JP7238351B2 - 仮想マシンテンプレート管理システム及び仮想マシンテンプレート管理方法 - Google Patents

仮想マシンテンプレート管理システム及び仮想マシンテンプレート管理方法 Download PDF

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本発明は、仮想マシンテンプレート管理システム及び仮想マシンテンプレート管理方法に関する。
現在、多くのシステムが仮想マシンを利用している。仮想マシンの構築を容易化するために利用用途に応じた様々な種類の仮想マシンのテンプレートを予め作成しておき、要求があった仮想マシンの種類に応じたテンプレートを選択して仮想マシンを作成する方法が提供されている。この方法の場合、仮想マシンテンプレートの数が増加し、管理コストが増大する傾向がある。これに対し、例えば、特許文献1には、1つの仮想マシンテンプレートを作成するだけで複数の用途の仮想マシンを作成することができるシステムが開示されている。このシステムによると、仮想マシンテンプレートの数を減らすことができ、仮想マシンテンプレートの管理コストを削減することができる。
特開2014-203234号公報
ここで、広域に分散して設置されたデータセンタにおける仮想化システムの管理について考える。負荷軽減及びセキュリティ管理のために、データセンタごとに仮想マシンテンプレートを作成、更新(パッチ適用など)する方法が考えられる。この方法は、データセンタごとに仮想マシンテンプレートの管理が必要となる点で改善の余地がある。また、データセンタ内において、異なる仮想化基盤(マルチハイパーバイザ)を用いてシステムを構成する場合、ハイパーバイザごとに仮想マシンテンプレートを用意する必要があるため、さらに管理コストが増えてしまう。
なお、マルチハイパーバイザの場合、ハイパーバイザを意識しないv2vクローン機能などを利用して逐次仮想マシンをクローンして作成する方法もあるが、仮想マシン作成のたびにv2vクローン機能を実行すると、システム負荷が高くなる。システム負荷を抑えた運用を実現するためには、ハイパーバイザごとに仮想マシンテンプレートを用意して仮想マシンを作成することが望ましい。しかし、上記の通り、仮想マシンテンプレート数が増えると管理コストが増大する。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する仮想マシンテンプレート管理システム及び仮想マシンテンプレート管理方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、仮想マシンテンプレート管理システムは、異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、前記仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報と、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDとを対応付けて記憶する記憶部と、前記論理テンプレートIDに基づいて、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンの少なくとも一つを行う制御部と、を備え、前記仮想マシンテンプレートを更新する場合、前記制御部は、更新対象の前記仮想マシンテンプレートに設定された前記論理テンプレートIDの値を取得し、前記記憶部にて前記論理テンプレートIDに前記値が設定された全ての前記個別テンプレートIDに対応する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記記憶部が記憶する前記個別テンプレートIDを削除し、前記環境ごとに用意された所定のテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記環境ごとに前記仮想マシンテンプレートを作成し、前記記憶部の前記個別テンプレートIDに作成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報を、その仮想マシンテンプレートに係る前記論理テンプレートIDおよび前記環境を示す情報と対応付けて登録する
また、本発明の他の一態様によれば、前記仮想マシンテンプレートを作成する場合、前記制御部は、作成対象の前記仮想マシンテンプレートについて前記論理テンプレートIDを生成し、前記環境ごとに用意されたテンプレート元仮想マシンの中から、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに応じた前記テンプレート元仮想マシンを選択して、そのテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記仮想マシンテンプレートを作成するとともに、生成した前記論理テンプレートIDと、前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに係る前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する。
また、本発明の他の一態様によれば、前記仮想マシンを作成する場合であって、前記記憶部が、前記仮想マシンに係る前記論理テンプレートIDと前記環境を示す情報とに対応付けられた前記個別テンプレートIDを記憶していない場合、前記制御部は、前記記憶部に基づいて、前記論理テンプレートIDと他の前記環境を示す情報とに対応付けられた前記個別テンプレートIDに該当する前記仮想マシンテンプレートに基づいて、前記論理テンプレートIDと前記環境とに対応する仮想マシンテンプレートを生成し、その仮想マシンテンプレートに基づいて前記仮想マシンを作成するよう指示するとともに、前記論理テンプレートIDと、生成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する。
