JP4780015B2 - バックアップ装置及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、バックアップ装置にかかり、特に、複数のハードウェアにて構成されたシステム全体をバックアップする装置に関する。また、バックアップしたシステムを他のシステムに復元するリストア装置に関する。
従来、システム障害や災害等に対応すべくシステムをバックアップする際には、データベースなどの蓄積されているデータのバックアップが行われる。そして、その後、システムを復旧する際には、ハードウェア、基本ソフトウェアなどのデータを扱うシステム基盤を修復し、その後、バックアップしたデータをシステム基盤にリストアする。これにより、システム障害が発生した場合であっても、他のシステムにて運用を再開することができる。
しかし、上述した従来方式では、データを扱うシステム基盤ごと破壊された場合には、システムを復旧するために、まずシステム基盤の再構築を行う必要があり、これには多大な労力や時間、さらには、コストを要する。例えば、現在では、ブレードサーバやグリッドシステムなど、ソフトウェア的な設定によりシステム構成を容易に変更できるハードウェアプラットフォームが普及しはじめているが、その一方で、一からシステムを構築する手法は、従来の手法のままであるため、上述したように、復旧作業に多大な労力、時間、コストを要する、という問題が生じる。また、システムを復旧させる場合だけでなく、現存するシステムと同一のシステムと別途新たに運用させる場合にも、一からシステムを構築するため、上記同様の問題が生じる。
ここで、システムの復旧を容易に実現するための技術が、下記特許文献1〜3に開示されている。例えば、特許文献1には、通信機器の設定情報をバックアップすることが開示され、特許文献2には、コンピュータのブートディスクイメージをバックアップすることが開示されている。また、特許文献3には、ホスト機器の一部のイメージを記憶し、また、ホスト機器の動作環境と互換性のあるバックアップ設備のシミュレーションを行う、ことが記載されている。
特開2003−8573号公報 特表2002−522826号公報 特表2003−532219号公報
しかしながら、上記従来技術では、1つのハードウェアによる装置のバックアップを行うことが目的とされており、複数のハードウェアといった構成からなるシステムをバックアップするには、依然として、複雑なシステム構築を一から行う必要が生じる。そして、システム復旧の際には、必要なハードウェアを把握したり、ハードウェア間の関係を認識するなど、システム規模が膨大になるほど作業は困難となり、労力及びコストがかかる、という問題が生じる。
特に、近年において企業内などで構築されるシステムは、例えば、図11に示すように、ネットワークNにファイアフォール(FW)を介して接続され、Webサーバ(Web)、アプリケーションサーバ(AP)、データベースサーバ(DB)、ストレージサーバ(Storage)、などが何層にも連なって接続されたネットワークシステム100として構成されていることが多々ある。このように、バックアップ対象となるシステムが複雑かつ規模が膨大である場合には、さらに復旧が困難となる。
また、ホットスタンバイ、コールドスタンバイなどの方式でシステム基盤ごとあらかじめ多重化して構築しておくことも考えられ、リストア時(復元時)の労力は削減できるが、予めシステム毎に復旧用のハードウェアを用意しておく必要があるため、ハードウェア投資は2倍から数倍になり、非常に膨大なコストがかかる、という問題が生じる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、低コストにて、容易にシステム復旧が可能なようバックアップすることができる装置、方法、プログラムを提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態であるバックアップ装置は、
所定のハードウェアを備えて構成されたバックアップ対象システムに接続されたバックアップ装置であって、
バックアップ対象システムに内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ手段と、
バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ手段と、
バックアップ対象システムのハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集手段と、
を備えたことを特徴としている。
そして、システム構成情報は、バックアップ対象システムを構成する複数のハードウェア間の接続関係を表す接続関係情報を含む、ことを特徴としている。特に、接続関係情報は、バックアップ対象システム内で構築されるネットワーク内における複数のハードウェア間の接続関係を表す、ことを特徴としている。
上記発明によると、物理的なハードウェアや論理的なハードウェアを複数備えたバックアップ対象システムから、蓄積データと、システムを作動させる基盤ソフトウェアと、システムの構成を表すシステム構成情報と、がバックアップされる。従って、後に、バックアップされたシステム構成情報を用いることで、複数のハードウェアからなる複雑なシステムの構成を容易に復元することができる。そして、この復元されたシステムの構成に、同様にバックアップされた基盤ソフトウェアと蓄積データとを復元することで、システム全体を復元することができる。このとき、上記システム構成情報を参照して復元を行うことができるため、バックアップ対象システムとは異なるハードウェア構成に対しても容易に復元することができる。
そして、特に、複数のハードウェア間の接続関係を表す接続関係情報をバックアップしておくことで、複雑なシステム構成をより容易かつ正確に復元することができる。
また、システム構成情報は、予めバックアップ対象システム内に記憶された当該バックアップ対象システムを実現可能なハードウェアの性能を表す情報を含む、ことを特徴としている。これにより、復元先となるシステムの必要性能を認識することができるため、作動可能なようシステムを構築でき、復元の確実性が増す。
また、システム構成収集手段は、前回収集したシステム構成情報に対応するシステム構成と比較して変化しているシステムの構成を表す差分システム構成情報を収集して記憶する、ことを特徴としている。このとき、ソフトウェアや蓄積データも、差分バックアップするとよい。これにより、バックアップ対象システムにハードウェアが追加されるなどシステムの構成に変化が生じた場合であっても、差分構成を表す情報のみをバックアップして蓄積すればよいため、バックアップ処理を迅速に行うことができる。
さらに、上記バックアップ装置は、システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成手段を備えた、ことを特徴としている。このとき、システム復元情報生成手段は、システム構成情報と仮想ハードウェア情報とに基づいて、復元先システムに必要なハードウェア間の接続関係を表す復元先接続関係情報を生成して記憶する、ことを特徴としている。そして、仮想ハードウェア情報は、復元先システムを実現可能なハードウェアの性能を表す情報を含む、ことを特徴としている。
