケンスの周波数fnは、fmax<fnを満たす。
この発明によれば、一回のシーケンスにおいて、複数の周波数が所定の順序で選択されるから、同一の周波数が連続して選択されることがない。このため、短時間で見たときにも不要電磁輻射のスペクトラムを確実に拡散させることができるので、不要電磁輻射を低減することが可能となる。また、制御手段は、複数の周波数の中から周波数を選択すればよいので、スペクトラムを拡散させるために周波数変調回路やPLL回路といった回路構成を用いる必要がなく、構成を大幅に簡素化することができる。
この発明の好適な態様において、前記信号発生手段は、前記出力信号を2値の論理レベルを有するクロック信号として発生し、前記制御手段は、各周波数の前記クロック信号のパルス数が等しくなるように、前記指定信号が指定する複数の周波数を切り替えることが好ましい。この態様によれば、制御手段による周波数の指定は、出力信号たるクロック信号のパルス数によって切り替わる。なお、複数の周波数の各々が発生する確率は、各周波数の周期に応じたものとなる。したがって、各周波数の周期が略等しい場合は、各周波数の発生確率を略等しくすることができる。
ここで、前記制御手段は、前記クロック信号を分周して分周信号を生成する分周手段と、前記分周信号に基づいて前記指定信号を生成する指定信号生成手段とを備えることが好ましい。この場合、クロック信号は制御手段にフィードバックされてそのパルス数が等しくなるように分周され、分周信号に基づいて周波数を指定する指定信号が生成される。このように出力信号たるクロック信号をフィードバックして周波数を切り替えるので、PLL回路や周波数変調回路が不要となり、回路構成を簡略化することができる。
また、前記信号発生手段は、一定の振幅の三角波を発生すると共に前記指定信号に基づいて前記三角波の傾きを調整する三角波発生手段と、前記三角波を基準電圧(例えば、図1の上限電圧ULMT及び下限電圧DLMT)と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記クロック信号を発生するクロック信号生成手段とを備えることが好ましい。この構成によれば、三角波の傾きを調整することによってクロック信号の周波数を設定することができる。
より具体的には、前記指定信号は、複数の個別指定信号から構成され、前記三角波発生手段は、容量素子と前記容量素子に電流を供給する複数の電流供給ユニットとを備え、前記容量素子の電圧を前記三角波として出力し、前記複数の電流供給ユニットの各々は、前記複数の個別指定信号の各々に対応しており、前記個別指定信号によってオン・オフが制御され、オン状態で前記容量素子へ一定の電流を流し込み、オフ状態で前記一定の電流を遮断する第1定電流源と、前記個別指定信号によってオン・オフが制御され、オン状態で前記容量素子から一定の電流を流し出し、オフ状態で前記一定の電流を遮断する第2定電流源とを備えることが好ましい。この発明によれば、複数の電流供給ユニットのいずれを有効にするかによって、容量素子に対して充放電する電流の大きさを指定することができる。容量素子に対する充放電は定電流で行われるから三角波の傾きを調整することができる。
また、周波数を選択する好適な態様として、前記制御手段は、前記4種類以上の周波数のうち最も高い周波数及び最も低い周波数を第1周波数とし、前記第1周波数に隣接する周波数を第2周波数、前記第2周波数に隣接する周波数のうち前記第1周波数を除いた周波数を第3周波数としたとき、前記複数の周波数を、低い方から高い方に向けて又は高い方から低い方に向けて一つおきに順次選択し、前記第1乃至第3周波数のうち前記第3周波数を最先に選択した場合は、次に前記第1周波数を選択し、その次に前記第2周波数を選択し、さらに一つおきに周波数を順次選択し、前記第1乃至第3周波数のうち前記第2周波数を最先に選択した場合は、次に前記第1周波数を選択し、その次に前記第3周波数を選択し、さらに一つおきに周波数を順次選択することが好ましい。
