JP4840670B2 - 仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラム - Google Patents

仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、同一テンプレートからの複数のVM(1台のサーバ装置上で稼動するソフトウェアで、その管理下で動作する「仮想化されたマシン」)を作成しようとする場合、そのデプロイ処理にかかる時間を短縮することができる仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラムに関する。
近年仮想化技術の発達により、オフィスのシンクライアント化や評価環境をVM上で行う事例も多い。
シンクライアント環境及び評価環境等を、VMを用いて構築する場合を想定する。まず初めにVMを1台作成し、物理マシンと同様の手順でOSをインストール後、必要なアプリケーションのインストール、各種設定などを行う。
このVMをテンプレートとすることによりVMのデプロイを開始する場合もある。この場合、まず作成したVMのテンプレート化を行う。ここでテンプレートとは、VMに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したものである。
このテンプレートを複製したものにSysprepを用いてIPアドレス及びコンピュータの名称を含む仮想マシンの個別情報をインストールするVMデプロイを行い、仮想マシンの個性反映を行って、デプロイを完了させる。すなわち、デプロイとは、1つのVMからSysprep(マスタコンピュータシステムのディスク複製を可能にするツール)等を用いて、新たなVMを作り上げる処理のことである。
仮想化で気になるのは導入による工数と初期コストである。上述のデプロイに必要な時間は、構築する環境の規模(=VM数)によって決まる。言い替えればVM数とデプロイ処理にかかる総時間は単純比例の関係にある。特に工数においては、大規模な職場のシンクライアント化を考えた場合、膨大な時間がかかることは想像に難しくない。従来のパラレルによるテンプレートからのデプロイ方法は、小規模な環境には対応できても大規模な環境には不向きであった。
このデプロイ時間を短縮する解決策として、シーケンシャルに行っていたデプロイ処理をパラレルに実行するという手法がある。パラレル処理化による効果として、処理と処理との間の空き時間の短縮、及びディスクの帯域を限界まで使用することによる速度の向上が考えられるからである。
例えばシーケンシャルに実行していた処理をT、多重度をnとした場合、ディスクIO(read)の性能の限界を考慮しなかった場合は、理論上処理時間はT/nとなる。
このような原理に基づいて、VMに特化せずOSのデプロイを高速化する手法がいくつか考えられている。
特開2005−292922号公報 特開2002−007255号公報 特開2007−272848号公報
しかしながら、実際に同一のテンプレートからデプロイ処理をパラレルに行ったとしても、十分な速度改善は得られない。これは、第一にディスクIOが限界に達するためであり、第二にストレージ間のネットワーク帯域に限界が来るからである。
また、特許文献1では、手法そのものとしてミラーリングされたストレージに対しデプロイを行った後、ミラーリングを解除することによる高速化を行っているが、管理サーバに高速なネットワーク装置が必要であって、しかもテンプレート−ターゲット間はネットワークで接続されているため、テンプレート−ターゲット間のネットワークの帯域を考慮する必要があるという問題点がある。
更に、上記の特許文献1、特許文献2、特許文献3のいずれも、パラレルにデプロイ処理を行う際の複製作成のためのIO回数が最小となるような措置が全く講じられていないという問題点がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、VMを管理するサーバ(VMM)に複数のストレージデバイスが接続されている環境において、VMのデプロイ時に使う、元となるVMのテンプレート1つから複数のVMをデプロイする際に、高速なデプロイ処理を可能にする仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラムを得ることを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備え、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化システムであって、前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージは、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有し、前記管理サーバは、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させ、前記管理サーバは、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させ、前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化システムが提供される。