これにより、バックアップ対象システムから収集したシステム構成情報から、復元に必要なハードウェアの構成を示す仮想ハードウェア情報が生成されるため、これを参照することで復元作業が容易となる。さらに、復元先システムのハードウェア間の接続関係を表す情報も生成されるため、より復旧が容易となる。このとき、ハードウェアに必要な性能を認識できるため、より確実にシステムの復旧を行うことができる。
また、上記バックアップ装置は、さらに、復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報を記憶する記憶手段と、仮想ハードウェア情報と復元先ハードウェア情報とに基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段と、を備えたことを特徴としている。そして、さらに、所定のハードウェア間の互換性情報を記憶する記憶手段を備えると共に、復元判断手段は、仮想ハードウェア情報と復元先ハードウェア情報と互換性情報とに基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムにて復元可能か否かを判断する、ことを特徴としている。これにより、仮想ハードウェア情報に表されたシステムの構成が、復元先システムのハードウェアにて実現可能か否かが自動的に判断されるため、より確実な復元を実現できる。
さらに、上記バックアップ装置は、仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元手段と、このハードウェアの構成が復元された復元先システムに対して、記憶されたソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、を備えたことを特徴としている。これにより、システムの復元が自動的に実行され、利便性が向上しうる。
ここで、本発明では、上述したバックアップ後の動作を他の装置にて実現してもよい。例えば、バックアップ装置に記憶された情報を取得可能なリストア装置であって、復元先システムに予め設けられた物理的あるいは論理的に構成されたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報を記憶する記憶手段と、仮想ハードウェア情報と復元先ハードウェア情報とに基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段と、を備えたことを特徴としている。
また、上記リストア装置は、所定のハードウェア間の互換性情報を記憶する記憶手段を備えると共に、復元判断手段は、仮想ハードウェア情報と復元先ハードウェア情報と互換性情報とに基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムに復元可能か否かを判断する、ことを特徴としている。さらに、仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェア構成を復元するハードウェア構成復元手段と、このハードウェア構成が復元された復元先システムに対して、記憶されたソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明では、所定野のハードウェアから成るバックアップ対象システムに接続された情報処理装置にて、バックアップ対象装置のバックアップを行う方法をも提供しており、
バックアップ対象システム内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ工程と、
バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ工程と、
バックアップ対象システムのハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集工程と、
を有し、各工程を任意の順序で実行する、ことを特徴としている。
そして、システム構成収集工程の後に、情報処理装置が、システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成工程を有する、ことを特徴としている。その後、情報処理装置あるいは他の情報処理装置が、所定の記憶手段に記憶された復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報と、システム復元情報生成工程にて生成された仮想ハードウェア情報と、に基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断工程を有する、ことを特徴としている。
さらに、上記システム復元情報生成工程の後に、情報処理装置あるいは他の情報処理装置が、仮想ハードウェア情報に基づいて復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元工程と、ハードウェア構成復元工程にてハードウェアの構成が復元された復元先システムに対して、任意の順序で、記憶されたソフトウェアを復元するソフトウェア復元工程と、記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元工程と、を有することを特徴としている。
また、本発明では、上述したバックアップ装置やリストア装置、さらには、上記バックアップ方法を、情報処理装置にて実現するためのプログラムをも提供している。例えば、本発明の一形態におけるプログラムは、所定のハードウェアから成るバックアップ対象システムに接続された情報処理装置に、バックアップ対象システム内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ手段と、バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ手段と、バックアップ対象システムからハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集手段と、を実現させることを特徴としている。
また、情報処理装置に、システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成手段、を実現させる、ことを特徴としている。また、情報処理装置に、所定の記憶手段に記憶された復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報と、システム復元情報生成手段にて生成された仮想ハードウェア情報と、に基づいて、バックアップ対象システムを復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段、を実現させる、ことを特徴としている。さらに、情報処理装置に、仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元手段と、このハードウェアの構成が復元された復元先システムに対して、記憶された基盤ソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、を実現させる、ことを特徴としている。
