JP2000200208A - ファイルバックアップ方法,装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

ファイルバックアップ方法,装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2000200208A
JP2000200208A JP11000815A JP81599A JP2000200208A JP 2000200208 A JP2000200208 A JP 2000200208A JP 11000815 A JP11000815 A JP 11000815A JP 81599 A JP81599 A JP 81599A JP 2000200208 A JP2000200208 A JP 2000200208A
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Masahiko Oura
雅彦 大浦
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップ対象となる複数のクライアント
2とファイルバックアップ装置1とがネットワーク3で
接続されているシステムにおいて,複数のクライアント
に存在するファイルを効率的にバックアップできるよう
にする。 【解決手段】 ファイルバックアップ装置1は,クライ
アント2からクライアント情報作成部21が作成した自ク
ライアント2に存在するファイルの属性に関するクライ
アント情報を得て,更新有無判定部12により,クライ
アント情報管理部11に記憶する前回のクライアント情
報と比較し,変更があったファイルを検出し,追加また
は更新されたファイルと同一ファイルがマスタファイル
格納部10にあるかどうかを同一性判定部13により調
べて,同一ファイルがない場合にのみ,そのファイルの
内容をクライアント2から取得し,マスタファイル格納
部10に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数の計算機シス
テム(サーバ・クライアント)が接続されたネットワー
ク環境において,各クライアントのファイルバックアッ
プをファイルバックアップ装置により効率的に行う技術
に関する。
【0002】パーソナルコンピュータ(以下,パソコン
という)の性能およびオペレーティング・システム(以
下,OSという)やアプリケーションソフトウェアの機
能が向上するに従い,使用するディスク容量が増加して
いる。パソコンの台数が多い場合などには,これらのパ
ソコンのそれぞれにファイルのバックアップを行うため
のファイルバックアップ装置を取り付けるのは費用がか
かる。そこで,バックアップ用のサーバ装置を設け,ネ
ットワーク経由で効率的に集中してファイルのバックア
ップを行える技術が要求される。
【0003】
【従来の技術】従来技術として,効率的なバックアップ
を行うために,差分情報のバックアップを行うものがあ
る。以下の従来技術は,バックアップを差分情報で行う
ものである。
【0004】〔従来技術1〕特開平9−218813号
公報に,ユーザファイルを自動的にバックアップするこ
とができ,操作性向上および指定ミス低減が図れるバッ
クアップ方式を提供することを目的として,ホストコン
ピュータと,システムファイルおよびユーザファイルを
記憶した大容量外部記憶装置と,大容量記憶装置内のフ
ァイル管理情報とシステムファイル情報を参照して,そ
の差分であるユーザファイルのファイル情報を求めて,
自動的にバックアップを作成するプログラムと,バック
アップを作成するバックアップ作成用大容量外部記憶装
置から構成されるものが示されている。この「バックア
ップ方式」は,OS等のシステムファイル以外のユーザ
ファイルのみの差分情報をバックアップする技術であ
る。
【0005】〔従来技術2〕特開平7−325708号
公報に示されている「システム構成管理方式」は,複数
の計算機システムからなる複合システムにおける効率的
なバックアップおよび障害復旧を図るための技術であ
り,以下の手段を用いるものである。複合システムの構
成を一括定義するシステム構成テーブルと,使用され得
るすべてのシステム制御プログラムとを,共用ファイル
にあらかじめ格納しておく。そして,いずれかの計算機
システムで構成管理プログラムを動作させて,システム
構成定義テーブルおよびシステム制御プログラムをどの
計算機システムからも参照できる形式で共用メモリおよ
び共用ファイルに配置し,複合システムを起動する際に
は,各々の計算機システムが同時に共用メモリを参照し
て必要なシステム制御プログラムを動作させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】システムファイル中に
はインストールのオプションによって内容が異なった
り,各種設定情報が含まれているものがある。したがっ
て,「従来技術1」のバックアップ方式では,ユーザフ
ァイルのみをバックアップするので,事故等でシステム
ファイルが消失し,インストールし直さなければならな
い場合には,大変な手間がかかる。したがって,システ