例えば、4種類以上の周波数を480KHz、490KHz、500KHz、510KHz、及び520KHzとしたとき、最も高い周波数は520KHzであるから、520KHzは第1周波数、510KHzは第2周波数、500KHzは第3周波数となる。ここで、低い方から高い方に向けて一つおきに周波数を順次選択し、第3周波数(500KHz)を最先に選択した場合は、次に第1周波数(520KHz)を選択し、その次に第2周波数(510KHz)を選択する。また、この例において、最も低い周波数は480KHzであるから、480KHzは第1周波数、490KHzは第2周波数、500KHzは第3周波数となる。ここで、高い方から低い方に向けて一つおきに周波数を順次選択し、第2周波数(490KHz)を最先に選択した場合は、次に第1周波数(480KHz)を選択し、その次に第3周波数(500KHz)を選択する。このように周波数を選択すると、各周波数を均等に選択することができるので、不要電磁輻射を低減することができる。
以上の条件を満たす選択の順番の具体例を以下に列挙する。
前記4種類以上の周波数が、低い方から高い方に向けて順番に配列する4種類の周波数f1〜f4である場合、前記制御手段は、周波数f1〜f4の何れかを起点として、周波数f2→周波数f4→周波数f3→周波数f1→周波数f2というサイクル、又は、周波数f2→周波数f1→周波数f3→周波数f4→周波数f2というサイクルで、周波数f1〜f4を順次選択する。
前記4種類以上の周波数が、低い方から高い方に向けて順番に配列する5種類の周波数f1〜f5である場合、前記制御手段は、周波数f1〜f5の何れかを起点として、周波数f3→周波数f5→周波数f4→周波数f2→周波数f1→周波数f3というサイクル、又は、周波数f3→周波数f1→周波数f2→周波数f4→周波数f5→周波数f3というサイクルで、周波数f1〜f5を順次選択する。
前記4種類以上の周波数が、低い方から高い方に向けて順番に配列する6種類の周波数f1〜f6である場合、前記制御手段は、周波数f1〜f6の何れかを起点として、周波数f3→周波数f5→周波数f6→周波数f4→周波数f2→周波数f1→周波数f3というサイクル、又は、周波数f3→周波数f1→周波数f2→周波数f4→周波数f6→周波数f5→周波数f3というサイクルで、周波数f1〜f6を順次選択する。
また、前記4種類以上の周波数が、低い方から高い方に向けて順番に配列する7種類の周波数f1〜f7である場合、前記制御手段は、周波数f1〜f7の何れかを起点として、周波数f4→周波数f6→周波数f7→周波数f5→周波数f3→周波数f1→周波数f2→周波数f4というサイクル、又は、周波数f4→周波数f2→周波数f1→周波数f3→周波数f5→周波数f7→周波数f6→周波数f4というサイクルで、周波数f1〜f7を順次選択する。
<1.実施形態>
図1を参照して、本発明の実施形態に係るスペクトラム拡散回路の構成を説明する。同図に示されるスペクトラム拡散回路100は、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2を発生する信号発生部10と、信号発生部10で発生する第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2の周波数を制御する制御部20を備える。
信号発生部10は、電圧発生回路11、電流供給ユニットU1〜U5、容量素子12、比較回路13、及びクロック信号生成回路14を備える。電圧発生回路11において、pチャネルのトランジスタ111は、そのゲートとドレインとが接続されており、ダイオードとして機能する。トランジスタ111のドレインと接地線(接地電圧を供給)との間に抵抗114、115、及び116が直列に接続されている。抵抗114と抵抗115との接続点の電圧は上限電圧ULMTとして出力され、抵抗115と抵抗116の接続点の電圧は下限電圧DLMTとして出力される。上限電圧ULMTは後述する三角波の上限の電圧を規定し、下限電圧DLMTは三角波の下限の電圧を規定する。また、pチャネルのトランジスタ112はトランジスタ111と共にカレントミラー回路を構成するので、トランジスタ111に流れる電流に比例した電流がトランジスタ111とトランジスタ112とに流れる。さらに、トランジスタ112のドレインは、nチャネルのトランジスタ113のドレイン及びゲートと接続される。トランジスタ112のゲート電圧は第1基準電圧Vref1として出力され、トランジスタ113のゲート電圧は第2基準電圧Vref2として出力される。