以上のように構成された方法やプログラムは、上述したバックアップ装置と同様に作用するため、上記本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、バックアップ対象システムからシステム構成情報がバックアップされるため、これを用いることで、複数のハードウェアからなる複雑なシステム構成を容易に復元することができ、この復元されたシステム構成に、同様にバックアップされたソフトウェアと蓄積データとを復元することで、システム全体を容易に復元することができる。そして、システム構成情報を参照することで、バックアップ対象システムとは異なるハードウェア構成に対しても容易に復元することができる。従って、複雑なシステム構成をより容易に、かつ、より確実に復元することができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、後にシステムを容易に復元可能なよう、システムの構成を表す情報を含めてバックアップする点に特徴を有する。以下、具体的な構成及び動作を、実施例にて説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図10を参照して説明する。図1は、バックアップ及びリストアを行うシステム全体の構成を示すブロック図であり、図2乃至図3は、バックアップ装置の構成を示す機能ブロック図である。図4乃至図7は、バックアップ装置に格納される情報の一例を示す図である。図8は、バックアップ及びリストアを行うシステム全体の動作を説明するための説明図であり、図9乃至図10は、バックアップ装置の動作を示すフローチャートである。
[構成]
<バックアップ元システム>
図1に示すように、本実施例におけるバックアップ対象となるシステム(以下、「バックアップ元システム」と言う)は、CPUやメモリ、ネットワークインタフェース、ハードディスクドライブなどの複数のハードウェアを備えて構成されたバックアップ元システム5である。具体的に、バックアップ元システムは、図8に示すように、システムを構成するCPUなどの複数のハードウェアユニット51〜54を備えており、このハードウェアユニット上では、それぞれソフトウェア機能ユニット61〜64が構築され作動している。また、システムが動作するために必要なデータを格納するストレージユニット55も設けられている。実際には、例えば、ブレードサーバにて構成される。
ここで、バックアップ元システム5を構成するハードウェアユニット51〜54は、物理的あるいは論理的に構成されたハードウェアである。つまり、それぞれが物理的に区分けされたハードウェアであってもよく、1つの物理的ハードウェアが論理的に複数に区分けされたハードウェアであってもよい。また、ハードウェアユニット51〜54上で作動するソフトウェア機能ユニット61〜64は、バックアップ元システム5を作動させるための基盤ソフトウェアによって実現されるものであり、この基盤ソフトウェアは、例えば、バックアップ元システム5から吸出し可能なよう当該バックアップ元システム5内に記憶されていたり、あるいは、他の記憶装置であるソフトウェアライブラリ50に記憶されている。また、ストレージユニット55には、バックアップ元システム5で利用される実データ(蓄積データ)が記憶されている。そして、これら各ハードウェア51〜55が、相互に接続されていることで、バックアップ元システム内ではシステム内ネットワークが構築されている。
また、バックアップ元システム5は、ネットワークNを介してバックアップ装置1と接続されており、当該バックアップ装置1からのバックアップ指令に応じて、後述するように、システムの構成を表す情報や、基盤ソフトウェア、実データなどの種々の情報を出力する。
<リストア先システム>
また、図1に示すように、ネットワークNには、後述するように、バックアップ装置1によってバックアップ元システム5からバックアップされたデータに基づいて、当該バックアップ元システム5の復元(リストア)先となるリストア先システム7が接続されている。つまり、バックアップ元システム5に障害が発生した際には、バックアップ装置1によって事前にバックアップされたデータに基づいて、リストア先システム7に、バックアップ元システム5が復元される。
そして、リストア先システム7は、図8に示すように、CPUやメモリ、ネットワークインタフェース、ハードディスクドライブなどの複数のハードウェアを備えて構成されている。具体的に、本実施例では、複数のハードウェアユニット71〜73と、ストレージユニット75と、を備えている。なお、後述する復元時には、ハードウェアユニット71〜73上に、ソフトウェア機能ユニット81〜84が構築され作動することとなり、ストレージユニット75には、システムが動作するために必要なデータが格納されることとなる。
ここで、リストア先システム7を構成するハードウェア71〜75は、上述したバックアップ元システム5と同様に、物理的あるいは論理的に構成されたハードウェアである。そして、実際には、例えば、ブレードサーバにて構成される。
<バックアップ装置>
バックアップ装置1は、ネットワークNを介して、上述したバックアップ元システム5及びリストア先システム7に接続されるサーバコンピュータ(情報処理装置)である。なお、本実施例では、バックアップ装置1が1台のコンピュータにて構成されているものとして説明するが、以下に説明するバックアップ装置1が備える複数の機能(処理部)や記憶されている情報が複数のサーバに分散されて装備され、バックアップ装置1が複数のサーバ群にて構成されていてもよい。
なお、このバックアップ装置1は、バックアップ元システム5のバックアップを行うバックアップ機能を有すると共に、バックアップしたデータに基づいてリストア先システム7に復元するリストア機能を有する。以下、まず、バックアップ機能を実現させるバックアップ装置1の構成について、図2を参照して説明する。
バックアップ機能を実現させる場合のバックアップ装置1のCPUといった演算装置10には、所定のプログラムが組み込まれることによって、図2に示すように、システム構成情報収集処理部11と、システム情報バックアップ処理部12と、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13と、データバックアップ処理部14と、が構築されている。また、ハードディスクドライブなどの記憶装置には、システム構成情報データベース31と、システムバックアップイメージ32と、が形成される。以下、さらに詳述する。