また、本発明の他の一態様によれば、前記仮想マシンテンプレートを削除する場合、前記制御部は、前記記憶部が記憶する削除対象の前記仮想マシンテンプレートについて設定された前記論理テンプレートIDを有するデータに設定された前記個別テンプレートIDを全て取得して当該個別テンプレートIDに該当する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記データを前記記憶部から削除する。
また、本発明の他の一態様によれば、異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンの前記環境ごとの仮想マシンテンプレートを管理する方法であって、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDと、前記環境を示す情報と、同一の構成を持つ前記仮想マシンそれぞれの前記仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、を対応付けて記憶部にて記憶し、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンのうちの少なくとも一つを行う場合、前記論理テンプレートIDに基づいて処理を行い、前記仮想マシンテンプレートを更新する場合、更新対象の前記仮想マシンテンプレートに設定された前記論理テンプレートIDの値を取得し、前記記憶部にて前記論理テンプレートIDに前記値が設定された全ての前記個別テンプレートIDに対応する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記記憶部が記憶する前記個別テンプレートIDを削除し、前記環境ごとに用意された所定のテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記環境ごとに前記仮想マシンテンプレートを作成し、前記記憶部の前記個別テンプレートIDに作成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報を、その仮想マシンテンプレートに係る前記論理テンプレートIDおよび前記環境を示す情報と対応付けて登録する、仮想マシンテンプレート管理方法である。
また、本発明の他の一態様によれば、前記仮想マシンテンプレートを作成する場合、
作成対象の前記仮想マシンテンプレートについて前記論理テンプレートIDを生成し、前記環境ごとに用意されたテンプレート元仮想マシンの中から、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに応じた前記テンプレート元仮想マシンを選択して、そのテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記仮想マシンテンプレートを作成するとともに、生成した前記論理テンプレートIDと、前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに係る前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する、仮想マシンテンプレート管理方法である。
本発明によれば、異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレートの全てに対して同一の論理テンプレートIDを与えて管理行う。これにより仮想マシンテンプレートの管理コストを削減できるという効果が得られる。
本発明の一実施形態による情報処理システムの一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による仮想マシンテンプレートを管理するテーブルの一例である。 本発明の一実施形態による処理の一例を示す第1のフローチャートである。 本発明の一実施形態による処理の一例を示す第2のフローチャートである。 本発明の一実施形態による処理の一例を示す第3のフローチャートである。 本発明の一実施形態による仮想マシンテンプレート管理システムの最小構成を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、一実施形態に係る情報処理システムについて図1~図7を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による情報処理システムの一例を示すブロック図である。
図示するように情報処理システム1は、管理サーバG1、サーバB1~B8、共有ディスクE1~E2を含む。サーバB1~B4および共有ディスクE1は、データセンタA1に設置され、サーバB5~B8と、共有ディスクE2と、管理サーバG1は、データセンタA2に設置される。例えば、データセンタA1は大阪に存在し、データセンタA2は東京に存在する。データセンタA1とデータセンタA2は広域ネットワークH3を介して通信可能に接続されている。
データセンタA1では、サーバB1~B4および共有ディスクE1がネットワークH1を介して通信可能に接続されている。サーバB1には、ハイパーバイザ001がインストールされ、ハイパーバイザ001上で仮想マシンC1,C2が稼働する。同様にサーバB2では、ハイパーバイザ002上で仮想マシンC3,C4が稼働する。サーバB3では、ハイパーバイザ003上で仮想マシンC5,C6が稼働する。サーバB4では、ハイパーバイザ004上で仮想マシンC7,C8が稼働する。共有ディスクE1には、ハイパーバイザ001、002用の仮想マシンテンプレートF1、ハイパーバイザ003用の仮想マシンテンプレートF2、ハイパーバイザ004用の仮想マシンテンプレートF3が保存されている。また、仮想マシンテンプレートF1は、サーバB2が記憶するテンプレート元仮想マシンD1から作成された仮想マシンテンプレートである。同様に仮想マシンテンプレートF2は、サーバB3が記憶するテンプレート元仮想マシンD2から作成され、仮想マシンテンプレートF3は、サーバB4が記憶するテンプレート元仮想マシンD3から作成された仮想マシンテンプレートである。