ムファイルとユーザファイルとを区別せずにバックアッ
プを行うことが望ましい。
【0007】また,「従来技術2」のシステム構成管理
方式では,複数の計算機システムを対象としているが,
複合システムを構成する特定の条件を備えた計算機シス
テムを対象としたものであり,ネットワークで相互に接
続されているが個々に独立して運用されている計算機シ
ステムを扱うことはできない。
【0008】また,上記の従来技術では,複数の計算機
システム全体のバックアップを行う際の全体的な効率は
考慮されておらず,複数の計算機システムのバックアッ
プを取る場合には,それらの計算機システム数分のベー
スとなるバックアップデータを個々に作成し,以後それ
ぞれの差分をバックアップする必要があった。そのた
め,ネットワークに接続された複数の計算機システムの
バックアップを,ネットワークに接続されたバックアッ
プサーバ装置で行う場合には,別々のクライアント(計
算機システム)に同じファイルが存在していてもクライ
アントごとにバックアップするため,バックアップサー
バ装置には少なくとも各々のクライアントのベースとな
るバックアップデータの合計分の格納領域が必要であっ
た。
【0009】本発明の目的は,ネットワークに接続され
た複数の計算機システムのファイルバックアップを,計
算機システム全体を考慮して効率的に行うファイルバッ
クアップ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の原理説
明図である。上記目的を達成するために,本発明は,フ
ァイルバックアップ装置1と,複数のクライアント2,
2’,…とがネットワーク3により接続された環境にお
いて,以下のような構成としている。
【0011】マスタファイル格納部10は,バックアッ
プ用のファイルを格納する手段である。クライアント情
報管理部11は,各クライアント2,2’,…のバック
アップのためのファイルに関するクライアント情報を管
理する手段である。クライアント情報管理部11は,任
意の世代のクライアント情報をもとにファイルを復元す
るための複数の世代のクライアント情報を保存し,管理
する手段である。過去の世代のクライアント情報は,最
新のクライアント情報からの差分として保存する。
【0012】更新有無判定部12は,クライアント情報
の変化の有無を判定する手段である。同一性判定部13
は,クライアント情報に変化があり,追加または更新さ
れているファイルがある場合に,そのファイルがマスタ
ファイル格納部10に格納されているファイルと一致す
るかどうかを判定する手段である。一致しないときはク
ライアント2からそのファイルを受け取って,マスタフ
ァイル格納部10に格納する。この同一性判定部13に
おける同一性の判定では,クライアント情報に含まれる
各ファイルデータのチェックサムを用いて行う。
【0013】ファイルグループ管理部14は,各クライ
アントにインストールされているOSやアプリケーショ
ンソフトウェアのバージョン等に関する情報をグループ
化して管理する手段である。マスタ除外ファイル管理部
15は,バックアップを行わないファイルの情報を管理
する手段である。マスタファイル削除部16は,マスタ
ファイル格納部10に格納されているファイルのうちい
ずれのクライアントにも存在しないファイルを削除する
手段である。
【0014】保存データ圧縮/復元部17は,マスタフ
ァイル格納部10に格納するファイルやクライアント情
報管理部11が管理するクライアント情報を圧縮して格
納し,それらを使用するときに復元する手段である。通
信データ圧縮/復元部18は,クライアントへ送信する
通信データを圧縮し,クライアントから受信した圧縮通
信データを復元する手段である。通信データ暗号/復号
部19は,クライアント2へ送信する通信データを暗号
化し,クライアントから受信した通信データを復号化す
る手段である。
【0015】クライアント2(他のクライアント2’も
同様)は,ネットワーク3を介してファイルバックアッ
プ装置1と接続され,バックアップのためのクライアン
トのファイル情報を作成するクライアント情報作成部2
1と,クライアント2ごとにバックアップを行わないフ
ァイルの情報を登録し管理するクライアント除外ファイ
ル管理部22と,ファイルバックアップ装置1との通信
データを送信時に圧縮し,受信時に復元する通信データ
圧縮/復元部23と,ファイルバックアップ装置1との
通信データを送信時に暗号化し,受信時に復号する通信
データ暗号/復号部24とを持つ。また,クライアント
情報作成部21は,改竄検出アルゴリズムを用いてファ
イルのチェックサムを計算する。
【0016】本発明は,以下のように作用する。ファイ
ルバックアップを取る際に,各クライアント2,2’,
…は,バックアップ起動部20のクライアント情報作成
部21により,原則としてクライアントにあるすべての
ファイルについて,ファイル名,格納場所,更新日時,
サイズ,チェックサム等のクライアント情報を作成し,
ファイルバックアップ装置1に送る。
【0017】ファイルバックアップ装置1は,受けとっ
たクライアント情報とクライアント情報管理部11に格