まず、システム構成情報収集処理部11(システム構成収集手段)は、バックアップ元システム1の複数のハードウェア51〜55による構成を表すシステム構成情報を収集し、システム構成情報データベース31に格納する機能を有する。このとき、バックアップ元システム1の所定のハードウェアを介して収集したり、あるいは、各ハードウェアにアクセスして収集する。そして、例えば、収集されるシステム構成情報は、各ソフトウェアユニット61〜64が動作しているハードウェアユニット51〜54の機種やストレージユニット55さらには周辺機器などの情報、ハードウェア51〜55相互間のシステム内ネットワークにおける接続情報、外部ネットワークNとの接続に用いるネットワーク資源の情報、ソフトウェアユニットが依存するデータの配置などの情報、といった現状のハードウェア仕様を表す情報である。さらに、具体的には、コンピュータのCPUの種別・個数・メモリ構成、各コンピュータのネットワークインタフェース(種別・動作速度等を含む)・アドレス、各コンピュータのストレージインタフェース・接続ストレージ、ネットワークを構成するハブやスイッチの種別・構成、外部データやファイルシステムのマウント状況、ストレージ装置が提供するデータ領域の容量や識別名、などの情報が、システム構成情報として収集される。なお、上記システム構成情報には、各ソフトウェアユニットが実行に必要とする予め定められた最低限あるいは標準的なハードウェアの性能を表す諸元情報などが含まれていてもよい。この情報は、例えば、ソフトウェアユニット内などバックアップ元システム5内に予め記憶されている情報である。
そして、システム情報バックアップ処理部12(システム復元情報生成手段)は、上記システム構成情報のバックアップに伴い、システムのリストアに必要なシステムバックアップイメージ32を生成して記憶する機能を有する。まず、システムの動作に必要となるハードウェア資源を定義する仮想ハードウェア要求リスト33(仮想ハードウェア情報)を生成して記憶する。つまり、バックアップ元システム5をリストア先システム7に復元するために、当該リストア先システム7に必要となるハードウェアの構成を表す情報を生成する。例えば、リストア先システム7にて、動作に必要な具体的なハードウェア(CPU、ハードディスク、ネットワークスイッチなど)の機種とその台数、さらには、諸元や相互接続性能などが含まれる。このとき、上述したシステム構成情報に含まれる各ソフトウェア機能ユニットが実行に必要とする最低限あるいは標準的なハードウェアの性能を表す諸元情報に基づいて、リストア先システム7で必要とされる最低限あるいは標準的なハードウェアの性能を表す情報を生成してもよい。ここで、生成される仮想ハードウェア要求リスト33の一例を、図4に示す。
また、システム情報バックアップ処理部12は、上記定義した仮想ハードウェア要求リスト33に含まれる各ハードウェア間の接続関係を定義する情報を生成して記憶する機能を有する。このとき、リストア先システム7内に構築される内部ネットワークにおけるハードウェア間の内部接続関係を定義する内部接続関係情報34(復元先接続関係情報)を生成して、システムバックアップイメージ32内に格納する。ここで、生成される内部接続関係情報の一例を図5に示すが、この図に示すように、ネットワークマスクなどの情報にて表される。
また、システム情報バックアップ処理部12は、バックアップ元システム5とリストア先システム7とで異なる情報を認識して抽出し、情報設定が必要となるカスタムパラメータ35としてシステムバックアップイメージ32内に格納する機能を有する。例えば、外部ネットワークNとの接続に用いるアドレスなど、リストア後に、バックアップ元システム5と同じものを無条件に使えない可能性がある設定情報が、カスタムパラメータ35として抽出される。ここで、生成されるカスタムパラメータ35の一例を、図6に示す。
さらに、システム情報バックアップ処理部12は、システム内のデータ配置を定義するデータ配置情報36を生成して、システムバックアップイメージ32内に格納する。例えば、データ配置情報36には、ソフトウェアユニット61〜64が依存するストレージユニット55の情報が記録される。より具体的には、データを格納したストレージシステムの論理ユニットや、ネットワークファイルシステム上のマウントポイントなどが、データ配置情報36として記憶される。
また、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13(ソフトウェアバックアップ手段)は、バックアップ元システム1で必要となるソフトウェアを、バックアップ元システム1から吸い上げ、あるいは、予めソフトウェアが記憶されたソフトウェアライブラリ50から読み出して、記憶装置30に記憶し、システムバックアップイメージ32内に基盤ソフトウェアイメージ37を生成する機能を有する。例えば、すべてのソフトウェアがソフトウェアライブラリ50からコピーされてもよい。なお、後述するリストア時にもソフトウェアライブラリ50と同等のライブラリからソフトウェアが入手可能であれば、基盤ソフトウェアイメージ37に、そのライブラリに対する参照情報のみを格納することで、ソフトウェアのバックアップを行ってもよい。
さらに、データバックアップ処理部14(蓄積データバックアップ手段)は、通常のストレージシステムのバックアップと同様に、ストレージユニット55内に蓄積されている実データ(蓄積データ)を、記憶装置30に記憶し、システムバックアップイメージ32内に実データバックアップ38を生成する機能を有する。
なお、上述したシステム構成情報収集処理部11、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13、データバックアップ処理部14は、一定時間毎に作動し、各情報のバックアップを行う。このとき、システム構成情報収集処理部11は、前回のバックアップ実行時に収集したシステム構成情報と比較して変化している部分を表す情報、つまり、新たに追加されたあるいは削除されたハードウェアやそれに対する接続関係を表す情報などを含む差分システム構成情報を収集して記憶する。これに対応して、システム情報バックアップ処理部12が作動し、差分システム構成情報と、これまでにバックアップされたシステム構成情報と、に基づいて、上述したように仮想ハードウェア要求リストなど(33〜36)のシステムバックアップイメージ32を生成する。また、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13、データバックアップ処理部14も同様に、基盤ソフトウェア、実データ、の新たに更新された差分情報のみを収集してバックアップを行う。
次に、上述したリストア機能を実現させるバックアップ装置1の構成について、図3を参照して説明する。まず、リストア機能を実現させる場合のバックアップ装置1のCPUといった演算装置10には、所定のプログラムが組み込まれることによって、ハードウェア環境リストア処理部21と、接続関係リストア処理部22と、カスタム情報設定処理部23と、データ配置リストア処理部24と、基盤ソフトウェアリストア処理部25と、データリストア処理部26と、が構築されている。また、ハードディスクドライブなどの記憶装置には、上述したバックアップ機能によって形成されたシステムバックアップイメージ32に加え、現有ハードウェア資源データ41と、ハードウェア互換性データ42と、が記憶されている。以下、さらに詳述する。