他方、データセンタA2では、サーバB5~B8、共有ディスクE2および管理サーバG1がネットワークH2で通信可能に接続されている。サーバB5では、ハイパーバイザ005上で仮想マシンC9,C10が稼働する。サーバB6では、ハイパーバイザ006上で仮想マシンC11,C12が稼働する。サーバB7では、ハイパーバイザ007上で仮想マシンC13,C14が稼働する。サーバB8では、ハイパーバイザ008上で仮想マシンC15,C16が稼働する。共有ディスクE2には、ハイパーバイザ005、006用の仮想マシンテンプレートF4、ハイパーバイザ007用の仮想マシンテンプレートF5、ハイパーバイザ008用の仮想マシンテンプレートF6が格納されている。仮想マシンテンプレートF4,F5,F6はそれぞれ、サーバB6が記憶するテンプレート元仮想マシンD4,サーバB7が記憶するテンプレート元仮想マシンD5,サーバB8が記憶するテンプレート元仮想マシンD6から作成された仮想マシンテンプレートである。
ここで、一例として、ハイパーバイザ001,002,005,006は同じ種類のハイパーバイザであり、ハイパーバイザ003,007は同じ種類のハイパーバイザであり、ハイパーバイザ004,008は同じ種類のハイパーバイザであるとする。また、仮想マシンテンプレートF1~F6は、同一の構成を有する仮想マシンのテンプレートであるとする。同一の構成を有する仮想マシンとは、OS(operating system)、OSにインストールされているアプリケーション、各種設定など仮想マシンの論理的な構成が同じであることを意味する。
管理サーバG1は、データセンタA1~A2のサーバB1~B8で稼働する仮想マシンやその仮想マシンテンプレートの管理(作成、更新、削除、クローン)を行う。管理サーバG1は、データセンタA2に設置されていなくてもよい。例えば、管理サーバG1は、データセンタA1に設置されていてもよく、あるいは、データセンタA1,A2と通信可能な他の場所に設置されていてもよい。管理サーバG1は、遠隔のデータセンタで利用される仮想マシンや仮想マシンテンプレートを制御する機能を有している。特に仮想マシンテンプレートの管理は、管理サーバG1が有するマルチハイパーバイザロケーションマネージャ(マルチHVLOマネージャ)G2が行う。
マルチHVLOマネージャG2は、論理テンプレート管理DB(DBはデータベース)G3と、論理テンプレート制御部G4と、仮想マシンテンプレート制御部G5と、を備える。
論理テンプレート管理DBG3については、次に図2を用いて説明する。
論理テンプレート制御部G4は、論理テンプレート管理DBG3が記憶する情報の管理(書き込み、削除など)、仮想マシンテンプレート制御部G5への指示を行う。
仮想マシンテンプレート制御部G5は、仮想マシンテンプレートを制御する。例えば、仮想マシンテンプレート制御部G5は、仮想マシンテンプレートのコピー、V2V、削除などを実行する。
図1に例示するマルチロケーション、マルチハイパーバイザ環境において、同一の構成を有する仮想マシンのテンプレートをロケーションごと、ハイパーバイザごとに用意して管理する場合、一般に仮想マシンの種類(仮想マシンの論理的な構成の種類)、ロケーション、ハイパーバイザを意識して仮想マシンテンプレートを管理する必要がある。例えば、仮想マシンテンプレートにパッチを適用する場合、パッチ適用前の仮想マシンテンプレートF1~F6を削除し、パッチを適用したテンプレート元仮想マシンD1~D6から、パッチ適用後の仮想マシンテンプレートF1~F6を再作成する処理を行うとする。この一連の処理において、一般には、仮想マシンの種類、ハイパーバイザ種別、ロケーションを指定して仮想マシンテンプレートF1~F6を1つずつ削除し、仮想マシンの種類、ハイパーバイザ種別、ロケーション、テンプレート元仮想マシンを指定して仮想マシンテンプレートF1~F6を1つずつ作成し直すことが多い。このような方法では、仮想マシンテンプレートの数だけ、テンプレートの削除や作成の指示を与える必要があり、仮想マシン種類やハイパーバイザ種別、ロケーションが増加すると、それだけ管理作業が増加し、管理コストが増大する。そこで、本実施形態では、同一の構成を有する仮想マシンに関する複数の仮想マシンテンプレートに対して共通の論理テンプレートIDを与え、同じ論理テンプレートIDが設定された全ての仮想マシンテンプレートに対して一括した処理が可能な仕組みを提供する。このような仕組みにより、ロケーション、ハイパーバイザなど環境属性が異なる仮想マシンテンプレートが大量に存在するシステムでも、仮想マシンテンプレートの管理が容易になる。なお、同一の論理テンプレートIDが付された複数の仮想マシンテンプレートをまとめて論理テンプレートと呼ぶ。
図2は、本発明の一実施形態による仮想マシンテンプレートを管理するテーブルの一例である。