次に、電流供給ユニットU1〜U5は、容量素子12に対して電荷の充放電を実行する。電流ユニットU1〜U5はそこに用いるトランジスタのサイズを除いて同一の構成である。ここでは、電流供給ユニットU1について説明する。電流供給ユニットU1は、電源電圧を供給する電源線と接地線との間に、スイッチSW1、pチャネルのトランジスタTrp、nチャネルのトランジスタTrn、及びスイッチSW2を直列に接続して構成される。トランジスタTrpのゲートには第1基準電圧Vref1が供給される一方、トランジスタTrnのゲートには第2基準電圧Vref2が供給される。
スイッチSW1は、例えば、pチャネルのトランジスタによって構成され、指定信号C11がローレベルのときオン状態となり、ハイレベルのときオフ状態となる。スイッチSW1がオン状態になると、トランジスタTrpは第1基準電圧Vref1に応じた一定の電流を容量素子12に流し込む。これによって、容量素子12は定電流で充電され、ノードZの電圧TRIが上昇する。このときの電圧波形は直線状となり、その傾きは充電する電流の大きさに応じたものとなる。スイッチSW1及びトランジスタTrpは指定信号C11(個別指定信号)によってオン・オフが制御され、オン状態で容量素子12へ一定の電流を流し込み、オフ状態で一定の電流を遮断する第1定電流源として機能する。
一方、スイッチSW2は、例えば、nチャネルのトランジスタによって構成され、指定信号C12がハイレベルのときオン状態となり、ローレベルのときオフ状態となる。スイッチSW2がオン状態になると、トランジスタTrnは第2基準電圧Vref2に応じた一定の電流を容量素子12から流し出す。これによって、容量素子12は定電流で放電され、ノードZの電圧TRIが下降する。このときの電圧波形は直線状となり、その傾きは放電する電流の大きさに応じたものとなる。スイッチSW2及びトランジスタTrnは指定信号C12(個別指定信号)によってオン・オフが制御され、オン状態で容量素子12から一定の電流を流し出し、オフ状態で一定の電流を遮断する第2定電流源として機能する。
この例では、容量素子12に対して充電する電流と放電する電流が等しくなるように電流供給ユニットU1のトランジスタサイズを設定している。なお、この点は、電流供給ユニットU2〜U5においても同様である。このように容量素子12に対して一定の電流を充電・放電することによって、ノードZの電圧を三角波TRIとして取り出すことが可能となる。振幅が一定であるとすれば、三角波の周波数は波形の傾きで決定される。本実施形態では、三角波の振幅を一定として、指定信号C11、C12、C21、C22、C31、C32、C41、C42、C51、及びC52の論理レベルを所定のシーケンスで切り替えることによって三角波TRIの周波数を調整している。
より具体的には、容量素子12の容量値を10PFとしたとき、例えば、電流供給ユニットU1の電流値を3μA、電流供給ユニットU2の電流値を2.25μA、電流供給ユニットU3の電流値を1.5μA、電流供給ユニットU4の電流値を0.75μA、電流供給ユニットU5の電流値を24μAとする。そして、三角波TRIの周波数を480KHzに設定する場合は電流供給ユニットU5を有効にし、三角波TRIの周波数を490KHzに設定する場合は電流供給ユニットU5及びU4を有効にし、三角波TRIの周波数を500KHzに設定する場合は電流供給ユニットU5及びU3を有効にし、三角波TRIの周波数を510KHzに設定する場合は電流供給ユニットU5及びU2を有効にし、三角波TRIの周波数を520KHzに設定する場合は電流供給ユニットU5及びU1を有効にする。なお、各電流供給ユニットU1〜U5で設定される電流値は、トランジスタTrp及びTrnのサイズ(ゲート幅/ゲート長)を調整することによって設定することができる。
次に、比較回路13はコンパレータ131及び132を備える。コンパレータ131及び132の正入力端子には三角波TRIが供給され、コンパレータ131の負入力端子には上限電圧ULMTが供給される一方、コンパレータ132の負入力端子には下限電圧DLMTが供給される。