まず、現有ハードウェア資源データ41(復元先ハードウェア情報)は、リストア先システム7に実際に設けられているハードウェア資源の構成や、各ハードウェア資源の種類、諸元、性能を表す情報である。また、ハードウェア互換性データ42(互換性情報)は、リストア先システム7に実際に設けられているハードウェアが、他のハードウェアとして代替利用可能であることを表す互換性情報である。例えば、ハードウェアの諸元や性能に基づく上位互換性や、各種ハードウェア間との互換性、さらには、作動環境の互換性、などを表した情報である。
ここで、上記ハードウェア互換性データ42にて表されるハードウェアが有する互換性の具体例について説明する。例えば、所定の処理能力を有するCPUの場合には、その処理能力の範囲内で使用される他のCPUに替わって利用可能であり、互換性を有する。また、他の例としては、特定のバージョンのOS下で作動するハードディスクなどのハードウェアが、このバージョン以降のOS下で作動する場合にも互換性があると言える。また、他の例として、ハードウェアがデータベース用のサーバコンピュータであり、このサーバコンピュータが他のハードウェアであるネットワークストレージやウェブサーバとしても稼働可能である場合に、他のサーバ種別に互換性があるといえる。さらに、他の例としては、ハードウェア自体は1台であるが、この1台のハードウェアにて論理的に複数台のハードウェアを構築することができる場合には、互換性があると言える。以上の互換性を表す情報が、ハードウェア毎にハードウェア互換性データ42として記憶される。
そして、ハードウェア環境リストア処理部21(復元判断手段)は、上記生成された仮想ハードウェア要求リスト33を読み込み、現有ハードウェア資源データ41と、ハードウェア互換性データ42とを参照して、バックアップ元システム5をリストア先システム7に復元可能なよう当該リストア先システム7に必要なハードウェア資源を導く。具体的には、まず、仮想ハードウェア要求リスト33で必要とされているハードウェアと同一のハードウェアが、現有ハードウェア資源データ41内に存在するかをチェックする。例えば、必要とされているハードウェアの種別やスペック、作動環境、などが一致するハードウェアを、現有ハードウェア資源データ41内から検索する。このチェックにおいて、全く同一のハードウェアが存在しない場合でも、ハードウェア互換性データ42を参照し、仮想ハードウェア要求リスト33に含まれているハードウェアユニットとして稼働可能な互換性のある他のハードウェアがリストア先システム7に存在すれば、それを代替ハードウェアとして用いる。
例えば、仮想ハードウェア要求リスト33で必要とされているハードウェアが、所定の処理能力のCPUである場合に、それ以上の処理能力を有するCPUが存在すれば、それを代替ハードウェアとして用いる。また、必要とされているハードウェアがネットワークストレージであった場合、現有ハードウェアとしてデータベースサーバ用のサーバコンピュータしか存在しないが、このデータベースサーバがネットワークストレージとしても利用可能である場合には、このデータベースサーバを用いる。さらに、別の例として、仮想ハードウェア要求リスト33中で複数のハードウェアで実現されている構成を、リストア先システム7では単一のハードウェアを仮想的に分割することで性能・諸元上充足可能であれば、かかる構成で代替する。例えば、3台の所定容量のストレージを必要とされている場合に、1台のハードディスクしか現有ハードウェアとして設けられていない場合には、この1台のハードディスクから要求されている容量の3つの仮想ディスクを構成して、性能上も充足する場合には利用する。
そして、ハードウェア環境リストア処理部21は、上記のようにして導かれたハードウェア構成を、実際にリストア先システム7内に構築する機能を有する(ハードウェア構成復元手段)。なお、図8では、バックアップ元システム5の2つのハードウェアユニット53,54に対応する構成が、リストア先システム7の1つのハードウェアユニット73で代替されている。
また、基盤ソフトウェアリストア処理部25(ソフトウェア復元手段)は、上述したようにリストア先システム7内に構築されたハードウェア構成に対して、システムバックアップイメージ32内の基盤ソフトウェアイメージをリストアし、図8に示すように、ソフトウェア機能ユニット81〜84を構成する。これにより、バックアップ元システム5内のソフトウェア機能ユニット61〜64と同等の機能ユニットが、リストア先システム7内に構築されることとなる。
また、カスタム情報設定処理部23は、システムバックアップイメージ32内にカスタムパラメータ35として格納されたネットワーク設定などの変更を要する情報、つまり、ストア先システム7の固有設定としてバックアップ元システム5のときからは変更しなければならない可能性のある情報の設定を行うよう、システムリストアを行う者(リストア作業者)に促す。そして、リストア作業者にて入力された設定情報を受け取り、接続関係リストア処理部22に渡す。
そして、接続関係リストア処理部22は、上記カスタム情報設定処理部23から渡された新たに設定された情報と、変更の必要のないシステムバックアップイメージ32内に格納された内部接続情報62とをあわせて、シストア先システム7内におけるハードウェアの相互接続情報を導き、実際にその設定を行うことで、システム内部の接続関係をリストアする。
また、データ配置リストア処理部24は、システムバックアップイメージ32内に格納されたデータ配置情報36に基づき、上述したように各ソフトウェア機能ユニット81〜84が配置されたユニットについて、それらが依存するデータの配置の情報をリストアする。
そして、データリストア処理部26(蓄積データ復元手段)は、システムバックアップイメージ32内に格納された実データバックアップ38を、リストア先システム7のストレージユニット75にリストアする。
[動作]
次に、上記構成におけるバックアップ時、及び、リストア時の動作を、図8乃至図10を参照して説明する。はじめに、バックアップ元システム5からバックアップを行うときの動作を、図8及び図9を参照して説明する。
まず、データバックアップ処理部14が、バックアップ元システム5のストレージユニット55から、蓄積されている実データがバックアップされ、システムバックアップイメージ32内に実データバック38として格納する(ステップS1、蓄積データバックアップ工程)。
続いて、システム構成情報収集処理部11が、バックアップ元システム5の構成情報を収集して、システム構成情報データベース31に格納する(ステップS2、システム構成収集工程)。このとき、収集される情報は、各ソフトウェア機能ユニットが動作しているハードウェアの機種や周辺機器などの情報、ユニット相互間のネットワーク接続情報、外部との接続に用いるネットワーク資源の情報、ソフトウェアユニットが依存するデータの配置などの情報である。さらには、現状のハードウェア仕様のほかに、各ソフトウェア機能ユニットが実行に必要とする最低限のハードウェア諸元情報なども含まれる。
続いて、上記システム構成情報のバックアップに伴い、システム情報バックアップ処理部12が、収集したシステム構成情報に基づいて、システムの動作に必要となるハードウェア資源を定義する仮想ハードウェア要求リスト33を生成して、システムバックアップイメージ32内に格納する(ステップS3、システム復元情報生成工程)。つまり、バックアップ元システム5をリストア先システム7にて実現可能なよう、当該リストア先システム7の動作に必要な具体的なハードウェアの機種とその台数、さらには、諸元や相互接続性能などを生成する。