納されている前回のクライアント情報とを,更新有無判
定部12により比較して,クライアント情報の内容につ
いて変更があったファイル,または新たにクライアント
情報に追加されているファイルを検出する。その検出し
たファイルについてのみ,さらに同一性判定部13によ
り,そのファイルと同じファイルがマスタファイル格納
部10に格納されているかどうか調べる。そのファイル
と同じファイルが既に格納されていれば,何もしない。
格納されていなかった場合にのみ,クライアント2のバ
ックアップ起動部20により,そのファイルの中身を転
送させ,マスタファイル格納部10に格納する。すべて
のクライアント情報について処理を行ったらクライアン
ト情報管理部11に新しいクライアント情報を格納す
る。
【0018】これにより,同じファイルが複数のクライ
アントに存在しても,マスタファイル格納部10に格納
されるファイルは常に一つに保つことができ,同じファ
イルの転送によるネットワークトラフィックの発生や同
じファイルの格納による無駄なファイル格納領域の発生
を抑えることができる。
【0019】また,クライアント情報作成部21で作成
するクライアント情報に,ファイルの更新日時やサイズ
や格納場所(ディレクトリ)等のファイルの属性以外
に,例えば,DESやMD5のような改竄検出アルゴリ
ズムあるいはCRCのような誤り検出アルゴリズムを使
ってファイルのチェックサムを計算した値を付加するこ
とにより,更新有無判定部12でのクライアント情報の
変化の有無の判定や同一性判定部13でのファイルの同
一性の比較をより確実に行うことができる。
【0020】また,マスタファイル格納部10に格納さ
れているファイルのうち,主要な基本OSやアプリケー
ションソフトウェアおよびそのバージョンに対して,そ
れらを構成要素とするファイルのグループを管理するフ
ァイルグループ管理部14を設け,そのファイルグルー
プ情報を参照することにより,クライアント情報管理部
11に格納されたクライアント情報から,クライアント
2にインストールされているOSやアプリケーションソ
フトウェアやそのバージョンを求めることができ,クラ
イアント2にインストールされているアプリケーション
ソフトウェアの種類やライセンス数の管理を行うことが
できる。
【0021】また,更新有無部判定部12でクライアン
ト情報を比較する際に,マスタ除外ファイル管理部15
に登録されているファイルであるかどうかをまずチェッ
クし,除外ファイルに該当する場合には,そのファイル
の処理は行わないことにより,不要なファイルのバック
アップを防ぐことができる。
【0022】一方,ファイルバックアップ装置1側とは
別に,クライアント2側においても,バックアップ起動
部20に設けたクライアント除外ファイル管理部22に
クライアント2のユーザがバックアップの必要のないフ
ァイルを登録しておくことにより,不要なファイルのバ
ックアップ処理を防ぐことができる。
【0023】また,ファイルバックアップ装置1のクラ
イアント情報管理部11を複数の世代のクライアント情
報を保持する構成にすれば,クライアント2のファイル
を復元する際に,数世代前にバックアップした状態に復
元することができる。さらに,複数世代のクライアント
情報を最新情報の差分として格納するようにクライアン
ト情報管理部11を構成すれば,更新有無判定部12や
同一性判定部13の処理にアクセスする最新のクライア
ント情報はそのままの状態であるので直接高速にアクセ
スでき,また,あまり頻度の多くない過去のファイルの
復元の際には,最新情報からの差分を適用して過去のク
ライアント情報を復元することができ,複数世代のクラ
イアント情報の格納に必要な領域を削減することができ
る。
【0024】また,ファイルバックアップ装置1の保存
データ圧縮/復元部17でマスタファイル格納部10や
クライアント情報管理部11に格納するデータを格納時
に圧縮し,取り出し時に復元することにより,格納に必
要な領域を削減することができる。また,ファイルバッ
クアップ装置1に設けたマスタファイル削除部16が,
定期的にマスタファイル格納部10を検査し,どのクラ
イアントにも存在しなくなったファイルを削除すること
により,不要になったファイルを削除することができ
る。
【0025】また,ファイルバックアップ装置1とクラ
イアント2の両方に設けた通信データ圧縮/復元部1
8,23を使って,通信データを相手側に送信する際に
圧縮をかけ,受信側で復元することによりネットワーク
3にかかる負荷を軽減することができる。また,ファイ
ルバックアップ装置1とクライアント2の両方に設けた
通信データ暗号/復号部19,24を使って,通信デー
タを相手側に送信する際にデータを暗号化し,受信側で
復号化することにより,ネットワークセキュリティを強
化したバックアップを実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に,本発明の実施の形態を説
明する。図2は,本発明の実施の形態におけるファイル
バックアップ装置の構成例,図3は,クライアントのバ
ックアップ起動部のブロック構成例を示す。図2に示す