論理テンプレート管理DBG3が記憶するテーブルLの詳細を図2に示す。論理テンプレート管理DBG3は、論理テンプレートを管理するための情報を、テーブル形式で管理する。図2に示すようにテーブルLは、論理テンプレートIDに紐づく、ハイパーバイザID、ハイパーバイザ種別、ロケーションID、仮想マシンテンプレートID、テンプレート元仮想マシンID、を対応付けて記憶している。論理テンプレートIDには、同じ構成を有する仮想マシンに対して付与される識別情報が設定される。ハイパーバイザIDには、ハイパーバイザ種別ごとに付与される識別情報が設定される。ハイパーバイザ種別には、VMWare ESXi(登録商標)、Microsoft Hyper-V(登録商標)、KVMなどハイパーバイザの名称等が設定される。ロケーションIDには、仮想マシンテンプレートが格納された共有ディスクが設置された場所や、仮想マシンテンプレートを用いて作成した仮想マシンが稼働するサーバが設置された場所の識別情報が設定される。仮想マシンテンプレートIDには、ハイパーバイザ種別およびロケーションIDごとの仮想マシンテンプレートの識別情報が設定される。テンプレート元仮想マシンIDには、仮想マシンテンプレートの元となる仮想マシンの識別情報が設定される。
例えば、図1の仮想マシンテンプレートF1~F6が、同一の構成を有する仮想マシンの仮想マシンテンプレートであるとすると、仮想マシンテンプレートF1~F6は、テーブルLで管理され、同じ論理テンプレートID(例えば、「logical01」)が設定される。つまり、論理テンプレートID(logical01)を有する論理テンプレートには、仮想マシンテンプレートF1~F6が含まれる。
また、例えば、仮想マシンテンプレートF1であれば、ハイパーバイザIDおよびハイパーバイザ種別には、ハイパーバイザ001のID、種別が設定され、ロケーションIDにはデータセンタA1の識別情報、仮想マシンテンプレートIDには仮想マシンテンプレートF1の識別情報、テンプレート元仮想マシンIDにはテンプレート元仮想マシンD1の識別情報が設定される。
以下で説明するように、任意の仮想マシンを選択して仮想マシンテンプレートの更新などを指示すると、ロケーションやハイパーバイザ種別の違いを超えて、選択した仮想マシンと同じ論理テンプレートIDが設定された全ての仮想マシンテンプレートの更新処理などを実行することができる。なお、テーブルLが記憶する情報の管理は、論理テンプレート制御部G4が行う。また、論理テンプレートIDは、論理テンプレート制御部G4によって生成される。次に論理テンプレートIDを用いた仮想マシンテンプレート管理における各種処理について説明する。
(論理テンプレートの作成・更新)
図3は、本発明の一実施形態による処理の一例を示す第1のフローチャートである。
まず、ユーザが更新したい仮想マシンテンプレートに対応するテンプレート元仮想マシンIDを選択し、管理サーバG1(マルチHVLOマネージャG2)へ更新を指示する(ステップJ1)。すると、論理テンプレート制御部G4が、論理テンプレート管理DBG3のテーブルLを参照して、選択されたテンプレート元仮想マシンIDに関連する論理テンプレートIDが存在するかどうかを判定する(ステップJ2)。
論理テンプレートIDが存在する場合(ステップJ2;Yes)、仮想マシンテンプレートの更新処理と判断し、一旦、論理テンプレートIDに紐づく仮想マシンテンプレートを全て削除する。具体的には、論理テンプレート制御部G4は、当該論理テンプレートIDに関連する全ての仮想マシンテンプレートIDを取得する(ステップJ3)。例えば、ユーザがテンプレート元仮想マシンID「vm01」を選択した場合、論理テンプレート制御部G4は、図2に例示するテーブルLから仮想マシンテンプレートID「vm01-template」~「vm03-template」を取得する。論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレート制御部G5へ取得した仮想マシンテンプレートIDを出力する。次に仮想マシンテンプレート制御部G5は、仮想マシンテンプレートIDに該当する仮想マシンテンプレートを削除する(ステップJ4)。例えば、取得した仮想マシンテンプレートIDが示す仮想マシンテンプレートが、図1のテンプレートF1~F6に該当する場合、仮想マシンテンプレート制御部G5は、仮想マシンテンプレートF1~F6を削除する。
次に論理テンプレート制御部G4は、ステップJ3で取得した仮想マシンテンプレートIDの値をテーブルLから削除する(ステップJ5)。
ステップJ5の処理後、または、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在しないと判定された場合(ステップJ2;No)、仮想マシンテンプレート制御部G5は、テンプレート元仮想マシンから仮想マシンテンプレートを作成して共有ディスクに保存する(ステップJ6)。
例えば、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在すると判定された場合、論理テンプレート制御部G4は、その論理テンプレートIDに関連する全てのテンプレート元仮想マシンIDとロケーションIDをテーブルLから取得し、それらのID情報を仮想マシンテンプレート制御部G5に出力して仮想マシンテンプレートの作成を指示する。仮想マシンテンプレート制御部G5は、取得したテンプレート元仮想マシンIDに該当するテンプレート元仮想マシンに基づいて、仮想マシンテンプレートを作成し、ロケーションIDが示すデータセンタの共有ディスクに保存する。
また、例えば、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在しないと判定された場合、仮想マシンテンプレート制御部G5は、ユーザが選択したテンプレート元仮想マシンIDに該当するテンプレート元仮想マシンに基づいて、仮想マシンテンプレートを作成する。仮想マシンテンプレート制御部G5は、例えば、テンプレート元仮想マシンが格納されているサーバが設置されたデータセンタの共有ディスクに、作成した仮想マシンテンプレートを保存する。
次に論理テンプレート制御部G4は、作成した仮想マシンテンプレートのIDを論理テンプレート管理DBに格納する(ステップJ7)。