また、システム情報バックアップ処理部12は、システム構成情報に基づいて、リストア先のハードウェアユニット間の内部ネットワーク接続設定を表す内部接続関係情報34を生成して、システムバックアップイメージ32内に格納する(ステップS4)。さらに、システム情報バックアップ処理部12は、システム構成情報から、外部ネットワークとの接続に用いるアドレスなど、リストア時にはバックアップ元システム5と同じものを無条件に使えない可能性がある設定情報を抽出して、カスタムパラメータ35としてシステムバックアップイメージ32内に格納する(ステップS5)。さらに、システム情報バックアップ処理部12は、ソフトウェア機能ユニット61〜64が依存するストレージユニット55の情報、具体的には、データを格納したストレージシステムの論理ユニットやネットワークファイルシステム上のマウントポイントなどの情報を、データ配置情報36として、システムバックアップイメージ32内に格納する(ステップS6)。
続いて、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13が、バックアップ元システム5の動作に必要なソフトウェアを読み出して、基盤ソフトウェアイメージ37として、システムバックアップイメージ32内に格納する(ステップS7、ソフトウェアバックアップ工程)。このとき、実働しているバックアップ元システム1から直接吸い出すか、あるいは、別途用意されたソフトウェアライブラリ50から必要なソフトウェアをコピーすることで、基盤ソフトウェアイメージ37を生成する。但し、リストア時にソフトウェアライブラリ50と同等のものにアクセス可能であれば、基盤ソフトウェアイメージ37として、ライブラリに対する参照情報のみが格納された情報を記憶すればよい。
このようにして、バックアップされた各情報33〜38の全体にて、バックアップ元システム5を再構築するのに十分な情報を備えたシステムバックイメージ32を生成することができる。
なお、上述したシステム構成情報収集処理部11と、基盤ソフトウェアバックアップ処理部13と、データバックアップ処理部14と、による各バックアップ処理(ステップS2のシステム構成収集工程、ステップS7のソフトウェアバックアップ工程、ステップS1の蓄積データバックアップ工程)は、いかなる順序にて実行されてもよい。また、システム情報バックアップ処理部12による各処理(ステップS3〜S6(システム復元情報生成工程を含む))もいかなる順序で実行されてもよいが、少なくともステップシステム構成情報が収集された後(システム構成収集工程(ステップS2)の後)に実行される。
続いて、リストア時の動作を、図8及び図10を参照して説明する。まずハードウェア環境リストア手段21が、システムバックアップイメージ32内から仮想ハードウェア要求リスト61を読み込み(ステップS11)、ここで必要とされている資源が現有ハードウェア資源データ41内に存在するかをチェックする(ステップS12、復元判断工程)。このチェックにおいて、同一のハードウェアが存在する場合には(ステップS12にてイエス)、問題なくステップS14に進み、全く同一のハードウェアが存在しない場合でも(ステップS12にてノー)、ハードウェア互換性データ42を参照し、代替可能なハードウェアを用いる(ステップS13にてイエス)。例えば、元のハードウェアユニットよりも高い性能や諸元(スペック)を持つものがあればそれを代替構成として用いる。また、元のシステムで複数のハードウェアで実現されているものを、リストア先では単一のハードウェアを仮想的に分割することで性能・諸元上充足可能であれば、そのような構成で代替する。さらには、種類が異なるハードウェア間であっても、必要とされるハードウェアとして代替利用可能なハードウェアが現有ハードウェアにある場合には、そのハードウェアを代替構成として用いる。なお、図8においては、バックアップ元システム5の2つのハードウェアユニット53,54に対応する構成が、リストア先システム7の1つのハードウェアユニット73内に代替されている。
そして、リストア先システム7にて、リストアが可能であると判断されると(ステップS12にてイエス、あるいは、ステップS13にてイエス)、上述したように導かれたハードウェア構成が、ハードウェア環境リストア処理部21によって、リストア先システム7に構成される(ステップS14、ハードウェア構成復元工程)。例えば、実際には、ブレードサーバーシステムにおいて、ハードウェア資源を予約し、相互のブレード間の論理的接続を定義することで、自動的に構成が可能となる。なお、上述したように導かれたハードウェア構成と、後述するように生成されるそれらの接続図などを紙媒体やディスプレイ上などに出力することで、作業者が手作業にてシステムを組み立ててもよい。
続いて、ハードウェア構成が完了した後、それらに割り付けられた仮想ハードウェア構成に基づき、基盤ソフトウェアリストア処理部25が、リストア先システム7に対して、基盤ソフトウェアイメージ37から基盤ソフトウェアをリストアする(ステップS15、ソフトウェア復元工程)。これが完了すると、図8に示すように、バックアップ元システム5内のソフトウェア機能ユニット61〜64と同等の機能ユニットが、リストア先システム7内に符号81〜84に示すように生成される。
続いて、データ配置リストア処理部24が、システムバックアップイメージ32内に格納されたデータ配置情報36に基づいて、各ソフトウェア機能ユニットが配置されたユニットについて、それらが依存するデータの配置の情報をリストアする(ステップS16)。
続いて、カスタム情報設定処理部23は、システムバックアップイメージ32内に格納されたカスタムパラメータ35の情報に基づき、リストア先システム7に固有設定としてバックアップ元システム1とは変更しなければならない可能性のある情報について、リストアを行うオペレータに問い合わせを行い設定を促す。そして、これに応じて入力された設定情報を受け付ける(ステップS17にてイエス)。その後、上記設定された情報と、変更の必要のない内部接続情報34とをあわせて、接続関係リストア処理部22が、ネットワーク接続関係情報を確定し、リストア先システム7内のハードウェア間の接続関係である内部ネットワーク設定をリストアする(ステップS18)。
その後、データリストア処理部26が、リストア先システム7のストレージユニット75に、システムバックアップイメージ32内の実データバック38からデータをリストアする(ステップS19、蓄積データ復元工程)。これにより、バックアップ元システム5と同等に作動するシステムが、リストア先システム7に構築される。
なお、上述したリストア時におけるステップS15のソフトウェア復元工程と、ステップS19の蓄積データ復元工程とは、少なくともステップS14のハードウェア構成復元工程の後に実行されれば、いかなる順序で実行されてもよい。