ファイルバックアップ装置1と図3に示すクライアント
2とは,ネットワーク3を介して接続されている。
【0027】ファイルバックアップ装置1は,図2に示
すように,バックアップのため格納したファイル内容で
あるファイルデータ101および格納したファイルの属
性等の情報であるファイル情報102を記憶するマスタ
ファイル格納部10,クライアントごとに存在するファ
イルの属性等の情報であるクライアント情報を管理する
クライアント情報管理部11,クライアント情報が変化
したかどうかを判定する更新有無判定部12,クライア
ント情報で変更または追加されたファイルとマスタファ
イル格納部10に格納されているファイルが同じかどう
かを判定する同一性判定部13を持つ。
【0028】クライアント情報管理部11は,最新のク
ライアント情報と,過去の世代のクライアント情報の差
分を作成する差分情報作成部111を備え,最新のクラ
イアント情報である最新情報112,および最新情報1
12とそれ以前のクライアント情報の差分である差分情
報113を持つ。
【0029】さらに,OSやアプリケーションソフトウ
ェアを構成するファイルをグループで管理するファイル
グループ管理部14,システムで共通にバックアップが
不要なファイルを管理するマスタ除外ファイル管理部1
5,どのクライアントにも存在しなくなったファイルを
マスタファイル格納部10から削除するマスタファイル
削除部16,マスタファイル格納部10またはクライア
ント情報管理部11に保存するデータを圧縮または復元
する保存データ圧縮/復元部17,クライアント2との
通信データを圧縮または復元する通信データ圧縮/復元
部18,通信データを暗号化しまたは復号化する通信デ
ータ暗号/復号部19を持つ。
【0030】クライアント2は,図3に示すように自ク
ライアントに存在するファイルの属性等の情報(クライ
アント情報)を作成するクライアント情報作成部21を
備える。クライアント情報作成部21は,例えばDES
やMD5等の改竄検出アルゴリズムを使用してファイル
のチェックサムを計算するチェックサム計算部211を
持ち,チェックサムの値を含めたクライアント情報を作
成する。
【0031】さらに,クライアント2においてバックア
ップが不要であるファイルを管理するクライアント除外
ファイル管理部22,ファイルバックアップ装置1との
通信データを圧縮または復元する通信データ圧縮/復元
部23,通信データを暗号化しまたは復号化する通信デ
ータ暗号/復号部24を持つ。
【0032】次に,本システムにおいてバックアップを
行う際の動作を説明する。図4は,ファイルバックアッ
プ処理の処理フローチャートである。以下で説明するク
ライアント2のクライアント(CL)識別子をAとす
る。
【0033】バックアップを行う際に,クライアント2
(識別子=A)のバックアップ起動部20がクライアン
ト情報作成部21を操作して,図5に示すようなクライ
アント情報を作成する(ステップS1)。この例では,
バックアップ日時は,1998年9月2日11時32分
であったとする。クライアント情報は,自クライアント
に存在するすべてのファイル(ただし,後述する除外フ
ァイルを除く)についてのファイル名,格納場所,更新
日時,サイズ等のファイル属性,さらに,ファイルの同
一性の判定をより確実にするためにチェックサム計算部
211により計算されたチェックサムの値からなる。本
例では,チェックサムの計算にDESを使用し,8バイ
トのMAC値を求めているが,計算アルゴリズムにMD
5あるいはCRCを使用してもよい。また,単純に例え
ばワード単位の全データの加算または排他的論理和を計
算するなどして,その結果をチェックサムとしてもよ
い。
【0034】なお,クライアント情報を作成するとき,
図6に示すような形式でユーザによりクライアント除外
ファイル管理部22に登録されたバックアップ不要のフ
ァイルに関するクライアント除外ファイル情報に該当す
るファイルを,クライアント情報から除外する。図6に
示すクライアント除外ファイル情報の例では,”D:¥
TEMP”ディレクトリ配下にあるファイルと”C:¥
WORK¥IMAGE”ディレクトリ配下のファイルが
クライアント情報に登録されず,バックアップの対象か
ら除外される。
【0035】次に,作成したクライアント情報をファイ
ルバックアップ装置1に送信する(ステップS2)。こ
のとき,通信データ圧縮/復元部23で通信データを圧
縮し,通信データ暗号/復号部24で暗号化して,ネッ
トワーク3を介してファイルバックアップ装置1に転送
する。
【0036】ファイルバックアップ装置1は,通信デー
タを受信すると(ステップS3),通信データ暗号/復
号部19で,受信した通信データの暗号を復号化し,通
信データ圧縮/復元部18で圧縮通信データをもとのデ
ータに復元し,クライアント2(識別子=A)から送信
されたクライアント情報を得る。
【0037】次に,このクライアント情報について,以
下の処理を行う。図7に,クライアント情報管理部11
が管理するクライアント情報の最新情報の例を示す。ク
ライアント情報管理部11に図7に示すような形式で格