本発明の第2の観点によれば、仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備えるシステムにおいて、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化の方法であって、前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージが、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有するステップと、前記管理サーバが、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させるステップと、前記管理サーバが、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させるステップと、前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせるステップと、を備えることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化の方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備えるシステムにおいて、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化プログラムであって、前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージは、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有し、前記管理サーバは、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させ、前記管理サーバは、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させ、前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせるシステムとしてコンピュータを機能させることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化プログラムが提供される。
VMを管理するサーバ(VMM)に複数のストレージデバイスが接続されている環境において、複数のストレージのうち第1のストレージに、仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有し、このテンプレートの複製を第1のストレージ内で複数個作成し、該複製されたテンプレートを他の複数のストレージに分散させ、該複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行うことで高速なデプロイ処理を可能にする仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラムを得ることができる。
[第1の実施の形態]
次に、本発明の第1の実施の形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成を示す図である。
図1において、本発明の第1の実施の形態は、サーバ100、管理サーバ200、ストレージ300、ストレージ310、ストレージ320、ストレージ330、ストレージ340、ストレージ350、ストレージ360、LANスイッチ400、及びFC(Fibre Channel)スイッチ500から構成されている。
サーバ100は、プログラム制御により動作するコンピュータであり、LANモジュール110、SAN(Storage Area Network)501に接続するためのHBA(Host Bus Adapter)120を持ち、VMM130が動作している。
VMM130内には、ストレージ情報収集部131が動作している。VM132はVMM130上で動作している論理マシンであり、物理マシンをエミュレーションしたものとなっている。つまり、OSが動作し、その上でアプリケーションが動作するという環境が構成されている。
VMM130は、VMを動かすために必要なソフト(ハイパーバイザー)であり、サーバ100が持っているCPUやメモリといったハードウェア資源を各VMへ割り当てる機能を有する。又、ストレージ情報収集部131は、サーバ100の命令を受けてHBA120に接続されているストレージ情報を収集する。
管理サーバ200は、プログラム制御により動作するコンピュータであり、LANモジュール250を持ち、OS210が動作している。OS210上にはストレージ情報取得部220、テンプレート制御部230、及びVMデプロイ処理部240が動作している。
ストレージ情報取得部220は、LANモジュール250を介し、サーバ100にストレージ情報を送るように命令する。命令を受けたサーバ100は、ストレージ情報収集部131に命令を送り、収集したストレージ情報を、LANモジュール110を介し管理サーバ200に送信する。
テンプレート制御部230は、管理サーバ200からVMデプロイの命令が来た場合、管理サーバ200から作成するVM数が渡され、同時にストレージ情報取得部220からストレージ情報が渡される。この情報から最適なテンプレート数を計算し、VMデプロイ処理部240へ情報を送信する。
VMデプロイ処理部240は、LANモジュール250を介し、VMデプロイ命令をサーバ100へ送信する。
ストレージ300は、コントローラ、FC及びLANモジュールを持ち、サーバ100、管理サーバ200、及びストレージ310〜360と同じネットワークに所属している。
ストレージ300の中には、VMデプロイに使うテンプレート301及びサーバ100の実体である仮想ディスク302が入っている。コントローラ303の中には、テンプレート複製部304及び仮想ディスクデプロイ部305がある。