以上のように、本発明によると、複数のハードウェアを備えたバックアップ元システム5から、蓄積データと、システムを作動させる基盤ソフトウェアと、システム構成を表すシステム構成情報と、がバックアップされるため、これを用いることで、複雑なシステム構成を容易に復元することができる。従って、事前にホットスタンバイ方式などの冗長なハードウェア構成を用意する必要が無く、低コストにて確実かつ迅速なシステム復旧を実現することができる。特に、システムを構成する複数のハードウェア間の接続関係を表す接続関係情報をバックアップしておくことで、複雑なシステム構成をより容易かつ正確に復元することができ、信頼性の向上を図ることができる。
さらに、上述したように、バックアップ元システム5を構成するハードウェア間の接続関係を表す内部接続関係情報をバックアップしておくことや、ハードウェアの互換性情報に基づいてリストア先システム7にて復元が可能な否かを判断する機能を備えていることで、バックアップ元システム5と異なる構成のリストア先システム7に対しても復元が容易に可能となる。従って、リストア先システム7の汎用性が高まり、さらに低コストにてバックアップシステムを実現することができる。
ここで、上述したように、バックアップしたデータを用いて行うリストアは、必ずしもバックアップ元システム5に障害などが発生した場合に実行されることに限定されない。例えば、バックアップ元システム5と同等の機能を有するシステムを、複製する場合に用いることも可能である。これにより、同一機能をもつシステムのクローニングが容易に可能となり、システム導入コストの減少を図ることができる。
また、上記では、バックアップ装置1に、システムのバックアップを行う機能と、リストアする機能とを設けた場合を説明したが、リストアを行う機能(図3参照)が、他の情報処理装置に設けられていてもよい。例えば、上記バックアップ装置1からシステムバックアップイメージ32を取り出すことが可能なよう当該バックアップ装置1に接続された情報処理装置(リストア装置)に、図3に示す各処理部21〜26を構築し、また、各データ41,42を記憶する。これにより、かかる情報処理装置(リストア装置)にて、上述したバックアップ装置1と同様のリストアを実行することができる。
本発明は、企業内などに設置されたコンピュータシステムのバックアップ、及び、リストアを行うために利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
バックアップ及びリストアを行うシステムの全体構成を示すブロック図である。 バックアップ装置の構成を示す機能ブロック図であり、バックアップ機能を実現するための構成を示す。 バックアップ装置の構成を示す機能ブロック図であり、リストア機能を実現するための構成を示す。 仮想ハードウェア要求リストの一例を示す図である。 内部接続関係情報の一例を示す図である。 カスタムパラメータの一例を示す図である。 データ配置情報の一例を示す図である。 システム全体のバックアップ時及びリストア時の動作を示す説明図である。 バックアップ装置のバックアップ時の動作を示すフローチャートである。 バックアップ装置のリストア時の動作を示すフローチャートである。 バックアップ対象となるシステムの一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 バックアップ装置
5 バックアップ元システム
7 リストア先システム
10 演算装置
11 システム構成情報収集処理部
12 システム情報バックアップ処理部
13 基盤ソフトウェアバックアップ処理部
14 データバックアップ処理部
21 ハードウェア環境リストア処理部
22 接続関係リストア処理部
23 カスタム情報設定処理部
24 データ配置リストア処理部
25 基盤ソフトウェアリストア処理部
26 データリストア処理部
30 記憶装置
31 システム構成情報データベース
32 システムバックアップイメージ
33 仮想ハードウェア要求リスト
34 内部接続関係情報
35 カスタムパラメータ
36 データは位置情報
37 基盤ソフトウェアイメージ
38 実データバックアップ
41 現有ハードウェア資源データ
42 ハードウェア互換性データ
50 ソフトウェアライブラリ
N ネットワーク

Claims (14)

  1. 所定のハードウェアを備えて構成されたバックアップ対象システムに接続されたバックアップ装置であって、
    前記バックアップ対象システムに内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ手段と、
    前記バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ手段と、
    前記バックアップ対象システムのハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集手段と、
    前記システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成手段と、
    復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報を記憶する記憶手段と、
    前記仮想ハードウェア情報と前記復元先ハードウェア情報とに基づいて、前記バックアップ対象システムを前記復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段と、
    所定のハードウェア間の互換性情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記復元判断手段は、前記仮想ハードウェア情報と前記復元先ハードウェア情報と前記互換性情報とに基づいて、前記バックアップ対象システムを前記復元先システムにて復元可能か否かを判断する、
    ことを特徴とするバックアップ装置。
  2. 前記システム構成情報は、前記バックアップ対象システムを構成する複数のハードウェア間の接続関係を表す接続関係情報を含む、ことを特徴とする請求項1記載のバックアップ装置。
  3. 前記接続関係情報は、前記バックアップ対象システム内で構築されるネットワーク内における前記複数のハードウェア間の接続関係を表す、ことを特徴とする請求項2記載のバックアップ装置。
  4. 前記システム構成情報は、予め前記バックアップ対象システム内に記憶された当該バックアップ対象システムを実現可能なハードウェアの性能を表す情報を含む、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のバックアップ装置。
  5. 前記システム構成収集手段は、前回収集した前記システム構成情報に対応するシステム構成と比較して変化している構成を表す差分システム構成情報を収集して記憶する、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のバックアップ装置。
  6. 前記システム復元情報生成手段は、前記システム構成情報と前記仮想ハードウェア情報とに基づいて、前記復元先システムに必要なハードウェア間の接続関係を表す復元先接続関係情報を生成して記憶する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のバックアップ装置。