次に、クロック信号生成回路14は、インバータ141、ナンド回路142及び143、Dフリップフロップ144を備える。インバータ141、ナンド回路142及び143はSRフリップフロップを構成する。SRフリップフロップの出力信号はナンド回路142の出力端子から第1クロック信号CK1として取り出される。SRフリップフロップは、インバータ141の入力信号がローレベルからハイレベルに遷移すると第1クロック信号CK1の論理レベルをハイレベルにセットし、ナンド回路143に入力信号がハイレベルからローレベルに遷移すると第1クロック信号CK1の論理レベルをローレベルにリセットする。また、Dフリップフロップ144はデータ入力端子Dとデータ出力端子QN(反転出力端子)が接続されているので、クロック入力端子に供給される第1クロック信号CK1を2分周して第2クロック信号CK2として出力する。Dフリップフロップ144は2分周回路として機能する。このように2分周して第2クロック信号CK2を生成するので、第1クロック信号CK1のデューティ比は50%でなくても、第2クロック信号CK2のデューティ比は50%にすることができる。したがって、上述した電流供給ユニットU1〜U5において放電の電流値と充電の電流値が不一致であってもデューティ比が50%の第2クロック信号CK2を出力することができる。
ここで、図2を参照して、比較回路13及びクロック信号発生回路14の動作を説明する。時刻t1において三角波TRIが下限電圧DLMTを下回ると、コンパレータ132の出力信号Xがハイレベルからローレベルに遷移する。そして、時刻t2において三角波TRIが下限電圧DLMTを上回ると、出力信号Xがローレベルからハイレベルに遷移する。出力信号Xがローレベルになると、第1クロック信号CK1の論理レベルがローレベルにリセットされる。
時刻t3において三角波TRIが上限電圧ULMTを上回ると、コンパレータ131の出力信号Y1はローレベルからハイレベルに遷移する。そして、時刻t4において三角波TRIが上限電圧ULMTを下回ると、出力信号Y1がハイレベルからローレベルに遷移する。出力信号Y1はインバータ141によって論理レベルが反転され、信号Y2としてナンド回路142に供給される。信号Y2がローレベルになると、第1クロック信号CK1の論理レベルがハイレベルにセットされる。これによって、三角波TRIが下限電圧DLMTを下回るか、あるいは上限電圧ULMTを上回ると、第1クロック信号CK1の論理レベルが反転する。
次に、図1に示す制御部20について、図3に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。制御部20は、Dフリップフロップ201、5分周回路202、インバータ203、ナンド回路N1〜N4、及びアンド回路A1〜A4を備える。Dフリップフロップ201は第1クロック信号CK1を2分周して第2クロック信号CK2を生成する。5分周回路202は、カウンタによって構成されており、第2クロック信号CK2を計数し、所定の計数値でハイレベルとなる第1〜第4分周信号D1〜D4を生成する。この例では、計数値が「1」〜「4」のとき第1〜第4分周信号D1〜D4が各々ハイレベルとなる。そして、計数値が「5」のとき、第1〜第4分周信号D1〜D4は全てローレベルとなって計数値がリセットされ、次に第1クロック信号CK1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、計数値が「1」となる。この結果、図3に示すように第1〜第4分周信号D1〜D4の論理レベルは排他的に順次ハイレベルとなる。
ここで、電流供給ユニットU5のスイッチSW1及びスイッチSW2には、第1クロック信号CK1が指定信号C51及びC52として供給される。したがって、電流供給ユニットU5は、常時、有効となり、第1クロック信号CK1の論理レベルの遷移に同期してスイッチSW1とスイッチSW2とが交互にオン状態となる。
次に、電流供給ユニットU1〜U4のスイッチSW1にはナンド回路N1〜N4の出力信号が指定信号C11、C21、C31、及びC41として供給される一方、スイッチSW2にはアンド回路A1〜A4の出力信号が指定信号C12、C22、C32、及びC42として供給される。電流供給ユニットU3に着目すると、アンド回路A3の一方の入力端子には第1分周信号D1が供給される一方、その他方の入力端子には第1クロック信号CK1が供給される。このため、指定信号C32は、図3に示すように第1分周信号D1がハイレベルとなる第1期間T1において、第1クロック信号CK1がハイレベルとなる期間においてのみハイレベルとなる。また、ナンド回路N3の一方の入力端子には第1分周信号D1が供給される一方、その他方の入力端子には反転第1クロック信号CK1’が供給される。このため、指定信号C31は、図3に示すように第1分周信号D1がハイレベルとなる第1期間T1において、反転第1クロック信号CK1’がハイレベルとなる期間においてのみローレベルとなる。