例えば、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在すると判定された場合、論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレートの作成に用いたテンプレート元仮想マシンIDと論理テンプレートIDに関連付くテーブルLのレコードに、作成した仮想マシンテンプレートの仮想マシンテンプレートIDを格納する。なお、仮想マシンテンプレートIDは、例えば、仮想マシンテンプレート作成の際に仮想マシンテンプレート制御部G5が生成し、論理テンプレート制御部G4へ通知してもよい。
また、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在しないと判定された場合、論理テンプレート制御部G4は、例えば、作成した仮想マシンテンプレートの仮想マシンテンプレートIDとともに、作成した仮想マシンテンプレートに関するハイパーバイザID,ハイパーバイザ種別、ロケーションID、仮想マシンテンプレートID、テンプレート元仮想マシンIDをテーブルLに格納し、新たな論理テンプレートIDを設定する。
図3を用いて説明した処理によれば、ユーザが、テンプレート元仮想マシンIDを選択するだけで、選択された仮想マシンと同じ論理テンプレートIDが付された複数の仮想マシンテンプレートを一括して更新することができる。これにより、仮想マシンテンプレート更新の処理コストを低減することができる。
なお、ステップJ2にて論理テンプレートIDが存在しないと判定された場合、上記説明では、ユーザが指定したテンプレート元仮想マシンに基づいて、仮想マシンテンプレートを作成するとしたが、他の環境用の仮想マシンテンプレートを自動作成する処理を行ってもよい。例えば、論理テンプレート管理DBG3が、テーブルL以外に、テーブルLに登録されていないテンプレート元仮想マシンのIDを、同一の構成を有する仮想マシン単位で記憶しているとする。また、それらのテンプレート元仮想マシンIDには、ハイパーバイザ種別やロケーションIDが関連付けられて登録されているとする。そして、図3のフローチャートの処理が実行されたときにステップJ2でNoの判定となると、論理テンプレート制御部G4は、未登録のテンプレート元仮想マシンのIDを取得して、仮想マシンテンプレート制御部G5へ仮想マシンテンプレートの作成を指示する。仮想マシンテンプレート制御部G5は、それぞれのテンプレート元仮想マシンから仮想マシンテンプレートを作成し、仮想マシンテンプレートIDを生成する。他方、論理テンプレート制御部G4は、同一の構成を有する仮想マシン単位で論理テンプレートIDを生成する。また、論理テンプレート制御部G4は、論理テンプレートID、仮想マシンテンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別、テンプレート元仮想マシンID等を対応付けてテーブルLへ登録する。これにより、新たな種類の仮想マシンを運用する際に、環境別の仮想マシンテンプレートの作成、テーブルLへの管理情報の登録を自動的に行うことができる。
(論理テンプレートの利用)
次に、論理テンプレートの利用について図4を用いて説明する。
図4は、本発明の一実施形態による処理の一例を示す第2のフローチャートである。
まず、ユーザが利用したい仮想マシンの論理テンプレートID、作成先のロケーションID、ハイパーバイザ種別を選択し(ステップK1)、管理サーバG1へ仮想マシンの作成を指示する。論理テンプレート制御部G4は、論理テンプレート管理DBG3のテーブルLを参照し、ユーザが選択した論理テンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別に関連する仮想マシンテンプレートIDが存在するか否かを判定する(ステップK2)。例えば、図2の設定例で、ユーザが選択した論理テンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別が、それぞれ「logical01」、「Osaka」、「KVM」であれば、論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレートIDが存在する(「vm02-template」)と判定する。
ユーザが選択した条件に合う仮想マシンテンプレートIDが存在する場合(ステップK2;Yes)、論理テンプレート制御部G4は、その仮想マシンテンプレートIDを読み出して、管理サーバG1へ出力する。管理サーバG1は、取得した仮想マシンテンプレートIDに該当する仮想マシンテンプレートを用いて仮想マシンを作成する(ステップK8)。
他方、ユーザが選択した条件に合う仮想マシンテンプレートIDが存在しない場合(ステップK2;No)、論理テンプレート制御部G4は、ユーザが選択した論理テンプレートIDおよびハイパーバイザ種別に紐づく仮想マシンテンプレートIDがテーブルLに存在するかどうかを判定する(ステップSK3)。例えば、図2の設定例で、ユーザが選択した論理テンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別が、それぞれ「logical01」、「Tokyo」、「KVM」であれば、論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレートIDが存在する(「vm02-template」)と判定する。また、例えば、ユーザが選択した論理テンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別が、それぞれ「logical01」、「Tokyo」、「Xen」であれば、論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレートIDが存在しないと判定する。