納されている最新情報112から,クライアント2(識
別子=A)の前回バックアップ時のクライアント情報を
抽出する(ステップS4)。最新情報112は,接続す
るすべてのクライアント2から送られたクライアント情
報をもとに,クライアントごとのバックアップの最新の
状態を示す情報として,クライアント情報管理部11に
より生成されたものであり,クライアント(CL)識別
子,バックアップ日時,バックアップ時のクライアント
情報(ファイル名,格納場所,ファイル属性等),マス
タファイル(MF)識別子等の情報を含む。
【0038】次に,各クライアント情報の各ファイルの
情報について以下の処理(ステップS6〜ステップS1
0)を行う。すべてのファイルの情報について処理が終
われば,終了する(ステップS5)。
【0039】まず,更新有無判定部12で,今回クライ
アント2から送られてきたクライアント情報と,最新情
報112から抽出したCL識別子がAのクライアント情
報との各ファイル名,格納場所,ファイル属性を比較し
て,ファイルの更新の有無を調べる(ステップS6)。
ただし,マスタ除外ファイル管理部15で管理する図8
に示すようなマスタ除外ファイル情報に該当するファイ
ルについての処理は行わない。ここで,そのファイルが
更新されている(チェックサムやファイルサイズ等のフ
ァイル属性が変更されている)か,あるいは新規に追加
作成されたファイルである場合には,ステップS7の処
理へ進み,ファイルの情報が変更されていなければステ
ップS5の処理へ戻る。
【0040】ステップS7では,同一性判定部13によ
り,マスタファイル格納部10の図9に示すような構造
を持つファイル情報102を調べ,そのファイル属性と
同じ属性を持つファイルが既に登録されて格納されてい
るかどうかを調べる。ファイル情報102には,ファイ
ルデータ101に格納されているファイルの管理情報が
格納されている。マスタファイル(MF)識別子はマス
タファイル格納部10でのファイルの識別子であり,参
照カウンタはそのファイルを持つクライアントの数を表
しており,MF参照日時はファイル属性や参照カウンタ
等のファイル情報が最後に参照または更新された日時を
表す。ここで,既に同じファイルが登録されている場合
には,格納されているファイルの参照カウンタを1増
し,ステップS10の処理へ進む。もし同じファイルが
登録されていなければ,ステップS8の処理に進む。
【0041】ステップS8では,マスタファイル格納部
10に格納されていないファイルについて,クライアン
ト2(識別子=A)のバックアップ起動部20に依頼し
て,クライアント2からそのファイルの中身を受信す
る。このとき,ステップS2またはステップS3の処理
と同様に,ネットワーク3上を流れるデータは,送信側
のクライアント2の通信データ圧縮/復元部23と通信
データ暗号/復号部24とにより,圧縮と暗号化がなさ
れ,受信側のファイルバックアップ装置1の通信データ
暗号/復号部19と通信データ圧縮/復元部18とによ
り,復号と復元の処理が施される。
【0042】次に,受信したファイルの中身を保存デー
タ圧縮/復元部17により圧縮し,マスタファイル格納
部10のファイルデータ101に格納し,そのファイル
の属性情報をファイル情報102に格納する(ステップ
S9)。
【0043】ステップS10では,そのファイルのクラ
イアント情報を最新情報112に格納し,また差分情報
作成部111を使って,最新情報から前回のクライアン
ト情報を作成するための差分情報113を作成して,ク
ライアント情報管理部11に格納し,ステップS5の処
理へ戻る。
【0044】図10に差分情報の例を示す。差分情報と
して,クライアント(CL)識別子,バックアップ日
時,ファイル名,格納場所,差分の内容等が保存され
る。例えば,図5に示すクライアント情報と図7に示す
最新情報112とから,ファイルFJSYS.HLP,
FJSYS.EXE,FJSYSE.EXEのファイル
の格納場所が”C:¥FJSYS¥PBIN”から”
D:¥FJSYS¥PBIN”に変わっていることが判
明する。差分情報作成部111は,CL識別子,バック
アップ日時,ファイル名,格納場所と共に,差分の内
容”場所=C:¥FJSYS¥PBIN”を差分情報1
13に追加する。図10(A)に追加前の差分情報の
例,図10(B)に追加後の差分情報の例を示す。な
お,上記の処理ステップで,ファイルデータ101,フ
ァイル情報102,最新情報112,差分情報113に
データを格納する際には保存データ圧縮/復元部17に
より,データを圧縮し,取り出す際にはデータを復元す
る。
【0045】すべてのファイルについてステップS6〜
ステップS10の処理が行われた場合には処理を終了す
る(ステップS5)。
【0046】次に,バックアップからファイルの復元を
行う際の動作を説明する。図11は,ファイルの復元処
理の処理フローチャートである。
【0047】ファイルの復元開始の要求があると,復元
元となるバックアップ世代を選択する(ステップS1
1)。具体的には,クライアント2にあるバックアップ
起動部20が,ファイルバックアップ装置1のクライア
ント情報管理部11で管理されているクライアント2の