ストレージ310〜360は、コピーされたテンプレート及びデプロイされた仮想ディスクを格納するために使うストレージであり、テンプレート301及び仮想ディスク302が入っていない点を除いてストレージ300と同様の構成である。
次に、図1及び図2〜図4を用いて本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
まず、図2を用いて、全体の流れについて説明する。ここで、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る仮想マシンデプロイ高速化の方法の全体のフローチャートである。
まず、管理サーバ200がVMデプロイ命令を出すことにより図2のフローチャートは開始される。このときにストレージ情報取得部220は、LANスイッチ400を介し、管理サーバ200にストレージ情報を送るように指示する。
管理サーバ200は、ストレージ情報収集部131に、利用可能なストレージ数を収集するように命令し、ストレージ情報収集部131はストレージ情報を集めた後、その情報を管理サーバ200に送信する(ステップS201)。
管理サーバ200は、デプロイするVM数及びストレージ情報取得部220から受信したストレージ情報を、テンプレート制御部230へ送る(ステップS202)。
テンプレート制御部230は、受信したストレージ情報を元にサーバ100がVMデプロイ可能な環境であるかの判断を行う(ステップS203)。まず、ストレージの空き容量を確認し、ストレージの空き容量がVMデプロイに必要な容量を満たしていない場合(NO)、処理を終了させる。
一方、ストレージの空き容量がVMデプロイに必要な容量を満たしている場合(YES)、手順はステップS204へ移行する。
次に、デプロイ数、デプロイ容量が高速化を行う条件を満たしているか否かの判断を行う(ステップS204)。条件を満たしていない場合(NO)、通常デプロイを行って(ステップS208)、処理は終了する。
一方、デプロイ容量が高速化を行う条件を満たしている場合(YES)、手順はステップS205へ移行する。
テンプレート制御部230はデプロイに最適なテンプレート数を計算し(ステップS205)、必要な情報をVMデプロイ処理部240へ送信する。
VMデプロイ処理部240はテンプレートの複製処理(ステップS206)及びVMデプロイを行って(ステップS207)、処理は終了する。
次に、図3及び図4を用いてテンプレートの複製処理及びVMデプロイの詳細説明を行う。ここで、図3はVMデプロイの処理を示すフローチャートであり、図4は各ストレージでのテンプレートのコピーの状況を示す模式図である。
以下に説明する例では、仮想マシン作成台数を100、ストレージ台数を6とし、図4に示すストレージ601、602、603、604、605、606の6台とも十分な空き容量があるとする。
まず、最適テンプレート数の計算を行う(ステップS301)。ここでは最適なテンプレート数は6となる(詳細は後述)。
最適なテンプレート数の算出後、テンプレートの複製を行う。まず、ステップS302において、「最適テンプレート数が現在のテンプレート数*2」であるか否かが判断され、「最適テンプレート数が現在のテンプレート数*2」を満たしている限り(YES)、テンプレートの複製を行う(ステップS303)。この例では、テンプレート数が1から始まり、1→2(図4のS611)→4(図4のS612)と増加していく。
テンプレート数が4になった時点で上記「最適テンプレート数が現在のテンプレート数*2」を満たさなくなるため(NO)、手順はステップS304へ移行する。
ステップS304では、「現在のテンプレート数*2−最適テンプレート数」の数だけVMを作成する処理と、「最適テンプレート数−現在のテンプレート数」の数だけテンプレートをコピーする処理との、これら2つの処理を同時に行う(図4のS613)。
まず、「現在のテンプレート数*2−最適テンプレート数」の数だけVMを作成する処理では、現在のテンプレート数が4であり、最適テンプレート数が6であることから、4*2−6=2により、2台のVMを作成する。又、「最適テンプレート数−現在のテンプレート数」の数だけテンプレートをコピーする処理では、6−4=2により、2個のテンプレートを作成する。
このステップS304の処理が行われた時点で、合計で6個のテンプレートと2台のVMが存在することになり、デプロイが必要なVM数は残り98となる。
続くステップS305では、6個のテンプレートに対するVMデプロイをパラレルに実行することにより、1回の処理で6台のVMを作成することが可能である。
次にステップS306では、残り98台のVMができたか否かを判定し、全てのVMが作成されていない場合(NO)、ステップS305を繰り返す。
一方で、ステップS306で、全てのVMが作成されたと判定された場合(YES)、一連の処理は終了する。なお、この例ではステップS305を17回の施行することによりVMデプロイが完了する。
次に、図3のステップS301において、高速デプロイを行う際の最適テンプレート数の算出方法の詳細方法について説明する。この場合、N及びZを自然数として、初期値には以下を与える。ここで、作成するVM数は、作成する仮想ディスクの数に相当する。
作成するVM数: V(V∈N)
ストレージ数: S(S∈N)
最適テンプレート数: T(S≧T,T∈Z)
テンプレートコピー回数:n(n∈Z)
VMデプロイ数: m(m∈N)
とおくと、n,mは以下の式を満たす必要がある。
Figure 0004840670
最適テンプレート数を求めるには、n+mが最小となる値を求めればよい。つまり、以下の式を満たし、かつn+mが最小となるTを求めることにより算出される。