仮想マシンテンプレートIDが存在する場合(ステップK3;Yes)、仮想マシンテンプレート制御部G5は、ユーザが選択した論理テンプレートIDおよびハイパーバイザ種別と一致する仮想マシンテンプレートIDに該当する仮想マシンテンプレートをコピーして、仮想マシンテンプレートをクローンする(ステップK4)。
仮想マシンテンプレートIDが存在しない場合(ステップK3;No)、仮想マシンテンプレート制御部G5は、異なるハイパーバイザ種別であるためv2vクローン機能を活用してクローンを作成する(ステップK5)。例えば、仮想マシンテンプレート制御部G5は、ユーザが選択した論理テンプレートIDと一致するレコードの中から任意に仮想マシンテンプレートIDを選んで(例えば、ロケーションIDが一致するものを選択)、その仮想マシンテンプレートIDに該当するテンプレートからv2vにより仮想マシンテンプレートをクローンする。
なお、ステップK4,K5の何れの場合も、仮想マシンテンプレート制御部G5は、クローンした仮想マシンテンプレートのIDを生成し、論理テンプレート制御部G4へ通知する。
次に仮想マシンテンプレート制御部G5は、ユーザが選択したロケーションの共有ディスクにクローンした仮想マシンテンプレートを保存する(ステップK6)。
次に論理テンプレート制御部G4は、クローンした仮想マシンテンプレートのIDをテーブルLに格納する(ステップK7)。例えば、論理テンプレート制御部G4は、クローン元のテンプレートに関連するレコードをコピーして、仮想マシンテンプレートIDとロケーションIDを、クローンした仮想マシンテンプレートID、保存先のロケーションIDで更新する。
次に論理テンプレート制御部G4は、格納した仮想マシンテンプレートIDを管理サーバG1へ出力する。管理サーバG1は、その仮想マシンテンプレートIDが示す仮想マシンテンプレートを用いて仮想マシンを作成する(ステップK8)。
図4を用いて説明した処理によれば、ユーザが利用したい仮想マシンの論理テンプレートID、ロケーションID、ハイパーバイザ種別を選択すると、選択した条件を満たす仮想マシンを作成することができる。特に選択された条件を満たす仮想マシンテンプレートが存在しない場合、自動的に仮想マシンテンプレートをクローンして、その仮想マシンテンプレートから仮想マシンを作成することができる。従って、ユーザは、個別に条件に合う仮想マシンテンプレートの作成を行う必要が無く、仮想マシンテンプレートの管理コストを低減することができる。
(論理テンプレートの削除)
次に、論理テンプレートの削除について図5を用いて説明する。
図5は、本発明の一実施形態による処理の一例を示す第3のフローチャートである。
まず、ユーザが、削除対象の論理テンプレートIDを選択し(ステップL1)、管理サーバG1へ削除を指示する。論理テンプレート制御部G4は、論理テンプレート管理DBG3のテーブルLを参照し、ユーザが選択した論理テンプレートIDに対応する仮想マシンテンプレートIDを取得する(ステップL2)。論理テンプレート制御部G4は、仮想マシンテンプレートIDを仮想マシンテンプレート制御部G5へ出力し、削除を指示する。仮想マシンテンプレート制御部G5は、取得した仮想マシンテンプレートIDに該当する仮想マシンテンプレートを全て削除する(ステップL3)。
次に論理テンプレート制御部G4は、削除対象の論理テンプレートIDを有するレコードを論理テンプレート管理DBG3のテーブルLから全て削除する(ステップL4)。
図5を用いて説明した処理によれば、不要になった仮想マシンの仮想マシンテンプレートを一括して削除することができ、仮想マシンテンプレートの管理コストを低減することができる。
マルチロケーション、マルチハイパーバイザ仮想化システムでは、ロケーションやハイパーバイザごとに仮想マシンテンプレートを管理するため、管理コストが増加する可能性がある。これに対し、本実施形態によれば、環境別の複数の仮想マシンテンプレートを同一の論理テンプレートIDで管理することにより、あたかも1つの仮想マシンテンプレートを作成、更新、削除、クローンする場合と同様にして、ロケーション別、ハイパーバイザ別のテンプレートを作成等することができる。これにより、仮想マシンテンプレートの管理コストを削減することができる。また、本実施形態の管理サーバG1、マルチHVLOマネージャG2によれば、各ロケーションに管理サーバを設ける必要が無く、マルチロケーションに跨る仮想化システムを一元的に管理することができる。
図6は、本発明の一実施形態による仮想マシンテンプレート管理システムの最小構成を示す図である。
図6に示すように仮想マシンテンプレート管理システム100は、少なくとも記憶部101と、制御部102を備える。
記憶部101は、複数の異なる環境で稼働する同一の構成を持つ仮想マシンの仮想マシンテンプレートの全てに対して設定される1つの論理テンプレートIDと、仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報(例えば、ロケーションやハイパーバイザ種別)と、環境ごとに用意される仮想マシンテンプレートの識別情報とを対応付けて記憶する。
制御部102は、記憶部101に登録された情報に基づいて、仮想マシンテンプレートの管理(作成、更新、削除、クローンなど)を行う。また、制御部102は、仮想マシンテンプレートの管理に伴い、記憶部101に登録された情報の更新などを行う。
仮想マシンテンプレート管理システム100は、図1のマルチHVLOマネージャG2に対応する。記憶部101は、論理テンプレート管理DBG3に対応し、制御部102は、論理テンプレート制御部G4および仮想マシンテンプレート制御部G5に対応する。