この結果、電流供給ユニットU3は、期間T1において有効となり、他の期間T2〜T5においては無効となる。上述したように電流供給ユニットU5は、常時、有効となるので、期間T1では、電流供給ユニットU3及びU5によって三角波TRIの周波数が設定される。同様に、期間T2では、電流供給ユニットU1及びU5によって三角波TRIの周波数が設定され、期間T3では、電流供給ユニットU2及びU5によって三角波TRIの周波数が設定され、期間T4では、電流供給ユニットU4及びU5によって三角波TRIの周波数が設定され、期間T5では、電流供給ユニットU5によって三角波TRIの周波数が設定される。そして、期間T1〜T5を1シーケンスとしたとき、これを繰り返して第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2が生成される。すなわち、制御部20は、各周波数の第1クロック信号CK1のパルス数(この例では「2」)が等しくなるように、指定信号C11〜C52が指定する複数の周波数を切り替える。
図4は、三角波TRI、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2の関係を示すタイミングチャートである。上述したように電流供給ユニットU3及びU5が有効の場合、三角波TRIの周波数が500KHzになるように容量素子12に対する電流が設定されるから、期間T1において第1クロック信号CK1の周波数は1MHz、第2クロック信号CK2の周波数は500KHzとなる。同様に、期間T2では、電流供給ユニットU1及びU5が有効となるので、第1クロック信号CK1の周波数は1.04MHz、第2クロック信号CK2の周波数は520KHzとなる。期間T3では、電流供給ユニットU2及びU5が有効となるので、第1クロック信号CK1の周波数は1.02MHz、第2クロック信号CK2の周波数は510KHzとなる。期間T4では、電流供給ユニットU4及びU5が有効となるので、第1クロック信号CK1の周波数は0.98MHz、第2クロック信号CK2の周波数は490KHzとなる。期間T5では、電流供給ユニットU5が有効となるので、第1クロック信号CK1の周波数は0.96MHz、第2クロック信号CK2の周波数は480KHzとなる。
図5(A)は、1シーケンスにおける周波数の遷移を示す概念図である。この図に示すように、第2クロック信号CK2の周波数は、500KHz→520KHz→510KHz→490KHz→480KHzといったように遷移する。なお、図5(B)に示すように500KHz→480KHz→490KHz→510KHz→520KHzの順で遷移させてもよい。すなわち、1シーケンスで、既に指定した周波数と異なる周波数を選択するように複数の周波数(この例では5個)が所定の順番で全て指定される。つまり、1シーケンス中に同じ周波数が指定されることがない。仮に、5つの周波数をランダムに指定すると、現在の周波数と次に指定する周波数とが20%の確率で一致する。このため、短時間で見たとき、第2クロック信号CK2の周波数が集中することが起こり得る。これに対して、本実施形態では、予め定められた順序に従って複数の周波数が選択されるので、第2クロック信号CK2の周波数が確実に分散される。したがって、短時間で見てもある周波数が連続して選択されることがなくなるので、不要電磁輻射を確実に低減することが可能となる。
図6及び図7にスペクトラム拡散回路100における不要電磁輻射のシミュレーション例を示す。図6は10MHzから70MHzまでの周波数解析結果であり、図7は1KHzから15MHzまでの周波数解析結果である。また、図6及び図7の(A)は500KHzの第2クロック信号の周波数解析結果であり、(B)は1シーケンスで490KHz、500KHz、及び510KHzを順次選択した場合の周波数解析結果であり、(C)は480KHz、490KHz、500KHz、510KHz、及び520KHzを順次選択した場合の周波数解析結果である。