過去のバックアップ日時の情報を受信し,クライアント
2に復元が可能な日時の一覧を表示し,ユーザの選択を
待つ。
【0048】ユーザが復元したいバックアップの日時を
選択すると,選択された日時のクライアント2(識別子
=A)のクライアント情報を,次のようにしてクライア
ント2へ送る。選択された日時が前回のバックアップの
日時なら最新情報112からクライアント情報を取り出
してクライアント2へ送る。前回のバックアップより古
いバックアップ日時が選択されているならば,差分情報
113に格納されている選択された日時までの差分情報
113を最新情報112に順次適用して,選択日時のク
ライアント情報を作成しクライアント2へ送る。これを
もとに,ユーザが復元するファイルを指定する。このと
き,複数のファイルを指定することもできる(ステップ
S12)。
【0049】次に,ユーザが指定した復元するすべての
ファイルについて,ステップS14の処理を行う。すべ
てのファイルの復元が完了したら処理を終了する(ステ
ップS13)。
【0050】ステップS14では,復元するファイルが
ステップS12の処理で指定されたクライアント情報に
あれば,そのファイルのマスタファイル(MF)識別子
を指定して,ファイルの中身をマスタファイル格納部1
0のファイルデータ101から取り出し,ネットワーク
3を介して受信して復元する。その後,ステップS13
へ戻り,同様にすべてのファイルの復元が完了するまで
繰り返す。
【0051】次に,マスタファイル格納部10に格納さ
れているファイルデータのうち不要になったファイルの
データを削除する際の動作を説明する。この処理は,フ
ァイルバックアップ装置1において定期的に起動され
る。
【0052】図12は,不要マスタファイル削除処理の
処理フローチャートである。マスタファイル格納部10
に格納されているすべてのファイルについて以下の処理
(ステップS22〜ステップS23)を行う(ステップ
S21)。
【0053】ステップS22では,もしファイルの参照
カウンタが0で,かつMF参照日時が一定期間を過ぎて
いた場合に,そのファイルはどのクライアントにも存在
せず,また今後クライアントに存在する可能性が少ない
と判断して,そのファイルの中身をファイルデータ10
1から削除し,そのファイルの管理情報もファイル情報
102から削除し,ステップS21の処理へ戻る。一
方,参照カウンタが0でないか,またはMF参照日時が
一定期間を過ぎていなければ,ステップS21の処理へ
戻り,同様に次のファイルの処理を行い,すべてのファ
イルについて処理したら終了する。
【0054】次に,ファイルグループ管理部14の処理
について説明する。クライアント2にインストールされ
ているOSやアプリケーションソフトウェアの情報を求
めるために,ファイルグループ管理部14は,図13に
示すような構造を持つファイルグループ管理情報を持
ち,このファイルグループ管理情報に登録されているフ
ァイルがクライアント情報に格納されているかどうかを
MF識別子を比較して調べる。例えば,図7に示す最新
情報112の場合には,クライアントA,B,Cのそれ
ぞれにグループ名”FJSYS”でバージョン" 4. 0
50" のソフトウェアがインストールされていることが
分かる。
【0055】図14は,各クライアントにインストール
されているOSまたはアプリケーションソフトウェアの
種類と,そのバージョンを示すクライアント管理情報の
例を示している。図13のファイルグループ管理情報を
もとに,図14に示すクライアント管理情報を出力する
ことができ,ソフトウェアのライセンス管理等のクライ
アント管理が可能になる。
【0056】本実施の形態の特徴を列挙すると以下のと
おりである。
【0057】(1)バックアップの対象となる複数のク
ライアントがネットワークに接続されているシステムに
おいて,ファイルバックアップ装置1に,ファイルデー
タを格納するマスタファイル格納部10と,各クライア
ントのファイルに関するクライアント情報を管理するク
ライアント情報管理部11と,ファイルの同一性を判定
する同一性判定部13と,クライアント情報の変化の有
無を判定する更新有無判定部12を設け,各クライアン
ト2には,クライアント情報作成部21を有するバック
アップ起動部20を設け,バックアップを取る際に,ク
ライアント2のクライアント情報作成部21で,クライ
アント2が持つファイルに関するクライアント情報を作
成し,ファイルバックアップ装置1の更新有無判定部1
2によって,クライアント情報管理部11で管理されて
いる前回のクライアント情報と比較し,もし追加あるい
は更新されているファイルがあれば,次に同一性判定部
13でそのファイルがマスタファイル格納部10に格納
されているファイルと一致するかどうかを判定し,一致
しない場合に,クライアント2からそのファイルをファ
イルバックアップ装置1へ送り,マスタファイル格納部
10に格納する。
【0058】(2)上記クライアント情報管理部11
で,DESやMD5の改竄検出アルゴリズムを使ったフ
ァイルのチェックサムを計算し,そのチェックを同一性
判定部13での同一性判定に使用する。