Figure 0004840670
次に、図5を用いてストレージ内部の動きに関しての詳細な説明を行う。ここで、図5は、ストレージ内部の処理と管理サーバとの関係を示す模式図である。
管理サーバ700と、最初のテンプレートが格納されているストレージ710と、テンプレートが格納されていないストレージ720と、があるとする。
この場合において、まず管理サーバ700からテンプレート複製命令が、テンプレート制御部703へ送られる。この時にストレージ情報取得部702から、接続されているストレージの数、空き容量といった情報もテンプレート制御部703へ送られる。
テンプレート制御部703は、受信したストレージ情報から、テンプレートが格納されているストレージ710を探し、コントローラ711へテンプレートの複製を行う命令を送る。この時にテンプレート複製先720の情報も送信される。
テンプレート複製命令を受けたコントローラ711は、テンプレート複製部712及びコントローラ721へ、ストレージ720への複製命令を送り、その結果、テンプレート722が作成される。
次に、仮想ディスクのデプロイについての説明を行う。まず管理サーバ700からVMデプロイ命令がVMデプロイ処理部701へ送られる。この時にストレージ情報取得部702から、接続されているストレージの数、テンプレート数といった情報もVMデプロイ処理部701へ送られる。
VMデプロイ処理部701は受信したストレージ情報から、テンプレートが格納されているストレージの各コントローラへVMデプロイ命令を送信する。ここではストレージ710を例に説明を行う。コントローラ711は仮想ディスクデプロイ部714へVMデプロイ命令を送信する。
命令を受けた仮想ディスクデプロイ部714は、テンプレート713から仮想ディスク715をVMデプロイする。なお、VMデプロイに要する各仮想マシンのIPアドレス及びコンピュータの名称を含む個別情報は、管理サーバが保持しており、コントローラ711は、VMデプロイ処理部701からこれらの個別情報を取得する。
以上のように、本実施の形態によれば、デプロイ処理を始める前にテンプレートの複製を行い、パラレル処理によるディスクIOの限界を考慮する必要がないことから、大量のVMをデプロイする際に高速に処理を行うことができる。
又、ストレージ内でVMデプロイを行うので、VMデプロイを行う管理サーバに高速なネットワーク装置が必要なく、またサーバ間の高速なネットワーク帯域を浪費せずにVMデプロイを行える。
[第2の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態では、仮想マシンのデプロイの高速化について説明を行ったが、本発明の第2の実施の形態では仮想マシンに限定せず、テンプレートからOSイメージをデプロイするシステムに適用する。
なお、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
本発明は、大規模なVMを用いた仮想環境を構築する際に、構築時間を大幅に短縮するといった用途に適用できる。また、仮想環境に限定せず、テンプレートを用いたOSイメージを配信させるシステムにも利用できる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る仮想マシンデプロイ高速化の方法の全体のフローチャートである。 VMデプロイの処理を示すフローチャートである。 各ストレージでのテンプレートのコピーの状況を示す模式図である。 ストレージ内部の処理と管理サーバとの関係を示す模式図である。
符号の説明
100 サーバ
110 LANモジュール
120 HBA(Host Bus Adapter)
130 VMM
131 ストレージ情報収集部
132 VM
200 管理サーバ
210 OS
220 ストレージ情報取得部
230 テンプレート制御部
240 VMデプロイ処理部
250 LANモジュール
300 ストレージ
301 テンプレート
302 仮想ディスク
303 コントローラ
304 テンプレート複製部
305 仮想ディスクデプロイ部
310、320、330、340、350、360 ストレージ
400 LANスイッチ
500 FC(Fibre Channel)スイッチ
501 SAN(Storage Area Network)
601、602、603、604、605、606 ストレージ
700 管理サーバ
701 VMデプロイ処理部
702 ストレージ情報取得部
703 テンプレート制御部
710 ストレージ
711 コントローラ
712 テンプレート複製部
713 テンプレート
714 仮想ディスクデプロイ部
715 仮想ディスク
720 ストレージ
721 コントローラ
722 テンプレート

Claims (7)

  1. 仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備え、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化システムであって、
    前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージは、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有し、
    前記管理サーバは、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させ、
    前記管理サーバは、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させ、