図7は、本発明の各実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。上述の管理サーバG1は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、入出力インタフェース904を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。仮想マシンテンプレートIDは個別テンプレートIDの一例である。
1・・・情報処理システム
A1,A2・・・データセンタ
B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8・・・サーバ
C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9,C10,C11,C12,C13,C14・・・仮想マシン
D1,D2,D3,D4,D5・・・テンプレート元仮想マシン
E1,E2・・・共有ディスク
F1,F2,F3,F4,F5,F6・・・仮想マシンテンプレート
G1・・・管理サーバ
G2・・・マルチHVLOマネージャ
G3・・・論理テンプレート管理DB
G4・・・論理テンプレート制御部
G5・・・仮想マシンテンプレート制御部
H1,H2,H3・・・ネットワーク
L・・・テーブル
100・・・仮想マシンテンプレート管理システム
101・・・記憶部
102・・・制御部
900・・・コンピュータ
901・・・CPU
902・・・主記憶装置
903・・・補助記憶装置
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース

Claims (9)

  1. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、前記仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報と、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記論理テンプレートIDに基づいて、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンの少なくとも一つを行う制御部と、
    を備え
    前記仮想マシンテンプレートを更新する場合、
    前記制御部は、更新対象の前記仮想マシンテンプレートに設定された前記論理テンプレートIDの値を取得し、
    前記記憶部にて前記論理テンプレートIDに前記値が設定された全ての前記個別テンプレートIDに対応する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記記憶部が記憶する前記個別テンプレートIDを削除し、
    前記環境ごとに用意された所定のテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記環境ごとに前記仮想マシンテンプレートを作成し、前記記憶部の前記個別テンプレートIDに作成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報を、その仮想マシンテンプレートに係る前記論理テンプレートIDおよび前記環境を示す情報と対応付けて登録する、
    仮想マシンテンプレート管理システム。
  2. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、前記仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報と、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記論理テンプレートIDに基づいて、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンの少なくとも一つを行う制御部と、
    を備え
    前記仮想マシンテンプレートを作成する場合、
    前記制御部は、作成対象の前記仮想マシンテンプレートについて前記論理テンプレートIDを生成し、
    前記環境ごとに用意されたテンプレート元仮想マシンの中から、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに応じた前記テンプレート元仮想マシンを選択して、そのテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記仮想マシンテンプレートを作成するとともに、生成した前記論理テンプレートIDと、前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに係る前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する、
    仮想マシンテンプレート管理システム。
  3. 前記仮想マシンを作成する場合、
    前記制御部は、前記記憶部に基づいて、前記仮想マシンに係る前記論理テンプレートIDと前記仮想マシンが稼働する前記環境を示す情報と対応付けられた前記個別テンプレートIDに基づいて、作成対象の前記仮想マシンに対応する前記仮想マシンテンプレートを選択し、その仮想マシンテンプレートに基づいて前記仮想マシンを作成するよう指示する、
    請求項1又は請求項2に記載の仮想マシンテンプレート管理システム。
  4. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、前記仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報と、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記論理テンプレートIDに基づいて、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンの少なくとも一つを行う制御部と、