図6に示すように、(A)の単一周波数の場合と比較して、(B)に示す3周波数のスペクトラム拡散及び(C)に示す5周波数のスペクトラム拡散の方が10MHz〜70MHzの周波数成分が低いことがわかる。これは、複数の周波数を選択することによって、不要電磁輻射のスペクトラムが拡散されるからである。さらに、5周波数のスペクトラム拡散の方が3周波数のスペクトラム拡散と比較して、周波数成分が低いことが分かる。これは、5周波数の方が3周波数より、スペクトラムを広い範囲に拡散させるからである。また、図7(B)及び(C)に示すように3周波数のスペクトラム拡散では166KHz(=500KHz/3)にスペクトラムが発生し、5周波数のスペクトラム拡散では100KHz(=500KHz/5)にスペクトラムが発生する。これらは、1シーケンスの周波数に応じたものである。
これらのスペクトラムは周波数が低い。第2クロック信号CK2を用いて信号処理を実行する場合、処理対象の周波数帯域に低周波数の不要電磁輻射が混入すると、フィルタでノイズを分離することができなくなる。この例では、低周波数の不要電磁輻射が166KHzや100KHzに発生するが、信号処理の対象が音声信号である場合、その帯域は10Hz〜20KHzであるので、フィルタを用いて低周波数の不要電磁輻射を簡単に除去することができる。これに対して、ランダム信号を用いてスペクトラム拡散すると、ランダム信号は低周波数成分を含むため、低周波数の不要電磁輻射が信号帯域内に発生してしまう。不要電磁輻射が混入した場合、これを分離することができずSN比が低下し、信号の品質が劣化する。本実施形態によれば、1シーケンスの周波数によって低周波数の不要電磁輻射を規定することができるので、信号帯域の外に不要電磁輻射を追いやることが可能となる。
具体的には、処理対象となる信号帯域の最高周波数をfmaxとし、1シーケンスの周波数をfnとしたとき、fmax<fnとなるように周波数fnを設定すればよい。さらに、生成するクロック信号の中心周波数をfcとし、選択の対象となる周波数の数をNとしたとき、fmax<fc/Nとなるように中心周波数fcと選択の対象となる周波数の数Nを設定すればよい。例えば、最高周波数fmax=25KHz、fc=500KHzである場合、N<20となる。この場合、選択の対象となる周波数の数N=19に設定すると、信号帯域内に不要電磁輻射が混入することを防止しつつ不要電磁輻射を最も低減できる。
<2.変形例>
上述した実施形態においては、1シーケンスで5つ周波数を選択したが、選択の対象となる周波数は、3以上であればよい。例えば、選択の対象となる周波数が図8(A)に示すようにfa、fb、fc、…、fx、fy、fzである場合を想定する。この場合、最も高い周波数はfzであり、最も低い周波数はfaである。ここで、最高周波数fz及び最低周波数faを第1周波数f1、第1周波数f1に隣接する周波数を第2周波数f2(fb及びfy)、第2周波数f2に隣接する周波数のうち第1周波数f1を除いた周波数を第3周波数f3(fc及びfx)とする。この周波数の配置において、複数の周波数を、低い方から高い方に向けて又は高い方から低い方に向けて一つおきに順次選択する。最高周波数fz及び最低周波数faの近傍の選択は以下のように行う。
まず、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第3周波数f3を最先に選択した場合は、図8(B)に示すように、次に第1周波数f1を選択し、その次に第2周波数f2を選択し、さらに一つおきに周波数を順次選択する。一方、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第2周波数f2を最先に選択した場合は、図8(C)に示すように、次に第1周波数f1を選択し、その次に第3周波数f3を選択し、さらに一つおきに周波数を順次選択する。このように周波数を選択すると、各周波数を均等に選択することができるので、不要電磁輻射を低減することができる。
より具体的には、以下のように選択すればよい。
(1)選択の対象となる周波数が3個の場合
図9に選択の対象となる周波数が3個の場合の選択順序を示す。図9(A)に示す例では、510KHz→490KHz→500KHz→510KHz…の順で周波数を選択する。この場合、490KHzは第1周波数f1、500KHzは第2周波数f2、510KHzは第3周波数f3に相当する。この例では、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第3周波数f3(510KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(490KHz)を選択し、その次に第2周波数(500KHz)を選択する。また図9(B)に示す例では、490KHz→510KHz→500KHz→490KHz…の順で周波数を選択する。この場合、510KHzは第1周波数f1、500KHzは第2周波数f2、510KHzは第3周波数f3に相当する。