    前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化システム。
  2. 前記管理サーバは、前記仮想ディスクを作成する数V、とした場合に以下の式を満たし、且つ、nとmの和が最小となるを最適テンプレート数として求め、
    Figure 0004840670
    但し、
    n、m、V及びTは全て自然数であるものとする、
    前記管理サーバは、現在のテンプレート数を2倍にした値が、前記最適テンプレート数未満でなくなるまでテンプレートの第1の複製を行い、
    前記管理サーバは、前記第1の複製後に、前記現在のテンプレート数を2倍した値と前記最適テンプレート数との差の数だけテンプレートの第2の複製を行うと同時に前記最適テンプレート数と前記現在のテンプレート数との差の数だけ第1のVMデプロイを行い、
    前記管理サーバは、前記第2の複製及び第1のVMデプロイ終了後に、現在の仮想ディスクの数が前記Vとなるまで第2のVMデプロイを行うことを特徴とする請求項1に記載の仮想マシンのデプロイ高速化システム。
  3. 前記nは前記テンプレートを複製する回数であり、前記mはVMデプロイを行う回数であり、前記ストレージ数をSとした場合に、S≧Tの関係が成り立つことを特徴とする請求項2に記載の仮想マシンのデプロイ高速化システム。
  4. 前記サーバは、
    前記仮想マシンと、前記ストレージ空き容量を含むストレージ情報を収集するストレージ情報収集部と、を格納し、前記サーバが有するCPU及びメモリを含むハードウェア資源を、前記仮想マシンに割り当てるVMM(Virtual Machine Monitor)と、
    前記管理サーバ及び前記ストレージと通信を行うためのLANモジュールと、
    前記ストレージとFC(Fibre Channel)で接続するためのHBA(Host Bus Adapter)と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の仮想マシンのデプロイ高速化システム。
  5. 前記管理サーバは、
    前記管理サーバ及び前記ストレージと通信を行うためのLANモジュールと、OSと、を備え、
    該OSは、
    前記ストレージ情報を前記サーバから取得するストレージ情報取得部と、
    前記ストレージ情報を基に、前記最適テンプレート数であるT、前記テンプレートの複製の回数であるn及び前記VMデプロイの回数であるmを算出するテンプレート制御部と、
    前記最適テンプレート数であるT、前記テンプレートの複製の回数であるn及び前記VMデプロイの回数であるmに従って、前記ストレージにテンプレートを複製させ、かつ管理サーバが格納している前記仮想マシンの個別情報を、前記ストレージが該複製したテンプレートにインストールするようにするVMデプロイ処理部と、
    を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の仮想マシンのデプロイ高速化システム。
  6. 仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備えるシステムにおいて、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化の方法であって、
    前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージが、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有するステップと、
    前記管理サーバが、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させるステップと、
    前記管理サーバが、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させるステップと、
    前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせるステップと、
    を備えることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化の方法。
  7. 仮想マシンを有するサーバと、前記仮想マシンの実体を仮想ディスクとして格納する複数のストレージと、前記サーバ及び前記ストレージを管理する管理サーバと、を備えるシステムにおいて、前記複数のストレージに前記仮想ディスクを設定するデプロイを行う場合の仮想マシンのデプロイ高速化プログラムであって、
    前記複数のストレージ内の少なくとも一つのストレージは、前記仮想ディスクに使用するOS(Operating System)及びアプリケーションを集約したテンプレートを有し、
    前記管理サーバは、前記テンプレートを有する前記ストレージのそれぞれに、のストレージに対して前記テンプレートを複製させ、
    前記管理サーバは、前記ストレージのそれぞれに対して、前記複製されたテンプレートにIPアドレス及びコンピュータの名称を含む前記仮想マシンの個別情報をインストールするVM(Virtual Machine)デプロイを行わせることで前記仮想ディスクを設定させ、
    前記VMデプロイは、複数の前記ストレージにパラレルに行わせるシステムとしてコンピュータを機能させることを特徴とする仮想マシンのデプロイ高速化プログラム。
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