【0059】(3)ファイルバックアップ装置1に,主
要な基本OSやアプリケーションソフトウェアおよびそ
のバージョン毎の,グループを構成するファイルの情報
を格納したファイルグループ管理部14を設け,クライ
アント2のファイル情報からクライアントにインストー
ルされている基本OSやアプリケーションソフトウェア
およびそのバージョン等の情報を求め,ソフトウェアの
ライセンス管理等のクライアント管理を可能にする。
【0060】(4)ファイルバックアップ装置1に,バ
ックアップを除外するファイルの情報を管理するマスタ
除外ファイル管理部15を設け,不要なファイルのバッ
クアップを防ぐ。
【0061】(5)クライアント2のクライアント情報
作成部21に,バックアップを除外するファイルの情報
を管理するクライアント除外ファイル管理部22を設
け,クライアント2のユーザがバックアップ不要なファ
イルの情報を登録可能にすることにより,不要なファイ
ルのバックアップを防ぐ。
【0062】(6)ファイルバックアップ装置1のクラ
イアント情報管理部11を,複数の世代のクライアント
情報を保存するように構成し,ファイルの復元時に任意
の世代への復元を可能にする。
【0063】(7)複数世代のクライアント情報を保存
する場合に,過去の世代のクライアント情報は,最新の
情報からの差分として保存することにより,保存領域を
節約する。
【0064】(8)ファイルバックアップ装置1にマス
タファイル削除部16を設け,マスタファイル格納部1
0に格納されているファイルのうち,どのクライアント
2にも存在しなくなったファイルを削除する。
【0065】(9)ファイルバックアップ装置1に保存
データ圧縮/復元部17を設け,マスタファイル格納部
10に格納されているファイルやクライアント情報管理
部11に格納されているクライアント情報を圧縮して格
納し,使用時に復元することにより,ファイルバックア
ップ装置1の記憶領域を節約する。
【0066】(10)ファイルバックアップ装置1とク
ライアント2に,それぞれ通信データ圧縮/復元部18
と通信データ圧縮/復元部23を設け,クライアント2
とファイルバックアップ装置1との間の通信データを圧
縮して,ネットワーク3の負荷の軽減を図る。
【0067】(11)ファイルバックアップ装置1とク
ライアント2に,それぞれ通信データ暗号/復号部19
と通信データ暗号/復号部24を設け,クライアント2
とファイルバックアップ装置1との間の通信データを暗
号化して,通信や格納データのセキュリティを強化す
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
次のような効果がある。
【0069】(1)ネットワークで接続された複数のク
ライアントに同じファイルが存在しても,マスタファイ
ル格納部に格納されるファイルを一つに保つことがで
き,同じファイルの転送によるネットワークトラフィッ
クの発生や同じファイルの格納による無駄なファイル格
納領域の発生を抑えることができる。
【0070】(2)ファイルのチェックサムを利用し
て,クライアント情報の変化の有無判定やファイルの同
一性の判定を行うことにより,これらの判定をより確実
に行うことができる。
【0071】(3)ファイルグループ管理部により,ク
ライアントにインストールされているアプリケーション
ソフトウェアの種類やライセンス数の管理を行うことが
できる。
【0072】(4)マスタファイル削除部が不要になっ
たファイルを定期的に削除することにより,データ格納
に必要な領域を削減することができる。
【0073】(5)マスタファイル格納部に保存するフ
ァイルデータを圧縮/復元する保存データ圧縮/復元部
またはネットワークを介して送受信する通信データを圧
縮/復元する通信データ圧縮/復元部により,記憶容量
の節約またはネットワークの負荷の軽減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】ファイルバックアップ装置のブロック構成例を
示す図である。
【図3】クライアントのバックアップ起動部のブロック
構成例を示す図である。
【図4】ファイルバックアップ処理の処理フローチャー
トである。
【図5】クライアント情報の例を示す図である。
【図6】クライアント除外ファイル情報の例を示す図で
ある。
【図7】クライアント情報の最新情報の例を示す図であ
る。
【図8】マスタ除外ファイル情報の例を示す図である。
【図9】ファイル情報の例を示す図である。
【図10】差分情報の例を示す図である。
【図11】ファイルの復元処理の処理フローチャートで
ある。
【図12】不要マスタファイル削除処理の処理フローチ
ャートである。
【図13】ファイルグループ管理情報の例を示す図であ
る。
【図14】ファイルグループ管理情報をもとに作成した