(2)選択の対象となる周波数が4個の場合
図10に選択の対象となる周波数が4個の場合の選択順序を示す。図10(A)に示す例では、500KHz→520KHz→510KHz→490KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、520KHzは第1周波数f1、510KHzは第2周波数f2、500KHzは第3周波数f3に相当する。この例では、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第3周波数f3(500KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(520KHz)を選択し、その次に第2周波数(510KHz)を選択する。また図9(B)に示す例では、500KHz→490KHz→510KHz→520KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、490KHzは第1周波数f1、500KHzは第2周波数f2、510KHzは第3周波数f3に相当し、第2周波数f2(500KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(490KHz)を選択し、その次に第2周波数(510KHz)を選択する。
(3)選択の対象となる周波数が5個の場合
この場合は、上述した実施形態において図5を参照して説明した通りである。
(4)選択の対象となる周波数が6個の場合
図11に選択の対象となる周波数が6個の場合の選択順序を示す。図11(A)に示す例では、500KHz→520KHz→530KHz→510KHz→490KHz→480KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、530KHzは第1周波数f1、520KHzは第2周波数f2、510KHzは第3周波数f3に相当する。この例では、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第2周波数f2(520KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(530KHz)を選択し、その次に第3周波数(510KHz)を選択する。また図11(B)に示す例では、500KHz→480KHz→490KHz→510KHz→530KHz→520KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、480KHzは第1周波数f1、490KHzは第2周波数f2、500KHzは第3周波数f3に相当し、第3周波数f3(500KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(480KHz)を選択し、その次に第2周波数(490KHz)を選択する。
(5)選択の対象となる周波数が7個の場合
図12に選択の対象となる周波数が7個の場合の選択順序を示す。図12(A)に示す例では、500KHz→520KHz→530KHz→510KHz→490KHz→470KHz→480KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、530KHzは第1周波数f1、520KHzは第2周波数f2、510KHzは第3周波数f3に相当する。この例では、第1〜第3周波数f1〜f3のうち、第2周波数f2(520KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(530KHz)を選択し、その次に第3周波数(510KHz)を選択する。また図12(B)に示す例では、500KHz→480KHz→470KHz→490KHz→510KHz→530KHz→520KHz→500KHz…の順で周波数を選択する。この場合、470KHzは第1周波数f1、480KHzは第2周波数f2、490KHzは第3周波数f3に相当し、第2周波数f2(480KHz)を最初に選択するので、次に、第1周波数f1(470KHz)を選択し、その次に第3周波数(490KHz)を選択する。