  7. 前記仮想ハードウェア情報は、前記復元先システムを実現可能なハードウェアの性能を表す情報を含む、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載のバックアップ装置。
  8. 前記仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元手段と、
    このハードウェアの構成が復元された前記復元先システムに対して、前記記憶された基盤ソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、前記記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載のバックアップ装置。
  9. 所定のハードウェアを備えて構成されたバックアップ対象システム内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ手段と、前記バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ手段と、前記バックアップ対象システムのハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集手段と、前記システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成手段と、を備えたバックアップ装置に記憶された情報を取得可能なリストア装置であって、
    前記復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報を記憶する記憶手段と、前記仮想ハードウェア情報と前記復元先ハードウェア情報とに基づいて前記バックアップ対象システムを前記復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段と、
    所定のハードウェア間の互換性情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記復元判断手段は、前記仮想ハードウェア情報と前記復元先ハードウェア情報と前記互換性情報とに基づいて、前記バックアップ対象システムを前記復元先システムにて復元可能か否かを判断する、
    ことを特徴とするリストア装置。
  10. 前記仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元手段と、
    このハードウェアの構成が復元された前記復元先システムに対して、前記記憶されたソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、前記記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項記載のリストア装置。
  11. 所定のハードウェアから成るバックアップ対象システムに接続された情報処理装置にて、前記バックアップ対象システムのバックアップを行う方法であって、
    前記バックアップ対象システム内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ工程と、
    前記バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ工程と、
    前記バックアップ対象システムのハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集工程と、
    を有し、前記各工程を任意の順序で実行し、
    前記システム構成収集工程の後に、前記情報処理装置が、前記システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成工程を有し、
    前記情報処理装置あるいは他の情報処理装置が、所定の記憶手段に記憶された復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報と、前記システム復元情報生成工程にて生成された前記仮想ハードウェア情報と、所定の記憶手段に記憶された所定のハードウェア間の互換性情報と、に基づいて、前記バックアップ対象システムを前記復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断工程を有する、
    ことを特徴とするバックアップ方法。
  12. 前記システム復元情報生成工程の後に、
    前記情報処理装置あるいは他の情報処理装置が、前記仮想ハードウェア情報に基づいて復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元工程と、
    前記ハードウェア構成復元工程にてハードウェアの構成が復元された前記復元先システムに対して、任意の順序で、前記記憶されたソフトウェアを復元するソフトウェア復元工程と、前記記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元工程と、
    を有することを特徴とする請求項11記載のバックアップ方法。
  13. 所定のハードウェアから成るバックアップ対象システムに接続された情報処理装置に、
    前記バックアップ対象システム内に蓄積された蓄積データを読み出して記憶する蓄積データバックアップ手段と、
    前記バックアップ対象システムを作動させるソフトウェアを、当該システムからあるいは所定の記憶手段から読み出して記憶するソフトウェアバックアップ手段と、
    前記バックアップ対象システムから前記ハードウェアの構成を表すシステム構成情報を収集して記憶するシステム構成収集手段と、
    前記システム構成情報に基づいて復元先システムに必要なハードウェアを表す仮想ハードウェア情報を生成して記憶するシステム復元情報生成手段と、
    所定の記憶手段に記憶された復元先システムに予め設けられたハードウェアの構成を表す復元先ハードウェア情報と、前記システム復元情報生成手段にて生成された前記仮想ハードウェア情報と、所定の記憶手段に記憶された所定のハードウェア間の互換性情報と、に基づいて、前記バックアップ対象システムを前記復元先システムに復元可能か否かを判断する復元判断手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  14. 前記情報処理装置に、
    前記仮想ハードウェア情報に基づいて、復元先システムに対してハードウェアの構成を復元するハードウェア構成復元手段と、
    このハードウェアの構成が復元された前記復元先システムに対して、前記記憶された基盤ソフトウェアを復元するソフトウェア復元手段と、前記記憶された蓄積データを復元する蓄積データ復元手段と、
    を実現させるための請求項13記載のプログラム。
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