クライアント管理情報の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファイルバックアップ装置 10 マスタファイル格納部 11 クライアント情報管理部 12 更新有無判定部 13 同一性判定部 14 ファイルグループ管理部 15 マスタ除外ファイル管理部 16 マスタファイル削除部 17 保存データ圧縮/復元部 18 通信データ圧縮/復元部 19 通信データ暗号/復号部 2 クライアント 20 バックアップ起動部 21 クライアント情報作成部 22 クライアント除外ファイル管理部 23 通信データ圧縮/復元部 24 通信データ暗号/復号部 3 ネットワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルバックアップ装置と,バックア
    ップの対象となる計算機システムであるクライアントと
    がネットワークで接続されているシステムにおけるファ
    イルバックアップ方法であって,前記ファイルバックア
    ップ装置は,バックアップするファイルデータを格納す
    るマスタファイル格納部を有し,前記クライアントは,
    ファイルをバックアップする際に,そのクライアントが
    保持するファイルに関するクライアント情報を作成し,
    前記ファイルバックアップ装置へ送信し,前記ファイル
    バックアップ装置は,クライアント情報を受信したとき
    に,前回のクライアント情報と比較し,追加または更新
    されているファイルがある場合はそのファイルが前記マ
    スタファイル格納部に格納されているファイルと一致す
    るかどうかを判定し,一致しない場合に前記クライアン
    トからそのファイルを受け取って前記マスタファイル格
    納部に格納することを特徴とするファイルバックアップ
    方法。
  2. 【請求項2】 バックアップの対象となる計算機システ
    ムであるクライアントにネットワークで接続されている
    ファイルバックアップ装置であって,バックアップする
    ファイルデータを格納するマスタファイル格納部と,前
    記クライアントから受信したバックアップのためのファ
    イルに関するクライアント情報を管理するクライアント
    情報管理部と,前記クライアント情報を受信したとき
    に,そのクライアント情報の変化の有無を判定する更新
    有無判定部と,前記クライアント情報に変化があり,追
    加または更新されたファイルがある場合に,そのファイ
    ルが前記マスタファイル格納部に格納されているファイ
    ルと一致するかどうかを判定する同一性判定部とを備
    え,一致しない場合に,そのファイルをクライアントか
    ら受け取り,前記マスタファイル格納部に格納すること
    を特徴とするファイルバックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のファイルバックアップ
    装置において,前記クライアント情報は,改竄検出アル
    ゴリズムあるいは誤り検出アルゴリズムを用いて計算さ
    れたファイルのチェックサムに関する情報を含み,前記
    同一性判定部は,前記クライアント情報における各ファ
    イルのチェックサムを用いて同一性を判定することを特
    徴とするファイルバックアップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のファイルバックアップ
    装置において,前記クライアント情報をもとに,クライ
    アントにインストールされているオペレーティング・シ
    ステムやアプリケーションソフトウェアおよびそのバー
    ジョンに関する情報をグループ化して管理するファイル
    グループ管理部を備えることを特徴とするファイルバッ
    クアップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のファイルバックアップ
    装置において,前記マスタファイル格納部に格納されて
    いるファイルデータのうち,どのクライアントにも存在
    しなくなったファイルを削除するマスタファイル削除部
    を備えることを特徴とするファイルバックアップ装置。
  6. 【請求項6】 バックアップの対象となる計算機システ
    ムであるクライアントにネットワークで接続されている
    ファイルバックアップ装置のためのプログラムを記録し
    た記録媒体であって,前記クライアントから,そのクラ
    イアントが保持するファイルに関するクライアント情報
    を受信したときに,そのクライアント情報の変化の有無
    を判定する処理と,前記クライアント情報に変化があ
    り,追加または更新されたファイルがある場合に,その
    ファイルがバックアップ用のファイルデータを格納する
    マスタファイル格納部に格納されているファイルと一致
    するかどうかを判定する処理と,一致しない場合に,そ
    のファイルをクライアントから受け取り,前記マスタフ
    ァイル格納部に格納する処理とを,計算機に実行させる
    プログラムを記録したことを特徴とするファイルバック
    アップ用プログラム記録媒体。
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