以下、同様に選択の対象となる周波数を拡大することができる。
スペクトラム拡散回路の構成を示すブロック図である。 比較回路13及びクロック信号発生回路14の動作を示すタイミングチャートである。 制御部20の動作を示すタイミングチャートである。 三角波TRI、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2の関係を示すタイミングチャートである。 1シーケンスにおける周波数の遷移を示す概念図である。 スペクトラム拡散回路における不要電磁輻射のシミュレーション例を示すグラフである。 スペクトラム拡散回路における不要電磁輻射のシミュレーション例を示すグラフである。 変形例における周波数の選択を説明するための概念図である。 変形例において選択の対象となる周波数の個数が3個の場合の選択順序を説明するための概念図である。 変形例において選択の対象となる周波数の個数が4個の場合の選択順序を説明するための概念図である。 変形例において選択の対象となる周波数の個数が6個の場合の選択順序を説明するための概念図である。 変形例において選択の対象となる周波数の個数が7個の場合の選択順序を説明するための概念図である。
符号の説明
100……スペクトラム拡散回路、10……信号発生部、20……制御部、12……容量素子、13……比較回路、14……クロック信号生成回路、202……分周回路、C11〜C52……指定信号、U1〜U5……電流供給ユニット、SW1,SW2……スイッチ、Trp,Trn……トランジスタ、CK1……第1クロック信号、CK2……第2クロック信号、f1……第1周波数、f2……第2周波数、f3……第3周波数。

Claims (4)

  1. 一回のシーケンスにおいて、N種類(Nは3以上の自然数)の周波数の中から既に指定した周波数と異なる周波数を所定の順序で選択して前記N種類の周波数を全て指定する指定信号を生成し、前記シーケンスを繰り返す制御手段と、
    前記指定信号に基づいて、指定された周波数を有するクロック信号を順次発生する信号発生手段とを備え、
    前記クロック信号を用いた信号処理の対象となる信号帯域の最高周波数fmaxと前記クロック信号の中心周波数fcとは、fmax<fc/Nを満たす
    スペクトラム拡散回路。
  2. 1シーケンスの周波数fnは、fmax<fnを満たす
    請求項1のスペクトラム拡散回路。
  3. 前記自然数Nは4以上であり、
    前記制御手段は、
    前記N種類の周波数のうち最も高い周波数又は最も低い周波数を第1周波数とし、前記第1周波数に隣接する周波数を第2周波数、前記第2周波数に隣接する周波数のうち前記第1周波数を除いた周波数を第3周波数としたとき、
    前記第1乃至第3周波数のうち前記第3周波数を最先に選択した場合は、次に前記第1周波数を選択し、その次に前記第2周波数を選択し、さらに一つおきに、低い方から高い方又は高い方から低い方に向けて周波数を順次選択し、
    前記第1乃至第3周波数のうち前記第2周波数を最先に選択した場合は、次に前記第1周波数を選択し、その次に前記第3周波数を選択し、さらに一つおきに、低い方から高い方又は高い方から低い方に向けて周波数を順次選択する、
    請求項1または請求項2のスペクトラム拡散回路。
  4. 前記信号発生手段は、
    複数の前記指定信号に応じた傾きの三角波を発生する三角波発生手段と、
    前記三角波を基準電圧と比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づいて前記クロック信号を生成するクロック信号生成手段とを含み、
    前記三角波発生手段は、
    複数の前記指定信号に対応する複数の電流供給ユニットと、容量素子とを含み、前記容量素子の電圧を前記三角波として出力し、
    前記複数の電流供給ユニットの各々は、
    前記容量素子に電流を供給するオン状態と当該電流を遮断するオフ状態とが前記指定信号に応じて制御される第1定電流源と、
    前記容量素子から電流を流し出すオン状態と当該電流を遮断するオフ状態とが前記指定信号に応じて制御される第2定電流源とを含む
    請求項1から請求項3の何れかのスペクトラム拡散回路。
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