    を備え
    前記仮想マシンを作成する場合であって、前記記憶部が、前記仮想マシンに係る前記論理テンプレートIDと前記環境を示す情報とに対応付けられた前記個別テンプレートIDを記憶していない場合、
    前記制御部は、前記記憶部に基づいて、前記仮想マシンに係る前記論理テンプレートIDと他の前記環境を示す情報とに対応付けられた前記個別テンプレートIDに該当する前記仮想マシンテンプレートに基づいて、前記論理テンプレートIDと前記環境とに対応する仮想マシンテンプレートを生成し、その仮想マシンテンプレートに基づいて前記仮想マシンを作成するよう指示するとともに、
    前記論理テンプレートIDと、生成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する、
    仮想マシンテンプレート管理システム。
  5. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンそれぞれの仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、前記仮想マシンのそれぞれが稼働する環境を示す情報と、前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記論理テンプレートIDに基づいて、前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンの少なくとも一つを行う制御部と、
    を備え
    前記仮想マシンテンプレートを削除する場合、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶する削除対象の前記仮想マシンテンプレートについて設定された前記論理テンプレートIDを有するデータに設定された前記個別テンプレートIDを全て取得して当該個別テンプレートIDに該当する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記データを前記記憶部から削除する、
    仮想マシンテンプレート管理システム。
  6. 前記環境を示す情報は、前記仮想マシンが稼働するハイパーバイザを備える情報処理装置が存在する場所である、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の仮想マシンテンプレート管理システム。
  7. 前記環境を示す情報は、前記仮想マシンが稼働するハイパーバイザの種別である、
    請求項1から請求項6何れか1項に記載の仮想マシンテンプレート管理システム。
  8. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンの前記環境ごとの仮想マシンテンプレートを管理する方法であって、
    前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDと、前記環境を示す情報と、同一の構成を持つ前記仮想マシンそれぞれの前記仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、を対応付けて記憶部にて記憶し、
    前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンのうちの少なくとも一つを行う場合、前記論理テンプレートIDに基づいて処理を行い、
    前記仮想マシンテンプレートを更新する場合、
    更新対象の前記仮想マシンテンプレートに設定された前記論理テンプレートIDの値を取得し、
    前記記憶部にて前記論理テンプレートIDに前記値が設定された全ての前記個別テンプレートIDに対応する前記仮想マシンテンプレートを削除するとともに、前記記憶部が記憶する前記個別テンプレートIDを削除し、
    前記環境ごとに用意された所定のテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記環境ごとに前記仮想マシンテンプレートを作成し、前記記憶部の前記個別テンプレートIDに作成した前記仮想マシンテンプレートの識別情報を、その仮想マシンテンプレートに係る前記論理テンプレートIDおよび前記環境を示す情報と対応付けて登録する、
    仮想マシンテンプレート管理方法。
  9. 異なる環境で稼働する同一の構成を持つ複数の仮想マシンの前記環境ごとの仮想マシンテンプレートを管理する方法であって、
    前記環境ごとの前記仮想マシンテンプレートを識別する個別テンプレートIDと、前記環境を示す情報と、同一の構成を持つ前記仮想マシンそれぞれの前記仮想マシンテンプレート全てに対して同一の値が設定される論理テンプレートIDと、を対応付けて記憶部にて記憶し、
    前記仮想マシンテンプレートの作成、更新、削除、クローンのうちの少なくとも一つを行う場合、前記論理テンプレートIDに基づいて処理を行い、
    前記仮想マシンテンプレートを作成する場合、
    作成対象の前記仮想マシンテンプレートについて前記論理テンプレートIDを生成し、
    前記環境ごとに用意されたテンプレート元仮想マシンの中から、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに応じた前記テンプレート元仮想マシンを選択して、そのテンプレート元仮想マシンに基づいて、前記仮想マシンテンプレートを作成するとともに、生成した前記論理テンプレートIDと、前記仮想マシンテンプレートの識別情報と、作成対象の前記仮想マシンテンプレートに係る前記環境を示す情報と対応付けて前記記憶部に登録する、
    仮想マシンテンプレート管理方法。
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